JPH0690444A - 人物像伝送方式 - Google Patents
人物像伝送方式Info
- Publication number
- JPH0690444A JPH0690444A JP4238439A JP23843992A JPH0690444A JP H0690444 A JPH0690444 A JP H0690444A JP 4238439 A JP4238439 A JP 4238439A JP 23843992 A JP23843992 A JP 23843992A JP H0690444 A JPH0690444 A JP H0690444A
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- JP
- Japan
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- image
- picture
- portrait
- person
- cif
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮像した画面の中から常時人物像を抽出でき
るようにし、その表示画像の解像度を向上させると共に
人物像とその人物像を含む広い範囲の画像とを合成した
画面を表示可能とする。 【構成】 人物像識別部20ではテレビカメラ1で撮像
したNTSC方式の全領域画面(600画素×480ラ
イン)から人物像の位置を識別し、その位置情報を基に
人物像領域抽出部10で画面内より人物像を含むCIF
(共通中間フォーマット)の大きさの画像(360画素
×288行)を抽出する。この人物像は人物像符号化部
11−伝送路5−人物像復号部12を経て画面合成部1
3に入力される。カメラからの全領域画像はNTSC/
CIF変換部3でCIFの大きさに縮小され、符号化部
4−伝送路5−復号部6を経てCIF/NTSC変換部
7でNTSCの画像に拡大されて画面合成部13に入力
され、人物像と全領域画像とが合成されて、ディスプレ
イ9に表示される。合成された人物像の解像度は全領域
画像に比べて良いため、相手の表情変化等が良く分か
る。
るようにし、その表示画像の解像度を向上させると共に
人物像とその人物像を含む広い範囲の画像とを合成した
画面を表示可能とする。 【構成】 人物像識別部20ではテレビカメラ1で撮像
したNTSC方式の全領域画面(600画素×480ラ
イン)から人物像の位置を識別し、その位置情報を基に
人物像領域抽出部10で画面内より人物像を含むCIF
(共通中間フォーマット)の大きさの画像(360画素
×288行)を抽出する。この人物像は人物像符号化部
11−伝送路5−人物像復号部12を経て画面合成部1
3に入力される。カメラからの全領域画像はNTSC/
CIF変換部3でCIFの大きさに縮小され、符号化部
4−伝送路5−復号部6を経てCIF/NTSC変換部
7でNTSCの画像に拡大されて画面合成部13に入力
され、人物像と全領域画像とが合成されて、ディスプレ
イ9に表示される。合成された人物像の解像度は全領域
画像に比べて良いため、相手の表情変化等が良く分か
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば低ビットレート
の伝送路で人物像を伝送するテレビ電話装置に用いら
れ、撮像画面より人物像領域を抽出し解像度の良い人物
像画面を伝送する人物像伝送方式に関するものである。
の伝送路で人物像を伝送するテレビ電話装置に用いら
れ、撮像画面より人物像領域を抽出し解像度の良い人物
像画面を伝送する人物像伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】低ビットレートの伝送路を用いて遠隔地
間に離れた人同士で対面通話を実現するテレビ電話装置
では、伝送情報量を減らすために1画面当たりの画素数
を少なくした後に符号化を行う。近年CCTTTにおい
て勧告されたビデオコーデックの規格H.261では、
テレビジョン標準方式の異なる国際間の相互通信を行う
ために、共通の中間フォーマット(CIF:Common Int
ermediate Format)を定め、各国では自国のテレビジョ
ン信号をCIFに変換して符号化装置に送出することと
している。標準化CIF画像は、1ラインの画素数は3
60画素、1フレームのライン数は288と規定されて
いる。通常のNTSC信号をディジタル化する場合には
サンプリング周波数によっても異なるが、フレーム当た
りの画素数は600×480程度である。従ってNTS
C信号からCIF画像を作成するためには、水平、垂直
方向に画素およびライン数を約1/2に間引く縮小フィ
ルタリング処理を行っている。
間に離れた人同士で対面通話を実現するテレビ電話装置
では、伝送情報量を減らすために1画面当たりの画素数
を少なくした後に符号化を行う。近年CCTTTにおい
て勧告されたビデオコーデックの規格H.261では、
テレビジョン標準方式の異なる国際間の相互通信を行う
ために、共通の中間フォーマット(CIF:Common Int
ermediate Format)を定め、各国では自国のテレビジョ
ン信号をCIFに変換して符号化装置に送出することと
している。標準化CIF画像は、1ラインの画素数は3
60画素、1フレームのライン数は288と規定されて
いる。通常のNTSC信号をディジタル化する場合には
サンプリング周波数によっても異なるが、フレーム当た
りの画素数は600×480程度である。従ってNTS
C信号からCIF画像を作成するためには、水平、垂直
方向に画素およびライン数を約1/2に間引く縮小フィ
ルタリング処理を行っている。
【0003】図5はテレビカメラからのNTSC画像を
CIFに変換して符号化した後、伝送する従来の構成を
示す図である。テレビカメラ1はテレビ電話/会議に参
加する人物を撮像する。A/D部2では、テレビカメラ
1からのアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換
する。通常のNTSC信号をディジタル化する場合には
サンプリング周波数によっても異なるが、11Mz 程度
でサンプリングした場合にはフレーム当たりの画素数は
600画素×480ライン程度である。NTSC/CI
F変換部3では縮小フィルタリング処理により、解像度
360×288のCIF画像を出力する。符号化部4は
NTSC/CIF変換部3からの出力画像を符号化して
伝送路5に送出する。復号部6で復号された画像はCI
F/NTSC変換部7で画像サイズ600×480の画
像に拡大処理される。D/A部8では、CIF/NTS
C変換部7からのディジタル映像信号をアナログ映像信
号に変換し、ディスプレイ9に表示する。
CIFに変換して符号化した後、伝送する従来の構成を
示す図である。テレビカメラ1はテレビ電話/会議に参
加する人物を撮像する。A/D部2では、テレビカメラ
1からのアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換
する。通常のNTSC信号をディジタル化する場合には
サンプリング周波数によっても異なるが、11Mz 程度
でサンプリングした場合にはフレーム当たりの画素数は
600画素×480ライン程度である。NTSC/CI
F変換部3では縮小フィルタリング処理により、解像度
360×288のCIF画像を出力する。符号化部4は
NTSC/CIF変換部3からの出力画像を符号化して
伝送路5に送出する。復号部6で復号された画像はCI
F/NTSC変換部7で画像サイズ600×480の画
像に拡大処理される。D/A部8では、CIF/NTS
C変換部7からのディジタル映像信号をアナログ映像信
号に変換し、ディスプレイ9に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたようにNT
SC信号からCIF画像を作成するためには、水平、垂
直方向に画素およびライン数を約1/2に間引く縮小フ
ィルタリング処理を行っているため、テレビカメラによ
り人物像を含む広い範囲を撮像した場合には、人物の顔
面部分の解像度が不足し相手の表情が明確に見えにくく
なり、通話時の臨場感が低下するという問題点がある。
SC信号からCIF画像を作成するためには、水平、垂
直方向に画素およびライン数を約1/2に間引く縮小フ
ィルタリング処理を行っているため、テレビカメラによ
り人物像を含む広い範囲を撮像した場合には、人物の顔
面部分の解像度が不足し相手の表情が明確に見えにくく
なり、通話時の臨場感が低下するという問題点がある。
【0005】また人物の顔面部分を画面いっぱいに大き
く撮像する場合には、人物が動いた時に画面の視角から
顔面部分がはずれてしまう問題点や、顔面部分以外の周
囲の状況がつかみにくいといった問題点がある。この発
明の目的は、これら従来の問題を解決して、常に人物像
を抽出できるようにし、その表示画像の解像度を向上さ
せると共に、人物像とその人物像を含む広い範囲の画像
とを合成した画面を表示可能にすることである。
く撮像する場合には、人物が動いた時に画面の視角から
顔面部分がはずれてしまう問題点や、顔面部分以外の周
囲の状況がつかみにくいといった問題点がある。この発
明の目的は、これら従来の問題を解決して、常に人物像
を抽出できるようにし、その表示画像の解像度を向上さ
せると共に、人物像とその人物像を含む広い範囲の画像
とを合成した画面を表示可能にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の人物像伝送方
式は、撮像装置から出力されるn1×n2(n1,n2
は自然数)の画素画面より人物像の位置を識別する人物
像識別手段と、該人物像識別手段により識別された人物
像を含むm1×m2(m1,m2は自然数、m1はn1
より小さい値、m2はn2より小さい値)の領域のみを
前記撮像装置から出力される画像から抽出する人物像領
域抽出手段と、前記撮像装置から出力される画像をm1
×m2に変換する画像縮小変換手段と、該画像縮小変換
手段から出力される画像と前記人物像領域抽出手段から
出力される画像を各々符号化および復号する手段と、該
復号された画像縮小変換手段から出力される画像をn1
×n2に変換する画像拡大変換手段と、該画像拡大変換
手段からの出力画像と前記復号された人物像領域抽出手
段から出力される画像を合成する画像合成手段とを有す
る。
式は、撮像装置から出力されるn1×n2(n1,n2
は自然数)の画素画面より人物像の位置を識別する人物
像識別手段と、該人物像識別手段により識別された人物
像を含むm1×m2(m1,m2は自然数、m1はn1
より小さい値、m2はn2より小さい値)の領域のみを
前記撮像装置から出力される画像から抽出する人物像領
域抽出手段と、前記撮像装置から出力される画像をm1
×m2に変換する画像縮小変換手段と、該画像縮小変換
手段から出力される画像と前記人物像領域抽出手段から
出力される画像を各々符号化および復号する手段と、該
復号された画像縮小変換手段から出力される画像をn1
×n2に変換する画像拡大変換手段と、該画像拡大変換
手段からの出力画像と前記復号された人物像領域抽出手
段から出力される画像を合成する画像合成手段とを有す
る。
【0007】本発明は、撮像した画面の中から人物像を
検出し、その中心座標に基づいて撮像画面内より人物像
を含むCIFの画像を抽出し、該CIF画像を符号化し
て伝送することを最も主要な特徴とする。従来のNTS
C/CIF変換画像をそのまま伝送する方式に比べ、人
物像の解像度が高い画像を伝送できる。
検出し、その中心座標に基づいて撮像画面内より人物像
を含むCIFの画像を抽出し、該CIF画像を符号化し
て伝送することを最も主要な特徴とする。従来のNTS
C/CIF変換画像をそのまま伝送する方式に比べ、人
物像の解像度が高い画像を伝送できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すブロック
図であり、図5と対応する部分には同じ符号を付してあ
る。図2は図1における要部の画像の一例を示すもので
あり、A〜Eはそれぞれ図1に示した同記号の点におけ
る画面の様子を示している。図1および図2を参照して
本方式の動作を説明する。テレビカメラ1はテレビ電話
/会議に参加する人物を撮像する。A/D部2では、テ
レビカメラ1からのアナログ映像信号をディジタル映像
信号に変換する。既に述べたように通常のNTSC信号
をディジタル化する場合には、サンプリング周波数によ
っても異なるが、11Mz 程度でサンプリングした場合
にはフレーム当たりの画素数は600画素×480ライ
ン程度である。すなわち図2Aに示すようにA/D部2
の出力画面の解像度は600×480である。NTSC
/CIF変換部3では縮小フィルタリング処理により、
図2Bに示すような解像度360×288のCIF画像
を出力する。なお、この画面において人物を囲む破線領
域の解像度は、A/D部2の出力画面に比べて水平、垂
直方向とも約1/2である。符号化部4はNTSC/C
IF変換部3からの出力画像を符号化して伝送路5に送
出する。復号部6で復号された画像はCIF/NTSC
変換部7で画像サイズ600×480の画像に拡大処理
される。
図であり、図5と対応する部分には同じ符号を付してあ
る。図2は図1における要部の画像の一例を示すもので
あり、A〜Eはそれぞれ図1に示した同記号の点におけ
る画面の様子を示している。図1および図2を参照して
本方式の動作を説明する。テレビカメラ1はテレビ電話
/会議に参加する人物を撮像する。A/D部2では、テ
レビカメラ1からのアナログ映像信号をディジタル映像
信号に変換する。既に述べたように通常のNTSC信号
をディジタル化する場合には、サンプリング周波数によ
っても異なるが、11Mz 程度でサンプリングした場合
にはフレーム当たりの画素数は600画素×480ライ
ン程度である。すなわち図2Aに示すようにA/D部2
の出力画面の解像度は600×480である。NTSC
/CIF変換部3では縮小フィルタリング処理により、
図2Bに示すような解像度360×288のCIF画像
を出力する。なお、この画面において人物を囲む破線領
域の解像度は、A/D部2の出力画面に比べて水平、垂
直方向とも約1/2である。符号化部4はNTSC/C
IF変換部3からの出力画像を符号化して伝送路5に送
出する。復号部6で復号された画像はCIF/NTSC
変換部7で画像サイズ600×480の画像に拡大処理
される。
【0009】人物像識別部20では、A/D部2の出力
画面の中から人物像を検出し、その中心座標を求める。
人物像領域抽出部10では、人物像識別部20により求
められた人物像の中心座標に基づいて、画面内より人物
像を含むCIFの大きさの画像を抽出する。人物像が画
面内で動く場合には該人物像の中心座標を追跡し、その
動きに基づいて抽出領域を更新することにより、絶えず
人物像が画面の中心部に表示される領域を抽出すること
ができる。図2Cに示すように人物像を含む領域の抽出
画面の解像度は360×288であり、図2Bに示す画
面中の点線枠内の人物像に比べて解像度が2倍程度良
い。
画面の中から人物像を検出し、その中心座標を求める。
人物像領域抽出部10では、人物像識別部20により求
められた人物像の中心座標に基づいて、画面内より人物
像を含むCIFの大きさの画像を抽出する。人物像が画
面内で動く場合には該人物像の中心座標を追跡し、その
動きに基づいて抽出領域を更新することにより、絶えず
人物像が画面の中心部に表示される領域を抽出すること
ができる。図2Cに示すように人物像を含む領域の抽出
画面の解像度は360×288であり、図2Bに示す画
面中の点線枠内の人物像に比べて解像度が2倍程度良
い。
【0010】こゝで述べた人物像の識別と抽出技術は、
本出願人の出願に係わる特願昭61−305828(自
動追尾撮像装置)に開示された技術により実現できる。
この技術においては、動画像信号のフレーム間差分信号
により検出された動領域情報と人物頭部の形状の特徴を
利用して人物領域を判定し、その判定結果を用いて人物
像を含む領域を追跡するため、人物像追跡を容易に実現
できる。人物像符号化部11は人物像領域抽出部10か
らの出力画像を符号化して伝送路5に送出する。人物像
復号部12では、人物像領域画面を復号し人物像を含む
CIFの画像を出力する。以上述べたように、符号化部
4および人物像符号化部11の入力画像はCIFの大き
さの画像であるため、符号化部4および人物像符号化部
11は動画像の標準符号化方式である規格H.261に
基づいて実現できる。
本出願人の出願に係わる特願昭61−305828(自
動追尾撮像装置)に開示された技術により実現できる。
この技術においては、動画像信号のフレーム間差分信号
により検出された動領域情報と人物頭部の形状の特徴を
利用して人物領域を判定し、その判定結果を用いて人物
像を含む領域を追跡するため、人物像追跡を容易に実現
できる。人物像符号化部11は人物像領域抽出部10か
らの出力画像を符号化して伝送路5に送出する。人物像
復号部12では、人物像領域画面を復号し人物像を含む
CIFの画像を出力する。以上述べたように、符号化部
4および人物像符号化部11の入力画像はCIFの大き
さの画像であるため、符号化部4および人物像符号化部
11は動画像の標準符号化方式である規格H.261に
基づいて実現できる。
【0011】画面合成部13では、CIF/NTSC変
換部7の出力画像と人物像復号部12の出力画像を合成
する。図2Dは画面合成部13の合成出力画面の第1例
であり、CIF/NTSC変換部7の出力画像の予め定
めた位置(図2Dでは左下部分)に人物像復号部12の
出力画像を合成する例である。左下部分に表示された人
物像の顔部分の解像度は良いために、通信相手の表情変
化等が良くわかる。また解像度は悪いが周囲の状況も伝
達できるために、周囲の雰囲気も伝達可能である。また
図2Eは画面合成部13の合成出力画面の第2の例であ
り、CIF/NTSC変換部7の出力画像の人物像部分
に、人物像復号部12の出力画像を合成した例である。
この処理においては人物像識別部20で検出された人物
像の中心座標に基づいて、人物像復号部12の出力画像
を合成する。この場合においても人物像の顔部分の解像
度が良いために、通信相手の表情変化等が良くわかる。
D/A部8では、画面合成部13からのディジタル映像
信号をアナログ映像信号に変換し、ディスプレイ9に表
示する。
換部7の出力画像と人物像復号部12の出力画像を合成
する。図2Dは画面合成部13の合成出力画面の第1例
であり、CIF/NTSC変換部7の出力画像の予め定
めた位置(図2Dでは左下部分)に人物像復号部12の
出力画像を合成する例である。左下部分に表示された人
物像の顔部分の解像度は良いために、通信相手の表情変
化等が良くわかる。また解像度は悪いが周囲の状況も伝
達できるために、周囲の雰囲気も伝達可能である。また
図2Eは画面合成部13の合成出力画面の第2の例であ
り、CIF/NTSC変換部7の出力画像の人物像部分
に、人物像復号部12の出力画像を合成した例である。
この処理においては人物像識別部20で検出された人物
像の中心座標に基づいて、人物像復号部12の出力画像
を合成する。この場合においても人物像の顔部分の解像
度が良いために、通信相手の表情変化等が良くわかる。
D/A部8では、画面合成部13からのディジタル映像
信号をアナログ映像信号に変換し、ディスプレイ9に表
示する。
【0012】以上述べた実施例においては合成画面表示
の例を示したが、人物像領域のみの画面(図2C)のみ
を表示することも可能であり、その場合には符号化/復
号部は一組で実現できる。また以上ではディスプレイは
1つの場合を示したが、2つの場合には、人物像領域の
みの画面(図2C)と全領域画面(図2B)を別のディ
スプレイに表示することも可能である。
の例を示したが、人物像領域のみの画面(図2C)のみ
を表示することも可能であり、その場合には符号化/復
号部は一組で実現できる。また以上ではディスプレイは
1つの場合を示したが、2つの場合には、人物像領域の
みの画面(図2C)と全領域画面(図2B)を別のディ
スプレイに表示することも可能である。
【0013】図3は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図であり、全領域画面と人物領域画面とを切り替える
ことにより、符号化/復号部を一組で実現する方式であ
る。一般的に、人物像全体の動作に比較して表情変化を
忠実に伝送するほうが通信会議等においては好ましいと
考えられる。すなわち全領域画面に比較して人物領域画
面の時間解像度を高くして伝送するほうが良いと考えら
れる。図3の方式は人物像画面を常時伝送し、時々全領
域画面を伝送する方式である。図4は図3における各部
のタイムチャートを示すものである。図4のタイミング
T1は伝送データを人物像画面から全領域画面に切り替
えるタイミング、タイミングT2は伝送データを全領域
画面から人物像画面に切り替えるタイミングであり、切
替制御部16から制御される。図3に示すように全領域
画面送信メモリ部14には、全領域画面を伝送する時間
間隔で画面が蓄積される。切替部15により出力された
各々の画面は、伝送路5上において時間t1に全領域画
面が伝送され、時間t2に人物像画面が伝送される。t
1,t2の値は初期設定時に定めれば良い。各々の画面
は画面分離部17において分離され、全領域画面受信メ
モリ部18,人物領域画面受信メモリ部19に各々入力
される。人物領域画面受信メモリ部19はFIFOのメ
モリ構成であり、図4Eの斜線部においては常時書き込
み/読み出しが行われており、ドット部においては読み
出しのみが行われる。全領域画面受信メモリ部18,人
物領域画面受信メモリ19から出力された画像は、図1
の説明で述べたように画面合成部13で2つの画像を合
成し、図2Dのような画像を出力する。
ク図であり、全領域画面と人物領域画面とを切り替える
ことにより、符号化/復号部を一組で実現する方式であ
る。一般的に、人物像全体の動作に比較して表情変化を
忠実に伝送するほうが通信会議等においては好ましいと
考えられる。すなわち全領域画面に比較して人物領域画
面の時間解像度を高くして伝送するほうが良いと考えら
れる。図3の方式は人物像画面を常時伝送し、時々全領
域画面を伝送する方式である。図4は図3における各部
のタイムチャートを示すものである。図4のタイミング
T1は伝送データを人物像画面から全領域画面に切り替
えるタイミング、タイミングT2は伝送データを全領域
画面から人物像画面に切り替えるタイミングであり、切
替制御部16から制御される。図3に示すように全領域
画面送信メモリ部14には、全領域画面を伝送する時間
間隔で画面が蓄積される。切替部15により出力された
各々の画面は、伝送路5上において時間t1に全領域画
面が伝送され、時間t2に人物像画面が伝送される。t
1,t2の値は初期設定時に定めれば良い。各々の画面
は画面分離部17において分離され、全領域画面受信メ
モリ部18,人物領域画面受信メモリ部19に各々入力
される。人物領域画面受信メモリ部19はFIFOのメ
モリ構成であり、図4Eの斜線部においては常時書き込
み/読み出しが行われており、ドット部においては読み
出しのみが行われる。全領域画面受信メモリ部18,人
物領域画面受信メモリ19から出力された画像は、図1
の説明で述べたように画面合成部13で2つの画像を合
成し、図2Dのような画像を出力する。
【0014】以上の説明においては、CIF画像を対象
としたが、解像度180×144のQCIF画像を対象
とする場合には、人物像領域をQCIFの大きさで抽出
すれば良いことは明らかである。
としたが、解像度180×144のQCIF画像を対象
とする場合には、人物像領域をQCIFの大きさで抽出
すれば良いことは明らかである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば撮
像した画面の中から人物像を検出し、その中心座標に基
づいて撮像画面内より人物像を含むCIFの大きさの画
像を抽出し、該CIF画像を符号化して伝送できるた
め、解像度の高い人物像を伝送できる。またこの発明で
は人物像とその人物像を含む広い範囲の画像とを合成し
た画図を表示できるので、相手の表情変化が良く分か
り、通話時の臨場感が向上すると共に周囲の状況をつか
むことができる。
像した画面の中から人物像を検出し、その中心座標に基
づいて撮像画面内より人物像を含むCIFの大きさの画
像を抽出し、該CIF画像を符号化して伝送できるた
め、解像度の高い人物像を伝送できる。またこの発明で
は人物像とその人物像を含む広い範囲の画像とを合成し
た画図を表示できるので、相手の表情変化が良く分か
り、通話時の臨場感が向上すると共に周囲の状況をつか
むことができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】図1の要部の画像を説明する図。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図4】図3のタイムチャート。
【図5】従来のNTSC/CIF変換画像の符号化伝送
方式を説明するためのブロック図。
方式を説明するためのブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 撮像装置から出力されるn1×n2(n
1,n2は自然数)の画素画面より人物像の位置を識別
する人物像識別手段と、 該人物像識別手段により識別された人物像を含むm1×
m2(m1,m2は自然数、m1はn1より小さい値、
m2はn2より小さい値)の領域のみを前記撮像装置か
ら出力される画像から抽出する人物像領域抽出手段と、 前記撮像装置から出力される画像をm1×m2に変換す
る画像縮小変換手段と、 該画像縮小変換手段から出力される画像と前記人物像領
域抽出手段から出力される画像を各々符号化および復号
する手段と、 該復号された画像縮小変換手段から出力される画像をn
1×n2に変換する画像拡大変換手段と、 該画像拡大変換手段からの出力画像と前記復号された人
物像領域抽出手段から出力される画像を合成する画像合
成手段とを有することを特徴とする、 人物像伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238439A JPH0690444A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 人物像伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238439A JPH0690444A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 人物像伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0690444A true JPH0690444A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17030242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4238439A Pending JPH0690444A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 人物像伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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