JPH0683707B2 - 血液マイクロ採取管集成装置 - Google Patents
血液マイクロ採取管集成装置Info
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- JPH0683707B2 JPH0683707B2 JP4145936A JP14593692A JPH0683707B2 JP H0683707 B2 JPH0683707 B2 JP H0683707B2 JP 4145936 A JP4145936 A JP 4145936A JP 14593692 A JP14593692 A JP 14593692A JP H0683707 B2 JPH0683707 B2 JP H0683707B2
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- cap
- annular
- blood
- blood sample
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/15—Devices for taking samples of blood
- A61B5/150007—Details
- A61B5/150351—Caps, stoppers or lids for sealing or closing a blood collection vessel or container, e.g. a test-tube or syringe barrel
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- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/15—Devices for taking samples of blood
- A61B5/150007—Details
- A61B5/150015—Source of blood
- A61B5/150022—Source of blood for capillary blood or interstitial fluid
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/15—Devices for taking samples of blood
- A61B5/150007—Details
- A61B5/150343—Collection vessels for collecting blood samples from the skin surface, e.g. test tubes, cuvettes
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【０００１】
【発明の背景】本発明は、マイクロ採取容器のための血
液採取装置に関するものである。更に詳しくは、本発明
は、容器の上縁が、血液を採取するための穿刺創に接触
させる(engage)ための大きな接触表面(engaging surfac
e)を有する一体へらと、集血末口から容器それ自体へ血
液を迅速に移動させるための、容器長に渡る実質的に大
きな連続容器直径とを含む血液採取装置に関するもので
ある。刺創に接触させるための比較的大きな接触表面を
有しているので、本発明に従う配置は、皮膚に接触させ
てマイクロ採取容器へ血液を迅速に移動させるために、
へらの接触表面を正確に配置する必要はない。
液採取装置に関するものである。更に詳しくは、本発明
は、容器の上縁が、血液を採取するための穿刺創に接触
させる(engage)ための大きな接触表面(engaging surfac
e)を有する一体へらと、集血末口から容器それ自体へ血
液を迅速に移動させるための、容器長に渡る実質的に大
きな連続容器直径とを含む血液採取装置に関するもので
ある。刺創に接触させるための比較的大きな接触表面を
有しているので、本発明に従う配置は、皮膚に接触させ
てマイクロ採取容器へ血液を迅速に移動させるために、
へらの接触表面を正確に配置する必要はない。
【０００２】更に、へらの最先端から容器の丸底表面ま
での容器長にわたって、連続的に大きな直径を有してい
るので、容器からその中の空気を排気して、容器に入っ
て来る血液の体積を確保しておく必要もない。
での容器長にわたって、連続的に大きな直径を有してい
るので、容器からその中の空気を排気して、容器に入っ
て来る血液の体積を確保しておく必要もない。
【０００３】当業者は既に理解しているように、分析器
具は、極めて少量の血液に関して様々な血液学的診断法
を行うことを可能にした。そのため、例えば患者の指又
は耳たぶを刺して、前述の検査用に、極めて少量の血液
を、迅速にマイクロ採取容器に採取することができる。
そのような装置を用いれば、患者から静脈血を採取する
必要は無くなる。しかしながら、そのような採取装置
は、血液が凝固する前に迅速に血液を採取できるような
装置でなければならない。
具は、極めて少量の血液に関して様々な血液学的診断法
を行うことを可能にした。そのため、例えば患者の指又
は耳たぶを刺して、前述の検査用に、極めて少量の血液
を、迅速にマイクロ採取容器に採取することができる。
そのような装置を用いれば、患者から静脈血を採取する
必要は無くなる。しかしながら、そのような採取装置
は、血液が凝固する前に迅速に血液を採取できるような
装置でなければならない。
【０００４】従来は、刺創に接触させて血液をマイクロ
採取容器に移動させるための一体毛細管を有するトップ
を備えるようにキャップ装置又はトップ装置が配置され
ている装置が提供されて来た。しかしながら、そのよう
な装置を用いると、毛細管の先端を、刺創に隣接させて
配置しなければならないし、更に、容器表面を接触させ
るために、ひとたび血液が毛細管を通ったら、管状採取
容器の下部表面に沿って血液が流れるように、装置全体
を、適当な位置に配置しなければならない。そのように
しないと、即ち正確に装置を配置しないと、毛細管現象
が開始しないか又は遅くなって、血液が凝固してしま
う。毛細管を用いているタイプの血液採取器は、１９７
７年３月２４日に設定された米国特許第４，０２４，８
５７号；１９８０年８月５日に設定された第４，２１
５，７００号；１９８１年２月１７日に設定された第
４，２５０，８９３号；１９８３年１０月２５日に設定
された第４，４１１，１６３号；および１９７９年１月
２日に設定された第４，１３２，２２５号に記載されて
いる。
採取容器に移動させるための一体毛細管を有するトップ
を備えるようにキャップ装置又はトップ装置が配置され
ている装置が提供されて来た。しかしながら、そのよう
な装置を用いると、毛細管の先端を、刺創に隣接させて
配置しなければならないし、更に、容器表面を接触させ
るために、ひとたび血液が毛細管を通ったら、管状採取
容器の下部表面に沿って血液が流れるように、装置全体
を、適当な位置に配置しなければならない。そのように
しないと、即ち正確に装置を配置しないと、毛細管現象
が開始しないか又は遅くなって、血液が凝固してしま
う。毛細管を用いているタイプの血液採取器は、１９７
７年３月２４日に設定された米国特許第４，０２４，８
５７号；１９８０年８月５日に設定された第４，２１
５，７００号；１９８１年２月１７日に設定された第
４，２５０，８９３号；１９８３年１０月２５日に設定
された第４，４１１，１６３号；および１９７９年１月
２日に設定された第４，１３２，２２５号に記載されて
いる。
【０００５】試験前に採取血液検体を密封し保持してお
くために、採取容器のトップ開口部の配置を改良し、ゴ
ム弾性タイプのストッパーで密封して収容しておくよう
な他の代表的な血液マイクロ採取管が開発されて来た。
そのような構造を有する代表的なものとしては、例えば
米国特許第３，９０２，４７７号と第４，２２７，６２
０号が挙げられる。又、平らな表面によって容器を安定
化させる一体ボトムスカート４５を記載している米国特
許第３，９０２，４７７号の図３にも留意すべきであ
る。
くために、採取容器のトップ開口部の配置を改良し、ゴ
ム弾性タイプのストッパーで密封して収容しておくよう
な他の代表的な血液マイクロ採取管が開発されて来た。
そのような構造を有する代表的なものとしては、例えば
米国特許第３，９０２，４７７号と第４，２２７，６２
０号が挙げられる。又、平らな表面によって容器を安定
化させる一体ボトムスカート４５を記載している米国特
許第３，９０２，４７７号の図３にも留意すべきであ
る。
【０００６】米国特許第４，５７６，１８５号は、創傷
からの血液採取を容易にする一体採取リップを記載して
いる。しかしながら、容器自体が、極めて小さい寸法な
ので、扱いにくい。もちろん、この場合、血液採取に関
する問題の一つは、検体からの汚染である。米国特許第
４，５７６，１８５号に記載されている採取容器の小さ
な構成は、扱いにくく、且つ採取した検体を検査するた
めに容器を操作している間に、又は実際に採取している
時に、落としたりこぼしたりし易い。そのようなこと
は、例えば、切開した足底から血液採取した検体を持っ
ている時に、小さな乳児がもがく場合には、特に起こり
易い。
からの血液採取を容易にする一体採取リップを記載して
いる。しかしながら、容器自体が、極めて小さい寸法な
ので、扱いにくい。もちろん、この場合、血液採取に関
する問題の一つは、検体からの汚染である。米国特許第
４，５７６，１８５号に記載されている採取容器の小さ
な構成は、扱いにくく、且つ採取した検体を検査するた
めに容器を操作している間に、又は実際に採取している
時に、落としたりこぼしたりし易い。そのようなこと
は、例えば、切開した足底から血液採取した検体を持っ
ている時に、小さな乳児がもがく場合には、特に起こり
易い。
【０００７】米国特許第４，３９７，３１８号は、血液
採取のためのへらを含むキャップを有するマイクロ採取
容器のための分離血液採取キャップを記載している。
又、前記キャップは、容器中に流れ込んで来ている血液
によって置換された空気を容器から排気するための排気
装置も含んでいる。しかしながら、そのような装置は、
キャップとへらを取り除いて、採取した検体を検査する
分析室へ運ぶために、密封キャップで置換えることが必
要である。
採取のためのへらを含むキャップを有するマイクロ採取
容器のための分離血液採取キャップを記載している。
又、前記キャップは、容器中に流れ込んで来ている血液
によって置換された空気を容器から排気するための排気
装置も含んでいる。しかしながら、そのような装置は、
キャップとへらを取り除いて、採取した検体を検査する
分析室へ運ぶために、密封キャップで置換えることが必
要である。
【０００８】上記のものとは対照的に、本発明は、採取
容器の上縁で一体化しているへら装置を提供する。本発
明のへらには、分離部分は全く含まれていない。更に、
へらに直接隣接している領域を含む容器は、容器の長さ
にわたる幅広い連続直径を有しており、空気を排気する
必要はない。従って、技術者は、容器中に直接流れ込ん
で来る傷からの血液を採取したら、提供されたキャップ
を、容器のトップに嵌めて密封することができる。
容器の上縁で一体化しているへら装置を提供する。本発
明のへらには、分離部分は全く含まれていない。更に、
へらに直接隣接している領域を含む容器は、容器の長さ
にわたる幅広い連続直径を有しており、空気を排気する
必要はない。従って、技術者は、容器中に直接流れ込ん
で来る傷からの血液を採取したら、提供されたキャップ
を、容器のトップに嵌めて密封することができる。
【０００９】本発明集成装置のキャップは、密封嵌合に
よって容器の上縁を受容するための環状空間を含む。そ
して又この環状空間は、その中に、容器の上縁に存在し
ている一体へらを受容するための手段も含んでいる。本
発明手段の部分は、キャップと容器自体の合せ面を含
む。以下で更に詳しく説明するが、前述の配置によっ
て、キャップと容器との間に実質的な密封を提供して、
血液が漏れるのを防止する。 更に、容器の上縁を受容
するために用いられる環状空間は又、容器の底面と一体
になっているボトムスカートを連続的に受容するのに有
用でもあるので、技術者が、検体を検査するために容器
を開ける時には、容器の底面にキャップを配置すること
ができる。採取手順の間に、技術者は、いったん採取を
行ったら、キャップを容器の開口末端に容易に再配置す
ることができる。
よって容器の上縁を受容するための環状空間を含む。そ
して又この環状空間は、その中に、容器の上縁に存在し
ている一体へらを受容するための手段も含んでいる。本
発明手段の部分は、キャップと容器自体の合せ面を含
む。以下で更に詳しく説明するが、前述の配置によっ
て、キャップと容器との間に実質的な密封を提供して、
血液が漏れるのを防止する。 更に、容器の上縁を受容
するために用いられる環状空間は又、容器の底面と一体
になっているボトムスカートを連続的に受容するのに有
用でもあるので、技術者が、検体を検査するために容器
を開ける時には、容器の底面にキャップを配置すること
ができる。採取手順の間に、技術者は、いったん採取を
行ったら、キャップを容器の開口末端に容易に再配置す
ることができる。
【００１０】本発明の更なる特徴は、キャップによって
容器を内部密封するスナップロックである。更に、容器
をキャップで密封しているので、キャップの密封部分上
の血液は、容器底部の血液の貯蔵位置において、管本体
とは接触しない。又、本発明容器のリップは幅広く開口
しているので、いかなる採取角度においても、血液は管
の中に流れるし、管の寸法は、現在用いられている極め
て幅の狭いマイクロ採取管と比べて、一般的な意味でず
っと扱い易いサイズとなっている。
容器を内部密封するスナップロックである。更に、容器
をキャップで密封しているので、キャップの密封部分上
の血液は、容器底部の血液の貯蔵位置において、管本体
とは接触しない。又、本発明容器のリップは幅広く開口
しているので、いかなる採取角度においても、血液は管
の中に流れるし、管の寸法は、現在用いられている極め
て幅の狭いマイクロ採取管と比べて、一般的な意味でず
っと扱い易いサイズとなっている。
【００１１】本発明の他の目的と利点は、以下に記載す
る説明と、添付の図面及び特許請求の範囲とを参照する
ことによって、明らかになると思われる。
る説明と、添付の図面及び特許請求の範囲とを参照する
ことによって、明らかになると思われる。
【００１２】図１は、本発明のための血液採取集成装置
の第一態様の立体分解透視図である；図２は、本発明用
キャップの密封定位置における、図１の血液採取集成装
置の第一態様に関する部分的に横断面図を含む側面図で
ある；図３は、キャップが本発明のための血液採取集成
装置の底部に取付けられている非密封定位置における、
図１の血液採取集成装置に関する部分的に横断面図を含
む側面図である；図４は、図１の第一態様におけるキャ
ップの拡大横断面図である；図５は、本発明のための血
液採取集成装置の第二態様の立体分解透視図である；図
６は、本発明用キャップの密封定位置における、図５の
血液採取集成装置の第二態様に関する部分的に横断面図
を含む側面図である；図７は、キャップが本発明のため
の血液採取集成装置の底部に取付けられている非密封定
位置における、図５の血液採取集成装置に関する部分的
に横断面図を含む側面図である；図８は、図４の第二態
様におけるキャップの拡大横断面図である。
の第一態様の立体分解透視図である；図２は、本発明用
キャップの密封定位置における、図１の血液採取集成装
置の第一態様に関する部分的に横断面図を含む側面図で
ある；図３は、キャップが本発明のための血液採取集成
装置の底部に取付けられている非密封定位置における、
図１の血液採取集成装置に関する部分的に横断面図を含
む側面図である；図４は、図１の第一態様におけるキャ
ップの拡大横断面図である；図５は、本発明のための血
液採取集成装置の第二態様の立体分解透視図である；図
６は、本発明用キャップの密封定位置における、図５の
血液採取集成装置の第二態様に関する部分的に横断面図
を含む側面図である；図７は、キャップが本発明のため
の血液採取集成装置の底部に取付けられている非密封定
位置における、図５の血液採取集成装置に関する部分的
に横断面図を含む側面図である；図８は、図４の第二態
様におけるキャップの拡大横断面図である。
【００１３】以上の図面のうちの幾つかの図面を通じ
て、同じ参照番号は、同じ部分を示している。図１は、
本発明集成装置の容器の開口末端を密封する位置に配置
されたキャップを有する血液採取集成装置において用い
られている本発明を説明している。
て、同じ参照番号は、同じ部分を示している。図１は、
本発明集成装置の容器の開口末端を密封する位置に配置
されたキャップを有する血液採取集成装置において用い
られている本発明を説明している。
【００１４】図１において、装置又は集成装置１０は、
容器１２とキャップ１４を含む。図は、容器１２、及び
容器１２とキャップ１４との合せ面の構成を示してい
る。容器１２は、開口末端１６と丸底閉末端１８とを有
する集血区画室２０を含む。容器１２は、キャップの一
部分を受容するための区画室領域３９を画定する一体環
状スカート２２を含む。それに関しては以下で更に詳し
く考察する。
容器１２とキャップ１４を含む。図は、容器１２、及び
容器１２とキャップ１４との合せ面の構成を示してい
る。容器１２は、開口末端１６と丸底閉末端１８とを有
する集血区画室２０を含む。容器１２は、キャップの一
部分を受容するための区画室領域３９を画定する一体環
状スカート２２を含む。それに関しては以下で更に詳し
く考察する。
【００１５】図１と図３に見られるように、容器１２の
開口末端１６は、血液を採取するために切開した傷に対
して隣接させて配置し、幅広い寸法を有する容器２０に
迅速に血液を流すための受け入れ縁２６を有する一体リ
ップ部分２４を含む。これによって、容器１２における
閉末端１８の丸い底面への集血が容易になる。図１，
２，３，及び図４に見られるように、キャップ１４は、
外部環状スカート２８と内部環状逆スカート部分２５又
はカップ２５を含む。その２つは、違いに離れていて、
環状空間３４を画定している（図２）。空間３４は、容
器１２の開口末端１６の上部環状縁を受容する。
開口末端１６は、血液を採取するために切開した傷に対
して隣接させて配置し、幅広い寸法を有する容器２０に
迅速に血液を流すための受け入れ縁２６を有する一体リ
ップ部分２４を含む。これによって、容器１２における
閉末端１８の丸い底面への集血が容易になる。図１，
２，３，及び図４に見られるように、キャップ１４は、
外部環状スカート２８と内部環状逆スカート部分２５又
はカップ２５を含む。その２つは、違いに離れていて、
環状空間３４を画定している（図２）。空間３４は、容
器１２の開口末端１６の上部環状縁を受容する。
【００１６】内部環状部分２５は、管１２の上部開口末
端１６の内面１７を密封するための環状リング３１を含
む。キャップ１４のスカート２８の内面上に、円周に沿
って間隔を置いて多数の突起３３を配置して、容器１２
の外面に配置した環状一体密封リング３２とスナップ・
ロック嵌合させる。又、リング３２は、キャップ１４の
スカート２８の内面と接触して密封する。突起は、リン
グ３２の底縁を支持して、閉じた位置においてキャップ
を保持する。
端１６の内面１７を密封するための環状リング３１を含
む。キャップ１４のスカート２８の内面上に、円周に沿
って間隔を置いて多数の突起３３を配置して、容器１２
の外面に配置した環状一体密封リング３２とスナップ・
ロック嵌合させる。又、リング３２は、キャップ１４の
スカート２８の内面と接触して密封する。突起は、リン
グ３２の底縁を支持して、閉じた位置においてキャップ
を保持する。
【００１７】容器１２の開口末端に隣接している容器１
２の外面沿いに、環状一体フランジ３０を配置して、キ
ャップ１４の底縁３８を受容する（図２）。これによっ
て、フランジ３０の上面３５を密封して、キャップ１４
と容器１２との間に更にもう一つの協力密封面を提供す
る。
２の外面沿いに、環状一体フランジ３０を配置して、キ
ャップ１４の底縁３８を受容する（図２）。これによっ
て、フランジ３０の上面３５を密封して、キャップ１４
と容器１２との間に更にもう一つの協力密封面を提供す
る。
【００１８】従って、切開した傷から血液採取しようと
する時には、ユーザーは、容器１２と無菌密封嵌合して
いるキャップ１４を取り外して、図３に示した位置に実
質的に該キャップを配置する。スカート２２におけるキ
ャップ１４の最終密封位置においては、突起３３は、ス
カート２２の外面を支持し、リング３１は、表面３９を
わずかに露出させる。
する時には、ユーザーは、容器１２と無菌密封嵌合して
いるキャップ１４を取り外して、図３に示した位置に実
質的に該キャップを配置する。スカート２２におけるキ
ャップ１４の最終密封位置においては、突起３３は、ス
カート２２の外面を支持し、リング３１は、表面３９を
わずかに露出させる。
【００１９】その目的は、キャップ１４を保持すること
によって、容器１２の区画室又はチャンバ２０の中に血
液検体を捕集した後で、集成装置を把握するためであ
る。従って、血液検体を採取したら、容器１２の底のス
カート２２からキャップ１４を取り外し、開口末端１６
の上に該キャップを密封嵌合させて、容器１２の検体を
検査する分析室へと運ぶ。この取扱手順においては、集
成装置１０の直径が大きいので、その扱いが極めて容易
になっていることを理解すべきである。更に、検査技術
者は、スカート２２を利用して、平坦な所に、受け取っ
た集成装置１０を容易に立てることができる。
によって、容器１２の区画室又はチャンバ２０の中に血
液検体を捕集した後で、集成装置を把握するためであ
る。従って、血液検体を採取したら、容器１２の底のス
カート２２からキャップ１４を取り外し、開口末端１６
の上に該キャップを密封嵌合させて、容器１２の検体を
検査する分析室へと運ぶ。この取扱手順においては、集
成装置１０の直径が大きいので、その扱いが極めて容易
になっていることを理解すべきである。更に、検査技術
者は、スカート２２を利用して、平坦な所に、受け取っ
た集成装置１０を容易に立てることができる。
【００２０】図５，６，７，及び図８は、本発明の更な
る態様を、集成装置５０の形態で示している。この態様
は、変型と共に図１，２，３，及び図４で示した態様と
実質的に同じであるが、容器５２の底に在るスカート６
０の寸法は、より短くなっており、該スカート６０は、
空間８２を画定する。従って、容器５２の底にキャップ
５４を配置する時には、その最終位置状態において、例
えば、チャンバ８０の丸くなっている部分の底面を、キ
ャップ５４の内部環状部分７４の上面７２と合わせるこ
とができる。スカート６０の脚は、図１，２，３，及び
図４で示した態様における程までは、環状空間７９の中
へ移動しない。
る態様を、集成装置５０の形態で示している。この態様
は、変型と共に図１，２，３，及び図４で示した態様と
実質的に同じであるが、容器５２の底に在るスカート６
０の寸法は、より短くなっており、該スカート６０は、
空間８２を画定する。従って、容器５２の底にキャップ
５４を配置する時には、その最終位置状態において、例
えば、チャンバ８０の丸くなっている部分の底面を、キ
ャップ５４の内部環状部分７４の上面７２と合わせるこ
とができる。スカート６０の脚は、図１，２，３，及び
図４で示した態様における程までは、環状空間７９の中
へ移動しない。
【００２１】図８のキャップ５４参照。キャップ５４の
外部環状スカート５９は、外側に広がっていて、且つ図
１，２，３，及び図４で示した態様のフランジ３０と同
様な方法で、容器５２の外面に一体化させて形成したフ
ランジ５５と嵌合する段付き環状フランジ６１を含む。
それによって、スカート５９の外部フランジ６１は、キ
ャップ５４の表面６２を、フランジ５５の表面６４と嵌
合させる。その嵌合面は、フランジ５５の環状外縁と共
に、図７に明確に示されているように、フランジ５５の
上面６４を含む。それによって、更に強い密封表面嵌合
を提供して、集成装置５０の容器５２に対するキャップ
５４による密封を確実にする。しかしながら、フランジ
６１は、図６に示されているように、フランジ５５を完
全にカバーしないことに留意すべきである。そのカバー
されていない部分の長さは、０．０１インチ未満にし
て、キャップした集成装置を遠心分離機にかける時に、
負荷をフランジ５５にかけてキャップが緩まないように
する。
外部環状スカート５９は、外側に広がっていて、且つ図
１，２，３，及び図４で示した態様のフランジ３０と同
様な方法で、容器５２の外面に一体化させて形成したフ
ランジ５５と嵌合する段付き環状フランジ６１を含む。
それによって、スカート５９の外部フランジ６１は、キ
ャップ５４の表面６２を、フランジ５５の表面６４と嵌
合させる。その嵌合面は、フランジ５５の環状外縁と共
に、図７に明確に示されているように、フランジ５５の
上面６４を含む。それによって、更に強い密封表面嵌合
を提供して、集成装置５０の容器５２に対するキャップ
５４による密封を確実にする。しかしながら、フランジ
６１は、図６に示されているように、フランジ５５を完
全にカバーしないことに留意すべきである。そのカバー
されていない部分の長さは、０．０１インチ未満にし
て、キャップした集成装置を遠心分離機にかける時に、
負荷をフランジ５５にかけてキャップが緩まないように
する。
【００２２】この結合において、キャップ５４は、容器
の上部開口縁５６に隣接していて、且つ容器５２と一体
化している環状リング６８と、スナップ嵌合させるため
に円周に沿って配置した突起７６を含む。又、キャップ
５４は、管５２の内面を圧迫して押さえるための環状密
封７８も含む。容器５２は、採取した血液を入れておく
チャンバ８０を画定するための底部閉末端５８を含む。
又、容器５２は、切開した傷に配置して、血液が凝固す
る前に、迅速に血液採取するために用いる採取縁６６を
有する一体リップ６５も含む。
の上部開口縁５６に隣接していて、且つ容器５２と一体
化している環状リング６８と、スナップ嵌合させるため
に円周に沿って配置した突起７６を含む。又、キャップ
５４は、管５２の内面を圧迫して押さえるための環状密
封７８も含む。容器５２は、採取した血液を入れておく
チャンバ８０を画定するための底部閉末端５８を含む。
又、容器５２は、切開した傷に配置して、血液が凝固す
る前に、迅速に血液採取するために用いる採取縁６６を
有する一体リップ６５も含む。
【００２３】技術者は、図１，２，３，及び図４に示し
た態様について上で説明したのと同様な方法で、図５，
６，７，及び図８に示した態様を用いる。血液採取した
ら、次の試験のために集成装置を扱う人にキャップの内
面を暴露せずに、集成装置を安定化させることが必要で
あり、キャップ５４の平面８５によって、集成装置５０
に対して適当な安定を提供する。同じことが、集成装置
１０の平面３７にも当てはまる。しかしながら、当業者
には分かると思うが、容器１２と容器５２のそれぞれの
開口末端を閉じるキャップによって、集成装置が安定に
立つように、集成装置１０と集成装置５０を構成する。
即ち、集成装置５０の環状スカート６０は、該集成装置
の閉じた状態において、平面上の安定した位置に該集成
装置を立たせるための表面を提供する。同じことが、図
１，２，３，及び図４に示した態様の容器１２の環状ス
カート２２にも当てはまる。図１で示した態様のキャッ
プ１４の環状内部２５は、不使用の開口領域２９を画定
する。同じことが、集成装置５０の態様の領域７０にも
当てはまる。
た態様について上で説明したのと同様な方法で、図５，
６，７，及び図８に示した態様を用いる。血液採取した
ら、次の試験のために集成装置を扱う人にキャップの内
面を暴露せずに、集成装置を安定化させることが必要で
あり、キャップ５４の平面８５によって、集成装置５０
に対して適当な安定を提供する。同じことが、集成装置
１０の平面３７にも当てはまる。しかしながら、当業者
には分かると思うが、容器１２と容器５２のそれぞれの
開口末端を閉じるキャップによって、集成装置が安定に
立つように、集成装置１０と集成装置５０を構成する。
即ち、集成装置５０の環状スカート６０は、該集成装置
の閉じた状態において、平面上の安定した位置に該集成
装置を立たせるための表面を提供する。同じことが、図
１，２，３，及び図４に示した態様の容器１２の環状ス
カート２２にも当てはまる。図１で示した態様のキャッ
プ１４の環状内部２５は、不使用の開口領域２９を画定
する。同じことが、集成装置５０の態様の領域７０にも
当てはまる。
【００２４】本発明のマイクロ採取集成装置は、採取し
た検体を容易に見ることができるように、透明な成形熱
可塑性材料から作ることができる。一般的な材料として
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、及び塩化
ポリビニルが挙げられる。マイクロ採取容器に、親水性
材料を組み込んだり、あるいは該容器の内面にケイ素を
適用して、容器に導入される血液の流れを強めることも
できる。
た検体を容易に見ることができるように、透明な成形熱
可塑性材料から作ることができる。一般的な材料として
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、及び塩化
ポリビニルが挙げられる。マイクロ採取容器に、親水性
材料を組み込んだり、あるいは該容器の内面にケイ素を
適用して、容器に導入される血液の流れを強めることも
できる。
【００２５】ここで記載した装置の形態は、本発明の好
ましい態様を構成しているが、本発明は、これらの正確
な装置形態に限定されないこと、及び添付の特許請求の
範囲で定義される発明の範囲から逸脱せずに、改良を施
すことができる、ことを理解すべきである。
ましい態様を構成しているが、本発明は、これらの正確
な装置形態に限定されないこと、及び添付の特許請求の
範囲で定義される発明の範囲から逸脱せずに、改良を施
すことができる、ことを理解すべきである。
【００２６】上記したように、キャップは透明な材料で
作られているが、採取した検体に関して行う試験の種類
を示すために、又は他の理由から、透明でなく有色のキ
ャップを提供して、材料を含む血液マイクロ採取容器の
特有な形態を明確にすることは、本発明の範囲内であ
る。又、容器の寸法は、採取した検体が何であるかを示
す重要なラベルを貼るためのスペースを提供できるよう
な寸法になるように注意すべきである。現在用いられて
いる極めて小さい寸法のマイクロ採取容器では、前述の
理由から、適当な検体のラベリングがしにくい。
作られているが、採取した検体に関して行う試験の種類
を示すために、又は他の理由から、透明でなく有色のキ
ャップを提供して、材料を含む血液マイクロ採取容器の
特有な形態を明確にすることは、本発明の範囲内であ
る。又、容器の寸法は、採取した検体が何であるかを示
す重要なラベルを貼るためのスペースを提供できるよう
な寸法になるように注意すべきである。現在用いられて
いる極めて小さい寸法のマイクロ採取容器では、前述の
理由から、適当な検体のラベリングがしにくい。
【図１】本発明のための血液採取集成装置の第一態様の
立体分解透視図である。
立体分解透視図である。
【図２】本発明用キャップの密封定位置における、図１
の血液採取集成装置の第一態様に関する部分的に横断面
図を含む側面図である。
の血液採取集成装置の第一態様に関する部分的に横断面
図を含む側面図である。
【図３】キャップが本発明のための血液採取集成装置の
底部に取付けられている非密封定位置における、図１の
血液採取集成装置に関する部分的に横断面図を含む側面
図である。
底部に取付けられている非密封定位置における、図１の
血液採取集成装置に関する部分的に横断面図を含む側面
図である。
【図４】図１の第一態様におけるキャップの拡大横断面
図である。
図である。
【図５】本発明のための血液採取集成装置の第二態様の
立体分解透視図である。
立体分解透視図である。
【図６】本発明用キャップの密封定位置における、図５
の血液採取集成装置の第二態様に関する部分的に横断面
図を含む側面図である。
の血液採取集成装置の第二態様に関する部分的に横断面
図を含む側面図である。
【図７】キャップが本発明のための血液採取集成装置の
底部に取付けられている非密封定位置における、図５の
血液採取集成装置に関する部分的に横断面図を含む側面
図である。
底部に取付けられている非密封定位置における、図５の
血液採取集成装置に関する部分的に横断面図を含む側面
図である。
【図８】図４の第二態様におけるキャップの拡大横断面
図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項１】 血液を採取するための毛管血液検体採取
装置であって、環状開口端部と閉塞端部とを有する管状
の血液採取チャンバを画成している細長い血液採取容器
と、前記容器の開口端部のための密封キャップと、から
なり、前記容器の開口端部の一方の側面から同容器と一
体化されてリップ部が延びており、前記容器の前記開口
端部から間隔を隔てた位置には、同容器と一体化された
環状のキャップ当接フランジが同容器から外方に張り出
しており、前記容器の前記開口端部と前記フランジとの
間の位置には、同容器と一体化された環状のキャップ係
止突起部が同容器から外方に張り出しており、前記容器
の底端には、同容器と一体化された環状のスカート部が
同容器の底端縁から前記閉塞端部を取り巻いて延びてお
り、前記キャップには環状の外側スカート部が設けられ
ており、同外側スカート部は前記容器に設けられた環状
のキャップ当接フランジの頂面と密封係合する平らな底
面を有し、前記キャップにはカップ形状の内側部分が設
けられており、同カップ形状の内側部分には環状の内側
スカート部が設けられており、前記内側スカート部と前
記外側スカート部とは、それらの間に環状の空間を形成
するように互いに間隔をおいて設けられており、前記環
状の空間は、前記容器の前記開口端部と同容器の底端に
設けられた前記スカート部とを択一的に収容するように
なされており、前記キャップの頂壁によって同キャップ
の前記内側スカート部と前記外側スカートとがつながっ
ている、血液検体採取装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の血液検体採取装置であ
って、更に、前記キャップの内面に沿って周方向に互い
に隔置された複数の突出部が設けられており、同突出部
は、前記キャップが前記容器の開口端部を覆って取り付
けられたときに前記容器に設けられた前記環状のキャッ
プ係止突起部とスナップ嵌合形態で係合する、血液検体
採取装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載の血液検体採取装置であ
って、更に、前記キャップの前記内側スカート部から外
方に第１の環状密封当接部が張り出しており、それによ
って、前記キャップが前記容器の開口端部を覆って取り
付けられたときに、同第１の環状密封当接部が前記血液
採取チャンバの内側面に押し付けられて同チャンバが密
封される、血液検体採取装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載の血液検体採取装置であ
って、更に、前記キャップの前記外側スカート部の底面
から、同キャップと一体化された段付きの延長部が延び
て広がっており、それによって、前記キャップが前記容
器の開口端部を覆って取り付けられたときに、同段付き
延長部が前記容器の前記キャップ当接フランジの外縁を
密封する、血液検体採取装置。 - 【請求項５】 請求項１に記載の血液検体採取装置であ
って、更に、前記血液採取チャンバの前記閉塞端部が丸
くなされており、前記キャップが前記容器の前記環状の
スカート部を覆って取り付けられたときに、前記容器の
丸くなされた閉塞端部が前記キャップの前記カップ形状
の内側部分の端部壁とぴったり合うようになされた、血
液検体採取装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US71122591A | 1991-06-06 | 1991-06-06 | |
| US711225 | 1991-06-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05176969A JPH05176969A (ja) | 1993-07-20 |
| JPH0683707B2 true JPH0683707B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=24857235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4145936A Expired - Lifetime JPH0683707B2 (ja) | 1991-06-06 | 1992-06-05 | 血液マイクロ採取管集成装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5288466A (ja) |
| EP (1) | EP0517119B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0683707B2 (ja) |
| AU (1) | AU649137B2 (ja) |
| CA (1) | CA2067695C (ja) |
| DE (1) | DE69206195T2 (ja) |
| ES (1) | ES2082276T3 (ja) |
| MX (1) | MX9202470A (ja) |
Families Citing this family (38)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5935052A (en) * | 1993-05-27 | 1999-08-10 | Sorvall Products, L.P. | Adapter for centrifuge tube |
| AU7706794A (en) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Bantech Co., Ltd. | Urine sampling vessel |
| DE4402690C2 (de) * | 1994-01-29 | 1996-09-12 | Sarstedt Walter Geraete | Blutentnahmevorrichtung |
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| US5795784A (en) | 1996-09-19 | 1998-08-18 | Abbott Laboratories | Method of performing a process for determining an item of interest in a sample |
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| WO2016202467A2 (en) | 2015-06-16 | 2016-12-22 | Boehringer Ingelheim Vetmedica Gmbh | Connecting and container system |
| NZ737453A (en) | 2015-06-16 | 2021-07-30 | Boehringer Ingelheim Vetmedica Gmbh | Connecting and container system |
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