JPH0684654A - 変圧器用冷却器制御装置 - Google Patents

変圧器用冷却器制御装置

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Publication number
JPH0684654A
JPH0684654A JP4231113A JP23111392A JPH0684654A JP H0684654 A JPH0684654 A JP H0684654A JP 4231113 A JP4231113 A JP 4231113A JP 23111392 A JP23111392 A JP 23111392A JP H0684654 A JPH0684654 A JP H0684654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contactor
transformer
monitoring
current
abnormality
Prior art date
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Pending
Application number
JP4231113A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Hamazaki
光則 浜崎
Toshiichi Tajima
敏一 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Kitashiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Kitashiba Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Kitashiba Electric Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4231113A priority Critical patent/JPH0684654A/ja
Publication of JPH0684654A publication Critical patent/JPH0684654A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、変圧器の運転状態に応じて負荷電流
の状態を監視し、より精度の高い変圧器用冷却器制御装
置を提供することにある。 【構成】本発明の変圧器用冷却器制御装置は、変圧器用
冷却器付属のポンプ,ファン,ブロアなどの電動機を運
転・停止する電磁接触器と、前記電磁接触器に流れる電
流を検出する電流検出器と、前記電流検出器の検出値を
基準値と比較して異常の有無を検出する異常検出装置
と、前記電磁接触器の動作を監視する監視装置とを備え
ているので、変圧器用冷却器付属のポンプ,ファン,ブ
ロアなどの電動機を各電動機毎に運転・停止するコンタ
クタの状態を監視することによりその異常状態を検出す
ることが可能となり、変圧器用冷却器の制御装置の信頼
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変圧器用冷却器の制御装
置の異常を監視・制御する変圧器用冷却器制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、制御・監視技術の進歩に伴い変電
所の無人化が急速に進んでおり、変電所構内に設置され
る変圧器用冷却器の制御装置についても今まで以上に信
頼性向上と監視機能の向上が求められるようになってき
た。
【0003】ところで、従来の油入変圧器は油の時定数
が長いので、冷却装置が例え故障しても使用不能に至る
まで比較的余裕があったため、冷却装置の状態の監視に
ついてはあまり重要視されていなかった。
【0004】しかし、前述したように変電所の無人化に
よる保守性向上、またガス絶縁変圧器、静止形電磁接触
器(以下、コンタクタという)の採用などにより、より
高い信頼性が求められるようになってきた。したがっ
て、冷却器の制御装置、特に動作頻度の高いコンタクタ
については、その性能向上に加え、何らかの監視機能が
求められるようになった。
【0005】現在、用いられているコンタクタ異常検出
回路の一例を図4を参照して説明する。同図に示すよう
に、電源1より主MCCB2を通して受電し、各電動機
51〜5n毎に、短絡保護用MCCB21〜2n、運転
・停止用コンタクタ31〜3n、過負荷保護用サーマル
リレ41〜4nを通して各電動機51〜5nは運転停止
される。この例では、主MCCB2と各電動機用MCC
B21〜2nの間に電流検出器3を設け、これにより負
荷電流を常時監視し、規定値より低下した場合にその接
点3aを解除して異常情報(アラーム)を外部へ伝える
ように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来方式の場
合、監視・制御構成が単純であり容易に実現できる利点
があるが、群制御(段階制御)、予備機選択制御など複
雑な運転形態に対応できないこと、また、コンタクタ接
点の溶着などの異常は検出できない等の欠点があった。
【0007】本発明は、上記欠点を解決するためになさ
れたもので、その目的は変圧器の運転状態に応じて負荷
電流の状態を監視し、より精度の高い変圧器用冷却器制
御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の変圧器用冷却器制御装置は、変圧器用冷却
器付属のポンプ,ファン,ブロアなどの電動機を運転・
停止する電磁接触器と、前記電磁接触器に流れる電流を
検出する電流検出器と、前記電流検出器の検出値を基準
値と比較して異常の有無を検出する異常検出装置と、前
記電磁接触器の動作を監視する監視装置とを備えたこと
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、変圧器用冷却器付属のポン
プ,ファン,ブロアなどの電動機を各電動機毎に運転・
停止するコンタクタの状態を監視することによりその異
常状態を検出することが可能であるので、変圧器用冷却
器の制御装置の信頼性が向上する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図を参照して説明する。図
1は、本発明の一実施例の回路図である。同図に示すよ
うに、電源1から各電動機51〜5nに供給する回路構
成は既に説明した図4と同様であるので、同一部分には
同一符号を付してその説明は省略する。各電動機回路の
コンタクタ31〜3nとサーマルリレ21〜2nの間に
それぞれ電流検出器11〜1nを設け、各電動機51〜
5n毎に負荷電流を常時監視し、電流検出器11〜1n
の接点11a〜1na及び接点11b〜1nbの状態
と、コンタクタ31〜3nの接点31a〜3na及び接
点31b〜3nbの運転状態とを比較し、 (1) コンタクタ(31a〜3na)運転でかつコン
タクタ(11b〜1nb)の電流なしの場合 (2) コンタクタ(31b〜3nb)停止でかつコン
タクタ(11a〜1na)の電流ありの場合 を異常とみなし、タイマ61〜6nにより一定の確認時
間後、これを外部へ出力するものである。
【0011】本実施例によれば、各電動機毎にその運転
・停止用コンタクタの開閉状態に応じてその異常状態を
検出することが可能であり、より精度の高い監視装置を
提供することができる。
【0012】図2は、本発明の他の実施例の回路図であ
り、図1の実施例と相違する点は、近年多く採用されて
きているマイコン応用形の制御装置4を用いて各コンタ
クタの運転指令接点81〜8nを設けると共にトータル
負荷電流を電流検出器3により検出し、制御装置4内の
電流検出器5にとり込むように構成した点であり、その
他の構成は上記実施例と同一であるので、同一部分には
同一符号を付してその説明は省略する。
【0013】次に、本実施例の監視手順を図3のフロー
チャートについて説明する。まず、コンタクタ31の点
検テストを行うために、第1ステップ111では負荷電
流I1 のサンプリングをとり、第2ステップ112では
コンタクタ31を入とし、所定時限後第3ステップ11
3で負荷電流I1'をサンプリングする。第4ステップ1
14では負荷電流I1 が|I1'−I1 |≧I10なる判別
式を満すか否かを判別する。この判別式を満足しない時
は、アラームを出力する。またこの判別式を満足すると
きは、コンタクタ31についてのテストが終了し、次の
コンタクタ32のテストに入る。すなわち、次のコンタ
クタ32の第1ステップ121では負荷電流I2 のサン
プリングをとり、第2ステップ122ではコンタクタ3
2を入とし、所定時限後第3ステップ123で負荷電流
2'をサンプリングする。第4ステップ124では負荷
電流I2 が|I2'−I2 |≧I20なる判別式を満すか否
かを判別する。この判別式を満足しない時は、アラーム
を出力する。またこの判別式を満足するときは、コンタ
クタ32のテストが終了する。以下同様にしてテストす
べきコンタクタのテストを繰り返して、最後のコンタク
タ3nのテストが終了すれば、この点検テストは終了と
なる。
【0014】本実施例では、コンタクタの運転・停止は
一台づつ順序に行い、その前後の電流変化を基準値と比
較し異常の有無を検出する。即ち、電流変化がなけれ
ば、起動時ならコイル断線、接点接触不良などの開放モ
ードの故障であり、停止時の現象なら、接点溶着などの
短絡モードの不良であることが検出できる。また、運転
指令と負荷電流の比較によるため、コンタクタまでの配
線も含めて監視ができるので、図1の実施例に比べて更
に精度の高い監視装置を提供できる。
【0015】このように、変圧器用冷却器制御装置に点
検機能を追加することにより、定期的に運転・停止を行
いコンタクタの異常の早期発見に寄与することができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変圧器用冷却器付属のポンプ,ファン,ブロアなどの電
動機を各電動機毎に運転・停止するコンタクタの状態を
監視することによりその異常状態を検出することが可能
であるので、変圧器用冷却器の制御装置の信頼性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図。
【図2】本発明の他の実施例の回路図。
【図3】図2のフローチャート。
【図4】従来の異常検出回路。
【符号の説明】
1…電源、2…主MCCB、3…電流検出リレ、5…電
流検出器、6…運転信号、9…電流検出器、10…制御
装置、11〜1n…電流検出リレ、21〜2n…MCC
B、31〜3n…コンタクタ、31a〜3na…コンタ
クタa接点、31b〜3nb…コンタクタb接点、41
〜4n…サーマルリレ、51〜5n…電動機、61〜6
n…タイマ、71〜7n…タイマ接点、81〜8n…コ
ンタクタ制御信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器用冷却器付属のポンプ,ファン,
    ブロアなどの電動機を運転・停止する電磁接触器と、前
    記電磁接触器に流れる電流を検出する電流検出器と、前
    記電流検出器の検出値を基準値と比較して異常の有無を
    検出する異常検出装置と、前記電磁接触器の動作を監視
    する監視装置とを備えたことを特徴とする変圧器用冷却
    器制御装置。
JP4231113A 1992-08-31 1992-08-31 変圧器用冷却器制御装置 Pending JPH0684654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4231113A JPH0684654A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 変圧器用冷却器制御装置

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JP4231113A JPH0684654A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 変圧器用冷却器制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684654A true JPH0684654A (ja) 1994-03-25

Family

ID=16918502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4231113A Pending JPH0684654A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 変圧器用冷却器制御装置

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JP (1) JPH0684654A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105573374A (zh) * 2016-01-27 2016-05-11 国网山西省电力公司运城供电公司 带故障报警的变压器自动冷却系统
JP2019054057A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 中国電力株式会社 監視装置及び監視システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105573374A (zh) * 2016-01-27 2016-05-11 国网山西省电力公司运城供电公司 带故障报警的变压器自动冷却系统
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