JPH0697570B2 - 高カットスル−抵抗絶縁導体 - Google Patents
高カットスル−抵抗絶縁導体Info
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- JPH0697570B2 JPH0697570B2 JP11870587A JP11870587A JPH0697570B2 JP H0697570 B2 JPH0697570 B2 JP H0697570B2 JP 11870587 A JP11870587 A JP 11870587A JP 11870587 A JP11870587 A JP 11870587A JP H0697570 B2 JPH0697570 B2 JP H0697570B2
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- H01B13/08—Insulating conductors or cables by winding
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子機器の内部配線などに使用される、高
いカットスルー抵抗と高い機械強度を有する四弗化エチ
レン樹脂(以下PTFEと称す)により被覆された絶縁導体
に関する。
いカットスルー抵抗と高い機械強度を有する四弗化エチ
レン樹脂(以下PTFEと称す)により被覆された絶縁導体
に関する。
〔従来の技術〕 電線・ケーブルの産業分野において、近年PTFEは極めて
重要な絶縁材料になってきた。この材料の使用により、
絶縁電線の化学的・熱的・電気的な特性を向上させて、
この分野に新たな世代をもたらした。
重要な絶縁材料になってきた。この材料の使用により、
絶縁電線の化学的・熱的・電気的な特性を向上させて、
この分野に新たな世代をもたらした。
押し出し成形され、345℃以上で熱処理されたPTFE絶縁
電線には非常に多くの用途がある。そのうちの一つとし
て電子機器の内部配線として使用される機器配線用電線
がある。絶縁電線は、それぞれの用途によって、ある特
性は他の特性よりもより強く要求される。例えば、米国
軍用規格(MIL規格)は、機器配線用電線に対して6 mil
(約0.152mm)の絶縁厚の場合、実効値で2500ボルトの
スパークテストに耐えることを要求している。機器配線
用PTFE電線は、この要求を満足する。
電線には非常に多くの用途がある。そのうちの一つとし
て電子機器の内部配線として使用される機器配線用電線
がある。絶縁電線は、それぞれの用途によって、ある特
性は他の特性よりもより強く要求される。例えば、米国
軍用規格(MIL規格)は、機器配線用電線に対して6 mil
(約0.152mm)の絶縁厚の場合、実効値で2500ボルトの
スパークテストに耐えることを要求している。機器配線
用PTFE電線は、この要求を満足する。
また、PTFEは、小さい比誘電率と低誘電正接などの優れ
た誘電特性を有する。PTFE絶縁体は、260℃もの高温環
境あるいはマイナス273℃に近い低温環境での使用にも
耐えうる。PTFE絶縁体は、本質的に化学的に不活性であ
り、したがって極めて厳しい化学的環境での使用にも耐
えうるなどの利点がある。
た誘電特性を有する。PTFE絶縁体は、260℃もの高温環
境あるいはマイナス273℃に近い低温環境での使用にも
耐えうる。PTFE絶縁体は、本質的に化学的に不活性であ
り、したがって極めて厳しい化学的環境での使用にも耐
えうるなどの利点がある。
一方、欠点としては、カットスルー抵抗が小さい、コー
ルドフロー抵抗が小さい、引張強度が小さいなど、機械
的特性が劣っている点である。とりわけPTFE絶縁電線
は、ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルムあるい
はデュポン社の商品名テフゼルで販売されているエチ
レンとテトラフルオロエチレンの共重合体の押し出し成
形品などの絶縁材料と比べると、極めて劣ったカットス
ルー抵抗しか有さない。ここでカットスルー抵抗とは、
鋭いエッジが絶縁層を突き破って導体と接触するのに要
する力の数量である。
ルドフロー抵抗が小さい、引張強度が小さいなど、機械
的特性が劣っている点である。とりわけPTFE絶縁電線
は、ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルムあるい
はデュポン社の商品名テフゼルで販売されているエチ
レンとテトラフルオロエチレンの共重合体の押し出し成
形品などの絶縁材料と比べると、極めて劣ったカットス
ルー抵抗しか有さない。ここでカットスルー抵抗とは、
鋭いエッジが絶縁層を突き破って導体と接触するのに要
する力の数量である。
電線のカットスルー抵抗を測定するために、図に示した
ような「動荷重カットスルー試験装置」に約12inch(約
30cm)の長さの試料電線を取りつけている。試料電線1
は、金敷3によって支持され、所定の位置にある。刃の
角度が90度で刃先端の半径が0.001±0.0005inch(0.025
4±0.0127mm)の刃5は、試料電線1の軸に対して直角
で、絶縁体の外表面に対向して位置している。試験装置
は、ねじを設けた可変棒7と、この可変棒7が回転した
ときに噛み合う溝を内側に有する貫通穴を設けた重り9
を有し、重り9は可変棒7の回転に伴い可変棒7に沿っ
て移動する。重り9が移動するにつれて刃5に加わる力
は増加する。ねじを設けた可変棒7の回転速度は一定
で、可変棒7の回転に伴って刃5に加わる力は10kg/分
の割合で一定に増加するようになっている。電気的検知
回路は、いつ刃5が試料の絶縁体を貫通し導体に接触し
たかを感知し、ねじを設けた可変棒7の回転を止める。
これは試験の終了であると認められる。
ような「動荷重カットスルー試験装置」に約12inch(約
30cm)の長さの試料電線を取りつけている。試料電線1
は、金敷3によって支持され、所定の位置にある。刃の
角度が90度で刃先端の半径が0.001±0.0005inch(0.025
4±0.0127mm)の刃5は、試料電線1の軸に対して直角
で、絶縁体の外表面に対向して位置している。試験装置
は、ねじを設けた可変棒7と、この可変棒7が回転した
ときに噛み合う溝を内側に有する貫通穴を設けた重り9
を有し、重り9は可変棒7の回転に伴い可変棒7に沿っ
て移動する。重り9が移動するにつれて刃5に加わる力
は増加する。ねじを設けた可変棒7の回転速度は一定
で、可変棒7の回転に伴って刃5に加わる力は10kg/分
の割合で一定に増加するようになっている。電気的検知
回路は、いつ刃5が試料の絶縁体を貫通し導体に接触し
たかを感知し、ねじを設けた可変棒7の回転を止める。
これは試験の終了であると認められる。
試験開始前に重り9は、可変棒7が釣り合う位置で、な
おかつ刃5が試料電線1の外表面に接する位置にセット
される。タイマーは、試験開始から終了までに費やされ
た時間を測定する。既知で一定の増加率によって荷重が
増加するこの時間測定は,絶縁体貫通時に刃5に加わっ
ていた荷重を簡単に計算することを可能にする。これが
動荷重カットスルー抵抗測定である。各々の試料につい
て測定は10回なされ、結果は平均される。
おかつ刃5が試料電線1の外表面に接する位置にセット
される。タイマーは、試験開始から終了までに費やされ
た時間を測定する。既知で一定の増加率によって荷重が
増加するこの時間測定は,絶縁体貫通時に刃5に加わっ
ていた荷重を簡単に計算することを可能にする。これが
動荷重カットスルー抵抗測定である。各々の試料につい
て測定は10回なされ、結果は平均される。
試験結果は刃の局所的鋭利さに大きく依存する。このこ
とは、全切削面にわたって刃の硬さと均一性が厳しく要
求されることを意味する。それゆえ均一な鋭利さと耐久
性を持った刃のみを使用するよう配慮が必要である。ま
た、刃は各試験の前に検定しておく必要がある。
とは、全切削面にわたって刃の硬さと均一性が厳しく要
求されることを意味する。それゆえ均一な鋭利さと耐久
性を持った刃のみを使用するよう配慮が必要である。ま
た、刃は各試験の前に検定しておく必要がある。
刃の鋭利さを検定する一つの方法としては、テフゼル
で0.00475inch(約0.12mm)厚さに絶縁された30(1)A
WGの単線を試験してみることである。もし、1.0±0.1kg
で絶縁体貫通が起これば、刃は望ましい鋭利さにある。
で0.00475inch(約0.12mm)厚さに絶縁された30(1)A
WGの単線を試験してみることである。もし、1.0±0.1kg
で絶縁体貫通が起これば、刃は望ましい鋭利さにある。
1970年に新しい形態のPTFEが発表された。(詳細は、米
国特許4,187,390を参照)この高強度を有する延伸PTFE
は、電線・ケーブルの産業分野にとって重要な絶縁材料
である。
国特許4,187,390を参照)この高強度を有する延伸PTFE
は、電線・ケーブルの産業分野にとって重要な絶縁材料
である。
米国特許3,953,566は、丈夫な多孔質物質を得るため
に、ペースト押し出し成形された未焼成のPTFEを、高率
で延伸してこの素材を製造する方法を開示している。こ
れらの新しい素材は、未焼成の状態で二つの結晶融点…
…一つは約342℃もう一つは約384℃……を持っているこ
とが発見された。
に、ペースト押し出し成形された未焼成のPTFEを、高率
で延伸してこの素材を製造する方法を開示している。こ
れらの新しい素材は、未焼成の状態で二つの結晶融点…
…一つは約342℃もう一つは約384℃……を持っているこ
とが発見された。
延伸多孔質PTFEで絶縁された電線やケーブルは、MIL規
格で規定されているような高い耐電圧特性が得られない
ため、機器配線用電線としては使用できない。この絶縁
体は、多数の絶縁層として導体の回りに巻装された後に
焼成されてもこの多数の絶縁層間には弱い接着しか得ら
れない。また、表面張力の小さな(例えば50dyn/cm以下
の)液体はこの絶縁体に浸透する。この結果、この絶縁
体は単独では使用できない場合がある。
格で規定されているような高い耐電圧特性が得られない
ため、機器配線用電線としては使用できない。この絶縁
体は、多数の絶縁層として導体の回りに巻装された後に
焼成されてもこの多数の絶縁層間には弱い接着しか得ら
れない。また、表面張力の小さな(例えば50dyn/cm以下
の)液体はこの絶縁体に浸透する。この結果、この絶縁
体は単独では使用できない場合がある。
しかしながら、延伸された多孔質PTFE絶縁体は、極めて
小さい比誘電率および低誘電体損失など、その卓越した
誘電特性のために、非常に有用である。
小さい比誘電率および低誘電体損失など、その卓越した
誘電特性のために、非常に有用である。
この発明は、増強されたカットスルー抵抗という機械的
要求特性、小さい比誘電率・低誘電体損失などの電気的
要求特性とともに、高い誘電圧特性をも有する絶縁導体
を提供しようとするものである。
要求特性、小さい比誘電率・低誘電体損失などの電気的
要求特性とともに、高い誘電圧特性をも有する絶縁導体
を提供しようとするものである。
この発明は、上記した従来技術の欠点を鑑みなされたも
ので、導体と該導体を巻装してなる絶縁テープ層により
なる絶縁導体において、前記絶縁テープ層は、延伸PTFE
テープを圧縮して密度を1.9g/cm3以上、結晶融点375℃
以上にしたテープ(以下高強度圧縮テープと称す)を少
なくとも一層有し、345℃以上で熱処理されてなること
を特徴とする高カットスルー抵抗絶縁導体を構成する。
ので、導体と該導体を巻装してなる絶縁テープ層により
なる絶縁導体において、前記絶縁テープ層は、延伸PTFE
テープを圧縮して密度を1.9g/cm3以上、結晶融点375℃
以上にしたテープ(以下高強度圧縮テープと称す)を少
なくとも一層有し、345℃以上で熱処理されてなること
を特徴とする高カットスルー抵抗絶縁導体を構成する。
この発明によれば、導体と該導体を巻装してなる絶縁テ
ープ層とよりなる絶縁導体の絶縁テープ層は、高強度圧
縮テープを少なくとも一層有している。このテープ層は
345℃以上で熱処理された場合、約327℃と、約342℃の
二つの結晶融点を有し、375℃以上で熱処理された場
合、約327℃と、高温に曝される時間に依存する375℃以
上の二つの結晶融点を持つことになる。
ープ層とよりなる絶縁導体の絶縁テープ層は、高強度圧
縮テープを少なくとも一層有している。このテープ層は
345℃以上で熱処理された場合、約327℃と、約342℃の
二つの結晶融点を有し、375℃以上で熱処理された場
合、約327℃と、高温に曝される時間に依存する375℃以
上の二つの結晶融点を持つことになる。
この発明によれば、この発明による高強度圧縮テープを
施す前に、導体の外周に少なくとも一層の充実質PTFEを
施すことができる。また、この充実質PTFE層は高強度圧
縮テープを施した後に設けてもよい。このための充実質
PTFEは、カレンダー成形され潤滑剤を除去した押し出し
未焼成PTFEが良い。この材料は、代表的には密度が1.6g
/cm3で厚さが0.0015〜0.015inch(0.0381〜0.381mm)の
範囲である。
施す前に、導体の外周に少なくとも一層の充実質PTFEを
施すことができる。また、この充実質PTFE層は高強度圧
縮テープを施した後に設けてもよい。このための充実質
PTFEは、カレンダー成形され潤滑剤を除去した押し出し
未焼成PTFEが良い。この材料は、代表的には密度が1.6g
/cm3で厚さが0.0015〜0.015inch(0.0381〜0.381mm)の
範囲である。
また、伝送特性上の要求から、導体の外周に延伸PTFEテ
ープを施してから高強度圧縮テープを施しても良いし、
導体の外周に高強度圧縮テープを施してから延伸PTFEテ
ープを施しても良い。
ープを施してから高強度圧縮テープを施しても良いし、
導体の外周に高強度圧縮テープを施してから延伸PTFEテ
ープを施しても良い。
かくして得られた高強度圧縮テープ層の構成は密とな
り、機械的強度は一般の充実質PTFEよりも優れたものが
得られる。更に上記のごとく得られる絶縁導体を345℃
以上の温度で熱処理するので、高強度圧縮テープ層間の
密着は十分なものとなる。この結果、得られる絶縁導体
は一般の充実質PTFE絶縁導体よりも25%以上もカットス
ルー抵抗値が向上する。
り、機械的強度は一般の充実質PTFEよりも優れたものが
得られる。更に上記のごとく得られる絶縁導体を345℃
以上の温度で熱処理するので、高強度圧縮テープ層間の
密着は十分なものとなる。この結果、得られる絶縁導体
は一般の充実質PTFE絶縁導体よりも25%以上もカットス
ルー抵抗値が向上する。
上記に述べたように、米国特許3,963,566(以下詳細は
この特許を参照)は、未焼成のPTFE押し出し物品を高率
で延伸して高強度の素材を製造する方法を開示してい
る。
この特許を参照)は、未焼成のPTFE押し出し物品を高率
で延伸して高強度の素材を製造する方法を開示してい
る。
この発明の具体的な構成方法を以下に述べる。PTFE押し
出し物品は、前記米国特許3,953,566にに述べられてい
るように延伸される。この延伸された物品は、一組の圧
縮ロールに挟持して通し、少なくとも1.9g/cm3の密度に
なるように圧縮される。このフィルムは多孔質と密度の
増加を保ったままである。しかしながら、このフィルム
は大きな強度を保有している。
出し物品は、前記米国特許3,953,566にに述べられてい
るように延伸される。この延伸された物品は、一組の圧
縮ロールに挟持して通し、少なくとも1.9g/cm3の密度に
なるように圧縮される。このフィルムは多孔質と密度の
増加を保ったままである。しかしながら、このフィルム
は大きな強度を保有している。
この高強度圧縮テープは、導体にじかに、あるいは、あ
らかじめ一層あるいは多層の充実質PTFEテープまたは延
伸多孔質PTFEテープで絶縁体層を設けてある上に巻装す
ることができる。高強度圧縮テープは、充填材料を含ん
で構成することもできる。また、高強度圧縮テープは導
体に対して幾層設けても構わないし、充実質PTFEテープ
または延伸多孔質PTFEテープと交互に巻装することも可
能である。
らかじめ一層あるいは多層の充実質PTFEテープまたは延
伸多孔質PTFEテープで絶縁体層を設けてある上に巻装す
ることができる。高強度圧縮テープは、充填材料を含ん
で構成することもできる。また、高強度圧縮テープは導
体に対して幾層設けても構わないし、充実質PTFEテープ
または延伸多孔質PTFEテープと交互に巻装することも可
能である。
この高強度圧縮テープは、導体にじかに、あるいは導体
に既に巻装されている充実質PTFEテープ、または延伸多
孔質PTFEテープ層の外周に巻装され、345℃以上の焼成
温度で一定時間加熱される。この時の温度と時間は、導
体サイズ・絶縁体厚さなどにより異なる。
に既に巻装されている充実質PTFEテープ、または延伸多
孔質PTFEテープ層の外周に巻装され、345℃以上の焼成
温度で一定時間加熱される。この時の温度と時間は、導
体サイズ・絶縁体厚さなどにより異なる。
この発明による絶縁導体は、カットスルー抵抗が増大
し、充実PTFE絶縁のものより25%以上も大きな値とな
る。
し、充実PTFE絶縁のものより25%以上も大きな値とな
る。
次にこの発明による製造例を説明するが、この発明はこ
れらの製造例に限定されるものではない。
れらの製造例に限定されるものではない。
〔第1製造例〕 PTFE樹脂は、潤滑剤と共に混合されてペースト押し出し
され、潤滑剤で濡れた押し出し成形物品を得る。この濡
れた押し出し成形物品は、カレンダーロールで圧延され
て、厚さ0.016inch(約0.4mm)、幅約6inch(約152mm)
のフィルムを得る。このフィルムは約250℃の温度に加
熱されたドラムの回りを通過しながら乾燥され、次に27
5℃の温度下で、2番目(速い方)のロールの速さが105
feet/分(約32m/分)である二つの速さの異なるロール
の間で2:1に延伸される。その結果できたテープは、厚
さ約0.015inch(0.381mm)幅約4.9inch(約124mm)密度
約0.97g/cm3である。
され、潤滑剤で濡れた押し出し成形物品を得る。この濡
れた押し出し成形物品は、カレンダーロールで圧延され
て、厚さ0.016inch(約0.4mm)、幅約6inch(約152mm)
のフィルムを得る。このフィルムは約250℃の温度に加
熱されたドラムの回りを通過しながら乾燥され、次に27
5℃の温度下で、2番目(速い方)のロールの速さが105
feet/分(約32m/分)である二つの速さの異なるロール
の間で2:1に延伸される。その結果できたテープは、厚
さ約0.015inch(0.381mm)幅約4.9inch(約124mm)密度
約0.97g/cm3である。
乾燥された未焼成PTFEテープは、多ロール三段階延伸装
置で更に加工される。第一段階では導入ロールのスピー
ドは1.85feet/分、(約0.564m/分)にし、出力ロールは
37.5feet/分(11.43m/分)(20:1)に設定した。これら
のロール間隔は、2feet(約61cm)、この間の延伸板の
温度は325℃であった。第一段階に引き続いて行われる
第二段階の出力ロールのスピードは、75feet/分(22.86
m/分)(2:1)、ロール間隔は2feet(約61cm)、温度は
325℃であった。第三段階は第二段階に引き続き行われ
る。第三段階の出力ロールのスピードは75feet/分(22.
86/分)で温度は330℃、ロール間隔は4feet(約122cm)
であった。
置で更に加工される。第一段階では導入ロールのスピー
ドは1.85feet/分、(約0.564m/分)にし、出力ロールは
37.5feet/分(11.43m/分)(20:1)に設定した。これら
のロール間隔は、2feet(約61cm)、この間の延伸板の
温度は325℃であった。第一段階に引き続いて行われる
第二段階の出力ロールのスピードは、75feet/分(22.86
m/分)(2:1)、ロール間隔は2feet(約61cm)、温度は
325℃であった。第三段階は第二段階に引き続き行われ
る。第三段階の出力ロールのスピードは75feet/分(22.
86/分)で温度は330℃、ロール間隔は4feet(約122cm)
であった。
したがって、この三段階延伸装置の延伸比率は40:1で、
全体での延伸比率は80:1である。この延伸多孔質未焼成
PTFEテープの特性は以下のようであった。厚さ約0.002i
nch(0.0508mm)幅約1.7inch(43.18mm)密度約0.56g/c
m3。示差走査熱量測定(D.S.C)試験によると、二つの
結晶融点が約344℃と約379℃であることを示していた。
全体での延伸比率は80:1である。この延伸多孔質未焼成
PTFEテープの特性は以下のようであった。厚さ約0.002i
nch(0.0508mm)幅約1.7inch(43.18mm)密度約0.56g/c
m3。示差走査熱量測定(D.S.C)試験によると、二つの
結晶融点が約344℃と約379℃であることを示していた。
次に延伸多孔質未焼成PTFEテープは、二つの磨かれた鋼
製ロールの間で圧縮され、約90℃の温度まで熱せられ、
最終的なテープの密度は1.96g/cm3、厚さは約0.0006inc
h(0.01524mm)、幅は約1.7inch(43.18mm)であった。
D.S.C試験は、二つの結晶融点が約345℃と約383℃であ
ることを示していた。
製ロールの間で圧縮され、約90℃の温度まで熱せられ、
最終的なテープの密度は1.96g/cm3、厚さは約0.0006inc
h(0.01524mm)、幅は約1.7inch(43.18mm)であった。
D.S.C試験は、二つの結晶融点が約345℃と約383℃であ
ることを示していた。
この高強度圧縮テープは、細長く裁断され、通常のテー
プ巻き付け技術により30(1)AWGの導体の外周に螺旋
状に巻装される。11層に重ね巻きされたときの絶縁体厚
さは約0.006inch(0.1524mm)であった。これらの絶縁
層は、3層のものを3工程と、2層のものを1工程巻回
して得られ、それぞれの巻回しは順次巻し付け方向が逆
方向である。
プ巻き付け技術により30(1)AWGの導体の外周に螺旋
状に巻装される。11層に重ね巻きされたときの絶縁体厚
さは約0.006inch(0.1524mm)であった。これらの絶縁
層は、3層のものを3工程と、2層のものを1工程巻回
して得られ、それぞれの巻回しは順次巻し付け方向が逆
方向である。
テープ巻き絶縁された導体は、約390℃の温度に熱せら
れた溶液槽に5〜7秒間通された。一方、通常の充実質
PTFE絶縁導体は次のように用意された。厚さ0.003inch
(0.0762mm)で密度約1.54g/cm3の3層の未焼成PTFEテ
ープが30(1)AWGの導体上に1工程で巻回されてい
る。この絶縁導体は、その後約390℃の温度に熱せられ
た溶液槽に5〜7秒間通された。
れた溶液槽に5〜7秒間通された。一方、通常の充実質
PTFE絶縁導体は次のように用意された。厚さ0.003inch
(0.0762mm)で密度約1.54g/cm3の3層の未焼成PTFEテ
ープが30(1)AWGの導体上に1工程で巻回されてい
る。この絶縁導体は、その後約390℃の温度に熱せられ
た溶液槽に5〜7秒間通された。
一連のカットスルー抵抗試験は、「動荷重カットスルー
試験装置」を用いて二つの製品について行われた。それ
ぞれ10個の試料が試験され、平均値が出された。各々の
結果および各々の試料の仕上がり外径は第1表に示され
ている。
試験装置」を用いて二つの製品について行われた。それ
ぞれ10個の試料が試験され、平均値が出された。各々の
結果および各々の試料の仕上がり外径は第1表に示され
ている。
検定試料としてテフゼルで5mil(0.127mm)の厚さに
絶縁された30番線の試料も試験された。
絶縁された30番線の試料も試験された。
38(1)AWGと18(1)AWGの導体についても同様の処置
がなされた。これらの結果も第1表に示されている。
がなされた。これらの結果も第1表に示されている。
〔第二製造例〕 24(7/32)AWGの導体に0.002inch(0.0508mm)厚の密度
1.55g/cm3の充実質PTFEテープを2層巻装した。次にそ
の外周に、第一製造例に示した方法で製造した0.00059i
nch(約0.015mm)の厚さの高強度圧縮テープを2層ずつ
3工程で順次異なる方向に巻装した。この巻装導体は約
390℃に熱せられた溶液槽に13秒間通された。一方、充
実質PTFE絶縁導体は次のように用意された。0.0025inch
(0.0635mm)の充実質PTFEテープ3層を24(7/32)AWG
の導体に1工程で巻回した。この絶縁導体は約390℃に
熱せられた溶液槽に13秒間通された。第2表に両試料の
カットスルー抵抗値と仕上がり外径を示す。
1.55g/cm3の充実質PTFEテープを2層巻装した。次にそ
の外周に、第一製造例に示した方法で製造した0.00059i
nch(約0.015mm)の厚さの高強度圧縮テープを2層ずつ
3工程で順次異なる方向に巻装した。この巻装導体は約
390℃に熱せられた溶液槽に13秒間通された。一方、充
実質PTFE絶縁導体は次のように用意された。0.0025inch
(0.0635mm)の充実質PTFEテープ3層を24(7/32)AWG
の導体に1工程で巻回した。この絶縁導体は約390℃に
熱せられた溶液槽に13秒間通された。第2表に両試料の
カットスルー抵抗値と仕上がり外径を示す。
〔第三製造例〕 充実質PTFE絶縁体と高強度圧縮テープ絶縁導体は、いず
れも第二製造例で示したようにテープが巻回された。た
だしこの場合、両試料は溶液槽で370℃で120秒間熱せら
れた。第3表に両試料のカットスルー抵抗値と仕上がり
外径を示す。
れも第二製造例で示したようにテープが巻回された。た
だしこの場合、両試料は溶液槽で370℃で120秒間熱せら
れた。第3表に両試料のカットスルー抵抗値と仕上がり
外径を示す。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、絶縁導体を構成
する絶縁テープ層は、延伸四弗化エチレン樹脂テープを
圧縮して密度を1.9g/cm3以上、結晶融点を375℃以上に
したテープを少なくとも一層有し、345℃以上で熱処理
されているので、圧縮・焼成により絶縁導体の機械的強
度は著しく向上する。更に、上記のごとく得られる絶縁
導体は345℃以上で熱処理されているので、絶縁テープ
層間の密着は十分なものとなる。この結果、得られる絶
縁導体は、PTFEの優れた電気的特性を維持しつつ、従来
の充実質PTFE絶縁導体よりも、25%以上もカットスルー
抵抗値の向上した機械的強度の優れた絶縁導体となると
いう効果が得られる。
する絶縁テープ層は、延伸四弗化エチレン樹脂テープを
圧縮して密度を1.9g/cm3以上、結晶融点を375℃以上に
したテープを少なくとも一層有し、345℃以上で熱処理
されているので、圧縮・焼成により絶縁導体の機械的強
度は著しく向上する。更に、上記のごとく得られる絶縁
導体は345℃以上で熱処理されているので、絶縁テープ
層間の密着は十分なものとなる。この結果、得られる絶
縁導体は、PTFEの優れた電気的特性を維持しつつ、従来
の充実質PTFE絶縁導体よりも、25%以上もカットスルー
抵抗値の向上した機械的強度の優れた絶縁導体となると
いう効果が得られる。
図は、動荷重カットスルー試験装置の説明図である。 1:試料電線、3:金敷、5:刃、7:可変棒、9:重り。
Claims (5)
- 【請求項1】導体と該導体を巻装してなる絶縁テープ層
とより成る絶縁導体において、前記絶縁テープ層は、延
伸四弗化エチレン樹脂テープを圧縮して密度を1.9g/cm3
以上、結晶融点を375℃以上にしたテープを少なくとも
一層有し、345℃以上で熱処理されてなることを特徴と
する高カットスルー抵抗絶縁導体。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の高カットス
ルー抵抗絶縁導体において、絶縁テープ層は、内層に少
なくとも一層の充実四弗化エチレン樹脂テープを有する
ことを特徴とする高カットスルー抵抗絶縁導体。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の高カットス
ルー抵抗絶縁導体において、絶縁テープ層は、外周に少
なくとも一層の充実四弗化エチレン樹脂テープを有する
ことを特徴とする高カットスルー抵抗絶縁導体。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の高カットス
ルー抵抗絶縁導体において、絶縁テープ層は、内層に少
なくとも一層の延伸四弗化エチレン樹脂テープを有する
ことを特徴とする高カットスルー抵抗絶縁導体。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項に記載の高カットス
ルー抵抗絶縁導体において、絶縁テープ層は、外周に少
なくとも一層の延伸四弗化エチレン樹脂テープを有する
ことを特徴とする高カットスルー抵抗絶縁導体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US889230 | 1986-07-25 | ||
US06/889,230 US4732629A (en) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | Method for manufacturing an insulated conductor having a high cut-through resistance |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63271808A JPS63271808A (ja) | 1988-11-09 |
JPH0697570B2 true JPH0697570B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=25394746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11870587A Expired - Lifetime JPH0697570B2 (ja) | 1986-07-25 | 1987-05-15 | 高カットスル−抵抗絶縁導体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4732629A (ja) |
JP (1) | JPH0697570B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5636551A (en) * | 1992-05-04 | 1997-06-10 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Method of making a mechanical cable |
US5374473A (en) * | 1992-08-19 | 1994-12-20 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Dense polytetrafluoroethylene articles |
FR2694940A1 (fr) * | 1993-08-04 | 1994-02-25 | Gore & Ass | Articles en polytétrafluoroéthylène dense. |
US5500038A (en) * | 1994-08-30 | 1996-03-19 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Non-particulating compact adsorbent filter |
JP4626014B2 (ja) * | 2000-06-15 | 2011-02-02 | ダイキン工業株式会社 | 高周波信号伝送用製品およびその製法 |
SE517352C2 (sv) * | 2000-09-25 | 2002-05-28 | Possio Ab Publ | En gateway för ett trådlöst internetsystem |
US7125464B2 (en) | 2001-12-20 | 2006-10-24 | Boston Scientific Santa Rosa Corp. | Method for manufacturing an endovascular graft section |
US20050124242A1 (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-09 | Jean Norvell | Novel polymer films and textile laminates containing such polymer films |
US20050238872A1 (en) * | 2004-04-23 | 2005-10-27 | Kennedy Michael E | Fluoropolymer barrier material |
JP5661322B2 (ja) * | 2010-04-15 | 2015-01-28 | 株式会社クラベ | Ptfe多孔体、絶縁電線・ケーブル |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3486961A (en) * | 1966-07-27 | 1969-12-30 | Minnesota Mining & Mfg | Continuous method for making a polytetrafluoroethylene laminate |
US3422215A (en) * | 1967-02-16 | 1969-01-14 | Westinghouse Electric Corp | Insulated cable |
US3488537A (en) * | 1967-04-04 | 1970-01-06 | Gen Electric | Dynamoelectric machine having fluorocarbon plastic film insulation and method of making the same |
US3887761A (en) * | 1967-09-07 | 1975-06-03 | Gore & Ass | Tape wrapped conductor |
CA962021A (en) * | 1970-05-21 | 1975-02-04 | Robert W. Gore | Porous products and process therefor |
US3756004A (en) * | 1970-09-21 | 1973-09-04 | Gore & Ass | Method and apparatus for insulating electrical conductors |
US4529564A (en) * | 1982-08-23 | 1985-07-16 | Carlisle Corporation | Manufacture of low density sintered polytetrafluoroethylene insulated cable |
-
1986
- 1986-07-25 US US06/889,230 patent/US4732629A/en not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-05-15 JP JP11870587A patent/JPH0697570B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4732629A (en) | 1988-03-22 |
JPS63271808A (ja) | 1988-11-09 |
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