JP3850488B2 - 文字抽出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像中より文字を抽出する文字抽出装置に関し、例えば交通標識や看板等から文字を自動的に抽出し認識するために利用される。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の文字抽出装置、つまり文字以外の領域を持つ画像中より文字を抽出する文字抽出装置としては、特開平2−245882号公報に示されているような、文字と文字以外の領域をテクスチャの違いから分離するものや、特開平2−206894号公報に示されているような、領域間の相対位置関係とピッチ整合度を利用して文字を抽出するものなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の文字抽出装置においては、例えばテクスチャによって文字抽出を行なう方法は、処理量が多く、計算時間が長くかかるという問題がある。
また、ピッチ整合度を利用する方法は、あらかじめ対象となる画像の文字ピッチ情報が既知である必要がある。
【0004】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、対象画像に対する知識を必要とせず、少ない処理量で文字と文字以外の領域が混在している画像から文字を抽出することが可能な文字抽出装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、文字を含んだ領域を撮像してデジタル信号に変換する撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像を黒画素と白画素とに2値化する2値化手段と、2値化された画像中から黒画素連結成分を抽出し、抽出した黒画素連結成分ごとに外接矩形の座標値を求める座標値獲得手段と、組み合わせ可能な全ての外接矩形のペアに関して座標値を比較し、2つの外接矩形の縦方向のずれと2つの外接矩形間の横方向の距離が2つの外接矩形の大きさに比して小さい場合には、2つの外接矩形の高さがほぼ同じで、かつ2つの外接矩形間に存在する外接矩形の数が所定数以下であれば、それら2つの外接矩形が横方向に配列された文字領域であると判定する一方、2つの外接矩形の横方向のずれと2つの外接矩形間の縦方向の距離が2つの外接矩形の大きさに比して小さい場合には、2つの外接矩形の幅がほぼ同じで、かつ2つの外接矩形間に存在する外接矩形の数が所定数以下であれば、それら2つの外接矩形が縦方向に配列された文字領域であると判定する判定手段と、文字領域と判定された領域を画像として抽出する抽出手段を備えてなる文字抽出装置である。
【0006】
すなわち、文字を含んだ領域を撮像し、得られた画像を2値化し、2値化した画像中の白連結領域または黒連結領域の中の2領域において、2領域間の相対位置関係及び2領域間に存在する領域数を利用して、各領域が文字領域かどうかを判定し、文字と判定された領域を画像として得るものである。
【0007】
この発明において、撮像手段としては、市販のCCDカメラやスキャナ等の各種の撮像装置を利用することができる。
2値化手段、判定手段及び抽出手段としては、CPU,ROM,RAM,I/Oポートからなるマイクロコンピュータを用いるのが便利である。
【0008】
この発明によれば、文字列が横書きの場合には同じような高さ、縦書きの場合には同じような幅を持つ文字で構成されていることを利用するため、2領域が横に並んでいる場合は、同じような高さであるかを調べ、縦に並んでいる場合は、同じような幅であるかを調べ、この条件を満たす場合には、2領域を文字であると判定する。これにより、文字と文字以外の領域が近接している場合にも文字領域のみを抽出することができる。
【0009】
上記構成においては、判定手段を、ある2領域が文字の領域と判定された場合に、2領域間に存在する領域の大きさを調べ、それらの大きさと以前に判定した2領域の大きさとの比較により、それら2領域間に存在する領域が文字領域であるかどうか判定する機能をさらに備えた構成とすることが好ましい。
【0010】
このように構成した場合には、文字列中に「っ」や「ぁ」など、他の文字と大きさが異なる文字が存在する場合でも、文字領域として抽出することが可能となる。
【0011】
また、上記構成においては、ある2領域及び2領域間に存在する領域が文字領域と判定された場合に、それらの領域を同一グループに分類する分類手段をさらに備えた構成とし、撮像された画像中の文字領域を複数のグループに分類するようにすることが好ましい。
【0012】
このように構成した場合には、隣接した同じ大きさの文字の並びを一つの文字列として分類し、異なる大きさの文字の並びはそれぞれ別の文字列として分類することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定されるものではない。
【0014】
図1はこの発明による文字抽出装置の一実施例の構成を示すブロック図である。この文字抽出装置は、CCDカメラ等と組み合わせて、単独の文字抽出装置として使用することも可能であるし、日本語ワードプロセッサやパーソナルコンピュータなどの各種の情報処理装置に組み込んで使用することも可能である。
【0015】
この図において、1は領域を撮像するCCDカメラ、2はカメラ1からの映像信号をデジタル信号にするA/D変換部、M1は入力画像用メモリ、M2は2値画像用メモリ、M3はラベル画像用メモリ、M4は外接矩形座標用メモリ、M5は文字領域画像用メモリ、M6は文字分類ラベル用メモリ、3はプログラム用ROM、4はプログラム用ROM3内のプログラムに従って処理の流れを制御する制御部である。
【0016】
図7は制御部4の処理内容を示すフローチャートである。
この文字抽出装置においては、画像より文字を次のように抽出する。
まず、カメラ1で、例えば交通標識や看板等の文字を含む領域を撮像する。
【0017】
〔ステップS1〕
カメラ1で撮像した画像は、A/D変換部2でA/D変換後、入力画像用メモリM1に転送する。画像の格納方法は、画像(横:X画素,縦:Y画素)に対し、画像左上の画素から画像右下の画素へと順に、画素の輝度値(0〜255)を1バイトずつメモリに格納していく。すなわち、座標(x,y)の輝度値を、メモリの(x+X×y)番目のアドレスに1バイト単位で格納する。画像1枚につきメモリ容量は(X×Y)バイト必要である。
【0018】
〔ステップS2〕
制御部4は、入力画像用メモリM1内の画像を2値化して、2値画像用メモリM2に0(黒)または1(白)を格納する。以下、文字領域が黒の場合を示すが、黒の場合1、白の場合0を格納すれば、文字領域が白の場合も同様に処理可能である。2値化の方法としては、あらかじめしきい値Thの値を決めておき、
M1(x,y)<Th ならば M2(x,y)←0
M1(x,y)≧Th ならば M2(x,y)←1
とするしきい値法や、画像の位置によってしきい値を変える動的しきい値法(例えば特開昭61−194580号公報参照)等がある。図2は2値化した画像の一例である。
【0019】
〔ステップS3〕
制御部4は、2値画像用メモリM2に格納された画像に対し、黒画素連結成分のラベリングを行ない、求めたラベル画像をラベル画像用メモリM3に格納する。
【0020】
図3は2値化画像に対するラベル画像用メモリM3内の記憶内容の一例である。図中の“1”,“2”,“3”は格納されたラベル値を表している。ラベリングの方法としては、例えば特開昭61−214082号公報の方法などを用いることができる。
【0021】
格納方法は、メモリに左上画素のラベル値から右下画素のラベル値へ順に1画素につき2バイト単位で格納する。メモリ容量は(X×Y×2)バイト必要である。
【0022】
〔ステップS4〕
制御部4は、ラベル画像用メモリM3内の全体を走査し、ラベル値毎に最大・最小横座標、最大・最小縦座標を求めると、(最小横座標,最小縦座標)がそのラベル値を持つ黒画素連結成分の外接矩形の左上座標値となり、(最大横座標,最大縦座標)が外接矩形の右下座標値となる。
求めた左上・右下座標値を外接矩形座標用メモリM4に格納する。図4は図2で示した画像中の黒画素連結成分の外接矩形を示す説明図である。
【0023】
〔ステップS5〕
制御部4は、文字領域画像用メモリM5の全体に値0を格納する。そして、以降の処理で値が1になった領域を文字領域と判定する。
〔ステップS6〕
制御部4は、文字分類ラベル用メモリM6に対し、M6〔i〕(i:1〜領域数)に値iを格納する。
【0024】
〔ステップS7〕
制御部4は、ラベル値がiとなった黒画素領域(以降領域iと記述)とラベル値がjとなった黒画素領域(以降領域jと記述)を文字領域かどうか判定する。このとき、i:1〜領域数−1、j:i+1〜領域数とすることにより、すべての黒画素領域に対して判定を行なうことができる。
【0025】
図8〜図19は図7のステップS7の詳細な処理内容を示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに従って、文字判定処理を詳細に説明する。なお、以下の説明においては、
il………領域iの外接矩形の左上x座標
il………領域iの外接矩形の左上y座標
ir………領域iの外接矩形の右下x座標
ir………領域iの外接矩形の右下y座標
io………領域iの外接矩形の中心x座標
io………領域iの外接矩形の中心y座標
i ………領域iの外接矩形の高さ
i ………領域iの外接矩形の幅
jl………領域jの外接矩形の左上x座標
jl………領域jの外接矩形の左上y座標
jr………領域jの外接矩形の右下x座標
jr………領域jの外接矩形の右下y座標
jo………領域jの外接矩形の中心x座標
jo………領域jの外接矩形の中心y座標
j ………領域jの外接矩形の高さ
j ………領域jの外接矩形の幅
ijx ……領域iの外接矩形と領域jの外接矩形のx軸方向の距離
ijy ……領域iの外接矩形と領域jの外接矩形のy軸方向の距離
kl………領域kの外接矩形の左上x座標
kl………領域kの外接矩形の左上y座標
kr………領域kの外接矩形の右下x座標
kr………領域kの外接矩形の右下y座標
k ………領域kの外接矩形の高さ
k ………領域kの外接矩形の幅
として説明する。
【0026】
〔ステップS11,S12〕
制御部4は、外接矩形座標用メモリM4より領域i及び領域jの外接矩形座標を取り出し、次の条件式が成立するかどうかを調べる。
|yio−yjo|≦min(Hi ,Hj )/α1 かつ
ijx ≦max(Hi ,Hj ,Wi ,Wj
(α1は定数であり、例えば:α1=16)
この条件式が成立するのは、領域iが横方向に近接して並んでいる場合である。例えば、図4の場合、領域Aと領域Bの間のみにこの条件式が成立する。
【0027】
〔ステップS13〕
制御部4は、ステップS11,S12の条件式が成立する場合、次の条件式が成立するかどうかを調べる。
|yil−yjl|+|yir−yjr|<min(Hi ,Hj )/α2
(α2は定数であり、例えば:α2=1.5)
この条件式が成立するのは、領域iと領域jの高さが等しい場合である。
【0028】
〔ステップS14〜S22〕
制御部4は、ステップS13の条件式が成立する場合、領域iと領域j以外の領域k(k≠i,j)の外接矩形座標を外接矩形座標メモリM4より読み出し、領域kの外接矩形座標が以下の条件式を満たすかどうかを調べ、条件式を満たし、かつ領域iや領域jに含まれていない領域kの個数がα3(α3は定数であり、例えば:α3=6)以下となるかどうかを調べる(図5参照)。
tsp.x←min(xil,xjl
tep.x←max(xir,xjr
isp.y←max(yil,yjl
iep.y←min(yir,yjr)とし
isp.y≦yklかつ
iep.y≧ykrかつ
tsp.x≦xklかつ
tep.x≧xkr
を判定する。ここで、領域kの個数>α3の場合、領域iと領域jは隣接する文字の対ではないものと判定する。
【0029】
〔ステップS23〜S33〕
制御部4は、ステップS14〜S22の条件式が成立する場合、領域iと領域jは文字領域であると判定するとともに、ステップS14〜S22の領域kの探索範囲に存在する領域が、次の条件式を満たすかどうか調べ、条件式を満たすものを文字領域と判定する。
(Wi ≦Wk ×α4 または Hi ≦Hk ×α4)かつ
(Wj ≦Wk ×α4 または Hj ≦Hk ×α4)
(α4は定数であり、例えば:α4=8)
【0030】
〔ステップS34〜S51〕
制御部4は、文字領域と判定された領域i,j,k、及びその領域の外接矩形内に含まれる領域lに対して、文字領域画像用メモリM5に
M5(x,y)←1
を行なうと共に、文字分類ラベル用メモリM6から値M6〔i〕,M6〔j〕,M6〔k〕,M6〔l〕を取り出し、その中の最小値Lを求め、M6〔m〕(m:1〜領域数)に対して
M6〔m〕=M6〔i〕またはM6〔m〕=M6〔j〕または
M6〔m〕=M6〔k〕またはM6〔m〕=M6〔l〕の場合、
M6〔m〕にLを格納する。
これは領域i,j,k,lが同じ大きさで隣接した文字のグループであることを表す。
【0031】
〔ステップS52,S53〕
制御部4は、外接矩形座標用メモリM4より領域i及び領域jの外接矩形座標を取り出し、次の条件式が成立するかどうか調べる。
|xio−xjo|≦min(Wi ,Wj )/α5 ……(1)
かつ
ijy ≦max(Hi ,Hj ,Wi ,Wj
(α5は定数であり、例えば:α5=16)
この条件式が成立するのは、領域iと領域jが縦方向に近接して並んでいる場合である。例えば、図4の場合、領域Aと領域C、領域Bと領域Cの間には、条件式(1)が成立しないため、縦方向に並んでいないと判定される。
【0032】
〔ステップS54〕
制御部4は、ステップS52,S53の条件式が成立する場合、次の条件式が成立するかどうか調べる。
|xil−xjl|+|xir−xjr|<min(Wi ,Wj )/α6
(α6は定数であり、例えば:α6=1.5)
この条件式が成立するのは、領域iと領域jの幅が等しい場合である。
【0033】
〔ステップS55〜S63〕
制御部4は、ステップS54の条件式が成立する場合、領域k(k≠i,j)の外接矩形座標を外接矩形座標メモリM4より読み出し、領域kの外接矩形座標が以下の条件式を満たすかどうか調べ、条件式を満たし、かつ領域iや領域jに含まれていない領域kの個数がα7(α7は定数であり、例えば:α7=6)以下となるかどうかを調べる。
tsp.y←min(yil,yjl
tep.y←max(yir,yjr
isp.x←max(xil,xjl
iep.x←min(xir,xjr)とし
isp.x≦xklかつ
iep.x≧xkrかつ
tsp.y≦yklかつ
tep.y≧ykr
領域kの個数>α7の場合、領域iと領域jは隣接する文字の対ではないものと判定する。
【0034】
〔ステップS64〜S74〕
制御部4は、ステップS55〜S63の条件式が成立する場合、領域iと領域jは文字領域であると判定するとともに、ステップS55〜S63の領域kの探索範囲に存在する領域が、次の条件式を満たすかどうか調べ、条件式を満たすものを文字領域と判定する。
(Wi ≦Wk ×α8 または Hi ≦Hk ×α8)かつ
(Wj ≦Wk ×α8 または Hj ≦Hk ×α8)
(α8は定数であり、例えば:α8=8)
【0035】
〔ステップS75〜S92〕
制御部4は、文字領域と判定された領域i,j,k、及びその領域の外接矩形内に含まれる領域lに対して、文字領域画像用メモリM5に
M5(x,y)←1
を行なうと共に、文字分類ラベル用メモリM6から値M6〔i〕,M6〔j〕,M6〔k〕,M6〔l〕を取り出し、その中の最小値Lを求め、M6〔m〕(m:1〜領域数)に対して
M6〔m〕=M6〔i〕またはM6〔m〕=M6〔j〕または
M6〔m〕=M6〔k〕またはM6〔m〕=M6〔l〕の場合、
M6〔m〕にLを格納する。
これは、領域i,j,k,lが同じ大きさで隣接した文字のグループであることを表す。
このようにして文字判定処理を終えた後、図7のステップS8に進む。
【0036】
〔ステップS8〕
得られた文字領域画像用メモリM5(x,y)=1の領域を、文字領域であるとする。
図6は図2で示した画像から得られた文字領域を示す説明図であり、領域iと領域jがM6〔i〕=M6〔j〕の場合、領域iと領域jは同じ大きさで隣接した文字のグループに分類されたことを示している。
【0037】
【発明の効果】
この発明によれば、文字列が横書きの場合には同じような高さ、縦書きの場合には同じような幅を持つ文字で構成されていることを利用して文字を抽出するようにしている。すなわち、2領域が横に並んでいる場合には同じような高さであるか否かを調べ、縦に並んでいる場合には同じような幅であるか否かを調べ、条件を満たす場合は、2領域を文字であると判定するようにしたので、文字と文字以外の領域が近接している場合にも、文字領域のみを抽出することができ、このようにして得られた画像を文字認識することにより、文字と文字以外の領域が混在した画像でも文字認識の対象とすることができる。
【0038】
また、2領域間に存在する領域の大きさによりその領域が文字領域であるかどうか判定するようにした場合には、文字列中に「っ」や「ぁ」など、他の文字と大きさが異なる文字が存在する場合でも、文字領域として抽出することができる。
【0039】
さらに、分類手段をさらに備えた構成とした場合には、隣接した同じ大きさの文字の並びを一つの文字列として分類し、異なる大きさの文字の並びはそれぞれ別の文字列として分類することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による文字抽出装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例における2値化した画像の一例を示す説明図である。
【図3】実施例におけるラベル画像用メモリの記憶内容の一例を示す説明図である。
【図4】実施例における画像中の黒画素連結成分の外接矩形を示す説明図である。
【図5】実施例における領域kの探索範囲を示す説明図である。
【図6】実施例における抽出した文字領域を示す説明図である。
【図7】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図8】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図9】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図10】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図11】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図12】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図13】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図14】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図15】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図16】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図17】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図18】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【図19】実施例における文字判定処理を詳細に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ
2 A/D変換部
M1 入力画像用メモリ
M2 2値画像用メモリ
M3 ラベル画像用メモリ
M4 外接矩形座標用メモリ
M5 文字領域画像用メモリ
M6 文字分類ラベル用メモリ
3 プログラム用ROM
4 制御部

Claims (3)

  1. 文字を含んだ領域を撮像してデジタル信号に変換する撮像手段と、
    撮像手段によって撮像された画像を黒画素と白画素とに2値化する2値化手段と、
    2値化された画像中から黒画素連結成分を抽出し、抽出した黒画素連結成分ごとに外接矩形の座標値を求める座標値獲得手段と、
    組み合わせ可能な全ての外接矩形のペアに関して座標値を比較し、2つの外接矩形の縦方向のずれと2つの外接矩形間の横方向の距離が2つの外接矩形の大きさに比して小さい場合には、2つの外接矩形の高さがほぼ同じで、かつ2つの外接矩形間に存在する外接矩形の数が所定数以下であれば、それら2つの外接矩形が横方向に配列された文字領域であると判定する一方、2つの外接矩形の横方向のずれと2つの外接矩形間の縦方向の距離が2つの外接矩形の大きさに比して小さい場合には、2つの外接矩形の幅がほぼ同じで、かつ2つの外接矩形間に存在する外接矩形の数が所定数以下であれば、それら2つの外接矩形が縦方向に配列された文字領域であると判定する判定手段と、
    文字領域と判定された領域を画像として抽出する抽出手段を備えてなる文字抽出装置。
  2. 判定手段が、ある2つの外接矩形が文字領域と判定された場合に、それら2つの文字領域間に存在する外接矩形の大きさを調べ、その外接矩形の大きさと2つの文字領域の大きさとの比較により、2つの文字領域間に存在する外接矩形が文字領域であるかどうか判定する機能をさらに備えてなる請求項1記載の文字抽出装置。
  3. ある2つの外接矩形及びそれら2つの外接矩形間に存在する外接矩形が文字領域と判定された場合に、それらの文字領域を同一グループに分類する分類手段をさらに備え、撮像された画像中の文字領域を複数のグループに分類することを特徴とする請求項記載の文字抽出装置。
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