JPH0685705A - Rds用受信機 - Google Patents

Rds用受信機

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Publication number
JPH0685705A
JPH0685705A JP25738892A JP25738892A JPH0685705A JP H0685705 A JPH0685705 A JP H0685705A JP 25738892 A JP25738892 A JP 25738892A JP 25738892 A JP25738892 A JP 25738892A JP H0685705 A JPH0685705 A JP H0685705A
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JP
Japan
Prior art keywords
equalizing
traffic information
identification data
signal
broadcast
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25738892A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumasa Hamada
満昌 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
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Publication of JPH0685705A publication Critical patent/JPH0685705A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交通情報放送受信中におけるオーディオ信号
の周波数特性を変更して所定のイコライジング特性に設
定する。 【構成】 RDS用受信機において、受信しているFM
放送信号の中から交通情報放送中を示す識別データが識
別データ検出手段15aにより検出された時に、交通情
報用イコライジング制御信号駆動手段15cがイコライ
ジング制御手段14を駆動してして、予め記憶している
交通情報の内容聴取が容易な所定のイコライジング特性
をイコライジング手段8へ交通情報用イコライジング制
御信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はRDS(ラジオデータシ
ステム)を利用したRDS用受信機に係わり、交通情報
放送受信中におけるオーディオ信号の周波数特性を変更
して所定のイコライジング特性に設定するRDS用受信
機に関する。
【0002】
【従来の技術】カーラジオでは、各地の交通情報を容易
に入手できると便利である。このため、西独、オースト
ラリア、スイス等ではARI放送システムが採用され、
適当な時刻に交通情報を放送すると共に、FM放送信号
に現受信局が交通情報放送局であることを示す識別デー
タや交通情報放送中であることを示す識別データを重畳
し、これらデータを用いて容易に交通情報を聞けるよう
にしている。
【0003】ところで、車が長距離移動して受信局のサ
ービスエリアを外れると、そのつど再選局が必要とな
る。このため、交通情報を容易に入手できることに加え
て、選局機能の高度化が求められている。特に、比較的
サービスエリアの狭いFM放送をラジオ放送サービスの
主体とし、カーラジオでの放送受信率の高いヨーロッパ
では、この要求が強い。そこで、この要求をみたすべく
ヨーロッパ放送連合よりRDS(ラジオデータシステ
ム)が提案され、実用化されつつある。
【0004】このRDSは、FMラジオ放送信号にデジ
タルの各種データを重畳する方式であり、メッセージと
しては現在受信されているFM放送の (1)プログラム識別データ(PI) (2)放送局名(PS) (3)同一番組放送中の放送局周波数リスト(AFリス
ト) (4)番組内容識別データ(PTY) (5)送信状態識別データ(DI) (6)音楽か会話かの識別データ(M/S) 及び、 (7)交通情報放送局の識別データ(TP) (8)交通情報放送中の識別データ(TAデータ) 等がある。尚、上記(1)〜(6)までは選局機能に関
係する情報であり、(7)及び(8)は交通情報であ
る。
【0005】このように、RDSでは受信しているFM
放送に関するメッセージや交通情報等が多重に送信され
てくる為、該メッセージを利用して今までにない格別な
選局動作や交通情報受信動作が可能となる。
【0006】例えば、車の移動によりFM受信中の放送
局の電界強度が一定以下になった場合には、AFリスト
を利用して受信電界強度が良好な同一プログラムを放送
している他の局へ自動的に切り換えることができる。ま
た、テープデッキによるテープ演奏中に、交通情報放送
中であることがTAデータに基づいて識別された場合に
は、テープモードよりFM受信モードに切り換えて交通
情報を聴取でき、しかも音量をアップして容易に交通情
報放送を聴取できるようにし、交通情報放送の終了によ
り元の状態を復元するようにできる。
【0007】またカーラジオにおいてイコライザは、設
定されたイコライジング特性に基づいて各周波数帯域
(バンド)毎に入力オーディオ信号のゲインを制御し、
ユーザーの好みにあった音質のサウンドを出力する。か
かるイコライザにイコライジング特性を設定するには、
(1)マニュアル操作により各バンド毎にアップ/ダウ
ンキーを操作して所望のイコライジング特性を設定する
方法、(2)予め複数のイコライジング特性をプリセッ
トしておき、プリセットキーにより呼び出して設定する
方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら係る従来
のイコライザ機能付のRDS用受信機では、ユーザーが
例えばテープモードでイコライザ操作によりその音楽ソ
ースにあったイコライジング特性をマニュアルあるいは
プリセットキーの呼び出しにより設定すると、どのモー
ドに切り換えても同様のイコライジング特性を示すよう
になっている。
【0009】そこで、TAデータが受信され、交通情報
放送中であることが識別された場合には、例えばテープ
モードよりFM受信モードに切り換えて交通情報放送を
聴取する場合には音量をアップして容易に交通情報放送
を聴取できるようにはしているが、イコライジング特性
が変化しないのでユーザーが中域を下げて低域を持ち上
げていた場合には交通情報の音声が聞き取りにくくなる
という問題がある。
【0010】以上から本発明の目的は、交通情報放送受
信中には放送内容を容易に聞き取れる所定のイコライジ
ング特性にオーディオ信号の周波数特性を変更すること
ができるRDS用受信機を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに各種聴取モードの切換を行うモード切換手段と、受
信しているFM放送信号の中から交通情報放送中を示す
識別データを検出する識別データ検出手段と、該識別デ
ータ検出手段により識別データが検出された時に前記モ
ード切換手段を現在聴取モードからFM受信モードへ切
り換えるためのモード切換信号を出力するモード切換信
号出力手段と、プリセットキー等の操作により予め記憶
されている複数のイコライジング特性の一つが選択され
た時に、該特性に対応したイコライジング制御信号を出
力するイコライジング制御手段と、前記イコライジング
制御信号を入力して選択された聴取モード時におけるオ
ーディオ信号の周波数特性を変更して所定のイコライジ
ング特性に設定するイコライジング手段とを備えたRD
S用受信機において、前記識別データが検出された時に
前記イコライジング制御手段を駆動して、予め記憶され
ている交通情報の内容聴取が容易な所定のイコライジン
グ特性に対応した交通情報用イコライジング制御信号を
前記イコライジング手段に出力させる交通情報用イコラ
イジング制御信号駆動手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0012】
【作用】交通情報放送中を示す識別データがFM放送信
号に重畳されて送られてきた時に、交通情報用イコライ
ジング制御信号駆動手段が前記識別データを検出する
と、該検出信号をイコライジング制御手段に出力して予
め記憶している交通情報の内容聴取が容易な所定のイコ
ライジング特性をイコライジング手段へ交通情報用イコ
ライジング制御信号として出力する。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係るRDS(ラジオデータシ
ステム)用受信機の要部ブロック図である。1はカセッ
トテープ等の磁気テープに磁気的に記録された磁気信号
を読み取り電気信号に変換する磁気ヘッド、2は前記電
気信号を所定のレベルまで増幅するヘッドアンプ、3は
PLL回路であり、受信すべき局に応じた所定の電圧信
号をFMフロントエンド4へ出力する。FMフロントエ
ンド4は、電圧信号に基づいてアンテナANTから入力
される放送局を受信し、所定の中間周波数信号(IF)
を発生する。5は中間周波検波増幅器であり、FMフロ
ントエンド4により変換された中間周波信号を所定のレ
ベルまで増幅し、検波する。
【0014】6はMPXであり、中間周波増幅検波器5
から入力される検波信号をステレオ信号に復調する。7
はテープモードとFM受信モードを切り換えるモード切
換手段である。8はオーディオ信号ASの周波数特性を
変更して、所定のイコライジング特性に設定するための
イコライジング手段、9は増幅器(AMP)であり、ス
テレオ信号を図示しないボリューム設定値に応じて増幅
する。10はスピーカであり、増幅器9により駆動さ
れ、音声信号を出力する。11はRDSデコーダであ
り、所定の送信タイミングで送られてくるRDSデータ
を復調する。12はエラー訂正回路であり、RDSデコ
ーダ11により復調されたRDSデータの誤りを、グル
ープ毎に同期を取りながら検出し、その誤りを訂正す
る。
【0015】13は予め記憶されている複数のイコライ
ジング特性のうちの一つをプリセットキー等により呼び
出したりするためのイコライザ操作部である。14はイ
コライザ操作部13の呼び出しにより予め記憶されてい
る複数のイコライジング特性のうちの一つをイコライジ
ング制御信号として出力するイコライザジング制御手段
である。
【0016】15はRDS用受信機の全体的動作を制御
する制御手段であり、RDSデータに含まれる交通情報
中を示す識別データであるTAデータを検出した時に識
別データ検出信号として出力する識別データ検出手段1
5a、該識別データ検出信号が入力された時に例えばテ
ープモードから交通情報を放送しているFM受信モード
に切り換えるためのモード切換信号をモード切換手段7
に出力するモード切換信号出力手段15b、また該識別
データ検出信号が入力された時にイコライジング制御手
段14に予め記憶されている複数のイコライジング特性
の中で交通情報放送を聞き取りやすいように設定された
交通情報用イコライジング特性をイコライジング手段8
へ交通情報用イコライジング制御信号として出力させる
交通情報用イコライザ制御信号駆動手段15c等を有し
ている。
【0017】以下図1に示すRDSラジオ受信機の動作
を説明する。ユーザーが例えばテープモードで好みの音
場特性にする為にイコライザ操作部13の所定のプリセ
ットキー(図示せず)を操作すると、操作指令をイコラ
イジング制御手段14が入力して、予めプリセットされ
ている複数のイコライジング特性のうちの一つを選択し
て、イコライジング制御信号としてイコライジング手段
8へ送る。イコライジング手段8は該イコライジング制
御信号を入力してオーディオ信号ASの各周波数帯域の
イコライザレベルを制御する。
【0018】ここで識別データ検出手段15aがTAデ
ータを検出した時に、モード切換信号出力手段15bが
テープモードからFM受信モードに切り換えを行なうた
めに切換信号をモード切換手段7へ出力してモード切換
を行ない、交通情報用イコライジング制御信号出力手段
15cがイコライジング制御手段14を駆動して予め記
憶されている複数のイコライジング特性の中で交通情報
放送が聞き取りやすいように設定された交通情報用イコ
ライジング特性を交通情報用イコライジング制御信号と
してイコライジング手段8に出力する。
【0019】なお,本発明はヨーロッパにおける交通情
報データを含んでいるRDS(ラジオデータシステム)
用受信機のみならずアメリカにおける交通情報データを
含んでいるRDBS(ラジオデータブロードカースティ
ングシステム)等のラジオデータシステム用受信機にも
適用可能であるものとする。
【0020】
【発明の効果】以上本発明によれば、各種聴取モードの
切換を行うモード切換手段と、受信しているFM放送信
号の中から交通情報放送中を示す識別データを検出する
識別データ検出手段と、該識別データ検出手段により識
別データが検出された時に前記モード切換手段を現在聴
取モードからFM受信モードへ切り換えるためのモード
切換信号を出力するモード切換信号出力手段と、プリセ
ットキー等の操作により予め記憶されている複数のイコ
ライジング特性の一つが選択された時に、該特性に対応
したイコライジング制御信号を出力するイコライジング
制御手段と、前記イコライジング制御信号を入力して選
択された聴取モード時におけるオーディオ信号の周波数
特性を変更して所定のイコライジング特性に設定するイ
コライジング手段とを備えたRDS用受信機において、
前記識別データが検出された時に前記イコライジング制
御手段を駆動して、予め記憶されている交通情報の内容
聴取が容易な所定のイコライジング特性に対応した交通
情報用イコライジング制御信号を前記イコライジング手
段に出力させる交通情報用イコライジング制御信号駆動
手段を備えているので、交通情報放送受信中におけるオ
ーディオ信号の周波数特性を変更して、聞き取りやすい
所定のイコライジング特性に自動的に設定可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のRDS用受信機の要部ブロック図であ
る。
【符号の説明】
7 モード切換手段 8 イコライジング手段 13 イコライザ操作部 14 イコライジング制御手段 15 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種聴取モードの切換を行うモード切換
    手段と、受信しているFM放送信号の中から交通情報放
    送中を示す識別データを検出する識別データ検出手段
    と、該識別データ検出手段により識別データが検出され
    た時に前記モード切換手段を現在聴取モードからFM受
    信モードへ切り換えるためのモード切換信号を出力する
    モード切換信号出力手段と、プリセットキー等の操作に
    より予め記憶されている複数のイコライジング特性の一
    つが選択された時に、該特性に対応したイコライジング
    制御信号を出力するイコライジング制御手段と、前記イ
    コライジング制御信号を入力して選択された聴取モード
    時におけるオーディオ信号の周波数特性を変更して所定
    のイコライジング特性に設定するイコライジング手段と
    を備えたRDS用受信機において、 前記識別データが検出された時に前記イコライジング制
    御手段を駆動して、予め記憶されている交通情報の内容
    聴取が容易な所定のイコライジング特性に対応した交通
    情報用イコライジング制御信号を前記イコライジング手
    段に出力させる交通情報用イコライジング制御信号駆動
    手段を備えていることを特徴とするRDS用受信機。
JP25738892A 1992-09-01 1992-09-01 Rds用受信機 Withdrawn JPH0685705A (ja)

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JP25738892A JPH0685705A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 Rds用受信機

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JP25738892A JPH0685705A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 Rds用受信機

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JPH0685705A true JPH0685705A (ja) 1994-03-25

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ID=17305700

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25738892A Withdrawn JPH0685705A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 Rds用受信機

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JP (1) JPH0685705A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970009012A (ko) * 1995-07-29 1997-02-24 요트.게.아. 롤페즈 Rds-tmc 방송 수신기
GB2414123A (en) * 2004-05-11 2005-11-16 Radioscape Ltd Controlling audio reproduction in a receiver by means of broadcast program type codes

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102