JPH0696962A - 地上設置形電気機器装置の設置方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地上設置形電気機器装置の設置高さを低くす
る。 【構成】 基礎ブロック４を地中に設置し、その基礎ブ
ロック４の上に、電気機器１と収納箱２ａを固定したベ
ース３ａを設置して、ボルト５と基礎ブロック４の中に
埋め込まれた埋め込みナット６により、基礎ブロック４
とベース３ａを固定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、地上設置形電気機器装
置の設置方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】地上設置形電気機器装置の設置方法は、
従来一般に図２に示すように、ベース３ｂには電気機器
１と電気機器１を覆う収納箱２ｂが固定され、ベース３
ｂは一般に地面７より５センチメートル程度高くなるよ
うに設置された基礎ブロック４の上に設置されるため、
ベース３ｂと基礎ブロック４の固定面８は地面７より５
センチメートル程度高くなる。また、ベース３ｂと基礎
ブロック４は、ボルト５と基礎ブロック４の中に埋め込
まれた埋め込みナット６により固定される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】地上設置形電気機器装
置は、電柱をなくし、配電線を地中化し、街並の美化を
目的のひとつとして歩道上に設置するものである。しか
しながら、従来の設置方法を用いて地上設置形電気機器
装置を商店街に設置した場合、ショーウィンドーが見え
なくなるとの苦情がある。また、横断歩道付近に設置さ
れることもあり、車道を走行する自動車から横断歩道を
歩行しようとしている歩行者が見えにくいことがあると
いう問題があった。そこで本発明では、地上設置形電気
機器装置の設置高さを低くできるようにしたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明においては、地中
に基礎ブロックを、その上面であるベース固定面も地面
より下になるように設置し、その基礎ブロック上に、電
気機器とこの電気機器を覆う収納箱を固定したベース
を、その上面が地面より上になるように固定する。

【０００５】

【作用】本発明によると、地上設置形電気機器装置の設
置高さを低くすることが可能となる。

【０００６】

【実施例】本発明の地上設置形電気機器装置の設置方法
の一例を図１に示す。電気機器１と電気機器１を覆う収
納箱２ａが固定されるベース３ａは、地中に設置される
基礎ブロック４の上に設置されるため、ベース３ａと基
礎ブロック４の固定面８は地面７よりも低い地中にな
る。また、ベース３ａと基礎ブロック４は、ボルト５と
基礎ブロック４の中に埋め込まれた埋め込みナット６に
より固定される。

【０００７】

【発明の効果】本発明によると、地上設置形電気機器装
置の設置高さを低くすることができるため、横断歩道付
近に地上設置形電気機器装置を設置する場合でも、車道
を走行する自動車から横断歩道を歩行しようとしている
歩行者の確認が容易になり、交通安全に役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の地上設置形電気機器装置の設置方法の
一例を示す正面図である。

【図２】従来の地上設置形電気機器装置の設置方法の一
般的な例を示す正面図である。

【符号の説明】

１ 電気機器 ２ａ，２ｂ 収納箱 ３ａ，３ｂ ベース ４ 基礎ブロック ５ ボルト ６ 埋め込みナット ７ 地面 ８ 固定面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 地中に基礎ブロックを、その上面である
   ベース固定面も地面より下になるように設置し、その基
   礎ブロック上に、電気機器とこの電気機器を覆う収納箱
   を固定したベースを、その上面が地面より上になるよう
   に固定する、地上設置形電気機器装置の設置方法。