JPH0686436U - 環境制御機構を備えたチューブ型ハウス - Google Patents

環境制御機構を備えたチューブ型ハウス

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JPH0686436U
JPH0686436U JP085408U JP8540892U JPH0686436U JP H0686436 U JPH0686436 U JP H0686436U JP 085408 U JP085408 U JP 085408U JP 8540892 U JP8540892 U JP 8540892U JP H0686436 U JPH0686436 U JP H0686436U
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JP
Japan
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tube
house
fluid
pipe
control
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Application number
JP085408U
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English (en)
Inventor
嗣彦 古川
幸夫 矢治
幹雄 屋代
泰生 大下
Original Assignee
農林水産省東北農業試験場長
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

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  • Greenhouses (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に且つ容易にハウス環境を閉鎖系から
開放系へ及びその逆への切換えを可能とし、植物の育成
制御、防除用煙霧、湿度制御などを自動化し、ハウス栽
培の大規模化を可能にする。 【構成】 流体搬送機1と、流体搬送パイプ2と、該流
体搬送パイプに直列または並列に連結され、不連続ある
いは連続面8を形成可能に相隣接して配列された複数個
の光透過性軟質プラスチックフィルム製チューブ3と、
流体搬送パイプ2と共に各チューブの両端を固定支持す
る手段5と、チューブ保持手段4,4,と、ハウス内温
度を制御するための電磁バルブ7とで構成される。搬送
された流体によるチューブの膨張によって天井部を必要
とすることなく直接ハウス外部に対して閉鎖系を形成
し、または収縮により直接ハウス外部に対して開放系を
形成し、ハウス環境制御を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農園芸用のハウスに関し、より詳しくは、特に寒冷地などにおける 畑作の作期の拡大と低温害の回避とをはかるためのハウス栽培環境制御機構を備 えたチューブ型ハウスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に農園芸用のハウスは、支柱その他の支持材から成る骨組にビニールなど 光を透過するシートを張りめぐらして閉鎖系を構成しているが、閉鎖系のハウス には換気用手段、即ち開放系形成手段が不可欠である。そのため、一般のハウス では、換気ファンや天窓や側窓などを設け、またトンネルハウスではビニールを 人力により持ち上げるなどして換気をはかっているので、大規模化が困難であっ た。更に、植物の生育制御、病害虫防除、湿度制御のためには、一般に他の追加 的な手段・作業を必要としていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の事情に鑑み、開放系形成を極めて容易且つ効果的に行える上 に、保温効果がより高く、且つ植物の生育制御、防除用煙霧、湿度制御などを自 動化になし得て、しかも大規模化を可能にし、にも拘わらず支柱などのフレーム 資材をより少なくすることができる、ハウス環境制御機構を備えたチューブ型ハ ウスを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によるチューブ型ハウスは、流体搬送機と、流体搬送パイプと、該流体 搬送パイプに直列または並列に連結され、収縮時には隣同士相互に不連続である が流体充填による膨張時には互いに接触して連続面を形成する様に順次相隣接し て配列された複数個の光透過性軟質プラスチックフィルム製チューブと、流体搬 送パイプと共に少なくとも各チューブの両端を固定支持する手段と、チューブ保 持手段と、ハウス内温度が一定値以上に上昇すると作動して流体の搬送を停止す る電磁バルブとから成り、搬送された流体によるチューブの膨張によって天井部 を必要とすることなく直接ハウス外部に対して閉鎖系を形成し、または収縮によ り直接ハウス外部に対して開放系を形成し、ハウス環境制御を行うことを可能に する構成としたものである。
【0005】 チューブの素材、太さ等は、形成するハウスの規模、形状、種類等に応じて適 宜選択することができる。 本考案における複数列のチューブは、単に両端部を固定するだけでなく、一般 的にはチューブ支持ワイヤを用いて隣接して配置することが好ましい。このチュ ーブ支持ワイヤは、任意の手段、態様によりチューブの上部を支持すればよく、 あるいはチューブの上部と下部とに配設してチューブを上下両側で支持する様に してもよい。そして、後者の様に両側から支持すれば、強風時にチューブが反転 するなどして閉鎖系が形成されなくなるような不測の事故を防止できる。
【0006】 この様にして隣接して配置された各チューブへの流体の搬送は、並列式に、即 ち流体が流体搬送パイプから直接に各チューブへ搬送される方式と、直列式に、 即ち流体搬送パイプから先ず或るチューブへ流体が搬送され、次いでその流体が 隣接列のチューブへ搬送されて順次次のチューブに搬送されて全体のチューブに 充填される方式とがあり得る。 また、直列式または並列式におけるチューブの流体搬送系の末端には必要に応 じて開閉することの出来る流体排出口を設けてもよく、その流体排出口の大きさ を変化できる様にしてもよい。
【0007】
【実施例】
以下、本考案のチューブ型ハウスを添付図面に示した非限定的な実施例につい て説明する。 先ず、図1(平面図)及び図2(正面図)には、並列式にチューブを配設した チューブ型ハウスを示す。この装置では、送風機1と複数の分岐パイプ2’を有 する送風パイプ2とが電磁バルブ7を介して連絡されており、この分岐パイプ2 ’には対応する数のビニール製のチューブ3が連結されている。
【0008】 各チューブ3は、両端がワイヤ固定パイプ5及び送風パイプ2に固定されたチ ューブ支持ワイヤ4により吊り下げ張設されており、かくして側壁ビニール6と 共に地面9上に全体としてのビニールハウスを形成している(但しハウスを組立 てている骨組み部材は図示していない)。 各チューブ3は、充填された空気等の流体により膨張した時に互いに隣接する チューブ間に連続面8が形成可能な間隔に隣接して配置されており、かくして連 続面が形成されるとハウスは閉鎖系を構成する。 逆に、送風が停止され、例えばチューブ末端の流体排出口(図示せず)を開口 するなどによって、チューブ中の流体が抜き出されると、チューブは図2で点線 で示す様に収縮して、各チューブは離れて連続面8はなくなり、かくしてハウス は開放系を構成する。
【0009】 なお、各チューブ3は、図示されてはいないが下部にもチューブ支持ワイヤを 設けることが可能であり、その場合には、強風時などにチューブが反転して連続 面が出来ずに閉鎖系が形成されなかったり、チューブが支持ワイヤにからまるこ とを防止することができる。 更に、図1では、流体は、矢印で示す様に各分岐パイプ2’からチューブ3へ 搬送される様になっているが、この様な並列式の流体移動でなく、例えば搬送パ イプは第1のチューブにのみ通じており、第2のチューブはその末端で第1と他 端で第3のチューブと通じており、以下のチューブも同様に各前後のチューブと 通じていて、第1のチューブに入った流体は第2のチューブ、第3のチューブ、 第4のチューブと順次送られて各チューブに気体が充填される様な直列式の流体 移動形式にすることも可能である。
【0010】 図4に示すハウス装置は、例えば地面9の隣合った畦畔10,10の上に送風 パイプ2及びワイヤ固定パイプ5を配置し、その間に各複数の吐出口のついたビ ニールチューブ3を掛け渡しチューブに常時送風することによって、チューブ3 の緊張力によりハウスを構成するか、または吐出口から噴出する空気などの反力 により流体噴射支持ハウスを構成したものである。図中4’は、各チューブ3の 配列を整えるためのあるいは、チューブ3を保持するための補助的支持部材であ り、必ずしもワイヤでなくてもよい。
【0011】 図5〜図8は、チューブの応用配置列を示すもので、図5は平型ハウス、図6 はトンネル型ハウス、図7及び図8は屋根型ハウスにおけるチューブのそれぞれ の配置例である。 図7或いは図8のハウスは園芸施設のみならず、例えば畜舎としても極めて好 都合に利用することが出来る。 また図8のハウスは降雪のある地域に適している。
【0012】 チューブ3に吐出口3’が無い場合は、ハウス内外の温湿度、チューブ内の圧 力を検知し、送風機1の回転数を制御し装置内の最適環境制御を行う。例えば、 ハウス内温度が一定値以上に上昇すると電磁バルブ7を開けて、送風機を止め流 体搬送を停止し、一定値以下になると電磁バルブ7を開けて送風機1を運転させ 流体搬送を行う。 また、温度が一定値以下の圧力の場合は流体搬送を行うが、チューブ内の圧力 が連続面8を維持するために必要な一定値以下の場合に流体搬送を行い、一定値 以上の圧力の場合は電磁バルブを閉じて流体搬送を停止する。
【0013】 一方、チューブに多数の流体吐出口3を設けた場合(図3)は、送風機1を運 転し、流体を搬送することにより連続面8の維持と装置内への流体供給が可能で ある。 この態様のように、チューブから装置内に搬送流体を送り込むことが出来るよ うにした場合には、ハウス内から例えば地中を介して流体が搬送機に送られるよ うにして、搬送流体を循環させてもよい。 また、図4に示すように吐出口から空気を噴出させると多口ホース噴頭のよう にその反力によってチューブを支持できるので、比較的規模の大きいハウスが構 成できる。
【0014】
【発明の効果】
本考案は、自動的に且つ容易にハウス環境を閉鎖系から開放系へ及びその逆に 切換えることができるから、単に閉鎖系にすることにより保温効果を高めるだけ でなく、適時に開放系に切換えることによって湿度害の出るのを防止したり或い は適度に雨水をハウス内へ導入することもでき、またチューブに流体吐出口を設 ける場合には、植物の育成制御、防除用煙霧、湿度制御などを自動化し得て、ハ ウス栽培の大規模化を可能にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のチューブ型ハウスの平面図であ
る。
【図2】図2は同じく正面図である。
【図3】図3は本考案のチューブ型ハウスのチューブの
1態様の斜視図である。
【図4】図4は図1とは別の態様のチューブ型ハウスの
斜視図である。
【図5】図5は更に別の態様のチューブ型ハウスの斜視
図である。
【図6】図6はまた別の態様のチューブ型ハウスの斜視
図である。
【図7】図7はまた更に別の態様のチューブ型ハウスの
側面図である。
【図8】図8は更にまた別の態様のチューブ型ハウスの
側面図である。
【符号の説明】
1 送風機 2 流体搬送パイプ 2’ 分岐パイプ 3 チューブ 4 支持ワイヤ 4’ 補助的支持部材 5 固定パイプ 6 側壁ビニール 7 電磁バルブ 8 連続面 9 地面 10 畦畔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体搬送機(1)と、流体搬送パイプ
    (2)と、該流体搬送パイプに直列または並列に連結さ
    れ、収縮時には隣同士相互に不連続であるが流体充填に
    よる膨張時には互いに接触して連続面(8)を形成する
    様に順次相隣接して配列された複数個の光透過性軟質プ
    ラスチックフィルム製チューブ(3)と、流体搬送パイ
    プ(2)と共に少なくとも各チューブの両端を固定支持
    する手段(5)と、チューブ保持手段(4)(4’)
    と、ハウス内温度が一定値以上に上昇すると作動して流
    体の搬送を停止する電磁バルブ(7)とから成り、搬送
    された流体によるチューブの膨張によって天井部を必要
    とすることなく直接ハウス外部に対して閉鎖系を形成
    し、または収縮により直接ハウス外部に対して開放系を
    形成し、ハウス環境制御を行うことを特徴とする環境制
    御機構を備えたチューブ型ハウス。
  2. 【請求項2】 前記光透過性軟質プラスチックフィルム
    チューブの下部に圧力または流速により開弁する弁を有
    する各複数の流体吐出口(3’)を設けた請求項1に記
    載の環境制御機構を備えたチューブ型ハウス。
JP085408U 1992-10-30 1992-10-30 環境制御機構を備えたチューブ型ハウス Pending JPH0686436U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229498A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Toto Kogyo Co Ltd 空気層形成フィルムの空気給・排気システム
KR101226031B1 (ko) * 2011-08-03 2013-01-24 공주대학교 산학협력단 식물공장 시스템

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5598884A (en) * 1978-12-30 1980-07-28 Fujitsu Ltd Semiconductor light emitting device

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