JPH0682500A - 周波数測定装置 - Google Patents

周波数測定装置

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JPH0682500A
JPH0682500A JP25764192A JP25764192A JPH0682500A JP H0682500 A JPH0682500 A JP H0682500A JP 25764192 A JP25764192 A JP 25764192A JP 25764192 A JP25764192 A JP 25764192A JP H0682500 A JPH0682500 A JP H0682500A
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JP
Japan
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signal
circuit
output
input
frequency
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Pending
Application number
JP25764192A
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English (en)
Inventor
Yoshio Hamada
芳男 浜田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 I/Q位相弁別回路をもつ周波数測定装置に
おいて、測定帯域が広くなっても構成簡単にして精度よ
く周波数を測定する。 【構成】 I/Q位相弁別回路5の出力ビデオ信号の極
性により周波数精度を決定し、測定帯域が広くなった時
にくり返し生じるI/Qビデオ信号の区別はI/Q位相
弁別回路5の入力側に設けた遅延線10,11、バンド
パスフィルタ12,13を切替えて行うようにした。 【効果】 測定帯域が広くなっても、精度よく周波数を
測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパルス変調等の変調さ
れた入力RF信号の搬送周波数を測定する周波数測定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開平1−152375号
公報に示された従来の周波数測定装置を簡略化したブロ
ック図である。図において、1は例えばI/Qビデオ信
号で変調されたRF信号の入力端子、2はバンドパスフ
ィルタ、3はRF信号を分配する分配器、4は遅延線、
5は2つの入力信号の位相差を検出するI/Q位相弁別
回路、6はI/Q位相弁別回路5から得られるI/Qビ
デオ信号をそれぞれ量子化するゼロクロススライサ、7
はゼロクロススライサ6の出力より周波数を求める周波
数算出回路、8は出力端子である。5a〜5dはI/Q
位相弁別回路5の構成部分であり、5aは分配器、5b
は90°ハイブリッド、5cは検波器、5dは差動増幅
器である。
【0003】次に動作について説明する。RF信号の入
力端子1に入力したRF信号はバンドパスフィルタ2を
通じて分配器3で2つに分配され、一方はそのままI/
Q位相弁別回路5に入力され、他方は遅延時間τを有す
る遅延線4を経由してI/Q位相弁別回路5に入力され
る。入力されたそれぞれのRF信号は分配器5a、90
°ハイブリッド5bにて位相合成された後、検波器5c
で検波され、 V1 =K(1+cos θ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(1) V2 =K(1−cos θ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(2) V3 =K(1+sin θ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(3) V4 =K(1−sin θ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(4) 但し、K=定数、θ=2πfτ(f:入力RF周波数) となることは周知の通りである。さらに上記出力ビデオ
信号V1 〜V4 は差動増幅器5dにて差動増幅されるこ
とにより図6に示すようにI/Qビデオ信号が出力し、
その周期は1/τとなる。
【0004】次に、このI/Qビデオ信号の極性を、0
Vを基準としてゼロクロススライサ6で量子化し、周波
数算出回路7で極性判定すれば、1周期(1/τ)の1
/4の精度で入力RF信号の周波数を算出することがで
きる。なお、I/Qビデオ信号は1/τ周期でくり返
し、同じ出力となる為I/Q位相弁別回路5の入力側に
測定帯域を決定するバンドパスフィルタ2を入れる必要
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の周波数測定装置
は以上のように構成されているので、周波数測定帯域が
広くなると測定精度(分解能)が悪くなり、また、同じ
測定精度を得るには遅延時間の異なる位相弁別回路を多
段構成する必要が生じ、装置が大規模かつ複雑となるな
どの問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、測定する周波数帯域が広くなっ
ても精度よく周波数測定ができ、しかも動作が安定で構
成の簡単な周波数測定装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る周波数測
定装置は、位相弁別回路の入力側に設けた複数のフィル
タでRF信号の有無を検出して粗測を行うと共に、位相
弁別回路から得られる2つの信号から精測を行うように
成し、その両結果より周波数を算出するようにしたもの
である。
【0008】
【作用】この発明における周波数測定装置は、I/Qビ
デオ信号等の極性により測定精度(分解能)を決定さ
せ、測定周波数帯域が広くなった時にくり返し生じる同
一のI/Qビデオ信号等の区別は位相弁別回路の前段に
設けたフィルタを切替えて行なうので、測定周波数帯域
が広くなっても精度よく周波数を測定することができ
る。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、1はRF信号の入力端子、22は分
配器、9はRF信号を切替えるスイッチ、10,11は
RF信号を遅延させる遅延線、12,13は通過帯域を
制限する帯域制限フィルタとしてそのバンドパスフィル
タ、23は分配器、14は分配器23で分配されたRF
信号をビデオ信号に変換する検波器、15は検波器14
の出力信号を量子化するコンパレータ、16はコンパレ
ータ15の出力と後述する切替信号S2,S3とが加え
られるAND回路、17はAND回路16の出が加えら
れるOR回路、18はスイッチ9の切替信号S1,S
2,S3を出力するスイッチ制御回路、19はAND回
路16の出力信号を一定時間保持するホールド回路、2
0はゼロクロススライサ6の出力をOR回路17の出力
でラッチするラッチ回路、21はラッチ回路20出力の
周波数をホールド回路19の出力A又はBに基づいて算
出する周波数算出回路である。
【0010】なお、5は位相弁別回路であり、この実施
例ではI/Q位相弁別回路5が用いられている。また、
I/Qビデオ信号を第1・第2の信号とする。また、検
波器14、コンパレータ15により入力検出回路が構成
され、ゼロクロススライサ6は量子化回路を構成する。
【0011】次に動作について説明する。周波数測定範
囲は図2に示すようにI/Qビデオ2周期の範囲としバ
ンドパスフィルタ12,13は図2(a)に示す通過帯
域を有するものとする。RF信号の入力端子1に入力し
たRF信号は分配器22により3分配され、それぞれ遅
延時間t1 の遅延線10、遅延時間t1 +t2 の遅延線
11を通ることにより、図1のRF1,RF2,RF3
の各信号は図3(a)〜(c)に示す時間関係となる。
【0012】スイッチ9はまず端子に接続されてお
り、入力したRF信号は分配器23でさらに3分配され
た後、その2つの信号がI/Q位相弁別回路5に入力さ
れる。入力されたRF信号は位相合成され検波されるこ
とにより、図6に示すI/Qビデオ信号が出力すること
は、図5の従来の技術で説明した通りである。
【0013】上記3分配された一方の信号は検波器14
で検波されビデオ信号に変換された後、コンパレータ1
5でスレッショルド電圧VTHと比較され、図3(f)に
示す入力RF信号を検出した量子化ビデオ信号となる。
入力RF信号が検出されると、図3(g)(h)(i)
に示すスイッチ切替信号S1,S2,S3がスイッチ制
御回路18より出力し、スイッチ9は端子に切替る。
これにより遅延線10で遅らせたRF2信号がバンドパ
スフィルタ12に入力され、次にスイッチ9、分配器2
3を介してI/Q位相弁別回路5及び検波器14に入力
される。検波器14の出力信号はコンパレータ15で信
号の有無を検出され、ビデオ信号が有れば、AND回路
16より図3(j)に示す信号が出力する。この信号で
極性判別されたI/Q量子化ビデオ信号(図3(d),
(e))をラッチ回路20においてラッチする。一方、
上記信号はホールド回路19により次の入力信号までホ
ールドされた後、周波数算出回路21に入力される。
【0014】次にスイッチ9が端子に接続され、遅延
線11で遅らせてあるRF3信号がバンドパスフィルタ
13に入力された後、I/Q位相弁別回路5及び検波器
14に入力される。以後の動作はスイッチ9が端子に
接続されている時と同じであり、I/Q量子化ビデオ信
号のラッチタイミングは図3(k)となる。
【0015】周波数算出回路21には、ラッチ回路20
でラッチされたI/Q量子化ビデオ信号I,Q及びバン
ドパスフィルタ12に切替えた時の上記信号A又はバン
ドパスフィルタ13に切替えた時の上記信号Bが入力す
る。この周波数算出回路21を表1に示すような論理回
路で構成すれば、周波数測定範囲の1/8の精度(分解
能)で周波数を測定することができる。
【0016】
【表1】
【0017】なお、遅延時間t1 はRF信号が入力して
から入力信号の有無を検出するまでの時間以上に設定
し、またt2 はRF信号が入力してからI/Qビデオ信
号をラッチするまでの時間以上に設定する必要がある。
【0018】実施例2.なお、上記実施例1ではバンド
パスフィルタ12,13を2個使用する場合を示した
が、2個以上でも同様に周波数を測定することができ、
さらに多くのフィルタを並列に設ければ、周波数精度
(分解能)は同じで周波数測定帯域を広くすることがで
きる。また、帯域制限フィルタとしてバンドパスフィル
タ12,13を使用したが、測定する帯域以外の入力信
号を阻止するバンドレジェクションフィルタを使用して
もよい。
【0019】実施例3.図4はRF信号の検出をI/Q
位相弁別回路5の出力ビデオ信号を用いて行うようにし
たものであり、加算器24の出力ビデオ信号(V3 +V
4 )は前記(3),(4)式から明らかなように、入力
周波数には影響されず一定のビデオ信号の振幅となるの
で、この信号をコンパレータ15でVTHと比較すること
により、実施例1と同様にRF信号の有無を検出するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によればI/Q
ビデオ信号等の第1,第2の信号の極性により測定精度
(分解能)を決定し、広帯域時にくり返し生じる同一I
/Qビデオ信号等の区別はフィルタを切替えて行うよう
に構成したので、広帯域時も精度の高い周波数測定が行
えると共に、構成が簡単な装置が得られる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1における動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図3】この発明の実施例1における動作を説明するた
めの特性図である。
【図4】この発明の実施例3を示すブロック図である。
【図5】従来の周波数測定装置を示すブロック図であ
る。
【図6】I/Q位相弁別回路の出力ビデオ信号を示す波
形図である。
【符号の説明】
5 I/Q位相弁別回路(位相弁別回路) 6 ゼロクロススライサ(量子化回路) 7 周波数算出回路 9 スイッチ 10 遅延線 11 遅延線 12 バンドパスフィルタ(帯域制限フィルタ) 13 バンドパスフィルタ(帯域制限フィルタ) 14 検波器(入力検出回路) 15 コンパレータ(入力検出回路) 18 スイッチ制御回路 21 周波数算出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2の信号で搬送波を変調したR
    F信号を遅延させる並列に配された複数の遅延線と、上
    記各遅延線の出力の帯域をそれぞれ制限する複数の帯域
    制限フィルタと、上記各帯域制限フィルタの出力と上記
    RF信号とのうちの一つを選択するスイッチと、上記ス
    イッチの出力から上記RF信号が入力されたことを検出
    する入力検出回路と、上記入力検出回路の検出に応じて
    上記スイッチの切替信号を出力するスイッチ制御回路
    と、上記スイッチの出力とこの出力を遅延した信号とを
    用いて上記第1,第2の信号を弁別する位相弁別回路
    と、上記位相弁別回路から得られる上記第1,第2の信
    号を量子化する量子化回路と、上記量子化回路で量子化
    された信号と上記入力検出回路の検出出力と上記スイッ
    チ制御回路の出力とに基づいて周波数を算出する周波数
    算出回路とを備えた周波数測定装置。
JP25764192A 1992-09-02 1992-09-02 周波数測定装置 Pending JPH0682500A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101139953B1 (ko) * 2010-09-09 2012-04-30 주식회사 이노와이어리스 Rf 성능 테스트용 스위칭 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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