JPH0685489A - 作業装置 - Google Patents

作業装置

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JPH0685489A
JPH0685489A JP4238198A JP23819892A JPH0685489A JP H0685489 A JPH0685489 A JP H0685489A JP 4238198 A JP4238198 A JP 4238198A JP 23819892 A JP23819892 A JP 23819892A JP H0685489 A JPH0685489 A JP H0685489A
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Kazuyoshi Oyama
和義 大山
Akira Aoki
章 青木
Shigeo Katsuta
重男 勝田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置に複数の操作部が設けられている場合
に、安全にしかも不便を感じること無く装置の操作がで
きるようにする。 【構成】 前面操作部(24)が有効状態でありロック
状態でない場合、前面操作部切り替えスイッチ(38)
を押すと、ロック状態となり後面操作部切り替えスイッ
チ(50)を押しても有効状態は後面操作部(26)に
移行しない。また、このロック状態で再度スイッチ(3
8)を押すとロック状態が解除され、後面操作部切り替
えスイッチ(50)を押すことにより、後面操作部(2
6)が有効状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の作業を行う作業
ユニットを操作する操作部が複数箇所に設けられた作業
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板に電子部品を装着す
る電子部品装着装置や、その他のプリント基板の組立て
装置、あるいはベアチップを基板に装着する半導体組立
て装置等操作スイッチを操作して所定の作業を行う作業
装置においては、装置が大型化した場合等、操作部が1
個所だけでは該装置を動作させるのに不便であるため、
該装置を操作する操作スイッチが配設された操作部が複
数箇所、例えば機体前側及び後側の2個所に設けられる
ことがある。しかし、このようにした場合、操作者が一
方の操作部のスイッチを操作しながら作業装置を動作さ
せているときに、他の操作者が他の操作部のスイッチを
操作すると危険であるという問題があった。この問題点
を解決するこの種作業装置が、特開平4−53641号
公報に開示されている。該公報によればメイン操作部に
設けられたメイン側切り替えスイッチとサブ操作部に設
けられたサブ側切り替えスイッチと両方が同じ操作部側
に切り変わっている場合のみその切り変わっている操作
部が有効状態となって使用可能になるようにされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、一人の操作者が装置の両側を行ったり来たりして操
作を行いながら装置を動作させようとする場合には、反
対側に行く前に必ず切り替えスイッチを反対側の操作部
に切り替えないと、反対側の操作部にて操作をしようと
しても操作ができず面倒であるという欠点もある。
【0004】あるいは、操作者が操作をして装置を離れ
た後に特に別の操作者が来てどちらかの操作部にて操作
をしようとしたところ切り替わっていない操作部側に行
ってしまった場合、反対側の操作部まで行って切り替え
スイッチを直してこなければならず面倒であるという欠
点もある。
【0005】そこで本発明は、複数の操作部が設けられ
ている場合に、安全にしかも不便を感じること無く装置
の操作ができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、所定
の作業を行う作業ユニットを操作する操作部が複数箇所
に設けられた作業装置において、前記何れか一つの操作
部のみからの操作を有効とするよう操作部の有効状態を
他方の操作部に移行可能な移行手段と、各操作部に自操
作部の有効状態を保持して前記移行手段による移行がで
きないようにする保持手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】一つの操作部が有効状態である場合に保持手段
が操作されると、該保持手段は前記操作部の有効状態を
保持して移行手段による移行ができないようにする。保
持手段の保持が解除され移行手段が操作されると、他の
操作部への有効状態の移行が行われる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図に基づき詳述す
る。
【0009】図2及び図3において、(1)は電子部品
自動装着装置であり、(2)は該装置(1)の基台であ
る。(3)はXYテーブルで、X軸サーボモータ(4)
及びY軸サーボモータ(5)(図1参照)の駆動により
X方向及びY方向に移動する。XYテーブル(3)上に
はチップ状電子部品(6)(以下チップ部品あるいは部
品という。)が装着されるプリント基板(7)が載置さ
れる。
【0010】(8)はチップ部品(6)を供給するテー
プ送出装置(9)が多数台並設される部品供給台で、供
給台駆動モータ(10)(図1参照)の駆動によるボー
ルネジ(11)の回動により、X方向に移動される。
【0011】(12)は載せ替え装置であり、供給コン
ベア(13)に搬送されて来たプリント基板(7)をX
Yテーブル(3)上に載せ替えると共に、該XYテーブ
ル上のプリント基板(7)を排出コンベア(14)へ載
せ替えるものである。(15)は回転盤であり、前記テ
ープ送出装置(9)よりチップ部品(6)を吸着して取
り出す吸着ノズル(16)がその外縁部に等間隔に多数
個設置され、回転盤サーボモータ(17)(図1参照)
の回動により間欠的に回動し、間欠回転毎に吸着ノズル
(16)がテープ送出装置(9)上である吸着ステ−シ
ョン(18)に移動してチップ部品(6)を取り出すよ
うにされている。
【0012】回転盤(5)の間欠回転により吸着ノズル
(16)が移動して停止する各ステ−ションについて説
明する。
【0013】(19)は吸着ノズル(16)に吸着され
ているチップ部品(6)の該ノズル(16)に対する位
置ずれを認識するための認識装置であり、認識ステ−シ
ョンに設けられている。(20)は認識装置(19)の
認識結果に基づきチップ部品(6)の角度ずれが補正さ
れる角度補正装置であり、角度補正ステ−ションに設け
られる。(22)はプリント基板(7)上にチップ部品
(6)を装着する装着ステ−ションである。
【0014】(24)は基台(2)のXYテーブル
(3)側に設けられた前面操作部であり、電子部品自動
装着装置(1)を動作させるための種々の操作スイッチ
群及びCRT(25)(図4参照)を備えている。(2
6)は基台(2)の部品供給台(8)側に設けられた後
面操作部であり、前面操作部(24)と同じ機能を有す
る操作スイッチ群及びCRT(27)(図5参照)を備
えている。
【0015】即ち、操作者は装着装置(1)のXYテー
ブル(3)側及び部品供給台(8)側のどちら側にいて
も該装着装置(1)の操作をすることができる。
【0016】次に、前面操作部(24)のスイッチ群に
ついて図4に基づき詳述する。
【0017】(29)は押圧式の電源投入スイッチであ
り、(30)は電源切りスイッチである。電源切りスイ
ッチ(30)はロック式であり、電源切り状態をロック
しておくことにより操作者が装置内に入ってメンテナン
スをしているときに、後面操作部(26)よりの電源投
入がされないようにしている。
【0018】(31)は始動スイッチ、(32)は停止
スイッチ、(33)は休止スイッチであり、これらは押
圧式のスイッチである。始動スイッチ(31)は部品装
着の自動運転を開始させるために押圧され、停止スイッ
チ(32)は該自動運転を停止させる場合に、そして休
止スイッチ(33)は該自動運転を休止状態とする場合
に押圧される。(35)は全原点復帰スイッチであり、
装置(1)内のモータ等の各駆動源を原点位置に戻す場
合に押圧される。(36)は作動スイッチであり、(3
7)はプリント基板を供給コンベア(13)からXYテ
ーブル(3)に、あるいはXYテーブル(3)から排出
コンベア(14)に載せ替え装置(12)が移載するた
めに押圧する基板移載スイッチである。
【0019】(38)は前面操作部切り替えスイッチで
あり、前述するように当該電子部品自動装着装置(1)
には前面操作部(24)及び後面操作部(26)の2つ
の操作部があり、どちらかの操作部のみからしか操作が
できないようになされており、後面操作部(26)が使
用できる有効状態となっている場合には、該スイッチ
(38)の押圧により有効状態が前面操作部(24)に
移行するようになされている。該スイッチ(38)は照
光型であり、押圧され前面操作部(24)が使用可能な
有効状態となると乳白色に照光し有効状態であることを
示す。該スイッチ(38)が照光して有効状態であると
きに、もう一度該スイッチ(38)を押圧すると、前面
操作部(24)の有効状態が保持されるロック状態とな
り、ロック表示LED(39)が赤色に点灯しロック状
態であることを示す。切り替えスイッチ(38)が照光
していてロック表示LED(39)が点灯している場合
にスイッチ(38)が押されると、ロック状態が解除さ
れ、LED(39)は消灯するようになされている。こ
れらの動作は後述するように図6乃至図10のフローチ
ャートに示されているとおりである。
【0020】次に、後面操作部(26)のスイッチ群に
ついて図5に基づき詳述する。
【0021】(41)は電源投入スイッチ、(42)は
スイッチ(30)と同様にロック式の電源切りスイッ
チ、(43)は始動スイッチ、(44)は停止スイッ
チ、(45)は休止スイッチ、(46)は全原点復帰ス
イッチ、(47)は作動スイッチであり、各スイッチは
前面操作部(24)の同じ名称のスイッチと同じ働きを
する。(48)はリール始点スイッチであり、部品供給
台(8)を始点位置に移動させるために備えられ、(4
9)はリール終点スイッチであり、部品供給台(8)を
終点位置に移動するためにもうけられている。前記基板
移載スイッチ(37)は前面操作部(24)のみに設け
られ、リール始点スイッチ(48)及びリール終点スイ
ッチ(49)は後面操作部(26)にのみ設けられてい
る。
【0022】後面操作部(26)にはさらに後面操作部
切り替えスイッチ(50)及びロック表示LED(5
1)が設けられており、後面操作部切り替えスイッチ
(50)は前記前面操作部切り替えスイッチ(38)の
働きにおいて前面操作部(24)を後面操作部(26)
に置き換えた同様な働きをしており、また、表示LED
(51)も表示LED(39)の働きにおいて前面操作
部(24)を後面操作部(26)に置き換えた同様な働
きをしている。
【0023】但し、電源切りスイッチ(30)(4
2)、停止スイッチ(32)(44)及び休止スイッチ
(33)(45)については、どちらの操作部が有効で
あっても全てが常に有効に働くようにされている。
【0024】次に、図1に基づき、装着装置(1)の制
御回路について説明する。
【0025】(53)はCPUであり、ROM(54)
に記憶されたプログラムに従ってRAM(55)に記憶
されたデータに基づき、部品装着に係わる種々の動作を
制御する。該CPU(53)にはインターフェース(5
6)を介して認識装置(19)、前面操作部(24)及
び後面操作部(26)が接続されており、従って操作部
(24)(26)内の前述するスイッチ群及びCRT
(25)(27)等もCPU(53)に接続されてい
る。
【0026】また、前記CRT(25)(27)の画面
上には図示しない取り付け具を介してタッチパネルスイ
ッチ(57)(58)が夫々取り付けられており、該タ
ッチパネルスイッチ(57)は操作部(24)が有効状
態となっている場合のみ有効であり、タッチパネルスイ
ッチ(58)は操作部(26)が有効状態の場合のみ有
効になされている。
【0027】該タッチパネルスイッチ(57)(58)
はガラス基板の表面全体に透明導電膜がコーティングさ
れ、四辺に電極が印刷されている。そのため、タッチパ
ネルスイッチ(57)(58)の表面に極微少電流を流
し、操作者がタッチすると四辺の電極に電流変化を起こ
し、電極と接続した回路基板によりタッチした座標値が
計算される。従って、その座標値が後述するRAM(5
5)内にある作業を行わせるスイッチ部として予め記憶
された座標値群の中の座標値と一致すれば、当該作業が
行われることとなる。本実施例ではCRT(25)(2
7)に表示された画面の二重枠で囲まれた部分が上記ス
イッチ部となるように画面毎に記憶されている。また、
前記インターフェース(56)には駆動回路(59)を
介してX軸サーボモータ(4)、Y軸サーボモータ
(5)、供給台駆動モータ(10)、回転盤サーボモー
タ(17)等が接続されており、前記CPU(53)に
より制御されるようになされている。
【0028】以上のような構成により以下動作について
説明する。
【0029】電源投入スイッチ(29)あるいは電源投
入スイッチ(41)の押圧により図6のフローチャート
に示されるように、RAM(55)等の初期化が行わ
れ、前面操作部(24)及び後面操作部(26)のロッ
ク状態の解除が行われ、まずは前面操作部(24)の有
効状態の設定が行われ、RAM(55)に前面操作部
(24)の有効状態であることが記憶される。従って、
CPU(53)は前面操作部切り替えスイッチ(38)
を照光させ、後面操作部切り替えスイッチ(50)を消
灯させる。CRT(25)(27)の両方の画面には図
11の初期画面が表示される。
【0030】次に操作者が部品装着の自動運転を開始さ
せるため、前面操作部(24)のCRT(25)のタッ
チパネルスイッチ(57)の図11の初期画面の生産運
転のスイッチ部を押すと、CPU(53)は図6のフロ
ーチャートに従って、前面操作部(24)が有効状態で
あることをRAM(55)の記憶内容より判断して該タ
ッチパネルスイッチ(57)が押されたことを判断し、
スイッチ機能の解析をして生産運転のモードにすると共
に、CRT(25)(27)の画面を図12の生産運転
画面にする。
【0031】次に、操作者が始動スイッチ(31)を押
圧すると、CPU(53)は前面操作部(24)が有効
状態であることを判断した後、始動スイッチ(31)が
押されたことを判断し、装着装置(1)の部品装着の自
動運転を開始する。
【0032】即ち、先ずプリント基板(7)が供給コン
ベア(13)に搬送されると、載せ替え装置(12)が
XYテーブル上に該プリント基板(7)を移載する。
【0033】次に、供給台駆動モータ(10)が回動
し、所望の部品(6)を収納するテープ送出装置(9)
が部品供給台(8)の移動により回転盤(15)の吸着
ステ−ション(18)に停止する。そして、回転盤サー
ボモータ(17)の回動による回転盤(15)の間欠回
転により1本の吸着ノズル(16)が吸着ステ−ション
(18)に停止して部品(6)を吸着する。
【0034】次に、回転盤(15)が回動して該ノズル
(16)が認識ステ−ションに停止すると、認識装置
(19)により該ノズル(16)に吸着された前記部品
(6)の認識が行われる。次の回転盤(15)の回動に
よりノズル(16)が角度補正ステ−ションに停止する
と、認識装置(19)による認識結果に基づき角度補正
装置(20)は部品(6)の角度ずれの補正を行う。
【0035】次に、回転盤(15)の間欠回転により吸
着ノズル(16)が装着ステ−ション(22)に停止す
ると、X軸サーボモータ(4)及びY軸サーボモータ
(5)の回動によりXYテーブル(3)が移動してプリ
ント基板(7)の装着すべき位置に部品(6)が装着さ
れる。
【0036】次に、吸着ステ−ション(18)では最初
の吸着ノズル(16)が部品(6)を吸着した後、回転
盤(15)が回動し次の吸着ノズル(16)が部品供給
台(8)の移動により所望のテープ送出装置(9)より
部品(6)の取り出しを行い、上述のような動作を経て
プリント基板(7)に該部品(6)の装着が行われる。
【0037】このようにして次々に部品(6)がプリン
ト基板(7)に装着され、装着すべきすべての部品
(6)が装着されると、該基板(7)は載せ替え装置
(12)により排出コンベア(14)に移載され排出コ
ンベア(14)は該基板(7)を排出する。そしてXY
テーブル(3)上には次のプリント基板(7)が載置さ
れ、前述と同様にしてチップ部品(6)の装着動作が行
われる。
【0038】以上のようにしてプリント基板(7)への
部品装着が行われ、予定された枚数のプリント基板
(7)が排出されると、装着装置(1)は自動運転を停
止する。
【0039】次に操作者は今までとは異なった種類のプ
リント基板(7)への部品(6)の装着の自動運転をす
るために種々の段取り替えを行う。例えば、吸着ノズル
(16)の種類の交換をしたり、テープ送出装置(9)
の変更を次に部品装着をするプリント基板(7)の種類
に合わせてしなければならない。
【0040】先ず、吸着ノズル(16)の交換を行う場
合、操作者は後面操作部(26)のほうに行き、後面操
作部切り替えスイッチ(50)を押すと、前面操作部
(24)の有効状態を解除して後面操作部(26)の有
効状態が設定されてRAM(55)に記憶されることに
なる。即ち、CPU(53)は図6乃至図10のフロー
チャートに従って、図6のように前面操作部(24)が
有効かをチェックして、前面操作部(24)が有効であ
るので前面操作部(24)内の各スイッチが押されてい
るかのチェックをしてから(図6参照)、前面操作部切
り替えスイッチ(38)の押圧をチェックした後(図8
参照)、該スイッチ(38)が押されていないので、停
止スイッチ(32)(44)及び休止スイッチ(33)
(45)の押圧をチェックした後(図9参照)、いずれ
も押されていないので、前面操作部(24)の有効状態
をチェックして「YES」であるのでロック状態である
かのチェックを行い、後面操作部切り替えスイッチが押
されているかのチェックを行う(図10参照)。すると
前述しているように押されているので、前面操作部(2
4)の有効状態を解除して後面操作部(26)の有効状
態を設定し、RAM(55)に後面操作部(26)の有
効状態を記憶するとともに、前面操作部切り替えスイッ
チ(38)を消灯させ、後面操作部切り替えスイッチ
(50)を照光させる。CPU(53)のこれらの動作
は一瞬の内に行われるため、スイッチ(50)を押して
いる間に押圧されていることはチェックされることがで
きる。
【0041】次に、操作者がもう一度後面操作部切り替
えスイッチ(50)を押すと、後面操作部(26)の有
効状態が保持され、ロック状態となる。即ち、図6にお
いて前面操作部(24)の有効状態のチェックがなさ
れ、既に後面操作部(26)の有効状態に切り替わって
いるため「NO」であることから後面操作部(26)の
スイッチ群のチェックがなされ(図7参照)、後面操作
部切り替えスイッチ(50)の押圧のチェックが行われ
て(図8参照)、「YES」であり、次にロック状態で
ないことがRAM(55)の記憶内容より判断されるの
でロック状態の設定が行われ、RAM(55)にロック
状態であることが記憶される。これと同時に、ロック表
示LED(39)(51)が点灯され、操作部(24)
(26)がロック状態にあることが操作者にわかるよう
にされる。
【0042】次に、操作者はCRT(27)の図12の
画面にて初期画面のスイッチ部を押すことにより、CP
U(53)は図6のフローチャートで前面操作部(2
4)が有効状態でないことを判断した後、タッチパネル
スイッチ(58)が押されたことを判断し、スイッチ機
能を解析してCRT(25)(27)の画面を図11の
初期画面にする。このCRT(27)の 画面の段取り
作業のスイッチ部を押すことにより図示しない段取り作
業の画面が表示され、この画面あるいはこの画面より呼
び出される他の画面の状態で、回転盤(16)を1間欠
回転ごとに移動させるように後面操作部(26)内のス
イッチあるいはタッチパネルスイッチ(58)を押し
て、例えば吸着ステ−ションの隣のステ−ションで吸着
ノズル(16)の交換を行う。吸着ノズル(16)の交
換が終了したらテープ送出装置(9)の供給台(8)上
での交換を行う。これらの交換動作の最中に前面操作部
(24)の例えばタッチパネルスイッチ(57)を他の
操作者が押して装置(1)の操作を行おうとしても、C
PU(53)は図6の前面操作部(24)が有効かどう
かのチェックをしたときにRAM(55)が後面操作部
(26)が有効であることを記憶しているので、タッチ
パネルスイッチ(57)の押圧のチェックは行わないの
で、操作されることはない。また、前面操作部切り替え
スイッチ(38)を他の操作者が押しても、図10のフ
ローチャートにて前面操作部(24)の有効状態を見た
後、ロック状態かをチェックしてRAM(55)にロッ
ク状態であることが記憶されていることから、操作部の
有効状態を移行させることはしない。
【0043】こうして、後面操作部(26)側で作業を
している操作者は安全に作業を進めることができる。但
し、何か起こって装置の動作を止めたい場合には、操作
部(26)の停止スイッチ(44)あるいは休止スイッ
チ(45)だけでなく、操作部(24)の停止スイッチ
(32)あるいは休止スイッチ(33)を押しても、図
6乃至図10のフローチャートにて前面操作部(24)
が有効状態となっているいないにかかわらずこれらスイ
ッチの押圧をチェックしているので装置(1)を停止あ
るいは休止させて動作を止めるようにすることができ
る。もちろん、電源切りスイッチ(30)(42)はど
ちらを押しても装置(1)の電源を切ることができる。
【0044】次に、操作をしていた操作者が何かの理由
で装置(1)を離れねばならず、まだ段取り替えの作業
が残っている場合、他の操作者に続きの作業をしてもら
うよう頼みにいくものとする。装置(1)を離れる前に
操作者は後面操作部切り替えスイッチ(50)を押す。
すると、CPU(53)は図6乃至図10のフローチャ
ートに従って、図6の部分で前面操作部(24)の有効
状態のチェックをして前面操作部(24)は有効でない
ため、図7に示すように後面操作部(26)のスイッチ
のチェックをして、図8に示すように 後面操作部切り
替えスイッチ(50)が押されていることが判断され、
ロック状態かどうかのチェックをして「YES」である
ので、ロック状態を解除してRAM(55)にはロック
状態でないことが記憶されるとともに、ロック表示LE
D(39)(51)が消灯される。
【0045】この後、代わりの操作者がきて作業を行お
うとする場合、前面操作部(24)の側でも後面操作部
(26)の側でもどちらに行っても操作ができる。
【0046】操作者が前面操作部(24)の側に行き、
切り替えスイッチ(38)を押すと、今まで後面操作部
(26)が有効状態であったので、CPU(53)はフ
ローチャートの図10の部分にて前面操作部切り替えス
イッチ(38)が押されたことを判断して、後面操作部
(26)の有効状態を解除して前面操作部(24)を有
効状態にするという有効状態の移行動作をする。即ち、
前面操作部(24)が有効状態であることがRAM(5
5)に記憶される。さらに、操作者がスイッチ(38)
を押すと、CPU(53)は図6で前面操作部(24)
の有効状態を判断して前面操作部(24)のスイッチ群
の押圧のチェックをしたあと、図8に示すようにスイッ
チ(38)が押圧されたことを判断してロック状態でな
いことをRAM(55)の記憶内容より判断して、ロッ
ク状態の設定してRAM(55)にロック状態であるこ
とを記憶するとともに、ロック表示LED(39)(5
1)を点灯させる。
【0047】この状態にて操作者はXYテーブル(3)
あるいは供給コンベア(13)排出コンベア(14)の
幅等の段取り替えの作業をして、段取り替えが終了した
ならば、前面操作部(24)にて前述と同様にしてCR
T(35)の画面上のタッチパネルスイッチ(57)の
所定のスイッチ部を押して、画面を初期画面に戻し、生
産運転のスイッチ部を押してから始動スイッチ(31)
を押して、チップ部品(6)のプリント基板(7)への
装着の自動運転を開始させる。
【0048】次に、操作者は前面操作部切り替えスイッ
チ(38)を押し、前述と同様にしてロック状態の解除
を行っておく。該スイッチ(38)の押圧は段取り替え
の作業が終了した時点で行っておいてもよい。こうして
自動運転を続けた状態で、装置(1)の可動部に操作者
が接触しないで操作部を操作して作業をする場合であれ
ば、ロック状態を設定しないでおけばどちらの操作部の
側にいても装置(1)の操作が可能となる。
【0049】また、前述するようにどちらかの操作部で
停止スイッチ(32)(44)あるいは休止スイッチ
(33)(45)が押された場合にはそのスイッチコマ
ンドをCPU(53)は発行するが、停止スイッチ(3
2)及び休止スイッチ(33)の場合には、操作した前
面操作部(24)が有効状態となるよう、前面操作部
(24)が有効状態でないときには該操作部(24)を
有効状態とし、停止スイッチ(33)及び休止スイッチ
(45)が押された場合には後面操作部(26)が有効
状態となるよう後面操作部(26)が有効状態でないと
きには後面操作部(26)を有効状態に設定する。
【0050】尚、本実施例では操作部は前面操作部(2
4)と後面操作部(26)の2つであったが、3つ以上
設けて、切り替えスイッチ(38)(50)のようなス
イッチを夫々の操作部に設けた場合にも、夫々の切り替
えスイッチを押すことにより対応する操作部を有効状態
とすことができ、また有効状態になっている操作部の切
り替えスイッチを押すことにより、その有効状態が他に
移行しないようにロック状態とすることができる。
【0051】また、切り替えスイッチを本実施例のよう
に自己の操作部を有効状態にするのみならず他の操作部
に有効状態を移行できるようにしたものの場合であって
も、自己の操作部が有効状態となっているとき、自己の
操作部を切り替えスイッチによりまた選択した場合に他
に有効状態が移行しないようにロック状態を設定するよ
うにすることができる。
【0052】さらに、ロック状態を設定するのに前述す
るような切り替えスイッチをもう一度押すなどせず、別
にロック状態を設定するスイッチを操作部毎に設けても
よい。
【0053】さらにまた、本実施例はチップ部品をプリ
ント基板に装着する装置について操作部が複数ある場合
について説明したが、プリント基板にチップ部品を仮固
定するための接着剤を塗布する装置や、プリント基板に
ペースト半田を印刷する印刷機等のプリント基板の組立
て装置やベアチップを基板に装着するなどの作業をする
半導体組立て装置等にも応用できる。
【0054】また、本実施例はCPU(53)を図6乃
至図10に示されるフローチャートに従って動作させ、
前面操作部(24)及び後面操作部(26)の有効状態
及びロック状態の設定及び解除をソフト的に制御して行
ったが、同様なことを論理回路を組んでハード的に制御
して実現してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明は、保持手段が自操
作部の有効状態を保持し移行手段による移行をできない
ようにし、一つの操作部のみからの操作が有効となるよ
うにするから安全性と操作性の両者を保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御ブロック図である。
【図2】同装置の側面図である。
【図3】本発明を適用せる電子部品自動装着装置の平面
図である。
【図4】前面操作部を示す正面図である。
【図5】後面操作部を示す図である。
【図6】フローチャートを示す図である。
【図7】フローチャートを示す図である。
【図8】フローチャートを示す図である。
【図9】フローチャートを示す図である。
【図10】フローチャートを示す図である。
【図11】CRT画面を示す図である。
【図12】CRT画面を示す図である。
【符号の説明】
(24) 前面操作部(操作部) (25) 後面操作部(操作部) (38) 前面操作部切り替えスイッチ(移行手段)
(保持手段) (50) 後面操作部切り替えスイッチ(移行手段)
(保持手段) (53) CPU(移行手段)(保持手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の作業を行う作業ユニットを操作す
    る操作部が複数箇所に設けられた作業装置において、前
    記何れか一つの操作部のみからの操作を有効とするよう
    操作部の有効状態を他方の操作部に移行可能な移行手段
    と、各操作部に自操作部の有効状態を保持して前記移行
    手段による移行ができないようにする保持手段とを設け
    たことを特徴とする作業装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007013103A (ja) * 2005-05-30 2007-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生産設備配置決定方法
KR100844745B1 (ko) * 2006-09-28 2008-07-07 현대자동차주식회사 자동차용 시계의 시간 보정방법
JP2013207286A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 作業装置
JP2017220624A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装装置における操作管理方法
JP2020191483A (ja) * 2020-08-28 2020-11-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装装置における操作管理方法及び部品実装装置

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