JPH069447A - ヒドロフルオロアルカンを含有する組成物の安定化方法及びヒドロフルオロアルカンを含有する安定化された組成物 - Google Patents
ヒドロフルオロアルカンを含有する組成物の安定化方法及びヒドロフルオロアルカンを含有する安定化された組成物Info
- Publication number
- JPH069447A JPH069447A JP5025529A JP2552993A JPH069447A JP H069447 A JPH069447 A JP H069447A JP 5025529 A JP5025529 A JP 5025529A JP 2552993 A JP2552993 A JP 2552993A JP H069447 A JPH069447 A JP H069447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- hydrofluoroalkane
- hydrofluoroalkanes
- alkaline earth
- lithium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/0066—Use of inorganic compounding ingredients
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/38—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C17/42—Use of additives, e.g. for stabilisation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C19/00—Acyclic saturated compounds containing halogen atoms
- C07C19/08—Acyclic saturated compounds containing halogen atoms containing fluorine
- C07C19/10—Acyclic saturated compounds containing halogen atoms containing fluorine and chlorine
- C07C19/12—Acyclic saturated compounds containing halogen atoms containing fluorine and chlorine having two carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/04—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
- C08J9/12—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent
- C08J9/14—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent organic
- C08J9/143—Halogen containing compounds
- C08J9/144—Halogen containing compounds containing carbon, halogen and hydrogen only
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K3/00—Materials not provided for elsewhere
- C09K3/30—Materials not provided for elsewhere for aerosols
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K5/00—Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
- C09K5/02—Materials undergoing a change of physical state when used
- C09K5/04—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa
- C09K5/041—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa for compression-type refrigeration systems
- C09K5/044—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa for compression-type refrigeration systems comprising halogenated compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2375/00—Characterised by the use of polyureas or polyurethanes; Derivatives of such polymers
- C08J2375/04—Polyurethanes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ヒドロフルオロアルカンを含有する組成物の
安定化方法であって、リチウム及び/またはアルカリ土
類金属から選ばれる少なくとも1種の金属の少なくとも
1種の塩を、該組成物中に含まれるヒドロフルオロアル
カンを安定化するために十分な量で該組成物に添加する
ことを特徴とする方法。 【効果】 ヒドロフルオロアルカンの安定性が非常に顕
著に改良される。
安定化方法であって、リチウム及び/またはアルカリ土
類金属から選ばれる少なくとも1種の金属の少なくとも
1種の塩を、該組成物中に含まれるヒドロフルオロアル
カンを安定化するために十分な量で該組成物に添加する
ことを特徴とする方法。 【効果】 ヒドロフルオロアルカンの安定性が非常に顕
著に改良される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒドロフルオロアルカン
を含有する組成物の安定化方法及びヒドロフルオロアル
カンを含有する安定化された組成物に関する。
を含有する組成物の安定化方法及びヒドロフルオロアル
カンを含有する安定化された組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】オゾン層に有害な効果をもたらすと推測
されている完全にハロゲン化されたクロロフッ素化炭化
水素(CFC) は、例えばフォーム形成のための発泡剤、液
状冷却液または噴射剤としての使用といった多くの用途
において、ヒドロフルオロアルカン(HFA) とも呼ばれる
部分的にハロゲン化されたフッ素化炭化水素によって、
取って代わられることが可能である。しかしながら、HF
A は一般的にCFC よりも安定でなく、前述の分野におけ
るそれらの使用は安定性の問題をいまだ提起している。
されている完全にハロゲン化されたクロロフッ素化炭化
水素(CFC) は、例えばフォーム形成のための発泡剤、液
状冷却液または噴射剤としての使用といった多くの用途
において、ヒドロフルオロアルカン(HFA) とも呼ばれる
部分的にハロゲン化されたフッ素化炭化水素によって、
取って代わられることが可能である。しかしながら、HF
A は一般的にCFC よりも安定でなく、前述の分野におけ
るそれらの使用は安定性の問題をいまだ提起している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ヒド
ロフルオロアルカンを含有する組成物におけるヒドロフ
ルオロアルカンのための新規の有効な安定剤を提供する
ことである。
ロフルオロアルカンを含有する組成物におけるヒドロフ
ルオロアルカンのための新規の有効な安定剤を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒドロフルオ
ロアルカンを含有する組成物の安定化方法であって、リ
チウム及び/またはアルカリ土類金属から選ばれる少な
くとも1種の金属の少なくとも1種の塩を、該組成物中
に含まれるヒドロフルオロアルカンを安定化するために
十分な量で該組成物に添加することを特徴とする方法に
関する。ヒドロフルオロアルカンという用語は一般に、
少なくとも1つのフッ素原子及び少なくとも1つの水素
原子を含む飽和ハロゲン化脂肪族炭化水素を示すことを
意図する。これらのヒドロフルオロアルカンは付加的に
1つ以上の塩素原子を含んでも含まなくてもよい。好ま
しくは、それらは少なくとも1つの塩素原子を含む。一
般に定義されるヒドロフルオロアルカンは1〜3個の炭
素原子を含む。そのようなヒドロフルオロアルカンの例
として、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタンが挙げられ
る。本発明の方法は1種またはそれ以上のヒドロフルオ
ロアルカンを含有する組成物の安定化のために使用され
ることが可能である。さらに、それは1種またはそれ以
上のヒドロフルオロアルカンから本質的になる組成物の
安定化のために使用されることが可能である。
ロアルカンを含有する組成物の安定化方法であって、リ
チウム及び/またはアルカリ土類金属から選ばれる少な
くとも1種の金属の少なくとも1種の塩を、該組成物中
に含まれるヒドロフルオロアルカンを安定化するために
十分な量で該組成物に添加することを特徴とする方法に
関する。ヒドロフルオロアルカンという用語は一般に、
少なくとも1つのフッ素原子及び少なくとも1つの水素
原子を含む飽和ハロゲン化脂肪族炭化水素を示すことを
意図する。これらのヒドロフルオロアルカンは付加的に
1つ以上の塩素原子を含んでも含まなくてもよい。好ま
しくは、それらは少なくとも1つの塩素原子を含む。一
般に定義されるヒドロフルオロアルカンは1〜3個の炭
素原子を含む。そのようなヒドロフルオロアルカンの例
として、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタンが挙げられ
る。本発明の方法は1種またはそれ以上のヒドロフルオ
ロアルカンを含有する組成物の安定化のために使用され
ることが可能である。さらに、それは1種またはそれ以
上のヒドロフルオロアルカンから本質的になる組成物の
安定化のために使用されることが可能である。
【0005】アルカリ土類金属の中で特に、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムが使用さ
れる。より詳しくは、マグネシウム、カルシウムまたは
ストロンチウム、好ましくはマグネシウムまたはカルシ
ウムが選ばれる。優れた結果はカルシウムで得られた。
使用される塩は有機塩または無機塩でよい。無機塩の中
で、とりわけ硝酸塩またはハライドが使用されてもよ
い。ハライドの中でより詳細にはフッ化物、臭化物また
塩化物が使用される。優れた結果が塩化物で得られる。
本発明の安定化塩は無水でも水和状態でも使用され得
る。それは好ましくは固体状態で使用される。本発明の
安定化塩は多様な量で使用され得る。それらは一般に組
成物中に含まれるヒドロフルオロアルカンの全重量に対
して少なくとも0.05重量%の量で使用される。好ましく
はそれらは少なくとも0.1 重量%の量で使用される。さ
らに、組成物中に含まれるヒドロフルオロアルカンの全
重量に対して、5重量%を越えるリチウム及び/または
アルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金属の
塩は通常使用されない。好ましくは2重量%を越えな
い。他の安定剤及び/または他の添加剤がまた、本発明
によって安定化される組成物中のヒドロフルオロアルカ
ンに添加されることも可能である。
ム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムが使用さ
れる。より詳しくは、マグネシウム、カルシウムまたは
ストロンチウム、好ましくはマグネシウムまたはカルシ
ウムが選ばれる。優れた結果はカルシウムで得られた。
使用される塩は有機塩または無機塩でよい。無機塩の中
で、とりわけ硝酸塩またはハライドが使用されてもよ
い。ハライドの中でより詳細にはフッ化物、臭化物また
塩化物が使用される。優れた結果が塩化物で得られる。
本発明の安定化塩は無水でも水和状態でも使用され得
る。それは好ましくは固体状態で使用される。本発明の
安定化塩は多様な量で使用され得る。それらは一般に組
成物中に含まれるヒドロフルオロアルカンの全重量に対
して少なくとも0.05重量%の量で使用される。好ましく
はそれらは少なくとも0.1 重量%の量で使用される。さ
らに、組成物中に含まれるヒドロフルオロアルカンの全
重量に対して、5重量%を越えるリチウム及び/または
アルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金属の
塩は通常使用されない。好ましくは2重量%を越えな
い。他の安定剤及び/または他の添加剤がまた、本発明
によって安定化される組成物中のヒドロフルオロアルカ
ンに添加されることも可能である。
【0006】本発明はまた、ヒドロフルオロアルカンを
含有する組成物であって、それらがリチウム及び/また
はアルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金属
の少なくとも1種の塩を、該組成物中に含まれるヒドロ
フルオロアルカンを安定化するために充分な量で含むこ
とを特徴とする組成物に関する。該安定化塩の性質及び
それらが有利に使用される量、及びヒドロフルオロアル
カンを含有する組成物の性質は、本発明の方法の背景に
おいて上述されているものである。本発明の組成物は発
泡剤として、液状冷却液として、噴射剤として、また溶
剤として有利に使用することができる。
含有する組成物であって、それらがリチウム及び/また
はアルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金属
の少なくとも1種の塩を、該組成物中に含まれるヒドロ
フルオロアルカンを安定化するために充分な量で含むこ
とを特徴とする組成物に関する。該安定化塩の性質及び
それらが有利に使用される量、及びヒドロフルオロアル
カンを含有する組成物の性質は、本発明の方法の背景に
おいて上述されているものである。本発明の組成物は発
泡剤として、液状冷却液として、噴射剤として、また溶
剤として有利に使用することができる。
【0007】本発明の組成物は特に、ポリウレタンフォ
ームといったフォームの製造を目的とする、発泡剤とし
てヒドロフルオロアルカンを含むプレミックスチャーか
らなる。これらの組成物はさらに詳細には、ポリウレタ
ンフォームの製造を目的とする発泡剤としてヒドロフル
オロアルカンを含む、ポリオールを基材とするプレミッ
クスチャーからなる。優れた結果が、ポリウレタンフォ
ームの製造を目的とした発泡剤として1,1-ジクロロ-1-
フルオロエタンを含有する、ポリオールを基材とするプ
レミックスチャーからなる組成物で得られる。このよう
な組成物はまた、1種またはそれ以上の他の発泡剤を含
むこともできる。それらは、塩化カルシウムの存在下で
特に安定であることが証明されていて、詳しくは1-クロ
ロ-1- フルオロエタンの非常に限定された発生のみを起
こす。次の例は本発明を説明するために、非限定的な態
様で示される。例1は参考として示される。
ームといったフォームの製造を目的とする、発泡剤とし
てヒドロフルオロアルカンを含むプレミックスチャーか
らなる。これらの組成物はさらに詳細には、ポリウレタ
ンフォームの製造を目的とする発泡剤としてヒドロフル
オロアルカンを含む、ポリオールを基材とするプレミッ
クスチャーからなる。優れた結果が、ポリウレタンフォ
ームの製造を目的とした発泡剤として1,1-ジクロロ-1-
フルオロエタンを含有する、ポリオールを基材とするプ
レミックスチャーからなる組成物で得られる。このよう
な組成物はまた、1種またはそれ以上の他の発泡剤を含
むこともできる。それらは、塩化カルシウムの存在下で
特に安定であることが証明されていて、詳しくは1-クロ
ロ-1- フルオロエタンの非常に限定された発生のみを起
こす。次の例は本発明を説明するために、非限定的な態
様で示される。例1は参考として示される。
【0008】
【例1R】(参考例) ポリウレタンフォームの製造のためのプレミックスチャ
ーを次の重量に基づく組成に従って製造する: −50 アルコ(Arco)のアミノ化ポリオール ARCOL 3770 −50 ダウ(Dow) のアミノ化ポリオール VORANOL RA 64
0 − 1 水 − 2 ゴールドシュミット(Goldschmidt) のシリコーン
含有界面活性剤 B1048 − 2 N-メチルモルホリン − 1.5 N,N-ジメチルシクロヘキシルアミン −24 1,1-ジクロロ-1- フルオロエタン。 予め決められた量のこの混合物を50℃の一定温度に保持
されたガラスフラスコ中に10日間閉じ込めた。サンプル
をその後取り出し、その気相クロマトグラフィーによる
分析は、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタン1kg当たり25
6mg の1-クロロ-1- フルオロエタンの存在を示した。
ーを次の重量に基づく組成に従って製造する: −50 アルコ(Arco)のアミノ化ポリオール ARCOL 3770 −50 ダウ(Dow) のアミノ化ポリオール VORANOL RA 64
0 − 1 水 − 2 ゴールドシュミット(Goldschmidt) のシリコーン
含有界面活性剤 B1048 − 2 N-メチルモルホリン − 1.5 N,N-ジメチルシクロヘキシルアミン −24 1,1-ジクロロ-1- フルオロエタン。 予め決められた量のこの混合物を50℃の一定温度に保持
されたガラスフラスコ中に10日間閉じ込めた。サンプル
をその後取り出し、その気相クロマトグラフィーによる
分析は、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタン1kg当たり25
6mg の1-クロロ-1- フルオロエタンの存在を示した。
【0009】
【例2】例1Rと同一のプレミックスチャーに、それが
老化する前に、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタンの重量
に対して0.5 重量%の無水塩化カルシウムを添加した。
例1Rと同一の条件化で老化させた後、気相クロマトグ
ラフィーによって、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタン1
kg当たりわずかに29mgの1-クロロ-1- フルオロエタンが
測定された。
老化する前に、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタンの重量
に対して0.5 重量%の無水塩化カルシウムを添加した。
例1Rと同一の条件化で老化させた後、気相クロマトグ
ラフィーによって、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタン1
kg当たりわずかに29mgの1-クロロ-1- フルオロエタンが
測定された。
【0010】
【例3】例1Rと同一のプレミックスチャーに、それが
老化する前に、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタンの重量
に対して5重量%の無水塩化カルシウムを添加した。例
1Rと同一の条件化で老化させた後、存在する1-クロロ
-1- フルオロエタンの量は気相クロマトグラフィーによ
る検出域値以下であって、1,1-ジクロロ-1-フルオロエ
タン1kg当たり5mgであった。参考例1Rとの比較によ
って、例2及び3は、形成される1-クロロ-1- フルオロ
エタンの量が非常に顕著に少なく、よって本発明による
塩化カルシウムの存在下で1,1-ジクロロ-1- フルオロエ
タンの安定性が本質的に非常に改良されることを示して
いる。
老化する前に、1,1-ジクロロ-1- フルオロエタンの重量
に対して5重量%の無水塩化カルシウムを添加した。例
1Rと同一の条件化で老化させた後、存在する1-クロロ
-1- フルオロエタンの量は気相クロマトグラフィーによ
る検出域値以下であって、1,1-ジクロロ-1-フルオロエ
タン1kg当たり5mgであった。参考例1Rとの比較によ
って、例2及び3は、形成される1-クロロ-1- フルオロ
エタンの量が非常に顕著に少なく、よって本発明による
塩化カルシウムの存在下で1,1-ジクロロ-1- フルオロエ
タンの安定性が本質的に非常に改良されることを示して
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/00 111 8517−4H 15/02 //(C08G 18/08 101:00)
Claims (10)
- 【請求項1】 ヒドロフルオロアルカンを含有する組成
物の安定化方法であって、リチウム及び/またはアルカ
リ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金属の少なく
とも1種の塩を、該組成物中に含まれるヒドロフルオロ
アルカンを安定化するために十分な量で該組成物に添加
することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 1種またはそれ以上のヒドロフルオロア
ルカンから実質的になる組成物の安定化のための請求項
1記載の方法。 - 【請求項3】 1,1-ジクロロ-1- フルオロエタンを含有
する組成物の安定化のための請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 さらにアルカリ土類金属がカルシウムで
あることを特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 さらにリチウム及び/またはアルカリ土
類金属から選ばれる少なくとも1種の金属の少なくとも
1種の塩が塩化物であることを特徴とする、請求項1記
載の方法。 - 【請求項6】 さらに組成物中に含まれるヒドロフルオ
ロアルカンの全重量に対して0.05〜5重量%のリチウム
及び/またはアルカリ土類金属から選ばれる少なくとも
1種の金属の塩が添加されることを特徴とする、請求項
1記載の方法。 - 【請求項7】 ヒドロフルオロアルカンを含有する組成
物であって、それらが該組成物中に含まれるヒドロフル
オロアルカンを安定化するために充分な量のリチウム及
び/またはアルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1
種の金属の少なくとも1種の塩を含むことを特徴とする
組成物。 - 【請求項8】 発泡剤としてヒドロフルオロアルカンを
含み、ポリウレタンフォームの製造を目的とするプレミ
ックスチャーからなる、請求項7記載の組成物。 - 【請求項9】 発泡剤としてヒドロフルオロアルカンを
含み、ポリウレタンフォームの製造を目的とするポリオ
ールを基材とするプレミックスチャーからなる、請求項
8記載の組成物。 - 【請求項10】 発泡剤として1,1-ジクロロ-1- フルオ
ロエタンを含み、ポリウレタンフォームの製造を目的と
するポリオールを基材とするプレミックスチャーからな
る、請求項9記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
BE09200161 | 1992-02-14 | ||
BE9200161A BE1005678A3 (fr) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | Procede pour la stabilisation de compositions comprenant des hydrofluoroalcanes et compositions stabilisees comprenant des hydrofluoroalcanes. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069447A true JPH069447A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=3886145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5025529A Pending JPH069447A (ja) | 1992-02-14 | 1993-02-15 | ヒドロフルオロアルカンを含有する組成物の安定化方法及びヒドロフルオロアルカンを含有する安定化された組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5623150A (ja) |
EP (1) | EP0555914B1 (ja) |
JP (1) | JPH069447A (ja) |
AT (1) | ATE130592T1 (ja) |
BE (1) | BE1005678A3 (ja) |
DE (1) | DE69300833D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014508838A (ja) * | 2011-03-11 | 2014-04-10 | アーケマ・インコーポレイテッド | ハロゲン化オレフィン発泡剤を含有するポリウレタンポリオールブレンドの安定性の向上 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1009630A3 (fr) * | 1995-09-26 | 1997-06-03 | Solvay | Premelanges pour la preparation de mousses de polyurethane ou de polyisocyanurate. |
FR2865731B1 (fr) * | 2004-01-30 | 2007-09-07 | Solvay | Procede de fabrication d'un hydrofluoroalcane |
US8469911B2 (en) * | 2009-09-02 | 2013-06-25 | Eugene Lloyd Hiebert | Surgical positioning system |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL284875A (ja) * | 1961-10-30 | |||
US4475003A (en) * | 1982-09-13 | 1984-10-02 | Basf Aktiengesellschaft | Preparation of 1,1,1-trichloromethyl compounds |
DE4107245A1 (de) * | 1991-03-07 | 1992-09-10 | Solvay Fluor & Derivate | Stabilisierung von dichlortrifluorethan |
BE1006190A5 (fr) * | 1992-09-29 | 1994-06-07 | Solvay | 1,1-dichloro-1-fluoroethane stabilise, premelanges destines a la preparation de mousses polymeriques et mousses polymeriques obtenues par leur mise en oeuvre. |
-
1992
- 1992-02-14 BE BE9200161A patent/BE1005678A3/fr not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-02-04 EP EP93200292A patent/EP0555914B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-04 AT AT93200292T patent/ATE130592T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-02-04 DE DE69300833T patent/DE69300833D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-15 JP JP5025529A patent/JPH069447A/ja active Pending
-
1994
- 1994-06-27 US US08/266,535 patent/US5623150A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014508838A (ja) * | 2011-03-11 | 2014-04-10 | アーケマ・インコーポレイテッド | ハロゲン化オレフィン発泡剤を含有するポリウレタンポリオールブレンドの安定性の向上 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69300833D1 (de) | 1996-01-04 |
EP0555914A1 (fr) | 1993-08-18 |
ATE130592T1 (de) | 1995-12-15 |
US5623150A (en) | 1997-04-22 |
BE1005678A3 (fr) | 1993-12-14 |
EP0555914B1 (fr) | 1995-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05179043A (ja) | フルオロブテンからなる発泡剤およびプラスチック発泡体の製造方法 | |
JPH05239251A (ja) | フルオロプロパンからなる発泡剤およびプラスチック発泡体の製造方法 | |
KR900018191A (ko) | 경성 우레탄 및 이소시아누레이트 발포체용 발포 시스템 | |
US5889286A (en) | Premixes for the preparation of polyurethane or polyisocyanurate foams | |
JPH05179042A (ja) | フルオロプロペンからなる発泡剤およびプラスチック発泡体の製造方法 | |
JPH069447A (ja) | ヒドロフルオロアルカンを含有する組成物の安定化方法及びヒドロフルオロアルカンを含有する安定化された組成物 | |
JPH0536473B2 (ja) | ||
JP2581384B2 (ja) | フルオロプロパンからなる発泡剤 | |
US5366662A (en) | Stabilized compositions comprising hydrofluoroalkanes, premixtures intended for the preparation of polymeric foams and polymeric foams obtained by the use thereof | |
US5135680A (en) | Stabilized 14 lb | |
US5169996A (en) | Stabilized 141b | |
JPH05247249A (ja) | 発泡剤およびプラスチック発泡体の製造方法 | |
JPH05179045A (ja) | フルオロブテンからなる発泡剤およびプラスチック発泡体の製造方法 | |
US5560869A (en) | Stabilized compositions comprising 1,1-dichloro-1-fluoroethane and use of these compositions as blowing agents in premixes intended for the preparation of polyurethane foams | |
US5464882A (en) | Method for inhibiting the degradation of hydrochlorofluorocarbons utilized as foaming agents in the preparation of foamed polyurethanes and polyisocyanurates | |
EP0539719B1 (en) | Stabilized 141b | |
US5169997A (en) | Stabilized 1,1-dichloro-1-fluoroethane | |
JPH06329826A (ja) | フルオロシクロブタン化合物からなる発泡剤 | |
US5221697A (en) | Stabilized 14lb | |
JPH05179039A (ja) | シクロブタンからなる発泡剤 | |
US5169874A (en) | Stabilized 141b | |
JPH05214149A (ja) | フルオロブタンからなる発泡剤 | |
JPH05179038A (ja) | フルオロブタン発泡剤 | |
JPH05179044A (ja) | フルオロプロパン発泡剤およびプラスチック発泡体の製造方法 | |
US5246625A (en) | Stabilized 141B |