JPH0697102A - レーザアニールの方法及び色素レーザ装置 - Google Patents

レーザアニールの方法及び色素レーザ装置

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JPH0697102A
JPH0697102A JP24298992A JP24298992A JPH0697102A JP H0697102 A JPH0697102 A JP H0697102A JP 24298992 A JP24298992 A JP 24298992A JP 24298992 A JP24298992 A JP 24298992A JP H0697102 A JPH0697102 A JP H0697102A
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JP
Japan
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laser
dye
light
xenon flash
laser light
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JP24298992A
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English (en)
Inventor
Kiwamu Takehisa
究 武久
Koji Kuwabara
皓二 桑原
Makoto Yano
眞 矢野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】レーザアニールに用いられるキセノンフラッシ
ュランプ5a,5bを励起光源とする色素レーザ装置2
では、クーマリン系の色素溶液が用いられている。発振
するレーザ光9の出力はおよそ100Jであり、パルス
幅は約5マイクロ秒である。レーザ光9はSi基板12
cに照射され、斜線で示され部分がアニールされる。 【効果】レーザ光1パルスで、Si基板全面をアニール
することができるため、アニール処理に要する時間が従
来に比べて桁違いに短縮され、単位時間当りのアニール
処理できるSi基板の枚数が大幅に増加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザアニールの方法、
及び色素レーザ装置に係り、特に、シリコンから成る膜
(以下Si基板と示す。)にトランジスタ(一般にTF
Tと呼ばれる。)を形成する場合に行うSi基板のレー
ザアニールの方法、及びこの方法に用いる色素レーザ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アモルファスシリコン膜を再結
晶化させる一つの手段としてレーザアニールがある。こ
れによると、チャネル層となるSi膜を非晶質状態でガ
ラス基板上に堆積した後、レーザ光を照射してこのSi
膜を多結晶に改質することで、電子の移動度を高くする
ことができる。
【0003】従来、この種のレーザアニールには、エキ
シマレーザ(例えば波長0.248μあるいは波長0.3
08μ などがある。)やアルゴンイオンレーザ(おも
な発振波長は0.514μ である。)などの様に、レー
ザ光がシリコンに強く吸収される波長約0.5μ 以下に
おいて平均出力数W以上が得られる高出力レーザが用い
られてきた。
【0004】エキシマレーザでアニールする場合、通
常、およそ0.2J/cm2の強度でレーザ光を照射する必
要がある。これに対して、一般に市販されている放電励
起のエキシマレーザでは、通常数J程度までのレーザ出
力が得られるため、パルス光1発の照射で、最大数cm角
の部分をアニールできる。そのため、数十cm四方の大き
さであるSi基板の全面をアニールするためには、パル
スごとに照射位置を変えて、複数発レーザ光を照射する
必要があった。
【0005】また、Arレーザを用いる場合は、以下で
説明する二つの理由から、照射させるレーザ光の強度を
高くするために、レーザ光をレンズにより小さく集光さ
せる必要がある。つまり、Arレーザから取り出される
レーザ光は、数W程度の連続出力(以下CWと示す。)
であるため、数MW以上のピークパワーを有するエキシ
マレーザに比べてパワーが数桁も小さい。そこで、レー
ザ光を直径数十μ以下程度の小さなスポットに集光させ
てレーザ光強度を高め、レーザ光を照射させながら、レ
ーザ光あるいはSi基板を動かすことで、Si基板全面
が照射される様にしていた。
【0006】尚、この種に関しては、1991年10月
9日〜12日に岡山大学で行なわれた「1991年秋季
第52回応用物理学会学術講演会」の講演予稿集No.2
P800、11a−RG−7、及びP801、11a
−RG−8に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】基板上にパルス状のレ
ーザ光を複数発照射させる場合、レーザ光が全く照射さ
れない部分が生じない様にするために、パルス毎のレー
ザ光の照射領域が僅かに重なり合う様にする。その結
果、レーザ光が2度照射される部分が生じ、この部分で
はアニール処理後に電気的特性がばらつくことがあっ
た。
【0008】これに対して、大きさが数十cm四方のSi
基板の全面を1パルスのレーザ光でアニールさせるなら
ば、100J程度のレーザ出力が要求される。ところ
が、この程度のレーザ出力を、一般に市販されている放
電励起のエキシマレーザから取り出すことは以下の理由
から困難である。つまり、放電励起のエキシマレーザで
は、レーザ出力を増すために、単に放電体積を増加させ
るだけでは、放電の不安定性や不均一性が生じるからで
ある。また、エキシマレーザでも電子ビームで励起させ
る方式のものでは、100J以上のレーザ出力を取り出
すことができるが、装置が大型化し、しかも高価になる
などの問題点があった。
【0009】また、Arレーザを用いる方法では、以下
に説明する問題があった。
【0010】直径数十μ程度に小さいスポット径で照射
させるため、1回のスキャンでは、数十μ程度に細い帯
状にアニールされるため、基板全面をアニールするに
は、数千回もスキャンする必要があり、スループットの
点が問題となっていた。
【0011】また、エキシマレーザを用いる場合、通
常、取り出されるレーザ光のパルス幅は数十ノナ秒であ
り、この程度の短パルスでは、レーザ光の照射により、
Si基板の表面が急激に温度上昇し、Siの蒸発などの
アブレーションが起こり、良質なアニールができないこ
とがあった。しかも、レーザ光が不均一な強度分布にな
ることがあり、その結果、良質なアニールが施されなく
なるめ、従来、レーザ光の強度分布を均一化するビーム
ホモジナイザなどが利用されていた。
【0012】次に、従来の色素レーザにおける問題点の
一つを説明する。色素レーザでは、発振して取り出され
るレーザ光の強度分布は、色素セルの大きさや色素溶液
の濃度(以下色素濃度と示す。)などに左右されるが、
以下の理由から、均一な強度分布のレーザ光を効率良く
取り出すのが困難なこともあった。色素濃度が高すぎる
と、色素セル内部の中心部まで励起光が十分浸透できな
いため、この中心部ではレーザの利得が低くなる。その
結果、取り出されるレーザ光の強度分布において、中心
部が弱くなることがある。これに対して、色素濃度が低
すぎると、色素セル内部の中心部まで励起光が浸透でき
ても、色素セルを突き抜けて透過してしまう励起光の割
合が高くなっていき、その結果、レーザ動作に利用され
ない励起光が増して、レーザの効率が低下していくこと
があった。
【0013】本発明の目的は以上に説明した問題を解決
することにあり、エキシマレーザを用いずに、数十cm四
方の大きさのSi基板の全面に対して、レーザ光を1パ
ルス照射するだけで良質なアニールができる方法を提供
し、さらに均一な強度分布を有するレーザ光を効率良く
発生できる色素レーザを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、フラッシュランプ励起の色素レーザ装置を用い
て、アニールするものである。
【0015】また、波長0.5μ 以下のレーザ光を取り
出すために、クーマリン系の色素を含んだ色素溶液をレ
ーザ媒質として、励起光源にはキセノンフラッシュラン
プを用いたものである。
【0016】また、クーマリン系の色素をさらに効率良
く励起するために、波長0.5μ 以下のある波長帯にお
いて高い透過率を有し、かつ波長0.5μ 以上のある波
長帯において高い反射率を有するコーティングが施され
たチューブの中に、キセノンフラッシュランプを挿入し
たものである。
【0017】また、均一な強度分布を有するレーザ光を
効率良く発生させるために、色素セルが互いに平行な2
枚の平面ガラスを含み、平面ガラスの外側面でレーザ光
がジグザグに全反射を繰り返して進ませたものである。
【0018】
【作用】フラッシュランプ励起の色素レーザ装置では、
色素溶液の体積に比例させて、フラッシュランプの本数
を増やしたり、フラッシュランプに長いものを用いるだ
けで、色素溶液全体を励起できるため、レーザ出力を容
易に増加させることができる。
【0019】また、色素レーザ装置では、色素の種類に
よって発振波長をコントロールすることができるため、
クーマリン系の色素を用いることで、波長0.5μ 以下
のレーザ光を効率良く取り出すことができる。
【0020】また、キセノンフラッシュランプの発光ス
ペクトルには、波長0.2μから0.5μの紫外光を含むた
め、波長0.5μ 以下に吸収帯を有するクーマリン系の
色素を励起することができる。
【0021】また、キセノンフラッシュランプから放射
される光は、チューブのコーティング面に入射するた
め、波長0.5μ 以下の光は色素溶液に達するが、それ
以上の波長の励起光はチューブで反射して、再びキセノ
ンフラッシュランプ内に戻され、フラッシュランプ内の
プラズマの加熱に寄与する。その結果、放射される全光
量が増加するため、波長0.5μ 以下の光の量も増し
て、クーマリン系の色素をより強く励起できる。
【0022】また、一般に色素レーザでは、励起光が照
射されている間、レーザ動作できる場合が多く、レーザ
光のパルス幅は、励起光のパルス幅に比例する。これに
対して、通常キセノンフラッシュランプでは数マイクロ
秒以上の間発光するため、取り出されるレーザ光に対し
ても数マイクロ秒以上のパルス幅を持たせることができ
る。それにより、アブレーションを抑制できる。
【0023】また、色素レーザにおいて、レーザ光が色
素セル内部で、ジグザグに全反射を繰り返しながら進ま
せることができるので、レーザ光の特性は、固体レーザ
の一種であるスラブレーザが有する特性と同様に、均一
な強度分布になる。つまり、色素溶液は、励起される際
に、色素セル内の色素溶液において励起光が入射される
壁面の近くが強く、中心部が弱い不均一な励起分布とな
る。ところがレーザ光は励起強度の強い部分と弱い部分
を交互に進むため、不均一な増幅特性が平均化され、取
り出されるレーザ光は、均一な光強度分布をもつ様にな
る。
【0024】さらに、色素レーザ装置では、色素溶液を
冷却させながら循環させることができるため、色素溶液
中を通過するレーザ光が熱レンズ効果の影響を受なくな
り、スラブレーザとは異なり、ジグザグに全反射を繰り
返す方向と直交する方向にも、均一な強度分布になる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0026】図1は、本発明の一実施例としてレーザア
ニールの一つの方法を示した斜視図である。
【0027】この方法でレーザアニールの光源として用
いられている色素レーザ装置2は、本発明に基づくもの
であり、クーマリン系の色素がメタノールに溶解した色
素溶液が用いられている。色素溶液は、注入管4aから
入り、色素セル3内を流れて、排出管4bから出る。励
起光源は多数のキセノンフラッシュランプ5a,5bが
用いられている。また、各キセノンフラッシュランプ5
a,5bは、外周面にコーティングが施されたチューブ
6a,6bの中に挿入されている。このコーティングの
特性は、0.2から0.4μの波長帯の垂直入射光に対し
て95%以上の透過率を有し、かつ0.6μから0.9μ
の波長帯の垂直入射光に対して90%以上の反射率を有
する特性となっている。これにより、キセノンフラッシ
ュランプ5a,5bから発光する励起光の内、0.2μ
から0.4μの波長帯の光のほとんどは、チューブ6
a,6bを透過して、色素セル3内の色素溶液に吸収さ
る。クーマリン系の色素は紫外光を吸収して励起される
と、波長0.4μ 前後でレーザ発振させることができ
る。また、キセノンフラッシュランプ5a,5bから発
光する励起光の内、0.6μから0.9μの波長帯の光の
ほとんどは、コーティングが施されたチューブ6a,6
bのコーティング面で反射するため、再びキセノンフラ
ッシュランプ5a,5b中に戻され、内部のプラズマに
吸収される。その結果、プラズマの温度が上昇し、発光
スペクトルが短波長化するため、0.2 μから0.4μ
の波長帯の光の量が増す。それにより、色素溶液が一層
強く励起される。
【0028】尚、キセノンフラッシュランプ5a,5b
のランプ管とチューブ6a,6bは石英ガラスから成る
ため、それにより0.2μから0.4μの波長帯の光はほ
とんど吸収されない。
【0029】レーザの共振器は凹面状をした全反射鏡7
と出力鏡8とで構成されており、キセノンフラッシュラ
ンプ5a,5bを発光させてレーザ動作させると、レー
ザ光9が取り出される。ここではレーザ光9の出力はお
よそ100Jであり、パルス幅はキセノンフラッシュラ
ンプ5a,5bの発光時間に比例し、ここでは約5マイ
クロ秒である。
【0030】レーザ光9はミラー10で下方に向けら
れ、レンズ11を通って拡げられ、Si基板12cの斜
線で示され部分に照射され、この部分がアニールされ
る。また、レーザ光9は長方形断面を有しているため、
断面形状を補正することなく、長方形状をしたSi基板
12cのほぼ全面に対応でき、レーザ光9の全てがアニ
ールに利用される。尚、Si基板12a,12b,12
cはベルトコンベア13に載せられており、常に移動し
ている。
【0031】各Si基板はレーザ光1パルスでアニール
されるが、レーザ光のパルス幅の間にSi基板が移動す
る距離は0.01mm 程度であるため、レーザ光を照射さ
せる度に、ベルトコンベア13を停止させる必要が無
い。それにより、ベルトコンベア13のスピードと色素
レーザ装置2の繰返し数を増やすことで、単位時間にア
ニール処理されるSi基板の枚数をいくらでも増すこと
ができる。
【0032】本実施例では、Si基板の寸法は、縦25
cm,横40cmであるため、アニールに必要なレーザ出力
は約100Jに達する。この程度の出力を、一般的な市
販の放電励起エキシマレーザから取り出すことは極めて
困難である。しかし、本方法では、フラッシュランプ励
起の色素レーザを用いているため、色素溶液が満される
色素セル3に大容積のものを用いて、かつ、内部の色素
溶液の全体が励起される様にしたことで、100Jを越
すレーザ出力を取り出すことができる。それには、図1
に示された様に、色素セル3には図で左右方向に長いも
のを用いており、それに対応させてキセノンフラッシュ
ランプ5a,5bもそれぞれ5本ずつ用いている。ま
た、レーザ出力をさらに増加させるには、キセノンフラ
ッシュランプ5a,5bの本数を増したり、あるいは、
色素セル3をレーザ光9と直交する方向に長くして、そ
れに対応する様な長いキセノンフラッシュランプ5a,
5bを用いれば良い。
【0033】次に、図2を用いて本発明の色素レーザ装
置一実施例を説明する。
【0034】図2は図1に示された色素レーザ装置2の
断面図である。
【0035】共振器内のレーザ光9′は、図2に示され
ている様に、色素セル3を構成する石英ガラス製のブリ
ュースタ窓3a,3bを通過して、色素セル3の内部に
進み、色素セル3を構成する互いに平行な2枚の平面状
の石英ガラス3c,3dの外側面で、ジグザグに全反射
を繰り返しながら進ませることができる。これは、石英
ガラス3c,3dの屈折率よりも、色素セル3の周囲の
空気の屈折率が低いために、これらの境界で全反射させ
ることができるからである。色素溶液4は、キセノンフ
ラッシュランプ5a,5bで励起される際に、色素セル
3の上下の壁面近くが強く励起され、中間部が弱くな
り、X方向に不均一な励起分布となる。ところがX方向
にジグザグにレーザ光が進むことで、レーザ光は励起強
度の強い部分と弱い部分とを交互に進むため、進む経路
に依らずに増幅特性はほぼ平均化され、取り出されるレ
ーザ光9はX方向に関して均一な光強度分布を有する様
になる。
【0036】また、図2でX方向とZ方向の両方に直交
するY方向(図示せず)に関しても、以下で説明するこ
とから均一な強度分布になる。
【0037】色素レーザ装置2では、色素溶液4が常に
流れているため、キセノンフラッシュランプ5a,5b
からの励起光が色素溶液に照射されても、色素溶液自体
の温度上昇を数度以内に抑制することができる。それに
は、色素溶液4を色素セル3の外部で冷却させることが
できるからである。その結果、色素溶液中を通過するレ
ーザ光が熱レンズ効果の影響を受なくなり、以下に説明
する様に、一般的なスラブレーザに生じる問題は起こら
ない。
【0038】スラブレーザでは、スラブ状の固体レーザ
媒質が励起光の照射により加熱されるため、一般に、ス
ラブの側面に冷却水が接触する様に冷却する。しかし、
スラブ内部の温度は、冷却水が接触している側面付近で
低く、スラブ内部の中心に近づくにつれて高くなり、不
均一な温度分布が生じ易い。それにより、熱レンズ効果
が生じて、レーザ光がスラブ内部でジグザグに進む方向
と直交する方向に関しては、レーザ光の強度分布が不均
一になってしまうことがあった。
【0039】これに対して、色素レーザ装置2では、上
述した様に、X方向にもY方向にも均一な強度分布にな
る。
【0040】
【発明の効果】本発明のアニール方法によると、レーザ
光1パルスでSi基板全面をアニールすることができる
ため、アニール処理に要する時間が従来に比べて短縮さ
れ、単位時間当りのアニール処理できるSi基板の枚数
が増加した。
【0041】また、エキシマレーザに比べて1から2桁
程度長いパルス幅のレーザ光が取り出せるため、Siの
膜をアブレーションさせずに良質なアニールができる様
になった。
【0042】また、本発明の色素レーザ装置では、全面
が均一な強度分布で長方形断面のレーザ光を発生できる
様になった。それにより、ビームホモジナイザなどを用
いなくても、良質なアニールができ、しかも、ビームの
断面形状を整形する装置などに通さずとも、取り出され
るレーザ光の全てを過不足無くアニールに利用すること
ができる様になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザアニールの方法を示した斜視
図。
【図2】本発明の色素レーザ装置の断面図。
【符号の説明】
2…色素レーザ装置、3…色素セル、4a…注入管、4
b…排出管、4a′,4b′…色素溶液の流れを示す矢
印、5a,5b…キセノンフラッシュランプ、6a,6
b…コーティングが施されたチューブ、7…全反射鏡、
8…出力鏡、9…レーザ光、10…ミラー、11…レン
ズ、12a,12b,12c…Si基板、13…ベルト
コンベア。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラッシュランプ励起の色素レーザを用い
    て、シリコンから成る膜をアニールすることを特徴とす
    るレーザアニールの方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、クーマリン系の色素を
    含んだ色素溶液をレーザ媒質とし、キセノンフラッシュ
    ランプを励起光源とするレーザアニールの方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、波長0.5μ 以下の波
    長帯において高い透過率、かつ波長0.5μ 以上の波長
    帯において高い反射率を有するコーティングが施された
    チューブの中に前記キセノンフラッシュランプが挿入さ
    れるレーザアニールの方法。
  4. 【請求項4】色素セルが互いに平行な2枚の平面ガラス
    を含み、前記平面ガラスの外側面でレーザ光がジグザグ
    に全反射を繰り返して進むことを特徴とする色素レーザ
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4の前記色素レーザ装置を用いる請
    求項1のレーザアニールの方法。
JP24298992A 1992-09-11 1992-09-11 レーザアニールの方法及び色素レーザ装置 Pending JPH0697102A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003257865A (ja) * 2001-12-28 2003-09-12 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及び半導体装置の生産システム
US7504288B1 (en) 1994-03-09 2009-03-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for laser-processing semiconductor device
US11352698B2 (en) 2019-04-25 2022-06-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Atomic layer deposition apparatus and methods of fabricating semiconductor devices using the same
CN115347125A (zh) * 2022-10-18 2022-11-15 中国华能集团清洁能源技术研究院有限公司 一种钙钛矿材料快速原位退火的方法及退火装置

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