JPH069345A - ヘアケア組成物 - Google Patents
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- JPH069345A JPH069345A JP5041237A JP4123793A JPH069345A JP H069345 A JPH069345 A JP H069345A JP 5041237 A JP5041237 A JP 5041237A JP 4123793 A JP4123793 A JP 4123793A JP H069345 A JPH069345 A JP H069345A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】（ａ）組成物の0.00001〜0.01重量%のペルフル
オロポリエーテル物質（PFPE）及び（ｂ）組成物の0.00
01〜0.4重量%のシリコーンコンディショニング剤を含む
ヘアケア組成物。 【効果】PFPE及びシリコーンの両方を低レベルで使用す
ることにより、毛髪の触感的並びに視覚的な効能を良好
に促進する。
オロポリエーテル物質（PFPE）及び（ｂ）組成物の0.00
01〜0.4重量%のシリコーンコンディショニング剤を含む
ヘアケア組成物。 【効果】PFPE及びシリコーンの両方を低レベルで使用す
ることにより、毛髪の触感的並びに視覚的な効能を良好
に促進する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘアケア組成物、特に
種々のヘアコンディショニング効能を付与する組成物に
関する。
種々のヘアコンディショニング効能を付与する組成物に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、毛髪に１種以上の種々の触感
的または視覚的効能（例えば、滑らかさ、柔らかさ、輝
き、静電気防止、濡らした時及び/または乾燥時の梳か
し易さ）を付与するために１種以上のコンディショニン
グ剤を含むヘアケア組成物に関しては十分に開示されて
いる。
的または視覚的効能（例えば、滑らかさ、柔らかさ、輝
き、静電気防止、濡らした時及び/または乾燥時の梳か
し易さ）を付与するために１種以上のコンディショニン
グ剤を含むヘアケア組成物に関しては十分に開示されて
いる。
【０００３】ヘアケア組成物中で使用するための公知の
コンディショニング剤としては、カチオン界面活性剤、
揮発性若しくは非-揮発性シリコーン、カチオンポリマ
ー、蛋白質水解物及び４級化（quaternized）蛋白質水
解物が挙げられ、中でもシリコーンは通常最も一般的で
ある。揮発性または非-揮発性シリコーンを毛髪コンデ
ィショニング剤として使用することは、例えば、欧州特
許出願公開公報第432,951号（Unilever）、同第0,240,3
50号（Procter ＆ Gamble）及び同第0,035,899号（Proc
ter ＆ Gamble）に開示されている。
コンディショニング剤としては、カチオン界面活性剤、
揮発性若しくは非-揮発性シリコーン、カチオンポリマ
ー、蛋白質水解物及び４級化（quaternized）蛋白質水
解物が挙げられ、中でもシリコーンは通常最も一般的で
ある。揮発性または非-揮発性シリコーンを毛髪コンデ
ィショニング剤として使用することは、例えば、欧州特
許出願公開公報第432,951号（Unilever）、同第0,240,3
50号（Procter ＆ Gamble）及び同第0,035,899号（Proc
ter ＆ Gamble）に開示されている。
【０００４】近年、例えば、欧州特許出願公開公報第03
602921号のヘアケア組成物でコンディショニング剤とし
て使用するために提案されたもう１種の物質は、ペルフ
ルオロポリエーテル（PFPE）物質である。ヘアケアコン
ディショニング組成物中に低レベルでPFPEを使用するこ
とについては、本出願人による同第0486135号に開示さ
れている。
602921号のヘアケア組成物でコンディショニング剤とし
て使用するために提案されたもう１種の物質は、ペルフ
ルオロポリエーテル（PFPE）物質である。ヘアケアコン
ディショニング組成物中に低レベルでPFPEを使用するこ
とについては、本出願人による同第0486135号に開示さ
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記に記載のような多
くの公知のコンディショニング剤に関連する問題点は、
柔らかさ及び梳かし易さのような良好な触感的効能を得
るのに必要なレベルでこれらを使用すると、他の効能
（例えば、視覚的効能：輝き）を失うことがある、とい
うことである。従って、今日まで、広範な触感的及び視
覚的性質にわたって毛髪に良好な効能を与えるのは困難
であった。
くの公知のコンディショニング剤に関連する問題点は、
柔らかさ及び梳かし易さのような良好な触感的効能を得
るのに必要なレベルでこれらを使用すると、他の効能
（例えば、視覚的効能：輝き）を失うことがある、とい
うことである。従って、今日まで、広範な触感的及び視
覚的性質にわたって毛髪に良好な効能を与えるのは困難
であった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本出願人は、各々低レベ
ルで、コンディショニング剤を組み合わせて使用するこ
とにより、毛髪に非常に良好な触感的効能（例えば、柔
らかさ及び梳かし易さ）を与え並びに視覚的効能（例え
ば、輝き）を高め得ることを知見した。
ルで、コンディショニング剤を組み合わせて使用するこ
とにより、毛髪に非常に良好な触感的効能（例えば、柔
らかさ及び梳かし易さ）を与え並びに視覚的効能（例え
ば、輝き）を高め得ることを知見した。
【０００７】従って、本発明の第１の態様に於いては、
（ａ）組成物の0.00001〜0.01重量%のペルフルオロポリ
エーテル物質及び（ｂ）組成物の0.0001〜0.4重量%のシ
リコーンコンディショニング剤を含むヘアケア組成物を
提供する。
（ａ）組成物の0.00001〜0.01重量%のペルフルオロポリ
エーテル物質及び（ｂ）組成物の0.0001〜0.4重量%のシ
リコーンコンディショニング剤を含むヘアケア組成物を
提供する。
【０００８】本発明を以下、詳細に記載する。
【０００９】ペルフルオロポリエーテル物質 本発明のヘアケア組成物は、ペルフルオロポリエーテル
物質を含む。好適なペルフルオロポリエーテル及びその
合成法は、英国特許第1,104,482号、米国特許第3,242,2
18号、同第3,665,041号、同第3,715,378号、同第4,523,
039号、欧州特許出願公開公報第0,191,490号に記載され
ている。
物質を含む。好適なペルフルオロポリエーテル及びその
合成法は、英国特許第1,104,482号、米国特許第3,242,2
18号、同第3,665,041号、同第3,715,378号、同第4,523,
039号、欧州特許出願公開公報第0,191,490号に記載され
ている。
【００１０】好ましいペルフルオロポリエーテル物質
は、以下の式： Ｆ-（ＣyＦ2yＯ）n-ＣzＦ(2z+1) （式中、ｚは１〜６、より好ましくは１〜３、最も好ま
しくは１または２の整数であり；各モノマーに関して、
ｙは独立して１〜６、より好ましくは１〜５、最も好ま
しくは１〜３の整数から選択され；ｎはポリマー主鎖中
のモノマーの総数を表し、少なくとも１、より好ましく
は少なくとも５、最も好ましくは少なくとも１０であ
る）のホモまたはコポリマーである。
は、以下の式： Ｆ-（ＣyＦ2yＯ）n-ＣzＦ(2z+1) （式中、ｚは１〜６、より好ましくは１〜３、最も好ま
しくは１または２の整数であり；各モノマーに関して、
ｙは独立して１〜６、より好ましくは１〜５、最も好ま
しくは１〜３の整数から選択され；ｎはポリマー主鎖中
のモノマーの総数を表し、少なくとも１、より好ましく
は少なくとも５、最も好ましくは少なくとも１０であ
る）のホモまたはコポリマーである。
【００１１】ｙは各モノマーユニットに関して独立して
選択されるので、本発明のポリマーは、ホモポリマー
（各モノマーに関してｙが同一である場合）またはコポ
リマー（異なるモノマーに関して少なくともｙの２つの
値が選択される場合）であってもよい。
選択されるので、本発明のポリマーは、ホモポリマー
（各モノマーに関してｙが同一である場合）またはコポ
リマー（異なるモノマーに関して少なくともｙの２つの
値が選択される場合）であってもよい。
【００１２】ｎは、ポリマーの分子量が100〜100,000、
より好ましくは500〜50,000、最も好ましくは1,000〜1
0,000であるように選択されるのが最も好ましい。
より好ましくは500〜50,000、最も好ましくは1,000〜1
0,000であるように選択されるのが最も好ましい。
【００１３】ペルフルオロポリエーテル（PFPE）物質の
特に好ましい末端基は、ｚが１または２であるようなも
のである。
特に好ましい末端基は、ｚが１または２であるようなも
のである。
【００１４】PFPEポリマーで使用するのに好適なモノマ
ーユニットとしては、例えば、欧州特許出願公開公報第
0,360,292号に記載されているものが挙げられる。特に
好ましいポリマー主鎖モノマーとしては、
ーユニットとしては、例えば、欧州特許出願公開公報第
0,360,292号に記載されているものが挙げられる。特に
好ましいポリマー主鎖モノマーとしては、
【００１５】
【化２】
【００１６】及びこれらのモノマーの混合物からなる群
がある。
がある。
【００１７】特に好ましいポリマーとしては、分枝ポリ
マーユニット［例えばモノマー（ｄ）及び/または
（ｅ）］と直鎖モノマー［例えば、（ａ）〜（ｃ）、
（ｆ）または（ｇ）］の組み合わせが挙げられる。イソ
プロピルエーテル基とメチルエーテル基の混合物を含む
ポリマーが特に好適である。
マーユニット［例えばモノマー（ｄ）及び/または
（ｅ）］と直鎖モノマー［例えば、（ａ）〜（ｃ）、
（ｆ）または（ｇ）］の組み合わせが挙げられる。イソ
プロピルエーテル基とメチルエーテル基の混合物を含む
ポリマーが特に好適である。
【００１８】PFPE物質の特に好適な例としては、式：
【００１９】
【化３】
【００２０】（式中、ｍに対するｎの比の値は20〜40で
あり、主鎖モノマーはPFPE鎖全体を通してランダム分散
しているのが好ましい）を有するものが挙げられる。
あり、主鎖モノマーはPFPE鎖全体を通してランダム分散
しているのが好ましい）を有するものが挙げられる。
【００２１】この式の好ましいPFPE物質としては、FOMB
LIN HC［例えば、FOMBLIN HC/04（平均分子量1500）、F
OMBLIN HC/25（平均分子量3200）及びFOMBLIN HC/R（平
均分子量6600）］（商標：Montefluos製）が挙げられ
る。
LIN HC［例えば、FOMBLIN HC/04（平均分子量1500）、F
OMBLIN HC/25（平均分子量3200）及びFOMBLIN HC/R（平
均分子量6600）］（商標：Montefluos製）が挙げられ
る。
【００２２】他の好適な物質としては、Demnam［例え
ば、Demnam S-20（分子量2,500）、Demnam S-65（分子
量4,500）、Demnam S-100（分子量5,600）及びDemnam S
-200（分子量8,400）］（商標：ダイキン工業製）が挙
げられる。
ば、Demnam S-20（分子量2,500）、Demnam S-65（分子
量4,500）、Demnam S-100（分子量5,600）及びDemnam S
-200（分子量8,400）］（商標：ダイキン工業製）が挙
げられる。
【００２３】主鎖モノマーの混合物を使用する場合、種
々のタイプのモノマーがPFPE鎖全体を通してランダム分
散すると好ましい。
々のタイプのモノマーがPFPE鎖全体を通してランダム分
散すると好ましい。
【００２４】本発明のヘアケア組成物中のPFPE物質レベ
ルは、低く、即ち組成物の0.00001〜0.01重量%、特に0.
008重量%以下、より好ましくは0.0001〜0.008重量%、最
も好ましくは0.0001〜0.005重量%である。
ルは、低く、即ち組成物の0.00001〜0.01重量%、特に0.
008重量%以下、より好ましくは0.0001〜0.008重量%、最
も好ましくは0.0001〜0.005重量%である。
【００２５】シリコーンコンディショニング剤 本発明のヘアケア組成物は、毛髪の触感的または視覚的
特性を高める任意のシリコーンであってもよい、シリコ
ーンコンディショニング剤も含む。シリコーンは、本発
明の組成物中に任意の好適な形、例えば、溶液中、分散
した不溶粒子としてまたは溶媒に分散した不溶粒子若し
くは溶解性物質のエマルションとして存在し得る。
特性を高める任意のシリコーンであってもよい、シリコ
ーンコンディショニング剤も含む。シリコーンは、本発
明の組成物中に任意の好適な形、例えば、溶液中、分散
した不溶粒子としてまたは溶媒に分散した不溶粒子若し
くは溶解性物質のエマルションとして存在し得る。
【００２６】本発明の組成物中、シリコーンコンディシ
ョニング剤は従来のシリコーン含有ヘアケア組成物と比
較して低レベル、即ち全組成物の0.0001〜約0.4重量%、
好ましくは約0.001〜約0.4重量%、より好ましくは約0.0
1〜約0.3重量%で配合する。
ョニング剤は従来のシリコーン含有ヘアケア組成物と比
較して低レベル、即ち全組成物の0.0001〜約0.4重量%、
好ましくは約0.001〜約0.4重量%、より好ましくは約0.0
1〜約0.3重量%で配合する。
【００２７】シリコーンは、揮発性シリコーン、非-揮
発性シリコーン及びその混合物から選択されるのが好ま
しい。場合により揮発性シリコーンと組み合わせた、組
成物マトリックスに不溶の非-揮発性シリコーンである
と最も好ましい。
発性シリコーン及びその混合物から選択されるのが好ま
しい。場合により揮発性シリコーンと組み合わせた、組
成物マトリックスに不溶の非-揮発性シリコーンである
と最も好ましい。
【００２８】本発明で使用するのに好適な不溶の非-揮
発性シリコーンとしては、ポリアルキルシロキサン、ポ
リアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサ
ンまたはその混合物の１種以上が挙げられる。
発性シリコーンとしては、ポリアルキルシロキサン、ポ
リアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサ
ンまたはその混合物の１種以上が挙げられる。
【００２９】好適なポリアルキルシロキサンとしては、
25℃で５〜100,000センチストークスの粘度のCTFA名称
ジメチコンを有するポリジメチルシロキサンが挙げられ
る。これらのシロキサンはViscasilシリーズとしてGene
ral Electric Companyから、及びDC200シリーズとしてD
ow Corningから市販されている。粘度は1970年、７月20
日にDow Corning Corporate試験法CTM004で設定された
ガラスキャピラリー粘度計により測定し得る。ポリジエ
チルシロキサンも好適である。
25℃で５〜100,000センチストークスの粘度のCTFA名称
ジメチコンを有するポリジメチルシロキサンが挙げられ
る。これらのシロキサンはViscasilシリーズとしてGene
ral Electric Companyから、及びDC200シリーズとしてD
ow Corningから市販されている。粘度は1970年、７月20
日にDow Corning Corporate試験法CTM004で設定された
ガラスキャピラリー粘度計により測定し得る。ポリジエ
チルシロキサンも好適である。
【００３０】本発明の組成物で使用し得るポリアルキル
アリールシロキサンとしては、25℃で15〜65センチスト
ークスの粘度を有するポリメチルフェニルポリシロキサ
ンが挙げられる。これらのシロキサンは、SF1075メチル
フェニル液（General Electric Company製）またはDC55
6 化粧品グレード液（Dow Corning製）が市販されてい
る。
アリールシロキサンとしては、25℃で15〜65センチスト
ークスの粘度を有するポリメチルフェニルポリシロキサ
ンが挙げられる。これらのシロキサンは、SF1075メチル
フェニル液（General Electric Company製）またはDC55
6 化粧品グレード液（Dow Corning製）が市販されてい
る。
【００３１】米国特許第4152416号に記載のシリコーン
ガムも好適であり、名称SE30、SE33、SE54及びSE76（Ge
neral Electric Company製）が市販されている。「シリ
コーンガム」とは、分子量200,000〜1,000,000を有する
ポリジオルガノシロキサンを表し、特定例としてはポリ
ジメチルシロキサンポリマー、ポリジメチルシロキサン
/ジフェニル/メチルビニルシロキサンコポリマー、ポリ
ジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサンコポリマ
ー及びその混合物が挙げられる。
ガムも好適であり、名称SE30、SE33、SE54及びSE76（Ge
neral Electric Company製）が市販されている。「シリ
コーンガム」とは、分子量200,000〜1,000,000を有する
ポリジオルガノシロキサンを表し、特定例としてはポリ
ジメチルシロキサンポリマー、ポリジメチルシロキサン
/ジフェニル/メチルビニルシロキサンコポリマー、ポリ
ジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサンコポリマ
ー及びその混合物が挙げられる。
【００３２】シリコーン樹脂は、本発明の組成物で使用
するのにも好適であり、Ｒ3SiO0・5ユニット、Ｒ2SiOユ
ニット、ＲSiO1・5ユニット及びSiO2ユニットの好適な組
み合わせからなるオリゴマーのアルキルポリシロキサ
ン、アリールポリシロキサンまたはアルキルアリールポ
リシロキサンが好ましい。これらの割合は、樹脂が平均
的な式： ＲnＳiＯ[(4-n)/2] （式中、ＲはＣ1〜Ｃ6アルキルまたはアリールであり、
ｎは0.7〜1.8である）を有するように選択される。
するのにも好適であり、Ｒ3SiO0・5ユニット、Ｒ2SiOユ
ニット、ＲSiO1・5ユニット及びSiO2ユニットの好適な組
み合わせからなるオリゴマーのアルキルポリシロキサ
ン、アリールポリシロキサンまたはアルキルアリールポ
リシロキサンが好ましい。これらの割合は、樹脂が平均
的な式： ＲnＳiＯ[(4-n)/2] （式中、ＲはＣ1〜Ｃ6アルキルまたはアリールであり、
ｎは0.7〜1.8である）を有するように選択される。
【００３３】シリコーン樹脂は、平均分子量500〜10,00
0を有するのが好ましい。
0を有するのが好ましい。
【００３４】本発明の組成物で有用なシリコーン樹脂の
好適な例としては、Siliconharz MK（Wacker製）及びMQ
樹脂（General Electric製）が挙げられる。Siliconhar
z MKはシルセスキオキサン樹脂である。MQ樹脂は、溶媒
中、弱酸の存在下、トリメチルクロロシランまたはヘキ
サメチルジシランと珪酸またはポリ珪酸との反応により
合成する。
好適な例としては、Siliconharz MK（Wacker製）及びMQ
樹脂（General Electric製）が挙げられる。Siliconhar
z MKはシルセスキオキサン樹脂である。MQ樹脂は、溶媒
中、弱酸の存在下、トリメチルクロロシランまたはヘキ
サメチルジシランと珪酸またはポリ珪酸との反応により
合成する。
【００３５】本発明の組成物で有用なもう１種のシリコ
ーンコンディショニング剤としては、CTFA名称アモジメ
チコン（例えば、トリメチルシリルアモジメチコン及び
関連化合物：Union Carbide製）を有するアミノ官能基
シリコーン（amino functional silicone）が挙げられ
る。
ーンコンディショニング剤としては、CTFA名称アモジメ
チコン（例えば、トリメチルシリルアモジメチコン及び
関連化合物：Union Carbide製）を有するアミノ官能基
シリコーン（amino functional silicone）が挙げられ
る。
【００３６】本発明の組成物での使用に好適なもう１種
のシリコーンとしては、水不溶性４級シリコーンが挙げ
られる。末端が官能基化されている任意の重合化した４
級シリコーンが好ましい。
のシリコーンとしては、水不溶性４級シリコーンが挙げ
られる。末端が官能基化されている任意の重合化した４
級シリコーンが好ましい。
【００３７】好適には末端基は、窒素含有の有機官能基
末端基であり得、分子の電荷はその末端に配置される。
水不溶性４級シリコーンの好適な型は、通常約60〜約12
0ユニット、より好ましくは約70〜約90ユニット、最も
好ましくは約80ユニットの長い鎖長を有する。
末端基であり得、分子の電荷はその末端に配置される。
水不溶性４級シリコーンの好適な型は、通常約60〜約12
0ユニット、より好ましくは約70〜約90ユニット、最も
好ましくは約80ユニットの長い鎖長を有する。
【００３８】典型的な水不溶性４級ポリマーは、以下の
式：
式：
【００３９】
【化４】
【００４０】［式中、Ｒ1及びＲ10は同一でも異なって
いてもよく、水素、飽和若しくは不飽和の長鎖若しくは
短鎖アルキル（アルケニル）、分枝鎖アルキル（アルケ
ニル）またはＣ5〜Ｃ6環式系（cyclic system）から独
立して選択され得；Ｒ2、Ｒ3、Ｒ4、Ｒ5、Ｒ7、Ｒ8及び
Ｒ9は同一でも異なっていてもよく、水素、直鎖または
分枝低級アルキル（アルケニル）及びＣ5〜Ｃ8環式系か
らなる群から独立して選択され得る］により表され得
る。もしあれば、環系は、分子の電荷が有機官能基の末
端基に集中し、且つ水に不溶性４級ポリマーの水不溶性
という性質がＲ2〜Ｒ9基がメチルである分子の水不溶性
の性質と少なくともほぼ等しいように十分に低い電荷を
有するのが好ましい。従って、分子の水不溶性が少なく
ともＲ2〜Ｒ9がメチルである長鎖分子の水不溶性と等し
いという条件のもとで、環基は本質的に同素環式または
複素環式であってもよい。従って、Ｒ1、Ｒ2〜Ｒ9及び
Ｒ10は、窒素、酸素、硫黄、炭素またはリンを含み得
る。環式系は、炭素原子の同素環を含むのが好ましい。
いてもよく、水素、飽和若しくは不飽和の長鎖若しくは
短鎖アルキル（アルケニル）、分枝鎖アルキル（アルケ
ニル）またはＣ5〜Ｃ6環式系（cyclic system）から独
立して選択され得；Ｒ2、Ｒ3、Ｒ4、Ｒ5、Ｒ7、Ｒ8及び
Ｒ9は同一でも異なっていてもよく、水素、直鎖または
分枝低級アルキル（アルケニル）及びＣ5〜Ｃ8環式系か
らなる群から独立して選択され得る］により表され得
る。もしあれば、環系は、分子の電荷が有機官能基の末
端基に集中し、且つ水に不溶性４級ポリマーの水不溶性
という性質がＲ2〜Ｒ9基がメチルである分子の水不溶性
の性質と少なくともほぼ等しいように十分に低い電荷を
有するのが好ましい。従って、分子の水不溶性が少なく
ともＲ2〜Ｒ9がメチルである長鎖分子の水不溶性と等し
いという条件のもとで、環基は本質的に同素環式または
複素環式であってもよい。従って、Ｒ1、Ｒ2〜Ｒ9及び
Ｒ10は、窒素、酸素、硫黄、炭素またはリンを含み得
る。環式系は、炭素原子の同素環を含むのが好ましい。
【００４１】あるいは、Ｒ1、Ｒ2及びＲ3を任意に組み
合わせ、同様にＲ8、Ｒ9及びＲ10を任意に組み合わせ
て、上記式の個々の末端窒素を有する環式系（例えば、
モルホリンまたはピリジン）を形成してもよい。
合わせ、同様にＲ8、Ｒ9及びＲ10を任意に組み合わせ
て、上記式の個々の末端窒素を有する環式系（例えば、
モルホリンまたはピリジン）を形成してもよい。
【００４２】ｎ値は、少なくとも60以上であってもよい
が、４級シリコーンの水溶性は、20℃の水中で0.01重量
%以下であるようでなければならない。ｎ値は、約60〜
約120の整数であってもよい。好ましくはｎは、約80±1
0の範囲の平均値であり得、このような値は全部が整数
でなくてもよく、例えば、ｎは80.7等の値であってもよ
い。
が、４級シリコーンの水溶性は、20℃の水中で0.01重量
%以下であるようでなければならない。ｎ値は、約60〜
約120の整数であってもよい。好ましくはｎは、約80±1
0の範囲の平均値であり得、このような値は全部が整数
でなくてもよく、例えば、ｎは80.7等の値であってもよ
い。
【００４３】上記式中の対イオンＸ-は、アセテートで
あるのが好ましいが、例えばハライド、有機カルボキシ
レート、有機スルホネート等であってもよい。
あるのが好ましいが、例えばハライド、有機カルボキシ
レート、有機スルホネート等であってもよい。
【００４４】末端官能基化４級シリコーンの好適な例と
しては、ｎ値が約80で、Ｒ2〜Ｒ9が総てメチルであるAB
IL-QUAT 3274（Goldschmidt製）が挙げられる。
しては、ｎ値が約80で、Ｒ2〜Ｒ9が総てメチルであるAB
IL-QUAT 3274（Goldschmidt製）が挙げられる。
【００４５】本発明の組成物のシリコーンコンディショ
ニング剤が揮発性シリコーンであるとき、環式または直
鎖ポリジオルガノシロキサンのいずれであってもよい。
ポリジオルガノシロキサンはポリジメチルシロキサンで
あるのが好ましい。
ニング剤が揮発性シリコーンであるとき、環式または直
鎖ポリジオルガノシロキサンのいずれであってもよい。
ポリジオルガノシロキサンはポリジメチルシロキサンで
あるのが好ましい。
【００４６】環式シリコーンのシリコーン原子数は好ま
しくは３〜７、より好ましくは４または５である。環式
シリコーンの一般式は、
しくは３〜７、より好ましくは４または５である。環式
シリコーンの一般式は、
【００４７】
【化５】
【００４８】（式中、ｎ＝３〜７）である。これらの物
質の粘度は、通常25℃で10センチポイズ未満である。
質の粘度は、通常25℃で10センチポイズ未満である。
【００４９】本発明で有用な直鎖ポリジメチルシロキサ
ンは、通常25℃で約５センチポイズ未満の粘度を有す
る。直鎖の揮発性シリコーンは、約３〜約９個のシリコ
ーン原子を含むのが好ましく、一般式： （CH3）3Si-O-［Si（CH3）2O］Si（CH3）3 （式中、ｎ＝１〜７である）を有する。
ンは、通常25℃で約５センチポイズ未満の粘度を有す
る。直鎖の揮発性シリコーンは、約３〜約９個のシリコ
ーン原子を含むのが好ましく、一般式： （CH3）3Si-O-［Si（CH3）2O］Si（CH3）3 （式中、ｎ＝１〜７である）を有する。
【００５０】上記記載の型のシリコーンは、広く市販さ
れており、例えば244、245、344、345及び200液（シク
ロポリメチルシロキサンブレンド）、200/5液（非常に
短い直鎖ポリジメチルシロキサン）及び1401液（ポリジ
メチルシロキサノールガムとシクロポリメチルシロキサ
ンの混合物）（Dow Corning製）；TP503液（ポリジメチ
ルシロキサンガムのシクロポリメチルシロキサン中エマ
ルション）及びシリコーン7202及び7158（Union Carbid
e製）並びにSWS-03314（Stauffer Chemical製）が挙げ
られる。
れており、例えば244、245、344、345及び200液（シク
ロポリメチルシロキサンブレンド）、200/5液（非常に
短い直鎖ポリジメチルシロキサン）及び1401液（ポリジ
メチルシロキサノールガムとシクロポリメチルシロキサ
ンの混合物）（Dow Corning製）；TP503液（ポリジメチ
ルシロキサンガムのシクロポリメチルシロキサン中エマ
ルション）及びシリコーン7202及び7158（Union Carbid
e製）並びにSWS-03314（Stauffer Chemical製）が挙げ
られる。
【００５１】本発明のシリコーンコンディショニング剤
として非常に粘稠なシリコーンを使用する場合、この物
質の組成物への配合は揮発性溶媒中に非常に粘稠なシリ
コーンを溶解させることにより実施し得る。本明細書中
で使用する「揮発性」という用語は、その物質が計測し
得る蒸気圧を有することを指す。
として非常に粘稠なシリコーンを使用する場合、この物
質の組成物への配合は揮発性溶媒中に非常に粘稠なシリ
コーンを溶解させることにより実施し得る。本明細書中
で使用する「揮発性」という用語は、その物質が計測し
得る蒸気圧を有することを指す。
【００５２】99℃〜約260℃の沸点を有し、水への溶解
性は約0.1%未満である溶媒が好ましい。好適な溶媒とし
ては、上記記載の揮発性シリコーン及び揮発性炭化水素
が挙げられる。
性は約0.1%未満である溶媒が好ましい。好適な溶媒とし
ては、上記記載の揮発性シリコーン及び揮発性炭化水素
が挙げられる。
【００５３】好適な炭化水素としては、炭素原子10〜16
個、好ましくは炭素原子12〜16個を有する直鎖または分
枝鎖の炭化水素が挙げられる。好適な例としては、ｎ-
ドデカン、過メチル炭化水素99Ａ及び101Ａ（Presperse
Inc.製）が挙げられる。
個、好ましくは炭素原子12〜16個を有する直鎖または分
枝鎖の炭化水素が挙げられる。好適な例としては、ｎ-
ドデカン、過メチル炭化水素99Ａ及び101Ａ（Presperse
Inc.製）が挙げられる。
【００５４】使用する場合、揮発性溶媒は、通常全組成
物の0.1〜10重量%、0.5〜３重量%で配合するのが好まし
い。
物の0.1〜10重量%、0.5〜３重量%で配合するのが好まし
い。
【００５５】本発明の組成物の好ましい態様に於いて
は、シリコーンコンディショニング剤は、エマルション
として配合し、予備形成した水性エマルションの形で配
合するのが好ましい。
は、シリコーンコンディショニング剤は、エマルション
として配合し、予備形成した水性エマルションの形で配
合するのが好ましい。
【００５６】このエマルションは、シリコーンと水を高
剪断で機械的に混合することにより、不溶性、非-揮発
性シリコーンと水及び乳化剤を乳化することにより（例
えば、乳化剤の加熱溶液中にシリコーンを混合する）、
または機械的乳化と化学的乳化を組み合わせることによ
り合成し得る。好適な乳化剤は、当業界で周知である。
剪断で機械的に混合することにより、不溶性、非-揮発
性シリコーンと水及び乳化剤を乳化することにより（例
えば、乳化剤の加熱溶液中にシリコーンを混合する）、
または機械的乳化と化学的乳化を組み合わせることによ
り合成し得る。好適な乳化剤は、当業界で周知である。
【００５７】好適なエマルションとしては、本明細書中
参照として含まれる欧州特許出願公開公報第0,228,575
号及び同第0,138,192号に記載のミクロエマルションも
挙げられる。これらの参照の方法のいずれかにより形成
した好適なミクロエマルションは、0.15ミクロン以下、
好ましくは0.1ミクロン以下の粒径を有する。
参照として含まれる欧州特許出願公開公報第0,228,575
号及び同第0,138,192号に記載のミクロエマルションも
挙げられる。これらの参照の方法のいずれかにより形成
した好適なミクロエマルションは、0.15ミクロン以下、
好ましくは0.1ミクロン以下の粒径を有する。
【００５８】追加の成分 本発明のヘアケア組成物は、１種以上の追加の成分（例
えば、界面活性剤、追加のコンディショニング剤、沈着
ポリマー、懸濁剤）及び追加の添加剤（例えば、香料、
染料、緩衝剤、増粘剤、乳濁剤、真珠様光沢付与剤（pe
alescers）、防腐剤、フケ防止剤、起泡増進剤、蛋白
質、湿潤剤及びハーブまたは他の植物性抽出物）を含み
得る。
えば、界面活性剤、追加のコンディショニング剤、沈着
ポリマー、懸濁剤）及び追加の添加剤（例えば、香料、
染料、緩衝剤、増粘剤、乳濁剤、真珠様光沢付与剤（pe
alescers）、防腐剤、フケ防止剤、起泡増進剤、蛋白
質、湿潤剤及びハーブまたは他の植物性抽出物）を含み
得る。
【００５９】本発明のヘアケア組成物は、アニオン、非
イオン、両性及び双性イオン界面活性剤並びにその混合
物から選択される１種以上の界面活性剤を含み得る。
イオン、両性及び双性イオン界面活性剤並びにその混合
物から選択される１種以上の界面活性剤を含み得る。
【００６０】好適なアニオン界面活性剤としては、アル
キル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルカリールス
ルホン酸塩、アルカノイルイセチオン酸塩、アルキル琥
珀酸塩、アルキルスルホ琥珀酸塩、Ｎ-アルコイルサル
コシネート、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン
酸塩、アルキルエーテル炭酸塩及びα-オレフィンスル
ホン酸塩、特にそのナトリウム、マグネシウム、アンモ
ニウム並びにモノ-、ジ-及びトリエタノールアミン塩が
挙げられる。アルキル及びアシル基は通常、炭素原子８
〜18個を含み、不飽和であってもよい。アルキルエーテ
ル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸塩及びアルキルエー
テル炭酸塩は、１分子当たり１〜10個のエチレンオキシ
ドまたはプロピレンオキシドを含み、１分子当たり２〜
３個のエチレンオキシドを含むのが好ましい。
キル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルカリールス
ルホン酸塩、アルカノイルイセチオン酸塩、アルキル琥
珀酸塩、アルキルスルホ琥珀酸塩、Ｎ-アルコイルサル
コシネート、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン
酸塩、アルキルエーテル炭酸塩及びα-オレフィンスル
ホン酸塩、特にそのナトリウム、マグネシウム、アンモ
ニウム並びにモノ-、ジ-及びトリエタノールアミン塩が
挙げられる。アルキル及びアシル基は通常、炭素原子８
〜18個を含み、不飽和であってもよい。アルキルエーテ
ル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸塩及びアルキルエー
テル炭酸塩は、１分子当たり１〜10個のエチレンオキシ
ドまたはプロピレンオキシドを含み、１分子当たり２〜
３個のエチレンオキシドを含むのが好ましい。
【００６１】好適なアニオン界面活性剤の例としては、
オレイル琥珀酸ナトリウム、ラウリルスルホ琥珀酸アン
モニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸
トリエタノールアミン、ココイルイセチオン酸ナトリウ
ム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム及びＮ−ラウリ
ルサルコシネートナトリウムが挙げられる。最も好まし
いアニオン界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸トリエタノールアミン、モノラウリルリン酸
トリエタノールアミン、ラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム1EO、2EO及び3EO、ラウリル硫酸アンモニウム並びに
ラウリルエーテル硫酸アンモニウム1EO、2EO及び3EOが
挙げられる。
オレイル琥珀酸ナトリウム、ラウリルスルホ琥珀酸アン
モニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸
トリエタノールアミン、ココイルイセチオン酸ナトリウ
ム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム及びＮ−ラウリ
ルサルコシネートナトリウムが挙げられる。最も好まし
いアニオン界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸トリエタノールアミン、モノラウリルリン酸
トリエタノールアミン、ラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム1EO、2EO及び3EO、ラウリル硫酸アンモニウム並びに
ラウリルエーテル硫酸アンモニウム1EO、2EO及び3EOが
挙げられる。
【００６２】本発明の組成物で使用するのに好適な非イ
オン界面活性剤としては、脂肪族（Ｃ8〜Ｃ18）１級ま
たは２級の直鎖または分枝鎖アルコールまたはフェノー
ルとアルキレンオキシド、通常エチレンオキシドとの縮
合生成物を含み、通常エチレンオキシド基６〜30個を有
する。他の好適な非イオン界面活性剤としては、モノ-
またはジ-アルキルアルカノールアミドが挙げられる。
例としては、ココモノ-またはジ-エタノールアミド及び
ココモノ-イソプロパノールアミドが挙げられる。
オン界面活性剤としては、脂肪族（Ｃ8〜Ｃ18）１級ま
たは２級の直鎖または分枝鎖アルコールまたはフェノー
ルとアルキレンオキシド、通常エチレンオキシドとの縮
合生成物を含み、通常エチレンオキシド基６〜30個を有
する。他の好適な非イオン界面活性剤としては、モノ-
またはジ-アルキルアルカノールアミドが挙げられる。
例としては、ココモノ-またはジ-エタノールアミド及び
ココモノ-イソプロパノールアミドが挙げられる。
【００６３】本発明の組成物での使用に好適な両性また
は双性イオン界面活性剤としては、アルキルアミンオキ
シド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタ
イン、アルキルスルホベタイン（スルタイン）、アルキ
ルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、ア
ルキルアンホプロピオネート、アルキルアンホグリシネ
ート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、
アシルタウレート及びアシルグルタメート（但し、アル
キル及びアシル基は炭素原子８〜19個を有する）が挙げ
られる。例としては、ラウリルアミンオキシド、ココジ
メチルスルホプロピルベタインが挙げられ、好ましくは
ラウリルベタイン、ココアミドプロピルベタイン及びナ
トリウムココアンホプロピオネートが挙げられる。
は双性イオン界面活性剤としては、アルキルアミンオキ
シド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタ
イン、アルキルスルホベタイン（スルタイン）、アルキ
ルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、ア
ルキルアンホプロピオネート、アルキルアンホグリシネ
ート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、
アシルタウレート及びアシルグルタメート（但し、アル
キル及びアシル基は炭素原子８〜19個を有する）が挙げ
られる。例としては、ラウリルアミンオキシド、ココジ
メチルスルホプロピルベタインが挙げられ、好ましくは
ラウリルベタイン、ココアミドプロピルベタイン及びナ
トリウムココアンホプロピオネートが挙げられる。
【００６４】所望により本発明の組成物は、好ましくは
カチオン界面活性剤、カチオンポリマー、蛋白質水解物
及び４級化蛋白質水解物から選択される１種以上の追加
のコンディショニング剤も含み得る。
カチオン界面活性剤、カチオンポリマー、蛋白質水解物
及び４級化蛋白質水解物から選択される１種以上の追加
のコンディショニング剤も含み得る。
【００６５】カチオン界面活性剤の例としては：４級ア
ンモニウムヒドロオキシド［例えば、テトラメチルアン
モニウムヒドロオキシド、アルキルトリメチルアンモニ
ウムヒドロオキシド（但し、アルキル基は炭素原子約８
〜22個を有する；例えばオクチルトリメチルアンモニウ
ムヒドロオキシド、ドデシルトリメチルアンモニウムヒ
ドロオキシド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムヒ
ドロオキシド、セチルトリメチルアンモニウムヒドロオ
キシド、オクチルジメチルベンジルアンモニウムヒドロ
オキシド、デシルジメチル-ベンジルアンモニウムヒド
ロオキシド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウム
ヒドロオキシド、ジドデシルジメチルアンモニウムヒド
ロオキシド、ジオクタデシルジメチルアンモニウムヒド
ロオキシド、獣脂トリメチルアンモニウムヒドロオキシ
ド、ココトリメチルアンモニウムヒドロオキシド）］及
び対応するその塩（例えば、塩化物）、セチルピリジニ
ウムヒドロオキシドまたはその塩（例えば、塩化物）、
Quaternium-５、Quaternium-31、Quaternium-18並びに
その混合物が挙げられる。
ンモニウムヒドロオキシド［例えば、テトラメチルアン
モニウムヒドロオキシド、アルキルトリメチルアンモニ
ウムヒドロオキシド（但し、アルキル基は炭素原子約８
〜22個を有する；例えばオクチルトリメチルアンモニウ
ムヒドロオキシド、ドデシルトリメチルアンモニウムヒ
ドロオキシド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムヒ
ドロオキシド、セチルトリメチルアンモニウムヒドロオ
キシド、オクチルジメチルベンジルアンモニウムヒドロ
オキシド、デシルジメチル-ベンジルアンモニウムヒド
ロオキシド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウム
ヒドロオキシド、ジドデシルジメチルアンモニウムヒド
ロオキシド、ジオクタデシルジメチルアンモニウムヒド
ロオキシド、獣脂トリメチルアンモニウムヒドロオキシ
ド、ココトリメチルアンモニウムヒドロオキシド）］及
び対応するその塩（例えば、塩化物）、セチルピリジニ
ウムヒドロオキシドまたはその塩（例えば、塩化物）、
Quaternium-５、Quaternium-31、Quaternium-18並びに
その混合物が挙げられる。
【００６６】好適なカチオンポリマーとしては：グアー
ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリ（ジメ
チルジアリルアンモニウムクロリド）、ポリ（ジメチル
ブテニルアンモニウムクロリド）-α,ω-ビス（トリエ
タノールアンモニウムクロリド）、ポリ（ジプロピルジ
アリルアンモニウムクロリド）、ポリ（メチル-β-プロ
パニオジアリルアンモニウムクロリド）、ポリ（ジアリ
ルピペリジニウムクロリド）、ポリ（ビニルピリジニウ
ムクロリド）、４級化ポリ（ビニルアルコール）、４級
化ポリ（ジメチルアミノエチルメタクリレート）、ポリ
-Quaternium７、ポリ-Quaternium10、ポリ-Quaternium1
1、ポリ-Quaternium22、ポリ-Quaternium16、及びその
混合物が挙げられる。
ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリ（ジメ
チルジアリルアンモニウムクロリド）、ポリ（ジメチル
ブテニルアンモニウムクロリド）-α,ω-ビス（トリエ
タノールアンモニウムクロリド）、ポリ（ジプロピルジ
アリルアンモニウムクロリド）、ポリ（メチル-β-プロ
パニオジアリルアンモニウムクロリド）、ポリ（ジアリ
ルピペリジニウムクロリド）、ポリ（ビニルピリジニウ
ムクロリド）、４級化ポリ（ビニルアルコール）、４級
化ポリ（ジメチルアミノエチルメタクリレート）、ポリ
-Quaternium７、ポリ-Quaternium10、ポリ-Quaternium1
1、ポリ-Quaternium22、ポリ-Quaternium16、及びその
混合物が挙げられる。
【００６７】好適な蛋白質水解物としては、ラウリルジ
モニウムヒドロキシプロピルアミノ加水分解動物性蛋白
質（LAMEQUAT L：商標）及び加水分解したケラチン含有
硫黄保持アミノ酸（sulphur-bearing amino acid）（CR
OQUAT WKP：商標）が挙げられる。
モニウムヒドロキシプロピルアミノ加水分解動物性蛋白
質（LAMEQUAT L：商標）及び加水分解したケラチン含有
硫黄保持アミノ酸（sulphur-bearing amino acid）（CR
OQUAT WKP：商標）が挙げられる。
【００６８】本発明のヘアケア組成物にさらに追加し得
る成分としては、沈着ポリマー、好ましくはカチオン沈
着ポリマー（例えば、グアーガムのカチオン誘導体）が
挙げられる。
る成分としては、沈着ポリマー、好ましくはカチオン沈
着ポリマー（例えば、グアーガムのカチオン誘導体）が
挙げられる。
【００６９】好適なカチオン性グアーガム誘導体として
は、カチオン基の置換度が低く、粘度が高いCTFA名称グ
アーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド（JAGUAR
C13S）が挙げられる。他の好適な物質としては、JAGUA
R C15（置換度が中程度で粘度が低い）、JAGUAR C17
（置換度が高く、粘度が高い）及びJAGUAR C16（低レベ
ルの置換基及びカチオン４級アンモニウム基を含むヒド
ロキシプロピル化カチオングアー誘導体）が挙げられ
る。JAGUAR C162（置換度が低い、透明度が高い中程度
の粘度のグアー誘導体）も好適である。
は、カチオン基の置換度が低く、粘度が高いCTFA名称グ
アーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド（JAGUAR
C13S）が挙げられる。他の好適な物質としては、JAGUA
R C15（置換度が中程度で粘度が低い）、JAGUAR C17
（置換度が高く、粘度が高い）及びJAGUAR C16（低レベ
ルの置換基及びカチオン４級アンモニウム基を含むヒド
ロキシプロピル化カチオングアー誘導体）が挙げられ
る。JAGUAR C162（置換度が低い、透明度が高い中程度
の粘度のグアー誘導体）も好適である。
【００７０】必要により、例えば、本発明の組成物に配
合されるPFPE及び/またはシリコーンコンディショニン
グ剤の性質または形態に依存して、さらに１種以上の懸
濁剤も本発明の組成物に配合し得る。
合されるPFPE及び/またはシリコーンコンディショニン
グ剤の性質または形態に依存して、さらに１種以上の懸
濁剤も本発明の組成物に配合し得る。
【００７１】好適な懸濁剤としては、ポリアクリル酸、
アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマ
ーとのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリル
酸エステルとのコポリマー、アクリル酸とアクリル酸エ
ステルの架橋コポリマー、エチレングリコールのエステ
ルまたはポリエチレングリコールのエステル（例えば、
その脂肪酸エステル）及びヘテロ多糖ガムが挙げられ
る。
アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマ
ーとのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリル
酸エステルとのコポリマー、アクリル酸とアクリル酸エ
ステルの架橋コポリマー、エチレングリコールのエステ
ルまたはポリエチレングリコールのエステル（例えば、
その脂肪酸エステル）及びヘテロ多糖ガムが挙げられ
る。
【００７２】ポリアクリル酸は、Carbopol 420、Carbop
ol 488またはCarbopol 943（Goodrich製）が市販されて
いる。多官能基剤（polyfunctional agent）で架橋した
アクリル酸の好適なポリマーとしては、Carbopol 910、
Carbopol 934、Carbopol 940及びCarbopol 941（Goodri
ch製）が挙げられる。
ol 488またはCarbopol 943（Goodrich製）が市販されて
いる。多官能基剤（polyfunctional agent）で架橋した
アクリル酸の好適なポリマーとしては、Carbopol 910、
Carbopol 934、Carbopol 940及びCarbopol 941（Goodri
ch製）が挙げられる。
【００７３】カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エス
テルの好適なコポリマーの例としては、Carbopol 1342
（Goodrich製）が挙げられる。アクリル酸とアクリル酸
エステルの架橋ポリマーの好適な例としては、Pemulan
PR1及びPemulan PR2がある。好適なヘテロ多糖ガムとし
ては、キサンタンガム及びグアーガムがある。
テルの好適なコポリマーの例としては、Carbopol 1342
（Goodrich製）が挙げられる。アクリル酸とアクリル酸
エステルの架橋ポリマーの好適な例としては、Pemulan
PR1及びPemulan PR2がある。好適なヘテロ多糖ガムとし
ては、キサンタンガム及びグアーガムがある。
【００７４】もう１種の好適な懸濁剤としては、化粧品
組成物中真珠様光沢付与剤として機能する物質が挙げら
れる。
組成物中真珠様光沢付与剤として機能する物質が挙げら
れる。
【００７５】真珠様光沢付与剤は、広範囲の真珠様光沢
付与剤から選択され得る。このような真珠様光沢付与剤
は、Ｃ16〜Ｃ22脂肪酸、脂肪酸とアルコールのＣ16〜Ｃ
22エステル及び脂肪酸含有要素（例えば、アルキレング
リコールユニット等）のＣ16〜Ｃ22エステルから選択さ
れ得る。好適なアルキレングリコールユニットとして
は、エチレングリコール及びプロピレングリコールが挙
げられるが、高級アルキレン鎖長グリコールも使用し得
る。好適な高級アルキレン鎖長グリコールとしては、ポ
リエチレングリコール及びポリプロピレングリコール等
が挙げられる。真珠様光沢付与剤は、広範囲の真珠様光
沢付与剤（例えば、１〜７個のエチレンオキシドユニッ
トを有するＣ16〜Ｃ22脂肪酸のポリエチレングリコール
モノ-またはジエステル）から選択されるのが好まし
い。
付与剤から選択され得る。このような真珠様光沢付与剤
は、Ｃ16〜Ｃ22脂肪酸、脂肪酸とアルコールのＣ16〜Ｃ
22エステル及び脂肪酸含有要素（例えば、アルキレング
リコールユニット等）のＣ16〜Ｃ22エステルから選択さ
れ得る。好適なアルキレングリコールユニットとして
は、エチレングリコール及びプロピレングリコールが挙
げられるが、高級アルキレン鎖長グリコールも使用し得
る。好適な高級アルキレン鎖長グリコールとしては、ポ
リエチレングリコール及びポリプロピレングリコール等
が挙げられる。真珠様光沢付与剤は、広範囲の真珠様光
沢付与剤（例えば、１〜７個のエチレンオキシドユニッ
トを有するＣ16〜Ｃ22脂肪酸のポリエチレングリコール
モノ-またはジエステル）から選択されるのが好まし
い。
【００７６】好適なＣ16〜Ｃ22長鎖アシル酸としては、
ステアリン酸及びベヘン酸などの脂肪酸が挙げられる。
ステアリン酸及びベヘン酸などの脂肪酸が挙げられる。
【００７７】あるいは、真珠様光沢付与剤は、長鎖アシ
ル誘導体物質またはこのような物質の混合物であっても
よい。炭素原子約16〜22個を有する脂肪酸のエチレング
リコールエステルも好適である。
ル誘導体物質またはこのような物質の混合物であっても
よい。炭素原子約16〜22個を有する脂肪酸のエチレング
リコールエステルも好適である。
【００７８】真珠様光沢付与剤は、ポリエチレングリコ
ールモノ-またはジエステル（例えば、ステアレート、
オレエートまたはミリステート基から選択されたものな
ど）であってもよい。ポリエチレングリコールステアレ
ートは、モノステアレートまたジステアレートであるの
が好ましい。
ールモノ-またはジエステル（例えば、ステアレート、
オレエートまたはミリステート基から選択されたものな
ど）であってもよい。ポリエチレングリコールステアレ
ートは、モノステアレートまたジステアレートであるの
が好ましい。
【００７９】好ましいエステルとしては、ポリエチレン
グリコールジステアレート及びエチレングリコールジス
テアレートが挙げられる。市販のポリエチレングリコー
ルジステアレートの例としては、Euperlan PK 900（Hen
kel製）またはGenapol TS（Hoechst製）がある。エチレ
ングリコールジステアレートの例としては、EuperlanPK
810（Henkel製）がある。
グリコールジステアレート及びエチレングリコールジス
テアレートが挙げられる。市販のポリエチレングリコー
ルジステアレートの例としては、Euperlan PK 900（Hen
kel製）またはGenapol TS（Hoechst製）がある。エチレ
ングリコールジステアレートの例としては、EuperlanPK
810（Henkel製）がある。
【００８０】真珠様光沢付与剤の結晶は、薄い平板状で
あり、この結晶を本発明のヘアケア組成物に分散させる
際、これらは、所謂「干渉沈降」によりシリコーン及び
/またはPFPEの分散した粒子または液滴を懸濁させやす
くできる。これは、このような真珠様光沢付与剤に関し
て知見される真珠様光沢付与効果に寄与する。
あり、この結晶を本発明のヘアケア組成物に分散させる
際、これらは、所謂「干渉沈降」によりシリコーン及び
/またはPFPEの分散した粒子または液滴を懸濁させやす
くできる。これは、このような真珠様光沢付与剤に関し
て知見される真珠様光沢付与効果に寄与する。
【００８１】モノマーのエチレングリコールモノ-及び
ジエステルは、粒子を懸濁するのに使用されてきた（例
えば、欧州特許第181,773号及び同第34846号：Procter
＆ Gamble）。このような組成物を作成するためには、
真珠様光沢付与剤（Ａ）と界面活性剤（Ｂ）の混合物を
（Ｂ）中の（Ａ）の融解/溶解点まで加熱し、次いで得
られたエマルションをゆっくり冷却する必要があり、こ
れにより真珠様光沢付与剤の平板が形成する。
ジエステルは、粒子を懸濁するのに使用されてきた（例
えば、欧州特許第181,773号及び同第34846号：Procter
＆ Gamble）。このような組成物を作成するためには、
真珠様光沢付与剤（Ａ）と界面活性剤（Ｂ）の混合物を
（Ｂ）中の（Ａ）の融解/溶解点まで加熱し、次いで得
られたエマルションをゆっくり冷却する必要があり、こ
れにより真珠様光沢付与剤の平板が形成する。
【００８２】あるいは、真珠様光沢付与剤は、長鎖アシ
ル誘導体物質またはこのような物質の混合物であっても
よい。このような物質は、欧州特許第285388号（Procte
r ＆Gamble）に記載されており、炭素原子約16〜約22個
を有する脂肪酸のエチレングリコールエステルが挙げら
れる。
ル誘導体物質またはこのような物質の混合物であっても
よい。このような物質は、欧州特許第285388号（Procte
r ＆Gamble）に記載されており、炭素原子約16〜約22個
を有する脂肪酸のエチレングリコールエステルが挙げら
れる。
【００８３】炭素原子約16〜約22個を有する脂肪酸のエ
チレングリコールエステルが挙げられる。エチレングリ
コールステアレートのモノ及びジステアレートの両方が
好ましく、モノステアレート約７%未満を含むジステア
レートが特に好ましい。他の真珠様光沢付与剤として
は、炭素原子約16〜約22個、好ましくは炭素原子約16〜
約18個を有する脂肪酸のアルカノールアミドが挙げられ
る。好ましいアルカノールアミドとしては、ステアリン
酸モノエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールア
ミド、ステアリン酸モノイソプロパノールアミド及びス
テアリン酸モノエタノールアミドステアレートが挙げら
れる。他の長鎖アシル誘導体としては、長鎖脂肪酸の長
鎖エステル（例えば、ステアリン酸ステアリル、パルミ
チン酸セチルなど）、グリセリルエステル（例えば、ジ
ステアリン酸グリセリル）及び長鎖アルカノールアミド
の長鎖エステル（例えば、ステアラミドDEA誘導体、ス
テアラミドMEAステアレート）が挙げられる。
チレングリコールエステルが挙げられる。エチレングリ
コールステアレートのモノ及びジステアレートの両方が
好ましく、モノステアレート約７%未満を含むジステア
レートが特に好ましい。他の真珠様光沢付与剤として
は、炭素原子約16〜約22個、好ましくは炭素原子約16〜
約18個を有する脂肪酸のアルカノールアミドが挙げられ
る。好ましいアルカノールアミドとしては、ステアリン
酸モノエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールア
ミド、ステアリン酸モノイソプロパノールアミド及びス
テアリン酸モノエタノールアミドステアレートが挙げら
れる。他の長鎖アシル誘導体としては、長鎖脂肪酸の長
鎖エステル（例えば、ステアリン酸ステアリル、パルミ
チン酸セチルなど）、グリセリルエステル（例えば、ジ
ステアリン酸グリセリル）及び長鎖アルカノールアミド
の長鎖エステル（例えば、ステアラミドDEA誘導体、ス
テアラミドMEAステアレート）が挙げられる。
【００８４】さらに好適な真珠様光沢付与剤としては、
アルキル（Ｃ18〜Ｃ22）ジメチルアミンオキシド（例え
ば、ステアリルジメチルアミンオキシド）が挙げられ
る。組成物がアミンオキシドまたは長鎖アシル誘導体を
界面活性剤として含む場合、懸濁機能も与えられるの
で、これらの物質のレベルが少なくとも所定の最小レベ
ルであれば、追加の懸濁剤は必要ない。
アルキル（Ｃ18〜Ｃ22）ジメチルアミンオキシド（例え
ば、ステアリルジメチルアミンオキシド）が挙げられ
る。組成物がアミンオキシドまたは長鎖アシル誘導体を
界面活性剤として含む場合、懸濁機能も与えられるの
で、これらの物質のレベルが少なくとも所定の最小レベ
ルであれば、追加の懸濁剤は必要ない。
【００８５】使用時には、懸濁剤は、本発明の組成物
に、全組成物の約0.01〜５重量%、より好ましくは0.1〜
３重量%で配合する。
に、全組成物の約0.01〜５重量%、より好ましくは0.1〜
３重量%で配合する。
【００８６】本発明のヘアケア組成物は、水20〜99.5重
量%、より好ましくは60〜98重量%、最も好ましくは75〜
95%を含む。
量%、より好ましくは60〜98重量%、最も好ましくは75〜
95%を含む。
【００８７】本発明を以下の非-限定的な実施例により
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００８８】
【実施例】以下のコンディショニングシャンプー組成物
を、記載の量の表示成分を単に混合して製造した。他に
記載しない限り、総ての重量は重量%である。
を、記載の量の表示成分を単に混合して製造した。他に
記載しない限り、総ての重量は重量%である。
【００８９】
【表１】
【００９０】以下のヘアコンディショナー組成物を、記
載の量の表示成分を単に混合して製造した。
載の量の表示成分を単に混合して製造した。
【００９１】
【表２】
【００９２】比較例 対照配合物及び種々の試験配合物を、以下の組成物を用
いて実施例１〜４の方法に従って製造した。
いて実施例１〜４の方法に従って製造した。
【００９３】
【表３】
【００９４】そのプロトコルが当業界で周知の対の比較
試験を、以下の毛髪の属性（柔らかさ、乾燥時の梳かし
易さ及び輝き）について上記対照及び４つの試験配合物
で実施した。
試験を、以下の毛髪の属性（柔らかさ、乾燥時の梳かし
易さ及び輝き）について上記対照及び４つの試験配合物
で実施した。
【００９５】結果は以下の通りである。
【００９６】
【表４】
【００９７】これらは、PFPE及びシリコーンの両方を低
レベルで使用することにより、毛髪の触感的並びに視覚
的な効能を良好に高める驚くべき結果を示している。
レベルで使用することにより、毛髪の触感的並びに視覚
的な効能を良好に高める驚くべき結果を示している。
Claims (12)
- 【請求項１】 （ａ）組成物の0.00001〜0.01重量%のペ
ルフルオロポリエーテル物質及び（ｂ）組成物の0.0001
〜0.4重量%のシリコーンコンディショニング剤を含むヘ
アケア組成物。 - 【請求項２】 ペルフルオロポリエーテル物質が、以下
の式： Ｆ-（ＣyＦ2yＯ）n-ＣzＦ(2z+1) （式中、ｚは１〜６の整数であり、各モノマーに関して
ｙは独立して１〜６の整数から選択され、ｎはポリマー
主鎖中のモノマーの総数であり、少なくとも１である）
のホモまたはコポリマーである請求項１に記載のヘアケ
ア組成物。 - 【請求項３】 ポリマーの分子量が100〜100,000である
ようにｎが選択される請求項２に記載のヘアケア組成
物。 - 【請求項４】 ペルフルオロポリエーテル物質が式： 【化１】 （式中、ｍに対するｎの比の値は20〜40であり、主鎖モ
ノマーはPFPE鎖全体を通してランダムに分配される）を
有する請求項２または３に記載のヘアケア組成物。 - 【請求項５】 PFPE物質が組成物の0.0001〜0.008重量%
で配合される請求項１〜４のいずれか１項に記載のヘア
ケア組成物。 - 【請求項６】 シリコーンが、ポリアルキルシロキサ
ン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシ
ロキサンまたはその混合物；シリコーンガム；シリコー
ン樹脂；アミノ官能性シリコーン；及び４級シリコーン
から選択される非-揮発性シリコーンである請求項１〜
５のいずれか１項に記載のヘアケア組成物。 - 【請求項７】 シリコーンコンディショニング剤が、環
式及び直鎖ポリジオルガノシロキサンから選択される揮
発性シリコーンである請求項１〜５のいずれか１項に記
載のヘアケア組成物。 - 【請求項８】 シリコーンコンディショニング剤が揮発
性溶媒中に溶解した非常に粘稠なシリコーンである請求
項１〜５のいずれか１項に記載のヘアケア組成物。 - 【請求項９】 シリコーンコンディショニング剤がエマ
ルション形態で組成物中に配合される請求項１〜８のい
ずれか１項に記載のヘアケア組成物。 - 【請求項１０】 シリコーンコンディショニング剤が、
組成物の0.01〜0.3重量%で配合される請求項１〜９のい
ずれか１項に記載のヘアケア組成物。 - 【請求項１１】 アニオン、非イオン、両性及び双性イ
オン界面活性剤並びにその混合物から選択される界面活
性剤；追加のコンディショニング剤；カチオンポリマ
ー；沈着ポリマー；懸濁剤及び水の１種以上をさらに含
む請求項１〜１０のいずれか１項に記載のヘアケア組成
物。 - 【請求項１２】 請求項１〜１１のいずれか１項に記載
のヘアケア組成物を毛髪に適用することを含む、毛髪を
コンディショニングする方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB929204509A GB9204509D0 (en) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | Hair care composition |
| GB9204509.5 | 1992-03-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069345A true JPH069345A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=10711362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5041237A Pending JPH069345A (ja) | 1992-03-02 | 1993-03-02 | ヘアケア組成物 |
Country Status (15)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5439673A (ja) |
| EP (1) | EP0560516B1 (ja) |
| JP (1) | JPH069345A (ja) |
| KR (1) | KR970001644B1 (ja) |
| AT (1) | ATE141783T1 (ja) |
| AU (1) | AU670426B2 (ja) |
| BR (1) | BR9300707A (ja) |
| CA (1) | CA2090532A1 (ja) |
| DE (1) | DE69304230T2 (ja) |
| ES (1) | ES2090857T3 (ja) |
| GB (1) | GB9204509D0 (ja) |
| IN (1) | IN177140B (ja) |
| PH (1) | PH30452A (ja) |
| TW (1) | TW280773B (ja) |
| ZA (1) | ZA931479B (ja) |
Cited By (2)
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| JP2012056881A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Saiensurin:Kk | 毛髪処理剤組成物 |
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| CN1086939C (zh) * | 1995-10-16 | 2002-07-03 | 普罗克特和甘保尔公司 | 含有聚亚烷基二醇的调理香波 |
| FI955777A (fi) * | 1995-12-01 | 1997-06-02 | Carefibres Oy | Menetelmä ja tuotteisto hiusten käsittelyn suorittamiseksi |
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