JPH06963Y2 - ゴムベルト止め具 - Google Patents
ゴムベルト止め具Info
- Publication number
- JPH06963Y2 JPH06963Y2 JP1410990U JP1410990U JPH06963Y2 JP H06963 Y2 JPH06963 Y2 JP H06963Y2 JP 1410990 U JP1410990 U JP 1410990U JP 1410990 U JP1410990 U JP 1410990U JP H06963 Y2 JPH06963 Y2 JP H06963Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber belt
- belt
- buckle
- locked
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buckles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はゴムベルトとバックルとからなるゴムベルト止
め具に関し、より詳しくはダイビング用ナイフの保持具
等に用いるのに好適なゴムベルト止め具に関する。
め具に関し、より詳しくはダイビング用ナイフの保持具
等に用いるのに好適なゴムベルト止め具に関する。
(従来の技術) 従来より日常生活やスポーツ、レジャー等の分野におい
て、革製、布製等のベルトと共に止め具と一体となった
ゴムベルトが利用されていることは周知である。そのよ
うなゴムベルトには通常ゴムベルト長手方向の一端に、
ゴムベルト通し孔を有するバックルが固定され、その対
向端は自由端をなして前記通し孔にこれを挿通し、しか
る後ゴムベルトの所定長さの両端を前記バックルによっ
て締結するという方式が採用されている。
て、革製、布製等のベルトと共に止め具と一体となった
ゴムベルトが利用されていることは周知である。そのよ
うなゴムベルトには通常ゴムベルト長手方向の一端に、
ゴムベルト通し孔を有するバックルが固定され、その対
向端は自由端をなして前記通し孔にこれを挿通し、しか
る後ゴムベルトの所定長さの両端を前記バックルによっ
て締結するという方式が採用されている。
(本考案が解決すべき課題) ところで、一般にダイバーが潜水時に携帯するナイフ
は、水中の特異環境で緊急事態などに対処して、その取
り出しおよび収納が簡単かつ確実に行えるための保持具
を用い、通常ダイバーの脛にそれを装着して使用する。
この種の保持具は、例えば本考案出願人の出願に係る実
願平1-91141「ナイフ保持具」に開示されているような
もので、ナイフを保持する鞘部には、ベルト通し孔を備
え、ここに上述したゴムベルトを挿通して使用するよう
になっている。この保持具を脛に装着するに当っては、
保持具を予め脛に軽く当てがいながら、ゴムベルトの自
由端をバックルのゴムベルト通し孔に挿通して締めつけ
るが、さらにその後保持具の位置の適当なことを確認し
て、最終的にベルトをきつ目に締めつける。もう一つの
装着方法としては、予めゴムベルトの自由端をバックル
のゴムベルト通し孔に挿通して、脚の太さより大き目の
ゴムベルトによるループをこしらえておき、そこに脚を
差し入れてから保持具を脛に当てがい、さらにゴムベル
トの自由端を引っ張り、しっかりと締めつけを行う方法
がある。これら支持具の取り付け方法、換言するとゴム
ベルトの両端の締結方法は、手間がかかり、それだけ
に、また支持具を脛の適当な所に位置決めするのがなか
なか難しいという問題があった。
は、水中の特異環境で緊急事態などに対処して、その取
り出しおよび収納が簡単かつ確実に行えるための保持具
を用い、通常ダイバーの脛にそれを装着して使用する。
この種の保持具は、例えば本考案出願人の出願に係る実
願平1-91141「ナイフ保持具」に開示されているような
もので、ナイフを保持する鞘部には、ベルト通し孔を備
え、ここに上述したゴムベルトを挿通して使用するよう
になっている。この保持具を脛に装着するに当っては、
保持具を予め脛に軽く当てがいながら、ゴムベルトの自
由端をバックルのゴムベルト通し孔に挿通して締めつけ
るが、さらにその後保持具の位置の適当なことを確認し
て、最終的にベルトをきつ目に締めつける。もう一つの
装着方法としては、予めゴムベルトの自由端をバックル
のゴムベルト通し孔に挿通して、脚の太さより大き目の
ゴムベルトによるループをこしらえておき、そこに脚を
差し入れてから保持具を脛に当てがい、さらにゴムベル
トの自由端を引っ張り、しっかりと締めつけを行う方法
がある。これら支持具の取り付け方法、換言するとゴム
ベルトの両端の締結方法は、手間がかかり、それだけ
に、また支持具を脛の適当な所に位置決めするのがなか
なか難しいという問題があった。
本考案は、かかる問題を解決すべく、手間のかからない
ワンタッチ操作並みの簡便さでゴムベルトの締結を可能
にすると共に、前記支持具にあっては、その装着時の容
易な位置決めをも可能にするゴムベルト止め具の提案を
目的とするものである。
ワンタッチ操作並みの簡便さでゴムベルトの締結を可能
にすると共に、前記支持具にあっては、その装着時の容
易な位置決めをも可能にするゴムベルト止め具の提案を
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案が上記目的を達成するためにその骨子とするとこ
ろは、以下のとおりである。即ち 片面に、幅方向に延在する複数の突条を間欠的に配して
なるゴムベルトと、該ゴムベルトの所定の長さにおい
て、その長手方向両端にそれぞれ係合して、前記ベルト
の前記両端を締結する方式のバックルとからなるゴムベ
ルト止め具であって、 前記バックルとベルトとの前記係合の一方においては、
前記バックルの一端縁に設けたベルト通し孔に前記ベル
トの自由端を挿通すると、前記バックルの付勢ばね作用
下にあるフックに前記突条の一つが係止して、前記ベル
トは締めつけ方向への自由な移動は可能にするが、その
逆方向への移動は前記付勢ばねの作用に抗して前記フッ
クの作用を解除して行うものであり、 前記バックルとゴムベルトとの前記係合の他方において
は、前記バックルが、前記ゴムベルトの長手方向におい
て、前記ゴムベルト通し孔を設けた端縁の対向端縁に、
前記ゴムベルト自由端の対向端が係止される係止部を有
し、前記ゴムベルトは、前記自由端の対向端に、前記バ
ックルの係止部に着脱自在に係止される被係止部を有
し、前記ベルトの所定長さの両端を前記バックルによっ
て締結すると前記被係止部は前記係止部に係止されて、
前記ベルトの固定端として作用することを特徴とする前
記ゴムベルト止め具を提案することにある。
ろは、以下のとおりである。即ち 片面に、幅方向に延在する複数の突条を間欠的に配して
なるゴムベルトと、該ゴムベルトの所定の長さにおい
て、その長手方向両端にそれぞれ係合して、前記ベルト
の前記両端を締結する方式のバックルとからなるゴムベ
ルト止め具であって、 前記バックルとベルトとの前記係合の一方においては、
前記バックルの一端縁に設けたベルト通し孔に前記ベル
トの自由端を挿通すると、前記バックルの付勢ばね作用
下にあるフックに前記突条の一つが係止して、前記ベル
トは締めつけ方向への自由な移動は可能にするが、その
逆方向への移動は前記付勢ばねの作用に抗して前記フッ
クの作用を解除して行うものであり、 前記バックルとゴムベルトとの前記係合の他方において
は、前記バックルが、前記ゴムベルトの長手方向におい
て、前記ゴムベルト通し孔を設けた端縁の対向端縁に、
前記ゴムベルト自由端の対向端が係止される係止部を有
し、前記ゴムベルトは、前記自由端の対向端に、前記バ
ックルの係止部に着脱自在に係止される被係止部を有
し、前記ベルトの所定長さの両端を前記バックルによっ
て締結すると前記被係止部は前記係止部に係止されて、
前記ベルトの固定端として作用することを特徴とする前
記ゴムベルト止め具を提案することにある。
上記において、ゴムベルトは天然ゴム、合成ゴム、エラ
ストマー等、通常弾性を有するベルトに用いる素材を利
用し、かつ公知の製作方法によって得られるものであ
る。バックルはステンレルスチール、アルミニウム等か
らなる金属部材もしくは公知の熱可塑性樹脂の射出成形
等によって得られる部材と、公知のばね部材の組み合わ
せによって得られる類のものである。前記ベルトの一端
縁に設ける軸部材は熱可塑性樹脂、金属等を素材とする
ものである。部材として金属材料を使用する場合は、そ
れに防錆機能を付与しておくことが好ましい。
ストマー等、通常弾性を有するベルトに用いる素材を利
用し、かつ公知の製作方法によって得られるものであ
る。バックルはステンレルスチール、アルミニウム等か
らなる金属部材もしくは公知の熱可塑性樹脂の射出成形
等によって得られる部材と、公知のばね部材の組み合わ
せによって得られる類のものである。前記ベルトの一端
縁に設ける軸部材は熱可塑性樹脂、金属等を素材とする
ものである。部材として金属材料を使用する場合は、そ
れに防錆機能を付与しておくことが好ましい。
尚、複数の突条を有するゴムベルトおよび、該ゴムベル
トの自由端をバックルのゴムベルト通し孔に挿通すると
前記バックルの付勢ばね作用下にあるフックが前記突条
に係止して、前記ゴムベルトの移動を規制する方式のゴ
ムベルトとは実公昭59-25414によって公知である。
トの自由端をバックルのゴムベルト通し孔に挿通すると
前記バックルの付勢ばね作用下にあるフックが前記突条
に係止して、前記ゴムベルトの移動を規制する方式のゴ
ムベルトとは実公昭59-25414によって公知である。
(作用) 本考案の止め具をダイバーが使用するナイフ保持具に利
用した場合を例にとると、ゴムベルトの自由端を予めバ
ックルの通し孔に挿通しておいて、ナイフ保持具を脛に
当てがいながら、前記ゴムベルトの被係止部材を有する
一端を引っ張り、該ゴムベルトを伸ばしながら前記被係
止部材をバックルの係止部に係止させることで保持具の
装着が殆どワンタッチ操作並みで完了する。かかる装着
後、さらに増し締めが必要な時は、ゴムベルトの被係止
部材が固定端として作用するから前記自由端を片手で適
宜引っ張れば足りる。また前記ゴムベルトの被係止部材
を係止した時に、既にゴムベルトが脛を多少なりとも締
めつけ加減となる程度に、ゴムベルト長さをその自由端
側において、前記フックに係止させるべきゴムベルトの
選択によって調節しておくことが、前記操作をワンタッ
チ操作並みにする上で必要である。
用した場合を例にとると、ゴムベルトの自由端を予めバ
ックルの通し孔に挿通しておいて、ナイフ保持具を脛に
当てがいながら、前記ゴムベルトの被係止部材を有する
一端を引っ張り、該ゴムベルトを伸ばしながら前記被係
止部材をバックルの係止部に係止させることで保持具の
装着が殆どワンタッチ操作並みで完了する。かかる装着
後、さらに増し締めが必要な時は、ゴムベルトの被係止
部材が固定端として作用するから前記自由端を片手で適
宜引っ張れば足りる。また前記ゴムベルトの被係止部材
を係止した時に、既にゴムベルトが脛を多少なりとも締
めつけ加減となる程度に、ゴムベルト長さをその自由端
側において、前記フックに係止させるべきゴムベルトの
選択によって調節しておくことが、前記操作をワンタッ
チ操作並みにする上で必要である。
ナイフ保持具の装着を解くには、前記ゴムベルトをその
被係止部材近辺で前記自由端の対向方向に引っ張り、ゴ
ムベルトを伸ばして、前記被係止部材を前記バックルの
係止部から外せばよい。
被係止部材近辺で前記自由端の対向方向に引っ張り、ゴ
ムベルトを伸ばして、前記被係止部材を前記バックルの
係止部から外せばよい。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると以下のとお
りである。
りである。
第1図は、本考案のゴムベルト止め具1である被係止部
材14を有するゴムベルト2とバックル18とを、潜水用携
帯ナイフ(図示せず)を収納する保持具3に利用した場
合を示す。保持具3は、本考案出願人の出願に係わる実
願平1-91141に開示されたごときものであり、その詳細
説明は省略する。保持具3にはナイフを収容する開口4
を設けた鞘部5があり、それと一体に2個のベルト通し
孔8,9がある。各通し孔8,9はゴムベルト2をその
一端から挿通し得るに足る開孔サイズを有する。2個の
通し孔8,9には、各々同じゴムベルト2を挿通した
後、支持具3を装着すべき脛等の部位にこれを巻きつけ
るようにして使用する。図においては、理解を容易にす
るため、通し孔8においては、ベルト2の所定長さにお
いて、その両端を締結し、ループ10を形成した状態で示
し、通し孔9においては、かかる締結を解いた状態で示
し、脛の図示は省略してある。
材14を有するゴムベルト2とバックル18とを、潜水用携
帯ナイフ(図示せず)を収納する保持具3に利用した場
合を示す。保持具3は、本考案出願人の出願に係わる実
願平1-91141に開示されたごときものであり、その詳細
説明は省略する。保持具3にはナイフを収容する開口4
を設けた鞘部5があり、それと一体に2個のベルト通し
孔8,9がある。各通し孔8,9はゴムベルト2をその
一端から挿通し得るに足る開孔サイズを有する。2個の
通し孔8,9には、各々同じゴムベルト2を挿通した
後、支持具3を装着すべき脛等の部位にこれを巻きつけ
るようにして使用する。図においては、理解を容易にす
るため、通し孔8においては、ベルト2の所定長さにお
いて、その両端を締結し、ループ10を形成した状態で示
し、通し孔9においては、かかる締結を解いた状態で示
し、脛の図示は省略してある。
ベルト2は、ループ10の内側に向く面に、幅方向に延在
する複数の突条11が間欠的に配され、一端は自由端12で
ある。自由端12の対向端13は、ベルト2の締結状態にお
いて固定端として作用するもので、ベルト2の幅方向に
延出する被係止用軸部材14を有する。軸部材14は丸棒で
あってその長手方向中央には、軸の全周にわたって拡径
した部分15を有し、ゴムベルト2の端縁に設けた切り欠
き孔16に該拡径部分15は嵌着し、ゴムベルト2は軸部材
14を包囲するように折り返し、その折り返し部分17にお
いてゴムベルト2の互いに対向する面を接着してある。
この状態で拡径部分15は、軸部材14のベルト幅方向への
抜け止めとして機能する。
する複数の突条11が間欠的に配され、一端は自由端12で
ある。自由端12の対向端13は、ベルト2の締結状態にお
いて固定端として作用するもので、ベルト2の幅方向に
延出する被係止用軸部材14を有する。軸部材14は丸棒で
あってその長手方向中央には、軸の全周にわたって拡径
した部分15を有し、ゴムベルト2の端縁に設けた切り欠
き孔16に該拡径部分15は嵌着し、ゴムベルト2は軸部材
14を包囲するように折り返し、その折り返し部分17にお
いてゴムベルト2の互いに対向する面を接着してある。
この状態で拡径部分15は、軸部材14のベルト幅方向への
抜け止めとして機能する。
第2図は、ゴムベルト止め具1の使用状態において、ゴ
ムベルト2の両端をバックル18が締結する状態と、ゴム
ベルト2の自由端12の側の端部がバックル18に係止する
機構とを示す。図においてゴムベルト2は、自由端12を
バックル18のゴムベルト通し孔19に、図において右側方
向から挿通し、さらに止め輪20にも挿通してゴムベルト
2の未挿通部分と共に束ねてある。通し孔19には、挿通
するゴムベルト2を介して、支持部21と、フック22が対
向配置され、支持部21はバックル18と一体であり、フッ
ク22は、バックル18と別体であるがバックル18に支点23
を有して、付勢ばね24によって常にゴムベルト11を支持
部21と共に挟持する方向に付勢されている。ゴムベルト
2は、自由端12を引っ張ると、突条11がフック22の先端
を、付勢ばね24に抗して押し上げるので、ゴムベルト2
は自由に引っ張り方向へ移動するが、その逆方向への移
動については、突条11がフック22の先端を押し上げる力
を及ぼすことができず、従って図における矢印26の方向
から、フック22に指で力を作用させ、フック22の先端と
突条11の係合を解除しなければならないものである。即
ち、ゴムベルト2は、軸部材14をつかんで引っ張った時
に、突条11がフック22に係止されて伸びるが、ゴムベル
ト2の移動は生じない。この機構の詳細は、既述の実公
昭59-25414で明らかにされている。
ムベルト2の両端をバックル18が締結する状態と、ゴム
ベルト2の自由端12の側の端部がバックル18に係止する
機構とを示す。図においてゴムベルト2は、自由端12を
バックル18のゴムベルト通し孔19に、図において右側方
向から挿通し、さらに止め輪20にも挿通してゴムベルト
2の未挿通部分と共に束ねてある。通し孔19には、挿通
するゴムベルト2を介して、支持部21と、フック22が対
向配置され、支持部21はバックル18と一体であり、フッ
ク22は、バックル18と別体であるがバックル18に支点23
を有して、付勢ばね24によって常にゴムベルト11を支持
部21と共に挟持する方向に付勢されている。ゴムベルト
2は、自由端12を引っ張ると、突条11がフック22の先端
を、付勢ばね24に抗して押し上げるので、ゴムベルト2
は自由に引っ張り方向へ移動するが、その逆方向への移
動については、突条11がフック22の先端を押し上げる力
を及ぼすことができず、従って図における矢印26の方向
から、フック22に指で力を作用させ、フック22の先端と
突条11の係合を解除しなければならないものである。即
ち、ゴムベルト2は、軸部材14をつかんで引っ張った時
に、突条11がフック22に係止されて伸びるが、ゴムベル
ト2の移動は生じない。この機構の詳細は、既述の実公
昭59-25414で明らかにされている。
バックル18は、ベルト2の長手方向において、通し孔19
が位置する一端の対向端にベルト2の幅方向にベルト2
を介して対向する一対の鉤止溝25を有し、溝25には、ベ
ルトの軸部材14が着脱自在に嵌着係止する。溝25は、軸
部材14の着脱を自在とする幅を有し、溝25の底面27の形
状は、好ましくは、軸部材14の外形に倣い、軸部材14の
嵌着後にも、軸部材14の滑らかな摺動が得られるように
する。
が位置する一端の対向端にベルト2の幅方向にベルト2
を介して対向する一対の鉤止溝25を有し、溝25には、ベ
ルトの軸部材14が着脱自在に嵌着係止する。溝25は、軸
部材14の着脱を自在とする幅を有し、溝25の底面27の形
状は、好ましくは、軸部材14の外形に倣い、軸部材14の
嵌着後にも、軸部材14の滑らかな摺動が得られるように
する。
第2図は、本考案のゴムベルト止め具1によって支持具
3を鎖線で示す脛50へ装着する態様をも示す。かかる装
着に先き立ち、ゴムベルト止め具1は、ゴムベルト2の
自由端12をバックル18の通し孔19に挿通しておくと共
に、ゴムベルト2の軸部材14を鉤止溝25に嵌着係止せし
めて、ゴムベルト2によるループ10(第1図参照)を作
り、該ループ10の大きさが脛50の太さよりもやや小さ目
になるように、フック22に係止されるべき突条11を選択
し、ゴムベルト2の長さ調整を済ませておく。支持具3
の脛50への装着に当っては、支持具3を装着すべき脛の
部位に当てがいながら、片手でバックル18をつまみ、他
方の手でゴムベルト2を引き伸ばしながら軸部材14を鉤
止溝25に嵌着係止する。その後ゴムベルト2に増し締め
を必要とするならば、ゴムベルト2は軸部材14が固定端
として作用するから、片手で自由端12を引っ張れば簡単
にその目的が達せられる。
3を鎖線で示す脛50へ装着する態様をも示す。かかる装
着に先き立ち、ゴムベルト止め具1は、ゴムベルト2の
自由端12をバックル18の通し孔19に挿通しておくと共
に、ゴムベルト2の軸部材14を鉤止溝25に嵌着係止せし
めて、ゴムベルト2によるループ10(第1図参照)を作
り、該ループ10の大きさが脛50の太さよりもやや小さ目
になるように、フック22に係止されるべき突条11を選択
し、ゴムベルト2の長さ調整を済ませておく。支持具3
の脛50への装着に当っては、支持具3を装着すべき脛の
部位に当てがいながら、片手でバックル18をつまみ、他
方の手でゴムベルト2を引き伸ばしながら軸部材14を鉤
止溝25に嵌着係止する。その後ゴムベルト2に増し締め
を必要とするならば、ゴムベルト2は軸部材14が固定端
として作用するから、片手で自由端12を引っ張れば簡単
にその目的が達せられる。
装着した支持具3を外すには、ゴムベルト2を軸部材14
近辺でつかんで引っ張り、該部材14を鉤止溝25から外せ
ばよい。従って、前述のごとく、ゴムベルト2の長さを
予め調整しておくならば、支持具3の装着に関して、ゴ
ムベルト2の締結とその解除はワンタッチ操作並みに瞬
時に行うことができる。
近辺でつかんで引っ張り、該部材14を鉤止溝25から外せ
ばよい。従って、前述のごとく、ゴムベルト2の長さを
予め調整しておくならば、支持具3の装着に関して、ゴ
ムベルト2の締結とその解除はワンタッチ操作並みに瞬
時に行うことができる。
尚支持具3においては2本のゴムベルト止め具1を使用
したが(第1図参照)、それら2本について上記手順は
全く同じように行われる。また、以上の説明において用
いたベルトの所定長さの両端とは、ゴムベルト2にあっ
て、軸部材14の取り付け部位を一端とし、フック22に係
止する部位を他の一端とするものである。
したが(第1図参照)、それら2本について上記手順は
全く同じように行われる。また、以上の説明において用
いたベルトの所定長さの両端とは、ゴムベルト2にあっ
て、軸部材14の取り付け部位を一端とし、フック22に係
止する部位を他の一端とするものである。
(効果) 本考案のゴムベルト止め具であれば、バックルに設けた
鉤止溝にゴムベルト一端に設けた軸部材を係止すること
によってゴムベルトの両端の締結、およびその解除をワ
ンタッチ操作並みに瞬時に、極めて簡便に行うことが可
能である。
鉤止溝にゴムベルト一端に設けた軸部材を係止すること
によってゴムベルトの両端の締結、およびその解除をワ
ンタッチ操作並みに瞬時に、極めて簡便に行うことが可
能である。
第1図は、本考案のゴムベルト止め具をダイバー用ナイ
フ支持具に使用した場合を示す斜視図、第2図は締結状
態の詳細を示す側面図である。 1…ゴムベルト止め具 2…ゴムベルト 11…突条 12…自由端 14…被係止部(軸部材) 18…バックル 19…ベルト通し孔 22…フック 24…付勢ばね 25…係止部(鉤止溝)
フ支持具に使用した場合を示す斜視図、第2図は締結状
態の詳細を示す側面図である。 1…ゴムベルト止め具 2…ゴムベルト 11…突条 12…自由端 14…被係止部(軸部材) 18…バックル 19…ベルト通し孔 22…フック 24…付勢ばね 25…係止部(鉤止溝)
Claims (2)
- 【請求項1】片面に、幅方向に延在する複数の突条を間
欠的に配してなるゴムベルトと、該ゴムベルトの所定の
長さにおいて、その長手方向両端にそれぞれ係合して、
前記ベルトの前記両端を締結する方式のバックルとから
なるゴムベルト止め具であって、 前記バックルとベルトとの前記係合の一方においては、
前記バックルの一端縁に設けたベルト通し孔に前記ベル
トの自由端を挿通すると、前記バックルの付勢ばね作用
下にあるフックに前記突条の一つが係止して、前記ベル
トは締めつけ方向への自由な移動は可能にするが、その
逆方向への移動は前記付勢ばねの作用に抗して前記フッ
クの作用を解除して行うものであり、 前記バックルとゴムベルトとの前記係合の他方において
は、前記バックルが、前記ゴムベルトの長手方向におい
て、前記ゴムベルト通し孔を設けた端縁の対向端縁に、
前記ゴムベルト自由端の対向端が係止される係止部を有
し、前記ゴムベルトは、前記自由端の対向端に、前記バ
ックルの係止部に着脱自在に係止される被係止部を有
し、前記ベルトの所定長さの両端を前記バックルによっ
て締結すると前記被係止部は前記係止部に係止されて、
前記ベルトの固定端として作用することを特徴とする前
記ゴムベルト止め具。 - 【請求項2】前記バックルが有する係止部は、前記ベル
トの幅方向に該ベルトを介して対向する一対の鉤止溝で
あり、前記ゴムベルトが有する被係止部は、該ベルト幅
方向に延出して、前記鉤止溝に着脱自在に係止される軸
部材である請求項1記載のゴムベルト止め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1410990U JPH06963Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ゴムベルト止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1410990U JPH06963Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ゴムベルト止め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03105308U JPH03105308U (ja) | 1991-10-31 |
JPH06963Y2 true JPH06963Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31517487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1410990U Expired - Lifetime JPH06963Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ゴムベルト止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06963Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP1410990U patent/JPH06963Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03105308U (ja) | 1991-10-31 |
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