JPH0683538B2 - 過電流保護装置 - Google Patents

過電流保護装置

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JPH0683538B2
JPH0683538B2 JP26441185A JP26441185A JPH0683538B2 JP H0683538 B2 JPH0683538 B2 JP H0683538B2 JP 26441185 A JP26441185 A JP 26441185A JP 26441185 A JP26441185 A JP 26441185A JP H0683538 B2 JPH0683538 B2 JP H0683538B2
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正典 川合
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、電動機などの被保護機器に流れる電流を検
出し、過電流になると限時動作によって保護動作出力を
行なう過電流保護装置に関するものである。
〔背景技術〕
一般に過電流保護では、検出電流/定格電流比が増大す
るに従い、保護遮断動作時間が短くなるように限時を行
なわなければならない。したがって従来では、電流検出
信号を積分回路に与え、積分回路の出力電圧と所定の基
準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記基準電圧以上に
なると保護遮断動作を行なう構成となっている。つまり
従来では、第6図に示すように過電流/定格電流比が増
大するに従い、積分回路に備えたコンデンサの充電電圧
Vcが前記基準電圧Vsに達する時間が短くなるのを利用し
て限時を行なっている。
第7図は、理想的な過電流保護特性(2点鎖線)と従来
例における過電流保護特性(実線)とを比較して示すグ
ラフである。理想的には検出電流/定格電流比が高くな
ればなるほど過電流保護動作時間を短くする必要がある
が、従来例では検出電流/定格電流比が400%近くにな
ると過電流保護動作時間がほとんど変化しなくなり、電
動機などの被保護装置に大きな負担をかける問題があ
る。また検出電流/定格電流比が100%以下の状態でも
積分回路のコンデンサの充電電圧が零にならないため、
その充電範囲が狭くなり、過電流保護動作時間の設定範
囲が狭くなる欠点もある。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、理想的な過電流保護動作出力を行な
うことができる過電流保護装置を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の過電流保護装置は、入力される電流検出信号
と比較する大きさが異なった複数の基準値を有し、低い
基準値を超える信号に対しては低い電圧を、高い基準値
を超える信号に対しては高い電圧を出力する電圧変換回
路と、 この電圧変換回路の出力電圧を入力する積分回路と、 この積分回路の出力電圧と所定の基準電圧とを比較し前
記積分回路の出力電圧が前記基準電圧以上になると過電
流動作信号を出力する比較器とを備え、 この過電流動作信号に応答して保護動作を行わせるよう
にしたものである。
この発明の構成によれば、入力される電流検出信号と比
較する大きさが異なった複数の基準値を有し、低い基準
値を超える信号に対しては低い電圧を、高い基準値を超
える信号に対しては高い電圧を出力する電圧変換回路の
出力電圧を積分回路に与え、この積分回路の出力電圧と
所定の基準電圧とを比較器に入力し、前記出力電圧が前
記基準電圧以上になると比較器から過電流動作信号が出
力されるようにしたことによって、検出電流/定格電流
比が比較的高い領域においても過電流保護動作時間を適
宜設定することができ、理想的な過電流保護動作出力を
行なうことができる。
実施例 第1図は、この発明の一実施例の構成を示す回路図であ
る。この実施例の過電流保護装置は、電流検出器1から
出力される電流検出信号を入力し前記電流検出信号の電
圧Vaが増加するに従い入出力電圧比Vb/Vaが増大する変
換出力電圧Vbを出力する電圧変換回路2と、前記変換出
力電圧Vbを入力する積分回路3と、この積分回路3の出
力電圧Viと所定の基準電圧Vsとを比較し前記出力電圧Vi
が前記基準電圧Vs以上になると過電流動作信号を出力す
る比較器4とを備えている。ここで、電圧変換回路2
は、入力される電流検出信号と比較する大きさが異なっ
た複数の基準値を有し、低い基準値を超える信号に対し
ては低い電圧を、高い基準値を超える信号に対しては高
い電圧を、変換出力電圧Vbとして出力する。
この実施例において電圧変換回路2は、前記電流検出信
号と所定の基準電圧V1〜V4とがそれぞれ与えられる4つ
の比較器CP1〜CP4、各比較器CP1〜CP4の基準電圧V1〜V4
をそれぞれ設定するための抵抗R1〜R6、各比較器CP1〜C
P4の出力電圧V5〜V8をそれぞれ設定するための抵抗R7
R14および各比較器CP1〜CP4の出力端子にそれぞれ接続
されたダイオードD1〜D4で構成されている。前記各基準
電圧V1〜V4および前記出力電圧V5〜V8は、第2図に示す
関係になるように設定されている。
電圧変換回路2の変換出力電圧Vbが与えられる積分回路
3は、抵抗R15とコンデンサCからなる。また比較器4
の基準電圧Vsは抵抗R16,R17によって設定され、比較器
4の出力は出力器5に与えられる。出力器5は比較器4
から過電流動作信号が与えられると電磁接触器などの開
閉装置に遮断動作信号を出力する。
第3図は比較器4の基準電圧Vsと積分回路3の出力電圧
Viの関係を示すグラフである。比較器CP1の基準電圧V1
が検出電流/定格電流比80%のときの電流検出信号の電
圧Vaに設定されており、前記電圧Vaが基準電圧V1を超え
たとき、コンデンサCの初期充電電圧が零とすると積分
回路3の出力電圧ViはVi5となる。検出電流/定格電流
比80%のときは電圧Vi5が基準電圧Vsに達しないため、
比較器4から過電流動作信号が出力されない。検出電流
/定格電流比115%以上になって前記電圧Vaが基準電圧V
2を超えたとき、コンデンサCの初期充電電圧が零とす
ると積分回路3の出力電圧ViはVi6となる。検出電流/
定格電流比200%以上になって前記電圧Vaが基準電圧V3
を超えたとき、コンデンサCの初期充電電圧が零とする
と積分回路3の出力電圧ViはVi7となる。検出電流/定
格電流比400%以上になって前記電圧Vaが基準電圧V4
超えたとき、コンデンサCの初期充電電圧が零とすると
積分回路3の出力電圧ViはVi8となる。積分回路3の出
力電圧ViがVi6〜Vi8のときは基準電圧Vsに達するため、
その到達時点で比較器4から過電流動作信号が出力され
る。
第4図はこの実施例の過電流保護特性(実線)を示すグ
ラフである。通常、電流検出信号の電圧Vaは第5図に示
すように交流電圧であり、電圧Vaが各基準電圧V1〜V4
上となる期間は、その電圧Vaのピーク値によって異な
る。したがって、第5図に示すようにたとえば電圧Va
ピーク値が基準電圧V3,V4間にあるとき、積分回路3に
与えられる変換出力電圧Vbは前記出力電圧V7で一定であ
るが、その期間T1,T2が前記ピーク値が大きくなるに従
い長くなってコンデンサCの充電速度が速まり、積分回
路3の出力電圧Viが比較器4の基準電圧Vsに達する時間
は一定にならず徐々に速くなって行く。
このグラフが示すように従来例(破線)では検出電流/
定格電流比が400%近くになると過電流保護動作時間が
変化せず必要なだけ速くならないが、この実施例では各
比較器CP1〜CP4の出力電圧V5〜V8を適宜設定することに
よって検出電流/定格電流比が高い領域でも理想的な過
電流保護動作時間を設定することができる。
〔発明の効果〕
この発明の過電流保護装置によれば、入力される電流検
出信号と比較する大きさが異なった複数の基準値を有
し、低い基準値を超える信号に対しては低い電圧を、高
い基準値を超える信号に対しては高い電圧を出力する電
圧変換回路の出力電圧を積分回路に与えるようにしたこ
とによって検出電流/定格電流比が比較的高い領域にお
いても過電流保護動作時間を適宜設定することができる
ので、理想的な過電流保護動作出力を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第2
図は電圧変換回路の入出力電圧比を示すグラフ、第3図
は基準電圧Vsと積分回路の出力電圧Viの関係を示すグラ
フ、第4図は実施例の過電流保護特性を示すグラフ、第
5図は電流検出信号の電圧と基準電圧の関係を説明する
ための図、第6図は従来例における積分回路の出力電圧
と基準電圧との関係を示すグラフ、第7図は従来例の過
電流保護特性を示すグラフである。 2……電圧変換回路、3……積分回路、4……比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される電流検出信号と比較する大きさ
    が異なった複数の基準値を有し、低い基準値を超える信
    号に対しては低い電圧を、高い基準値を超える信号に対
    しては高い電圧を出力する電圧変換回路と、 この電圧変換回路の出力電圧を入力する積分回路と、 この積分回路の出力電圧と所定の基準電圧とを比較し前
    記積分回路の出力電圧が前記基準電圧以上になると過電
    流動作信号を出力する比較器とを備え、 この過電流動作信号に応答して保護動作を行わせるよう
    にした過電流保護装置。
JP26441185A 1985-11-25 1985-11-25 過電流保護装置 Expired - Fee Related JPH0683538B2 (ja)

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JPS62126824A JPS62126824A (ja) 1987-06-09
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JP2014143860A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Furuno Electric Co Ltd 過電流保護装置、及びこれを備える舶用電気機器

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