JPH069277B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH069277B2
JPH069277B2 JP580988A JP580988A JPH069277B2 JP H069277 B2 JPH069277 B2 JP H069277B2 JP 580988 A JP580988 A JP 580988A JP 580988 A JP580988 A JP 580988A JP H069277 B2 JPH069277 B2 JP H069277B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光通信分野,高情報処理分野に必要な部品で、
同一基板上に発光部,受光部および光導波路等を集積し
た光集積回路や多波長レーザアレイに代表される半導体
装置およびその作製に必要な製造方法に関する。
従来の技術 光通信分野において、発光素子,受光素子および光制御
素子は必要不可欠な部品である。これらの素子を同一基
板上に集積化した光集積回路は光中継器や光スイッチ等
の基本構成となり、性能,信頼性向上の立場から非常に
有利である。また近年盛んに行なわれている光多重通信
では発振波長の異なる光源(半導体レーザ)が必要で同
一基板上に集積化した多波長レーザアレイは重要となっ
てくる。さらに光情報処理の分野においても光ディスク
やコンパクトディスク等の光ピックアップにはこのよう
な構成の光集積回路の出現が待ち望まれている。
これらの集積化素子は用途により構造の差はあるが、基
本的に第8図に示す断面構造になっている。ここではIn
P/InGaAsP系材料を用いた場合を示してある。1はn−I
nP基板、2は光導波領域、3は発光領域、4は受光領域
を示す。5〜7はそれぞれInGaAsP層で5は光導波層、
6は活性層、7は受光層である。また8はP−InP層で
各領域(2〜4)は分離溝9で電気的に分離されてい
る。光導波層5,活性層6,受光層7は同一光軸上に形
成され、かつ各層を構成するInGaAsP混晶のバンドギャ
ップは光導波層のバンドギャップは活性層のバンドギャ
ップより大きく、受光層のバンドギャップは活性層のバ
ンドギャップより小さくなければならない。このような
構成により発光部2より出射した光波21,22は受光
層7,光導波層5に高い結合効率で入射され、光パワー
のモニターおよび光波の変調,スイッチ等の制御等複数
の機能を有する光集積回路を得ることができる。各領域
を単体素子でハイブリッドで構成した場合に比べ、複雑
な光学的アライメントを必要とせず、性能,信頼性の向
上を得ることが可能で、また素子の大幅な小型化を図る
ことができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら第8図に示すような同一平面上に異なるバ
ンドギャップのエピタキシャル層(5〜7)を得るに
は、一般に各層は組成の異なるInGaAsP層でなければな
らないので複数のエピタキシャル成長が必要となる。例
えばこの場合はまず発光部3を除いて絶縁膜でマスクし
た状態でまず1回目の多層エピタキシャル成長を行な
い、次に受光部4を除いてマスクして2回目の成長、さ
らに光制御部を除いてマスクして3回目の成長というよ
うに、計3回のエピタキシャル成長が必要であるばかり
でなく、これに付随した絶縁膜の堆積やフォトリソグラ
フィ等の工程が複数回加わり非常に複雑な製造プロセス
を必要となる。さらにマスクされた基板上にエピタキシ
ャル成長を行なう場合、境界域での異常成長が問題とな
り各領域2〜4間での光波の結合効率を高めることがで
きず、一体化によるメリットを損なうことになる。
一方、近年光通信分野において、光多重通信が盛んに研
究開発されている。従って、発振波長の異なる半導体レ
ーザの要求がおき、さらに同一基板上に集積化した多波
長レーザアレイの研究開発も盛んになっている。従来よ
り開発されてきた波長多重の半導体レーザは第9図のハ
イブリッド型と、第10図のモノリシック型に大別され
る。第9図の構成はヒートシンク40上にこの場合は3
つの異なる発振波長を持つ半導体レーザ32,33,3
4をマウントした波長多重レーザである。この素子の欠
点として、各素子それぞれ出射方向を揃える必要があり
組立実装にかなりの負担がかかる。また、各素子の特性
を揃える必要があるため歩留りが悪いという問題があ
る。一方、第10図のモノリシック型の波長多重レーザ
の構造は同一の基板1上に各半導体レーザ36,37,
38それぞれに禁止帯幅の異なる活性層を有している。
したがって、ハイブリッド型のものに比べ複雑な光学的
アライメントを必要とせず、性能ならびに信頼性の向上
が期待できる。しかしながら、各活性層それぞれに結晶
成長を行う必要があるため、そのプロセス工程は複雑で
ありその作製は困難を究める。
以上のように、従来の光集積回路や波長多重型半導体レ
ーザは製造工程が複雑であるばかりでなく、性能,信頼
性などの向上が得にくいと言う問題点があった。
本発明は、工程上有利な製造方法で多波長レーザあるい
は複合光集積回路を得ることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上述の課題を解決すべく、半導体基板上に幅の
異なる第1,第2のメサストライプ領域を形成し、前記
第1,第2のメサストライプ上に、エピタキシャル成長
層よりなる5000Å以下の超薄膜層を含むとともにバ
ンドギャップの異なる第1,第2の量子井戸層を形成
し、前記第1,第2のメサストライプ上に前記第1,第
2の量子井戸層を含む異なる第1,第2の半導体領域を
形成したことを特徴とする半導体装置であり、幅の異な
るメサストライプを複数の領域に形成した半導体基板上
にエピタキシャル成長法により少なくとも一層以上の厚
さ500Å以下の超薄膜層を含む量子井戸層を形成する
工程を有する半導体装置の製造方法である。
作用 上述の手段により、一回のエピタキシャル成長で、基板
上の複数の領域にバンドギャップエネルギーの相異なる
成長層を同一平面上に形成することができ非常に容易に
光集積回路を作製できるとともに、各領域間での異常成
長がなく良好な光波の結合が行なわれ高性能,高信頼性
を有する光集積回路や、各領域で発振波長の異なる波長
多重型レーザを容易に実現できるものである。
実施例 以下、本発明の実施例を従来例と同じくInGaAsP/InP系
材料を例に記載する。
まず第1図は本発明の第1の実施例として光導波路と半
導体レーザと光導波路を一体化した外部変調器型レーザ
である。これは半導体レーザで構成される発光部3と光
導波路で構成される光変調部2から成っている。ここで
n−InP基板1上には発光部3におては幅Wのメサス
トライプ11が、光変調部2においては幅Wのメサス
トライプ11′が形成されている。このようなメサスト
ライプ付基板はSiO2等のマスクのパターニング後HCl/H
3PO4系エッチャントでエッチングしたのちマスクを除去
すれば容易に形成することができる。ここでメサストラ
イプ11,11′の段差の高さHは約2μmである。こ
のInP基板1上に例えば液相エピタキシャル成長法(以
下LPE法)によりInGaAsP井戸層15bとInP障壁層15aか
ら成る多重量子井戸構造(MQW)を形成し、さらにP
−InPクラッド層(膜厚約2μm)を形成する。
第2図はLPE法による多重量子井戸層作製法の概略を
示す成長ボートの断面構造図である。第1図に示すメサ
ストライプの形成されたn−InP基板1は成長ボートの
スライダー52にはめ込む。ここで最初の状態では基板
1はAの位置にある(第2図(a))。次にスライダー2
を右方57へスライドし基板1をメルトホルダー53に収
納されたInPメルト56,56′、InGaAsPメルト55に
停止することなく接触させ(第2図(a))、InPメルト
6′の右側のB点で停止させる(第2図(c))。さらに
スライダー52を反対方向58へA点までスライドして
基板1を各メルト(56,56′,55)に接触させ
(第2図(d))、第2図(a)の状態に戻す。この動作をく
り返すことにより第1図(b),(c)に示すようにメサスト
ライプ付InP基板1上にInGaAsP井戸層15aとInP障壁
層15bから成る多重量子井戸層(MQW層)15が得
られる。ここで単一量子井戸層の場合は第2図(a)から
(c)までの一方向のスライドのみの工程だけでよい。
第1図(b),(c)はそれぞれ第1図(a)における発光部断
面A−A′,光変調部断面B−B′である。ここで1は
n−InP基板、15はInGaAsP/InPMQW層(15aInP
障壁層,15bInGaAsP井戸層)、8はP−InP層、1
1,11′はメサストライプである。
LPE法でこのようなメサ構造上にエピタキシャル成長
した場合、メサストライプ上の膜厚は通常の平坦部に成
長した場合より薄く、またストライプ11,11′の幅
に大きく依存することが判明した。
第3図にIn0.8Ga0.2As0.46P0.54井戸層の膜厚とストラ
イプ幅の関係を示す。ここで成長はスライド成長で行な
い、成長温度590℃,スライドスピード30mm/s,
基板の幅は10mm成長ボートのメルト穴の幅は7mmであ
る。またメサの段差は1μmである。第3図に示すよう
に、メサストライプ上に形成されるInGaAsP井戸層15
bの膜厚はメサストライプの幅に大きく依存する。平坦
部の膜厚(幅∞)は200Å程度であるのに対しストラ
イプ幅が狭くなるにつれ膜厚は減少し3μm以下になる
と全く成長しない。これはメサの段差部分へのメルト中
の溶質の集中によりストライプ上のメルトの実効的過飽
和度が減少するためである。このように幅3〜30μm
の範囲でストライプ幅によってエピタキシャル層の膜厚
を制御することができることになる。
一方第4図はInGaAsP井戸層膜厚とバンドギャップ波長
の関係を示す。厚さ500Å以上の通常のエピタキシャ
ル層の場合膜厚の変化によってバンドギャップ波長はほ
とんど変化しないが、500Å以下の量子井戸層を形成
した場合は量子サイズ効果によりバンドギャップ波長は
井戸層厚の減少とともに短波側にシフトする。発光部3
のストライプ幅30μm,光変調部のストライプ幅W
を6μmとした場合、第1図,第3図から理解されるよ
うに井戸層15bの膜厚は発光部3においては200Å
であるのに対し、光変調部2においては50Åである。
一方この時のMQW層15のバンドギャップ波長は前者で
1.3μmであるのに対し、後者では1.23μmと7
0nm程の差が生じる。従って発光部3から発した波長
1.3μmの光波の光変調部2における光導波層での吸
収はほとんどなく、低損失で導波することができる。ま
たこのように形成された発光部3の活性層6と光変調部
2の光導波層5は同一エピタキシャル層で同一光軸上に
あるので光波の結合効率は80%以上の高い値を得るこ
とができ、軸ずれの不安定性の心配は全くない。
また発光部3には回折格子を形成して分布帰還型レーザ
構成することによりへき開面のいらない高品質のレーザ
光を得ることができる。さらに両領域間のp−InP層8
を分解エッチングすることによって光変調部2に独立に
電界印加もしくは電流注入を行なうことができ、電気光
学効果やキャリヤ注入効果および量子シュタルク効果に
よる吸収係数や屈折率変化を利用した光変調等の光制御
を行なうことができる。
このように本発明による光集積回路およびその製造法で
は非常に容易な方法で高性能,高機能の高集積回路を得
ることができる。
尚、第1の実施例においては、幅の異なる2つのメサス
トライプ領域によるInGaAsP/InP系外部変調器構造に示
したが、同一基板上に受光領域を含む場合も同様であ
る。この場合は受光領域として第3のストライプ幅を有
するメサ領域を形成し、メサストライプの幅を発光領域
もしくは光導波領域より大きくすることにより、この領
域においてバンドギャップを他の領域より小さくするこ
とができ、発光領域および光導波領域からの光を効率良
く受光することができる。またメサストライプをInP基
板上でなく、既に成長されたエピタキシャル層上に形成
する場合も全く同一である。また2本の溝(ダブルチャ
ンネル)を形成してメサストライプ領域を形成すること
ができる。
次に、本発明の第2の実施例としての多波長レーザに関
して同じくInGaAsP/InP系の半導体材料を用いて説明す
る。
第5図は本発明の第2の実施例として3波多重半導体レ
ーザを示す。10はn型InP基板、11,12,13は
それぞれストライプ幅6μm,15μm,30μmのメ
サストライプである。14はn型InP層、15は活性層
である多重量子井戸層、16はp型InP層、17はp型I
nGaAsPコンタクト層である。メサストライプ11,1
2,13の高さは約2μmである。この半導体レーザの
作製は、まずn型InP基板上にSiO2などのマスクのパタ
ーン後、HCl/H3PO4系エッチャントでエッチングの後マ
スクを除去し、メサを形成する。メサとしてはダブルチ
ャンネルを形成することによっても得ることができる。
このメサを有するInP基板上に例えば液相成長法により
n型InP層14を厚み0.5μm成長後、1.3μm帯I
nGaAsP量子井戸層と1.05μm帯InGaAsP障壁層から
なる多重量子井戸層を成長し、その後、連続して順次p
型InP層16およびp型InGaAsPコンタクト層を成長す
る。液相成長法でこのようなメサ構造上にエピタキシャ
ル成長した場合、メサストライプ上の膜厚は通常の平坦
部に比べ薄くなり、また、各ストライプ11,12,1
3の幅に大きく依存し、前述した第3図に示すように
1.3μm帯InGaAsP井戸層の膜厚とストライプ幅の関
係を示す。ここで第1の実施例と同じく成長は基板をス
ライドさせながら成長するスライド成長法で行い、成長
温度590℃,スライド速度30mm/sec,基板の幅は1
0mm,成長ボートのメルト穴の長さは7mmである。ま
た、メサの高さは2μmである。ここで、メサ部11と
13の発光波長を比較すると、第3図によりメサ部11
の井戸層の膜厚が200Åであるのに対し、メサ部13
のそれは50Åとなり第4図より波長差は約70nmと
大きな差が得られる。500Å以上の通常のエピタキシ
ャル層では膜厚に対して禁止帯波長の変化は小さいが、
500Å以下の量子井戸層を形成することにより大きい
変化が得られるものである。以上のような第5図のエピ
構成で第6図のような半導体レーザを作製する。18は
n型電極、19はp型電極、20は各素子間の電気的分
離溝である。このような素子構成にすることにより波長
1.3μmを中心とする3波多重の半導体レーザが得ら
れる。さらに第2のエピタキシャル成長によって埋め込
み構造を採用すればよりレーザの特性を向上できる。
尚、この第2の実施例においてInGaAsP/InP系の材料に
ついて説明したが、AlGaAs/GaAs系などの化合物半導体
材料においても有効であることは言うまでもない。ま
た、エピタキシャル成長に関して液相成長法で説明した
が、有機金属気相成長法や分子線エピ成長法についても
成長条件の最適化をはかることによって原理的に可能で
あることは言うまでもない。
一方第7図(a)メサストライプ上に形成されたMQW層
の断面SEM写真(倍率3500倍)である。同(b),
(c)はそれぞれ平坦部40と幅5μmのメサストライプ
11上におけるX,Y部のMQW層15の拡大写真(倍率
17000倍)である。この図からMQW層15におけ
る井戸層厚は前者で〜400Åであるのに対し後者で〜
100Åであり、大きく膜厚が異なり、両者間でバンド
キャップエネルギーが大きく異なることが認められる。
発明の効果 以上、本発明による半導体素子およびその製造方法は、
幅の相異なるメサストライプが形成された複数の領域を
有する半導体基板上に、エピタキシャル成長により少な
くとも一層以上の500Å以下の超薄膜層を含むエピタ
キシャル相を形成することを特徴とするものであり、一
回のエピタキシャル成長で、基板上の複数の領域にバン
ドギャップエネルギーの相異なる成長層を得ることがで
きるものである。また各領域を受光,発光,光導波領域
とすることにより、各領域間での良好な光波の結合が行
われる高性能,高信頼性を有する光集積回路や、各領域
を半導体レーザとすることにより、発振効果が大きく異
なる多波長レーザを得ることができ、その有用性は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例による光集積回路の
平面図、第1図(b),(c)は同(a)のA−A′,B−B′
線断面図、第2図(a)〜(d)は本発明による量子井戸構造
の作製方法の概略工程断面図、第3図は実施例における
メサストライプ幅(W)とInGaAsP井戸層厚の関係を示す
図、第4図は同じく井戸層厚とバンドギャップ波長の関
係図、第5図は本発明の第2の実施例の3波多重半導体
レーザのエピ構造断面図、第6図は同3波多重レーザの
断面図、第7図(a),(b),(c)はメサストライプ上のM
QW結晶層の電気顕微鏡による断面SEM写真、第8図
は従来における代表的な光集積回路の構造断面図、第9
図は従来のハイブリッド型の波長多重半導体レーザの構
造断面図、第10図は従来のモノリシック型波長多重型
半導体レーザの構造断面図である。 1……InP基板、2……光変調部、3……発光部、5…
…光導波層、6……活性層、11〜13……メサストラ
イプ、15……MQW層、16……p−InP層、20…
…分離溝。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に幅の異なる第1,第2のメ
    サストライプ領域を形成し、前記第1,第2のメサスト
    ライプ領域上に、エピタキシャル成長層よりなる500
    Å以下の超薄膜層を含むとともにバンドギャップの異な
    る第1,第2の量子井戸層を形成し、前記第1,第2の
    メサストライプ上に前記第1,第2の量子井戸層を含む
    異なる第1,第2の半導体領域を形成したことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】第1,第2の領域が、発光領域,受光領
    域,光導波領域もしくはそのいずれか2つであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】量子井戸層が活性層であり、第1,第2の
    領域が発光波長の異なる発光領域であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】幅の相異なる第1,第2のメサストライプ
    が形成された半導体基板上に、エピタキシャル成長法に
    より少なくとも一層以上の厚さ500Å以下の超薄膜層
    を含む量子井戸層を形成するとともに、前記第1および
    第2のメサストライプ上に前記量子井戸層より成りバン
    ドギャップエネルギーが相異なる第1,第2の領域をそ
    れぞれ形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】エピタキシャル成長法が液相法であること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】メサストライプの幅が3μm以上であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の半導体装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】半導体基板がInPで超薄膜層がInGaAsPであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の半導体
    装置の製造方法。
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