JPH0684013A - パターン認識方法 - Google Patents

パターン認識方法

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Publication number
JPH0684013A
JPH0684013A JP4260761A JP26076192A JPH0684013A JP H0684013 A JPH0684013 A JP H0684013A JP 4260761 A JP4260761 A JP 4260761A JP 26076192 A JP26076192 A JP 26076192A JP H0684013 A JPH0684013 A JP H0684013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pattern
recognition
processing
divided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4260761A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Mizutani
康彦 水谷
Matsukenjii Guranto
マッケンジー グラント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP4260761A priority Critical patent/JPH0684013A/ja
Publication of JPH0684013A publication Critical patent/JPH0684013A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 認識対象パターンを簡略化した画像データに
変換してパターン認識処理を行うことにより、処理の高
速化を可能にすること。 【構成】 認識対象6を撮像装置11によってとらえた
画像を複数の領域に分割し、この分割領域を単位として
認識対象パターンを2値化処理し画像データ化し、この
簡略化した画像データに基づいて画像認識処理を行う。 【効果】 扱うデータ量が少なくて済むので、処理の高
速化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパターンの認識方法に関
し、特にCCDカメラ等の撮像装置によって得た画像信
号により文字や図形等のパターンの認識処理を行うパタ
ーン認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場での製品の製造工程等を自動化する
際には、機材や部品等に付された文字や図形等をパター
ン認識することが要求される。たとえば、オーディオや
カーステレオの製造行程を自動化する場合には、グリル
に挿入する印刷付ボタンの誤挿入防止や、製造履歴の管
理等のために、部品や基板に付された文字や図形、ある
いはシリアルナンバー等のパターン認識を行う。
【0003】工場で扱う部品等に付されているパターン
は一般に規格化されたものであり、このようなパターン
を認識するには、撮像装置でとらえた認識対象パターン
の画像信号に対して画像認識処理を行うパターン認識方
法が知られている。従来技術としては、撮像された認識
対象パターンの輪郭を多角形近似処理して画像認識処理
を行うものや、パターンが文字の場合に文字の特徴を抽
出することにより画像認識処理を行う方法がある(たと
えば、特開昭62−208179号公報、特開平3−2
4682号公報)。また、その他の従来技術としては、
対象パターンを撮像装置でとらえて得た画像信号を各画
素毎に2値化処理し、この2値化データによって画像認
識処理を行うものもある(たとえば、特開平1−128
178号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パター
ンの輪郭を多角形近似処理したり、文字等の特徴を抽出
することにより画像認識処理を行う方法は、一般に認識
アルゴリズムが複雑でプログラムの容量が大きくなり、
処理時間がかかるという問題があり、また、アルゴリズ
ムを簡素化しようとするとパターンの種類(数字、アル
ファベット、図形等)によってアルゴリズム処理が異な
るので各々の種類によって別のソフト(ハードで処理す
る場合は別の装置)が必要になり、処理が煩雑化すると
ともにコストもかかるという問題があった。
【0005】また、画像信号を各画素毎に2値化処理す
ることにより画像認識する方法は、パターンの種類とは
関係なく処理ができる利点はあるものの、一つのパター
ンを認識するのに要する2値化データの量が膨大なもの
になり、これによって処理時間が長くなるという問題が
あった。
【0006】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、認識対象パターンを簡略化した画像データ
に変換して、画像認識処理を行う際のデータ量を少なく
することにより高速処理を可能にし、更に認識対象パタ
ーンの種類に関係なく共通のアルゴリズム処理が可能な
パターン認識方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン認識方
法は、上記目的を達成するために、撮像装置によって撮
像した認識対象パターンの画像信号に対して、認識対象
パターンを囲む画像領域を設定し、該画像領域を複数の
領域に分割して各々の分割領域ごとに画像信号に基づく
明るさの平均値を求め、該平均値を基準値と比較して分
割領域単位で認識対象パターンを2値化処理し、この2
値化された画像データを予め登録されたパターンと比較
することにより画像認識処理を行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のパターン認識方法では、認識すべき対
象パターンは、撮像装置によって画素単位の明るさ分布
を示す画像信号に変換される。この画像信号に対して認
識対象パターン全体を囲む画像領域を設定し、この画像
領域を複数の領域に分割して、各々の分割領域毎に画像
信号を用いて明るさの平均値を求める。この明るさの平
均値は、認識対象パターンの一部が分割された領域内を
どの程度占有するかを示す値になる。次に、各分割され
た領域における明るさの平均値が設定された基準値より
明るいか暗いかを判定することによって各分割領域が認
識対象パターンの一部に該当するか否かを判別する。そ
して、明るさの平均値が基準値を超える場合にはその分
割領域に論理値1を与え、超えない場合には論理値0を
与えることによって認識対象パターンを分割領域単位で
2値化処理し画像データ化する。このように本発明によ
るパターン認識方法によれば認識対象パターンを文字や
図形等の種類に関係なく簡略な画像データに変換するこ
とができるので、画像認識処理において扱うデータ量を
少なくでき処理時間を短縮することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明のパターン認識方法の一実
施例に係るシステム構成を示す説明図、図2は本発明を
実行するためのアルゴリズム処理のフローを示す図、図
3は本発明の実施例の作用を示す説明図である。
【0010】図1において、1は撮像装置、2はパーソ
ナルコンピュータ、3はモニタテレビ、4はCRT、5
は照明装置である。
【0011】撮像装置1はCCDにより認識対象6の光
学像を画素単位の明るさ分布からなる画像信号に変換す
るものであり、たとえばカーステレオ等の製造行程にお
いてはグリルに装着される操作ボタン等が対象物とな
り、この操作ボタン等に付された印刷文字または図形が
認識対象パターンとなる。
【0012】撮像装置1によって得られた画像信号はA
/D変換され、1画素当り1ビットのデータとしてパー
ソナルコンピュータ2のインターフェース部14から画
像メモリ11に格納され、同時にインターフェース部1
5介してモニタテレビ3に表示される。
【0013】そして、パーソナルコンピュータ2のCP
U13はプログラムメモリ12に格納されたプログラム
を実行させ、画像メモリ11に格納した画像信号に後述
の図2に示すフロー従ったアルゴリズム処理を施し画像
認識処理を行う。
【0014】続いて、パターン認識方法を、図2及び図
3を用いて説明する。まず、撮像装置1によって得られ
た画像信号を画像メモリ11に格納する(ステップ20
1)。撮像装置1によって得られた画像が図3(a)に
示すようにm×n個の画素からなる場合は、画素の座標
(0,0)から(m,n)に対応するアドレスを画像メ
モリ11に設定し、1画素当り1ビットのデータとして
画像信号を画像メモリ11に格納する。
【0015】次いで、画像メモリ11に格納された画像
信号の中から認識対象パターンを囲む最小の矩形領域内
の信号を切り出し画像領域を設定する(ステップ20
2)。これは、図3(b)に示すように認識対象パター
ン「5」を囲む矩形領域31を求め、矩形領域31の座
標(X0 ,Y0 )から(Xm ,Yn )に対応するメモリ
を切り出すことによって画像メモリ11上に画像領域を
設定するものである。
【0016】(ステップ203)では、この画像領域を
複数の領域に分割する。つまり、図3(c)に示すよう
に画像領域をA1 ,A2 ,・・・,A100 からなるたと
えば10×10個の領域に分割し、各領域の座標に対応
するメモリ領域を分割領域として設定する。
【0017】分割した領域内の画像信号によって各々の
分割領域における明るさの平均値を算出する(ステップ
204)。これは、分割領域内の座標に対応するメモリ
から画像信号を取り出し演算処理を施すことによって算
出することができる。
【0018】次に、この分割領域毎にに求めた明るさの
平均値を設定された基準値と比較し、基準値を超える場
合には論理値1を与え、超えない場合には論理値0を与
えて、認識対象パターンを分割領域単位で2値化処理し
画像データ化する(ステップ205)。
【0019】以上のステップで認識対象パターンを図3
(d)に示すような簡略化されたデータに変換すること
ができる。
【0020】データ変換後、この分割領域単位で2値化
処理された画像データを登録された全てのパターンと比
較し、各パターンとの一致率を計算して、計算した一致
率の最大値が設定された値より大きいか否かを判別する
(ステップ207)。
【0021】判別の結果、一致率の最大値が設定された
値より大きい場合は、一致率が最大値をとる登録パター
ンと認識対象パターンが同じパターンであると判定し
(ステップ208)、一致率の最大値が設定された値よ
り低い場合は登録パターンと同じパターンは無いと判定
する(ステップ209)。以上のステップによってパタ
ーン認識処理の1行程が終了する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパターン
認識方法によれば、認識対象パターンを簡略化した画像
データに変換して画像認識処理を行うので、扱うデータ
量が少なくてすみ、処理の高速化を図ることができる。
更に、認識対象パターンの種類に関係なく共通のアルゴ
リズム処理が可能なパターン認識方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパターン認識方法の一実施例に係るシ
ステム構成を示す図である。
【図2】図1のパターン認識方法を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】図1のパターン認識方法を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 撮像装置 2 パーソナルコンピュータ 3 モニタテレビ 4 CRT 5 照明装置 6 認識対象 11 画像メモリ 12 プログラムメモリ 13 CPU 14,15,16 インターフェース部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置によって撮像した認識対象パタ
    ーンの画像信号に対して、認識対象パターンを囲む画像
    領域を設定し、該画像領域を複数の領域に分割して各々
    の分割領域ごとに画像信号に基づく明るさの平均値を求
    め、該平均値を基準値と比較して分割領域単位で認識対
    象パターンを2値化処理し、この2値化された画像デー
    タを予め登録されたパターンと比較することにより画像
    認識処理を行うことを特徴とするパターン認識方法。
JP4260761A 1992-09-03 1992-09-03 パターン認識方法 Pending JPH0684013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4260761A JPH0684013A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 パターン認識方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4260761A JPH0684013A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 パターン認識方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684013A true JPH0684013A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17352367

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4260761A Pending JPH0684013A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 パターン認識方法

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JP (1) JPH0684013A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996038742A1 (de) * 1995-05-30 1996-12-05 Leuze Electronic Gmbh + Co. Verfahren und vorrichtung zur elimination von störsignalen bei einer lichtschranke

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996038742A1 (de) * 1995-05-30 1996-12-05 Leuze Electronic Gmbh + Co. Verfahren und vorrichtung zur elimination von störsignalen bei einer lichtschranke

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