JPH0687304U - 清掃運搬処理具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペット動物等の排泄物その他の汚物の処理と
収納の為の機能が一つの収納袋に一体に設けられ、汚物
を収納した後は完全に密封出来て、しかも、収納した汚
物が外から見えず持ち運びが容易である清掃運搬処理具
を提供するものである。 【構成】 平板体の一部を切り開いて袋挿入孔を穿孔し
二つ折に折畳み可能に形成した平板体の前記袋挿入孔に
柔軟な袋体の底部方向を挿入して一体に取付け二つ折に
した平板体を開閉可能に設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、犬や猫等のペット動物の糞等の排泄物や吐しゃ物或いはそのまま素 手で掴み取ることが躊躇されるような腐敗した生ゴミや道路上に自動車等により 引き殺された小動物の死骸等の如く、何らかの危害を蒙ったり衛生上の支障を生 じせしめる物ではないが、しかし一般に人がそのまま直接に素手で掴み取ること が憚られる物品を収納して運搬処理に好適な用具に関するものである。

【０００２】

【従来技術】

この種の犬猫等のペット動物の糞等の排泄物等は直ちに身体等に危険を及ぼし たり衛生上の支障を生じせしめる程の物ではないが、直接に素手で掴んだり触っ たりすることが憚られるような物の収納や運搬処理には手軽にかつ確実に取扱処 理出来て、しかも、汚物に直接に触るような心理的負担を全く感じせしめること が無くかつ安価に提供できるような用具は提供されてはいなかった。

【０００３】 この種の用具として提供されているものとしては、図１５に示すような紙袋の 内側にポリエチレン製や塩化ビニール製等の合成樹脂製の二重袋として収納した 物が外部から透視出来ないようにした用具であった。

【０００４】 また従来のこの種の用具として提供されているものは、図１３、図１４に示す ような紙製又は紙と合成樹脂とを一体に張着したラミネート紙製の袋の開口部に 蓋状片を対置してなる用具であった。

【０００５】 これらの従来のうち図１５に示す用具のものにおいては、直接手で触るもので はないにしても、薄い袋を介して汚物に直接手で触るような感触がするという問 題があり、特に排泄後間もない糞等を薄い袋を介して掴むにはその温もりまでも 直接手に伝わってしまい心理的に極めて不快感と嫌悪感とを感得せしめ、また袋 に収納した後そのまま犬の散歩等を継続するには引き連れているペット動物の排 泄物を処理して手に持っていることがアカラサマに判明ししてしまい如何にも体 裁が悪いという問題があった。

【０００６】 また従来のうち図１３、図１４に示す用具のものにおいては、袋の開口部に対 置した蓋状片により犬猫等のペット動物の排泄物等を掻き集めるようにして袋の 中に収納するものであるが、袋の開口部に対置して設けられた蓋状片によって両 手で収納するということは実際上極めて難しく相当の熟練と工夫を要し、また排 泄物の一部を収納しても次に収納しようとするときに折角収納しておいた排泄物 等が外部へ排出されてしまうという収納したものの袋内への保持に問題があり、 さらに、収納した排泄物等を密封収納することが出来ず運搬に際して臭気が洩れ るという問題があった。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

本考案が解決しようとする問題点は、従来のこの種の清掃運搬処理用具は犬猫 等のペット動物の排泄物や吐出物等の汚物を処理するためには、汚物を掬い取る ためのスコップと、掬い取った汚物を収納するための収納容器又は収納袋とを それぞれ別個に用意しなければならず、例えば犬の運動のための散歩等に際して これらのスコップや収納用袋等を別々にして予め持ち運ぶことは、極めて面倒な ことでもあり、更に、汚物の処理をした後汚物が付着したスコップと汚物を収納 した収納用袋とを犬を散歩させながら持ち歩くことは不便でもあるし外見上極め て不格好であるという問題があり、これを解決するために提供されている図１５ に示す用具においては、直接に汚物を薄い袋を介して掴まねばならず心理的に嫌 悪感を招き汚物処理に使用することに躊躇せしめるという問題があり、更に図１ ３、図１４に示す場合においては汚物の収納処理に不便で実際的でなくしかも収 納した収納袋の密封が困難であるという問題があった。

【０００８】 このため本考案は、従来におけるこれらの問題を解決して、汚物の収納のため の収納袋と、該収納用袋に汚物を掬って収納処理するためのスコップに代わる収 納処理の機能を収納袋に一体に設けてしかも全体をコンパクトにして持ち運び易 くすることにより、犬猫等のペット動物の散歩等に際してその排泄物や吐出物等 の汚物を清掃運搬処理するために多数を予め用意して持ち歩くことに不便や不格 好ではなく、しかも、汚物の処理と収納のための機能とが一つの収納袋に一体に 設けられており、汚物を収納した後は、完全に密封できてしかも収納した汚物が 外から見えず持ち運びが容易である清掃運搬処理具を提供することを目的とする ものである。

【０００９】 更に本考案は、近年の都市ゴミ処理において一般に普及されつつある分別ゴミ 収集に対応して、いわゆる燃えるゴミとしてその他ゴミ類と一緒にそのまま収納 処理した汚物を清掃運搬用具に密封したまま焼却処理可能にしたものを提供する ことを目的とするものである。

【００１０】 また本考案は、汚物を収納処理した清掃運搬処理具はそのままゴミとして処理 するのみでなく、例えば庭の植木の側や畑地の土中に埋設することにより微生物 の作用により自然に発酵腐敗して分解処理されて有機肥料として有効活用可能に したものを提供することを目的とするものである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記の目的を達成するために、平板体の一部を切り開いて袋挿入孔 を穿孔し二つ折に折畳み可能に形成した平板体の前記袋挿入孔に柔軟な袋体の底 部方向を挿入して一体に取付け二つ折にした平板体を開閉可能に設けてなるもの である

【００１２】 さらに二つ折にした平板体の開閉をより確実容易にするために、袋挿入孔の口 縁に各々指掛孔を設けてなる開閉操作片を対置して設け該開閉操作片により平板 体を開閉可能にしてなるものである。

【００１３】 また、汚物等の収納処理がより確実に出来るように、平板体の両端の側縁に鋸 歯状切込を刻設し該鋸歯状切込を内側に向かって対向して折曲可能に形成してな るものである。

【００１４】 収納処理した汚物等を密封して運搬できるように、平板体の袋挿入孔に挿入し て取付けた柔軟な袋体により二つ折にした平板体の間に物体を挾んで収納したま ま該袋体により密封収納可能にしてなるものである。

【００１５】 汚物等を収納処理した清掃運搬処理具はそのまま容易に処理できるように、焼 却可能な、または、微生物等の作用により発酵腐敗して自然に分解可能なように 澱粉をポリエチレンに混合したマスターバッチプラスチック又は脂肪酸ポリエス テルと汎用プラスチックとのブレンド体からなる分解性プラスチック製の袋体と し、かつ、平板体は紙製としたものである。

【００１６】

【作用】

二つ折に折畳み可能に形成した平板体の一部を切り開いて袋挿入孔を穿孔し該 袋挿入孔に柔軟な袋体の底部方向を挿入して一体に取付けて、断面Ｍ型状に二つ 折にした平板体を開閉可能に設けたものであるから、二つ折にした平板体の間に 汚物等を挾んでも平板体の袋挿入孔から汚物が平板体の上側へ洩れでることなく 袋体の底部に位置され、しかも、平板体に取付けられた袋体に片手を挿入して手 の平を開きながら該袋体を介して、二つ折にした平板体の両側端方向を開閉（図 １に示すごとく）すれば、容易に平板体により汚物等を挾み採ることが出来ると 共に、そのまま他方の手で袋体の閉じて密封すれば（図４に示すように）、汚物 等の袋体への収納密封が容易にできるものである。 この様にして袋体に汚物等を収納、密封してそのまま袋体の結び目を持つことに より運搬が容易にできるものである。 この場合手を挿入した袋体の開口方向は手元方向に位置して袋体で包み込んで おけば汚物等が手指に付着する恐れが無く、また、袋体により二つ折にした平板 体を包み込むようにして平板体のの外側両端方向に位置せしめて取付けておけば 、挾み込んだ汚物等が平板体の間から外方へ洩れでることなく収納処理できると 共に、袋体に挿入した手の平を開閉することにより平板体の開閉がより容易にで きることになるものである。

【００１７】 平板体の一部を切り開いて袋挿入孔を穿孔した該袋挿入孔の部分の平板体を観 音扉状に切り起した開閉操作片を該袋挿入孔の口縁に対置して設け、かつ、該開 閉操作片の各々に指掛孔を穿孔しておけば、図６に示すように袋体に挿入した手 の指を該開閉操作片の指掛孔に袋体を介して挿入して、二つ折にした平板体の開 閉操作を手の平の開閉により容易にできるものである。

【００１８】 平板体の両端方向に鋸歯状切込を設けておき、かつ、二つ折にした平板体の両 端方向を内側方向へ折り曲げておくことにより、汚物等を平板体の間に挾んで収 納するときに汚物等が強固に付着している場合やゲル状化した汚物が道路面等に に付着して掴みづらい場合にも鋸歯状切込により掻き取るようにして掴み取るこ とが比較的容易にできるものである。

【００１９】 二つ折にした平板体により汚物等を挾んで掴み取りそのまま袋体に収納し密封 することにより、汚物等が収納された袋体内で平板体の間に挾まれたままの状態 に保持されており外部から直接見えないように収納されるものである。

【００２０】

【実施例】

図１は、本考案の清掃運搬処理具を用いて、汚物を挾み取る状態示す実施例の 斜視図であり、図２は、袋体を平板体に取付けた状態を示す側面図であり、図３ は、本考案の組立て状態を示す斜視図であり、図４は、本考案の清掃運搬処理具 を用いて汚物を収納密封した状態の斜視図であり、図５は、図３の平板体の平面 図であり、図６は、他の実施例による本考案を用いて汚物を挾み取る状態を示す 斜視図であり、図７は、図６における本考案の袋体を平板体に取付けた状態を示 す側面図であり、図８は、図６における本考案の組立て状態を示す斜視図であり 、図９は、図６における本考案により汚物を収納密封した状態の斜視図であり、 図１０は、図６における本考案の平板体の斜視図であり、図１１は、図６におけ る 平板体を二つ折に折畳んだ状態の側面図であり、図１２は、本考案の清掃運搬処 理具を複数個を折畳んで持ち運びに便利なように包装した状態の斜視図であり、 図１３乃至図１４は従来例を示す斜視図である。 １は平板体、２は袋挿入孔、３は袋体、３ａは袋体の底部、３ｂは袋体の開口 縁、４は袋挿入孔の口縁、５は開閉操作片、６は指掛孔、７は鋸歯状切込、８は 折曲プレス線、９は両面粘着テープ、１０は粘着両面テープ、１１は蓋状片、１ ２は収納袋、１３は紙袋、１４は合成樹脂製袋、１５は手、１６は指、１７は汚 物である。

【００２１】 平板体１は、燃焼可能な又は微生物等により容易に発酵腐敗により自然に分解 可能なある程度の肉厚を有する紙製又は薄肉の木製により略矩形の平板に形成さ れ、該平板体１の略中央部方向には一部を切り開いて形成した袋挿入孔２が穿孔 され、かつ、該平板体１は図１又は図６に示すごとく、略中央部方向において一 部を平板体１の間に挾まれるように内側へ折り曲げて断面Ｍ形状の二つ折に折畳 可能かつ開閉可能に設けられている。 平板体１に穿孔した袋挿入孔２には図２に示すように柔軟な防水性を有する袋 体３がその底部３ａ方向から挿入されて一体に取付けられている。 袋体３の袋挿入孔２内への取付は、接着剤によってもよく或は粘着両面テープを 用いたり、更には金属杆を用いた綴込器具（「ホッチキッス」商標名）により取 付ける等適宜な方法によって行われる。 この様にして平板体１に袋体３を取付けた後、図１に示すように袋体３の開口 ３ｂから手１５を挿入して、かつ、袋体３に挿入した手１５を開き、その指１６ で袋体３を介して二つ折りにした平板体１の両側辺方向を掴むようにして汚物１ ４を二つ折りにした平板体１を閉じて挾み取って掴み、その掴んだ状態のまま他 方の手で袋体の開口３ｂを平板体１方向へひっくり返して平板体１ごと汚物を袋 体３内に包み込み、図４に示すように袋体の開口３ｂを結束して密封しそのまま 持ち運び処理するものである。 この場合汚物等を収納密封し処理の方法は、例えば焼却可能なゴミとして分別 収集に際して区分して投棄可能であり、また、場合によってはそのまま家庭の庭 の植木の側や畑地の土中に埋設して自然に発酵腐敗せしめて分解処理による有機 肥料として有効に利用することもできるという効果がある。 この場合には、袋体３は微生物等により容易に自然に分解されるように澱粉とポ エチレンとを混合した分解性プラスチック又は脂肪酸ポエステルと汎用プラスチ ックとのブレンド体の分解性プラスチック製等とするものである。 この様に袋体３を澱粉（とうもろこしデンプン）をポリエチレンに混合してなる 分解性プラスチック又は脂肪酸エステルと汎用プラスチックとすれば、袋体自体 が土中においてある程度長時間（約４ケ月程度）で分解するので、汚物自体も袋 体３の分解と同時に腐敗分解されてしまい、しかも植物に対する有機肥料として の効果も期待できるものである。 また、二つ折りにした平板体１を袋体３内に挿入した手１５により開閉して汚 物を掴むには、二つ折りにした平板体１の外側両側辺方向に予め貼着した粘着両 面テープ８を袋体３を介して指１６で押さえ付けるようにして袋体３を平板体１ の外側面に接着し、袋体３に挿入した手１５の開閉により二つ折りにした平板体 １を開閉するものである。

【００２２】 図５は、本考案の他の実施例を示すものであり平板体１の二つ折りにし時に対 向する両側縁の全長に鋸歯状切込７を形成し、該鋸歯状切込７に近接して平板体 １の両側縁方向を内側方向へ折曲可能に折曲プレス線８を刻設してなり、かつ、 二つ折にした平板体１を図３に示すごとく両側縁方向を折曲プレス線８から互い に内側方向へく字形に折り曲げておけば、汚物を平板体１で挾んで取るときに、 先端に設けた鋸歯状切込７と先端方向のく字形に屈曲とにより軟弱で付着した汚 物の掬い取りが容易にできるという効果がある。

【００２３】 図６乃至図１１は本考案の他の実施例を示すものであり、平板体１に袋挿入孔 ２を切り開いて穿孔した平板体１の一部を切り離さずにそのまま観音扉状に袋挿 入孔の口縁４に対置して起伏自在に切り起して開閉操作片５を設け、該開閉操作 片５の各々に指掛孔６を穿孔してなるものである。 この様に平板体１に開閉操作片５を設けることにより、図６に示すように袋挿入 孔２に袋の底部３ａ方向を挿入して、取り付けた袋体３に手１６を挿入して二つ 折にした平板体１の両外側方向に開閉操作片５を折り曲げておき指掛孔６に指１ ６を袋体３を介して挿入すれば、平板体１の開閉が容易であり、汚物の掴み取り がより簡単にできるという効果がある。 この場合袋挿入孔２内に挿入した袋体の底部３ａは、平板体１の内側面に貼着し ておいた粘着両面テープ９に接着することにより袋体３を平板体１に一体に取り 付けるものである。

【００２４】 図４及び図９は、本考案により汚物１７を、平板体１の間に挾んで掬い取り袋 体３内に挿入し、袋体の開口３ｂを密封してた状態であり、二つ折りにした平板 体１が袋体３内に汚物を挾んだままスッポリと収納できるように設けられなり、 この様に袋体３に収納した汚物１７が平板体１の間に挾まれて外部から直接には 透けて見えない様に収納されており、しかも袋体３内に密封されているから、そ のまま持ち運び運搬処理する際に外観上も不潔感や嫌悪感を与えず、汚物の臭気 も漏れず極めて衛生的であり、そのまま分別ゴミ収集にも投棄処分ができるとい う効果がある。

【００２５】

【考案の効果】

本考案は上記の如く構成したから、平板体１に袋体３が一体に取付けられてな り、二つ折りにした平板体１が袋体３に包まれた状態のまま開閉することが出来 るので、汚物の収集処理が片手で簡単容易に出来、しかも手を汚すこともなく、 袋体が覆った平板体を介して挾み取られるものであるから、収集に際しても不潔 感や嫌悪感を与えずに出来るという効果がある。

【００２６】 清掃運搬処理具が、平板体１と袋体１とのみからなり、しかも袋体３が二つ折 りにした平板体１に一体に取付けられてなるものであるから、全体が極めてコン パクトに形成されるから複数枚を収納してポケット等に入れて持ち運ぶことが出 来ので、犬猫等のペット等物等の散歩の際にも便利であるという効果がある。

【００２７】 汚物を挾んで収納する平板体１が袋体３内にそのまま全体をスッポリと包まれ て収納されるため、収納された汚物が外部から見えず袋体３内に密封されるから 臭気や汚液が漏れ出る恐れがなく、極めて衛生的に体裁良く持ち運び処理に便利 であるという効果がある。

【００２８】 従来犬猫等のペット動物の散歩の際に、その排泄物の処理のために持ちは込ん でいたスコップ等を持ち運ぶ必要が全くなく、しかも、分別ゴミ収集の行われて いる地域においてもそのまま焼却可能なゴミとして投棄できるという効果がある 。

【００２９】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【図２】本考案の取付組立状態を示す側面図である。

【図３】本考案の他の実施例の組立状態を示す斜視図で
ある。

【図４】本考案の図３により密封収納状態を示す斜視図
である。

【図５】本考案の図３の平板体の平面図である。

【図６】本考案の他の実施例による使用状態を示す斜視
図である。

【図７】図６に示す本考案の取付組立状態を示す側面図
である。

【図８】図６に示す本考案の組立状態を示す斜視図であ
る。

【図９】図６に示す本考案による汚物の密封収納した状
態の斜視図である。

【図１０】図６に示す本考案の平板体の斜視図である。

【図１１】図１１に示す本考案の平板体を二つ折りに折
り畳んだ状態の側面図である。

【図１２】図３に示す本考案を複数個を折畳んで一つに
包装した状態の斜視図である。

【図１３】図１３は、従来例を示す斜視図である。

【図１４】図１４は、従来例を示す斜視図である。

【図１５】図１５は、従来例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 平板体 ２ 袋挿入孔 ３ 袋体 ３ａ 袋体の底部 ３ｂ 袋体の開口 ４ 袋挿入孔の口縁 ５ 開閉操作片 ６ 指掛孔 ７ 鋸歯状切込 ８ 折曲プレス線 ９ 粘着両面テープ １０ 粘着両面テープ １１ 蓋状片 １２ 収納袋 １３ 紙袋 １４ 合成樹脂製袋 １５ 汚物 １６ 手 １７ 指

【手続補正書】

【提出日】平成６年８月３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の使用状態を示す斜視図である。

【図２】 本考案の取付組立状態を示す側面図である。

【図３】 本考案の他の実施例の組立状態を示す斜視図
である。

【図４】 本考案の図３により密封収納状態を示す斜視
図である。

【図５】 本考案の図３の平板体の平面図である。

【図６】 本考案の他の実施例による使用状態を示す斜
視図である。

【図７】 図６に示す本考案の取付組立状態を示す側面
図である。

【図８】 図６に示す本考案の組立状態を示す斜視図で
ある。

【図９】 図６に示す本考案による汚物の密封収納した
状態の斜視図である。

【図１０】 図６に示す本考案の平板体の斜視図であ
る。

【図１１】 図１１に示す本考案の平板体を二つ折りに
折り畳んだ状態の側面図である。

【図１２】 図３に示す本考案を複数個を折畳んで一つ
に包装した状態の斜視図である。

【図１３】 図１３は、従来例を示す斜視図である。

【図１４】 図１４は、従来例を示す斜視図である。

【図１５】 図１５は、従来例を示す斜視図である。

【符号の説明】 １ 平板体 ２ 袋挿入孔 ３ 袋体 ３ａ 袋体の底部 ３ｂ 袋体の開口 ４ 袋挿入孔の口縁 ５ 開閉操作片 ６ 指掛孔 ７ 鋸歯状切込 ８ 折曲プレス線 ９ 粘着両面テープ １０ 粘着両面テープ １１ 蓋状片 １２ 収納袋 １３ 紙袋 １４ 合成樹脂製袋 １５ 汚物 １６ 手 １７ 指

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図２】

【図１】

【図３】

【図１４】

【図４】

【図５】

【図７】

【図６】

【図８】

【図９】

【図１２】

【図１０】

【図１１】

【図１３】

【図１５】

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 平板体の一部を切り開いて袋挿入孔を穿
   孔し二つ折に折畳み可能に形成した平板体の前記袋挿入
   孔に柔軟な袋体の底部方向を挿入して一体に取付け二つ
   折にした平板体を開閉可能に設けてなることを特徴とす
   る清掃運搬処理具。
2. 【請求項２】 平板体の一部を切り開いて袋挿入孔を穿
   孔すると共に該袋挿入孔の口縁に各々指掛孔を設けてな
   る前記平板体の一部を観音扉状に切り起した開閉操作片
   を対置して設け、前記袋挿入孔に柔軟な袋体の底部方向
   を挿入して一体に取付け二つ折りにした平板体を前記開
   閉操作片により開閉可能にしてなることを特徴とする清
   掃運搬処理具体。
3. 【請求項３】 平板体が、両端の側縁に鋸歯状切込を刻
   切し該平板体の鋸歯状切込方向を内側に向かって対向し
   て折曲可能に形成されてなる請求項１又は請求項２記載
   の清掃運搬処理具。
4. 【請求項４】 袋挿入孔に挿入して取付けた柔軟な袋体
   により、二つ折にした平板体の間に物体を挾んで収納し
   たまま該袋体により密封収納可能にしてなる請求項１又
   は請求項２記載の清掃運搬処理具。
5. 【請求項５】 袋体が自然に分解処理可能な分解性プラ
   スチックとし平板体が紙製である請求項１又は請求項２
   記載の清掃運搬処理具。