JPH06976Y2 - 傘 - Google Patents
傘Info
- Publication number
- JPH06976Y2 JPH06976Y2 JP1989131861U JP13186189U JPH06976Y2 JP H06976 Y2 JPH06976 Y2 JP H06976Y2 JP 1989131861 U JP1989131861 U JP 1989131861U JP 13186189 U JP13186189 U JP 13186189U JP H06976 Y2 JPH06976 Y2 JP H06976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone
- tip
- umbrella
- main
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨傘あるいは日傘などの傘に関する。
周知のように一般に使用されている傘は、軸柄の先端部
より放射状に複数本の主骨を突設し、これに張り布を縫
い付け、しかも各主骨の先端部が張り布の縁より僅かに
突出しているもので、窄めた時に各主骨の突出する先端
部を纒めて持ち手近くに在るリング内に差し込んで置か
れるものである。
より放射状に複数本の主骨を突設し、これに張り布を縫
い付け、しかも各主骨の先端部が張り布の縁より僅かに
突出しているもので、窄めた時に各主骨の突出する先端
部を纒めて持ち手近くに在るリング内に差し込んで置か
れるものである。
上記従来の傘であると、縁より主骨の先端部が突出して
いるため、傘を差している時にその突出する先で近付い
て来た人や隣り合う人の顔面にあるいは目を付くことが
あり、非常に危険性の高いものである。それを改良する
ために骨の突出する先にキャップを被せるものも提供さ
れているが、先に突出しているため、依然として危険性
を避けることが出来ない。
いるため、傘を差している時にその突出する先で近付い
て来た人や隣り合う人の顔面にあるいは目を付くことが
あり、非常に危険性の高いものである。それを改良する
ために骨の突出する先にキャップを被せるものも提供さ
れているが、先に突出しているため、依然として危険性
を避けることが出来ない。
本考案は以上の問題点を解決し、安全性が高まることを
目的として提供することにある。
目的として提供することにある。
本考案による解決手段は、軸柄の先端部より放射状に突
出し支持骨で支えられている各主骨の先端に、筒部より
一対の彎曲した突片を左右へ対称に突出してある張付け
部材を設け、該張付け部材の両突片に張り布を縫着して
ある傘において、主骨を支える支持骨の主骨寄り先端部
近傍に、主骨の突出方向に添う補助骨を枢着し、該補助
骨の先端部を前記張付け部材の筒部における両突片間に
設けた貫通孔に摺動自在に係合してあると共に、その補
助骨の長さを、傘で開いて主骨を張出した状態におい
て、補助骨の先端部が前記貫通孔内に収まって隠れる長
さに形成してあることを特徴とする。
出し支持骨で支えられている各主骨の先端に、筒部より
一対の彎曲した突片を左右へ対称に突出してある張付け
部材を設け、該張付け部材の両突片に張り布を縫着して
ある傘において、主骨を支える支持骨の主骨寄り先端部
近傍に、主骨の突出方向に添う補助骨を枢着し、該補助
骨の先端部を前記張付け部材の筒部における両突片間に
設けた貫通孔に摺動自在に係合してあると共に、その補
助骨の長さを、傘で開いて主骨を張出した状態におい
て、補助骨の先端部が前記貫通孔内に収まって隠れる長
さに形成してあることを特徴とする。
傘を開いた時には張り布より突出するものがなく、傘を
窄めた際に、主骨とほぼ平行状に補助骨の先端部が張り
布の縁より突出するものであるから、これらをリングに
よって纒めることが出来るものである。
窄めた際に、主骨とほぼ平行状に補助骨の先端部が張り
布の縁より突出するものであるから、これらをリングに
よって纒めることが出来るものである。
本考案を具体的に説明すると、第1図から第3図に示す
例の傘の主要な構造は、折り畳み形式のものをも含めて
従来の傘と殆ど同様であるが、その異なる点は、軸柄1
の上端より放射状に突設した複数本の各主骨2が張り布
3の縁より突出しないように短く形成し、その各主骨2
の先端部に張付け部材4を設けたもので、第2図に示す
ように、主骨2に嵌める筒部5の左右両側より、一対の
円弧状に彎曲した突片6,6を左右に向けて突設したも
のである。その突片6,6は軟質合成樹脂の棒材か、コ
イルスプリングで形成したものである。
例の傘の主要な構造は、折り畳み形式のものをも含めて
従来の傘と殆ど同様であるが、その異なる点は、軸柄1
の上端より放射状に突設した複数本の各主骨2が張り布
3の縁より突出しないように短く形成し、その各主骨2
の先端部に張付け部材4を設けたもので、第2図に示す
ように、主骨2に嵌める筒部5の左右両側より、一対の
円弧状に彎曲した突片6,6を左右に向けて突設したも
のである。その突片6,6は軟質合成樹脂の棒材か、コ
イルスプリングで形成したものである。
上記張付け部材4を主骨2の先端に固着し、左右の突片
6,6を張り布3の縁にその縁より出ないように縫付け
手段によって止着するものである。
6,6を張り布3の縁にその縁より出ないように縫付け
手段によって止着するものである。
更に、前記張付け部材4は第2図と第3図に図示するよ
うに、筒部5における主骨2の取付け部より下部に貫通
孔9を設け、主骨2の中間部を支える支持骨10の先端
部に補助骨11をピン12によって上下に揺動するよう
に取付け、該補助骨11の先端部を前記筒部5の貫通孔
9に摺動自在に差し込んである。尚、前記支持骨10は
従来のものと同様で、軸柄1に沿って摺動するスライダ
ー13に枢支して突設してある。
うに、筒部5における主骨2の取付け部より下部に貫通
孔9を設け、主骨2の中間部を支える支持骨10の先端
部に補助骨11をピン12によって上下に揺動するよう
に取付け、該補助骨11の先端部を前記筒部5の貫通孔
9に摺動自在に差し込んである。尚、前記支持骨10は
従来のものと同様で、軸柄1に沿って摺動するスライダ
ー13に枢支して突設してある。
ところでこの補助骨11は、傘を開いた時に筒部5の貫
通孔9内に突入しているが、その前面より突出しない程
度の長さLに形成したもので、傘を窄めた際には第4図
に示すように、補助骨11の先端部14が張付け部材4
より突出するものである。
通孔9内に突入しているが、その前面より突出しない程
度の長さLに形成したもので、傘を窄めた際には第4図
に示すように、補助骨11の先端部14が張付け部材4
より突出するものである。
その補助骨11の先端部14が張付け部材4より出入す
る作用を第5図の説明図によって示しているように、傘
を開いた時には主骨2は支持骨10によって上方へ凸曲
するように大きく彎曲するが、窄めた際には主骨2は直
線状に変化するから、主骨2の先端、即ち張付け部材4
は、軸柄1との支点O1を中心とする円弧Qを描いて回
転する。また支持骨10の主骨2との枢支点O2は、ス
ライダー13を軸柄1に沿って下降することによって、
軸柄1との支点O1を中心とする円弧Rを描いて回転す
る。これに対して補助骨11の支持骨10との枢支点O
3は、図中点線で示しているようにほぼ放物線に近い軌
跡で昇降するものであり、第6図のように、傘を広げて
いる時に生じる三角形O2,O3,O4の角r1が、第
7図のように傘を窄めた際には角r2と小さく変化する
ため、補助骨11の先端部14が主骨2の先端より突出
するものである。
る作用を第5図の説明図によって示しているように、傘
を開いた時には主骨2は支持骨10によって上方へ凸曲
するように大きく彎曲するが、窄めた際には主骨2は直
線状に変化するから、主骨2の先端、即ち張付け部材4
は、軸柄1との支点O1を中心とする円弧Qを描いて回
転する。また支持骨10の主骨2との枢支点O2は、ス
ライダー13を軸柄1に沿って下降することによって、
軸柄1との支点O1を中心とする円弧Rを描いて回転す
る。これに対して補助骨11の支持骨10との枢支点O
3は、図中点線で示しているようにほぼ放物線に近い軌
跡で昇降するものであり、第6図のように、傘を広げて
いる時に生じる三角形O2,O3,O4の角r1が、第
7図のように傘を窄めた際には角r2と小さく変化する
ため、補助骨11の先端部14が主骨2の先端より突出
するものである。
以上のように先端部14が主骨2の先端より突出するも
のであるから、その先端部14をリング8内に挿入する
ことにより、傘を窄めた状態に保持される。また傘を開
く時には、開くに従って補助骨11のピン12による枢
支点が主骨2の基端側へ変位するため、先端部14が張
付け部材4内に引き込まれて隠されるものである。
のであるから、その先端部14をリング8内に挿入する
ことにより、傘を窄めた状態に保持される。また傘を開
く時には、開くに従って補助骨11のピン12による枢
支点が主骨2の基端側へ変位するため、先端部14が張
付け部材4内に引き込まれて隠されるものである。
本考案による傘は、支持骨で支えられている主骨の先端
部に張付け部材を設け、支持骨の先端部寄りに枢着した
補助骨の先端部を張付け部材の貫通孔に摺動自在に挿通
してあり、しかもその補助骨の長さを、傘を開いた時
に、張付け部材より突出しない長さに形成したもので、
傘を差している時には、補助骨の先端部が張付け部材内
に納まっているので、他人に対して安全であり、たとえ
人体に当たっても緩撃作用によって相手に傷を負わせる
恐れがなく、至極安全性を高めることができる。
部に張付け部材を設け、支持骨の先端部寄りに枢着した
補助骨の先端部を張付け部材の貫通孔に摺動自在に挿通
してあり、しかもその補助骨の長さを、傘を開いた時
に、張付け部材より突出しない長さに形成したもので、
傘を差している時には、補助骨の先端部が張付け部材内
に納まっているので、他人に対して安全であり、たとえ
人体に当たっても緩撃作用によって相手に傷を負わせる
恐れがなく、至極安全性を高めることができる。
また傘を窄めた時には、補助骨の先端部が傘の縁より突
出するものであるから、その先端部をリングに納めて傘
を畳んだ状態を保持することが出来、実用上甚だ有益な
効果を顕著に発揮するものである。
出するものであるから、その先端部をリングに納めて傘
を畳んだ状態を保持することが出来、実用上甚だ有益な
効果を顕著に発揮するものである。
第1図は本考案による傘を示す平面図、第2図は主骨に
設けた張付け部材を示す斜視図、第3図は本考案による
傘を開いた時の要部断面図、第4図は傘を窄めた時の要
部断面図、第5図、第6図及び第7図は傘の開閉時にお
ける補助骨の作用説明図である。 1…軸柄 2…主骨 3…張り布 4…張付け部材 5
…筒部 6…突片 9…貫通孔 10…支持骨 11…
補助骨 14…補助骨の先端部
設けた張付け部材を示す斜視図、第3図は本考案による
傘を開いた時の要部断面図、第4図は傘を窄めた時の要
部断面図、第5図、第6図及び第7図は傘の開閉時にお
ける補助骨の作用説明図である。 1…軸柄 2…主骨 3…張り布 4…張付け部材 5
…筒部 6…突片 9…貫通孔 10…支持骨 11…
補助骨 14…補助骨の先端部
Claims (1)
- 【請求項1】軸柄(1)の先端部より放射状に突出し支
持骨(10)で支えられている各主骨(2)の先端に、
筒部(5)より一対の彎曲した突片(6,6)を左右へ
対称に突出してある張付け部材(4)を設け、該張付け
部材(4)の両突片(6,6)に張り布(3)を縫着し
てある傘において、主骨(2)を支える支持骨(10)
の主骨(2)寄り先端部近傍に、主骨(2)の突出方向
に添う補助骨(11)を枢着し、該補助骨(11)の先
端部を前記張付け部材(4)の筒部(5)における両突
片(6,6)間に設けた貫通孔(9)に摺動自在に係合
してあると共に、その補助骨(11)の長さ(L)を、
傘を開いて主骨(2)を張出した状態において、補助骨
の先端部(14)が前記貫通孔(9)内に収まって隠れ
る長さに形成してあることを特徴とする傘
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989131861U JPH06976Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 傘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989131861U JPH06976Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 傘 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0369419U JPH0369419U (ja) | 1991-07-10 |
JPH06976Y2 true JPH06976Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31679345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989131861U Expired - Lifetime JPH06976Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 傘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06976Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5497147A (en) * | 1978-01-13 | 1979-08-01 | Shierii Jiyatsuku | Umbrella |
JPS5822003A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-09 | 児玉 征男 | 傘外部円曲二叉装置 |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP1989131861U patent/JPH06976Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0369419U (ja) | 1991-07-10 |
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