JPH069433Y2 - サ−マルリレ− - Google Patents
サ−マルリレ−Info
- Publication number
- JPH069433Y2 JPH069433Y2 JP18508786U JP18508786U JPH069433Y2 JP H069433 Y2 JPH069433 Y2 JP H069433Y2 JP 18508786 U JP18508786 U JP 18508786U JP 18508786 U JP18508786 U JP 18508786U JP H069433 Y2 JPH069433 Y2 JP H069433Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching plate
- reset position
- automatic reset
- window
- thermal relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば電動機の過負荷による焼損防止のため
に使用される過電流継電器,特に手動リセットと自動リ
セットの切換えが行われるものに関する。
に使用される過電流継電器,特に手動リセットと自動リ
セットの切換えが行われるものに関する。
第4図は従来のサーマルリレーを示す斜視図,第5図は
切換板が手動リセット位置にある状態を示す斜視図,第
6図は切換板が自動リセット位置にある状態を示す斜視
図である。図において,(1)はサーマルリレーのケー
ス,(2)はケース(1)の上部に設けられたリセット棒,
(3)はケース(1)の上部に形成された長方形の窓部(4)に
臨み,手動リセットと自動リセットの切換えを行う切換
板,(5)はケース(1)の窓部(4)の側部で切換板(3)の手動
リセット位置と自動リセット位置の中間位置に設けら
れ,窓部(4)内に延出している誤操作防止用ストッパ
片,(6)はサーマルリレーの動作電流を調整する調整ツ
マミである。
切換板が手動リセット位置にある状態を示す斜視図,第
6図は切換板が自動リセット位置にある状態を示す斜視
図である。図において,(1)はサーマルリレーのケー
ス,(2)はケース(1)の上部に設けられたリセット棒,
(3)はケース(1)の上部に形成された長方形の窓部(4)に
臨み,手動リセットと自動リセットの切換えを行う切換
板,(5)はケース(1)の窓部(4)の側部で切換板(3)の手動
リセット位置と自動リセット位置の中間位置に設けら
れ,窓部(4)内に延出している誤操作防止用ストッパ
片,(6)はサーマルリレーの動作電流を調整する調整ツ
マミである。
従来のサーマルリレーが上記のように構成され,出荷さ
れる製品の状態では,カバー(1)の窓部(4)には,誤操作
防止用ストッパ(5)が設けられている。これは客先で切
換板(3)が容易に手動リセット位置から自動リセット位
置に移動しないようにするためのものである。そして,
切換板(3)を自動リセット位置に設定したい場合にはま
ず誤操作防止用ストッパ(5)を切り落とし,しかる後リ
セット棒(2)を押し込んだ状態で切換板(3)を手動リセッ
ト位置から自動リセット位置に移動させ,リセット棒
(2)を落し込み位置に停止させて切換板(3)を自動リセッ
ト位置に設定していた。
れる製品の状態では,カバー(1)の窓部(4)には,誤操作
防止用ストッパ(5)が設けられている。これは客先で切
換板(3)が容易に手動リセット位置から自動リセット位
置に移動しないようにするためのものである。そして,
切換板(3)を自動リセット位置に設定したい場合にはま
ず誤操作防止用ストッパ(5)を切り落とし,しかる後リ
セット棒(2)を押し込んだ状態で切換板(3)を手動リセッ
ト位置から自動リセット位置に移動させ,リセット棒
(2)を落し込み位置に停止させて切換板(3)を自動リセッ
ト位置に設定していた。
上記のような従来のサーマルリレーでは,カバー(1)の
窓部(4)に切換板(3)の移動を阻止する誤操作防止用スト
ッパ片(5)を設けており,出荷される製品の状態では切
換板(3)は手動リセット位置に設定されているから出荷
試験の状態でも手動リセット位置に設定されており、手
動でリセットできるか否かの出荷試験ができるが,自動
リセットの出荷試験はできなかった。このため,自動リ
セットの出荷試験に相当するものとして,リセット棒
(2)を押圧し,そのリセット棒(2)がケース(1)の上面か
ら突出している突出寸法を検出して不良品か否かの判定
を行っていた。しかし,この場合には,統計的に3σを
とり,最悪の状態を見込んで基準突出寸法を設定してい
るから,個別の自動リセットの出荷試験を行えば良品と
されるものでも不良品と判定されることがあり、正確性
に欠けると共に必要以上に不良品を出してしまうという
問題点があった。
窓部(4)に切換板(3)の移動を阻止する誤操作防止用スト
ッパ片(5)を設けており,出荷される製品の状態では切
換板(3)は手動リセット位置に設定されているから出荷
試験の状態でも手動リセット位置に設定されており、手
動でリセットできるか否かの出荷試験ができるが,自動
リセットの出荷試験はできなかった。このため,自動リ
セットの出荷試験に相当するものとして,リセット棒
(2)を押圧し,そのリセット棒(2)がケース(1)の上面か
ら突出している突出寸法を検出して不良品か否かの判定
を行っていた。しかし,この場合には,統計的に3σを
とり,最悪の状態を見込んで基準突出寸法を設定してい
るから,個別の自動リセットの出荷試験を行えば良品と
されるものでも不良品と判定されることがあり、正確性
に欠けると共に必要以上に不良品を出してしまうという
問題点があった。
この考案に係るサーマルリレーは,ケースの上部に形成
され,切換板が臨む窓部の側部で切換板の自動リセット
位置に,窓部内に延出し,弾性を有して切換板の移動方
向と直交方向に切換板の外径寸法以上に可動可能な誤操
作防止用ストッパ片を設けるようにしたものである。
され,切換板が臨む窓部の側部で切換板の自動リセット
位置に,窓部内に延出し,弾性を有して切換板の移動方
向と直交方向に切換板の外径寸法以上に可動可能な誤操
作防止用ストッパ片を設けるようにしたものである。
この考案においては,手動リセットと自動リセットの切
換えを行う切換板が臨むケースの窓部で切換板の自動リ
セット位置に,自動リセット位置の切換板を押圧可能
で,切換板が自動リセット位置から手動リセット位置に
のみ移動可能とする誤操作防止用ストッパ片を設けたか
ら,予め切換板を自動リセット位置に設定しておけば,
自動リセットの出荷試験をした後に,誤操作防止用スト
ッパ片を切り落すことなく,切換板を自動リセット位置
から手動リセット位置に切り換えることが可能となる。
換えを行う切換板が臨むケースの窓部で切換板の自動リ
セット位置に,自動リセット位置の切換板を押圧可能
で,切換板が自動リセット位置から手動リセット位置に
のみ移動可能とする誤操作防止用ストッパ片を設けたか
ら,予め切換板を自動リセット位置に設定しておけば,
自動リセットの出荷試験をした後に,誤操作防止用スト
ッパ片を切り落すことなく,切換板を自動リセット位置
から手動リセット位置に切り換えることが可能となる。
第1図はこの考案の一実施例で、出荷試験前の組立完成
状態で切換板が自動リセット位置にある状態を示す斜視
図,第2図は切換板が手動リセット位置にある状態を示
す斜視図,第3図は誤操作防止用ストッパ片を切り落し
た状態を示す斜視図である。図において,(1)はサーマ
ルリレーのケース,(3)はケース(1)の上部に形成された
長方形の窓部に臨み,手動リセットと自動リセットの切
換えを行う切換板,(5)はケース(1)の窓部(4)の側部で
切換板(3)の自動リセット位置に設けられた弾性を有す
る誤操作防止用ストッパ片で,窓部(4)内に延出し,切
換板(3)の移動方向と直交方向に切換板(3)の外径寸法以
上に可動可能としている。
状態で切換板が自動リセット位置にある状態を示す斜視
図,第2図は切換板が手動リセット位置にある状態を示
す斜視図,第3図は誤操作防止用ストッパ片を切り落し
た状態を示す斜視図である。図において,(1)はサーマ
ルリレーのケース,(3)はケース(1)の上部に形成された
長方形の窓部に臨み,手動リセットと自動リセットの切
換えを行う切換板,(5)はケース(1)の窓部(4)の側部で
切換板(3)の自動リセット位置に設けられた弾性を有す
る誤操作防止用ストッパ片で,窓部(4)内に延出し,切
換板(3)の移動方向と直交方向に切換板(3)の外径寸法以
上に可動可能としている。
上記のように構成されたサーマルリレーにおいては,組
立完成時で出荷試験の前の製品について、誤操作防止用
ストッパ片(5)によって押圧された状態で切換板(3)を自
動リセット位置に設定しておくことにより,自動リセッ
トの出荷試験を行うことができる。また,第1図の矢印
Aに示すように切換板(3)を自動リセット位置から手動
リセット位置へと移動させるように操作すると,切換板
(3)が誤操作防止用ストッパ片(5)の弾性による押圧力に
抗して手動リセット位置へと移動する。そして,切換板
(3)が手動リセット位置に達したときは,誤操作防止用
ストッパ片(5)はその弾性によって元の状態即ちケース
(1)の窓部(4)内に突出する状態に復帰し,今度は切換板
(3)を手動リセット位置から自動リセット位置に移動さ
せることが不可能となる。このように,組立完成後の製
品としてのサーマルリレーは自動リセット位置に設定さ
れており,その後、誤操作防止用ストッパ片(5)を切り
落すことなく切換板(3)を手動リセット位置に移動させ
ることが可能となったので,手動リセットのほか,自動
リセットの出荷試験も行うことができるようになった。
立完成時で出荷試験の前の製品について、誤操作防止用
ストッパ片(5)によって押圧された状態で切換板(3)を自
動リセット位置に設定しておくことにより,自動リセッ
トの出荷試験を行うことができる。また,第1図の矢印
Aに示すように切換板(3)を自動リセット位置から手動
リセット位置へと移動させるように操作すると,切換板
(3)が誤操作防止用ストッパ片(5)の弾性による押圧力に
抗して手動リセット位置へと移動する。そして,切換板
(3)が手動リセット位置に達したときは,誤操作防止用
ストッパ片(5)はその弾性によって元の状態即ちケース
(1)の窓部(4)内に突出する状態に復帰し,今度は切換板
(3)を手動リセット位置から自動リセット位置に移動さ
せることが不可能となる。このように,組立完成後の製
品としてのサーマルリレーは自動リセット位置に設定さ
れており,その後、誤操作防止用ストッパ片(5)を切り
落すことなく切換板(3)を手動リセット位置に移動させ
ることが可能となったので,手動リセットのほか,自動
リセットの出荷試験も行うことができるようになった。
この考案は以上説明したとおり,手動リセットと自動リ
セットの切換えを行う切換板が臨むケースの窓部で,切
換板の自動リセット位置に,自動リセット位置の切換板
を押圧可能で切換板が自動リセット位置から手動リセッ
ト位置にのみ移動可能とする誤操作防止用ストッパ片を
設け,予め切換板を自動リセット位置に設定しておき,
自動リセットの出荷試験をした後に,切換板を誤操作防
止用ストッパ片を切り落すことなく自動リセット位置か
ら手動リセット位置に切換えるようにしたので,自動リ
セットと手動リセットの出荷試験が個々の製品について
正確に行えるという効果がある。
セットの切換えを行う切換板が臨むケースの窓部で,切
換板の自動リセット位置に,自動リセット位置の切換板
を押圧可能で切換板が自動リセット位置から手動リセッ
ト位置にのみ移動可能とする誤操作防止用ストッパ片を
設け,予め切換板を自動リセット位置に設定しておき,
自動リセットの出荷試験をした後に,切換板を誤操作防
止用ストッパ片を切り落すことなく自動リセット位置か
ら手動リセット位置に切換えるようにしたので,自動リ
セットと手動リセットの出荷試験が個々の製品について
正確に行えるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例で,切換板が自動リセット
位置にある状態を示す斜視図,第2図は切換板が手動リ
セット位置にある状態を示す斜視図,第3図は誤操作防
止用ストッパ片を切り落した状態を示す斜視図,第4図
は従来のサーマルリレーを示す斜視図,第5図は切換板
が手動リセット位置にある状態を示す斜視図,第6図は
切換板が自動リセット位置にある状態を示す斜視図であ
る。 図において,(1)はケース,(3)は切換板,(4)は窓部,
(5)は誤操作防止用ストッパ片である。 なお各図中,同一符号は同一又は相当部分を示す。
位置にある状態を示す斜視図,第2図は切換板が手動リ
セット位置にある状態を示す斜視図,第3図は誤操作防
止用ストッパ片を切り落した状態を示す斜視図,第4図
は従来のサーマルリレーを示す斜視図,第5図は切換板
が手動リセット位置にある状態を示す斜視図,第6図は
切換板が自動リセット位置にある状態を示す斜視図であ
る。 図において,(1)はケース,(3)は切換板,(4)は窓部,
(5)は誤操作防止用ストッパ片である。 なお各図中,同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】手動リセットと自動リセットの切換えを,
ケースの上部に形成された窓部に臨む切換板の移動によ
って行うサーマルリレーにおいて,上記窓部の側部で切
換板の自動リセット位置に,窓部内に延出し,弾性を有
して切換板の移動方向と直交方向に切換板の外径寸法以
上に可動可能な誤操作防止用ストッパ片を設けたことを
特徴とするサーマルリレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18508786U JPH069433Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | サ−マルリレ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18508786U JPH069433Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | サ−マルリレ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6389655U JPS6389655U (ja) | 1988-06-10 |
JPH069433Y2 true JPH069433Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31133389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18508786U Expired - Lifetime JPH069433Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | サ−マルリレ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069433Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-02 JP JP18508786U patent/JPH069433Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6389655U (ja) | 1988-06-10 |
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