JPH0696969B2 - タービンブレード内端取付け構造 - Google Patents

タービンブレード内端取付け構造

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JPH0696969B2
JPH0696969B2 JP3094970A JP9497091A JPH0696969B2 JP H0696969 B2 JPH0696969 B2 JP H0696969B2 JP 3094970 A JP3094970 A JP 3094970A JP 9497091 A JP9497091 A JP 9497091A JP H0696969 B2 JPH0696969 B2 JP H0696969B2
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    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/30Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
    • F01D5/3007Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers of axial insertion type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願の表示】この出願は、本出願人に譲渡された
下記の出願に技術的に関連している。
【0002】1.米国特許出願071,594号「二重
反転出力タービン」(1987年7月10日出願) 2.米国特許出願第505,120号「タービンエンジ
ン二重反転ロータのエアーホイル段の段間シール構造」
(1990年4月3日出願) 3.米国特許出願第505,118号「タービンブレー
ド外端取付け構造」(1990年4月3日出願)
【0003】
【産業上の利用分野】この発明は、一般にガスタービン
エンジンに関し、特に、ガスタービンエンジンのロータ
にタービンブレードをその内端で取り付けるのに有用な
取付け構造に関する。
【0004】
【従来の技術】通常ガスタービンエンジンに設けられる
ガス発生機は、エンジン内を後方に流れる空気を圧縮す
る圧縮機と、燃料を圧縮空気と混合し、点火して高エネ
ルギーのガス流を形成する燃焼器と、ガス流により駆動
され、圧縮機を駆動するロータを駆動するように連結さ
れたタービンとを含む。多くのエンジンではさらに、出
力(パワー)タービンと称される第2のタービンをガス
発生機の後方に配置し、これによりガス流からエネルギ
ーを抽出し、ヘリコプタおよびターボプロップエンジン
のプロパルサや、ダクト付きターボファンエンジンの固
定ピッチブレードに見られるような回転負荷を駆動す
る。
【0005】ターボファンおよびターボプロップエンジ
ンに対する近年の改良として、関連出願1として挙げた
米国特許出願に開示されているようなダクトなしファン
エンジンがある。ダクトなしファンエンジンでは、出力
タービンが、二重反転するエアーホイル段を画定するタ
ービンブレードを有する二重反転ロータを含み、これら
のロータが出力タービンに関して半径方向外方に配置さ
れたダクトなしファンブレードをほぼ同様に駆動する。
ダクトなしファンエンジンのファンブレードは、特定の
運転条件に応じてブレードのピッチを変えることにより
最適な性能を達成する可変ピッチブレードである。
【0006】従来のタービンエンジンでは、タービンブ
レードをタービンロータのような構造要素に取り付ける
有効な手段として、ダブテール構造が、広く用いられて
いる。しかし、ダクトなしファンエンジンの出力タービ
ンにおける二重反転ロータの回転速度が比較的低いこと
を考慮すると、重量を制限する要求を満たすタービンブ
レード取付け構造の設計に許される融通性が高い。
【0007】したがって、ダクトなしファンエンジンな
らびに他の飛行または据置型ターボ機関用途においてタ
ービンブレードを二重反転ロータに取り付けるために、
この融通性が大きいことをうまく利用して軽量な構造を
実現する別の方法が求められている。
【0008】
【発明の概要】この発明は、上述した必要を満たすよう
に設計したタービンブレード端部取付け構造を提供す
る。この発明の取付け構造は、ブレード先端シュラウド
によるエアーホイル予備ねじりを制限する必要がある状
況で、タービンブレードの内端をダクトなしファンエン
ジンにおける2つの二重反転ロータのうち内側のロータ
スプールに取り付けるのに、特に適当である。関連出願
3として挙げた特許出願の発明を構成する取付け構造
は、タービンブレードの外端をダクトなしファンエンジ
ンにおける2つの二重反転ロータのうち外側のロータス
プールに取り付けるのに、特に適当である。この発明お
よび関連出願3の発明両方の取付け構造に潜在する思想
は、低速および据置型ターボ機関用途における個別のエ
アーホイル(またはブレード)にも、多重エアーホイル
セグメント部品にも適用できる。
【0009】したがって、この発明は、ガスタービンエ
ンジンのロータに円周方向1列以上の複数のタービンブ
レードを取り付ける取付け構造を提供する。この取付け
構造は、(a)各ロータに沿って軸線方向に離間し、そ
のまわりに円周方向に延在する第1および第2雄部材を
備え、各雄部材は、タービンブレードの端部に取り付け
られ、そこから半径方向に延在する第1部分と、その第
1部分に取り付けられ、そこから軸線方向に延在する第
2部分とを有し、これらの第1および第2部分は各雄部
材にフック形状を与え、さらに(b)ロータに取り付け
られ、第1および第2溝を画定する手段を備え、上記第
1および第2溝は、ロータに沿って軸線方向に離間し、
そのまわりに円周方向に延在し、共通な軸線方向に開口
し、上記フック形状の第1および第2雄部材の第2部分
をそれぞれはめ合い関係で同時に受け入れ、さらに
(c)上記雄部材の第2部分を上記溝とはめ合い関係で
ロックし、これによりタービンブレードをロータに関し
て半径、軸線および円周方向の移動に対して拘束するロ
ック手段を備える。
【0010】ロック手段はいくつかの異なる実施態様が
可能である。いくつかのロック機構は、円周方向1列の
ブレードすべてをロータのまわりに、共通のロックおよ
びロックリテイナを用いて、同じ態様でロックする構成
である。他のロック機構は、ブレードのすべてを同じ態
様でロックするが、最後のブレード(1つまたは複数)
には異なるロックおよびロックリテイナを用いて、円周
方向ブレード列を完成する構成である。
【0011】この発明の上記および他の特徴、効果およ
び利点をさらに明確にするために、以下にこの発明を添
付の図面に示した好適な実施例について詳しく説明す
る。
【0012】
【具体的な構成】以下の説明において、一連の図面中の
同じ符号は同じまたは対応する部品を示す。また以下の
説明において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上
方」、「下方」などの用語は便宜的な用語で、限定的な
意味で考えるべきではない。全般 図面、特に図1を参照すると、ダクトなしファン型のガ
スタービンエンジン10が示してあり、このエンジンに
は、図3に全体を12で示すこの発明のタービンブレー
ド端部取付け構造の好適な実施例が組み込まれている。
エンジン10は、前部ガス発生機(図示せず)および後
部出力タービン16(図2に線図的に示す)を包囲する
外側シュラウドまたはナセル14を有する。ガス発生機
が発生した燃焼ガスを、周知の態様で出力タービン16
に導く。
【0013】図2に示すように、出力(パワー)タービ
ン16は、エンジン10の長さ方向中心軸線Aのまわり
で互いに反対方向に回転する、すなわち二重反転(co
unterrotate)する構成の第1(外側)環状
タービンロータ18および第2(内側)環状タービンロ
ータ20を含む。ロータ18および20はそれぞれ、タ
ンデム配置の前部の1組のプロパルサブレード22およ
び後部の1組のプロパルサブレード24を、一緒に回転
するように装着している。第1(外側)ロータ18は第
1組の軸受28により、エンジン10の中空な静止構造
体26のまわりに回転自在に装着され、一方、第2(内
側)ロータ20は第2組の軸受30により、第1(外
側)ロータ18のまわりに回転自在に装着されている。
【0014】ナセル14はロータ18、20を包囲する
が、各1組のプロパルサブレード22、24はナセル1
4の外面から半径方向外向きに延在し円周方向に配置さ
れている。ナセル14は、前部の1組のプロパルサブレ
ード22に連結されそれと共に回転可能な第1(前部)
スリーブ32と、後部の1組のプロパルサブレード24
に連結されそれと共に回転可能な第2(後部)スリーブ
34とを含む。ナセル14の外面形状は、プロパルサブ
レード22、24の、したがってエンジン10の性能を
最適にするのに適当な空気流特性を呈する。
【0015】エンジン10の性能をさらに適正にするた
めに、プロパルサブレード22、24のピッチを特定の
運転条件に合わせて変えることができる。前部および後
部の組のブレード22、24は、ハブ36により前部お
よび後部ナセルスリーブ32、34の内面側に回転自在
に装着され、またブレード22、24をそれぞれのピッ
チ変更軸線40、42のまわりに回転する作用をなすピ
ッチ変更機構38に連結されている。ブレードピッチ変
更機構については、本出願人に譲渡されたButler
の米国特許第4,738,590号(1988年4月1
9日発行)に詳しく説明されている。
【0016】後部出力タービン16はまた、エンジン1
0の前部ガス発生機から燃焼ガスを受け取る環状ガス流
路44を有する。ガス流路44は出力タービン16の外
側ロータ18と内側ロータ20との間に延在し、燃焼ガ
スはその流路44を高エネルギーのガス流46として流
れる。図3に示すように、出力タービン16の外側およ
び内側ロータ18、20にはそれぞれ、タービンブレー
ド外端および内端取付け構造48および12を介して、
軸線方向に間隔をあけた複数列の円周方向および半径方
向に延在するタービンブレード50、52が装着されて
いる。タービンブレード50、52は交互に配置され
て、環状ガス流路44を横切る複数の二重反転エアーホ
イル段を画定する。また、外側および内側の段間シール
構造54、56を設けて、ガス流46が外側および内側
ロータ18、20と対応するタービンブレード52、5
0の外端および内端との間を通過するのを制限する。図
3に示した内側段間シール構造56およびブレード外端
取付け構造48は、タービンエンジン10に使用できる
取付けおよびシール構造の種々の例の一つの例示に過ぎ
ない。これらの構造は関連出願2および3の要旨であ
り、この発明のタービンブレード内端取付け構造12の
一部を構成しないので、ここでは詳しく説明しない。
【0017】上記のように配置すれば、ロータ18、2
0間の環状ガス流路44を通過する高エネルギーのガス
流46が複数組のタービンブレード50、52を円形通
路のまわりに互いに反対方向に駆動し、すなわち二重反
転させ、こうしてそれぞれのロータ18、20を反対回
転させるとともに、それに応じて2組のプロパルサブレ
ード22、24を反対回転方向に駆動する。本発明のタービンブレード端部取付け構造 図3−37に、この発明の原理にしたがって、多数のタ
ービンブレード52をその内端52Aで内側ロータ20
に円周方向の列として取り付ける取付け構造の種々の実
施例12、12A−12Iを示す。各実施例は、図3−
5に示した取付け構造の好適な実施例12に組み込まれ
た基本的部品を適宜使用している。図3−5に示した取
付け構造12のこれらの基本的部品には、各ブレード5
2の内端に沿って軸線方向に離間され、内端のまわりに
円周方向に延在する前部および後部雄部材58、60
と、内側ロータスプール20Aの外面側に取り付けられ
た前部および後部フランジ66、68により画定され、
ロータに沿って軸線方向に離間され、ロータのまわりに
円周方向に延在する前部および後部溝62、64とがあ
る。溝62、64は、共通な軸線方向に開口し、各ブレ
ード52の第1および第2雄部材58、60をそれぞれ
はめ合い関係でかつ同時に受け入れる。
【0018】図3−5の取付け構造12は単体のブレー
ド52または多重ブレードセグメントいずれとも使用す
ることができる。説明の便宜上、ここでは単体のブレー
ド52を取り付けるのに使用するものとして説明する。
さらに、端部取付け構造12を、タービンブレード52
の内端をダクトなしファン型ガスタービンエンジン10
の内側ロータ20の外面側に取り付ける例について図示
し説明するが、取付け構造12の用途はこれに限定され
ない。たとえば、取付け構造12を、同じまたは他の用
途でタービンブレードの外端を取り付けるのにも使用す
ることができる。
【0019】具体的に説明すると、取付け構造12の前
部および後部雄部材58および60それぞれは、雄部材
にフック状またはL字形状を与える第1および第2部分
58A、58Bおよび60A、60Bを有する。各雄部
材58、60の第1部分58A、60Aは、タービンブ
レード52のプラットホーム52Aに取り付けられ、そ
こから半径方向内方へ延在する。各雄部材58、60の
第2部分58B、60Bは、それぞれの第1部分58
A、60Aに一体に取り付けられ、そこから共通な軸線
方向に、かつ第1部分58A、60Aに大体直角に延在
し、雄部材58、60の全体としてフック状の断面形状
を画定する。
【0020】取付け構造12の前部および後部溝62、
64はそれぞれ、前部および後部フランジ66、68に
より同じまたは共通な軸線方向に開口するように画定さ
れ、その断面形状は、前部および後部雄部材58、60
の第2部分58B、60Bをそれぞれはめ合い関係でか
つ同時に受け入れる形状となっている。ブレード52を
内側ロータ20に装着するために、まずブレード52を
ロータに向かって半径方向に移動して、第2部分58
B、60Bを対応する溝62、64と心合せし、つぎに
ブレードを溝に向かって軸線方向に移動して、雄部材の
第2部分を溝にはめ合い関係で挿入する。ひとたび雄部
材58、60の第2部分58B、60Bを前部および後
部溝62、64にはめ合い関係で挿入したら、後述する
ロック機構によりブレード52を所定の位置に拘束する
ことができ、こうしてタービンブレード52を内側ロー
タ20に関して半径および軸線方向両方の移動に対して
ロックする。
【0021】また、図4に示すように、取付け構造12
の好適な実施例(および図13−32の取付け構造12
E−12Iの実施例)は、内側ロータスプール20Aの
後部フランジ68に取り付けられ、そこから半径方向外
向きに突出する円周方向延在フランジ70を含む。フラ
ンジ70にはスロット72が円周方向の1列に設けら
れ、すみ板75と一体の1列のタブ74の形態の要素と
はまり合うようになっている。すみ板(gusset)
75は、タービンブレード52のプラットホーム52A
に取り付けられ、そこから半径方向内向きに突出し、プ
ラットホームに沿って円周方向に間隔をあけて配置され
ている。内側ロータのスロット72とブレードのタブ7
4とは相互かみ合い関係で配置され、タービンブレード
52が内側ロータスプール20Aに対して円周または接
線方向に移動するのを防止する。
【0022】しかし、図3−37に示すブレード内端取
付け構造12、12A−12Iの種々の実施例では、異
なるロック機構76、76A−76Iを設けて、雄部材
58、60を溝62、64とはめ合い関係にロックし、
タービンブレード52の内側ロータ20に対する半径お
よび軸線方向の移動を拘束する。特に、図3−5および
図6−7の2つの実施例では、取付け構造12および1
2Aのそれぞれのロック機構76および76Aは、円周
方向列の最後の1つ以外のすべてのブレード52を内側
ロータスプール20Aのまわりにロックするように構成
されている。
【0023】図3−5に示す好適な実施例では、取付け
構造12のロック機構76は、第1および第2突出部ま
たはフランジ78および80を含む。第1フランジ78
は、後部雄部材60および後部溝64から軸線方向に離
間した位置でロータに取り付けられ、内側ロータスプー
ル20Aのまわりに円周方向にかつそこから半径方向外
向きに延在する。第2フランジ80は後部雄部材60の
第1部分60Aのかかと側に、後部雄部材60の第2部
分60Bとは反対側かつその外方へ離間した位置で、取
り付けられている。第1および第2フランジ78、80
は後部雄部材60および内側ロータ20とともに、第1
および第2フランジ78、80間で外向きに開口したロ
ック用空所82を画定する。また、ロック機構76は細
長いロック部材84も含み、ロック部材84の断面形状
は、ロック用空所82内に、第1および第2フランジ7
8、80、後部雄部材60および内側ロータスプール2
0Aとロック係合関係ではまる寸法となっており、こう
してタービンブレード52を内側ロータ20に関して半
径および軸線方向の移動に対して拘束する。
【0024】ロック部材84は湾曲または円弧形状とし
て、内側ロータスプール20Aの曲率に密接に一致させ
る。ロック用空所82はその反対側端(両端)で開口
し、ロック部材84を空所開口端の一方を通して摺動自
在に受け入れるようになっている。ロック部材84は、
1つ以上のブレードを同時にロックする長さとすること
ができ、まだ装填していないブレードまたはブレード群
のとなりの位置からロック用空所82に挿入する。ブレ
ードの取付けを完了するには、ロータスプール20Aの
まわりに円周方向に進み、こうして順次ブレードおよび
ロック部材を、装着すべき最後のブレード用の空間だけ
が残るまで装填する。できれば、ロック部材84を耐摩
耗性材料でつくるのが好ましい。
【0025】後部雄部材60のかかと側の第2フランジ
80は、後部雄部材60を横切る方向には部分的に延在
するだけで、その一方の横方向端縁の手前で終端し、後
部雄部材60のかかと側の残りの部分と同延のロックス
ロット86を画定する(図5)。ロック部材84には、
ロック部材84の一方の端部から半径方向に突出するタ
ブ88が設けられ、このタブ88は長さがロックスロッ
ト86より僅かに短く、断面形状がロックスロット86
にはまる寸法となっており、したがって、ロック部材8
4をロック用空所82に完全に装填したとき、タブ88
が第2フランジ80とかみ合い係合する。
【0026】図6に示す取付け構造12Aの別のロック
機構76Aは、図4のロック機構76に類似している。
しかし、ロック機構76Aにはロックスロット86やロ
ック部材タブ88がない。その代わりに、ロック機構7
6Aでは図7に示すように、ロック部材90と後部雄部
材60にストッパ要素92および94を設ける。ロック
部材90をロック用空所82に完全に装填したとき、こ
れらのストッパ要素92、94が相互に係合する。
【0027】図8の別の実施例では、1列内のブレード
すべてが同一である。この取付け構造12Bのロック機
構76Bは、後部雄部材60ではなくて、前部雄部材5
8のすぐ後ろに位置する。ブレード52の装着の仕方は
図4とは少し違っている。雄部材58Bおよび60Bが
内側ロータスプール20Aの前部および後部溝62およ
び64に係合するまで、ブレードを軸線方向前方に滑ら
せるだけである。ブレードプラットホーム52A上のす
み板75、第2部分58Bの後側のかかと、内側タービ
ンロータスプール20Aに形成した空所77およびフラ
ンジ70の前側が、包囲されたロック用空所82Aを画
定する。内側ロータスプール20Aの代表的な断面を図
8Aに示す。2枚のブレード52を、すみ板75上のタ
ブ74がフランジ70のスロット72と係合する所定の
位置まで軸線方向に滑らせた後、ロック部材96を円周
方向にロック用空所82Aに滑り込ませ、これにより2
枚のブレード52を内側ロータスプール20Aに固定す
る。ロック部材96は、最小の重量でブレードプラット
ホーム52Aおよびロータスプール20Aとロック接触
するような輪郭とされている。ロック部材96には2つ
のタブ98が一体に設けられ、これらのタブ98でロッ
ク部材96を外向き方向に位置決めする。図8Bはロッ
ク部材96の円周方向の側面図である。ロック部材1つ
についてのブレードの数は2以外とすることもできる。
【0028】1つの列内の最後のブレードを装填し終っ
てからロック部材96を円周方向に装填するのは不可能
なので、図8B−8Gに示す特殊な最終ロック部材10
0を用いて、ブレード列に装填する最後の4枚のブレー
ドを固定する。最後の4枚のブレード52を装填する前
に、3つの特殊な自己締め上げ式もどり止めナット10
1および3本のボルト102を内側ロータスプール20
Aに仮止めする。3つのナット101がそれぞれの穴に
完全に着座し、ボルト102がナットから突出しない状
態で、最後のロック部材101を空所77にナット10
1およびボルト102にかぶせて装着する。このとき、
ロック部材100を内方へ十分に押し込んで、前部雄部
材58の第2部分58Bがロック部材の上を通ってその
はめ合い溝62に移動できることを確認する。最後の4
枚のブレードを軸線方向に完全に着座させた後、3本の
ボルト102を締めつけ、これにより最後のロック部材
100を半径方向外向きに前部雄部材58の第2部分5
8Bのかかとの後方側に押し上げる。
【0029】フランジ70はロック部材96、100を
軸線方向に保持し、一方ロック部材96、100はブレ
ード52が後方へ移動するのを阻止する。
【0030】自己締め上げ式もどり止めナット101の
平面図を図8Eに、側面図を図8Hに、端面図を図8I
に示す。
【0031】図8Fは、ロータの代表的な断面図で、ロ
ック部材100の最終ロック位置を示す。
【0032】図8Gは、最後のロック部材100の底面
図である。ロック部材100が図8Cに示す通りの内方
位置にあるとき、各ナット101との接触を避けるため
に、ロック部材100には各ナット位置に長方形凹所1
00Aおよび丸い凹所100Bが必要である。
【0033】ロック部材96に関して上述したように、
図8Bに示したものより長いか短い最後のロック部材を
用いることにより、任意の数の最終ブレード52を固定
することができる。
【0034】図9−10、図11−12および図13−
15に示すさらに他の実施例では、取付け構造12C−
12Eのロック機構76C−76Eは円周方向列内のブ
レードのすべてをロックするように構成されている。図
9および図10に示す取付け構造12Cのロック機構7
6Cでは、締めつけピン104がロータ20の穴106
を貫通してブレード52の内端または基部52Aのポケ
ット108まで延在する。ピン104が接触する表面に
耐摩耗性ブッシング105、107を設ける。保持リン
グ110をピン頭の溝112に装填するとともに、ロー
タ20に切削したスロット114と係合することによ
り、ピン104をロック位置に保持する。ピン104の
端部付近の別の溝116はその取り外しを容易にするた
めのものである。ロック機構76Cには顕著な利点がい
くつかある。具体的には、1つの列のすべてのブレード
およびロック部材が同一であり、また列全体を分解しな
くても、個々のブレードを組み立てたり取り外したりす
ることができる。これらの特徴はガスタービンの組立お
よび保守の両方に有利である。
【0035】図11および図12に示す取付け構造12
Dのロック機構76Dでは、ロック部材118が1つ以
上のブレード52にまたがり、ブレードの軸線方向拘束
および予備ねじり拘束を行う。すべてのブレード52お
よびそのロック部材118を装填した後、リングの形態
の保持部材120によりロック部材118を半径方向に
捕捉する。保持リング120のタブ122を各雄部材6
0のスロット124と係合して、リングの前端を半径方
向に保持する。保持リング120はその後端にフック1
26を有し、これがロータ20上の同様のフック128
とさねはぎ継ぎ関係ではまり合い、リングを半径方向に
位置決めし保持する。保持リング120の軸線方向の保
持はワイヤ130で行う。すなわち、ワイヤ130をリ
ング120のスロット132に、ついでロータ20の外
径およびリング120の内径に切削した360°のはめ
合い溝に挿入する。ワイヤ130の両端を130Aで折
り曲げてワイヤが溝から抜け出るのを防止する。
【0036】図13−15に示す取付け構造12Eのロ
ック機構76Eは、円周方向列に装填した最後の4つの
ブレードを取り付ける構成となっている。図13に示す
2つの端部ブレード52Eの固定には、図3−5に示し
たロック部材84を用いるロック機構76を利用する。
中央の4つのブレード52Cは最後に取付ける4つであ
り、変形した細長いロック部材134によりロックされ
る。変形したロック部材134をロック用空所136
に、ロック用空所136の端部から接線方向にではな
く、その後ろ側から挿入する。ロック部材134をこの
方向から挿入できるのは、その2つのタブ138を変形
してあるからである。ロック部材134上のタブ138
をへこませて、ロック部材134をロック用空所136
に装填したとき、タブ138が後部雄部材60のかかと
側から離れるようにする。タブ138と雄部材かかと側
との間に画定される空間が保持スロット140となる。
これらの保持スロット140にはまる寸法とした断面形
状の2つのリテイナ部材142を、タブ138と雄部材
かかと側との間に挿入して、ロック部材134を半径方
向に拘束する。リテイナ142の両端の折り曲げ可能な
タブ142Aを折り曲げることにより、リテイナを所定
の位置にロックする。
【0037】図16−23、図24−28および図29
−32に示す3つの異なる実施例では、取付け構造12
F−12Hのロック機構76F−76Hは、図3−5に
示すような円周方向ブレード列を完成するのに、最後の
1枚のブレードだけをロックするように構成されてい
る。図16−23に示す取付け構造12Fのロック機構
76Fは、図14のものと実質的に同じロック部材14
4およびロック用空所146を含む。ロック部材144
をロック用空所146に、その側部からではなく、その
後ろ側から挿入する。しかし、ロック部材144は1枚
のブレードだけをロックする。図22および図23は、
ロック機構76Fのリテイナ部材148を、これを所定
の位置に装填するために予め曲げた状態から平たく伸ば
す後と前とをそれぞれ示す。まず最初予め曲げたリテイ
ナ部材148をロックスロット150に装填する。次
に、リテイナ部材148を平たく伸ばすと、長さが長く
なり、その端部タブ148Aが両側でロック部材144
および84Aのスロットに係合する。
【0038】図24−28に示す取付け構造12Gのロ
ック機構76Gでは、最後に装填するブレードのロック
用空所154に配置するロック部材を、一連の短いロッ
クセグメント152から構成する。ひとたびこれらのセ
グメント152を挿入し終ったら、最初に装填したブレ
ードのロック部材158上の折り曲げ可能なタブの形態
のリテイナ部材156を折り曲げて、開いたスロット1
60に差し込む。図26および図28は、予め折り曲げ
た非ロック位置および折り曲げた(まっすぐにした)ロ
ック位置それぞれのリテイナ部材156を示す。
【0039】図29−32に示す取付け構造12Hのロ
ック機構76Hでは、ロック部材162に、摺動リテイ
ナ部材166の挿入を可能にする溝164を設けてあ
る。右側のブレード上のロック部材168は、ブレード
の装填後にブレードの後ろ側から挿入できる寸法とす
る。図29からわかるように、リテイナ部材166上の
折り曲げ可能なタブ170を予め下方に折り曲げた状態
では、リテイナ部材166を右側のロック部材168の
溝に滑り込ませることができる。リテイナ部材166を
所定の位置に配置した後、タブ170を折り上げ、リテ
イナ部材166の接線方向移動を防止する。
【0040】最後に、図33−37に示す実施例では、
取付け構造12Iのロック機構76Iは、組み立てるべ
き最後のブレード172と関連して、最後から2番目の
ブレードロック174、最後のブレードロック176お
よび最後のブレードロックリテイナ178を含む。ブレ
ード列内の他のブレードすべての組立は、図3−5に示
したブレード52およびロック部材84の組立に関して
説明したのと同じ手順に従えばよい。この列内のブレー
ド52は、最後のブレード172を除いてすべて同一で
ある。最後のブレード172は、ブレード52から第2
フランジ(リテイナ部材)80(図33参照)を切除す
ることにより形成する。すべてのブレード52およびす
べてのブレードロック84(ブレードロック84の数は
同じ列内のブレードの総数より3つ少ない)を組み立て
た後、2つのブレードロック174を、一方をブレード
172の右側に、他方を左側に装填して、隣接するブレ
ード52を保持する。最後のブレード172を装填する
のは、ブレードロック174の装填の前でも後でもよ
い。2つのブレードロック174およびブレード172
を装填した後、ブレード172用のブレードロック17
6を装填するが、それには、ブレードロック176を後
部雄部材60上に配置し、ついでそれを半径方向内方
へ、直径182に着座するまで押し込むだけでよい。分
解のために引抜き用溝184がブレードロック176の
前後両側に設けられているので、ブレードロック176
の外側部分は「T字形」である。したがってブレードロ
ック176は対称で、どちら側からも装填でき、間違え
ようのない組立体が得られる。ブレードロック・リテイ
ナ178を設けて、最後のブレードロック176が外方
へ抜け出るのを防止する。2つのブレード52をブレー
ド172の近くに保持するのに用いる2つのブレードロ
ック174には、レーストラック形状の穴186が設け
られている。ブレードロック・リテイナ178を滑らせ
て、左側のブレードロック174のレーストラック穴1
86に通し、つぎにブレードロック176を横切らせ、
つぎに右側のブレードロック174のレーストラック穴
186に通し、最終的に、ブレードロック・リテイナ1
78の予め曲げた端部188を左側のブレードロック1
74に係合させ、その後、ブレードロック・リテイナ1
78のまっすぐな端部190を90度折り曲げて組立を
完了する。
【0041】この発明の取付け構造の種々の実施例それ
ぞれの主な利点は、すべてのブレード取付け機能が比較
的コンパクトな軽量の機械装置で働くこと、そしてブレ
ード相互連結用予備ねじりを維持できること、エアーホ
イル振動モードを減衰する手段を構成できることであ
る。同時に、取付け構造は、ブレード52を内側ロータ
20に正確に位置決めし、信頼性よく連結する。ブレー
ド52のうち最後のものを保持する種々のロック機構そ
れぞれにおいて、すべての折り曲げおよび装填工程は軸
線方向から行うことができる。この利点は、ブレードの
オーバーハング角のウィングのため利用できる空間が小
さい組立過程にとって最適である。
【0042】以上の説明からこの発明の構成および効果
をよく理解できるはずである。この発明の要旨から逸脱
したり、その重要な利点を犠牲にしたりしない限りで、
この発明の構成要素の形態、構成および配置を種々に変
更することができる。以上説明した形態はこの発明の例
示に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のタービンブレード端取付け構造を組
み込むダクトなしファン型ガスタービンエンジンの斜視
図である。
【図2】図1のダクトなしファン型エンジンのタービン
区分の軸線方向断面図である。
【図3】タービン区分内の図2に円で囲んだ部分に位置
する、この発明の1実施例による、1つの円周方向列内
の最後のブレード以外のすべてのブレードを取り付ける
のに有用な、タービンブレード端取付け構造の拡大図で
ある。
【図4】図3に示したこの発明の1実施例によるブレー
ド端取付け構造の拡大図である。
【図5】図4の5−5線方向に見た取付け構造の立面図
である。
【図6】この発明の別の実施例による、1つの円周方向
列内の最後のブレード以外のすべてのブレードを取り付
けるのに有用な、タービンブレード端取付け構造を示す
図4と同様の部分的拡大断面図である。
【図7】図6の取付け構造のブレードロック部材の斜視
図である。
【図8】この発明の他の実施例による、1つの円周方向
列内の最後のブレード以外のすべてのブレードを取り付
けるのに有用な、タービンブレード端取付け構造を示す
図4と同様の部分的拡大断面図である。
【図9】図8の実施例の部分的断面図である。
【図10】図8の実施例の部分的断面図である。
【図11】図8の実施例の部分的断面図である。
【図12】図8の実施例の部分的断面図である。
【図13】図8の実施例の部分的断面図である。
【図14】図8の実施例の部分的断面図である。
【図15】図8の実施例の部分的断面図である。
【図16】図8の実施例の部分的断面図である。
【図17】図8の実施例の部分的断面図である。
【図18】この発明の他の実施例による、1つの円周方
向列内のすべてのブレードを取り付けるのに有用な、タ
ービンブレード端取付け構造を示す図4と同様の部分的
拡大断面図である。
【図19】図18の10−10線方向に見た取付け構造
の底面図である。
【図20】この発明の他の実施例による、1つの円周方
向列内のすべてのブレードを取り付けるのに有用な、タ
ービンブレード端取付け構造を示す図4と同様の部分的
拡大断面図である。
【図21】図20の12−12線方向に見た取付け構造
の立面図である。
【図22】この発明のさらに他の実施例による、1つの
円周方向列内の多重ブレードセグメント形態のブレード
すべてを取り付けるのに有用な、タービンブレード端取
付け構造を示す立面図である。
【図23】図22の14−14線方向に見た取付け構造
の断面図である。
【図24】図22の15−15線方向に見た取付け構造
の断面図である。
【図25】この発明のさらに他の実施例による、円周方
向ブレード列内の最後の1つのブレードを取り付けるの
に有用な、タービンブレード端取付け構造を示す図23
と同様の断面図である。
【図26】図25の17−17線方向に見た取付け構造
の立面図である。
【図27】挿入前のロック部材の位置を示す図25と同
様の断面図である。
【図28】図27の19−19線方向に見た取付け構造
の立面図である。
【図29】挿入後のロック部材の位置を示す図27と同
様の断面図である。
【図30】図29の21−21線方向に見た取付け構造
の立面図である。
【図31】図30の22−22線方向に見た取付け構造
のリテイナ部材を示す平面図である。
【図32】リテイナ部材を所定の位置に装填するために
平たく伸ばす前のリテイナ部材を示す、図31と同様の
図である。
【図33】この発明のさらに他の実施例による、円周方
向ブレード列内の最後の1つのブレードを取り付けるの
に有用な、タービンブレード端取付け構造を示す図23
と同様の断面図である。
【図34】図31の25−25線方向に見た取付け構造
を一部断面にて示す立面図で、リテイナ部材を予め曲げ
た非ロック位置にて示す。
【図35】図34の26−26線方向に見た取付け構造
のリテイナ部材の平面図である。
【図36】ロック位置に曲げた後のリテイナ部材を示す
図34と同様の立面図である。
【図37】図36の28−28線方向に見た取付け構造
のリテイナ部材を示す平面図である。
【図38】この発明のさらに他の実施例による、円周方
向ブレード列内の最後の1つのブレードを取り付けるの
に有用な、タービンブレード端取付け構造を示す図23
と同様の断面図で、リテイナ部材を予め折り曲げた非ロ
ック位置にて示す。
【図39】図38の30−30線方向に見た取付け構造
を一部断面にて示す立面図である。
【図40】ロック位置に折り曲げた後のリテイナ部材を
示す図38と同様の断面図である。
【図41】図40の32−32線方向に見た取付け構造
を一部断面にて示す立面図である。
【図42】この発明のさらに他の実施例による、円周方
向ブレード列内の最後のブレード以外のすべてのブレー
ドを取り付けるのに有用な、タービンブレード端取付け
構造を示す図23と同様の断面図である。
【図43】円周方向ブレード列内の最後の1つのブレー
ドを取り付けるのに有用な、タービンブレード端取付け
構造の部分を示す図42と同様の断面図である。
【図44】図43の35−35線方向に見た取付け構造
を一部断面にて示す立面図である。
【図45】図44の36−36線方向に見た取付け構造
を一部破断して示す平面図である。
【図46】図44および図45に示す通りに装填する前
の取付け構造のリテイナ部材の平面図である。
【符号の説明】
10 ガスタービンエンジン 12 タービンブレード端取付け構造 18、20 ロータ 20A 内側ロータスプール 44 ガス流路 46 ガス流 50、52 タービンブレード 58、60 雄部材 58A、60A 第1部分 58B、60B 第2部分 62、64 溝 66、68、70 フランジ 72 スロット 74 ブレードタブ 76 ロック機構 78、80 フランジ 82 ロック用空所 84、90、96 ロック部材 86 ロックスロット 88 ロック部材タブ 92、94 ストッパ部材 98、122、138 タブ 100 ロック部材 101 ナット 102 ボルト 104 締めつけピン 110、120 保持リング 124 スロット 126、128 フック 130 ワイヤ 134、144 ロック部材 136、146 ロック用空所 140 保持スロット 142 リテイナ 148 リテイナ部材 152 ロックセグメント 154 ロック用空所 156、158、166 リテイナ部材 162、168 ロック部材 164 溝 170 タブ 172 最後のブレード 174、176 ブレードロック 178 リテイナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ・ホワード・ストウトン アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナテ ィ、アドベンチャー・レイン、10502番 (72)発明者 クリストファー・チャールス・グリン アメリカ合衆国、オハイオ州、ハミルト ン、ライジフィールド・ロード、971番 (72)発明者 リチャード・アラン・ウェスリング アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナテ ィ、グリーンフィールド・ドライブ、7165 番 (72)発明者 ロバート・ジェイムス・コースメイヤー アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナテ ィ、イースト・ガルブレイス・ロード、 2277番 (56)参考文献 特開 平2−191802(JP,A)

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスタービンエンジンのロータにタービン
    ブレードを取り付ける取付け構造において、 (a)各ロータブレードに沿って軸線方向に離間し、そ
    のまわりに円周方向に延在する第1および第2雄部材を
    備え、各雄部材は、タービンブレードのプラットホーム
    に取り付けられ、そこから半径方向に延在する第1部分
    と、その第1部分に取り付けられ、そこから軸線方向に
    延在する第2部分とを有し、これらの第1および第2部
    分は各雄部材にフック形状を与え、さらに (b)ロータスプールに取り付けられ、第1および第2
    溝を画定する手段を備え、上記第1および第2溝は、ロ
    ータスプールに沿って軸線方向に離間し、そのまわりに
    円周方向に延在し、共通な軸線方向に開口し、上記フッ
    ク形状の第1および第2雄部材の第2部分をそれぞれは
    め合い関係で同時に受け入れ、さらに (c)上記雄部材の第2部分を上記溝とはめ合い関係で
    ロックし、これによりタービンブレードをロータスプー
    ルに関して半径および軸線方向の移動に対して拘束する
    ロック手段を備える取付け構造。
  2. 【請求項2】上記ロック手段は、 ロータスプールに取り付けられ、上記第1および第2雄
    部材のうち後方のものおよび上記第1および第2溝のう
    ち後方のものから軸線方向に離間し、ロータスプールの
    まわりに円周方向にかつそこから半径方向に延在する第
    1突出部と、 上記雄部材のうち後方のもののかかと側に、その後部雄
    部材の第2部分から外方へ離間した位置で取り付けられ
    た第2突出部とを含み、 上記第1および第2突出部は上記後部雄部材およびロー
    タスプールとともにロック用空所を画定し、さらに細長
    いロック部材を含み、このロック部材は、断面形状が上
    記ロック用空所内に、上記第1および第2突出部、後部
    雄部材およびロータスプールとロック係合関係ではまる
    寸法となっており、これによりタービンブレードをロー
    タスプールに関して半径および軸線方向の移動に対して
    拘束する請求項1に記載の取付け構造。
  3. 【請求項3】上記ロック用空所はその両端で開口し、こ
    れによりロック用空所の一方の開口端を通してロック部
    材を摺動自在にロック用空所に収容できる請求項2に記
    載の取付け構造。
  4. 【請求項4】上記後部雄部材およびロック部材にストッ
    パ要素が設けられ、上記ロック部材を上記ロック用空所
    に完全に装填したとき、これらのストッパ要素が互いに
    係合する請求項3に記載の取付け構造。
  5. 【請求項5】上記第2突出部が上記後部雄部材のかかと
    側を部分的に横切り、その一方の横方向端より手前で終
    端し、上記後部雄部材のかかと側の残りの部分と同延な
    ロックスロットを画定する請求項2に記載の取付け構
    造。
  6. 【請求項6】上記ロック部材はその一方の端部から半径
    方向に突出するタブを有し、このタブの断面形状は、上
    記ロック部材を上記ロック用空所に装填したとき、上記
    後部雄部材のかかと側の残りの部分に画定されたロック
    スロット内に、上記第2突出部とかみ合い係合関係では
    まる寸法となっている請求項5に記載の取付け構造。
  7. 【請求項7】上記ロック用空所はその両端で開口し、こ
    れによりロック用空所の一方の開口端を通してロック部
    材を摺動自在にロック用空所に収容でき、上記ロック部
    材を上記ロック用空所に完全に装填したとき、上記ロッ
    ク部材のタブが上記ロックスロットにはまりかつ上記第
    2突出部の端部と係合する請求項6に記載の取付け構
    造。
  8. 【請求項8】上記ロック部材を上記ロック用空所に装填
    したとき、上記ロック部材のタブが上記後部雄部材のか
    かと側から離間して、両者間に保持スロットを画定する
    請求項6に記載の取付け構造。
  9. 【請求項9】上記ロック手段はリテイナ部材も含み、こ
    のリテイナ部材の断面形状が上記ロック部材と上記後部
    雄部材のかかと側との間の保持スロットにはまる寸法と
    なっており、これによりロック部材をロック用空所内に
    保持する請求項8に記載の取付け構造。
  10. 【請求項10】上記リテイナ部材は、 上記保持スロットへの装填を可能にする第1非保持形状
    と、 上記保持スロットからはずれるのを防止する第2保持形
    状とを有する部材からなる請求項9に記載の取付け構
    造。
  11. 【請求項11】上記リテイナ部材が少なくとも1つの折
    り曲げ可能なタブを有する細長いロッドの形態である請
    求項10に記載の取付け構造。
  12. 【請求項12】上記リテイナ部材が上記ロック部材に取
    り付けた折り曲げ可能なタブの形態である請求項10に
    記載の取付け構造。
  13. 【請求項13】上記ロック手段は、 上記ロータスプールに上記第1および第2雄部材間に配
    置されたブレードプラットホームと心合せ関係で穴を画
    定する手段と、 上記穴を貫通し、ブレードプラットホームと係合し、プ
    ラットホームを半径方向にロータスプールから遠ざかる
    方へ押すように調整でき、こうして上記第1および第2
    雄部材を上記溝内にはめ合い関係でロックし保持する調
    整手段とを含む請求項1に記載の取付け構造。
  14. 【請求項14】上記調整手段が締結部材を含む請求項1
    3に記載の取付け構造。
  15. 【請求項15】上記調整手段が、ブレードプラットホー
    ムと締結部材の端部との間に配置されたロック部材を含
    む請求項13に記載の取付け構造。
  16. 【請求項16】さらに、ロータスプールに取り付けら
    れ、それに沿って円周方向離間関係で延在する複数の第
    1要素と、 タービンブレードプラットホームの端部に取り付けら
    れ、それに沿って円周方向離間関係で延在する複数の第
    2要素とを備え、 上記第1および第2要素が相互噛合関係で配置され、タ
    ービンブレードのロータスプールに対して円周方向への
    移動を拘束する請求項1に記載の取付け構造。
  17. 【請求項17】上記第1および第2要素の一方が1列の
    突出タブであり、他方がそのタブを受け入れる1列のス
    ロットである請求項16に記載の取付け構造。
  18. 【請求項18】ガスタービンエンジンのロータに1つの
    円周方向列内の複数のタービンブレードの少なくとも最
    後の1つを除いたすべてを取り付ける取付け構造におい
    て、 (a)各ロータブレードに沿って軸線方向に離間し、そ
    のまわりに円周方向に延在する前部および後部雄部材を
    備え、各雄部材は、タービンブレードのプラットホーム
    に取り付けられ、そこから半径方向に延在する第1部分
    と、その第1部分に取り付けられ、そこから軸線方向に
    延在する第2部分とを有し、これらの第1および第2部
    分は各雄部材にフック形状を与え、さらに (b)ロータスプールに取り付けられ、前部および後部
    溝を画定する手段を備え、上記前部および後部溝は、ロ
    ータスプールに沿って軸線方向に離間し、そのまわりに
    円周方向に延在し、上記フック形状の前部および後部雄
    部材の第2部分をそれぞれはめ合い関係で受け入れ、さ
    らに (c)上記雄部材の第2部分を上記溝とはめ合い関係で
    ロックし、これによりタービンブレードをロータスプー
    ルに関して半径および軸線方向の移動に対して拘束する
    ロック手段を備え、このロック手段は、 (i)ロータスプールに取り付けられ、上記後部雄部材
    および後部溝から軸線方向に離間し、ロータスプールの
    まわりに円周方向にかつそこから半径方向に延在する第
    1フランジと、 (ii)上記後部雄部材のかかと側に、その後部雄部材
    の第2部分から外方へ離間した位置で取り付けられた第
    2フランジとを含み、 上記第1および第2フランジは上記後部雄部材およびロ
    ータスプールとともにロック用空所を画定し、さらに (iii)細長いロック部材を含み、このロック部材
    は、断面形状が上記ロック用空所内に、上記第1および
    第2フランジ、後部雄部材およびロータスプールとロッ
    ク係合関係ではまる寸法となっており、これによりター
    ビンブレードをロータスプールに関して半径および軸線
    方向の移動に対して拘束し、 (iv)上記ロック用空所はその両端で開口し、これに
    よりブレードの次のブレードを装填する方の側に隣接し
    た位置から、ロック用空所の一方の開口端を通してロッ
    ク部材を摺動自在にロック用空所に収容できる取付け構
    造。
  19. 【請求項19】上記後部雄部材およびロック部材にスト
    ッパ要素が設けられ、上記ロック部材を上記ロック用空
    所に完全に装填したとき、これらのストッパ要素が互い
    に係合する請求項18に記載の取付け構造。
  20. 【請求項20】上記第2フランジが上記後部雄部材のか
    かと側を部分的に横切り、その一方の横方向端より手前
    で終端し、上記後部雄部材のかかと側の残りの部分と同
    延なロックスロットを画定する請求項18に記載の取付
    け構造。
  21. 【請求項21】上記ロック部材はその一方の端部から半
    径方向に突出するタブを有し、このタブの断面形状は、
    上記ロック部材を上記ロック用空所に装填したとき、上
    記後部雄部材のかかと側の残りの部分に画定されたロッ
    クスロット内に、上記第2フランジとかみ合い係合関係
    ではまる寸法となっている請求項20に記載の取付け構
    造。
  22. 【請求項22】ガスタービンエンジンのロータに円周方
    向の1列のタービンブレードを取り付ける取付け構造に
    おいて、 (a)各ロータブレードに沿って軸線方向に離間し、そ
    のまわりに円周方向に延在する第1および第2雄部材を
    備え、各雄部材は、タービンブレードの端部に取り付け
    られ、そこから半径方向に延在する第1部分と、その第
    1部分に取り付けられ、そこから軸線方向に延在する第
    2部分とを有し、これらの第1および第2部分は各雄部
    材にフック形状を与え、さらに (b)ロータスプールに取り付けられ、第1および第2
    溝を画定する手段を備え、上記第1および第2溝は、ロ
    ータスプールに沿って軸線方向に離間し、そのまわりに
    円周方向に延在し、上記フック形状の第1および第2雄
    部材の第2部分をそれぞれはめ合い関係で同時に受け入
    れ、さらに (c)上記雄部材の第2部分を上記溝とはめ合い関係で
    ロックし、これにより円周方向列のタービンブレードの
    少なくとも最後の1つ以外のすべてのブレードをロータ
    スプールに関して半径および軸線方向の移動に対して拘
    束する第1ロック手段と、 (d)上記雄部材の第2部分を上記溝とはめ合い関係で
    ロックし、これにより円周方向列の最後のブレードをロ
    ータスプールに関して半径および軸線方向の移動に対し
    て拘束する第2ロック手段とを備える取付け構造。
  23. 【請求項23】上記第1ロック手段は、 ブレードプラットホームに取り付けられ、少なくとも最
    後の1つ以外のブレードそれぞれの上記第2雄部材およ
    び第2溝から軸線方向に離間し、ブレードプラットホー
    ムのまわりに円周方向にかつそこから半径方向に延在す
    る第1フランジと、 少なくとも最後の1つ以外のブレードそれぞれの上記第
    2雄部材のかかと側に、その後部雄部材の第2部分から
    外方へ離間した位置で取り付けられた第2フランジとを
    含み、 上記第1および第2フランジは上記第2雄部材およびロ
    ータスプールとともにロック用空所を画定し、さらに細
    長いロック部材を含み、このロック部材は、断面形状が
    上記ロック用空所内に、上記第1および第2フランジ、
    第2雄部材およびロータスプールとロック係合関係では
    まる寸法となっており、これによりタービンブレードを
    ロータスプールに関して半径および軸線方向の移動に対
    して拘束し、 上記ロック用空所はその両端で開口し、これによりブレ
    ードの次のブレードを装填する方の側に隣接した位置か
    ら、ロック用空所の一方の開口端を通してロック部材を
    摺動自在にロック用空所に収容できる請求項22に記載
    の取付け構造。
  24. 【請求項24】上記第2フランジが上記第2雄部材のか
    かと側を部分的に横切り、その一方の横方向端より手前
    で終端し、上記第2雄部材のかかと側の残りの部分と同
    延なロックスロットを画定する請求項23に記載の取付
    け構造。
  25. 【請求項25】上記ロック部材はその一方の端部から半
    径方向に突出するタブを有し、このタブの断面形状は、
    上記ロック部材を上記ロック用空所に装填したとき、上
    記第2雄部材のかかと側の残りの部分に画定されたロッ
    クスロット内に、上記第2フランジとかみ合い係合関係
    ではまる寸法となっている請求項24に記載の取付け構
    造。
  26. 【請求項26】上記第2ロック手段は、 ブレードプラットホームに取り付けられ、上記少なくと
    も最後のブレードの第1および第2雄部材のうち後方の
    ものおよび上記第1および第2溝のうち後方のものから
    軸線方向に離間し、ブレードプラットホームのまわりに
    円周方向にかつそこから半径方向に延在する第1突出部
    と、 上記少なくとも最後のブレードの第1および第2雄部材
    のうち後方のもののかかと側に、その後部雄部材の第2
    部分から外方へ離間した位置で取り付けられた第2突出
    部とを含み、上記第1および第2突出部は上記後部雄部
    材およびロータスプールとともにロック用空所を画定
    し、さらに細長いロック部材を含み、このロック部材
    は、断面形状が上記ロック用空所内に、上記第1および
    第2突出部、後部雄部材およびロータスプールとロック
    係合関係ではまる寸法となっており、これによりタービ
    ンブレードをロータスプールに関して半径および軸線方
    向の移動に対して拘束し、 上記第2突出部が上記後部雄部材のかかと側を部分的に
    横切り、その一方の横方向端より手前で終端し、上記後
    部雄部材のかかと側の残りの部分と同延なロックスロッ
    トを画定し、 上記ロック部材はその一方の端部から半径方向に突出す
    るタブを有し、このタブの断面形状は、上記ロック部材
    を上記ロック用空所に装填したとき、上記後部雄部材の
    かかと側の残りの部分に画定されたロックスロット内
    に、上記第2突出部とかみ合い係合関係ではまる寸法と
    なっており、 上記ロック部材を上記ロック用空所に装填したとき、上
    記ロック部材のタブが上記後部雄部材のかかと側から離
    間して、両者間に保持スロットを画定し、 上記第2ロック手段はさらにリテイナ部材を含み、この
    リテイナ部材の断面形状が上記ロック部材と上記後部雄
    部材のかかと側との間の保持スロットにはまる寸法とな
    っており、これによりロック部材をロック用空所内に保
    持する請求項22に記載の取付け構造。
  27. 【請求項27】上記リテイナ部材は、 上記保持スロットへの装填を可能にする第1非保持形状
    と、 上記保持スロットからはずれるのを防止する第2保持形
    状とを有する部材からなる請求項26に記載の取付け構
    造。
  28. 【請求項28】上記リテイナ部材が少なくとも1つの折
    り曲げ可能なタブを有する細長いロッドの形態である請
    求項27に記載の取付け構造。
  29. 【請求項29】上記リテイナ部材が上記ロック部材に取
    り付けた折り曲げ可能なタブの形態である請求項27に
    記載の取付け構造。
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