JPH0698361A - 呼処理データエリア管理システム - Google Patents

呼処理データエリア管理システム

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Publication number
JPH0698361A
JPH0698361A JP4244808A JP24480892A JPH0698361A JP H0698361 A JPH0698361 A JP H0698361A JP 4244808 A JP4244808 A JP 4244808A JP 24480892 A JP24480892 A JP 24480892A JP H0698361 A JPH0698361 A JP H0698361A
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JP
Japan
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call processing
data area
processing data
cell
call
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4244808A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Fukazawa
光規 深沢
Kazumasa Ushiki
一雅 宇式
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は呼処理データエリア管理システムに
関し、メモリの使用効率を向上させることができる呼処
理データエリア管理システムを提供することを目的とし
ている。 【構成】 メモリ内に設けられ、データタイプ毎に呼処
理データが格納された呼処理データエリア10と、呼の
捕捉要求又は解放要求を行う複数の呼処理実行部11
と、これら呼処理実行部11から通知される各呼毎のサ
ービス種別及び呼処理データエリアハントブロックの情
報を収集し、予め定められた判定条件に基づいて呼処理
データエリア10の再配置処理の起動要求を行う呼処理
データエリア再配置処理起動制御部20と、前記呼処理
実行部11からの呼処理に必要なデータ領域セルの捕捉
/解放要求に応じたセル捕捉/解放処理及び呼処理デー
タエリア再配置処理起動制御部20からの呼処理データ
エリア再配置処理起動要求を受けて、各呼処理データタ
イプ毎に割当てられる呼処理データエリアの大きさを変
更する処理を行う呼処理データエリア管理部30とで構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は呼処理データエリア管理
システムに関し、更に詳しくはリアルタイム性の厳しい
通信サービスの制御を行う装置(例えば交換機等)にお
ける呼処理データ領域の管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】リアルタイム性の厳しい通信サービスの
制御を行う装置(交換機等)において、ユーザ毎のサー
ビス実行要求に対してサービスの実行制御に必要なデー
タを呼処理データという。図23は従来の呼処理データ
エリア管理システムの概念図である。図において、10
は呼処理データエリアで実メモリ内に設けられている。
この呼処理データエリア10は、複数の等長のユニット
(セルという)1から構成されている。このセル1は、
例えば1ユニットで1つの呼に対する呼処理データを格
納している。
【0003】これらセル1のそれぞれが使用中であるか
どうかは、空塞管理用のビットマップテーブル2により
管理されている。つまり、ビットマップテーブル2は、
呼処理データエリア10内のそれぞれのセルに対して1
ビットが割り当てられており、そのセルが使用中の場合
には“1”が、空きの場合には“0”がそれぞれ設定さ
れるようになっている(ビットマップ方式)。セルの管
理方式としては、このビットマップ方式の他にアイドル
チェーン方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、セル
の大きさはサービスによらず一定であり(つまり使用デ
ータ量が最大のサービスに合わせてサイズが規定されて
いる)、呼処理データエリア全体をこの唯一のセルによ
って分割していた。
【0005】これまでの通信サービスは、電話等の1対
1の双方向通信(シングルコネクション)が主体であ
り、呼処理に必要なデータの大きさは殆どサービスに依
存していなかった。従って、従来方式でも十分なメモリ
の使用効率を得ることができた。
【0006】しかしながら、B−ISDN呼(広帯域サ
ービス呼)においては、種々の接続形態のサービスが扱
われるため、サービスによって1つの呼の処理を行うの
に必要なデータ領域の大きさは大きく異なる。例えばマ
ルチコネクションサービスでは、複数コネクションを扱
うため、コネクション数分の管理用データが必要とな
る。
【0007】従来は、サービス種別によらず固定長の領
域をセルとして設定していた。しかしながら、1対1双
方向通信サービスとマルチコネクションサービスやマル
チパーティサービスでは、データサイズが大幅に異なる
ので、最大サイズのサービスに合わせてセルサイズを固
定的に設定すると、メモリ使用効率が著しく悪くなると
いう問題があった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、メモリの使用効率を向上させることがで
きる呼処理データエリア管理システムを提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図23と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図において、10はメモリ内に設けられ、デ
ータタイプ毎に呼処理データが格納された呼処理データ
エリアである。10aはデータタイプ毎に設定されたデ
ータエリア境界である。11は呼の捕捉要求又は解放要
求を行う複数の呼処理実行部、20はこれら呼処理実行
部11から通知される各呼毎のサービス種別及び呼処理
データエリアハントブロックの情報を収集し、予め定め
られた判定条件に基づいて呼処理データエリア10の再
配置処理の起動要求を行う呼処理データエリア再配置処
理起動制御部である。30は前記呼処理実行部11から
の呼処理に必要なデータ領域(セル)の捕捉/解放要求
に応じたセル捕捉/解放処理及び呼処理データエリア再
配置処理起動制御部20からの呼処理データエリア再配
置処理起動要求を受けて、各呼処理データタイプ毎に割
当てられる呼処理データエリアの大きさを変更する処理
を行う呼処理データエリア管理部である。31は呼処理
データエリア管理部30内に設けられたデータエリア旧
管理データ(データセット1)、32はデータエリア新
管理データ(データセット2。詳細後述)である。な
お、これらデータエリア管理データ31,32は交互に
新,旧の管理データとなる。
【0010】
【作用】前記した問題点に対処するためには、図2
(a)に示すようにセルを固定長とするのではなく、
(b)に示すようにデータ種別毎に最適なセルのデータ
サイズを規定し、これを呼毎に割り振ることが望まし
い。この時、メモリ使用効率を最適にするためには、サ
ービスのトラヒックに応じて各サービスで利用されるデ
ータ毎のメモリの使用領域を決めるようにする。
【0011】しかし、B−ISDNサービスの需要を予
想することは困難であり、時間と共に大きく変化するこ
とが予想される。従って、単にデータタイプ毎に領域を
分ける管理を行うだけでなく、一定の基準を越えた場合
(即ち、現在の呼処理データエリア10の分割の仕方が
サービストラヒックに合わなくなり、メモリ使用効率が
悪くなっていると判断される場合)、図3に示すように
動的にデータタイプ毎の使用領域の割当てを変更するこ
とにより、最適なメモリの使用効率を維持するようにす
る。
【0012】このような目的のため、呼処理実行部11
からセル捕捉要求が発生した場合には、呼処理データエ
リア再配置処理起動制御部20は各呼毎のサービス種別
及び呼処理データエリアハントブロック(捕捉失敗)情
報を受けて、予め決められた条件に基づいて呼処理デー
タエリア10の再配置が必要かどうか決定する。呼処理
データエリア10の再配置が必要と判断したら、その旨
を呼処理データエリア管理部30に通知する。呼処理デ
ータエリア管理部30は、各呼処理データタイプ毎に割
り当てられる呼処理データエリア10の大きさを動的に
(ダイナミックに)に変更する。
【0013】このように、データ種別毎のセルの大きさ
を変えることと、呼処理データのトラヒックの変動に応
じて、各データ種別領域の大きさを動的に変化させると
いう処理を行うことにより、メモリの使用効率を向上さ
せることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1について、更に詳細に説明する。呼処
理実行部11は、その実行が終了する以前に、呼処理デ
ータエリア再配置処理起動制御部20に対して、該呼に
関するサービス種別,セルハントブロック情報を通知す
る。この情報を受けて、呼処理データエリア再配置処理
起動制御部20は、再配置処理を起動するかどうかの判
定を行い、必要に応じて呼処理データエリア管理部30
に対して呼処理データエリア再配置処理起動要求を出
す。
【0015】該呼処理データエリア管理部30では、サ
ービストラヒックデータを基に新たに呼処理データエリ
アの分割比率を計算し、これに対応した呼処理データエ
リア管理データを生成する。このような処理により、呼
処理データエリア10の再配置を行い、サービストラヒ
ックに応じたメモリの最適な使用効率を確保する。
【0016】呼処理実行部11は、呼処理に必要なデー
タの格納領域を獲得するために、呼処理データエリア管
理部30に対して必要なデータタイプのセル捕捉要求を
送出する。呼処理データエリア管理部30は、その時点
での処理状態に応じて以下に示すような処理を行う。
【0017】再配置処理中の場合、要求されたデータタ
イプに関する再配置処理状態の値を調べる。値が“ブロ
ック”の場合、セル捕捉を行わず、失敗通知を要求元の
呼処理実行部11に返す。値が“データセット1”の場
合(データセット1側が使用されている。詳細後述)、
データセット1の管理データに基づき、セル捕捉を行
う。値がデータセット“2”の場合(データセット2が
使用されている)、データセット2の管理データに基づ
き、セル捕捉を行う。
【0018】次に、データセット1サービス中の場合、
データセット1の管理データに基づきセル捕捉を行う。
データセット2サービス中の場合、データセット2の管
理データに基づきセル捕捉を行う。
【0019】呼処理実行部11は、呼処理終了後、セル
解放要求を呼処理データエリア管理部30に対して送出
する。呼処理データエリア管理部30は、その時点での
処理状態に応じて、以下のような処理を行う。
【0020】再配置処理中の場合、要求されたデータタ
イプに関する再配置処理状態の値を調べる。値が“ブロ
ック”の場合、セル解放を行わず失敗通知を要求元の呼
処理実行部11に返す。値が“データセット1”の場
合、解放を要求しているセルの領域がデータセット1の
管理データに基づき捕捉されていた時には、データセッ
ト1の管理データに関して解放処理を行う。データセッ
ト2の管理データに基づき捕捉されていた時には、デー
タセット1及びデータセット2の両方の管理データに関
して解放処理を行う。
【0021】値が“データセット2”の場合、解放を要
求しているセルの領域がデータセット2の管理データに
基づき捕捉されていた時には、データセット2の管理デ
ータに関して解放処理を行う。データセット1の管理デ
ータに基づき捕捉されていた時には、データセット1及
びデータセット2の両方の管理データに関して解放処理
を行う。
【0022】データセット1サービス中の場合には、デ
ータセット1の管理データに基づきセル解放を行う。デ
ータセット2サービス中の場合には、データセット2の
管理データに基づきセル解放を行う。
【0023】図4は呼処理データエリア再配置の説明図
である。旧データ配置の呼処理データエリア10は、デ
ータタイプ1からデータタイプnまでのn個のデータタ
イプのエリアが存在し、それぞれのエリアに対してビッ
トマップテーブル12が存在している。この旧データ配
置が各データ種別の呼のトラヒック状況に応じて動的に
再配置されると、各データタイプのエリアの領域が図に
示すように変化する。つまり、よく使用されるデータエ
リアが大きくなり、あまり使用されないデータエリアは
小さくなる。この時、各データタイプエリアに対応した
ビットマップテーブル12のセル数が変化する(各デー
タタイプのセル長が固定のため)。なお、ビットマップ
テーブル12は固定長としてもよい。この場合には、ビ
ットマップテーブル12に未使用領域が発生するが、容
量が小さいため問題とはならない。図5は呼処理データ
エリアの構成例を示す図である。図1,図4と同一のも
のは、同一の符号を付して示す。図において、10は呼
処理データエリアであり、実メモリ空間上に設けられて
いる。該呼処理データエリア10は、複数のデータタイ
プエリア13から構成されており、それぞれのデータタ
イプエリア13は、複数のセル13aから構成されてい
る。各データタイプエリア13間は、データエリア境界
10aで仕切られている。
【0024】そして、呼処理データエリア10内のデー
タタイプエリア13とビットマップテーブル12とは1
対1に対応づけられている。ビットマップテーブルの対
応領域が“1”のセルはデータタイプエリア13内に対
応する呼に関するデータが含まれており、ビットマップ
テーブルの対応領域が“0”のセルは空き領域となって
いる。
【0025】図6は、呼処理データエリア再配置処理起
動制御部20の具体的構成例を示すブロック図である。
図において、21は受信したメッセージをの分析を行
い、メッセージの種別に応じて該メッセージを呼処理デ
ータエリア再配置処理起動判定部22か、セルハントブ
ロックカウンタ部23か、呼処理データエリア管理部状
態監視部24に通知する受信メッセージ分析部である。
【0026】22は受信メッセージ分析部21からセル
ハントブロック発生通知メッセージを受け取り、データ
タイプ毎のセルハントブロックカウンタ(図示せず)の
更新を行い、カウント値が閾値を越えた場合、呼処理デ
ータエリア再配置処理起動判定部23に判定処理要求メ
ッセージを通知するセルハントブロックカウンタ部であ
る。
【0027】23は受信メッセージ分析部21からサー
ビス種別情報通知メッセージを受け取り、サービストラ
ヒックデータをサービストラヒックデータファイル25
に蓄積する処理と、セルハントブロックカウンタ部22
からの判定処理要求メッセージを受け取り、ファイル2
5に蓄積したサービストラヒックデータと予め定められ
た論理に基づいて呼処理データエリア再配置処理起動要
求メッセージを送出するかどうかの判定を行う呼処理デ
ータエリア再配置処理起動判定部である。
【0028】24は呼処理データエリア管理部30から
同部が再配置処理中か、通常処理中かを表す呼処理デー
タエリア管理部30の状態の通知メッセージを受け取
り、再配置処理の終了を検出して、呼処理データエリア
再配置処理起動判定部23とセルハントブロックカウン
タ部22に処理再開通知メッセージを送出する呼処理デ
ータエリア管理部状態監視部である。
【0029】図7は呼処理データエリア管理部30の具
体的構成例を示すブロック図である。図1と同一のもの
は、同一の符号を付して示す。図において、33は受信
したメッセージの分析を行い、メッセージの種別に応じ
て該メッセージを呼処理データエリア再配置処理制御部
32か、セル捕捉/解放処理部33に通知する受信メッ
セージ分析部である。
【0030】34は呼処理実行部11からのセル捕捉要
求メッセージを受け取り、呼処理データエリア管理デー
タ31,32を参照して要求されたデータタイプの空き
セル領域を捕捉し、その先頭アドレスを該呼処理実行部
11に通知する処理と、呼処理実行部11からセル解放
要求メッセージを受け取り、呼処理データエリア管理デ
ータ31,32を参照して、要求された先頭アドレスを
持つセル領域の解放を行う処理を行うセル捕捉/解放処
理部である。ここで、31はデータエリア旧管理データ
(データセット1)であり、32はデータエリア新管理
データ(データセット2)である。
【0031】35は呼処理データエリア再配置処理起動
制御部20から呼処理データエリア再配置処理起動要求
メッセージを受け取り、現在使用中の呼処理データエリ
ア管理データ31又は32と、呼処理データエリア再配
置処理起動制御部20から渡されたサービストラヒック
情報に基づいて、呼処理データエリア10の最適な配分
方法を求める処理と、新しい分割方法に従ってセルの捕
捉/解放を行うために用いる、新しい呼処理データエリ
ア管理データ31又は32を生成する処理を行う呼処理
データエリア再配置処理制御部である。
【0032】36はビットマップテーブル変換情報であ
る。各変換エリア毎に、その先頭アドレス,最終アドレ
ス及びビット位置変換式が格納されている。37は呼処
理データエリア10の状態を示す値を記憶する呼処理デ
ータエリア管理部状態、38は再配置処理状態を示す値
を記憶する再配置処理状態ベクトルである。
【0033】データエリア旧管理データ31は、データ
タイプ1用ビットマップテーブル〜データタイプn用ビ
ットマップテーブル31a,データエリア境界アドレス
格納テーブル31b及びデータサイズテーブル31cよ
り構成されている。データエリア新管理データ32の構
成も同様であり、データタイプ1用ビットマップテーブ
ル〜データタイプn用ビットマップテーブル32a,デ
ータエリア境界アドレス格納テーブル32b及びデータ
サイズテーブル32cより構成されている。これらビッ
トマップテーブル31a,32aは図5のビットマップ
テーブル12に相当している。前述した構成要素31,
32,36〜38はメモリ内に設けられている。
【0034】データエリア管理データ31,32におい
て、ビットマップテーブル31a,32aは同じデータ
タイプ毎のセルの空塞状況を記憶し、データエリア境界
アドレス格納テーブル31b,32bはデータタイプ毎
にその先頭アドレスと最終アドレスを記憶する。データ
サイズテーブル31c,32cはデータタイプ毎の領域
の大きさを記憶する。ビットマップテーブル変換情報3
6は、変換エリア毎の先頭アドレス,最終アドレス及び
ビット位置変換式を示し、その具体例は図19に示して
いる。
【0035】次に、具体的例について説明する。ここで
の実施例では、データタイプとして“電話サービス用呼
処理データ”と“マルチメディアサービス用呼処理デー
タ”の2書類を想定する(一般的には、サービス毎に分
類する必要はない。また、データタイプの種類の数も固
定されない)。
【0036】図8乃至図10は、再配置処理直前の各種
データの値の例を示す図である。図8は、呼処理データ
エリア再配置処理起動制御部20の再配置直前の状態を
示す図、図9は呼処理データエリア10の再配置直前の
状態を示す図、図10は呼処理データエリア管理部30
の再配置直前の状態を示す図である。
【0037】再配置前は、電話サービスとマルチメディ
アサービスの利用頻度が2:1であるというデータの基
に呼処理データエリア10の使用比率を定めている(図
8の1104,図9参照)。そして、マルチメディアサ
ービスに関するセルハントブロックカウンタの値が9で
あり(1101)、その閾値は10である(110
2)。
【0038】再配置直前までに収集したサービストラヒ
ックデータは、電話サービスとマルチメディアサービス
の利用頻度が6:7に変動していることを表している
(1103)。
【0039】呼処理データエリア10の管理は、データ
セット1又はデータセット2或いは両方を使用して行わ
れるが、現在はデータセット1を使用して行われている
(通常は1種類の管理データしか用いないが、再配置時
は2種類用いる)(図10の38)。
【0040】この時の、データセット1の管理情報は図
10の31a1 〜31bに示すようになっている(図9
参照)。つまり、電話サービス用ビットマップテーブル
31a1 のビット数はセル数に応じて10ビットであ
り、マルチメディアサービス用ビットマップテーブル3
1a2 のビット数はセル数に応じて6ビットである。そ
して、マルチメディアビットマップテーブル31a2 は
全てのセルが使用されていることを示している。
【0041】即ち、電話サービス用ビットマップテーブ
ル31a1 の値は、呼処理データエリア10(図9参
照)のうち、電話サービス用のセルの空塞状況を表して
いる。マルチメディアサービス用ビットマップテーブル
31a2 の値は、呼処理データエリア10の内のマルチ
メディアサービス用のセルの空塞状況を表している。デ
ータエリア境界アドレス格納テーブル31b(図10参
照)は、各サービスに対するセル用の領域として、呼処
理データエリア10内のどこからどこまでを割り当てる
かを表している。なお、図の場合には図9のアドレスと
対応している。
【0042】このような状況で、マルチメディアサービ
ス呼の実行要求が呼処理実行部11で発生したものとす
る。この時点でのマルチメディアサービス用のセルは前
述したように全て使用中であるため、セル捕捉の失敗が
呼処理データエリア管理部30から呼処理実行部11に
通知される。この時、呼処理実行部11は、セルハント
ブロック発生と要求したデータ種別(ここではマルチメ
ディアサービス用呼処理データ)を呼処理データエリア
再配置処理起動制御部20に通知する。 [再配置処理起動要求]呼処理データエリア再配置処理
起動制御部20では、この通知を受けてセルハントブロ
ックカウンタ部22の更新(インクリメント)とサービ
ストラヒックファイル25に対してサービストラヒック
の蓄積を行う。そして、呼処理データエリア再配置処理
起動判定部23では、この結果を利用して呼処理データ
エリア再配置処理起動要求を、呼処理データエリア管理
部30に対して行うかどうかの判定を、ある判定基準に
基づいて行う。
【0043】ここでは、単純に閾値の値を越えた場合に
呼処理データエリア再配置処理起動要求を出すような判
定基準が設定されているものとする。上記の理由によ
り、マルチメディアサービス用セルハントブロックカウ
ンタの値が閾値10を越えるので(カウント値が9から
10になる。図8の1101,1102参照)、呼処理
データエリア再配置処理起動要求が呼処理データエリア
管理部30に対して呼処理データエリア再配置処理起動
判定部23から通知される。この通知を行った後、各セ
ルハントブロックカウンタの更新とサービストラヒック
データファイル25の蓄積を停止する。 [再配置処理に必要な情報の生成]呼処理データエリア
再配置処理起動要求を通知されると、呼処理データエリ
ア管理部30内の呼処理データエリア再配置処理制御部
35(図7参照)が、図11のフローチャートに従って
再配置処理を実行する。この時の、起動要求メッセージ
のパラメータは、 σ…サービスの利用比率(図8の1103) β…10 (回/月 ) マルチメディアサービス
用セル用のセルハントブロック情報 である。
【0044】現在使用中の管理用データセットid δ
0 は図10の37から“データセット1”である。従っ
て、δnは“データセット2”である(S1)。この実
施例では、サービスの利用比率と同じ比率でセル数が配
分されるようにデータエリア境界10aを決定するもの
とする。σからこれを計算し、呼処理データエリア10
の新しい分割の仕方(図18の32b)を求める(S
2)。
【0045】図17の31bと図18の32bよりビッ
トマップテーブル変換情報36(図19参照)を生成す
る(S3)。この時の各変換エリアに対するビット位置
情報(変換エリア内の各セルがδ0 のどのビットマップ
テーブル内のどのビットに対応するかという情報)は、 変換エリア1…電話サービス用ビットマップテーブルの
0〜5ビットまで 変換エリア2…電話サービス用ビットマップテーブルの
6〜9ビットまで 変換エリア3〜マルチメディアサービス用ビットマップ
テーブルの0〜4ビットまで である(S4)。
【0046】図12は変換エリアの説明図である。変換
エリアは、呼処理データエリア管理部30内のビットマ
ップテーブル変換情報36内に含まれるものである。こ
の変換エリアは、呼処理データエリア10の旧データ配
置から新データ配置に移行するに際しての各データ配置
におけるデータエリア境界毎に設けられたものである。
【0047】呼処理データエリア管理部状態37(図7
参照)の値を“呼処理データエリア再配置中”に変更
し、呼処理データエリア再配置処理起動制御部20にそ
の旨を通知する(S5)。 [電話サービス用新ビットマップ情報の生成]電話サー
ビス用再配置処理状態ベクトル38(図7参照)の値を
“ブロック”とする(S6)。図13は再配置処理状態
ベクトル38の説明図である。データタイプの数だけの
状態を記憶する記憶領域が設けられており、その記憶領
域にブロックの場合には“0”を、データセット1の場
合には“1”を、データセット2の場合には“2”を書
き込むようになっている。データセット1のビットマッ
プテーブルの変換エリア1に対応する部分をビットマッ
プテーブル変換情報36(図7参照)を基に変換し、デ
ータセット2に関する新しいビットマップ情報(図22
の32a1 )を生成する(S7)。
【0048】上記の新しいビットマップ情報は、データ
セット2の電話サービス用ビットマップ情報の全体であ
るので、電話サービス用の再配置処理状態ベクトル38
の値を“データセット2”とする(S8,S12)。 [マルチメディアサービス用新ビットマップ情報の生
成]以下は、図11のステップS13をブレークダウン
したものである。
【0049】マルチメディアサービス用再配置処理状態
ベクトル38の値を“ブロック”とする(S6)。デー
タセット1のビットマップテーブルの変換エリア2に対
する部分を、ビットマップテーブル変換情報36を基に
変換し、データセット2に関する新しいビットマップ情
報(図18の32a2 のハチング部分)を生成する(S
7)。
【0050】この新しいビットマップ情報は、データセ
ット2のマルチメディアサービス用ビットマップ情報全
体ではないので、データセット1のビットマップテーブ
ルの変換エリア3に対応する部分をビットマップテーブ
ル変換情報36を基に変換し、データセット2に関する
新しいビットマップ情報(32a2 のハチング無しの部
分)を生成する(S7〜S9)。
【0051】データセット1のビットマップテーブルの
変換エリア2,変換エリア3に対応する部分をそれぞれ
変換して得られたデータセット2に関する新しいビット
マップ情報を合わせたものは、データセット2のマルチ
メディアサービス用ビットマップ情報全体であるので、
マルチメディアサービス用の再配置処理状態ベクトル3
8の値を“データセット2”とする(S10,S1
2)。 [再配置中のセル捕捉処理]以下、実施例における再配
置中のセル捕捉処理を図14のフローチャートと図15
乃至図19の状態図を用いて説明する。図15は呼処理
データエリア10の再配置中の状態を示す図、図16は
呼処理データエリア管理部30の再配置中の状態を示す
図、図17は呼処理データエリア管理データ(旧管理デ
ータ)31の再配置中の状態を示す図、図18は呼処理
データエリア管理データ(新管理データ)32の再配置
中の状態を示す図、図19はビットマップテーブル変換
情報36の再配置中の状態を示す図である。
【0052】入力データはτとδであり、τはデータタ
イプ、δはデータセットidである。 τ:電話サービス用セル,δ:NULLの場合 再配置処理状態ベクトル38(図13参照)の値から、
呼処理データエリア管理オブジェクト状態S1から取得
したデータセットidをΔとすると(S3)、Δ=デー
タセット2である(S9)。データセット2の電話サー
ビス用ビットマップテーブル32a1 を検索すると(S
4)、1番目のセル領域が空いているので、このビット
の値を“1”にする(S6)。
【0053】上記空き領域の先頭アドレス“0番地”及
び“データセット2”を要求元の呼処理実行部11に返
す(S7,S8)。 τ:マルチメディアサービス用セル,δ:NULLの
場合 再配置状態ベクトル38の値から、Δ=ブロックである
(S9)。従って、この場合にはセル捕捉失敗通知を要
求元の呼処理実行部11に返す(S10,S13)。 τ:電話サービス用セル,δ=データセット1の場合 再配置処理状態ベクトル38の値から、Δ=データセッ
ト2である(S9)。Δとδが等しくないので、セル捕
捉失敗通知を要求元の呼処理実行部11に返す(S10
〜S13)。この実施例では、1つの呼が複数のセルを
使う場合、解放処理を容易にするために、必ず同一のデ
ータセットの管理の下に領域を割り当てることにしてい
る(S12)。 [再配置中のセル解放処理]以下、実施例における再配
置中のセル捕捉処理を図20のフローチャートと図15
乃至図19の状態図を用いて説明する。入力データはτ
とδとαであり、τはデータタイプ,δはデータセット
id,αはアドレスである。 τ:電話サービス用セル,δ:データセット1,α:
10の場合 再配置処理状態ベクトル38の値から、Δ=データセッ
ト2である(S2)。データセット1において、先頭ア
ドレスが“10”で与えられる電話サービス用セルに関
するビットマップテーブル内のビット位置(ここでは、
電話サービス用ビットマップテーブル内の位置“1”)
を求め(S3)、このビットの値を0(空き)にする
(S6)。
【0054】ビットマップテーブル変換情報36から上
記のビット情報に対するデータセット2におけるビット
マップテーブル内のビット位置を求め(ここでは、電話
サービス用ビットマップテーブル内の位置“1”で変わ
らない)(S8)、このビットの値を0(空き)にする
(S9)。セル解放後、旧管理データ(例では、データ
セット1)内の全てのビットマップテーブルに関して、
その値がall0、すなわち全て“空き”状態であるか
を調べ(S11)、全て“空き”の場合は“呼処理デー
タエリア管理部状態”の値を“新管理データサービス中
(例では、データセット2サービス中)”とし、この値
を呼処理データエリア再配置処理起動制御部に通知する
(S12)。 τ:電話サービス用セル,δ:データセット2,α:
0の場合(前記再配置中のセル捕捉処理におけるで捕
捉した領域) 再配置処理状態ベクトル38の値から、Δ=データセッ
ト2である(S2)。データセット2において、先頭ア
ドレスが“0”で与えられる電話サービス用セルに関す
るビットマップテーブル内のビット位置(ここでは
“0”)を求め(S5)、このビットの値を0(空き)
にする(S6)。セル解放後、旧管理データ(例では、
データセット1)内の全てのビットマップテーブルに関
して、その値がall0、すなわち全て“空き”状態で
あるかを調べ(S11)、全て“空き”の場合は“呼処
理データエリア管理部状態”の値を“新管理データサー
ビス中(例では、データセット2サービス中)”とし、
この値を呼処理データエリア再配置処理起動制御部に通
知する(S12)。 τ:マルチメディアサービス用セル,δ:データセッ
ト1,α:100の場合 再配置処理状態ベクトル38の値から、Δ=ブロックで
ある(S2)。従って、この場合はセル解放失敗を要求
元の呼処理実行部11に返す(S4)。 τ:電話サービス用セル,δ:データセット1,α:
80の場合 再配置処理状態ベクトル38の値から、Δ=データセッ
ト2である(S2)。データセット1において、先頭ア
ドレスが“80”で与えられる電話サービス用セルに関
するビットマップテーブル内のビット位置(ここでは、
電話サービス用ビットマップテーブル内の位置“80”
を求め(S5)、このビットの値を0(空き)にす
る)。
【0055】ビットマップテーブル変換情報36から上
記のビット情報に対するデータセット2におけるビット
マップテーブル内のビット位置を求め(本例ではマルチ
メディアサービス用ビットマップテーブル内の位置
“1”である)(S8)、このビットの値を0(空き)
にする(S9)。セル解放後、旧管理データ(例では、
データセット1)内の全てのビットマップテーブルに関
して、その値がall0、すなわち全て“空き”状態で
あるかを調べ(S11)、全て“空き”の場合は“呼処
理データエリア管理部状態”の値を“新管理データサー
ビス中(例では、データセット2サービス中)”とし、
この値を呼処理データエリア再配置処理起動制御部に通
知する(S12)。
【0056】図21は呼処理データエリアの再配置後の
状態を示す図である。図9に示す再配置直前の状態と比
較すれば明らかなように、電話サービス用エリア10A
は100バイトから60バイトに減少し、マルチメディ
ア用エリア10Bは100バイトから140バイトに増
大している。つまり、各データタイプのトラヒック状態
に応じてそのデータエリアをダイナミックに(動的に)
変化させた結果、このような状態になったものである。
【0057】図22は呼処理データエリア管理部30の
再配置後の状態を示す図である。呼処理データエリア管
理部状態37は“データセット2サービス中”となって
いる。そして、再配置処理状態テーブル38は電話サー
ビス用及びマルチメディアサービス用いずれもデータセ
ット2になっている。呼処理データエリア管理データ
(データセット2の値)は、図21に示す呼処理データ
エリアに対応して、それぞれ電話サービス用ビットマッ
プテーブル32a1 、マルチメディアサービス用ビット
マップテーブル32a2 に示すようになっている。
【0058】データエリア境界アドレス格納テーブル3
2bは、図21に示す呼処理データエリア10に対応し
て先頭アドレスと最終アドレスが図に示すようなものと
なっている。データサイズテーブル32cは電話サービ
ス用が10バイト/セル,マルチメディアサービス用が
20バイト/セルとなっている。
【0059】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よればメモリの使用効率を向上させることができる呼処
理データエリア管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の作用説明図である。
【図3】本発明の作用説明図である。
【図4】呼処理データエリア再配置の説明図である。
【図5】呼処理データエリアの構成例を示す図である。
【図6】呼処理データエリアの再配置処理起動制御部の
具体的構成例を示すブロック図である。
【図7】呼処理データエリア管理部の具体的構成例を示
すブロック図である。
【図8】呼処理データエリア再配置処理起動制御部の再
配置直前の状態を示す図である。
【図9】呼処理データエリアの再配置直前の状態を示す
図である。
【図10】呼処理データエリア管理部の再配置直前の状
態を示す図である。
【図11】呼処理データエリア再配置処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図12】変換エリアの説明図である。
【図13】再配置処理状態ベクトルの説明図である。
【図14】セル捕捉処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】呼処理データエリアの再配置中の状態を示す
図である。
【図16】呼処理データエリア管理部の再配置中の状態
を示す図である。
【図17】呼処理データエリア管理データ(旧管理デー
タ)の再配置中の状態を示す図である。
【図18】呼処理データエリア管理データ(新管理デー
タ)の再配置中の状態を示す図である。
【図19】ビットマップテーブル変換情報の再配置中の
状態を示す図である。
【図20】セル解放処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図21】呼処理データエリアの再配置後の状態を示す
図である。
【図22】呼処理データエリア管理部の再配置後の状態
を示す図である。
【図23】従来の呼処理データエリア管理システムの概
念図である。
【符号の説明】
10 呼処理データエリア 11 呼処理実行部 20 呼処理データエリア再配置処理起動制御部 30 呼処理データエリア管理部 31 データエリア旧管理データ 32 データエリア新管理データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ内に設けられ、データタイプ毎に
    呼処理データが格納された呼処理データエリア(10)
    と、 呼の捕捉要求又は解放要求を行う複数の呼処理実行部
    (11)と、 これら呼処理実行部(11)から通知される各呼毎のサ
    ービス種別及び呼処理データエリアハントブロックの情
    報を収集し、予め定められた判定条件に基づいて呼処理
    データエリア(10)の再配置処理の起動要求を行う呼
    処理データエリア再配置処理起動制御部(20)と、 前記呼処理実行部(11)からの呼処理に必要なデータ
    領域(セル)の捕捉/解放要求に応じたセル捕捉/解放
    処理及び呼処理データエリア再配置処理起動制御部(2
    0)からの呼処理データエリア再配置処理起動要求を受
    けて、各呼処理データタイプ毎に割当てられる呼処理デ
    ータエリアの大きさを変更する処理を行う呼処理データ
    エリア管理部(30)とで構成された呼処理データエリ
    ア管理システム。
  2. 【請求項2】 前記呼処理データエリア管理部(30)
    は、サービストラヒックに応じて、メモリの使用効率が
    最適になるように、呼処理データエリア格納領域の各デ
    ータタイプに対する割当て比率(呼処理データエリア
    (10)のデータタイプ別使用比率)を動的に変更する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の呼処理デー
    タエリア管理システム。
  3. 【請求項3】 前記呼処理データエリア(10)は、実
    メモリ上の領域であり、各データタイプ毎に割り当てら
    れる連続領域によって分割されており、分割された各領
    域は更に一定長の領域により細分化され、この細分化さ
    れた領域がセルとして各呼に対して割り当てられ、各セ
    ルの空塞状況は各データタイプ毎に作成されるビットマ
    ップテーブルによって管理されるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の呼処理データエリア管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記呼処理データエリア再配置処理起動
    制御部(20)は、 受信したメッセージの分析を行い、メッセージの種別に
    応じて該メッセージを呼処理データエリア再配置処理起
    動判定部(23)か、セルハントブロックカウンタ部
    (22)か、呼処理データエリア管理部状態監視部(2
    4)に通知する受信メッセージ分析部(21)と、 セルハントブロック発生通知メッセージを受け取り、デ
    ータタイプ毎のセルハントブロックカウンタの更新を行
    い、カウント値が閾値を越えた場合、呼処理データエリ
    ア再配置処理起動判定部(23)に判定処理要求メッセ
    ージを通知するセルハントブロックカウンタ部(22)
    と、 サービス種別情報通知メッセージを受け取り、サービス
    トラヒックデータを蓄積する処理と、判定処理要求メッ
    セージを受け取り、蓄積したサービストラヒックデータ
    と予め定められた論理に基づいて呼処理データエリア再
    配置処理起動要求メッセージを送出するかどうかの判定
    を行う呼処理データエリア再配置処理起動判定部(2
    3)と、 呼処理データエリア管理部(30)から同部が再配置処
    理中か、通常処理中かを表す呼処理データエリア管理部
    (30)の状態の通知メッセージを受け取り、再配置処
    理の終了を検出して、呼処理データエリア再配置処理起
    動判定部(23)とセルハントブロックカウンタ部(2
    2)に処理再開通知メッセージを通知する呼処理データ
    エリア管理部状態監視部(24)から構成されたことを
    特徴とする請求項1記載の呼処理データエリア管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記呼処理データエリア管理部(30)
    は、 受信したメッセージの分析を行い、メッセージの種別に
    応じて該メッセージを呼処理データエリア再配置処理制
    御部(35)か、セル捕捉/解放処理部(34)に通知
    する受信メッセージ分析部(33)と、 呼処理実行部(11)からのセル捕捉要求メッセージを
    受け取り、呼処理データエリア管理データ(31,3
    2)を参照して要求されたデータタイプの空きセル領域
    を捕捉し、その先頭アドレスを該呼処理実行部(11)
    に通知する処理と、呼処理実行部(11)からセル解放
    要求メッセージを受け取り、呼処理データエリア管理デ
    ータ(31,32)を参照して、要求された先頭アドレ
    スを持つセル領域の解放処理を行うセル捕捉/解放処理
    部(34)と、 呼処理データエリア再配置処理起動制御部(20)から
    呼処理データエリア再配置処理起動要求メッセージを受
    け取り、現在使用中の呼処理データエリア管理データ
    (31,32)と、呼処理データエリア再配置処理起動
    制御部(20)から渡されたサービストラヒック情報に
    基づいて、呼処理データエリアの最適な配分方法を求め
    る処理と、新しい分割方法に従ってセルの捕捉/解放を
    行うために用いる、新しい呼処理データエリア管理デー
    タ(31,32)を生成する処理を行う呼処理データエ
    リア再配置処理制御部(35)から構成されたことを特
    徴とする請求項1記載の呼処理データエリア管理システ
JP4244808A 1992-09-14 1992-09-14 呼処理データエリア管理システム Withdrawn JPH0698361A (ja)

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JP2008516320A (ja) * 2004-10-07 2008-05-15 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) メモリフレームのサイズを決定する方法および装置
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