JPH0684322U - 振動計 - Google Patents

振動計

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JPH0684322U
JPH0684322U JP3045693U JP3045693U JPH0684322U JP H0684322 U JPH0684322 U JP H0684322U JP 3045693 U JP3045693 U JP 3045693U JP 3045693 U JP3045693 U JP 3045693U JP H0684322 U JPH0684322 U JP H0684322U
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守 永瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動検出精度の良い振動計を得ること。 【構成】 一端が被検出物に押し当てられる振動検出針
8の下部を小径に形成し、小径部9外周に大径部10端
面から軸方向に振動伝達板12と上電極板13と圧電素
子14と下電極板15と樹脂製のワッシャ11とウエイ
ト16とを順次接触せしめてナット17で固定する。下
電極板とウエイトとの間に樹脂製のワッシャを介在させ
ることによって、下電極板とウエイトとが均一に接触で
きるので、圧電素子がウエイトから所望の反発力を得ら
れ、振動の検出精度が良くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスチ―ムトラップ等の弁の作動に伴う振動や回転軸の振動を検出して 、作動の良否を確認するときに用いる振動計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の振動計を実開平4−104537号公報を参照して説明する。これは、 一端が被検出物に押し当てられる振動検出針の他端を小径に形成し、小径部外周 に大径部端面から軸方向に振動伝達板と上下に電極板を配した圧電素子とウエイ トとを順次接触せしめて配置し、ナットで固定したもので、振動検出針から振動 伝達板を介して伝わる被検出物の機械的振動を圧電素子によって電気的信号に変 換して検出するものである。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
上記従来のものにおいて、良好な振動検出精度を得るためには、圧電素子はウ エイトから所望の反発力を得られることが必要であり、下電極板とウエイトとの 接触面ができるだけ平滑であることが望ましい。しかしながら接触面の表面アラ サが粗いために均一に接触できず、振動検出精度が悪い問題があった。また接触 度合によって製品毎に振動検出精度にバラツキを生じる問題があった。
【0004】 従って、本考案の技術的課題は、下電極板とウエイトとの接触を均一にして振 動検出精度を向上させることである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
上記の技術的課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は、一端が被検 出物に押し当てられる振動検出針の他端を小径に形成し、小径部外周に大径部端 面から軸方向に振動伝達板と上下に電極板を配した圧電素子とウエイトとを順次 接触せしめて固定し、振動検出針から振動伝達板を介して伝わる被検出物の機械 的振動を圧電素子によって電気的信号に変換して検出するものにおいて、下電極 板とウエイトとの間に樹脂製のワッシャを介在させて樹脂製のワッシャを介して 下電極板とウエイトとを接触せしめたものである。
【0006】
【作用】
上記の技術的手段の作用は下記の通りである。振動検出針の一端をスチ―ムト ラップのケ―シング等の被検出物に押し当てると、被検出物の機械的振動が振動 検出針から振動伝達板に伝わり、圧力変動として圧電素子に作用する。この圧力 変動に応じて圧電素子に電圧変動が生じる。この電気的信号を上下電極板から取 り出すことによって振動を検出する。下電極板とウエイトとは間に介した樹脂製 のワッシャによって均一に接触することができるので、圧電素子はウエイトから 所望の反発力を得られる。従って振動検出精度が向上すると共に振動検出精度の 製品毎のバラツキがなくなる。
【0007】
【実施例】
本考案の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。 ケ―シングは筒1と、筒1の先端に取り付けたホルダ―2と、ホルダ―2の上 にのせたタ―ミナル基板3と、ホルダ―2内に挿入した断熱管4と、筒1の後端 に取り付けたキャップ5とから形成される。筒1とホルダ―2とタ―ミナル基板 3はネジ6で固定される。ホルダ―2と断熱管4はネジ7で固定される。
【0008】 断熱管4を貫通して振動検出針8が配置される。振動検出針8は上端が円錐状 に形成され、その先端が被検出物に押し当てられる。振動検出針8の下部は小径 に形成され、この小径部9には雄ねじが形成されている。小径部9の雄ねじには 雌ねじが形成された振動伝達板12がねじ結合され、振動検出針8の大径部10 端面に振動伝達板12が接触している。振動伝達板12の下側には上電極板13 と、圧電素子14と、下電極板15と、樹脂製のワッシャ11と、ウエイト16 が順次挿入され、ナット17で夫々接触せしめられて振動検出針8に固定されて いる。振動検出針8と振動伝達板12はステンレス鋼で形成され、ウエイト16 はジルコニアセラミックで形成される。
【0009】 筒1の中ほどには仕切壁18が形成されていて、ウエイト16との間にスプリ ング19が配置されている。スプリング19は振動伝達板12の上面がホルダ― 2に接触する位置まで、振動検出針8を上方に付勢している。
【0010】 断熱管4の上端面には逆U字状に形成したクロメル・アルメル熱電対20が載 せられている。熱電対20の中心には孔21が開けられていて、そこから振動検 出針8の先端が突出している。
【0011】 筒1内にプリント基板22が取り付けられている。熱電対20で検出される温 度信号は導線(図示せず)を介して、タ―ミナル基板3およびホルダ―2に開け られた孔23と、仕切壁18に開けられた孔24を通して、プリント基板22に 送られる。圧電素子14に生じた電圧変動は上下電極板13,15から導線(図 示せず)を介して、孔24を通してプリント基板22に送られる。
【0012】 筒1を手で握って、振動検出針8の先端を被検出物に押し当てると、振動検出 針8がスプリング19に抗して熱電対20の上面まで押し込まれ、熱電対20も 被検出物に押し当てられる。被検出物の機械的振動が振動検出針8から振動伝達 板12を通して圧力変動として圧電素子14に作用する。これに応じて圧電素子 14に電圧変動が生じ、この電気的信号が上下電極板13,15からプリント基 板22に送られる。一方、熱電対20で検出した温度信号がプリント基板22に 送られる。プリント基板22でこれらの信号を処理することによって、被検出物 の良否等を判定する。
【0013】
【考案の効果】
本考案は下記の特有の効果を生じる。 上記のように本考案によれば、圧電素子がウエイトから所望の反発力を得られ るので、振動検出精度が向上すると共に振動検出精度の製品毎のバラツキがなく なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の振動計の断面図である。
【符号の説明】
8 振動検出針 9 小径部 10 大径部 11 樹脂製のワッシャ 12 振動伝達板 13 上電極板 14 圧電素子 15 下電極板 16 ウエイト 17 ナット 22 プリント基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が被検出物に押し当てられる振動検
    出針の他端を小径に形成し、小径部外周に大径部端面か
    ら軸方向に振動伝達板と上下に電極板を配した圧電素子
    とウエイトとを順次接触せしめて固定し、振動検出針か
    ら振動伝達板を介して伝わる被検出物の機械的振動を圧
    電素子によって電気的信号に変換して検出するものにお
    いて、下電極板とウエイトとの間に樹脂製のワッシャを
    介在させて樹脂製のワッシャを介して下電極板とウエイ
    トとを接触せしめたことを特徴とする振動計。
JP1993030456U 1993-05-14 1993-05-14 振動計 Expired - Fee Related JP2600185Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106687780A (zh) * 2014-09-17 2017-05-17 蒂埃尔威有限公司 传感装置

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US20170184444A1 (en) * 2014-09-17 2017-06-29 Tlv Co., Ltd. Sensor device
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