JPH0694366A - 被乾燥物の乾燥方法 - Google Patents
被乾燥物の乾燥方法Info
- Publication number
- JPH0694366A JPH0694366A JP17322492A JP17322492A JPH0694366A JP H0694366 A JPH0694366 A JP H0694366A JP 17322492 A JP17322492 A JP 17322492A JP 17322492 A JP17322492 A JP 17322492A JP H0694366 A JPH0694366 A JP H0694366A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- drying
- dried
- discharged
- drying machine
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 過大な設備を要することなく、乾燥機側の負
荷変動にも対応し得る被乾燥物の乾燥方法を提供する。 【構成】 乾燥機で食品等の被乾燥物を乾燥するに際
し、前記乾燥機3に導入する被乾燥物乾燥用ガスを熱交
換器10を介してガスタービンの排ガスにより加熱す
る。
荷変動にも対応し得る被乾燥物の乾燥方法を提供する。 【構成】 乾燥機で食品等の被乾燥物を乾燥するに際
し、前記乾燥機3に導入する被乾燥物乾燥用ガスを熱交
換器10を介してガスタービンの排ガスにより加熱す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品などの被乾燥物の
乾燥方法に関するものである。
乾燥方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品等の被乾燥物を乾燥する場
合、灯油やガス等の燃料をエネルギー源として使用する
方法 (直焚方法) 、或いは、ガスタービンの排ガスを直
接乾燥エネルギーとして利用する方法〔排ガス直接利用
方法 (図2参照) 〕がある。図2において、発電用ガス
タービン1の排ガスは、乾燥機3に直接導入された後、
サイクロン4を経て煙突Cから大気中に排出されるよう
になっている。
合、灯油やガス等の燃料をエネルギー源として使用する
方法 (直焚方法) 、或いは、ガスタービンの排ガスを直
接乾燥エネルギーとして利用する方法〔排ガス直接利用
方法 (図2参照) 〕がある。図2において、発電用ガス
タービン1の排ガスは、乾燥機3に直接導入された後、
サイクロン4を経て煙突Cから大気中に排出されるよう
になっている。
【0003】一方、食品等の原料Mは、乾燥機3で乾燥
された後、コンベヤー5から製品Pとして払い出され
る。なお、図中、2は燃焼炉、Fは燃料、Aは空気、6
はファン、7はバルブ (通常「閉」) である。
された後、コンベヤー5から製品Pとして払い出され
る。なお、図中、2は燃焼炉、Fは燃料、Aは空気、6
はファン、7はバルブ (通常「閉」) である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の場合
は、被乾燥物の乾燥に必要なエネルギーレベルとして
は、高過ぎ、エクセルギー的に損失が大きかった。一
方、後者の場合は、前者に比してエクセルギー的に最も
適当なエネルギー供給方法であるが、発電用ガスタービ
ンの排出量が過大で設備的なメリットが小さい欠点を有
していた。また、乾燥機側の負荷変動に対する対応が難
しかった。
は、被乾燥物の乾燥に必要なエネルギーレベルとして
は、高過ぎ、エクセルギー的に損失が大きかった。一
方、後者の場合は、前者に比してエクセルギー的に最も
適当なエネルギー供給方法であるが、発電用ガスタービ
ンの排出量が過大で設備的なメリットが小さい欠点を有
していた。また、乾燥機側の負荷変動に対する対応が難
しかった。
【0005】本発明は、係る従来の問題を克服するため
になされたものであり、その目的は、過大な設備を要す
ることなく、乾燥機側の負荷変動にも対応し得る被乾燥
物の乾燥方法を提供することにある。
になされたものであり、その目的は、過大な設備を要す
ることなく、乾燥機側の負荷変動にも対応し得る被乾燥
物の乾燥方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明の被乾燥物の乾燥方法は、乾燥機で食品等の被乾燥
物を乾燥するに際し、前記乾燥機に導入する被乾燥物乾
燥用ガスを熱交換器を介してガスタービンの排ガスによ
り加熱することを特徴とする。このように乾燥機に導入
する被乾燥物乾燥用ガスを熱交換器を介してガスタービ
ンの排ガスにより加熱することにより、過大な設備を要
しないばかりでなく、乾燥機側の負荷変動にも対応でき
る。
発明の被乾燥物の乾燥方法は、乾燥機で食品等の被乾燥
物を乾燥するに際し、前記乾燥機に導入する被乾燥物乾
燥用ガスを熱交換器を介してガスタービンの排ガスによ
り加熱することを特徴とする。このように乾燥機に導入
する被乾燥物乾燥用ガスを熱交換器を介してガスタービ
ンの排ガスにより加熱することにより、過大な設備を要
しないばかりでなく、乾燥機側の負荷変動にも対応でき
る。
【0007】以下、図面により本発明を説明する。図1
において、1は発電用ガスタービンであり、このガスタ
ービン1から排出された排ガスは熱交換器10を経て煙
突Cから大気中に排出される。一方、食品などの被乾燥
物乾燥用ガスは、助燃炉2′、回転式ドラム乾燥機3、
サイクロン4、ファン6′、熱交換器10、助燃炉2′
の系路12を循環するようになっており、上記熱交換器
10を介してガスタービン1の排ガスにより所定温度に
加熱されるようになっている。また、上記被乾燥物乾燥
用ガスの一部は煙突C′から大気中に排出されるように
なっている。
において、1は発電用ガスタービンであり、このガスタ
ービン1から排出された排ガスは熱交換器10を経て煙
突Cから大気中に排出される。一方、食品などの被乾燥
物乾燥用ガスは、助燃炉2′、回転式ドラム乾燥機3、
サイクロン4、ファン6′、熱交換器10、助燃炉2′
の系路12を循環するようになっており、上記熱交換器
10を介してガスタービン1の排ガスにより所定温度に
加熱されるようになっている。また、上記被乾燥物乾燥
用ガスの一部は煙突C′から大気中に排出されるように
なっている。
【0008】ここで、乾燥機3から払い出される被乾燥
物の温度を100℃前後に保持するため、乾燥機3から
排出される被乾燥物乾燥用ガスの温度をセンサー13で
検出しながら制御器11によって助燃炉2′に供給され
る燃料F及び空気Aをコントロールするようになってい
る。上記乾燥機3から払い出された被乾燥物 (製品P)
は、コンベヤー5によって搬送される。
物の温度を100℃前後に保持するため、乾燥機3から
排出される被乾燥物乾燥用ガスの温度をセンサー13で
検出しながら制御器11によって助燃炉2′に供給され
る燃料F及び空気Aをコントロールするようになってい
る。上記乾燥機3から払い出された被乾燥物 (製品P)
は、コンベヤー5によって搬送される。
【0009】
【実施例】上記直焚方式、ガスタービン排ガス直接利用
方式、ガスタービン排ガス熱交換方式について比較した
結果を『表1』に示す。この『表1』中のドライガス量
から本発明が過大な設備を必要としないため、経済的
(投資効果) に有利であることが分かる。
方式、ガスタービン排ガス熱交換方式について比較した
結果を『表1』に示す。この『表1』中のドライガス量
から本発明が過大な設備を必要としないため、経済的
(投資効果) に有利であることが分かる。
【0010】
【0011】
【発明の効果】上記のように、本発明は、乾燥機に導入
する被乾燥物乾燥用ガスを熱交換器を介してガスタービ
ンの排ガスにより加熱することにより、過大な設備を要
しないばかりでなく、乾燥機側の負荷変動にも対応でき
る。
する被乾燥物乾燥用ガスを熱交換器を介してガスタービ
ンの排ガスにより加熱することにより、過大な設備を要
しないばかりでなく、乾燥機側の負荷変動にも対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に用いた乾燥設備の概略図で
ある。
ある。
【図2】従来のガスタービン排ガス直接利用方法を適用
した乾燥設備の概略図である。
した乾燥設備の概略図である。
3 乾燥機 10 熱交換器
Claims (1)
- 【請求項1】 乾燥機で食品等の被乾燥物を乾燥するに
際し、前記乾燥機に導入する被乾燥物乾燥用ガスを熱交
換器を介してガスタービンの排ガスにより加熱すること
を特徴とする被乾燥物の乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17322492A JPH0694366A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 被乾燥物の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17322492A JPH0694366A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 被乾燥物の乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694366A true JPH0694366A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=15956443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17322492A Withdrawn JPH0694366A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 被乾燥物の乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694366A (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP17322492A patent/JPH0694366A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |