JPH068680B2 - 二室ガスカートリッジ - Google Patents
二室ガスカートリッジInfo
- Publication number
- JPH068680B2 JPH068680B2 JP59163891A JP16389184A JPH068680B2 JP H068680 B2 JPH068680 B2 JP H068680B2 JP 59163891 A JP59163891 A JP 59163891A JP 16389184 A JP16389184 A JP 16389184A JP H068680 B2 JPH068680 B2 JP H068680B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- small
- gas
- pressure
- fire extinguisher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62C—FIRE-FIGHTING
- A62C13/00—Portable extinguishers which are permanently pressurised or pressurised immediately before use
- A62C13/02—Portable extinguishers which are permanently pressurised or pressurised immediately before use with pressure gas produced by chemicals
- A62C13/04—Portable extinguishers which are permanently pressurised or pressurised immediately before use with pressure gas produced by chemicals with separate acid container
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62C—FIRE-FIGHTING
- A62C37/00—Control of fire-fighting equipment
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62C—FIRE-FIGHTING
- A62C13/00—Portable extinguishers which are permanently pressurised or pressurised immediately before use
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62C—FIRE-FIGHTING
- A62C13/00—Portable extinguishers which are permanently pressurised or pressurised immediately before use
- A62C13/76—Details or accessories
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は二室ガスカートリッジにかかり、主に消火器の
使用に都合よくしたものである。消火器には粉末を使用
する型と、液を使用する型がある。現在、消火液を使用
した消火器は、内部に消化液と押し出し用ガスを同封し
た蓄圧式と、押し出し用ガスをカートリッジに充填した
加圧式がある。
使用に都合よくしたものである。消火器には粉末を使用
する型と、液を使用する型がある。現在、消火液を使用
した消火器は、内部に消化液と押し出し用ガスを同封し
た蓄圧式と、押し出し用ガスをカートリッジに充填した
加圧式がある。
蓄圧式は、消火器本体の長期間にわたる気密性能が問題
となり、高い密封性能を有する必要があり、また、内圧
保持確認のためのゲージ類も必要となる。
となり、高い密封性能を有する必要があり、また、内圧
保持確認のためのゲージ類も必要となる。
加圧式は、押し出し源をカートリッジに封入してあるの
で、カット時にガス膨張空間を必要とする。ガス膨張空
間が狭いと急激に消火器内の圧力が上昇して危険である
ため、蓄圧式と同量のガス空間を有する必要がある。ま
た、長期間保存し場合に錆びたりして腐食すると消火器
の耐圧が低下し、カット時に爆発の危険も生じる。
で、カット時にガス膨張空間を必要とする。ガス膨張空
間が狭いと急激に消火器内の圧力が上昇して危険である
ため、蓄圧式と同量のガス空間を有する必要がある。ま
た、長期間保存し場合に錆びたりして腐食すると消火器
の耐圧が低下し、カット時に爆発の危険も生じる。
また、両式とも、初期圧と終期圧に差が生じるため消火
目標物はとらえにくい上、消化液の量の割には本体の内
容積が大きくなってしまう、等の欠点を有している。
目標物はとらえにくい上、消化液の量の割には本体の内
容積が大きくなってしまう、等の欠点を有している。
本発明はこれらの欠点を解消することのできる二室ガス
カートリッジを提供しようとするもので、仕切壁で仕切
られてそれぞれ独立した初期圧提供用の小室と後続圧提
供用の大室を備え、該大室の該小室と各開口端が共通の
封板でシールされており、該大室は前記仕切壁の後続圧
規制のための流量制御用の小孔を介してのみ該小室と連
通していることを特徴とする。
カートリッジを提供しようとするもので、仕切壁で仕切
られてそれぞれ独立した初期圧提供用の小室と後続圧提
供用の大室を備え、該大室の該小室と各開口端が共通の
封板でシールされており、該大室は前記仕切壁の後続圧
規制のための流量制御用の小孔を介してのみ該小室と連
通していることを特徴とする。
これにより、カートリッジのカット時、消火器の起動圧
力がカートリッジの小室内のガス容量で確保され、かつ
消火器のガス膨張空間は小室内だけのガス容量でよいた
め、この空間を小さくすることができる。
力がカートリッジの小室内のガス容量で確保され、かつ
消火器のガス膨張空間は小室内だけのガス容量でよいた
め、この空間を小さくすることができる。
また小孔によりガス流量調整が可能であるため、ガスが
ほぼ一定流量で消火器内に補給され、消火器の注出量、
注出距離はぼぼ一定である。この小孔は小室の仕切壁の
どこに設けてもよい。
ほぼ一定流量で消火器内に補給され、消火器の注出量、
注出距離はぼぼ一定である。この小孔は小室の仕切壁の
どこに設けてもよい。
また、密封性能を小型高圧ガスカートリッジに集約で
き、かつ小型高圧ガスカートリッジカット時から消火液
注出後まで消火器内の圧力変化が一定なので安全性も高
くなる。
き、かつ小型高圧ガスカートリッジカット時から消火液
注出後まで消火器内の圧力変化が一定なので安全性も高
くなる。
また、従来の蓄圧式や加圧式に比べて初期圧力が低いの
で、消火器の耐圧条件も低くなり、消火器本体も軽くで
き、コストも抑えることができる。
で、消火器の耐圧条件も低くなり、消火器本体も軽くで
き、コストも抑えることができる。
しかも、消火器内のガス膨張空間を小さくできるので、
同容量の消火器に比べて小型軽量化することが可能で、
ガス使用量も少なくできる。
同容量の消火器に比べて小型軽量化することが可能で、
ガス使用量も少なくできる。
以下に本発明の実施例を図面につき詳述する。１はカー
トリッジ本体で一端は球面状２に形成され、他端は首部
３に連なって開口している。４は仕切壁でこの首部側３
から本体１内に延び、本体１内を初期圧提供用の小室Ｂ
と後続圧提供用の大室Ａに仕切っている。そしてこの小
室Ｂの開口部６が封板７によってシールされ、この封板
７はまた本体１の開口端面もシールしている。この仕切
壁４には後続圧規制のための流量制御用の小孔５が穿た
れており、大室Ａと小室Ｂはこの小孔５を介してのみ互
いに連通している。この小孔５の位置は底部、側部、上
部等、適当に定められる。この小室Ｂの容量は次のよう
にして決められる。
トリッジ本体で一端は球面状２に形成され、他端は首部
３に連なって開口している。４は仕切壁でこの首部側３
から本体１内に延び、本体１内を初期圧提供用の小室Ｂ
と後続圧提供用の大室Ａに仕切っている。そしてこの小
室Ｂの開口部６が封板７によってシールされ、この封板
７はまた本体１の開口端面もシールしている。この仕切
壁４には後続圧規制のための流量制御用の小孔５が穿た
れており、大室Ａと小室Ｂはこの小孔５を介してのみ互
いに連通している。この小孔５の位置は底部、側部、上
部等、適当に定められる。この小室Ｂの容量は次のよう
にして決められる。
一般的に消火器において蓄圧式のガス貯めや加圧式のガ
ス膨張空間は全容量の４割位であるが、本願のカートリ
ッジを使用することによって、加圧式消火器のガス膨張
空間は理論的に全容量の７割位になるものと考えられ
る。たとえば加圧式５１消火器においてガス空間は５０
０mlとなり、初期起動圧力３〜４kg／cm2を確保するた
めには、９５cc窒素ガスカートリッジの場合、１５０kg
／cm2充填において、小室Ｂの容量は全容量の１０％位
必要となる。
ス膨張空間は全容量の４割位であるが、本願のカートリ
ッジを使用することによって、加圧式消火器のガス膨張
空間は理論的に全容量の７割位になるものと考えられ
る。たとえば加圧式５１消火器においてガス空間は５０
０mlとなり、初期起動圧力３〜４kg／cm2を確保するた
めには、９５cc窒素ガスカートリッジの場合、１５０kg
／cm2充填において、小室Ｂの容量は全容量の１０％位
必要となる。
この例は上記だけの消火器に限定されないし、かつガス
空間の変更により小室Ｂの容量も変わる。
空間の変更により小室Ｂの容量も変わる。
仕切壁４を小さなカートリッジ２１として形成し、これ
を本体１内に入れて大小の室ＡとＢを同心配置とする
と、二室ガスカートリッジの製作が容易となる。この
際、ガス充填をした上で封板７によるシールができるよ
うに、封板６の下面の突出部２２にカートリッジ２１の
上部開口を嵌めて両者を熔接し、このカートリッジ２１
を首部３の内周壁面とカートリッジ２１の外周壁面との
間に細隙を設けて本体１内に挿入し、ガス充填後、この
封板７を首部３の端面に熔接する。この製作方法も上記
だけの例には限定されない。
を本体１内に入れて大小の室ＡとＢを同心配置とする
と、二室ガスカートリッジの製作が容易となる。この
際、ガス充填をした上で封板７によるシールができるよ
うに、封板６の下面の突出部２２にカートリッジ２１の
上部開口を嵌めて両者を熔接し、このカートリッジ２１
を首部３の内周壁面とカートリッジ２１の外周壁面との
間に細隙を設けて本体１内に挿入し、ガス充填後、この
封板７を首部３の端面に熔接する。この製作方法も上記
だけの例には限定されない。
図示のカートリッジは消火器のカット装置に設置され、
使用の場所はハンドルを操作して穿針により封板７をカ
ットする。このカットにより小室Ｂ内のガスが先ず流出
し消火器内のガス空間に一定圧まで充満して消火液を消
火器の外部へ噴出させる。この小室Ｂのガス容量は全容
量に対し少ないので、消火器本体内の膨張空間をそれ程
大きくとらなくても本体内圧力を過度を高めることはな
く、しかも初期の消火液の押し出しには十分となってい
る。小室Ｂ内のガスが流出すると大室Ａ内のガスが小孔
５を通って小室Ｂ内に流入し、更に外部へ流出して連続
的に消火液を噴出させる。この小孔５は絞り作用がある
ので、大室Ａ内のガスも一度に流出することはなく、ガ
ス放出圧はほぼ一定となり、従って消火液の押し出し量
や押し出し距離はほぼ一定となる。
使用の場所はハンドルを操作して穿針により封板７をカ
ットする。このカットにより小室Ｂ内のガスが先ず流出
し消火器内のガス空間に一定圧まで充満して消火液を消
火器の外部へ噴出させる。この小室Ｂのガス容量は全容
量に対し少ないので、消火器本体内の膨張空間をそれ程
大きくとらなくても本体内圧力を過度を高めることはな
く、しかも初期の消火液の押し出しには十分となってい
る。小室Ｂ内のガスが流出すると大室Ａ内のガスが小孔
５を通って小室Ｂ内に流入し、更に外部へ流出して連続
的に消火液を噴出させる。この小孔５は絞り作用がある
ので、大室Ａ内のガスも一度に流出することはなく、ガ
ス放出圧はほぼ一定となり、従って消火液の押し出し量
や押し出し距離はほぼ一定となる。
本発明によればカートリッジ内を仕切壁で互いに独立し
た初期圧提供用の小室と後続圧提供用の大室に仕切り、
両室を後続圧規制のための流量制御用の小孔でのみ連通
させるようにしたので、封板のカットにより小室の少な
いガス量を先ず流出させて消火液の初期押し出しを果た
し、同時に大室のガス量を小孔により流量制御して徐々
に小室から外部へ流出させることができ、以って消火剤
の流出量や流出距離をほぼ一定に保つことができ、消火
器本体に用意されるガス膨張空間を小さくでき、従って
消火器自体も小さくかつ廉価にできる等、種々の特徴が
ある。
た初期圧提供用の小室と後続圧提供用の大室に仕切り、
両室を後続圧規制のための流量制御用の小孔でのみ連通
させるようにしたので、封板のカットにより小室の少な
いガス量を先ず流出させて消火液の初期押し出しを果た
し、同時に大室のガス量を小孔により流量制御して徐々
に小室から外部へ流出させることができ、以って消火剤
の流出量や流出距離をほぼ一定に保つことができ、消火
器本体に用意されるガス膨張空間を小さくでき、従って
消火器自体も小さくかつ廉価にできる等、種々の特徴が
ある。
第１図は本発明にかかるカートリッジの具体例を示す半
分縦断面図、第２図は加圧式消火器の概略縦断面図であ
る。 １…カートリッジ本体、２…球面部、３…首部、４…仕
切壁、５…小孔、Ａ…大室、Ｂ…小室、６…開口部、７
…封板、２１…カートリッジ、２２…突出部。
分縦断面図、第２図は加圧式消火器の概略縦断面図であ
る。 １…カートリッジ本体、２…球面部、３…首部、４…仕
切壁、５…小孔、Ａ…大室、Ｂ…小室、６…開口部、７
…封板、２１…カートリッジ、２２…突出部。
Claims (2)
- 【請求項１】仕切壁(4)で仕切られてそれぞれ独立した
初期圧提供用の小室(B)と後続圧提供用の大室(A)を備
え、該大室(A)と該小室(B)の各開口端が共通の封板(7)
でシールされており、該大室(A)は前記仕切壁(4)の後続
圧規制のための流動制御用の小孔(5)を介してのみ該小
室(B)と連通していることを特徴とする二室ガスカート
リッジ。 - 【請求項２】前記大小の室(A,B)が同心配置となり、前
記仕切壁(4)により前記小室(B)が小さなカートリッジ(2
1)を形成している特許請求の範囲第（１）項記載の二室
ガスカートリッジ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59163891A JPH068680B2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 二室ガスカートリッジ |
| KR1019850005585A KR860001598A (ko) | 1984-08-06 | 1985-08-02 | 2실 가스 카아트리지 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59163891A JPH068680B2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 二室ガスカートリッジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6145198A JPS6145198A (ja) | 1986-03-05 |
| JPH068680B2 true JPH068680B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=15782764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59163891A Expired - Lifetime JPH068680B2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 二室ガスカートリッジ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068680B2 (ja) |
| KR (1) | KR860001598A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104001285B (zh) * | 2014-06-13 | 2016-08-17 | 陈波宇 | 快速封堵桶 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5127500U (ja) * | 1974-08-21 | 1976-02-28 |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP59163891A patent/JPH068680B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-08-02 KR KR1019850005585A patent/KR860001598A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR860001598A (ko) | 1986-03-20 |
| JPS6145198A (ja) | 1986-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |