JPH068819B2 - 尿採取装置 - Google Patents

尿採取装置

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Publication number
JPH068819B2
JPH068819B2 JP62236774A JP23677487A JPH068819B2 JP H068819 B2 JPH068819 B2 JP H068819B2 JP 62236774 A JP62236774 A JP 62236774A JP 23677487 A JP23677487 A JP 23677487A JP H068819 B2 JPH068819 B2 JP H068819B2
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JP
Japan
Prior art keywords
urine
collection chamber
proportional
valve body
collection
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62236774A
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English (en)
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JPS6479658A (en
Inventor
裕 横山
研一 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、24時間分の尿を比例採取する尿採取装置
に関する。
[従来の技術] 糖尿病、高血圧症、腎疾患等を診断・予防するために、
通常、24時間分の患者の尿を1個の容器に採取貯蔵
し、一括して検査する必要がある。ところで、24時間
分の尿の量は大量であり、通常、検査に必要な量は少量
で十分であること、及び、尿を貯蔵する容器が大型とな
り取扱いが不便となることから、尿の全量を採取するこ
となく、各回分の尿を所定の割合い(例えば、全量の5
0分の1)でサンプリングする。
従来の尿採取装置は、各回分の尿を比例的に採取する採
尿部と、採取した尿を貯蔵する蓄尿部とを有しており、
この蓄尿部と採尿部とが一体に形成されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の尿採取装置においては、蓄尿部と
採尿部とが一体に形成されているので、携帯に不便であ
り、検査のために病院へ尿を持参する場合に不自由する
という問題点がある。
この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
24時間分の尿を比例採取することができると共に、コ
ンパクトで携帯性に優れる尿採取装置を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る尿採取装置は、尿を採取するための採尿
室と、この採尿室に連通して設けられ採尿室の尿がその
全体量に対して所定の割合いで流入するように構成され
た比例採取室を備えた採尿部と、比例採取室内に摺動可
能に設けられ比例採取室の尿を落下させるための吐出孔
を塞ぐ弁体と、この弁体を上下に貫通する連通孔と、こ
の連通孔の下端開口に当接するように比例採取室の下部
に形成された段部と、採尿部に着脱自在に設けられ比例
採取された尿を貯留するための蓄尿部と、を有し、前記
蓄尿部の上部に押上げ部材が突設されており、蓄尿部を
採尿部に装着すると、この押上げ部材が弁体を押上げて
採尿室と比例採取室との連通路が弁体により遮断される
とともに、比例採取室の段部および吐出孔から弁体が離
れて前記連通孔および吐出孔がそれぞれ開通し、比例採
取室内の尿が前記弁体の連通孔を通って吐出孔から蓄尿
部内に流入することを特徴とする。
[作用] この発明に係る尿採取装置においては、先ず、患者の尿
を採尿室に採取すると、その一部が連通路を介して比例
採取室に流入し、所定の割合いで尿が比例採取される。
このとき、弁体連通孔の下端開口が段部に当接すること
によって確実にシールされ、液漏れや液垂れが生じなく
なるので、採尿作業が衛生的になる。また、弁体連通孔
は連通路との位置合わせを必要としないので、繰り返し
使用においても尿の流通路が確実に確保され、比例採取
室内に尿が残留しなくなる。次いで、採尿部に蓄尿部を
装着すると、押上げ部材が弁体を押上げて吐出孔が開く
と共に連通路が遮断され、比例採取室内の尿のみが吐出
孔を介して蓄尿部に落下する。そして、採尿室内に残留
する尿を廃棄し、同様の操作により次回の尿を比例採取
する。24時間分の尿を比例採取し終わると、蓄尿部を
採尿部から取外し、蓄尿部のみを病院に持参する。
[実施例] 以下、添付の図面を参照してこの発明の実施例について
具体的に説明する。
第1図は、この発明の実施例に係る尿採取装置を示す縦
断面図である。尿採取装置10は、24時間分の尿を比
例採取するためのプラスチック製容器であり、互いに着
脱可能な採尿部11及び蓄尿部13を備えている。すな
わち、採尿部11の下部が蓄尿部13の上部に嵌り込む
ようにつくられている。採尿部11の内部には仕切り1
6が設けられ、これにより採尿部11の内部が採尿室1
2と比例採取室17とに仕切られている。この仕切り1
6は、筒形状をなし、採尿部11の底部から上部まで設
けられており、比例採取室17の横断面が所定面積にな
るようにその内径が実質的に一様に形成されている。採
尿室12に対する比例採取室17の容積比率は、例え
ば、50分の1である。また、比例採取室17の下部に
は吐出孔24が形成されている。この吐出孔24の径
は、比例採取室17の径よりも小さい。ゴム製の弁体2
0が比例採取室17の下部に設けられており、弁体20
が閉位置にあるときに、弁体20の上面が採尿質12の
底面と同一レベルになるように構成されている。この弁
体20は、大径部及び小径部を有しており、その大径部
が仕切り16の内壁に摺接する一方、その小径部が吐出
孔24に嵌入されている。一方、弁体20の上端側にて
弁体20とストッパ28との間にスプリング26が設け
られ、スプリング26により弁体20が下方に押圧され
るようになっている。なお、仕切り16及びストッパ2
8にはそれぞれ連通路29及び連通孔30が形成されて
おり、連通路29により採尿室12と比例採取室17と
が相互に連通される一方、連通孔30により比例採取室
17内が上下に連通されるようになっている。また、連
通路29は、弁体20のストローク範囲に形成され、弁
体20が吐出孔24を塞ぐ位置にある場合に開通し、弁
体20が吐出孔24を開く位置にある場合に弁体20に
より遮断されるようになっている。また、弁体20にお
いては、複数の連通孔22が弁体20の大径部を上下に
貫通するように形成され、大径部から小径部に径が変わ
る段部21にてそれぞれの孔22が開口している。
一方、蓄尿部13には蓋32が被せられ、蓄尿室14内
の尿が露出しないようになっている。蓋32には押上げ
部材34が上方に向かって突設され、採尿部11を蓄尿
部13に装着したときに部材34により弁体20が押上
げられるようになっている。また、部材34の周囲には
環状の案内36が設けられ、採尿部11の装着時に吐出
孔24のノズル25が案内34に嵌り込むようにつくら
れている。
次に、この実施例の動作について説明する。先ず、採尿
部11を蓄尿部13から分離した状態で、患者の尿を採
尿部11の採尿室12に採取すると、尿の一部が連通路
29を介して比例採取室17に流入する。次いで、吐出
孔24のノズル25が案内36に嵌り込むように、採尿
部11を蓄尿部13に装着する。これにより、スプリン
グ26の付勢力に抗して押上げ部材34が弁体20を押
上げ、吐出孔24が開くと共に、段部21が比例採取室
17の底部から離れて通流孔22が開通する一方、弁体
20により連通路29が遮断される。このため、比例採
取室17の尿のみが吐出孔24を介して蓄尿室14に落
下する。次いで、採尿部11を蓄尿部13から分離し、
採尿室12に残留する尿を廃棄する。そして、上記操作
を繰返すことにより24時間分の尿のサンプルを蓄尿室
14に比例採取し、蓄尿部13を採尿部11から分離し
て蓄尿部13のみを病院に携帯持参する。
上記実施例によれば、弁体20を押上げると、吐出孔2
4及び連通孔22が開通すると共に連通路29が遮断さ
れるので、採尿室12の尿が比例採取室17に流入する
ことが阻止され、比例採取室17の尿のみを蓄尿室14
に落下させることができる。
また、吐出孔24のノズル25が案内36に嵌り込むの
で、比例採取室17から落下する尿が周囲に零れなくな
る。
[発明の効果] この発明によれば、蓄尿部を採尿部から分離することが
できるので、病院に持参される部分が従来よりも軽量か
つコンパクトになり、携帯性に優れた尿採取装置を提供
することができる。また、比例採取後に採尿室内に残留
する尿を廃棄する場合に、採尿部のみを廃棄場合に持ち
運ぶことができるので、廃棄作業が容易になる。さら
に、弁体連通孔の下端開口が段部に当接することによっ
て確実にシールされ、液漏れや液垂れが生じなくなるの
で、採尿作業を衛生的にすることができる。また、弁体
連通孔は連通路との位置合わせを必要としないので、繰
り返し使用においても尿の流通路が確実に確保され、比
例採取室内に尿が残留しなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例に係る尿採取装置を示す縦
断面図である。 10;尿採取装置、11;採尿部、12;採尿室、1
3;蓄尿部、14;蓄尿室、16;仕切り、17;比例
採取室、20;弁体、20,30,38;連通孔、2
4;吐出孔、26;スプリング、28;ストッパ、2
9;連通路、32;蓋、34;押上げ部材、36;案内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】尿を採取するための採尿室と、この採尿室
    に連通して設けられ採尿室の尿がその全体量に対して所
    定の割合いで流入するように構成された比例採取室を備
    えた採尿部と、比例採取室内に摺動可能に設けられ比例
    採取室の尿を落下させるための吐出孔を塞ぐ弁体と、こ
    の弁体を上下に貫通する連通孔と、この連通孔の下端開
    口に当接するように比例採取室の下部に形成された段部
    と、採尿部の下部に着脱自在に設けられ比例採取された
    尿を貯留するための蓄尿部と、を有し、 前記蓄尿部の上部に押上げ部材が突設されており、蓄尿
    部を採尿部に装着すると、この押上げ部材が弁体を押上
    げて採尿室と比例採取室との連通路が弁体により遮断さ
    れるとともに、比例採取室の段部および吐出孔から弁体
    が離れて前記連通孔および吐出孔がそれぞれ開通し、比
    例採取室内の尿が前記弁体の連通孔を通って吐出孔から
    蓄尿部内に流入することを特徴とする尿採取装置。
JP62236774A 1987-09-21 1987-09-21 尿採取装置 Expired - Lifetime JPH068819B2 (ja)

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JP62236774A JPH068819B2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 尿採取装置

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JP62236774A JPH068819B2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 尿採取装置

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JPS6479658A JPS6479658A (en) 1989-03-24
JPH068819B2 true JPH068819B2 (ja) 1994-02-02

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ID=17005595

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JP62236774A Expired - Lifetime JPH068819B2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 尿採取装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO2819623T3 (ja) * 2012-02-28 2018-03-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669445B2 (ja) * 1987-08-22 1994-09-07 株式会社ニッショ− 比例分割式採尿装置

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JPS6479658A (en) 1989-03-24

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