JPH069368A - 化粧品組成物 - Google Patents
化粧品組成物Info
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- JPH069368A JPH069368A JP5086252A JP8625293A JPH069368A JP H069368 A JPH069368 A JP H069368A JP 5086252 A JP5086252 A JP 5086252A JP 8625293 A JP8625293 A JP 8625293A JP H069368 A JPH069368 A JP H069368A
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- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/89—Polysiloxanes
- A61K8/896—Polysiloxanes containing atoms other than silicon, carbon, oxygen and hydrogen, e.g. dimethicone copolyol phosphate
- A61K8/899—Polysiloxanes containing atoms other than silicon, carbon, oxygen and hydrogen, e.g. dimethicone copolyol phosphate containing sulfur, e.g. sodium PG-propyldimethicone thiosulfate copolyol
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- A61K8/042—Gels
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- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 シリコーンコポリオールスルホスクシネート
と両性界面活性剤とを含んでいる、好ましくはゲル形態
の化粧品組成物を提供する。両性界面活性剤は、アルキ
ルベタイン、アルキルアミドベタイン及びこれらの組み
合わせからなる群の中から選択し得る。 【効果】 優れたコンディショニング性を示し、また消
費者の好む美観を有する身体擦り込み用化粧品組成物が
得られる。
と両性界面活性剤とを含んでいる、好ましくはゲル形態
の化粧品組成物を提供する。両性界面活性剤は、アルキ
ルベタイン、アルキルアミドベタイン及びこれらの組み
合わせからなる群の中から選択し得る。 【効果】 優れたコンディショニング性を示し、また消
費者の好む美観を有する身体擦り込み用化粧品組成物が
得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヒトの皮膚に塗布する化
粧品組成物に関する。
粧品組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、かなりの異物が皮膚に達して、付
着する。この異物には、外的な汚れと体内の汚れとが含
まれ得る。外的な汚れには、偶然皮膚に達する汚れ又は
意図的に付けられる汚れ（例えば軟膏若しくは化粧品）
が含まれる。体内の汚れは、皮脂腺、エクリン腺及びア
ポクリン腺からの排泄物である。角質化した上皮の細胞
及び断片も絶えず生えかわっている。社会的及び健康上
の面から、このような汚れを時折除去することが求めら
れている。異常な皮膚では、膿、血球、漿液性滲出物及
びかさぶたも除去せねばならない。固形石鹸による入浴
は、皮膚から異物を除去するための通常の方法である。
しかしながら、石鹸はきめが粗い。石鹸は皮膚の手入れ
全体に必要な柔軟性も、潤滑性も、保護性も、剥皮性も
提供しない。入浴後に身体擦り込み用配合物をつけれ
ば、単に石鹸で手入れするだけでは得られない前記特性
が得られ得る。
着する。この異物には、外的な汚れと体内の汚れとが含
まれ得る。外的な汚れには、偶然皮膚に達する汚れ又は
意図的に付けられる汚れ（例えば軟膏若しくは化粧品）
が含まれる。体内の汚れは、皮脂腺、エクリン腺及びア
ポクリン腺からの排泄物である。角質化した上皮の細胞
及び断片も絶えず生えかわっている。社会的及び健康上
の面から、このような汚れを時折除去することが求めら
れている。異常な皮膚では、膿、血球、漿液性滲出物及
びかさぶたも除去せねばならない。固形石鹸による入浴
は、皮膚から異物を除去するための通常の方法である。
しかしながら、石鹸はきめが粗い。石鹸は皮膚の手入れ
全体に必要な柔軟性も、潤滑性も、保護性も、剥皮性も
提供しない。入浴後に身体擦り込み用配合物をつけれ
ば、単に石鹸で手入れするだけでは得られない前記特性
が得られ得る。
【０００３】身体擦り込み剤（ｂｏｄｙ ｒｕｂ）の最
も重要な成分は、洗浄剤の成分、特にマイルドな界面活
性剤である。特許の例としては、ジメチコーンコポリオ
ールスルホスクシネート化合物のマイルドな起泡性界面
活性剤としての使用を説明している米国特許第４，７１
７，４９８号（Ｍａｘｏｎ）及び米国特許第４，８４
９，１２７号（Ｍａｘｏｎ）が挙げられる。米国特許第
４，７７７，２７７号（Ｃｏｌａｓ等）には幾分類似し
たオルガノシリコーンスルホスクシネートが説明されて
いる。
も重要な成分は、洗浄剤の成分、特にマイルドな界面活
性剤である。特許の例としては、ジメチコーンコポリオ
ールスルホスクシネート化合物のマイルドな起泡性界面
活性剤としての使用を説明している米国特許第４，７１
７，４９８号（Ｍａｘｏｎ）及び米国特許第４，８４
９，１２７号（Ｍａｘｏｎ）が挙げられる。米国特許第
４，７７７，２７７号（Ｃｏｌａｓ等）には幾分類似し
たオルガノシリコーンスルホスクシネートが説明されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】優れたマイルドさを備
えたスキンコンディショニング用化粧品組成物を提供す
ることが本発明の目的である。
えたスキンコンディショニング用化粧品組成物を提供す
ることが本発明の目的である。
【０００５】本発明の他の目的は、剥皮用身体擦り込み
剤として使用する化粧品組成物を提供することである。
剤として使用する化粧品組成物を提供することである。
【０００６】本発明の他の目的は、消費者に美観的に好
まれるように透明ゲル形態の身体擦り込み用剥皮剤を提
供することである。
まれるように透明ゲル形態の身体擦り込み用剥皮剤を提
供することである。
【０００７】以下の詳細な説明及び実施例を考察すれ
ば、本発明の前記目的、他の目的、特徴及び利点がより
明白となろう。
ば、本発明の前記目的、他の目的、特徴及び利点がより
明白となろう。
【０００８】
（ｉ）シリコーンコポリオールスルホスクシネートと、
（ｉｉ）両性界面活性剤と、（ｉｉｉ）医薬として許容
し得るビヒクルとを含んでいる化粧品組成物を提供す
る。
（ｉｉ）両性界面活性剤と、（ｉｉｉ）医薬として許容
し得るビヒクルとを含んでいる化粧品組成物を提供す
る。
【０００９】優れたコンディショニング性を示し、また
消費者の好む美観を有する身体擦り込み用化粧品組成物
を見い出した。この組成物は、両性界面活性剤と組み合
わせたシリコーンコポリオールスルホスクシネート化合
物を主成分としており、透明ゲルに処方することができ
る。
消費者の好む美観を有する身体擦り込み用化粧品組成物
を見い出した。この組成物は、両性界面活性剤と組み合
わせたシリコーンコポリオールスルホスクシネート化合
物を主成分としており、透明ゲルに処方することができ
る。
【００１０】本発明によれば、式：
【００１１】
【化５】
【００１２】（式中、Ｒは酸化アルキレンポリマーであ
り、Ｍは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウム及びアルカノールアンモニウムのイオンからな
る群の中から選択したカチオンであり、ｘ，ｙは当量が
７００〜１６００ｇの化合物を生成するような値であ
る）で表されるシリコーンコポリオールスルホスクシネ
ートが必要である。Ｒは更に、以下の形態：
り、Ｍは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウム及びアルカノールアンモニウムのイオンからな
る群の中から選択したカチオンであり、ｘ，ｙは当量が
７００〜１６００ｇの化合物を生成するような値であ
る）で表されるシリコーンコポリオールスルホスクシネ
ートが必要である。Ｒは更に、以下の形態：
【００１３】
【化６】
【００１４】（式中、ａ，ｂは１〜３０の値である）及
び
び
【００１５】
【化７】
【００１６】（式中、ａ，ｂは０〜３０の値であり得
る）で表される酸化エチレン又は酸化プロピレンのポリ
マーとして定義してもよい。
る）で表される酸化エチレン又は酸化プロピレンのポリ
マーとして定義してもよい。
【００１７】本発明の関連するシリコーンコポリオール
スルホスクシネート構造は、式：
スルホスクシネート構造は、式：
【００１８】
【化８】
【００１９】（式中、Ｘは、アルコールアミン、エトキ
シレート又はプロポキシレートから得られる、好ましく
はモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエ
タノールアミン、モノイソプロパノールアミン又はジグ
リコールアミンからなる群の中から得られるアミン基で
ある）で表される。
シレート又はプロポキシレートから得られる、好ましく
はモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエ
タノールアミン、モノイソプロパノールアミン又はジグ
リコールアミンからなる群の中から得られるアミン基で
ある）で表される。
【００２０】本発明の他の関連するシリコーンコポリオ
ールスルホスクシネート構造は、式：
ールスルホスクシネート構造は、式：
【００２１】
【化９】
【００２２】（式中、Ｍ’はアルカリ金属よりもむしろ
アルカリ土類金属（例えばカルシウム、マグネシウム又
はバリウム）である）で表される。
アルカリ土類金属（例えばカルシウム、マグネシウム又
はバリウム）である）で表される。
【００２３】本発明の他の関連するシリコーンコポリオ
ールスルホスクシネート構造は、以下の式：
ールスルホスクシネート構造は、以下の式：
【００２４】
【化１０】
【００２５】（式中、Ｘはアミン基を含む亜硫酸塩から
得られる前述したようなアミン基である）で表される。
得られる前述したようなアミン基である）で表される。
【００２６】本発明のシリコーンコポリオールスルホス
クシネートは一般に、ジメチコーンコポリオールのエト
キシル化ポリエーテル側鎖を無水マレイン酸と反応させ
て、モノエステルを生成し、次いで金属亜硫酸塩で二重
結合をスルホン化してこのモノエステルをスルホスクシ
ネートに転化させて製造する。金属亜硫酸塩及びアミン
塩を単独で又は二重結合のスルホン化と組み合わせて使
用してもよい。得られるスルホスクシネートは、非常に
改善されたマイルドさと気泡安定性とを示すシリコーン
ベースの界面活性剤である。
クシネートは一般に、ジメチコーンコポリオールのエト
キシル化ポリエーテル側鎖を無水マレイン酸と反応させ
て、モノエステルを生成し、次いで金属亜硫酸塩で二重
結合をスルホン化してこのモノエステルをスルホスクシ
ネートに転化させて製造する。金属亜硫酸塩及びアミン
塩を単独で又は二重結合のスルホン化と組み合わせて使
用してもよい。得られるスルホスクシネートは、非常に
改善されたマイルドさと気泡安定性とを示すシリコーン
ベースの界面活性剤である。
【００２７】商業的には、シリコーンコポリオールスル
ホスクシネートは、Ｍａｃｋａｎａｔｅ ＤＣ−３０及
びＤＣ−３０Ａの商標でＭｃＩｎｔｙｒｅ Ｃｈｅｍｉ
ｃａｌ Ｃｏｍｐａｎｙから市販されている。
ホスクシネートは、Ｍａｃｋａｎａｔｅ ＤＣ−３０及
びＤＣ−３０Ａの商標でＭｃＩｎｔｙｒｅ Ｃｈｅｍｉ
ｃａｌ Ｃｏｍｐａｎｙから市販されている。
【００２８】本発明の組成物で使用するシリコーンコポ
リオールスルホスクシネートの量は、約０．０１〜約３
０重量％、好ましくは約０．５〜約２０重量％、最適に
は約５〜約１０重量％であり得る。
リオールスルホスクシネートの量は、約０．０１〜約３
０重量％、好ましくは約０．５〜約２０重量％、最適に
は約５〜約１０重量％であり得る。
【００２９】本発明の組成物の他の重要な成分は両性界
面活性剤である。界面活性剤は、アルキルベタイン、ア
ルキルアミドベタイン、スルタイン及びアシル化＠−ア
ミド酸の中から選択し得る。
面活性剤である。界面活性剤は、アルキルベタイン、ア
ルキルアミドベタイン、スルタイン及びアシル化＠−ア
ミド酸の中から選択し得る。
【００３０】適切な例としては、構造式：
【００３１】
【化１１】
【００３２】（式中、Ｒ1はＣ10−Ｃ18アルキルであ
る）で表されるアルキルベタイン、例えばラウリルジメ
チルベタイン（例えばＡｌｂｒｉｇｈｔ ＆ Ｗｉｌｓ
ｏｎ製Ｅｍｐｉｇｅｎ ＢＢ）、構造式：
る）で表されるアルキルベタイン、例えばラウリルジメ
チルベタイン（例えばＡｌｂｒｉｇｈｔ ＆ Ｗｉｌｓ
ｏｎ製Ｅｍｐｉｇｅｎ ＢＢ）、構造式：
【００３３】
【化１２】
【００３４】（式中、Ｒ2はＣ10−Ｃ18アルキルであ
る）で表されるアルキルアミドプロピルベタイン、例え
ばココアミドプロピルベタイン（例えばＨｅｎｋｅｌ製
Ｖｅｌｖｅｔｅｘ ＢＸ−３５及びＧｏｌｄｓｃｈｍｉ
ｄｔ製ＴｅｇｏｂｅｔａｉｎｅＬ７）、及び構造式：
る）で表されるアルキルアミドプロピルベタイン、例え
ばココアミドプロピルベタイン（例えばＨｅｎｋｅｌ製
Ｖｅｌｖｅｔｅｘ ＢＸ−３５及びＧｏｌｄｓｃｈｍｉ
ｄｔ製ＴｅｇｏｂｅｔａｉｎｅＬ７）、及び構造式：
【００３５】
【化１３】
【００３６】（式中、Ｒ3はＣ12−Ｃ18アルキル又はア
ルキルアミドの中から選択する）で表されるスルタイ
ン、例えばココアミドプロピルヒドロキシスルタイン
（例えばＡｌｃｏｌａｃ製ＣＹＣＬＯＴＥＲＩＣ ＢＥ
Ｔ−ＣＳ）が含まれる。
ルキルアミドの中から選択する）で表されるスルタイ
ン、例えばココアミドプロピルヒドロキシスルタイン
（例えばＡｌｃｏｌａｃ製ＣＹＣＬＯＴＥＲＩＣ ＢＥ
Ｔ−ＣＳ）が含まれる。
【００３７】両性界面活性剤として特に好ましいのはア
ルキルアミドプロピルベタインである。
ルキルアミドプロピルベタインである。
【００３８】本発明の両性界面活性剤の量は約０．０１
〜約３０重量％、好ましくは約０．５〜約１０重量％、
最適には約１〜約５重量％であり得る。
〜約３０重量％、好ましくは約０．５〜約１０重量％、
最適には約１〜約５重量％であり得る。
【００３９】医薬として許容し得るビヒクルとしては、
ヒドロキシル物質（例えば水）を使用することが特に有
利である。ビヒクルは約１〜約９９．９５重量％、好ま
しくは約４０〜約８５重量％、最適には約５０〜７０重
量％の量で存在し得る。
ヒドロキシル物質（例えば水）を使用することが特に有
利である。ビヒクルは約１〜約９９．９５重量％、好ま
しくは約４０〜約８５重量％、最適には約５０〜７０重
量％の量で存在し得る。
【００４０】本発明の組成物で使用することのできる水
以外のビヒクルには、皮膚軟化薬、溶媒、保湿剤、増粘
剤及び粉末のような液体又は固体が含まれ得る。単独で
又は１種以上のビヒクルの混合物として使用することの
できるこれらの各型のビヒクルの例は、皮膚軟化薬とし
てはステアリルアルコール、オレイルアルコール、オク
タデカン−２−オル、イソセチルアルコール、エイコサ
ニルアルコール、ベヘニルアルコール、グリセリルモノ
ラウレート、グリセリルモノリシノレエート、グリセリ
ルモノステアレート、プロパン−１，２−ジオール、ブ
タン−１，３−ジオール、ドコサン−１，２−ジオー
ル、ミンク油、セチルアルコール、イソプロピルイソス
テアレート、ステアリン酸、イソブチルパルミテート、
イソセチルステアレート、イソプロピルラウレート、ヘ
キシルラウレート、デシルオレエート、セチルパルミテ
ート、シリコーン油（例えばジメチルポリシロキサ
ン）、ジ−ｎ−ブチルセバケート、イソプロピルミリス
テート、イソプロピルパルミテート、イソプロピルステ
アレート、ブチルステアレート、ラノリン、カカオ脂、
トウモロコシ油、綿実油、牛脂、豚脂、オリーブ油、パ
ーム核油、菜種油、ベニバナ油、大豆油、ヒマワリ油、
オリーブ油、ゴマ油、ヤシ油、落花生油、ヒマシ油、ア
セチル化ラノリンアルコール、ペトロラタム、鉱油、ブ
チルミリステート、イソステアリン酸、ステアリン酸、
パルミチン酸、イソプロピルリノレエート、ラウリルラ
クテート、ミリスチルラクテート、デシルオレエート及
びデシルミリステートが挙げられ、溶媒としては、エチ
ルアルコール、メチレンクロライド、イソプロパノー
ル、アセトン、ヒマシ油、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル及びジメ
チルスルホキシドが挙げられる。保湿剤としては、グリ
セリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、可溶性コラーゲン及びゼラチンが
挙げられ、粉末としては、白亜、タルク、フラー土、カ
オリン、デンプン、ガム、コロイド状二酸化ケイ素、ポ
リアクリル酸ナトリウム、テトラアルキル及び／又はト
リアルキルアリールアンモニウムスメクタイト、化学的
に変性したケイ酸アルミニウムマグネシウム、有機的に
変性したモンモリロナオトクレー、水和ケイ酸アルミニ
ウム、ヒュームドシリカ、カルボキシビニルポリマー、
カルボキシメチルセルロースナトリウム並びにアルキル
セルロースが挙げられる。
以外のビヒクルには、皮膚軟化薬、溶媒、保湿剤、増粘
剤及び粉末のような液体又は固体が含まれ得る。単独で
又は１種以上のビヒクルの混合物として使用することの
できるこれらの各型のビヒクルの例は、皮膚軟化薬とし
てはステアリルアルコール、オレイルアルコール、オク
タデカン−２−オル、イソセチルアルコール、エイコサ
ニルアルコール、ベヘニルアルコール、グリセリルモノ
ラウレート、グリセリルモノリシノレエート、グリセリ
ルモノステアレート、プロパン−１，２−ジオール、ブ
タン−１，３−ジオール、ドコサン−１，２−ジオー
ル、ミンク油、セチルアルコール、イソプロピルイソス
テアレート、ステアリン酸、イソブチルパルミテート、
イソセチルステアレート、イソプロピルラウレート、ヘ
キシルラウレート、デシルオレエート、セチルパルミテ
ート、シリコーン油（例えばジメチルポリシロキサ
ン）、ジ−ｎ−ブチルセバケート、イソプロピルミリス
テート、イソプロピルパルミテート、イソプロピルステ
アレート、ブチルステアレート、ラノリン、カカオ脂、
トウモロコシ油、綿実油、牛脂、豚脂、オリーブ油、パ
ーム核油、菜種油、ベニバナ油、大豆油、ヒマワリ油、
オリーブ油、ゴマ油、ヤシ油、落花生油、ヒマシ油、ア
セチル化ラノリンアルコール、ペトロラタム、鉱油、ブ
チルミリステート、イソステアリン酸、ステアリン酸、
パルミチン酸、イソプロピルリノレエート、ラウリルラ
クテート、ミリスチルラクテート、デシルオレエート及
びデシルミリステートが挙げられ、溶媒としては、エチ
ルアルコール、メチレンクロライド、イソプロパノー
ル、アセトン、ヒマシ油、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル及びジメ
チルスルホキシドが挙げられる。保湿剤としては、グリ
セリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、可溶性コラーゲン及びゼラチンが
挙げられ、粉末としては、白亜、タルク、フラー土、カ
オリン、デンプン、ガム、コロイド状二酸化ケイ素、ポ
リアクリル酸ナトリウム、テトラアルキル及び／又はト
リアルキルアリールアンモニウムスメクタイト、化学的
に変性したケイ酸アルミニウムマグネシウム、有機的に
変性したモンモリロナオトクレー、水和ケイ酸アルミニ
ウム、ヒュームドシリカ、カルボキシビニルポリマー、
カルボキシメチルセルロースナトリウム並びにアルキル
セルロースが挙げられる。
【００４１】本発明の化粧品組成物は液状、粉末状、ス
ティック状又は他の形態であり得るが、ゲル状態のもの
を使用するのが特に好ましい。実際、本発明の組成物は
意図的に透明ゲルにされる。透明度は通常の辞書の定義
で規定する。従って、透明配合物であれば、ガラスのよ
うにその背後の物を見ることができる。対照的に、半透
明配合物であれば、光は通過し得るが、非常に少量の結
晶又は不溶物によって散乱するので、半透明配合物の背
後の物を明確に識別することはできない。１つの透明度
試験方法は、厚さ１０ｃｍの試料の後ろに新聞を置くこ
とである。試料を通して印字を読むことができれば、組
成物は透明であるとみなす。
ティック状又は他の形態であり得るが、ゲル状態のもの
を使用するのが特に好ましい。実際、本発明の組成物は
意図的に透明ゲルにされる。透明度は通常の辞書の定義
で規定する。従って、透明配合物であれば、ガラスのよ
うにその背後の物を見ることができる。対照的に、半透
明配合物であれば、光は通過し得るが、非常に少量の結
晶又は不溶物によって散乱するので、半透明配合物の背
後の物を明確に識別することはできない。１つの透明度
試験方法は、厚さ１０ｃｍの試料の後ろに新聞を置くこ
とである。試料を通して印字を読むことができれば、組
成物は透明であるとみなす。
【００４２】他の有効成分は、スルホスクシネートと一
緒に使用する補助乳化剤であり得る。このような材料の
例としては、Ｂ．Ｆ．Ｇｏｏｄｒｉｃｈ Ｃｏｍｐａｎ
ｙからＰｅｍｕｌｅｎ ＴＲ−２（登録商標）として市
販されているアクリレート／Ｃ１０−Ｃ３０アルキルア
クリレート架橋ポリマーが挙げられる。本発明で同じ様
に有効な他の補助乳化剤はポリソルベート２０である。
このような材料の量はそれぞれ約０．１〜約５重量％で
あり得る。
緒に使用する補助乳化剤であり得る。このような材料の
例としては、Ｂ．Ｆ．Ｇｏｏｄｒｉｃｈ Ｃｏｍｐａｎ
ｙからＰｅｍｕｌｅｎ ＴＲ−２（登録商標）として市
販されているアクリレート／Ｃ１０−Ｃ３０アルキルア
クリレート架橋ポリマーが挙げられる。本発明で同じ様
に有効な他の補助乳化剤はポリソルベート２０である。
このような材料の量はそれぞれ約０．１〜約５重量％で
あり得る。
【００４３】本発明の組成物は、剥皮用製品として使用
するときには、好ましくはワックスビーズの形態の水素
化ホホバ油のような物質を含み得る。勿論、このために
無機塩（例えばシリカ、炭酸塩、リン酸塩、臭化物及び
ハロゲン化物）を使用してもよい。通常、保存料（例え
ばメチルパラベン、プロピルパラベン、イミダゾールイ
ジニルウレア、ジヒドロキシ酢酸ナトリウム、ベンジル
アルコール、２−フェノキシエタノール、テトラナトリ
ウムエデテート及びこれらの組み合わせ）が本発明の組
成物に存在する。通常、組成物の約０．５〜約３重量％
の量の保存料が存在する。
するときには、好ましくはワックスビーズの形態の水素
化ホホバ油のような物質を含み得る。勿論、このために
無機塩（例えばシリカ、炭酸塩、リン酸塩、臭化物及び
ハロゲン化物）を使用してもよい。通常、保存料（例え
ばメチルパラベン、プロピルパラベン、イミダゾールイ
ジニルウレア、ジヒドロキシ酢酸ナトリウム、ベンジル
アルコール、２−フェノキシエタノール、テトラナトリ
ウムエデテート及びこれらの組み合わせ）が本発明の組
成物に存在する。通常、組成物の約０．５〜約３重量％
の量の保存料が存在する。
【００４４】他の少量の添加成分を化粧品組成物に加え
てもよい。これらの成分には、着色剤、不透明剤及び香
料が含まれ得る。これらの材料の量は約０．００１〜２
０重量％であり得る。
てもよい。これらの成分には、着色剤、不透明剤及び香
料が含まれ得る。これらの材料の量は約０．００１〜２
０重量％であり得る。
【００４５】
【実施例】以下の実施例で本発明の実施態様を更に詳し
く説明する。特に明記しない限り、本明細書に記載する
全ての部、パーセンテージ及び比率は重量比である。
く説明する。特に明記しない限り、本明細書に記載する
全ての部、パーセンテージ及び比率は重量比である。
【００４６】実施例１ 本発明の具体例は、以下に示す組成からなるゲル形態の
海塩身体擦り込み剤である。
海塩身体擦り込み剤である。
【００４７】成分 重量％ 脱イオン水 ７０．３８５０ ジメチコーンコポリオールスルホ琥珀酸二ナトリウム １０．００００ ホホバビーズ（２８／６０メッシュ） ４．００００ ココアミドプロピルベタイン ３．００００ ブチレングリコール ３．００００ ポリソルベート２０ ３．００００ トリエタノールアミン、９９％ １．９０００ アクリレート／Ｃ１０−Ｃ３０アルキルアクリレート 架橋ポリマー １．４０００ Ｓｏｏｔｈｉｐｌｅｘ １７３ １．００００ ２−フェノキシエタノール ０．７０００ ベンジルアルコールＮＦ ０．５０００ 芳香剤 ０．４５００ メチルパラベン ０．２０００ シーモリエント（Ｓｅａｍｏｌｌｉｅｎｔ） ０．１１５０ テトラナトリウムエデテート ０．１１５０ プロピルパラベン ０．１０００ 海塩 ０．１０００実施例２ 本実施例では、実施例１のココアミドプロピルベタイン
の代わりに他の界面活性剤を使用して作用を評価した。
の代わりに他の界面活性剤を使用して作用を評価した。
【００４８】評価のために３人の鑑定パネリストを選ん
だ。試験製品を塗布する前に、各パネリストに手の甲を
完全に濡らしてもらった。製品１ｇを手の甲に取り出し
た。一方の手には対照製品を、他方の手には試験製品を
塗布した。塗布後に、試験領域全てをカバーするように
製品を皮膚に擦り込んだ。パネリストには１分間手をこ
するように指示した。余分の製品を水で除去して、試験
領域を軽くたたいて、乾燥させた。スキンコンディショ
ニング及び皮膚上の使用感に基づいて製品を評価した。
パネリストがどの製品を付けたか分からないように製品
をコード化した。
だ。試験製品を塗布する前に、各パネリストに手の甲を
完全に濡らしてもらった。製品１ｇを手の甲に取り出し
た。一方の手には対照製品を、他方の手には試験製品を
塗布した。塗布後に、試験領域全てをカバーするように
製品を皮膚に擦り込んだ。パネリストには１分間手をこ
するように指示した。余分の製品を水で除去して、試験
領域を軽くたたいて、乾燥させた。スキンコンディショ
ニング及び皮膚上の使用感に基づいて製品を評価した。
パネリストがどの製品を付けたか分からないように製品
をコード化した。
【００４９】
【表１】 表Ｉ スキンコンディショニングに対する種々の界面活性剤の作用 パネリスト 界面活性剤 Ｎｏ．１ Ｎｏ．２ Ｎｏ．３ ココアンホカルボキシグリシネート − − − ラウリミノジプロピオン酸ナトリウム − − − トリエタノールアミンココイルグルタメート − − − ココアミドプロピルベタイン ＋ ＋ ＋ コンディショニングが優れていることを示す（＋）及び
コンディショニングが劣っていることを示す（−）で表
Ｉの結果を示した。単にココアミドプロピルベタインと
Ｍａｃｋａｎａｔｅ ＤＣ−３０とを組み合わせて、優
れたコンディショニングが得られたことが表Ｉから分か
る。他の実験でＭａｃｋａｎａｔｅ ＤＣ−３０の代わ
りに両性界面活性剤だけを使用すると、コンディショニ
ングは劣っていた。
コンディショニングが劣っていることを示す（−）で表
Ｉの結果を示した。単にココアミドプロピルベタインと
Ｍａｃｋａｎａｔｅ ＤＣ−３０とを組み合わせて、優
れたコンディショニングが得られたことが表Ｉから分か
る。他の実験でＭａｃｋａｎａｔｅ ＤＣ−３０の代わ
りに両性界面活性剤だけを使用すると、コンディショニ
ングは劣っていた。
【００５０】実施例３ 本実施例では、種々のスルホスクシネートの有効性を評
価した。本実施例でも、実施例１に記載の基本組成物及
び実施例２に記載の評価方法を使用した。表ＩＩに結果
を示す。
価した。本実施例でも、実施例１に記載の基本組成物及
び実施例２に記載の評価方法を使用した。表ＩＩに結果
を示す。
【００５１】
【表２】 表ＩＩ スキンコンディショニングに対する種々のアニオン界面活性剤の作用 パネリスト 界面活性剤 Ｎｏ．１ Ｎｏ．２ Ｎｏ．３ ラウレススルホ琥珀酸二ナトリウム − − − ラウリル硫酸トリエタノールアミン − − − ジメチコーンコポリオールスルホスクシネート ＋ ＋ ＋ 高度のスキンコンディショニングを得るのに、ジメチコ
ーンコポリオールスルホスクシネートだけが有効である
ことが、表ＩＩの結果から判明し得る。ココアミドプロ
ピルベタインの使用と組み合わせれば、状態調節された
使用感が得られる。
ーンコポリオールスルホスクシネートだけが有効である
ことが、表ＩＩの結果から判明し得る。ココアミドプロ
ピルベタインの使用と組み合わせれば、状態調節された
使用感が得られる。
【００５２】アニオン界面活性剤（即ちＭａｃｋａｎａ
ｔｅ ＤＣ−３０）の代わりにＤｏｗ Ｃｏｒｎｉｎｇ
１９３（ジメチコーンコポリオール）を使用した試験
では全体に混和し得ない乳濁液が得られ、コンディショ
ニングの試験を実施することができなかった。
ｔｅ ＤＣ−３０）の代わりにＤｏｗ Ｃｏｒｎｉｎｇ
１９３（ジメチコーンコポリオール）を使用した試験
では全体に混和し得ない乳濁液が得られ、コンディショ
ニングの試験を実施することができなかった。
【００５３】前述した説明及び実施態様は本発明の選択
した実施例を例示している。当然、本発明の範囲を逸脱
することのない、種々の変形例が当業者には想到できる
であろう。
した実施例を例示している。当然、本発明の範囲を逸脱
することのない、種々の変形例が当業者には想到できる
であろう。
Claims (12)
- 【請求項１】 （ｉ）シリコーンコポリオールスルホス
クシネートと、（ｉｉ）両性界面活性剤と、（ｉｉｉ）
医薬として許容し得るビヒクルとを含んでいる化粧品組
成物。 - 【請求項２】 組成物の０．０１〜３０重量％のシリコ
ーンコポリオールスルホスクシネート界面活性剤を含ん
でいることを特徴とする請求項１に記載の化粧品組成
物。 - 【請求項３】 組成物の０．０１〜３０重量％の両性界
面活性剤を含んでいることを特徴とする請求項１又は２
に記載の化粧品組成物。 - 【請求項４】 両性界面活性剤が、アルキルベタイン、
アルキルアミドベタイン、スルタイン又はアセチル化＠
−アミド酸であることを特徴とする請求項１から３のい
ずれか一項に記載の化粧品組成物。 - 【請求項５】 両性界面活性剤がＣ10−Ｃ18アルキルア
ミドアルキルベタインであることを特徴とする請求項１
から４のいずれか一項に記載の化粧品組成物。 - 【請求項６】 両性界面活性剤がココアミドプロピルベ
タインであることを特徴とする請求項５に記載の化粧品
組成物。 - 【請求項７】 両性界面活性剤がＣ10−Ｃ18アルキルＣ
1−Ｃ3ジアルキルベタインであることを特徴とする請求
項１から６のいずれか一項に記載の化粧品組成物。 - 【請求項８】 シリコーンコポリオールスルホスクシネ
ートを、式： 【化１】 （式中、Ｒは酸化アルキレンポリマーであり、Ｍは水
素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム及
びアルカノールアンモニウムのイオンからなる群の中か
ら選択し、ｘ，ｙは当量が７００〜１６００ｇの化合物
を生成するような値である）、式： 【化２】 （式中、Ｘはアルカノールアミン基である）、式： 【化３】 （式中、Ｍ’はアルカリ土類金属である）、及び式： 【化４】 で表される群の中から選択することを特徴とする請求項
１から７のいずれか一項に記載の化粧品組成物。 - 【請求項９】 透明ゲル形態であることを特徴とする請
求項１から８のいずれか一項に記載の化粧品組成物。 - 【請求項１０】 透明ゲルが不透明ビーズを含んでいる
ことを特徴とする請求項９に記載の化粧品組成物。 - 【請求項１１】 ０．１〜５重量％の補助乳化剤を更に
含んでいることを特徴とする請求項１から１０のいずれ
か一項に記載の化粧品組成物。 - 【請求項１２】 （ｉ）約０．０１〜約３０重量％のシ
リコーンコポリオールスルホスクシネートと、（ｉｉ）
約０．０１〜約３０重量％の両性界面活性剤とを含んで
いる化粧品組成物のスキンコンディショニング又は剥皮
のための使用法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US86794092A | 1992-04-13 | 1992-04-13 | |
| US867940 | 1992-04-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069368A true JPH069368A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=25350757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5086252A Pending JPH069368A (ja) | 1992-04-13 | 1993-04-13 | 化粧品組成物 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5336497A (ja) |
| EP (1) | EP0566340A1 (ja) |
| JP (1) | JPH069368A (ja) |
| AU (1) | AU666527B2 (ja) |
| CA (1) | CA2093627A1 (ja) |
| ZA (1) | ZA932586B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07173043A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-11 | Kao Corp | 皮膚化粧料 |
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|---|---|---|---|---|
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| US5630847A (en) * | 1995-03-30 | 1997-05-20 | The Procter & Gamble Company | Perfumable dry cleaning and spot removal process |
| US5547476A (en) * | 1995-03-30 | 1996-08-20 | The Procter & Gamble Company | Dry cleaning process |
| US5591236A (en) * | 1995-03-30 | 1997-01-07 | The Procter & Gamble Company | Polyacrylate emulsified water/solvent fabric cleaning compositions and methods of using same |
| JPH11502740A (ja) * | 1995-03-30 | 1999-03-09 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | ドライクリーニング用物品 |
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- 1993-04-07 CA CA002093627A patent/CA2093627A1/en not_active Abandoned
- 1993-04-08 EP EP93302820A patent/EP0566340A1/en not_active Withdrawn
- 1993-04-13 JP JP5086252A patent/JPH069368A/ja active Pending
- 1993-04-13 ZA ZA932586A patent/ZA932586B/xx unknown
- 1993-04-13 AU AU36839/93A patent/AU666527B2/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-21 US US08/140,622 patent/US5336497A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU3683993A (en) | 1993-10-14 |
| CA2093627A1 (en) | 1993-10-14 |
| AU666527B2 (en) | 1996-02-15 |
| US5336497A (en) | 1994-08-09 |
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