JPH0698111B2 - ロール紙の湿潤装置 - Google Patents

ロール紙の湿潤装置

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JPH0698111B2
JPH0698111B2 JP62238450A JP23845087A JPH0698111B2 JP H0698111 B2 JPH0698111 B2 JP H0698111B2 JP 62238450 A JP62238450 A JP 62238450A JP 23845087 A JP23845087 A JP 23845087A JP H0698111 B2 JPH0698111 B2 JP H0698111B2
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roll paper
rollers
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斎藤  弘
誠一 白石
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斎藤 弘
誠一 白石
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ロール状に巻かれたトイレットペーパ、パー
パタオル等の乾いたロール紙を繰出して湿潤させるロー
ル紙の湿潤装置に関する。更に詳しくは、トイレット、
レストラン、工場、病院、美容院、理容院等において利
用されるロール紙の湿潤装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、便器周囲の壁面等に固着可能な基板と、スプレー
装置と、液体をスプレー装置に供給するタンク部とによ
り構成され、トイレットペーパを使用する際に、このト
イレットペーパに対し人体に無害の液体を適量分散させ
て吹きつけるトイレットペーパ湿潤装置が開示されてい
る(実開昭61−90493)。
[発明が解決しようとする課題] 上記湿潤装置はトイレットペーパを適当な長さに切断し
た後で、スプレー装置により液体を吹きつけるものであ
るため、トイレットペーパを折畳んだ後、スプレー装置
のノズル部に近付け、スプレー装置を作動させる必要が
ある。
このため、トイレットペーパの切断長や折畳み回数に応
じて噴霧量を調整しなければならず、トイレットペーパ
の湿潤作業が煩わしく、またトイレットペーパに対する
噴霧面積が限られているためペーパ全面を湿潤しにくい
問題点があった。
本発明の目的は、必要に応じてトイレットペーパ、ペー
パタオル等のロール紙を簡便かつ均一に湿潤し得るロー
ル紙の湿潤装置を提供することにある。
また本発明の別の目的は、湿潤したロール紙を加熱又は
冷却することができるロール紙の湿潤装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本願発明のロール紙の湿潤装置は、実施例に対応する第
1図及び第2図に示すように乾いたロール紙13を回転可
能に支持する支持部14と、このロール紙13を把持して支
持部14から繰出す一対の繰出用ローラ21,22と、これら
のローラ21,22の近傍に設けられ保水材料43を収容する
湿潤ケース42と、この保水材料43に接触してローラ表面
に水分を付着し前記繰出された紙13aに接触して前記付
着した水分を吸収させて紙13aを湿潤する湿潤用ローラ2
1と、この湿潤用ローラ21を保水材料43又は紙13aから離
隔させるローラ移動48,49と、繰出用ローラ22及び湿潤
用ローラ21を回転駆動するローラ回転駆動部31と、ロー
ラ21,22から繰出された紙13aを加熱又は冷却する温度調
整部58,59と、加熱又は冷却された紙13aを切断する切断
部62とを備える。
[作用] ロール紙13を湿潤して使用する場合には湿潤用ローラ21
を保水材料43に接触した状態でローラ回転駆動部31を作
動させる。湿潤用ローラ21が保水材料43に接触してロー
ラ表面に水分を付着し、この水分を紙13aに必要な長さ
だけ吸収させて紙13aを湿潤した後、切断部62でカット
する。
ロール紙13を乾いたまま使用する場合にはローラ移動4
8,49を作動して湿潤用ローラ21を保水材料43又はロール
紙13から離隔させてロール紙13を繰出す。必要な長さだ
け紙13aを繰出した後、切断部62でカットする。
また季節や好みに応じて温度調整部58,59を作動させ湿
潤した紙13aを温めたり冷やしたりする。
[実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図に示すように、プラスチック製の取付ケース10が
ねじ11により壁12に固着される。取付ケース10の上部に
はトイレットペーパ、ペーパタオル等の乾いたロール紙
13を回転可能に支持するホルダ14が設けられる。ホルダ
14に支持されたロール紙13は開閉可能な蓋16により覆わ
れる。ホルダ14の近傍にはロール紙13を案内するガイド
レート17が設けられ、このプレート17の基端には小ロー
ラ18,19が配設される。
取付ケース10の中央部にはロール紙13から繰出された紙
13aを把持する一対のゴム製のローラ21,22が配設され
る。この一対のローラ21,22はこの例では繰出用と湿潤
用とを兼用したローラである。すなわちローラ21,22は
それぞれ軸23,24に固着され、第2図に示すように軸23,
24は可動プレート26,27に装着された軸受28,29により取
付ケース10に回転可能に配設される。ローラ21の軸23は
可動プレート26に設けられたモータ31により歯車32,33
を介して回転駆動される。軸23、24には互いに噛合する
歯車35,36が設けられる。またローラ21,22の表面には第
4図に拡大して示すように細かい凹部37a及び凸部37bが
それぞれ形成される。これらの凹部37a及び37bはローラ
21,22を通過した紙13aに凹凸37cを付け、紙13aの拭取り
効果を高める。
第1図に戻って、小ロkgラ19及びローラ22は開閉可能な
カバー38により覆われる。またローラ21の近傍の取付ケ
ース10には湿潤ケース42が固着される。湿潤ケース42の
中にはゼリー状又はスポンジ状の保水材料43が充填され
る。第2図及び第3図に示すように、取付ケース10の外
面には、給水タンク44が取外し可能に装着されるタンク
ホルダ46が設けられる。給水タンク44内には水以外に必
要により消毒剤、芳香剤が混入される。湿潤ケース42と
タンクホルダ46の間には取付ケース10を貫いて導水管47
が配管される。導水管47は給水タンク44内の水を湿潤ケ
ース42に導いて保水材料43に給水する。給水タンク44内
の水が無くなれば、新しい給水タンクと交換する。
前述した可動プレート26,27は取付ケース10の内面に設
けられたプランジャ48,49及びスプリング51,52により取
付ケース10内の内枠10aに形成された溝50内を摺動する
ようになっている。プランジャ48,49が作動すると、ロ
ーラ21は湿潤ケース42内の保水材料43から離隔し、プラ
ンジヤ48,49が作動しないときには、スプリグ51,52の弾
発力によりローラ21は保水材料43に接触するようになっ
ている。
再び第1図に戻って、ローラ21,22の下方には小ローラ5
3,45が配設される。小ローラ53は軸23に固着されたプー
リ56に掛けられたベルト57により回転する。取付ケース
10の下部には電熱ヒータ58,59が所定の間隔をおいて配
設される。また取付ケース10の下端は開口し、この開口
部には紙13aの幅よやや広い幅の固定刃61及び可動刃62
が設けられる。可動刃62の一端には切断ボタン63が取付
けられ、可動刃62はスプリング64により固定刃61から離
れる方向に付勢される。取付ケース10の表面には操作ボ
ックス66が設けられる。操作ボックス66には、前述のモ
ータ31を駆動するスイッチ67と、プランジャ48,49を駆
動するスイッチ68を、電熱ヒータ58,59に通電させるス
イッチ69が配設される。
このような構成のロール紙の湿潤装置の使用方法につい
て説明する。
先ず、ロール紙13から繰出された紙13aを湿潤して使用
する場合には、スイッチ68を入れずに第1図の実線及び
第2図に示すようにローラ21を湿潤ケース42の保水材料
43に接触させた状態にする。この状態でスイッチ67を入
れれば、モータ31が回転し、一対のローラ21,22及び小
ローラ53,54が回転駆動される。これによりロール紙13
がホルダ14から繰出され、保水材料43に接触して濡れた
ローラ21が繰出された紙13aを湿潤する。必要な長さだ
け紙13aを湿潤した後、切断ボタンを押して可動刃62を
作動してカットする。温かい湿潤した紙が必要なとき
は、スイッチ67を入れる前に或いは入れるのと同時にス
イッチ69を入れれば、電熱ヒータ58,59により湿潤した
紙13aは加熱され温められる。
次に、ロール紙13から繰出された紙13aを乾いたまま使
用する場合には、スイッチ68を入れて第1図の二点鎖線
及び第5図に示すようにプランジャ48,49を駆動し、ロ
ーラ21を湿潤ケース42の保水材料43から離隔させ、ロー
ラ21を乾いた状態にする。この状態でスイッチ67を入
れ、湿潤した紙を繰出すときと同じようにロール紙13を
繰出す。必要な長さだけ紙13aが繰出されたところで、
切断ボタンを押して可動刃62を作動してカットする。
第6図及び第7図は本発明の別の実施例を示す。両図に
おいて、第1図と同一符号は同一部品を示す。この例で
は、第1図に示す一対のローラ53,54に対応する一対の
繰出用ローラ71,72が設けられ、これらのローラ71,72の
軸71a,72aと連動する軸73a,74aを有する一対の繰出用ロ
ーラ73,74が設けられる。前記実施例のローラ21,22に対
応する湿潤用ローラ75,76のうちローラ75を湿潤ケース4
2の保水材料43に接触した状態ではローラ71,72が互いに
押接し、ローラ73,74は互いに離れるように構成され
(第6図)、ローラ75を保水材料43から離隔させてロー
ラ75を乾いた状態にしたときには、ローラ71,72が互に
離れ、ローラ73,74は互に押接するように構成される
(第7図)。
第8図及び第9図は本発明の更に別の実施例を示すもの
で、この例では、ロール紙13aは繰出用ローラ71,72によ
り繰出され、これらのローラ71,72の手前に単一の湿潤
用ローラ75が設けられる。この湿潤用ローラ75は、ロー
ル紙湿潤状態で保水材料43及びロール紙13aに接触し、
ロール紙乾燥状態で保水材料43及びロール紙13aから離
れるように構成される。
第7図及び第9図とも湿潤装置をロール紙湿潤状態から
乾燥状態に切換えたときに、湿潤装置から出てくるロー
ル紙を素早く乾いた状態にすることができる。
なお、上記説明ではロール紙の湿潤装置を縦方向に設置
する例を示したが、本発明の湿潤装置を横方向に設置し
てもよい。
また、温度調整部として電熱ヒータを設けた例を示した
が、クーラを設けて湿潤した紙を冷やすこともできる。
また湿潤させるだけであれば温度調整部を省略してもよ
い。
また、モータ駆動用スイッチ、プランジャ駆動用スイッ
チ、温度調整用スイッチを各別に設けた例を示したが、
使用態様毎にスイッチを設け、単一のスイッチをオンに
することで、プラジャの作動不作動、モータの作動不作
動、温度調整部の作動不作動が一連に行われるように構
成することもできる。
更に、取付ケースの内部にメロディ音、アラーム音又は
流水擬似音を発生する装置を設け、第1図のモータ起動
用スイッチ67をオン状態にすると同時にメロディ音等発
生装置が作動するように構成することもできる。メロデ
ィ音等の発生により湿潤装置の使用を他人に報知できる
とともに、水洗トイレ内であれば、水流義擬似音を発生
させてトイレ使用者の用便音を消すこともできる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明を便器の周囲に設置すれば、
トイレットペーパを簡単な操作で湿潤用ローラにより均
一に湿潤し、必要により加熱又は冷却して取り出すこと
ができる。またレストラン、工場、病院、美容院、理容
院等に設置すれば、手軽に濡れナプキンを作り出すこと
ができる。
また、ロール紙を湿潤する必要がなければ乾いた状態で
湿潤装置からロール紙を繰出すこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例ロール紙の湿潤装置の断面構成
図。 第2図は第1図のA−A線断面図。 第3図は第2図のB−B線断面図。 第4図はそのローラの拡大要部断面図。 第5図はそのローラを移動した状態の第2図のB−B線
断面図。 第6図及び第7図は本発明の別の実施例ロール紙の湿潤
装置の要部断面構成図。 第8図及び第9図は本発明の更に別の実施例ロール紙の
湿潤装置の要部断面構成図。 13:ロール紙、 14:ホルダ(支持部)、 21,22:一対のローラ(繰出用ローラ、湿潤用ローラ)、 31:モータ(ローラ回転駆動部)、 42:湿潤ケース(湿潤部)、 48,49:プランジャ(ローラ移動部)、 58,59:電熱ヒータ(温度調整部)、 62:可動刃(切断部)、 71,72:Y対の繰出用ローラ、 75:湿潤用ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾いたロール紙(13)を回転可能に支持す
    る支持部(14)と、前記ロール紙(13)を把持して前記
    支持部(14)から繰出す一対の繰出用ローラ(21,22)
    と、前記繰出用ローラ(21,22)の近傍に設けられ保水
    材料(43)を収容する湿潤ケース(42)と、前記保水材
    料(43)に接触してローラ表面に水分を付着し前記繰出
    された紙(13a)に接触して前記付着した水分を吸収さ
    せて前記紙(13a)を湿潤する湿潤用ローラ(21)と、
    前記湿潤用ローラ(21)を前記保水材料(43)又は紙
    (13a)から離隔させるローラ移動部(48,49)と、前記
    繰出用ローラ(22)及び湿潤用ローラ(21)を回転駆動
    するローラ回転駆動部(31)と、前記ローラ(21,22)
    から繰出された紙(13a)を加熱又は冷却する温度調整
    部(58,59)と、加熱又は冷却された紙(13a)を切断す
    る切断部(62)とを備えたことを特徴とするロール紙の
    湿潤装置。
JP62238450A 1987-09-22 1987-09-22 ロール紙の湿潤装置 Expired - Lifetime JPH0698111B2 (ja)

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JPS6480326A JPS6480326A (en) 1989-03-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994020008A1 (en) * 1993-03-02 1994-09-15 Seiko Epson Corporation Electrically driven towel supply apparatus
DE10310944B4 (de) * 2003-03-13 2006-05-18 Ferdinand Likosar Papierspender zur wahlweisen Abgabe von flüssigkeitsgetränktem oder trockenem Papier

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JPS6116348Y2 (ja) * 1980-08-05 1986-05-20
JPS61199826A (ja) * 1985-02-28 1986-09-04 小田 雄治 紙加湿器

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