JPH0687111U - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JPH0687111U
JPH0687111U JP3612193U JP3612193U JPH0687111U JP H0687111 U JPH0687111 U JP H0687111U JP 3612193 U JP3612193 U JP 3612193U JP 3612193 U JP3612193 U JP 3612193U JP H0687111 U JPH0687111 U JP H0687111U
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JP
Japan
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wiper
clip
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wiper blades
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JP3612193U
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勝 新井
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Nippon Wiper Blade Co Ltd
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Nippon Wiper Blade Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌用ワイパにおいて、払拭性能を特に向上
したワイパ装置を得ることを目的とする。 【構成】 2つのワイパブレードをほぼ並列に配置した
ワイパ装置にして、アーム圧を受けるクリップ(19)
の連結中心(16)と、該クリップとそれぞれのワイパ
ブレードとを連結するそれぞれの連結中心(17、1
8)とがワイパブレードの長手方向に偏位しており、ク
リップの連結中心(16)がクリップとそれぞれのワイ
パブレードとを連結する連結中心(17、18)との中
間に位置している、ワイパ装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車輌用ワイパに関し、特に払拭性能を向上せしめたワイパ装置に関 しており、さらに詳細には、2つのワイパブレードをほぼ並列に配置して有する 形式のワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイパ装置の払拭性能を向上せしめるために、2つのワイパブレードをほぼ並 列に配置して設け、先行するワイパブレードによる拭きむらを後続するワイパブ レードによってカバーしようとする提案がなされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術においては2本のワイパブレードを一体化している為に 払拭対象が例えば自動車の前面曲面ガラスである場合にエラーアングルが存在し たり、ブレード長手方向に相対的なねじれが存在し、一方のワイパブレードのみ にアーム圧が集中し、他方のワイパブレードのアーム圧が減少し又は作用しなく なる。著しい場合は該他方のワイパブレードの一部または全体が浮上るという状 態となる。作動の状態が不安定となり、払拭不良が生じ、ビビリが発生するとい う不具合がある。なお、エラーアングルが存在する場合に一方のワイパブレード のブレードラバーに過大なアーム圧が集中してブレードラバーが過度に倒れて、 払拭不良が生ずる状態を図9および図10に示している。
【0004】 本考案は、上述の従来技術における課題を解決し、その払拭性能を向上せしめ たワイパ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、2つのワイパブレードをほぼ並列に配置したワイパ装置にし て、アーム圧を受けるクリップの連結中心と、該クリップとそれぞれのワイパブ レードとを連結するそれぞれの連結中心とがワイパブレードの長手方向に偏位し ており、クリップの連結中心がクリップとそれぞれのワイパブレードとを連結す る連結中心との中間に位置している、ワイパ装置が提供される。
【0006】 アーム圧を受けるクリップがそれぞれのワイパブレードの幅方向で中間に位置 しているようにすることが望ましい。
【0007】
【作用】
本考案によれば、エラーアングルが大であったり、ブレードの長手方向に対す るねじれがあったりしても、2本のワイパブレードのブレードラバーがガラス面 によく追従し、安定した払拭動作を行わせることができる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面を参照して説明すれば、図1は本考案の実施例とし て示すワイパ装置の上面図および側面図、図2は図1の中央部分のそれぞれ拡大 図である。。このワイパ装置は、ほぼ平行に間隔をおかれて配置されたワイパブ レード11、12と、それぞれのワイパブレード11、12に連結されるアーム ピース13、14と、アームピース13、14の間に配置され図示しないワイパ アームに連結されるクリップホルダ15とを含んでいる。図3および図4はアー ムピース13、14とクリップホルダ15とを連結状態で示す上面図および側面 図である。
【0009】 クリップホルダ15とアームピース13、14とはリベット20によって連結 されており、ワイパブレード11、12とアームピース13、14とはそれぞれ ピン17、18(それぞれ軸線として示す)を介してそれぞれピボット的に連結 されている。
【0010】 図示するようにワイパアームに連結されるクリップ19はピボットピン16に よってクリップホルダ15とピボット的に連結され、アームピース13、14の 間に配置されており、ピボットピン16とピン17、18とはワイパブレードの 長手方向それぞれ反対方向に偏位している。その結果として、ほぼ同等なワイパ ブレード11、12は長手方向に偏位してほぼ平行にかつ等しい間隔をおかれた 位置においてピン17、18に連結されている。なお、図示実施例において、ア ームピース13、14とクリップホルダ15とクリップ19とはクリップホルダ 組立体を構成している。
【0011】 アームピース13、14がそれぞれクリップホルダ15に連結され、ワイパブ レード11、12がアームピース13、14に連結されるピン17、18を介し て力を受けるから、各ワイパブレードはワイパアームから伝達されるアーム圧力 を独立に受け、常に最適の位置をとり、払拭対象であるガラス面の曲率が変化し てもそれぞれのワイパブレードが単独でワイパアームに連結されている場合と同 様に動作するから、従来技術の2つのワイパブレードを有するワイパ装置におい て一方のブレードラバーのみが作用するようになる現象が防止され、それぞれの ワイパブレードが最適の姿勢をとる。この状態を図5、図6および図7に略示す る。
【0012】 なお、図示実施例ではワイパブレード11、12とアームピース13、14と はUフック形式で連結され、クリップ19と図示しないワイパアームともUフッ ク形式で連結されるものとして示しいるが、他の形式とすることも可能である。 また、アームピース13、14は折り曲げ板状の側板とUフック形式の折り曲げ 板とがリベット止めされたものとして示したが、他の形式、例えば一体構造など としてもよい。
【0013】 2つのワイパブレード11、12は同等なものとして示され、またピン17、 18の位置がワイパブレード11、12の長さの中央位置にあって、そのために ワイパブレード11、12の両端位置が長手方向に偏位しているものを図示した が、本考案はこれに限定されるものではなく、ピン17、18の位置をワイパブ レード11、12の長さの中央位置から偏位せしめて図1における左右両端位置 を揃えることもでき、2つのワイパブレード11、12を異なる形式のものとし ピン17、18とピボットピン16との距離を変更することにより、それぞれの ワイパブレードに伝達されるアーム圧を適切に定めることもできる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、エラーアングルが大であったり、ブレードの長手方向に対す るねじれがあったりしても、2本のワイパブレードのブレードラバーがガラス面 によく追従し、安定した払拭動作を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施例によるワイパ装置の上面
図および側面図。
【図2】図2は図1のワイパ装置の中央部を拡大して示
す上面図および側面図。
【図3】図3は図1のワイパ装置のクリップホルダ組立
体、すなわちクリップと2つのアームピースとを連結状
態で示す上面図。
【図4】図4は図3の側面図。
【図5】図5は図4と同等な図であるが、このときの各
ワイパブレードのブレードラバーの状態を略示する側面
図を併せて示す図。
【図6】図5と同等であるが、ガラス面の高さ位置の相
違に追従する状態を示す図。
【図7】図6と同等な図。
【図8】従来技術のワイパ装置の2つのブレードラバー
の作用を略示する側面図。
【図9】図8と同様であるが、一方のブレードラバーの
みが作用する状態を略示する概略側面図。
【図10】図9と同様な概略図。
【符号の説明】
11 第1ワイパブレード 12 第2ワイパブレード 13 アームピース 14 アームピース 15 クリップホルダ 16 ピボットピン(連結中心) 17 ピン(連結中心) 18 ピン(連結中心) 19 クリップ 20 リベット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図9】
【図10】
【図7】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのワイパブレードをほぼ並列に配置
    したワイパ装置にして、アーム圧を受けるクリップ(1
    9)の連結中心(16)と、該クリップとそれぞれのワ
    イパブレードとを連結するそれぞれの連結中心(17、
    18)とがワイパブレードの長手方向に偏位しており、
    クリップの連結中心(16)がクリップとそれぞれのワ
    イパブレードとを連結する連結中心(17、18)との
    中間に位置していることを特徴とするワイパ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイパ装置にして、ア
    ーム圧を受けるクリップがそれぞれのワイパブレードの
    幅方向の中間に位置していることを特徴とするワイパ装
    置。
JP1993036121U 1993-05-27 1993-05-27 ワイパ装置 Expired - Lifetime JP2586964Y2 (ja)

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JPH0687111U true JPH0687111U (ja) 1994-12-20
JP2586964Y2 JP2586964Y2 (ja) 1998-12-14

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