JPH0698151B2 - 内視鏡用排出装置 - Google Patents

内視鏡用排出装置

Info

Publication number
JPH0698151B2
JPH0698151B2 JP60287374A JP28737485A JPH0698151B2 JP H0698151 B2 JPH0698151 B2 JP H0698151B2 JP 60287374 A JP60287374 A JP 60287374A JP 28737485 A JP28737485 A JP 28737485A JP H0698151 B2 JPH0698151 B2 JP H0698151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheath
drainage
pump
tube
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60287374A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62144651A (ja
Inventor
均 唐沢
哲丸 窪田
晶弘 田口
清登志 坂下
明 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP60287374A priority Critical patent/JPH0698151B2/ja
Publication of JPS62144651A publication Critical patent/JPS62144651A/ja
Publication of JPH0698151B2 publication Critical patent/JPH0698151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、送液及び吸引排液とを交互に行って除切組織
片等を排出する内視鏡用排出装置に関する。
[従来の技術] 近年、体腟内に挿入部を挿入し、患部等の観察、診断及
び治療処置のできる内視鏡が広く用いられるようになっ
た。
この内視鏡には、尿道から膀胱内に挿入し、高周波電流
を通電できる切除ループ電極器を備え、前立腺の切除等
の処理ができるように構成されたレゼクトスコープがあ
る。このレゼクトスコープは、経尿道的に膀胱内に挿入
され、シース先端から突出したループ電極に高周波電流
を通電して前立腺を切除することができるが、その際出
血した血液や切除された切片は膀胱内にたまってしま
う。このため、これら切片等を排出して膀胱内を洗浄す
る排出装置がある。
上記排出装置の従来例として、米国特許第389226号に開
示されているものがある。
上記従来例は、膀胱からの回収灌流液を多数の小孔状フ
ィルタにてろ過して再使用すると共に、下部側に回収タ
ンクを設けて排出した切片等を溜めるようにしたもので
ある。
[発明が解決すべき問題点] しかしながら、上記従来の装置では、回収灌流液をろ過
するフィルタが目詰りを起し易くスムーズに連続して切
片等を排出することが困難である他に、常に新しい灌流
液を供給使用することはできず、したがって膀胱内の洗
浄を完全に行うためには、何回かレゼクトシースから着
脱して灌流液を入れ替える作業が必要である。
又、上記従来例は灌流液を循環させる構造になっている
ため、灌流液が切除の際の血液で濁り、切除処置を行っ
ている際中に、排出を行うことによって、切除処理を行
う際の観察の阻げになる血液を有効に排出除去すること
ができない。又、手動で排出を行うため、排出の効率が
低いし、排出を行う人によって、排出速度等が異り、望
ましい排出操作を行うまでに熟練を必要とするという問
題があった。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、効率
良く切片等を排除できる内視鏡用排出装置を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明は、灌流液に通じる送液チューブと、排液タンク
側に通じる排液チューブと、途中にポンプを介装してこ
のポンプを送液圧力及び吸引圧力に交互に設定すること
によって効率良く切片排出等を行うようにしている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は第1実施例を示し、第2図はポンプの動作状態の圧力
状態を示す。
第1図に示すように第1実施例の内視鏡用排出装置1
は、灌流液2が貯えられた灌流液タンク3が送液チュー
ブ4を介して送排(給排)ポンプ5の送液口金6に接続
されている。又、この送排ポンプ5の排液口金7には排
液チューブ8が接続され、このチューブ8の他端は排液
タンク9に接続されている。
上記送排ポンプ5は、送液モードでは、接続チューブ11
が接続された共通口金12に対し、送液口金6側が正の圧
力状態に設定されて、灌流液2を接続チューブ11側に送
液できるものである。又、この送排ポンプ5は、排液モ
ード時には、共通口金12に連通する口金は排液口金7側
になり、共通口金12に対し、排液口金7側が負の圧力状
態に設定されて、接続チューブ11側の液体を吸引して排
液タンク9側に排液できるものである。
上記接続チューブ11は、この接続チューブ11の他端の接
続部材12を中空のシース13の手元側の着脱部14の開口に
例えば嵌合するように着脱自在で取付けできるようにし
てある。尚、この接続部材12には、この接続部材12を貫
通する口金が設けてあり、この口金に接続される接続チ
ューブ11はシース13の中空路と連通できるようにしてあ
る。
上記シース13は、例えばレゼクトスコープを構成するも
のであって、シース13を尿道を経て膀胱15内に挿入し、
図示しないレゼクトハンドルとスコープ(光学視管)が
(シース13内を)挿通された状態で、レゼクトハンドル
を操作して、切除用電極の先端を突出することによっ
て、この電極先端で前立腺を切除するのに用いられ、こ
の切除処理によって、切除された切片16,…,16が膀胱15
内にたまってしまう。又、膀胱15内には出血した血液が
残ってしまう。これら切片16,…,16等は、第1実施例を
形成する送排ポンプ5を送液モード及び排液モードに交
互に設定することによって、灌流液2と共に排液タンク
9に効率良く排出できるようにしてある。
例えば第2図に示すように、送排ポンプ5を適宜値の正
の圧力となる送液モード状態及び適宜値の負の圧力とな
る吸引排液モード状態とに交互に設定する(図示しない
タイマ等で切換える)。
送排ポンプ5が送液モードになると、灌流液タンク3の
灌流液2は、送液チユーブ4を経て、シース13の中空路
を通り、このシース13の開口する先端から送出され、そ
の際膀胱15内の底部に溜っていた切片16,…,16は矢印A
で示すように舞い上げられ、この舞い上げられた切片1
6,…,16は吸引排液モードに切換えられた際シース13内
側に吸引される。しかして、吸引された切片16,…,16は
膀胱内の液体と共に、排液タンク9内に排出される。
この第1実施例によれば、送液の際に切片16を舞い上げ
て吸引排出し易い状態にした後、吸引排出モードに切換
えられて吸引排出でき、この排出後、再び送液モードに
設定して、同様の動作を繰り返す。
上記送液の圧力値及び吸引排出の吸引圧力値と、これの
周期を変えて、効率良く排出できる場合の圧力値と、こ
れらの周期等を求めそれらの値に設定すれば、以後は熟
練を必要とすることなく、効率良く切片等を排出でき
る。
第3図は本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例の排出装置21は、送液口金22と排液口金
23とを備えた接続灌流式のシース24を用いている。この
シース24は内側シース24aと外側シース24bとからなる。
この場合のポンプ25は送液入口側口金26に接続された送
液チューブ4側の灌流液2を送液出口側口金27に送液
し、この口金27に接続された送液チューブ28を経て、内
側シース24aの中空路を経て、送液できる。又、このポ
ンプ25は、排液入口側口金31に一端が接続された排液チ
ューブ32側の液体等を図示しない排液タンクに他端が接
続された排液チューブ8が接続される排液出口側口金33
に排出可能とするものである。尚、上記排液チューブ32
は他端が外側シース24bの排液口金23に接続され、この
排液チューブ32は外側シース24bの中空路と連通してい
る。
その他は上記第1実施例と同様の構成である。
この第2実施例によれば、ポンプ25を送液モードにする
ことによって、灌流液タンク3の灌流液2を内側シース
24aの中空路を通って、その開口する先端から送出で
き、この送出によって、膀胱15内の切片を舞い上げる状
態にできる。これに引き続き、ポンプ25は排液モードに
切換えられて、舞い上げられた切片は、外側シース24の
中空路内に吸引され、排液チューブ32,ポンプ25,排液チ
ューブ8を経て排液タンク側に排出される。
尚、上記第2実施例において、上記ポンプ25として、送
液するポンプと排液するポンプとを併用して作動させる
ようにすることもできる。
第4図は本発明の第2実施例を、レゼクトスコープによ
る使用中にも適用した場合を示す。
この場合、上記第2実施例のシース24に相当し、レゼク
トスコープ41を形成するシース42の各口金に送液チュー
ブ28と排液チューブ32が接続してある。
上記レゼクトスコープ41は、シース42と、このシース42
の着脱部42a後方から着脱自在に装着できるレゼクトハ
ンドル43と、このレゼクトハンドル43の後方から着脱自
在に装着できるスコープ44とからなる。
上記レゼクトハンドル43は、スライダ45を前後動するこ
とによって、このスライダ45に後端が取付けられた切除
用電極46を前後動できるようになっている。しかして、
このスライダ45を前方に移動することによって、電極46
の先端をシース42の開口する先端から突出でき、図示し
ない高周波電源装置の通電スイッチをオンすることによ
って、電極46に押し当てられた部分を切除することがで
きる。
この切除を行う場合、スコープ44による観察下で行う
が、出血した血液で観察に支障を来たす場合、第2実施
例の排出装置21を作動させることによって、灌流液を灌
流して血液を排出することができる。従って、良好な観
察のもとで、切除処置を行うことができる。又、切除さ
れた切片がある場合、血液と共に排出される。従って、
切除処置後に新めて、切片除去の排出操作を行う場合よ
りも、短時間で除去できるので、患者に与える苦痛を大
幅に軽減できる。
又、本発明によればシースの送液及び排出のための中空
路が共通の場合にも使用できる。
尚、例えば、第1図のポンプ5として吸引のみを行うも
のを用い、灌流液タンク3を支持する支持台の高さで送
液圧を得るようにしても良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、灌流液を送液する動
作と、シースが挿入された体腔内の組織片等を吸引排出
する動作とを交互に行うようにしているので、送液動作
時に切片を舞い上げ、舞い上げた切片を吸引排出するこ
とによって短時間で排出動作を完了できる。
又、熟練を必要とすることなく効率良く排出できると共
に、切除処置の動作時にも作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は第1実施例の構成を示す構成図、第2図はポンプの動
作モードを示す説明図、第3図は本発明の第2実施例を
示す構成図、第4図は第2実施例の他の使用状態例を示
す構成図である。 1…排出装置、3…灌流液タンク 4…送液チューブ、5…ポンプ 8…排液チューブ、9…排液タンク 11…接続チューブ、12…接続部材 13…シース、15…膀胱 16…切片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂下 清登志 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 志賀 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空のシースを経て体腔内の切除組織片と
    か血液等を排出除去する内視鏡用排出装置において、 シースの中空路と連通するチューブを介して接続され、
    送圧モードでは前記チューブ側に灌流液を適宜圧力で送
    液可能で、吸引圧モードでは排出側に吸引排出可能とす
    るポンプを有し、このポンプを送圧モード及び吸引圧モ
    ードに交互に切換えて前記シースが挿入された体腔内の
    組織片等を排出する手段を形成したことを特徴とする内
    視鏡用排出装置。
JP60287374A 1985-12-20 1985-12-20 内視鏡用排出装置 Expired - Lifetime JPH0698151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60287374A JPH0698151B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 内視鏡用排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60287374A JPH0698151B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 内視鏡用排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62144651A JPS62144651A (ja) 1987-06-27
JPH0698151B2 true JPH0698151B2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=17716531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60287374A Expired - Lifetime JPH0698151B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 内視鏡用排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0698151B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5195958A (en) * 1990-05-25 1993-03-23 Phillips Edward H Tool for laparoscopic surgery
CN102068232B (zh) * 2011-01-28 2013-04-10 周均洪 一种组合式硬性输尿管镜

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62144651A (ja) 1987-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10874381B2 (en) Biopsy device with fluid delivery to tissue specimens
US7981051B2 (en) Biopsy device with fluid delivery to tissue specimens
US6572578B1 (en) Fluid-jet catheter and its application to flexible endoscopy
AU2011253790B2 (en) Biopsy device with fluid delivery to tissue specimens
JPH0741042B2 (ja) 洗浄カテーテル
US20070032740A1 (en) Biopsy device with fluid delivery to tissue specimens
JP2008502437A (ja) 微細毛髪グラフト収集装置
JP2011520567A (ja) 流体清浄化機能を備える内視鏡式装置
WO2007110781A1 (en) Dental apparatus for irrigating root canals of teeth and method for irrigating root canals of teeth
JP2006167461A (ja) 互換性のある組織浸軟および彫刻方法ならびに装置
JP2003010194A (ja) 液流の逆噴射技術を用いたカテーテルによる血管内施術方法、並びにその装置
JP2002065806A (ja) 医療用洗浄吸引装置
JPH0698151B2 (ja) 内視鏡用排出装置
CN108814711A (zh) 一种新型黏膜切开刀
JPH0690957A (ja) ウォータージェット手術装置
JPH10165359A (ja) 内視鏡用処置具
CN209048283U (zh) 新型腔镜吸烟装置
JP2021527479A (ja) 骨片収集装置および処理装置
CN216394193U (zh) 一种用于治疗动脉粥样硬化闭塞症的切割装置
CN115581428A (zh) 泌尿手术用镜
US3841330A (en) Method and apparatus for bathing body cavities
CN210056103U (zh) 鼻内镜可冲吸拉钩
CN219680749U (zh) 膀胱血凝块清除器
CN111803729B (zh) 一种手术吸引装置
JPH10277145A (ja) 硬縮糞便除去装置