JPH06866U - 車のボディーカバー - Google Patents
車のボディーカバーInfo
- Publication number
- JPH06866U JPH06866U JP513792U JP513792U JPH06866U JP H06866 U JPH06866 U JP H06866U JP 513792 U JP513792 U JP 513792U JP 513792 U JP513792 U JP 513792U JP H06866 U JPH06866 U JP H06866U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body cover
- stretchable
- car
- resistant
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 嵩張らず、軽く、扱い易く、全体の伸縮性に
よって車にピッタリとフィットし、輸送時に、貨車の振
動によって、カバー内面と車の塗装面とが擦り合わされ
て車の塗装面に傷が付くことがない、車のボディーカバ
ーを提供することを目的とする。 【構成】 経緯両方向に伸縮性がある布地に耐水・耐酸
・伸縮性合成樹脂をラミネートした複数の構成片2、
3、3′と、これら構成片2、3、3′を接続する伸縮
性防水接続部4と、車のボディー寸法より少し小さい仕
上寸法とを有することを特徴とする。
よって車にピッタリとフィットし、輸送時に、貨車の振
動によって、カバー内面と車の塗装面とが擦り合わされ
て車の塗装面に傷が付くことがない、車のボディーカバ
ーを提供することを目的とする。 【構成】 経緯両方向に伸縮性がある布地に耐水・耐酸
・伸縮性合成樹脂をラミネートした複数の構成片2、
3、3′と、これら構成片2、3、3′を接続する伸縮
性防水接続部4と、車のボディー寸法より少し小さい仕
上寸法とを有することを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、車のボディーカバーに関するものである。
【0002】
従来の車のボディーカバーは、耐水性処理や太陽光を反射する処理を施した布 地を構成片として使用し、車のボディー寸法より少し大きい寸法を有し、車を屋 外に駐車したり、貨車で輸送するときに、車にカバーして使用される。
【0003】
しかし、従来の車のボディーカバーの構成では、車より寸法が大きいので、嵩 張って重くて扱い難く、又、上記の輸送時に、貨車の振動によって、カバー内面 と車の塗装面とが擦り合わされて車の塗装面に傷が付くという問題点がある。
【0004】 本考案は、上記の問題点を解決し、嵩張らず、軽く、扱い易く、車の塗装面に 傷を付けない車のボディーカバーを提供することを課題としている。
【0005】
本考案の車のボディーカバーは、上記の課題を解決するために、経緯両方向に 伸縮性がある布地に耐水・耐酸・伸縮性合成樹脂をラミネートした複数の構成片 と、これら構成片を接続する伸縮性防水接続部と、車のボディー寸法より少し小 さい仕上寸法とを有することを特徴とする。
【0006】 又、本考案の車のボディーカバーは、上記の課題を解決するために、伸縮性防 水接続部は、隣接構成片の接続される周縁部の表面と表面又は裏面と裏面を合わ せて、周縁部に接続代を少し残してストレッチヤーンの縫合線で縫い合わせるか 、断続ウエルド点で接続し、この二枚重ねで突き出した形の接続代を伸縮性防水 接着テープでカバーしたものであることが好適である。
【0007】 又、本考案の車のボディーカバーは、上記の課題を解決するために、構成片は 、車の上面部構成片と、両側面部構成片であることが好適である。
【0008】 又、本考案の車のボディーカバーは、上記の課題を解決するために、構成片は 、その一面又は両面に揆水処理を施したものであることが好適である。
【0009】 又、本考案の車のボディーカバーは、上記の課題を解決するために、経緯両方 向に伸縮性がある布地は、編み方に伸縮性があるニット編、トリコット編、メリ ヤス編の布地、又は、伸縮性があるストレッチヤーンを使用した布地であること が好適である。
【0010】 又、本考案の車のボディーカバーは、上記の課題を解決するために、耐水・耐 酸・伸縮性合成樹脂は、シリコン樹脂、又は、ポリウレタン樹脂を主体とするも のであることが好適である。
【0011】 又、本考案の車のボディーカバーは、上記の課題を解決するために、揆水処理 は、フッ素樹脂塗布又はパラフィン塗布であることが好適である。
【0012】
本考案の車のボディーカバーは、経緯両方向に伸縮性がある布地に耐水・耐酸 ・伸縮性合成樹脂をラミネートした複数の構成片を、伸縮性防水接続部で接続し ているので、全体の伸縮性があり、車のボディー寸法より少し小さい仕上寸法を 伸ばして車にカバーするので、車にピッタリとフィットさせることができる。従 って、従来の車のボディーカバーが有する嵩張って重くて扱い難く、車より寸法 が大きいので輸送時に、貨車の振動によってカバー内面と車の塗装面とが擦り合 わされて車の塗装面に傷が付くという問題点を解決できる。
【0013】 又、本考案の車のボディーカバーの伸縮性防水接続部は、隣接構成片の接続さ れる周縁部の表面と表面又は裏面と裏面を合わせて、周縁部に接続代を少し残し てストレッチヤーンの縫合線で縫い合わせるか、断続ウエルド点で接続し、この 二枚重ねで突き出した形の接続代を伸縮性防水接着テープでカバーしているので 、接続部は伸縮性を有し、後述の構成片の伸縮性と合わせて、車のボディーカバ ー全体が伸縮性を有する。
【0014】 又、本考案の車のボディーカバーの構成片は、車の上面部構成片と、両側面部 構成片とするのが、枚数が少なく、最も合理的である。
【0015】 又、本考案の車のボディーカバーの構成片は、その一面又は両面に揆水処理を 施すと、雨等に対する防水性を向上できる。
【0016】 又、本考案の車のボディーカバーの経緯両方向に伸縮性がある布地に、編み方 に伸縮性があるニット編、トリコット編、メリヤス編の布地、又は、伸縮性があ るストレッチヤーンを使用した布地を使用すると、前述の伸縮性防水接続部の伸 縮性と合わせて、車のボディーカバー全体の伸縮性が得られる。
【0017】 又、本考案の車のボディーカバーの耐水・耐酸・伸縮性合成樹脂に、シリコン 樹脂、又は、ポリウレタン樹脂を主体とするものを使用すると、車のボディーカ バー全体の伸縮性が得られると共に、通常の雨や雪に対する耐水性と、酸性雨に 対する対酸性が得られる。
【0018】 又、本考案の車のボディーカバーの揆水処理に、フッ素樹脂塗布又はパラフィ ン塗布を使用すると、雨等に対する防水性を向上できる。尚、揆水処理は、伸縮 性防水接続部による接続完了後に行うのが、ウエルド作業に都合が良い。
【0019】
本考案の車のボディーカバーの一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
【0020】 図1において、本実施例の車のボディーカバー1は、車の上面部構成片2と両 側面部構成片3、3′とを、伸縮性防水接続部4で接続して構成されている。
【0021】 図2において、車の上面部構成片2と両側面部構成片3、3′とは、経緯両方 向に伸縮性がある布地5に耐水・耐酸・伸縮性合成樹脂6をラミネートし、その 両面に揆水処理7、8を施したものである。この揆水処理7、8は、その一方を 省略できる。本実施例では、伸縮性がある布地5には、編み方に伸縮性があるニ ット編、トリコット編、メリヤス編の布地、又は、伸縮性があるストレッチヤー ンを使用した布地を使用している。耐水・耐酸・伸縮性合成樹脂6には、シリコ ン樹脂、又は、ポリウレタン樹脂を主体とするものを使用している。揆水処理7 、8には、フッ素樹脂塗布又はパラフィン塗布を使用し、伸縮性防水接続部4に よる接続完了後に処理している。
【0022】 図3、図4において、伸縮性防水接続部4は、車の上面部構成片2と両側面部 構成片3の接続される周縁部の表面と表面又は裏面と裏面を合わせて、周縁部に 接続代9を少し残してストレッチヤーンの縫合線図4の10aで縫い合わせるか 、断続ウエルド点図5の10bで接続し、この二枚重ねで突き出した形の接続代 9を伸縮性防水接着テープ11でカバーしているので、車のボディーカバー全体 が伸縮性を有する。
【0023】 上記のようにして、本実施例の車のボディーカバーは、車のボディー寸法より 少し小さい寸法に仕上げると、その全体の伸縮性を利用して、図1に示すように 、車に、ピッタリとフィットするようにカバーすることができる。
【0024】 本考案の車のボディーカバーは、上記に実施例に限らず種々の態様が可能であ る。例えば、経緯両方向に伸縮性がある布地や耐水・耐酸・伸縮性合成樹脂や揆 水処理は実施例で使用した材料に限らず、経緯両方向に伸縮性があり、又、耐水 ・耐酸・伸縮性という必要特性を有する材料であれば何を使用しても良い。又、 伸縮性防水接続部も実施例の構成に限らず、自由に設計できる。
【0025】
本考案の車のボディーカバーは、上記のようにして、車のボディーカバー全体 の伸縮性を利用できるので、車のボディー寸法より少し小さい寸法に仕上げて、 その伸縮性によって、車に、ピッタリとフィットするようにカバーできる。従っ て、本考案の車のボディーカバーは、嵩張らず、軽く、扱い易く、車の塗装面に 傷を付けることが無く、従来の車のボディーカバーにおける、車より寸法が大き いので嵩張って重くて扱い難く、輸送時に貨車の振動でカバー内面と車の塗装面 とが擦り合わされて車の塗装面に傷が付くという問題点を解決できるという効果 を奏する。
【図1】本考案の一実施例の使用状態の斜視図である。
【図2】図1の実施例の構成片の断面図である。
【図3】図1の実施例の伸縮性防水接続部の構成図であ
る。
る。
【図4】図1の実施例の伸縮性防水接続部の構成図であ
る。
る。
1 車のボディーカバー 2 上面部構成片 3、3′ 両側面部構成片 4 伸縮性防水接続部 5 経緯両方向に伸縮性がある布地 6 耐水・耐酸・伸縮性合成樹脂 7、8 揆水処理 9 接続代 10a 縫合線 10b 断続ウエルド点 11 伸縮性防水接着テープ
Claims (7)
- 【請求項1】 経緯両方向に伸縮性がある布地に耐水・
耐酸・伸縮性合成樹脂をラミネートした複数の構成片
と、これら構成片を接続する伸縮性防水接続部と、車の
ボディー寸法より少し小さい仕上寸法とを有することを
特徴とする車のボディーカバー。 - 【請求項2】 伸縮性防水接続部は、隣接構成片の接続
される周縁部の表面と表面又は裏面と裏面を合わせて、
周縁部に接続代を少し残してストレッチヤーンの縫合線
で縫い合わせるか、断続ウエルド点で接続し、この二枚
重ねで突き出した形の接続代を伸縮性防水接着テープで
カバーしたものである請求項1に記載の車のボディーカ
バー。 - 【請求項3】 構成片は、車の上面部構成片と、両側面
部構成片である請求項1又は2に記載の車のボディーカ
バー。 - 【請求項4】 構成片は、その一面又は両面に揆水処理
を施したものである請求項1、2又は3に記載の車のボ
ディーカバー。 - 【請求項5】 経緯両方向に伸縮性がある布地は、編み
方に伸縮性があるニット編、トリコット編、メリヤス編
の布地、又は、伸縮性があるストレッチヤーンを使用し
た布地である請求項1、2、3又は4に記載の車のボデ
ィーカバー。 - 【請求項6】 耐水・耐酸・伸縮性合成樹脂は、シリコ
ン樹脂、又は、ポリウレタン樹脂を主体とするものであ
る請求項1、2、3、4又は5に記載の車のボディーカ
バー。 - 【請求項7】 揆水処理は、フッ素樹脂塗布又はパラフ
ィン塗布である請求項1、2、3、4、5又は6に記載
の車のボディーカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP513792U JPH06866U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 車のボディーカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP513792U JPH06866U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 車のボディーカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06866U true JPH06866U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=11602928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP513792U Pending JPH06866U (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 車のボディーカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06866U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5380741B1 (ja) * | 2012-10-30 | 2014-01-08 | ワタナベ株式会社 | 自動車の車体カバー |
JP2016037155A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社メイテック | 車両用カバースーツ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3083119B2 (ja) * | 1992-03-19 | 2000-09-04 | 新日本無線株式会社 | 適応デルタ変調方式を利用した符号化/復号化回路 |
-
1992
- 1992-02-12 JP JP513792U patent/JPH06866U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3083119B2 (ja) * | 1992-03-19 | 2000-09-04 | 新日本無線株式会社 | 適応デルタ変調方式を利用した符号化/復号化回路 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5380741B1 (ja) * | 2012-10-30 | 2014-01-08 | ワタナベ株式会社 | 自動車の車体カバー |
JP2016037155A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社メイテック | 車両用カバースーツ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970415 |