JPH0683527A - 座標入力装置及びその制御方法 - Google Patents

座標入力装置及びその制御方法

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JPH0683527A
JPH0683527A JP4236915A JP23691592A JPH0683527A JP H0683527 A JPH0683527 A JP H0683527A JP 4236915 A JP4236915 A JP 4236915A JP 23691592 A JP23691592 A JP 23691592A JP H0683527 A JPH0683527 A JP H0683527A
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JP
Japan
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displacement
circuit element
light emitting
current
side circuit
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JP4236915A
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Inventor
Tsunehisa Kobayashi
恒久 小林
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、座標入力装置の改善に関し、その
変位検出手段の電流制限用抵抗器や検出用抵抗器を一義
的に固定することなく、変位情報量に基づいて適宜、そ
れを可変し、特に、変位情報量が少ない場合には、その
低電力駆動化を図り、そのバッテリー電源等を節約する
ことを目的とする。 【構成】 当該装置の変位情報DPを検出する変位検出
手段11と、変位検出手段11の消費電力を制御する電
力消費制御手段12と、変位検出手段11及び電力消費
制御手段12の入出力を制御する制御手段13とを具備
し、制御手段13が変位情報DPに基づいて電力消費制
御手段12に電力制御信号SBを出力することを含み構
成し、変位検出手段11が被検出光Lを発生する発光側
回路素子11Aと、被検出光Lを検出する受光側回路素子
11Bと、当該装置の変位状態に基づいて被検出光Lを遮
光する変位伝搬手段11Cから成ることを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図9) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,2) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図3〜6) (2)第2の実施例の説明(図7) (3)第3の実施例の説明(図8) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、座標入力装置及びその
制御方法に関するものであり、更に詳しく言えば、座標
入力処理をするマウスやトラックボール等の低電力消費
化に関するものである。
【0003】近年、半導体集積回路装置の高集積,高密
度化に伴い,また、ユーザの使用態様からバッテリー駆
動の携帯用パソコン,ノート型パソコンが開発され、そ
の入力装置としてマウスやトラックボールが使用され、
その低電力消費化の要求がある。
【0004】これによれば、変位検出部の発光ダイオー
ドの駆動電流が電流制限用抵抗器により固定され、ま
た、フォトトランジスタの動作電圧が検出用抵抗器によ
り一義的に固定されている。
【0005】このため、変位検出部の変位情報量の多い
場合や、それが少ない場合にも、電流制限用抵抗器によ
り固定されたダイオード電流が発光ダイオードに流れる
ことで、特に、バッテリー駆動方式のデータ処理装置に
付加されたマウスやトラックボールでは変位検出量が少
ない場合やその待機状態において、無駄な電力が消費さ
れる。
【0006】そこで、変位検出部の電流制限用抵抗器や
検出用抵抗器を一義的に固定することなく、変位情報量
に基づいて適宜、それを可変し、特に、変位情報量が少
ない場合には、その低電力駆動化を図り、そのバッテリ
ー電源等を節約することができる装置や制御方法が望ま
れている。
【0007】
【従来の技術】図9は、従来例に係る説明図である。図
9(a)は従来例に係る座標入力装置の構成図であり、
図9(b)は、その変移検出部の内部構成図をそれぞれ
示している。例えば、各種データ処理に係る座標入力処
理をするマウスやトラックボール等の座標入力装置は、
図9(a)において、変位検出部1及び制御部2から成
り、該変位検出部1が球体部1D,電流制限用抵抗器R
s,検出用抵抗器Rr,発光ダイオード1A,フォトト
ランジスタ1B及び遮光用円板部1Cから成る。
【0008】なお、電流制限用抵抗器Rsは発光ダイオ
ード1Aに流れるダイオード電流idを制限するもので
あり、変位検出部1の球体部1Dの回転量に無関係に一
定値に固定されている。また、検出用抵抗器Rrはフォ
トトランジスタ1Bの動作電圧VTを決定するものであ
り、該トランジスタ1BがON動作したときに流れる光
電流icに基づいて充分な電圧降下(変位情報DP)が
得られるように予め最適値に固定される。
【0009】当該装置の機能は、変位検出部1の球体部
1Dが任意方向に回転されると、発光ダイオード1Aか
ら発生された赤外線Lが遮光用円板部1CによりON/
OFF動作される。また、変位検出部1により、当該装置
の変位情報DPが検出されると、それが変位検出部1か
ら制御部2に出力され、該変位情報DPが座標情報Dou
t として制御部2から上位のデータ処理装置に出力され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例によ
れば、図9(b)に示すように発光ダイオード1Aのダ
イオード電流idが電流制限用抵抗器Rsにより固定さ
れ、また、フォトトランジスタ1Bの動作電圧Vtが検
出用抵抗器Rrにより一義的に固定されている。
【0011】このため、変位検出部1の変位情報量の多
い場合,すなわち、マウスやトラックボールが多く移動
され、その球体部1Dの回転数(発生パルス数)が多く
なる場合や、それが少ない場合,例えば、その球体部1
Dの回転数が少ない場合や待機状態にも、電流制限用抵
抗器Rsにより固定されたダイオード電流idが発光ダ
イオード1Aに流れる。
【0012】このことで、特に、バッテリー駆動方式の
データ処理装置に付加されたマウスやトラックボールで
は変位検出部1の球体部1Dの回転数が少ない場合や待
機状態に、発光ダイオード1Aや電流制限用抵抗器Rs
において、無駄な電力を消費することとなる。
【0013】なお、かかる状態の無駄な電力を省くべく
発光ダイオード1Aのダイオード電流(順電流)を低下
させると、フォトトランジスタ1Bに励起される光電流
icも低下をすることから、充分な変位情報DP,すな
わち、光電流ic×検出用抵抗器Rrに係る電圧降下を
得るために、該検出用抵抗器Rrを大きくしなくてはな
らい。
【0014】ところが、検出用抵抗器Rrを過度に大き
くすると、フォトトランジスタ1Bの寄生容量(ベース
・エミッタ間容量等)の影響で、該トランジスタ1Bの
スイッチングスピードが鈍化する恐れがある。なお、座
標入力装置のフォトトランジスタ1Bでは、一般に、40
00〔パルス/秒〕程度のスイッチングスピードが要求さ
れ、これに対応させなければならない。また、充分な電
圧降下(変位情報DP)に至る前に、その電圧振幅が小
さくなると、ON,OFF動作を繰り返す制御部2のシュ
ミットトリガ回路等の閾値電圧にそれを到達させること
が困難となる。
【0015】これにより、変位検出部(以下変位検出手
段ともいう)1の変位情報量に無関係に電流制限用抵抗
器Rsや検出用抵抗器Rrを固定する方法では、当該装
置の低消費電力化の妨げとなり、その対処をすることが
困難となるという問題がある。
【0016】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、変位検出手段の電流制限用抵抗器
や検出用抵抗器を一義的に固定することなく、変位情報
量に基づいて適宜、それを可変し、特に、変位情報量が
少ない場合には、その低電力駆動化を図り、そのバッテ
リー電源等を節約することが可能となる座標入力装置及
びその制御方法の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1(a),(b)は、
本発明に係る座標入力装置の原理図であり、図2
(a),(b)は、本発明に係る座標入力装置の制御方
法の原理図をそれぞれ示している。
【0018】本発明の第1の座標入力装置は、図1
(a)に示すように、当該装置の変位情報DPを検出す
る変位検出手段11と、前記変位検出手段11の消費電
力を制御する電力消費制御手段12と、前記変位検出手
段11及び電力消費制御手段12の入出力を制御する制
御手段13とを具備し、前記制御手段13が変位情報D
Pに基づいて電力消費制御手段12に電力制御信号SB
を出力することを特徴とする。
【0019】なお、本発明の第1の座標入力装置におい
て、前記変位検出手段11が図1(b)に示すように、
被検出光Lを発生する発光側回路素子11Aと、前記被検
出光Lを検出する受光側回路素子11Bと、当該装置の変
位状態に基づいて被検出光Lを遮光する変位伝搬手段11
Cから成ることを特徴とする。
【0020】また、本発明の第1の座標入力装置におい
て、前記電力消費制御手段12が図1(b)に示すよう
に、発光側回路素子11Aや受光側回路素子11Bの駆動電
流idやicを制御する限流素子Rと、前記限流素子R
を選択するスイッチングトランジスタTRとから成るこ
とを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の第2の座標入力装置は第
1の座標入力装置において、前記電力消費制御手段12
が発光側回路素子11Aや受光側回路素子11Bの駆動電流
idやicを制御する電界効果トランジスタTmから成
ることを特徴とする。
【0022】また、本発明の座標入力装置の第1の制御
方法は、図2(a)に示すように、予め、発光側回路素
子11Aや受光側回路素子11Bに設けられた1以上の限流
素子Rns,Rnr〔n=1,2,3…n〕を当該装置の変
位状態に基づいて選択処理をし、前記発光側回路素子11
Aや受光側回路素子11Bの駆動電流idやicの制御処
理をすることを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の座標入力装置の第2の制
御方法は、予め、発光側回路素子11Aや受光側回路素子
11Bに設けられた電界効果トランジスタTmを当該装置
の変位状態に基づいてゲート制御処理をし、前記発光側
回路素子11Aや受光側回路素子11Bの駆動電流idやi
cの制御処理をすることを特徴(図2(b)参照)と
し、上記目的を達成する。
【0024】
【作 用】本発明の第1の座標入力装置によれば図1
(a)に示すように、変位検出手段11,電力消費制御
手段12及び制御手段13が具備され、変位情報DPに
基づいて該制御手段13から電力消費制御手段12に電
力制御信号SBが出力される。
【0025】例えば、当該装置の変位情報DPが変位検
出手段11により検出されると、変位検出手段11の消
費電力が電力消費制御手段12により制御される。すな
わち、図1(b)に示すように変位検出手段11の発光
側回路素子11Aにより被検出光Lが発生されると、該被
検出光Lが受光側回路素子11Bにより検出される。ま
た、該装置の変位状態に基づいて被検出光Lが変位伝搬
手段11Cにより遮光され、それがON/OFF動作をする
ことで、変位検出手段11から制御手段13に変位情報
DPが出力される。
【0026】このため、一定期間毎に制御手段13によ
り変位情報DPが監視され、該変位情報に基づいて制御
手段13から電力消費制御手段12に電力制御信号SB
が出力されると、例えば、変位検出手段11の変位情報
量の多い場合には、発光側回路素子11Aに接続された限
流素子Rを減らす内容の電力制御信号SBがスイッチン
グトランジスタTRに出力され、それがON動作をする
ことで限流素子Rが短絡され、該発光側回路素子11Aに
流れる駆動電流idが増加される。
【0027】なお、発光側回路素子11Aの電流idを上
昇させたことにより、受光側回路素子11Bに流れる駆動
電流icが多くなることから、駆動電流ic×限流素子
Rに係る電圧降下が大きくなる。このことで、それを制
限すべく、受光側回路素子11Bの限流素子Rが小さく設
定される。この際に、制御手段13から電力消費制御手
段12に受光側回路素子11Bに接続された限流素子Rを
減らす内容の電力制御信号SBがスイッチングトランジ
スタTRに出力され、それがON動作をすることで限流
素子Rが短絡され、該受光側回路素子11Bに流れる駆動
電流icが増加される。
【0028】また、変位検出手段11の変位情報量の少
ない場合やそれが静止される状態では、発光側回路素子
11Aに接続された限流素子Rを増加する内容の電力制御
信号SBがスイッチングトランジスタTRに出力され、
それがOFF動作をすることで限流素子Rが直列に介在
し、該発光側回路素子11Aに流れる電流idが減少され
る。
【0029】なお、発光側回路素子11Aの電流idを低
下させたため、受光側回路素子11Bに流れる駆動電流i
cが低下をすることから、駆動電流ic×限流素子Rに
係る充分な電圧降下,例えば、充分な変位情報DPを得
るため、受光側回路素子11Bの限流素子Rが大きくされ
る。この際に、制御手段13から電力消費制御手段12
に受光側回路素子11Bに接続された限流素子Rを増加す
る内容の電力制御信号SBがスイッチングトランジスタ
TRに出力され、それがOFF動作をすることで限流素子
Rが直列に介在され、該受光側回路素子11Bに流れる駆
動電流icが減少される。
【0030】これにより、図1(b)に示すような電力
消費制御手段12のスイッチングトランジスタTRによ
り限流素子Rを選択することにより、発光側回路素子11
Aや受光側回路素子11Bの駆動電流id,icが制御さ
れることで、特に、バッテリー駆動方式の座標入力装置
では変位検出手段11の変位情報量が少ない場合やその
待機状態において、電流idが減少することから発光側
回路素子11Aや限流素子Rにおける無駄な電力消費を防
止することができる。
【0031】さらに、本発明の第2の座標入力装置によ
れば、電力消費制御手段12が発光側回路素子11Aや受
光側回路素子11Bの駆動電流を制御する電界効果トラン
ジスタTmから成る。
【0032】例えば、当該装置の変位情報DPが変位検
出手段11により検出されると、第1の座標入力装置と
同様に、変位検出手段11の消費電力が電力消費制御手
段12により制御される。ここで、一定期間毎に、制御
手段13により変位情報DPが監視され、該変位情報に
基づいて制御手段13から電力消費制御手段12に電力
制御信号SBが出力される。
【0033】すなわち、変位検出手段11の変位情報量
の多い場合には、発光側回路素子11Aに接続された電界
効果トランジスタTmのON動作期間等を増加する内容
の電力制御信号SBが該トランジスタTmに出力され、
該発光側回路素子11Aに流れる駆動電流idが増加され
る。
【0034】なお、発光側回路素子11Aの電流idを上
昇させたことにより、受光側回路素子11Bに流れる駆動
電流icが多くなることから、第1の座標入力装置と同
様に駆動電流icと電界効果トランジスタTmに係る電
圧降下,すなわち、変位情報DPが大きくなる。このこ
とで、それを制限すべく、受光側回路素子11Bの電界効
果トランジスタTmのON動作期間を減少させる内容の
電力制御信号SBが該トランジスタTmに出力され、該
受光側回路素子11Bに流れる駆動電流icが減少され
る。
【0035】また、変位検出手段11の変位情報量の少
ない場合やそれが静止される状態では、発光側回路素子
11Aに接続された電界効果トランジスタTmのON動作
期間を減少させる内容の電力制御信号SBが該トランジ
スタTm出力され、該発光側回路素子11Aに流れる電流
idが減少される。
【0036】なお、発光側回路素子11Aの電流idを低
下させたため、受光側回路素子11Bに流れる駆動電流i
cが低下をすることから、駆動電流icと電界効果トラ
ンジスタTmに係る充分な電圧降下,例えば、充分な変
位情報DPを得るため、受光側回路素子11Bの電界効果
トランジスタTmのON動作期間を増加させる内容の電
力制御信号SBが該トランジスタTmに出力され、該受
光側回路素子11Bに流れる駆動電流icが増加される。
【0037】このため、電力消費制御手段12の電界効
果トランジスタTmにより図2(b)に示したように、
通常時や低電力時の制御選択に基づいて、発光側回路素
子11Aや受光側回路素子11Bの駆動電流id,icが自
動制御される。
【0038】これにより、第1の座標入力装置と同様
に、特に、バッテリー駆動方式の座標入力装置では変位
検出手段11の変位情報量が少ない場合やその待機状態
において、電流idが減少することから発光側回路素子
11Aにおける無駄な電力消費を防止することができる。
【0039】また、本発明の座標入力装置の第1の制御
方法によれば、図2(a)に示すように、予め、発光側
回路素子11Aや受光側回路素子11Bに設けられた1以上
の限流素子Rns,Rnr〔n=1,2,3…n〕が当該装
置の変位状態に基づいて選択処理され、該発光側回路素
子11Aや受光側回路素子11Bの駆動電流id,icが制
御処理される。
【0040】このため、従来例のように変位検出手段1
1の限流素子(電流制限用抵抗器や検出用抵抗器)Rを
一義的に固定することが無くなり、その変位情報量に基
づいて適宜、それを可変することにより、バッテリー駆
動方式のデータ処理装置に付加されたマウスやトラック
ボールにおいて、変位検出量が少ない場合やその待機状
態時には、駆動電流idが減少する。このことから発光
側回路素子11Aや限流素子Rにおける無駄な電力消費を
防止することができる。
【0041】これにより、低電力消費化を図りつつ、変
位情報量の変動に係わらず、一定の電圧振幅を有する変
位情報(充分な電圧降下)DPを上位の制御系にに供給
することが可能となる。また、変位情報量が少ない場合
には、その低電力駆動化を図ることで、そのバッテリー
電源等を節約することが可能となる。
【0042】さらに、本発明の座標入力装置の第2の制
御方法によれば、予め、発光側回路素子11Aや受光側回
路素子11Bに設けられた電界効果トランジスタTmが当
該装置の変位状態に基づいてゲート制御処理され、該発
光側回路素子11Aや受光側回路素子11Bの駆動電流i
d,icが制御処理される。
【0043】このため、図2(b)に示したように、通
常時や低電力時の制御選択に基づいて、電力消費制御手
段12の電界効果トランジスタTmにより発光側回路素
子11Aや受光側回路素子11Bの駆動電流id,icが制
御される。このことで、第1の制御方法と同様に、特
に、バッテリー駆動方式のマウスやトラックボールにお
いて、変位情報量が少ない場合やその待機状態には、駆
動電流idが減少することから発光側回路素子11Aにお
ける無駄な電力消費を防止することができる。
【0044】これにより、第1の制御方法と同様に、低
電力消費化を図りつつ、変位検出手段11の変位情報量
の変動に係わらず、一定の電圧振幅を有する変位情報
(充分な電圧降下)DPを制御手段12のシュミットト
リガ回路等に供給することが可能となる。特に、変位情
報量が少ない場合には、その低電力駆動化を図ること
で、そのバッテリー電源等を節約することが可能とな
る。
【0045】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図3〜8は、本発明の実施例に係る座
標入力装置及びその制御方法を説明する図である。
【0046】(1)第1の実施例の説明 図3は、本発明の各実施例に係る座標入力装置の全体構
成図であり、図4は第1の実施例に係る主要部の構成図
である。また、図5はその制御フローチャートであり、
図6はその補足説明図をそれぞれ示している。
【0047】例えば、各種データ処理に係る座標入力処
理をするマウスやトラックボール等の座標入力装置は、
図3において、X側変位センサ201 ,Y側変位センサ20
2 ,球体部21E,電流制御部22及びMPU(マイクロ
・プロセッサユニット)23から成る。
【0048】すなわち、X側変位センサ201 ,Y側変位
センサ202 及び球体部21Eは変位検出手段11の一実施
例を構成し、当該装置のX,Y方向の各変位情報DPを
検出するものである。例えば、X側変位センサ201 は発
光ダイオード21A,フォトトランジスタ21B,21C及び
遮光用円板部21D等から成る。
【0049】発光ダイオード21Aは発光側回路素子11A
の一部を構成し、被検出光Lの一例となる赤外線を発生
するものであり、フォトトランジスタ21Bは受光側回路
素子11Bの一部を構成し、例えば、変位伝搬手段11Cの
一部を構成する遮光用円板部21Dが+方向に回転した場
合に、その回転数を検出するものである。また、フォト
トランジスタ21Cは、遮光用円板部21Dが−方向に回転
した場合に、その回転数を検出するものである。
【0050】遮光用円板部21Dは円板基板に放射状に複
数の開口部が設けられ、そのシャフト部分が球体部21E
に接触している。なお、X側変位センサ201 の遮光用円
板部21Dのシャフト部分と、Y側変位センサ202 の遮光
用円板部21Dのシャフト部分とが直交(90〔°〕)に
配置されている。また、該円板部21Dは発光ダイオード
21Aから発生された赤外線Lを遮光して、フォトトラン
ジスタ21Bや21Cに入射する赤外線LのON/OFF制御
をするものである。
【0051】さらに、球体部21Eは変位伝搬手段11Cの
他の一部を構成し、当該座標入力装置の外部に露出して
任意方向に回転可能であり、その回転力はX,Y方向の
各遮光用円板部21Dのシャフト部分に伝達される。
【0052】電流制御部22は電力消費制御手段12の
一実施例であり、X側変位センサ201 やY側変位センサ
202 の消費電力を制御するものである。なお、電流制御
部22については、図4において詳述する。
【0053】MPU23は制御手段13の一実施例であ
り、X側変位センサ201 ,Y側変位センサ202 及び電流
制御部22の入出力を制御するものである。例えば、M
PU23は、CPU(中央演算処理装置),レジスタ,
タイマ部,カウンタ及びA/D変換器等から成り、各X
側変位センサ201 ,Y側変位センサ202 から出力される
変位情報DPの一例となるX(+),X(−)検出信号
やY(+),Y(−)検出信号に基づいて電流制御部2
2に電力制御信号SBを出力する。なお、電力制御信号
SBはCPU23により一定時間中に検出されたパルス
数に応じて、発光側の駆動電流ic及び受光側の抵抗値
を選択する制御信号である。
【0054】また、図4は第1の実施例に係る電流制御
部22の周辺部の構成図である。例えば、X側変位セン
サ201 の消費電力を制御する電流制御部22は、図4に
おいて、発光側電流制御部22A及び受光側電流制御部22
Bから成る。
【0055】すなわち、発光側電流制御部22Aはpnp
型のトランジスタ(以下第1,第2のトランジスタとい
う)TR1,TR2及び3つの電流制限用抵抗R1S,R2S,
R3Sから成る。第1,第2のトランジスタTR1,TR2は
スイッチングトランジスタTRの一例であり、例えば、
電力制御信号SBの一例となる電流制御信号SBsに基づ
いて限流素子Rの一例となる3つの電流制限用抵抗R1
S,R2S,R3Sの一つを選択するものである。
【0056】例えば、電源線VCCと接地線GND間におい
て、図4に示すように3つの抵抗素子R1S,R2S,R3S
及び発光ダイオード21Aが直列に接続され、各抵抗R1
S,R2S,R3Sの接続点に第1,第2のトランジスタTR
1,TR2のコレクタCが接続され、その両トランジスタ
TR1,TR2のエミッタEが共に接続されて電源線VCCと
電流制限用抵抗R1Sとの一端に接続される。なお、電流
制限用抵抗R3Sの一端が発光ダイオード21Aに接続され
る。
【0057】また、受光側電流制御部22Bはpnp型の
トランジスタ(以下第3,第4のトランジスタという)
TR3,TR4及び3つの検出用抵抗R1r,R2r,R3rから
成る。第3,第4のトランジスタTR3,TR4はスイッチ
ングトランジスタTRの一例であり、例えば、電力制御
信号SBの一例となる電流制御信号SBrに基づいて限流
素子Rの一例となる3つの検出用抵抗R1r,R2r,R3r
の一つを選択するものである。
【0058】例えば、電源線VCCと接地線GND間におい
て、図4に示すように3つの各抵抗R1r,R2r,R3r及
びフォトトランジスタ21Bが直列に接続され、各抵抗R
1r,R2r,R3rの接続点に第3,第4のトランジスタT
R3,TR4のコレクタCが接続され、その両トランジスタ
TR3,TR4の共通エミッタEが電源線VCCと検出用抵抗
R1rの一端に接続される。なお、検出用抵抗R3rの一端
がフォトトランジスタ21Bに接続される。
【0059】これにより、発光側電流制御部22Aや受光
側電流制御部22Bの第1〜第4のトランジスタTR1,T
R2,TR3,TR4のベースBに発光側電流制御信号SBsや
受光側電流制御信号SBrを供給することにより、その駆
動電流id,icを制御(電流量の増減)することがで
きる。
【0060】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る座標入力装置によれば、図3,4に示すように、X
側変位センサ201 ,Y側変位センサ202 ,球体部21E,
電流制御部22及びMPU23が具備され、X(+),
X(−)検出信号,Y(+),Y(−)検出信号に基づ
いて該MPU23から発光側電流制御部22Aや受光側電
流制御部22Bに電流制御信号SBsや電流制御信号SBrが
出力される。
【0061】例えば、当該装置のX(+),X(−)検
出信号(変位情報DP)がX側変位センサ201 により検
出されると、CPU23により一定時間中に検出された
パルス数に応じて、X側変位センサ201 の消費電力が発
光側電流制御部22Aや受光側電流制御部22Bにより制御
される。
【0062】すなわち、図4に示すようにX側変位セン
サ201 の発光ダイオード21Aにより赤外線Lが発生され
ると、該赤外線Lがフォトトランジスタ21Bにより検出
される。また、該装置の変位状態に基づいて赤外線Lが
遮光用円板部21Dにより遮光され、それがON/OFF動
作をすることで、X側変位センサ201 からMPU23に
X(+),X(−)検出信号が出力される。
【0063】このため、一定期間毎にMPU23により
X(+),X(−)検出信号が監視され、該X(+),
X(−)検出信号に基づいてMPU23から電流制御部
22に電流制御信号SBsが出力されると、例えば、X側
変位センサ201 のX(+),X(−)検出信号量の多い
場合,すなわち、マウスやトラックボールが多く移動さ
れ、その球体部21Eの回転数(発生パルス数)が多くな
る場合には、発光ダイオード21Aに接続された電流制限
用抵抗R1s,R2s,R3sを減らす内容の電流制御信号S
Bsが第1,第2のトランジスタTR1, TR2に出力され、
それがON動作をすることで電流制限用抵抗R1s又はR
2sが短絡され、該発光ダイオード21Aに流れる駆動電流
idが増加される。
【0064】なお、発光ダイオード21Aの電流idを上
昇させたことにより、フォトトランジスタ21Bに流れる
駆動電流icが多くなることから、過大なX(+),X
(−)検出信号,すなわち、駆動電流ic×検出用抵抗
R1r,R2r,R3rに係る電圧降下が大きくなることか
ら、それを制限すべく、フォトトランジスタ21Bの検出
用抵抗R1r,R2r,R3rが小さく設定される。この際
に、MPU23から受光側電流制御部22Bに、その検出
用抵抗R1r,R2r,R3rを減らす内容の電流制御信号S
Brが第3又は第4のトランジスタTR3,TR4に出力さ
れ、それがON動作をすることで,例えば、検出用抵抗
R1rが短絡され、該フォトトランジスタ21Bに流れる駆
動電流icが増加される。
【0065】また、X側変位センサ201 のX(+),X
(−)検出信号量の少ない場合,すなわち、マウスやト
ラックボールがわずかに移動され、その球体部21Eの回
転数(発生パルス数)が少なくなる場合やそれが静止さ
れる状態では、発光ダイオード21Aに接続された電流制
限用抵抗R1s,R2s,R3sを増加する内容の電流制御信
号SBsが第1や第2のトランジスタTR1,TR2に出力さ
れ、それがOFF動作をすることで電流制限用抵抗R1s,
R2s,R3sが直列に介在し、該発光ダイオード21Aに流
れる電流idが減少される。
【0066】なお、発光ダイオード21Aの電流idを低
下させたため、フォトトランジスタ21Bに流れる駆動電
流icが低下をすることから、充分なX(+),X
(−)検出信号,すなわち、駆動電流ic×検出用抵抗
R1r,R2r,R3rに係る充分な電圧降下を得るため、フ
ォトトランジスタ21Bの検出用抵抗R1r,R2r,R3rが
大きくされる。
【0067】この際に、MPU23から受光側電流制御
部22Bに、その検出用抵抗R1r,R2r,R3rを増加する
内容の電流制御信号SBrが第3又は第4のトランジスタ
TR3,TR4にに出力され、それがOFF動作をすること
で、検出用抵抗R1r,R2r,R3rが直列に介在され、該
フォトトランジスタ21Bに流れる駆動電流icが減少さ
れる。なお、検出用抵抗R1r,R2r,R3rの増加量は、
フォトトランジスタ21Bの寄生容量(ベース・エミッタ
間容量等)に影響しない4000〔パルス/秒〕程度のスイ
ッチングスピードの範囲内,すなわち、該トランジスタ
21Bのスイッチングスピードが鈍化しない範囲で、それ
を大きく設定することにより行う。
【0068】これにより、図4に示すような発光側電流
制御部22Aや受光側電流制御部22Bの第1〜第4のトラ
ンジスタTR1〜TR4により電流制限用抵抗R1s,R2s,
R3sや検出用抵抗R1r,R2r,R3rを選択することによ
り、発光ダイオード21Aやフォトトランジスタ21Bの駆
動電流id,icが制御されることで、特に、バッテリ
ー駆動方式のデータ処理装置に付加されたマウスやトラ
ックボールではX側変位センサ201 やY側変位センサ20
2 に係わり、球体部21Eの回転数が少ない場合や待機状
態において、電流idが減少することから発光ダイオー
ド21Aや電流制限用抵抗R1s,R2s,R3sにおける無駄
な電力消費を防止することができる。
【0069】次に、本発明の各実施例に係る座標入力装
置の制御方法について、その低電力消費時の動作を補足
しながら説明をする。図5は本発明の各実施例に係る座
標入力装置の制御フローチャートであり、図6はその補
足説明図をそれぞれ示している。
【0070】例えば、低電力消費化を図りつつ、マウス
やトラックボール等を用いて座標入力処理をする場合、
図5において、まず、ステップP1でMPU23のカウ
ンタ及びタイマ部をクリアして初期設定をする。ここ
で、球体部21Eの回転数が少ない場合やその待機状態に
係る監視時間として,例えば、タイマ部に3〔秒〕を設
定する。
【0071】次に、ステップP2で当該マウスやトラッ
クボール等の変位情報DPを検出する。この際に、球体
部21Eが任意方向に移動されることによりX側変位セン
サ201 ,Y側変位センサ202 により当該マウスのX,Y
方向の各変位情報DPが検出される。
【0072】次いで、ステップP3で各変位センサ201
,202 から発生するパルス数をカウントする。ここで
は、発光ダイオード21Aから発生された赤外線Lが遮光
用円板部21Dにより遮光され、そのON/OFF動作され
た赤外線Lがフォトトランジスタ21Bに入射される。例
えば、遮光用円板部21Dが+方向に回転した場合や−方
向に回転した場合に、その回転数に比例するパルス数が
フォトトランジスタ21Bや21Cにより検出され、そのX
(+),X(−)検出信号のパルス数がMPU23のパ
ルスカウンタ等に出力される。
【0073】その後、ステップP4でMPU23のタイ
マ部が所定時刻(3〔秒〕)をオーバーしたか否かを判
定する。この際に、そのタイマ部により監視開始時刻か
ら一定時間(3〔秒〕)がカウントされた場合(YES)
には、ステップP5に移行する。また、一定時間に達し
ていない場合(NO)には、ステップP2に戻って、当
該マウスやトラックボール等の変位情報DPの検出を継
続する。
【0074】ここで、ステップP4でタイマ部により一
定時間がカウントされたものとすれば、ステップP5で
電流制限用抵抗R1s,R2s,R3sや検出用抵抗R1r,R
2r,R3rの切り換えの要否を判断する。この際に、球体
部21Eの回転数が少ない場合やその待機状態と判断され
た場合(YES)には、ステップP6に移行する。
【0075】例えば、ステップP5で球体部21Eの回転
数が少ない場合や、その待機状態と判断されたものとす
れば、ステップP6で発光ダイオード21Aに接続された
3つの電流制限用抵抗R1s,R2s,R3sやフォトトラン
ジスタ21Bに接続された検出用抵抗R1r,R2r,R3rを
切り換え処理をする。
【0076】この際に、図6に示すように発光ダイオー
ド21Aに接続された電流制限用抵抗R1s,R2s,R3sを
増加する内容の電流制御信号SBsが第1や第2のトラン
ジスタTR1,TR2に出力され、それがOFF動作をするこ
とで電流制限用抵抗R1s,R2s,R3sが直列に介在し、
該発光ダイオード21Aに流れる電流idが減少される。
【0077】なお、発光ダイオード21Aの電流idを低
下させたため、フォトトランジスタ21Bに流れる駆動電
流icが低下をすることから、充分なX(+),X
(−)検出信号,すなわち、駆動電流ic×検出用抵抗
R1r,R2r,R3rに係る充分な電圧降下を得るため、フ
ォトトランジスタ21Bの検出用抵抗R1r,R2r,R3rが
大きくされる。
【0078】この際に、図6に示すようにMPU23か
ら受光側電流制御部22Bに、その検出用抵抗R1r,R2
r,R3rを増加する内容の電流制御信号SBrが第3又は
第4のトランジスタTR3,TR4に出力され、それがOFF
動作をすることで、検出用抵抗R1r,R2r,R3rが直列
に介在され、該フォトトランジスタ21Bに流れる駆動電
流icが減少される。
【0079】また、ステップP5で球体部21Eの回転数
が多い場合(NO)には、ステップP7に移行して、球
体部21EのX,Y方向の移動により生じる座標入力処理
(マウス処理)をする。
【0080】これにより、低電力消費化を図りつつ、マ
ウスやトラックボール等を用いて座標入力処理をするこ
とができる。このようにして、本発明の第1の実施例に
係る座標入力装置の制御方法によれば、図5,6に示す
ように、ステップP6で予め、発光ダイオード21Aに接
続された3つの電流制限用抵抗R1s,R2s,R3sやフォ
トトランジスタ21Bに接続された検出用抵抗R1r,R2
r,R3rが切り換え処理されることにより、該発光ダイ
オード21Aやフォトトランジスタ21Bの駆動電流id,
icが制御処理される。
【0081】このため、従来例のようにX側変位センサ
201 の電流制限用抵抗器や検出用抵抗器Rを一義的に固
定することが無くなり、そのX(+),X(−)検出信
号に係るパルス数に基づいて適宜、それを可変すること
により、バッテリー駆動方式のデータ処理装置に付加さ
れたマウスやトラックボールにおいて、該パルス数が少
ない場合やその待機状態時には、駆動電流idが減少す
ることから発光ダイオード21Aや電流制限用抵抗R1s,
R2s,R3sにおける無駄な電力消費を防止することがで
きる。
【0082】これにより、低電力消費化を図りつつ、パ
ルス数の変動に係わらず、一定の電圧振幅を有するX
(+),X(−)検出信号(充分な電圧降下)をMPU
23に供給することが可能となる。また、パルス数が少
ない場合には、その低電力駆動化を図ることで、そのバ
ッテリー電源等を節約することが可能となる。
【0083】(2)第2の実施例の説明 図7(a),(b)は、本発明の第2の実施例に係る座
標入力装置の構成図であり、図7(a)は、その主要部
の構成図であり、図7(b)は、その等価回路図をそれ
ぞれ示している。
【0084】なお、第1の実施例と異なるは第2の実施
例では、発光側電流制御部22Cに、3つの電流制限用抵
抗R1s,R2s,R3sと第1〜第3トランジスタTR1〜T
R3が設けられ、また、発光側電流制御部22Cに3つの検
出用抵抗R1r,R2r,R3rと第4〜第6トランジスタT
R4〜TR6とが設けられ、その接続方法が異なる。
【0085】すなわち、発光側電流制御部22Cは制御用
ポート203 から各トランジスタTR1〜TR3のベースBに
出力される発光側電流制御信号SBsに基づいて3つの電
流制限用抵抗R1S,R2S,R3Sの一つを選択するもので
ある。例えば、電源線VCCと接地線GND間において、図
7に示すように3つの抵抗素子R1S,R2S,R3S及び発
光ダイオード21Aが直列に接続され、各抵抗R1S,R2
S,R3Sの接続点に第1〜第3のトランジスタTR1〜TR
3のエミッタE,コレクタCが接続され、その第1のト
ランジスタTR1のエミッタEが電源線VCCと電流制限用
抵抗R1Sの一端に接続される。なお、電流制限用抵抗R
3Sの一端と第3のトランジスタTR3のコレクタCとが発
光ダイオード21Aに接続される。
【0086】また、受光側電流制御部22Dは制御用ポー
ト203 から各トランジスタTR4〜TR6のベースBに出力
される受光側電流制御信号SBrに基づいて3つの検出用
抵抗R1r,R2r,R3rの一つを選択するものである。例
えば、電源線VCCと接地線GND間において、図7に示す
ように3つの各抵抗R1r,R2r,R3r及びフォトトラン
ジスタ21Bが直列に接続され、各抵抗R1r,R2r,R3r
の接続点に第4〜第6のトランジスタTR4〜TR6のエミ
ッタE, コレクタCが接続される。
【0087】さらに、その第4のトランジスタTR4のエ
ミッタEが電源線VCCと検出用抵抗R1rとの一端に接続
される。なお、検出用抵抗R3rの一端と第6のトランジ
スタTR6のコレクタCとがフォトトランジスタ21Bに接
続される。なお、その他の構成は第1の実施例と同様で
あるため、その説明を省略する。
【0088】このようにして、本発明の第2の実施例に
係る座標入力装置によれば、図7に示すように、発光側
電流制御部22C,受光側電流制御部22D,発光ダイオー
ド21A,フォトトランジスタ21B,遮光用円板部21D及
び制御用ポート203 等が具備され、該トランジスタ21B
から検出ポートに出力される変位情報DPに基づいて該
制御用ポート203 から発光側電流制御部22Cや受光側電
流制御部22Dに電流制御信号SBsや電流制御信号SBrが
出力される。
【0089】例えば、図7に示すように発光ダイオード
21Aにより赤外線Lが発生されると、該赤外線Lがフォ
トトランジスタ21Bにより検出される。また、該装置の
変位状態に基づいて赤外線Lが遮光用円板部21Dにより
遮光され、それがON/OFF動作をすることで、該トラ
ンジスタ21Bから制御用ポート203 に変位情報DPが出
力される。
【0090】このため、制御用ポート203 により変位情
報DPが監視され、該変位情報DPに基づいて制御用ポ
ート203 から発光側電流制御部22Cに発光側電流制御信
号SBsが出力されると、例えば、変位情報DPが多い場
合,すなわち、マウスやトラックボールが多く移動さ
れ、その発生パルス数が多くなる場合には、発光ダイオ
ード21Aに接続された電流制限用抵抗R1s,R2s,R3s
を減らす内容の電流制御信号SBsが第1〜第3トランジ
スタTR1〜TR3に出力され、それがON動作をすること
で電流制限用抵抗R1s,R2s又はR3sが短絡され、該発
光ダイオード21Aに流れる駆動電流idが増加される。
【0091】なお、発光ダイオード21Aの電流idを上
昇させたことにより、フォトトランジスタ21Bに流れる
駆動電流icが多くなることから、過大な変位情報D
P,すなわち、駆動電流ic×検出用抵抗R1r,R2r,
R3rに係る電圧降下が大きくなることから、それを制限
すべく、フォトトランジスタ21Bの検出用抵抗R1r,R
2r,R3rが小さく設定される。この際に、制御用ポート
203 から受光側電流制御部22Dに、その検出用抵抗R1
r,R2r,R3rを減らす内容の電流制御信号SBrが第
4,第5又は第6のトランジスタTR4,TR5,TR6に出
力され、それがON動作をすることで,例えば、検出用
抵抗R1rが短絡され、該フォトトランジスタ21Bに流れ
る駆動電流icが増加される。
【0092】また、フォトトランジスタ21Bから出力さ
れる変位情報DPが少ない場合,すなわち、マウスやト
ラックボールがわずかに移動され、その発生パルス数が
少なくなる場合やそれが静止される状態では、発光ダイ
オード21Aに接続された電流制限用抵抗R1s,R2s,R
3sを増加する内容の電流制御信号SBsが第1〜第3のト
ランジスタTR1〜TR3に出力され、それがOFF動作をす
ることで電流制限用抵抗R1s,R2s,R3sが直列に介在
し、該発光ダイオード21Aに流れる電流idが減少され
る。
【0093】なお、発光ダイオード21Aの電流idを低
下させたため、フォトトランジスタ21Bに流れる駆動電
流icが低下をすることから、充分な変位情報DP,す
なわち、駆動電流ic×検出用抵抗R1r,R2r,R3rに
係る充分な電圧降下を得るため、フォトトランジスタ21
Bの検出用抵抗R1r,R2r,R3rが大きく設定される。
【0094】この際に、制御用ポート203 から受光側電
流制御部22Dに、その検出用抵抗R1r,R2r,R3rを増
加する内容の電流制御信号SBrが第4,第5又は第6の
トランジスタTR4,TR5, TR6にに出力され、それがO
FF動作をすることで、検出用抵抗R1r,R2r,R3rが直
列に介在され、該フォトトランジスタ21Bに流れる駆動
電流icが減少される。
【0095】これにより、第1の実施例に比べて図7に
示すような第1〜第6のトランジスタTR1〜TR6により
電流制限用抵抗R1s,R2s,R3sや検出用抵抗R1r,R
2r,R3rを極め細かく選択することにより、発光ダイオ
ード21Aやフォトトランジスタ21Bの駆動電流id,i
cが緻密に制御されることで、特に、バッテリー駆動方
式のデータ処理装置に付加されたマウスやトラックボー
ルでは、パルス数が少ない場合やその待機状態におい
て、第1の実施例と同様に、電流idが減少することか
ら発光ダイオード21Aや電流制限用抵抗R1s,R2s,R
3sにおける無駄な電力消費を防止することができる。
【0096】(3)第3の実施例の説明 図8は、本発明の第3の実施例に係る座標入力装置の説
明図であり、図8(a)はその主要部の構成図であり、
図8(b),(c)はその電圧制御特性図をそれぞれ示
している。
【0097】なお、第1,第2の実施例と異なるのは第
3の実施例では、発光側電流制御部22E,受光側電流制
御部22Fが電界効果トランジスタTm1,Tm2やD/Aコ
ンバータ205, 206から成るものである。
【0098】すなわち、発光側電流制御部22Eは第1の
電界効果トランジスタTm1や発光側D/Aコンバータ20
5 から成る。例えば、第1の電界効果トランジスタTm1
がn型の電界効果トランジスタから成り、そのソースS
が発光ダイオード21Aに接続され、そのドレインDが電
源線VCCに接続され、そのゲートGがD/Aコンバータ
205 に接続される。
【0099】また、D/Aコンバータ205 はMPU204
から出力される電力制御信号SBの他の一例となるNビ
ットの電圧制御データDBsに基づいて第1の電界効果ト
ランジスタTm1にゲート制御信号SGsを出力するもので
ある。これにより、発光ダイオード21Aの駆動電流id
を制御することができる。
【0100】さらに、受光側電流制御部22Fは第2の電
界効果トランジスタTm2や受光側D/Aコンバータ206
から成る。例えば、第2の電界効果トランジスタTm2が
n型の電界効果トランジスタから成り、そのソースSが
フォトトランジスタ21Bに接続され、そのドレインDが
電源線VCCに接続され、そのゲートGがD/Aコンバー
タ206 に接続される。
【0101】また、D/Aコンバータ206 はMPU204
から出力される電力制御信号SBの他の一例となるNビ
ットの電圧制御データDBrに基づいて第2の電界効果ト
ランジスタTm2にゲート制御信号SGrを出力するもので
ある。これにより、フォトトランジスタ21Bの駆動電流
icを制御することができる。
【0102】このようにして、本発明の第3の実施例に
係る座標入力装置によれば、図8(a)に示すように、
発光側電流制御部22Eや受光側電流制御部22Fが発光ダ
イオード21Aやフォトトランジスタ21Bの駆動電流i
d,icを制御する第1,第2の電界効果トランジスタ
Tm1, Tm2から成る。
【0103】例えば、当該装置の変位情報DPがフォト
トランジスタ21Bにより検出されると、第1の座標入力
装置と同様に、発光ダイオード21Aの消費電力が発光側
電流制御部22Eにより制御される。ここで、一定期間毎
に、MPU204 により変位情報DPが監視され、該変位
情報DPに基づいてMPU204 から該電流制御部22Eに
電圧制御データDBsが出力される。
【0104】すなわち、フォトトランジスタ21Bの変位
情報DPが多い場合,例えば、マウスやトラックボール
が多く移動され、その発生パルス数が多くなる場合に
は、図8(b)に示すように、発光ダイオード21Aに接
続された第1の電界効果トランジスタTm1のON動作期
間を増加する内容(Ts1→Ts2)のゲート制御信号SBs
が該トランジスタTm1に出力され、該発光ダイオード21
Aに流れる駆動電流idが増加(id1→id2)される。
【0105】なお、発光ダイオード21Aの電流idを上
昇させたことにより、フォトトランジスタ21Bに流れる
駆動電流icが多くなることから、第1の座標入力装置
と同様に過大な変位情報DP,すなわち、駆動電流ic
と第2の電界効果トランジスタTm2に係る電圧降下が大
きくなることから、それを制限すべく、フォトトランジ
スタ21Bに接続された第2の電界効果トランジスタTm2
のON動作期間を減少させる内容(Tr2→Tr1)のゲー
ト制御信号SBsが該トランジスタTm2に出力され、該フ
ォトトランジスタ21Bに流れる駆動電流icが減少(i
c2→ic1)される。
【0106】また、フォトトランジスタ21Bの変位情報
DPが少ない場合,すなわち、マウスやトラックボール
がわずかに移動され、その発生パルス数が少なくなる場
合やそれが静止される状態では、図8(c)において、
発光ダイオード21Aに接続された第1の電界効果トラン
ジスタTm1のON動作期間を減少させる内容(Ts2→T
s1)のゲート制御信号SBsが該トランジスタTm1に出力
され、該発光ダイオード21Aに流れる電流idが減少
(id2→id1)される。
【0107】なお、発光ダイオード21Aの電流idを低
下させたため、フォトトランジスタ21Bに流れる駆動電
流icが低下をすることから、充分な変位情報DP,す
なわち、駆動電流icと第2の電界効果トランジスタT
m2に係る充分な電圧降下を得るため、第2の電界効果ト
ランジスタTm2のON動作期間を増加させる内容(Tr1
→Tr2)のゲート制御信号SBsが該トランジスタTm2に
出力され、該フォトトランジスタ21Bに流れる駆動電流
icが増加(ic1→ic2)される。
【0108】このため、発光側,受光側電流制御部22
E,22Fの各電界効果トランジスタTm1,Tm2により通
常時や低電力時の制御選択に基づいて、発光ダイオード
21Aやフォトトランジスタ21Bの駆動電流id,icの
自動制御をすることが可能となる。
【0109】これにより、第1の座標入力装置と同様
に、特に、バッテリー駆動方式のデータ処理装置に付加
されたマウスやトラックボールでは、パルス数が少ない
場合や待機状態において、電流idが減少することから
発光ダイオード21Aにおける無駄な電力消費を防止する
ことができる。このことで、第1,第2の実施例と同様
に、低電力消費化を図りつつ、該パルス数の変動に係わ
らず、一定の電圧振幅を有する変位情報DP(充分な電
圧降下)をMPU204 等のシュミットトリガ回路等に供
給することが可能となる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の座
標入力装置及びその制御方法によれば変位検出手段,電
力消費制御手段及び制御手段が具備され、変位情報に基
づいて該制御手段から電力消費制御手段に電力制御信号
が出力される。
【0111】このため、一定期間毎に制御手段により変
位情報が監視され、該変位情報に基づいて発光側回路素
子や受光回路素子に接続された限流素子を増減する内容
の電力制御信号がスイッチングトランジスタに出力さ
れ、それがON/OFF動作をすることで限流素子が選択
・非選択状態にされ、該発光側回路素子や受光回路素子
に流れる駆動電流を制御することができる。
【0112】さらに、本発明の第2の座標入力装置及び
その制御方法によれば、電力消費制御手段が発光側回路
素子や受光側回路素子の駆動電流を制御する電界効果ト
ランジスタから成り、該トランジスタが変位状態に基づ
いてゲート制御される。
【0113】このため、一定期間毎に、制御手段により
変位情報が監視され、該変位情報に基づいて発光側回路
素子や受光回路素子に接続された電界効果トランジスタ
のON動作期間を増減する内容の電力制御信号が該トラ
ンジスタに出力され、それがON/OFF制御されること
で、該発光側回路素子や受光回路素子に流れる駆動電流
を制御することができる。
【0114】このため、従来例のように変位検出手段の
限流素子(電流制限用抵抗器や検出用抵抗器)を一義的
に固定することが無くなり、その変位情報量に基づいて
適宜、それを可変することにより、バッテリー駆動方式
のマウスやトラックボールにおいて、変位検出量が少な
い場合やその待機状態時には、駆動電流が減少する。こ
のことから発光側回路素子や限流素子における無駄な電
力消費を防止することができ、そのバッテリー電源等を
節約することが可能となる。
【0115】これにより、バッテリー駆動方式の携帯用
パソコン,ノート型パソコンの入力サポートツールとし
て適用可能で、かつ、低電力消費型のマウスやトラック
ボール等の座標入力装置の提供に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座標入力装置の原理図である。
【図2】本発明に係る座標入力装置の制御方法の原理図
である。
【図3】本発明の各実施例に係る座標入力装置の全体構
成図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る座標入力装置の主
要部の構成図である。
【図5】本発明の第1,第2の実施例に係る制御フロー
チャートである。
【図6】本発明の第1の実施例に係る制御フローチャー
トの補足説明図である。ある。
【図7】本発明の第2の実施例に係る座標入力装置の説
明図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る座標入力装置の説
明図である。
【図9】従来例に係る座標入力装置の構成図である。
【符号の説明】
11…変位検出手段、 11A…発光側回路素子、 11B…受光側回路素子、 11C…変位伝搬手段、 12…電力消費制御手段、 13…制御手段、 R,Rns, Rnr〔n=1,2…n〕……限流素子、 TR…スイッチングトランジスタ、 Tm…電界効果トランジスタ、 SB…電力制御信号、 DP…変位情報、 id,ic…駆動電流、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該装置の変位情報(DP)を検出する
    変位検出手段(11)と、前記変位検出手段(11)の
    消費電力を制御する電力消費制御手段(12)と、前記
    変位検出手段(11)及び電力消費制御手段(12)の
    入出力を制御する制御手段(13)とを具備し、前記制
    御手段(13)が変位情報(DP)に基づいて電力消費
    制御手段(12)に電力制御信号(SB)を出力するこ
    とを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の座標入力装置において、
    前記変位検出手段(11)が被検出光(L)を発生する
    発光側回路素子(11A)と、前記被検出光(L)を検出
    する受光側回路素子(11B)と、当該装置の変位状態に
    基づいて被検出光(L)を遮光する変位伝搬手段(11
    C)から成ることを特徴とする座標入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の座標入力装置において、
    前記電力消費制御手段(12)が発光側回路素子(11
    A)や受光側回路素子(11B)の駆動電流(idやi
    c)を制御する限流素子(R)と、前記限流素子(R)
    を選択するスイッチングトランジスタ(TR)とから成
    ることを特徴とする座標入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の座標入力装置において、
    前記電力消費制御手段(12)が発光側回路素子(11
    A)や受光側回路素子(11B)の駆動電流(idやi
    c)を制御する電界効果トランジスタ(Tm)から成る
    ことを特徴とする座標入力装置。
  5. 【請求項5】 予め、発光側回路素子(11A)や受光側
    回路素子(11B)に設けられた1以上の限流素子(Rn
    s,Rnr〔n=1,2,3…n〕))を当該装置の変位
    状態に基づいて選択処理をし、前記発光側回路素子(11
    A)や受光側回路素子(11B)の駆動電流(idやi
    c)の制御処理をすることを特徴とする座標入力装置の
    制御方法。
  6. 【請求項6】 予め、発光側回路素子(11A)や受光側
    回路素子(11B)に設けられた電界効果トランジスタ
    (Tm)を当該装置の変位状態に基づいてゲート制御処
    理をし、前記発光側回路素子(11A)や受光側回路素子
    (11B)の駆動電流(idやic)の制御処理をするこ
    とを特徴とする座標入力装置の制御方法。
JP4236915A 1992-09-04 1992-09-04 座標入力装置及びその制御方法 Withdrawn JPH0683527A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252978A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Tdk Corp スイッチング電源装置
US6785830B1 (en) * 2000-07-21 2004-08-31 Sierra Wireless, Inc. PC radio card capable of operating at a nonstandard power output level by limiting the current being drawn from a power amplifier
US6900790B1 (en) 1998-03-17 2005-05-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Information input apparatus, information input method, and recording medium

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