JPH0681611U - ストックタンク排気ボックス - Google Patents
ストックタンク排気ボックスInfo
- Publication number
- JPH0681611U JPH0681611U JP2365893U JP2365893U JPH0681611U JP H0681611 U JPH0681611 U JP H0681611U JP 2365893 U JP2365893 U JP 2365893U JP 2365893 U JP2365893 U JP 2365893U JP H0681611 U JPH0681611 U JP H0681611U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- stock tank
- dust
- dust collector
- exhaust gas
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- Pending
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- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】材料ストックタンクからの排気を定量的に行
い、材料ストックタンクへの粉塵及び異物の混入を防止
すると共に、メンテナンスのし易いストックタンク排気
ボックスを提供する。 【構成】材料ストックタンク1とサイクロン3から発生
した排気を排気用ベント管2,4よりそれぞれ集塵装置
13の吸気口14,15に取り込み、集塵装置13に一
つに集中化させ、集塵装置13内仕切板18を介し、排
気吸引装置17の稼働に依り、集塵装置13の排気取出
口16から排気が強制的に排出される。この際排気中
に、粉塵や粘着性を有する異物は、集塵装置13内壁面
に付着堆積するか、引出式容器20に落下し、蓄積され
る。
い、材料ストックタンクへの粉塵及び異物の混入を防止
すると共に、メンテナンスのし易いストックタンク排気
ボックスを提供する。 【構成】材料ストックタンク1とサイクロン3から発生
した排気を排気用ベント管2,4よりそれぞれ集塵装置
13の吸気口14,15に取り込み、集塵装置13に一
つに集中化させ、集塵装置13内仕切板18を介し、排
気吸引装置17の稼働に依り、集塵装置13の排気取出
口16から排気が強制的に排出される。この際排気中
に、粉塵や粘着性を有する異物は、集塵装置13内壁面
に付着堆積するか、引出式容器20に落下し、蓄積され
る。
Description
【0001】
本考案は、材料貯蔵時に発生する材料ストックタンクからの排気を順調に行な わせ、材料ストックタンクへの異物混入を防止するストックタンク排気ボックス に関するものである。
【0002】
従来の材料(例えば、電線・ケーブル類の押出被覆の材料である粒状プラスチ ック等の)貯蔵時に発生する粉塵,異物の除去方法は、図4に示すように、材料 ストックタンクの上部に材料貯蔵時に排気されるストックタンク排気用と、サイ クロン式材料投入口より発生するサイクロン排気用とにそれぞれに排気用ベント 管2,4を設け、其の排気用ベント管2,4にフレキシブルホース5,6を連結 し、フレキシブルホース5,6の末端には排気と共に伴う粉塵及び異物を布製の 袋7,8で集塵し、排気するものであった。
【0003】
然しながら、従来の方法ではストックタンク排気は材料が材料ストックタンク に充填された容量分だけの空気が圧力差によって自然に排気するだけで、サイク ロン排気は材料を投入口に送り込む空気量がサイクロン内に入り、材料とそれに 伴う粉塵,異物をサイクロン分離する空気が押し出されるのであって、フィルタ ーとなる布袋はストックタンク内の空気圧に押されて、かつ材料を投入口に送り 込む送風機の呼吸に応じて膨張収縮し、更に布製のフィルタ袋7,8の目詰りに 依る排気能力の低下が生じると共に、材料ストックタンク1と布製のフィルター 袋7,8の間で生じる呼吸に依って、粉塵や融着物等の異物が材料ストックタン ク1内に逆流し原料内に混入する危険性が生じ、安定した品質の材料を供給する 事が難しかった。
【0004】 本考案の目的は、前記した従来技術の問題点を解消し、材料ストックタンクか らの排気を定量的に行い、材料ストックタンクへの粉塵及び異物の混入を防止す ると共に、メンテナンスのし易いストックタンク排気ボックスを提供する事にあ る。
【0005】
本考案の要旨は、材料ストックタンクの複数の排気ダクトを一つの吸引装置を 有する集塵装置であるストックタンク排気ボックスに導びいた事にあり、それに 依って、排気能力の安定化及び呼吸に依るストックタンクへの粉塵及び融着物等 の異物混入を防止すると共に、メンテナンスを容易にしたものである。
【0006】 即ち、本考案の上記目的は、材料ストックタンク及びそれに布設される装置の 複数の排気ダクトを、一つの集塵装置の吸気口に連結し、前記集塵装置に排気吸 引装置を設けたことを特徴とするストックタンク排気ボックスよって達成される 。
【0007】 本考案で使用されるストックタンク排気ボックスは集塵装置の排気側に吸引排 出装置を設けたもので、集塵装置としてはフィルター集塵よりも、重力集塵、慣 性集塵,遠心力集塵方式によることが好ましい。装置の材質は、SS41,SU S304等の金属であり、可能であれば、材料ストックタンクと同じ材質である ことが好ましい。又、集塵装置の形状は、集塵方式により立法形,円柱形等様々 に行うことが出来るが、集塵装置の高さは、高ければ高い程、粉塵等の分級能力 は向上する。
【0008】 更に選択される集塵方式により集塵装置の形状に併わせて、集塵装置内の構造 も変化する。重力集塵機においては形状は立方形でも円筒形でもよい。集塵装置 上部に材料ストックタンクよりの排気ダクトを垂直に連結し、集塵装置内に仕切 り板を設置して、排気の流れを円滑にし、粉塵や融着物等は、集塵装置下部に設 置された容器に落下し堆積し、排気は、集塵装置内の仕切板の下をくぐってもう 一つの室に移り排気吸引装置によって排気される。慣性集塵装置においては材料 ストックタンクよりの排気ダクトを集塵装置の側面より仕切り板に対して垂直に ぶっつけ、衝突させて粉塵を落下堆積し、排気は仕切り板の下をくぐって別室に 移り排気の吸引装置によって排気される。
【0009】 又、遠心力集塵機においては形状は逆円錐形であり、集塵装置内に螺旋状に昇 り、サイクロンのように、材料ストックタンクよりの排気ダクトを側方から逆円 錐形の円周に沿うように連結され、排気は円錐の中心部から排気吸引装置によっ て排気される。
【0010】
本考案に依るストックタンク排気ボックスの一実施例を図1,図2に基いて説 明する。
【0011】 先ず、図1を参照して本考案の実施概要を説明すると、材料ストックタンク1 とサイクロン3から発生した排気を排気用ベント管2,4よりそれぞれ集塵装置 13の吸気口14,15に取り込み、集塵装置13一つに集中化させ、集塵装置 13内仕切板18を介し、排気吸引装置17の稼働に依り、集塵装置13の排気 取出口16から排気が強制的に排出される。この際排気中に、粉塵や粘着性を有 する異物は、集塵装置13内壁面に付着堆積するか、引出式容器20に落下し、 蓄積される。
【0012】 蓄積された、粉末及び固着物は、図2の密閉用ハンドル24を引いて、引出式 容器20を取り出し排出される。又、同様に、集塵装置13内壁面に付着堆積し た物質は、密閉用ハンドル23及びメンテナンス用ドア19を外して、集塵装置 内を清掃する事に依って、引出式容器20から排出される。
【0013】 更に、シャッター21に依り、引出式容器20への付着堆積物落下量が調節可 能になるばかりでなく、多量に引出式容器20に堆積した場合の粉体拡散の抑制 が可能になる。
【0014】 又ステンレス金網挿入口25に金網をセットする事に依り、排気取出口16か らの排気中の微粉末除去が可能である。
【0015】 本考案に依るストックタンク排気ボックスの変形例を図3に基づいて説明する 。
【0016】 集塵装置の形状は立方形の他に、円柱形、逆円錐形等が考えられ、集塵装置の 高さは高ければ高い程粉末等の分級能力は向上する。
【0017】 更に集塵装置の形状に併わせて、集塵装置内の構造も変化する。図3(a)の 様に、慣性集塵方式を用いてもよいし、図3(b)のようにサイクロン集塵装置 で、集塵装置内を螺旋状にし、材料ストックタンクからの排気ダクトを吸気口1 4,15に側方から円周に接線上に連結し円錐形中央部より排気吸引することも 可能である。
【0018】
以上説明してきた通り、本考案のストックタンク排気ボックスは、材料ストッ クタンク及びそれに布設される装置の複数の排気ダクトを1つの集塵装置に集中 化させ、排気吸引装置を有する集塵装置より成る簡易排気ボックスの構築に依り 排気能力を安定化させ、且つ、排気の呼吸に依るストックタンクへの粉塵及び融 着物等の異物混入を最小限に抑える事が可能となり、其の結果、安定した品質の 材料を供給する事が出来る。
【図1】本考案のストックタンク排気ボックスの実施例
の斜視図。
の斜視図。
【図2】本考案のストックタンク排気ボックスの一実施
例の斜視図。
例の斜視図。
【図3】本考案のストックタンク排気ボックスの他の一
実施例の斜視図(a)、更に他の一実施例の側面断面図
(b)。
実施例の斜視図(a)、更に他の一実施例の側面断面図
(b)。
【図4】従来のストックタンク排気ボックスの1例の配
置。
置。
1 材料ストックタンク 2 ストックタンク排気用ベント管 3 サイクロン 4 サイクロン排気用ベント管 5,6 フレキシブルホース 7,8 布袋 9 サイクロン材料投入口 10 ロータリーフィルダー 11 ルーツブロアー 12 フィルター 13 集塵装置 14 ストックタンク用排気取入口(吸気口) 15 サイクロン用排気取入口(吸気口) 16 排気取出口 17 排気吸引装置 18 仕切板 19 メンテナンス用ドア 20 引出式容器 21 シャッター 22 車輪 23 密閉用ハンドル 24,25 ステンレス金網挿入口
Claims (1)
- 【請求項1】材料ストックタンク及びそれに布設される
装置の複数の排気ダクトを、一つの集塵装置の吸気口に
連結し、前記集塵装置に排気吸引装置を設けたことを特
徴とするストックタンク排気ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2365893U JPH0681611U (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ストックタンク排気ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2365893U JPH0681611U (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ストックタンク排気ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681611U true JPH0681611U (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=12116616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2365893U Pending JPH0681611U (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ストックタンク排気ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681611U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100443942B1 (ko) * | 2002-06-17 | 2004-08-12 | 이종현 | 진재수거장치 |
CN115814523A (zh) * | 2022-12-07 | 2023-03-21 | 浙江诸暨骏达环保设备有限公司 | 一种电除尘器前置沉降系统 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP2365893U patent/JPH0681611U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100443942B1 (ko) * | 2002-06-17 | 2004-08-12 | 이종현 | 진재수거장치 |
CN115814523A (zh) * | 2022-12-07 | 2023-03-21 | 浙江诸暨骏达环保设备有限公司 | 一种电除尘器前置沉降系统 |
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