JPH068631Y2 - 電光看板 - Google Patents

電光看板

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JPH068631Y2
JPH068631Y2 JP12040589U JP12040589U JPH068631Y2 JP H068631 Y2 JPH068631 Y2 JP H068631Y2 JP 12040589 U JP12040589 U JP 12040589U JP 12040589 U JP12040589 U JP 12040589U JP H068631 Y2 JPH068631 Y2 JP H068631Y2
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JP
Japan
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core rod
frame
appropriate
short cylindrical
film
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JP12040589U
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JPH0358685U (ja
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恒男 古沢
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SAMHWA PLASTIC IND.CO.
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電光看板の改良に関する。
〈従来の技術〉 光源を内部に有し、この光源から外部の広告が照らし出
される言わゆる内照式の電飾看板は、大型化の傾向にあ
る。このような大型化の傾向に伴って電飾看板は、硬質
の半透明プラスチック板(例えばアクリル板)等では形
成が不可能な程表示面積の大きいもののニーズが増大し
ているものである。
上記目的に沿う材料として、軟質ビニールシートの層間
にメッシュ状のポリエステル繊維織物等を基材として一
体にした可撓性を持つ半透明シートが一般的である。
上述のシートを広告表示部として用いるに際し、看板取
り付け現場において、シートの周囲を引っ張り延伸させ
て固定する必要がある。
これには、シートの周縁へ鳩目を打ち込んでこれにフッ
ク状の金具を引っ掛け、金具の他端を光源周囲に設けら
れた枠体に固定して対応していた。
このような金具としてはターンバックル等の張力の調整
が可能なものが使用された。
上述のターンバックルを使用するものは、シート周縁に
鳩目等の金具を複数取り付ける等の処理を要する。又複
数のターンバックル等金具を必要とする。従って多数の
金具を必要とすると共に、個々の金具を個別にしかも均
等な張力がシートへ与えられるように締め付ける手間を
要した。
このような多数の金具の必要、個々の金具の調節の手間
を排することを目的として、本願出願人により、過去に
実開昭63-171532号として出願が為されている。これ
は、「本体枠の両または片側面に配位さした筺体内に柔
軟シートの両側を巻き込んで延展させた係止具におい
て、筺体内に係止しうる第1係止片が切欠部を有する中
空円筒体と突起体とからなり、一方柔軟シートを巻回さ
せる第2係止片か円柱の長さ方向にいくつかの突起部を
有するものからなり、該突起部が上記切欠部に係合しう
ることを特徴とした柔軟シートの延展用係止具」であ
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、この係止具を用いてシートの固定を行う場
合、一旦シートを固定してしまった後は再び取り外さな
い限り、上記ターンバックルを用いた場合のように張力
の調整を大きなレンジで行うことが出来なかった。
結局、シート周縁の処理や個々の金具の調節(調整箇所
の複数化)の手間を排することと、固定後の張力の大幅
な調整は両立させることが出来なかったのである。
本考案は、上記問題点を課題とし、その解決を目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉 そこで本考案は、光源と、枠体と、広告等の表示部をな
す外包膜と、膜保持具とを有してなり、光源は周囲を上
記枠体に囲まれ、上記膜保持具は、枠体の適宜位置に設
けられると共に上記外包膜を枠体に保持することが可能
なるものである電光看板において、膜保持具は、適宜長
さを有する芯棒と、適宜数の短円筒状体とを備えてな
り、上記芯棒は、枠体と別体に形成され外包膜の一端辺
を巻回することが可能なるものであると共に自身の外周
面長手方向に沿って適宜数の凹部を有し、上記適宜数の
短円筒状体同士は、互いに適宜間隔を以て、外包膜の一
端辺の固定を予定する枠体の長手方向に沿って枠体へ固
定されるものであり、個々の短円筒状体は、中空の内部
に上記芯棒を回転可能に受容することが出来るものであ
ると共に自身の長手方向に沿って切欠部を有し、更に短
円筒状体は、内部に上記芯棒の凹部と係合する凸部を有
し、上記切欠部は、外包膜一端辺が巻回された上記芯棒
が上記夫々の短円筒状体内に保持される際に外包膜を通
すことが可能なるものであり、上記外包膜の一端辺が巻
回された芯棒は、個々の短円筒状体間に設定された上記
間隔から、自身の適宜位置を外部へ呈するものであるこ
とを特徴とする電光看板の提供を図るものである。
〈作用〉 上記手段を施した本考案にあっては、外包膜の一端が巻
回された芯棒は、個々の短円筒状体間に設定された間隔
から、自身の適宜位置を外部へ呈しているため、ここを
外部から保持し芯棒を回動して、外包膜固定後も外包膜
の張力の調整を行うことができる。また、上記外部に露
呈する芯棒適宜箇所の回動作業によって外包膜全体の均
等な張力の調整作業を簡単に行うことが可能である。
〈実施例〉 以下に図面を参照して、この考案の好適な実施例を例示
的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸方、形状、材質、その相対配置など
は、特に特定な記載がないかぎりは、この考案の範囲を
それらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明
例に過ぎない。
第1図に本考案の実施例を示す。蛍光灯或はその他の光
源(1)を、直方体或はその他の立体形状に組み立てられ
た枠体(2)の内部に備え、枠体(2)が構成する立体の一面
を表示面として看板が形成される。この表示面の縁とな
る枠体(2)上辺(3)、下辺(4)、及び両側辺(2′)
(2′)へ、各辺の長手方向に沿って広告等表示面を為
すシート(5)の係止手段(6)が設けられる(側辺(2′)
(2′)の係止手段(6)は図示しない)。後に詳述するこ
の係止手段(6)によってシート(5)が枠体(2)へ固定され
た後は、シート(5)がなす表示面に対して側面となる枠
体(2)部位へ外枠(9)が周設されて看板が形成される。
第2図及び第3図に示す上記係止手段(6)は、長尺の樋
状であり、横断面が略レの字状の基台(7)と、基台(7)と
は別体のシート(5)端部受容体(8)とを備えてなる。基台
(7)は、レの字の鉛直部分(7-a)と、レの字の返り部分(7
-b)と、鉛直部分(7-a)上端から屈曲して水平方向に伸び
る水平部分(7-c)と、鉛直部分(7-a)中央部と返り部分(7
-b)中央部との間に水平に渡された架橋部分(7-d)とによ
って構成されている。架橋部分(7-d)の上面には、垂直
に突出し、互いに平行に基台(7)長手方向に沿って伸び
る突出部(7-e)(7-f)が形成されている。この平行な2つ
の突出部(7-e)(7-f)は、互いの先端(7-e′)(7-f′)
が遠ざかるよう水平方向に屈曲している。この一対の突
出部(7-e)(7-f)は後述する受容体(8)と嵌合する「ほ
ぞ」をなしている。
基台(7)は、その鉛直部分(7-a)及び水平部分(7-c)の適
宜位置にボルト穴を設けて、前述の枠体(2)へ、ボルト
(10)締めにより固定する(ボルト(10)は位置のみを図示
する)。
基台(7)に傾斜面となる返り部分(7-b)を設けるのは、光
源(1)の光を遮らず、照明効果を高めるためである。
受容体(8)は、断面が略C字状の中空の筒状部(8-a)と、
横断面略コの字状の嵌合部(8-b)とを備えてなる。第4
図に示すように、この筒状部(8-a)と嵌合部(8-b)の関係
は、筒状部(8-a)のC字の背面(8-a′)へ嵌合部(8-b)
のコ字の脚(8-a′)(8-b′)の一方が埋没するように
成形されており、このとき、嵌合部(8-b)のコ字は下向
きに開いた状態となっている。両脚(8-b′)(8-b′)
の先端は互いに向き合うように屈曲して、逆鉤(かえ
り)(8-b″)(8-b″)をなしている。
C字の筒状部(8-a)は、上記背面(8-a′)とは反対側に
C字の切欠部(8-a″)を有する。切欠部(8-a″)は、
筒状部(8-a)の長手方向に沿って設けられる。この切欠
部(8-a″)は、やや上方に開口するよう形成しておけ
ば、後述のシート(5)の締め付けが円滑に行え効果的で
ある。筒状部(8-a)の内部中空部(8-c)は、内周面の適宜
位置に突起(8-d)を有する。ここでは、切欠部(8-a″)
の上部縁に沿って形成されたものを図示してあるが、こ
の実施例に限定するものではなく、中空部(8-c)内周面
の他の位置に設けて実施することも可能である。
又中空部(8-c)内周面は断面がほぼ円となるように形成
することも可能であるが、楕円或は長円となるように形
成して実施しても効果的である。
受容体(8)は適宜数用意され、各受容体(8)は適宜間隔を
以て、基台(7)の長手方向に固定される。この固定につ
いては、後に詳述する。
次に上記受容体(8)の筒状部(8-a)内(中空部(8-c))へ
受容され芯棒(11)について説明する。
芯棒(11)は、受容体(8)とは別体に形成された長尺条体
であり、受容体(8)の中空部(8-c)に受容されるものであ
る。芯棒(11)は断面が円或は楕円或は多角形として実施
する。ここでは円の場合を例に採って説明する。芯棒(1
1)外周面は、芯棒長手方向に沿って、適宜数の凹部(11-
a)が設けられている。この凹部(11-a)は、図示した4本
に限るものではなく、4本以上設けても、又は4本以下
であっても実施することが可能である。更に凹部(11-a)
は、断面が半円形状に後退するものを図示してあるが、
この形状に限定するものではなく、楕円形状、長円形状
或は多角形状に後退するものであっても実施可能であ
る。
芯棒(11)は、受容体(8)の数に対応する数用意し、一つ
の受容体(8)に対して一つとなるように構成するものと
して実施してもよいが、一つの芯棒(11)がその長手方向
に(適宜間隔を以て)複数の受容体(8)に受容されるも
のとしても実施可能である。一つの芯棒(11)は、一つの
受容体(8)長手よりも長いものであり、一つの芯棒(11)
が一つの受容体(8)に受容されるものとした場合、中空
部(8-c)端部から少なくとも芯棒(11)の一端が外部へ露
出する(芯棒(11)両端が外部へ露出するものであっても
よい)。一つの芯棒(11)が複数の受容体(8)に受容され
るとした場合、各受容体(8)の間から、芯棒(11)の胴部
が外部へ露出するものである。
前述の芯棒(11)一つに対して、受容体(8)一つという構
成を採った場合、芯棒(11)は、長手方向に約150mmと
し、受容体(8)の(長手)幅は約100mmとして実施すれば
効果的である。
次に各部材の取り付け方法について説明する。筒状部(8
-a)の内部中空部(8-c)は、上記芯棒(11)と共に、シート
(5)の一端辺を受容することが可能なものである。先ず
ここへシート(5)を二つ折りにして挿入する(第4
図)。シート(5)の端辺約50mm位を二つ折りにして切欠
部(8-a″)から中空部(8-c)内へ、シート(5)端辺が筒
状部(8-a)と平行になるようこれを挿入するのが適当で
ある。
この後中空部(8-c)の端から、上記シート(5)の折り目の
内部に位置するよう、芯棒(11)を挿入する(第3図)。
挿入後受容体(8)の嵌合部(8-b)を基台(7)の突出部(7-e)
(7-f)へ押し込みこれに嵌合する(第5図)。2つの突
出部(7-e)(7-f)の先端(7-e′)(7-f′)がなす「ほ
ぞ」に、嵌合部(8-b)の脚(8-b′)(8-b′)の逆鉤(8
-b″)(8-b″)が係合し、固定が完了する。このとき
各受容体(8)は、シート(5)端辺に対し約300mm間隔で設
置するものとする。勿論この間隔に限定するものではな
く、他の間隔を採っても実施可能である。前述の一つの
芯棒(11)に対し一つの受容体(8)が対応するものとして
実施する場合は、芯棒(11)の長さよりも大きな間隔を設
定するものとすればよい。
固定が完了した時点では、シート(5)に掛かる張力は緩
く適性なものではないので、シート(5)を以下の方法に
より締め付ける。
受容体(8)の端部から或は隣合う受容体(8)との間から、
外部へ露出する芯棒(11)の胴部へ第6図に示す締め付け
具(12)を係合する。この締め付け具(12)は先端が略C字
形の保持部(12-a)を形成している。このC字形の内側に
芯棒(11)が保持され、締め付け具(12)の他端に設けられ
た把手(図示しない。)を持って回動する(矢印
(X))。上記保持部(12-a)内に、適宜数の爪(12-b)が形
成されており、この爪(12-a)が、上記回動の際に芯棒(1
1)の凹部(11-a)を引っ掛けて、確実に芯棒(11)を回動せ
しめるのである。爪(12-b)先端は、回動する方向を臨む
ように形成しておけば効果的である。勿論単に先端がC
字の中心に向うように爪(12-b)を形成してもよい。
上記締め付け具(12)よって大きな幅で、シート(5)の調
整を行うことが出来る。又微妙な調整は直接指で芯棒(1
1)をつかんで行うことが出来る。
芯棒(11)は、受容体(8)の逆鉤(8-d)が凹部(11-a)内に入
り込み、芯棒(11)とシート(5)を押さえる為、上述した
張力の調整作業以外において、回動せず、シート(5)を
緩ませないものである。
シート(5)を看板から外す際、これは、芯棒(11)を抜き
取ることによって簡単に行える。
枠体(9)、係止手段(6)の各構成部材はアルミ型材を用い
るのが適切であるが、素材はこれ以外のものを選択して
実施することも可能である。アルミ型材を選択した場合
は、定断面のアルミ押出型材を適宜長さ切断したものを
用いて各部材を構成するのが適切である。
又第2図、第3図及び第4図では、シート(5)は受容体
(8)内部において、芯棒(11)の下側から入り込み、その
端部は芯棒(11)の上から受容体(8)外部へ出ている。し
かし、図示したものとは逆に、シート(5)は芯棒(11)の
上を通って受容体(8)内部へ入り込み、芯棒(11)の下を
通って端部を外部へ出すものてあっても実施することが
可能である。実際の実施に際しては、このように芯棒(1
1)の上から下へシート(5)の端部を回り込ませた方が固
定が確実である。
〈考案の効果〉 本考案の実施により、広告表示部たるシートの周縁に鳩
目等の金具を取り付ける手間の排除と、シートを枠体へ
固定した後の張力の大幅な調整の簡便化とを両立させる
ことが可能となった。更に看板取り付け現場において、
個々多数回の金具の調節による張力調整の手間を排する
ことも、可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す全体斜視図であり、
第2図は、その要部略断面図である。第3図は、その要
部斜視図であり、第4図は、受容体(8)の一実施例を示
す要部斜視図である。第5図は、受容体(8)の固定方法
を示す説明図である。第6図は、芯棒(11)の一実施例を
示す斜視図である。 (1)……光源、(2)……枠体、(5)……シート、 (6)係止手段、(8)……受容体、(8-a)……筒状部、 (8-d)……返り部分、(11)……芯棒、(11-a)……凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、枠体と、広告等の表示部をなす外
    包膜と、膜保持具とを有してなり、光源は周囲を上記枠
    体に囲まれ、上記膜保持具は、枠体の適宜位置に設けら
    れると共に上記外包膜を枠体に保持することが可能なる
    ものである電光看板において、膜保持具は、適宜長さを
    有する芯棒と、適宜数の短円筒状体とを備えてなり、上
    記芯棒は、枠体と別体に形成され外包膜の一端辺を巻回
    することが可能なるものであると共に自身の外周面長手
    方向に沿って適宜数の凹部を有し、上記適宜数の短円筒
    状体同士は、互いに適宜間隔を以て、外包膜の一端辺の
    固定を予定する枠体の長手方向に沿って枠体へ固定され
    るものであり、個々の短円筒状体は、中空の内部に上記
    芯棒を回転可能に受容することが出来るものであると共
    に自身の長手方向に沿って切欠部を有し、更に短円筒状
    体は、内部に上記芯棒の凹部と係合する凸部を有し、上
    記切欠部は、外包膜一端辺が巻回された上記芯棒が上記
    夫々の短円筒状体内に保持される際に外包膜を通すこと
    が可能なるものであり、上記外包膜の一端辺が巻回され
    た芯棒は、個々の短円筒状体間に設定された上記間隔か
    ら、自身の適宜位置を外部へ呈するものであることを特
    徴とする電光看板。
JP12040589U 1989-10-13 1989-10-13 電光看板 Expired - Lifetime JPH068631Y2 (ja)

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JP12040589U JPH068631Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 電光看板

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Publication Number Publication Date
JPH0358685U JPH0358685U (ja) 1991-06-07
JPH068631Y2 true JPH068631Y2 (ja) 1994-03-02

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ID=31668483

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JP12040589U Expired - Lifetime JPH068631Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 電光看板

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