JPH069371B2 - カラ−画像処理方法 - Google Patents

カラ−画像処理方法

Info

Publication number
JPH069371B2
JPH069371B2 JP59133282A JP13328284A JPH069371B2 JP H069371 B2 JPH069371 B2 JP H069371B2 JP 59133282 A JP59133282 A JP 59133282A JP 13328284 A JP13328284 A JP 13328284A JP H069371 B2 JPH069371 B2 JP H069371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
density data
amount
color
image processing
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59133282A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6113260A (ja
Inventor
良信 三田
克人 出井
正 吉田
尚登 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP59133282A priority Critical patent/JPH069371B2/ja
Publication of JPS6113260A publication Critical patent/JPS6113260A/ja
Publication of JPH069371B2 publication Critical patent/JPH069371B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、カラー画像処理方法に関するもので、カラー
濃度データにより下色除去量(UCR量)を理想的に決
定するカラー画像処理方法に関する。
[従来技術] 従来、ディジタルカラー複写機等において、下色除去量
の決定には第1図に示すようにY,M,Cの各濃度デー
タのうち最小濃度のデータを用い、これに適当な係数を
かけて、これを下色除去(UCR)量又はスミ量(黒の
濃度データ)としていた。これらを次式で示す。
UCR量=a×Min(Y,M,C) (0≦a<1) スミ量=b×Min(Y,M,C) (0≦b<1) 従って、従来の方法では、係数(a,b)が一定である
ため、例えば原稿濃度がうすい場合にコピー(プリン
ト)画像が黒ずむ等、原稿画像濃度の変化に伴なってコ
ピー画像の色ぐあいが狂ってしまい、原稿に忠実なカラ
ー画像を再現する事がむずかしかった。
[目的] 本発明の目的は従来できなかった忠実な色再現を可能に
すべくなされたもので、従来のうすい濃度の入力画像の
再現画像の黒ずみや、濃い濃度の入力画像におけるUC
R量の不足といった欠点を補い、より理想的な画像再現
を可能にするUCR量を決定することができるカラー画
像処理方法を提供することにある。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第2図は本発明を実施するための画像処理装置の主要部
の一実施例を示すブロック図である。
第2図に示すように、1はY(イエロー)、M(マゼン
タ)およびC(シアン)の各濃度データの最小濃度を選
択する選択回路、2はスミ量のγ変換回路、3はUCR
のγ変換回路、4は下色除去の割合を可変にする乗算回
路、5は加算回路である。
複写機等の読み取り系や、計算機のアウトプット(OU
T PUT)等により、Y,MおよびCの各色の濃度デ
ータが選択回路1に入力されると、Y,MおよびCの各
濃度データのうちの最小濃度データ(以下Min{Y,
M,C}で表す)が選択され出力される。この最小濃度
データ出力は、γ変換回路2に入力され、この回路2に
よってγ変換されスミ量となり、また、この最小濃度デ
ータ出力は、γ変換回路3にも入力され、この回路3に
よってγ変換されUCR量又はUCR量のもととなる。
2つのγ変換回路2および3の特性は必ずしも一致させ
る必要はない。
γ変換回路3から出力された信号UCRγ′は乗算回路
4に入力され、そこで下色除去の割合が例えば−1倍さ
れて出力され、ついで加算回路5に入力され、そこで
Y,MおよびCの濃度データ信号に加算される。これに
よってY,MおよびCの濃度データは下色除去されたデ
ータとなって加算回路5から出力される。
以上の処理により第3図に示すような濃度データMin
(小文字){Y,M,C}の変化とは独立して変化する
下色除去量、スミ量の特性、即ち下に凸の関数によって
表わされる特性を得ることができる。なお、以上の各回
路1,2,3,4および5は、メモリを用いて構成することが
できる。また、選択回路1は第4図に示すように、Y,
MおよびCのうちの2つを比較する3つのコンパレータ
6A,6B,6Cとこれらコンパレータ6A,6B,6Cからの出力信号
を入力するエンコーダ7とデータセレクタ8とによって
構成することもできる。加算回路5は加算器で構成して
もよく、また、メモリで構成する場合は乗算回路4は省
略することもできる。また、γ変換回路2および3は数
種類のγ変換特性を持ちメモリのアドレス信号を1つの
γ変換特性の選択信号として使用することも可能であ
る。
第5図は本発明を実施するための画像処理装置の全体の
一例を示すブロック図である。図示するように、9は第
2図に示した回路1,3,4および5からなる画像処理回路
であり、この画像処理回路9からの下色除去されたデー
タ(YI,MI,CI)はマスキング処理回路10に入力
され、そこでマスキング処理され(YII,MII,CI
I)、さらにγ変換回路11に入力されγ変換される。こ
のようにマスキング処理前のY,MおよびCの濃度デー
タによりUCR量およびスミ量を決定する。従って、マ
スキングにより演算処理されたY,MおよびCの濃度デ
ータを使わないから、量子化誤差が、他の3色Y,M,
Cより小さくなるのみならず、マスキング係数を変化さ
せる事によってもUCR量スミ量は影響されない。この
ことは、画像処理された画像データをプリンターに出力
し、その色再現性からもう一度マスキング係数を変える
画像フィードバック処理においても、再現画像の色の黒
みをほとんど変えずにマスキング処理係数を変えられる
という効果を生む。しかも、マスキングとは全く独立
に、UCR量およびスミ量のγ特性さえも可変できるの
で、理想的な色再現を行える。
なお、第2図における各回路1〜5の一部又は全部をマ
イクロコンピュータ等のソフトウェアで構成しても良
い。この場合の簡単なフローチャートを第6図に示す。
すなわち、S1において、Y,MおよびCのデータを読
み込み、S2においてY<Mかどうかを判断して、Ye
sならばS3に、NoならばS4にすすむ。S3におい
てM<Cかどうかを判断して、YesならばS5に、N
oならばS6にすすむ。S4においてはM<Cかどうか
を判断して、YesならばS7に、NoならばS8にす
すむ。S6においてはY<Cかどうかを判断して、Ye
sならばS5に、NoならばS7にすすむ。S5におい
ては最小濃度データとしてYを、S7においては最小濃
度データとしてCを、S8においては最小濃度データと
してMをそれぞれ選択し、S9にすすむ。S9において
は最小濃度データ(Min{Y,M,C})をγ変換し
てスミ量を決定してS10にすすみ、S10においては最小
濃度データをγ変換し、係数乗算してUCR量を決定し
S11にすすむ。S11においては、Y,MおよびCのデー
タからUCR量を減算してYI,MI,CIを求め、S
12にすすみ、S12において下色除去したYI,MI,C
Iおよびスミ量を出力する。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、複数色
の濃度データを持つカラー画素信号のうち最小濃度のデ
ータをγ変換し、かくして得られたγ変換後のデータに
基づいて前記カラー画素信号から下色除去することによ
って、カラー画像処理信号を、例えば第3図に示すよう
な理想的な特性に保持することができる。即ち、入力画
像の濃度の淡いものに対しては、下色除去を行なわず
又、スミ量も0とし、入力画像の濃度の濃いものに対し
ては、UCR量もスミ量も大きくすることができる。こ
れにより理想的な色再現が可能となる。
[効果] 以上のように本発明によれば、複数の色成分データを持
つカラー画像信号から抽出される特定色の濃度データ
を、該濃度データを横軸とし、補正された濃度データを
縦軸としたときに下に凸となる関数であって、該濃度デ
ータの値が増加するにつれて補正された濃度データの値
が増加するものを用いて補正し、補正された濃度データ
に基づいて、前記カラー画像信号から前記特定色を除去
することにより、特定色の濃度データの値が大きいほど
カラー画像信号から除去する特定色の割合を多くするこ
とができ、カラー画像の低濃度部においてはカラーの記
録材を多く用いたなめらかな画像を、高濃度部において
は特定色の記録剤を多く用いた色ずれの少ない画像を再
生することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の画像処理変換特性の一例を示す図、 第2図は本発明を実施するための画像処理装置の主要部
の一実施例のブロック図、 第3図は本発明による画像処理変換特性の一例を示す
図、 第4図は最小データ選択回路のブロック図、 第5図は本発明を実施するための画像処理装置の全体の
一例を示すブロック図、 第6図は本発明にかかる画像処理の一例を示すフローチ
ャートである。 1……最小データ選択回路、 2……スミ量のγ変換回路、 3……UCRのγ変換回路、 4……乗算回路、 5……加算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 尚登 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−211757(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の色成分データを持つカラー画像信号
    から抽出される特定色の濃度データを、該濃度データを
    横軸とし、補正された濃度データを縦軸としたときに下
    に凸となる関数であって、該濃度データの値が増加する
    につれて補正された濃度データの値が増加するものを用
    いて補正し、 補正された濃度データに基づいて、前記カラー画像信号
    から前記特定色を除去することを特徴とするカラー画像
    処理方法。
JP59133282A 1984-06-29 1984-06-29 カラ−画像処理方法 Expired - Lifetime JPH069371B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59133282A JPH069371B2 (ja) 1984-06-29 1984-06-29 カラ−画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59133282A JPH069371B2 (ja) 1984-06-29 1984-06-29 カラ−画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6113260A JPS6113260A (ja) 1986-01-21
JPH069371B2 true JPH069371B2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=15100995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59133282A Expired - Lifetime JPH069371B2 (ja) 1984-06-29 1984-06-29 カラ−画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069371B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783423B2 (ja) * 1985-06-28 1995-09-06 株式会社東芝 多階調カラー画像記録方法
JP2898981B2 (ja) * 1988-01-29 1999-06-02 キヤノン株式会社 カラー画像形成装置、カラー画像処理装置及び方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3265413D1 (en) * 1982-05-29 1985-09-19 Hell Rudolf Dr Ing Gmbh Method for tone-value-dependent colour removal in four color printing

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6113260A (ja) 1986-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4060829A (en) Method of color correction
US5162899A (en) Color data correction apparatus ultilizing neural network
US4956718A (en) Tonal conversion method for pictures
US5200832A (en) Color image recording device with color edit and conversion processing
US5619634A (en) Color image processing method for processing input image data in accordance with input character data
JPH0937094A (ja) 画像処理装置およびその方法
JPH0983824A (ja) 色修正方法
JP3335507B2 (ja) カラー画像調整装置およびカラー画像調整方法
EP0505984B1 (en) Color video still image processing system
US7576892B2 (en) Color image processing apparatus
JPH069371B2 (ja) カラ−画像処理方法
JPH06233126A (ja) カラー画像処理装置
US5757378A (en) Color image processing apparatus
JPS6113259A (ja) カラ−画像処理方法
US4872034A (en) Method for dividing density range of component dyes in color hard copy
JPH042271A (ja) カラー画像形成装置
JPH04175065A (ja) 画像処理装置
JPH05273660A (ja) 電子複写写真を作成する方法及び装置
JP2690086B2 (ja) カラー画像処理装置
JP2898981B2 (ja) カラー画像形成装置、カラー画像処理装置及び方法
JP3133771B2 (ja) 画像処理装置
JP2898982B2 (ja) カラー画像形成装置、カラー画像処理装置及び方法
JPS6113261A (ja) カラ−画像処理装置
JP3247418B2 (ja) 画像処理方法
JPH0457272B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term