JPH068966U - 「三平方の定理」学習教材 - Google Patents

「三平方の定理」学習教材

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JPH068966U
JPH068966U JP3481092U JP3481092U JPH068966U JP H068966 U JPH068966 U JP H068966U JP 3481092 U JP3481092 U JP 3481092U JP 3481092 U JP3481092 U JP 3481092U JP H068966 U JPH068966 U JP H068966U
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JP
Japan
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square
squares
triangles
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Application number
JP3481092U
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English (en)
Inventor
瀧夫 小野
Original Assignee
瀧夫 小野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「三平方の定理」の学習教材において、視覚
的、図形的に十分、説明ができること、併せて、理解さ
せやすく、且つまた、実証することができることを目的
とする。 【構成】 正方形C(5)と、その一辺を斜辺とする合
同ではない二つの直角三角形F(2)、同じくG
(6)、及びその三角形F、Gの他の辺を一辺とする正
方形A(3)、B(4)、D(7)、E(8)が表示さ
れ、また別に、前記正方形A、Bとそれぞれ合同の正方
形L(9)、M(10)が、直角三角形ではない三角形
I(12)、J(13)を形成するように、正方形H
(11)、K(14)と共に表示された平面盤(1)
と、正方形C(5)をぴったり形成し、且つそれが、正
方形A(3)とB(4)とを過不足なくぴったり形成す
るように作られた、各種形状のピース(15)からなる
ピース群a、及び、同じく正方形Cをぴったり形成し、
且つそれが、正方形D(7)とE(8)とをぴったり形
成するピース群bとで構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
「三平方の定理」を視覚的に理解させ、且つ、実証させることができる学 習教材として利用する。
【0002】
【従来の技術】
この種の実用新案(公開番号 昭63−195360、昭62−2267 3等)が公開されているが、一事象的な説明しかできないもので、よって、 この定理を説明するには十分なものではなく、また、器具教材の製作、取扱 いに困難がある。また、実際の授業では、紙に図形をかいて、それを切りと り、貼り合わせたりするとか、黒板での説明だけであったりで、時間を要す るわりには理解させにくいものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
(イ) この定理を理解させやすく、且つ十分な説明ができるもの、 (ロ) 取扱い易く、製作が容易であるもの、 (ハ) 学習に興味を持たせることができるもの、 以上を満たした学習教材であること。
【0004】
【課題を解決するための手段】
正方形C(5)と、その一辺を斜辺とする合同ではない二つの直角三角形 F(2)、G(6)、及びその三角形F、Gの他の辺を一辺とする正方形A (3)、B(4)、D(7)、E(8)が表示され、また別に、前記正方形 A、Bとそれぞれ合同の正方形L(9)、M(10)が直角三角形ではない 三角形I(12)、J(13)を形成するように、正方形H(11)、K( 14)と共に表示された平面盤(1)と、正方形C(5)をぴったり形成し 且つそれが、正方形A(3)とB(4)とを過不足なくぴったり形成するよ うに作られた各種形状のピース(15)からなるピース群a、及び、同じく 正方形Cをぴったり形成し、且つそれが、正方形D(7)とE(8)とをぴ ったり形成するピース群bとで構成し、これらのピース群を、表示されたそ れぞれの正方形にはめ合わせることによって、この定理を理解させることが できる教材とする。
【0005】
【作用】
ピース群aによって正方形C(5)を、続いて正方形A(3)、B(4) を形成する。(または<形成させる>以下同様)。次にピース群bによって 正方形D(7)、E(8)を、続いて正方形C(5)を形成する。いづれも 手順は逆でもよい。これらによって、二つの正方形A、B及びD、Eの面積 の和が正方形Cの面積と同じことを示すことができる。 次に、正方形A上のピース群を正方形L(9)に、正方形B上のピース群 を正方形M(10)に移し、それぞれ合同であることを示し、続いて、この 正方形L、M上のピース群を使って正方形H(11)、K(14)上に、別 別に正方形を形成する。つまり、ここでも正方形C大の正方形が形成され、 すなわち、二つの正方形L、Mの面積の和が正方形H、またはKとは同じ面 積ではないことを示すことができる。 これらの過程の後、三つの正方形が作るそれぞれの三角形の違いに気付か せ、つまりは、直角三角形に限って、あるいは直角三角形ならば、この[三 平方の定理」が成立していることを理解させ得る。また、単に、証明に供し ようとすれば、あらかじめ各三角形の形状を説明し、その上で前記手順をと れば、図形的に、あるいは視覚的にこの定理を実証することができる。
【0006】
【実施例】
プラスチック板等の板材で作った平面盤(1)上に、
【課題を解決するた
めの手段】の項で述べた図形を表示するが、この場合、直角三角形F(2) はその辺の長さの比が整数比となるものとし、実施例として、それを3:4 :5とする。これは、特殊な直角三角形の存在を教えることができる。また 直角三角形G(6)は同F(2)とは明らかに合同でないと判る直角三角形 とする。これは、どんな直角三角形でも、この定理が成立していることを教 えるための策である。 また、正方形A(3)とL(9)を同色、正方形B(4)とM(10)を 同色として、他と色分けして表示すれば、<同じもの>として捕えやすくな る。 また、正方形H(11)、K(14)は、どちらも、その一辺が三角形I (12)、J(13)のそれぞれの最長辺となるように表示する。この辺を 直角三角形F(2)の斜辺と対応させ、この直角三角形Fと三角形I、Jと を対比させやすくするためである。 ピース群a及びbの各ピース(15)は、いろいろな形にすることが可能 だが、ピース群aの方は、正方形C(5)と同じ大きさの正方形板(プラス チック板等)を、25個の正方形に分割すれば、正方形A(3)、B(4) を9個、16個のピースで形成することができる。本案では、この25個の 正方形の数個をつなげた形のものにして、パズル的にそれをさせるようにし ている。その一例が
【図3】である。これは、さらに複雑にすることも可能 である。 一方、ピース群bは、正方形D(7)及びE(8)と同じ大きさのそれぞ れの正方形板に、次のように作図し、分割する。まず一直線上にこの二つの 正方形材の一辺を並べ、正方形同志を接触させて置く。次に、この上に
【図
4】の破線で示すように、直角三角形G(6)と合同の三角形を二つ作図す る。この作図線が分割線となる。これは、正方形C(5)を
【図5】のよう にして形成することができる。従って、正方形C大の板材に、この
【図5】 のように作図し、分割してもよい。 これも、複雑にしてパズル化しようとすれば、前記を基本分割として、さ らにそれぞれのピースを小さな三角形に分割したり、任意の形に分割すれば よい。 また、それぞれのピースが盤上で動かないようにするため、平面盤とピー ス群を磁石材にするか、あるいは、平面盤に表示された各正方形部を、ピー ス群が盤面より少し出る程度に、一段下げた構造とする。前者は黒板等に掲 げて使うものに、後者は机上等で使う小型のものに適している。 また、平面盤を二つ折りにすれば、さらにコンパクト化が計れる。
【0007】
【考案の効果】
(イ)「三平方の定理」を十分に説明することができる。 (ロ)定理の証明用の他、この事象(定理)の存在を気付かせることができ る。 (ハ)学習に興昧を持たせることができる。 (ニ)取扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図形が表示された平面盤(1)の平面図であ
る。
【図2】各ピース群を構成するピース(一例)の斜視図
である。
【図3】ピース群aによる正方形A、B及びCの形成の
仕方を示す図である。
【図4】正方形D、E材からピース群bを得るための作
図の仕方を示す図である。
【図5】ピース群bによる正方形Cの形成の仕方を示す
図である。
【符号の説明】
1 平面盤 2 直角三角形F 3 正方形A 4 正方形B 5 正方形C 6 直角三角形G 7 正方形D 8 正方形E 9 正方形L 10 正方形M 11 正方形H 12 三角形I 13 三角形J 14 正方形K 15 ピース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 正方形C(5)と、その一辺を斜辺と
    する合同ではない二つの直角三角形F(2)、同G
    (6)、及びその三角形F、Gの他の辺を一辺とする正
    方形A(3)、B(4)、D(7)、E(8)が表示さ
    れ、また別に、前記正方形A、Bとそれぞれ合同の正方
    形L(9)、M(10)が直角三角形ではない三角形I
    (12)、J(13)を形成するように、正方形H(1
    1)、K(14)と共に表示された平面盤(1)と、正
    方形C(5)をぴったり形成し、且つそれが、正方形A
    (3)とB(4)とを過不足なくぴったり形成するよう
    に作られた各種形状のピース(15)からなるピース群
    a、及び、同じく正方形Cをぴったり形成し、且つそれ
    が、正方形D(7)とE(8)とをぴったり形成するピ
    ース群bとの構成からなる「三平方の定理」学習教材。
JP3481092U 1992-04-09 1992-04-09 「三平方の定理」学習教材 Pending JPH068966U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3481092U JPH068966U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 「三平方の定理」学習教材

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JP3481092U JPH068966U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 「三平方の定理」学習教材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068966U true JPH068966U (ja) 1994-02-04

Family

ID=12424577

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3481092U Pending JPH068966U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 「三平方の定理」学習教材

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JP (1) JPH068966U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0158493U (ja) * 1987-10-05 1989-04-12
KR20220118139A (ko) * 2021-02-18 2022-08-25 주식회사 디스럽션 종이 블록 놀이 기구

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0158493U (ja) * 1987-10-05 1989-04-12
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