JPH0681094B2 - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JPH0681094B2
JPH0681094B2 JP58502529A JP50252983A JPH0681094B2 JP H0681094 B2 JPH0681094 B2 JP H0681094B2 JP 58502529 A JP58502529 A JP 58502529A JP 50252983 A JP50252983 A JP 50252983A JP H0681094 B2 JPH0681094 B2 JP H0681094B2
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    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/022Selective call receivers
    • H04W88/025Selective call decoders
    • H04W88/026Selective call decoders using digital address codes
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
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    • G06K13/0806Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card
    • G06K13/0825Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card the ejection arrangement being of the push-push kind
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は,一般的にはデータ通信システムに関するもの
であり,特に音声およびデータ通信ができる多重ユニッ
ト無線通信に用いるのに特によく適合した改良されたデ
ータ信号方式に関する。
2.先行技術の説明 先行技術においては,多重ユニット無線通信システムは
複雑な信号方式を用いて音声とデータの両方の通信能力
を与える。一部のシステムは一方向状況指示能力および
肯定応答を与えるが,非常に融通性のない形式を用いて
いるのでこれが有用性を制限している。更に,現在ある
システムは製造するのに非常に金のかかる構造物を用い
ており,大部分のRF環境においては感度が限定されてい
る。更に,以前のシステムは端末デバイスを一組の離散
的指令に応答するデバイスとしてみるコード構成の周囲
に組織化されていた。この端末は定義された指令コード
がそれを起動させると任意の一組の動作を行うように設
計されていた。この結果そのシステムは融通性のないも
のになった。
発明の要約 従って,本発明の目的は,多重ユニット無線通信システ
ムのオーディオチャネルによってデータを転送するのに
特によく適合した改良された無線通信システムを提供す
ることである。
本発明のもう1つの目的は,選択的にアドレスされたユ
ニット群ならびにそれらの群の組織の動的変更を可能に
する改良された無線通信システムを提供することであ
る。
本発明の更にもう1つの目的は,広い範囲の通信システ
ムに適合する融通性が高い信号方式を可能にするためレ
ジスタモデル構造を用いた改良されたデータ信号方式を
提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は,大部分のRF環境にお
いて高感度特性を有する改良された信号方式を提供する
ことである。
要約すると,少なくとも1つの一次局と複数の二次局の
間で通信媒体によって信号を伝送する方法が本発明によ
り提供されている。この方法によると,中央局(centra
l station)は命令コード(operation code)部分,引
き数部分およびアドレス部分からなる指令信号を発生さ
せ,その中央局は通信媒体上のメッセージを二次局に伝
送する。二次局の各々は通信媒体から指令信号を受信
し,受信した指令信号のアドレス部分を所定のアドレス
と比較する。二次局は比較した場合にアドレス部分が所
定のアドレスと実質的に同じであることが発見される
と,受信した指令信号の命令コード部分を復号し,復号
した命令コード部分を実行する。
図面の簡単な説明 新規であると考えられる本発明の諸特徴は添付してある
請求の範囲に詳細に述べられている。本発明並びにその
それ以上の目的および利点は添付の図面とともに下記の
説明を参照することによって最もよく理解することがで
きる。
第1図は,本発明を用いている多重ユニット無線通信シ
ステムのブロック図である。
第2図は,本発明による好ましいデータパケット構造の
図である。
第3図は,本発明による好ましい符号化データパケット
構造の図である。
第4図は,本発明を有利に利用できる新規な基地ユニッ
ト(baseunit)データ通信制御装置のブロック図であ
る。
第5図は,第4図の基地ユニットデータ通信制御装置と
ともに本発明を有利に利用できる新規な移動ユニット
(mobile unit)制御回路のブロック図である。
第6図,本発明用の基地ユニットコンピュータプログラ
ムの再開始(RESTART)ルーチンの流れ図である。
第7図は,本発明用の基地ユニットコンピュータプログ
ラムのPSK受信(PSK RECEIVE)ルーチンの流れ図であ
る。
第8図A及び第8図Bは,本発明用の基地ユニットコン
ピュータプログラムのパケット構文解析(PACKET PARSI
NG)ルーチンの流れ図を構成する。
第9図A,第9図Bおよび第9図Cは,本発明用の基地ユ
ニットコンピュータプログラムの鍵盤ハンドラ(KEYBOA
RD HANDLER)ルーチンの流れ図を構成する。
第10図A,第10図B及び第10図Cは本発明用の基地ユニッ
トコンピュータプログラムの指令(COMMAND)ルーチン
の流れ図を構成する。
第11図Aおよび第11図Bは,本発明用の基地ユニットコ
ンピュータ指令送信(COMMAND TRANSMIT)ルーチンの流
れ図を構成する。
第12図は,本発明用基地ユニットコンピュータプログラ
ムの再送信(RETRANSMISSION)ルーチンの流れ図であ
る。
第13図は,本発明用の基地ユニットコンピュータプログ
ラムのポールエキシット(POLL EXIT)ルーチンの流れ
図である。
第14図は,本発明用基地ユニットコンピュータプログラ
ムのデータ送信(DATA TRANSMIT)サブルーチンの流れ
図である。
第15図は,本発明用基地ユニットコンピュータプログラ
ムのPROMプログラムハンドラ(PROM PROGRAMMER HANDLE
R)ルーチンの流れ図である。
第16図は,本発明用の移動ユニットコンピュータプログ
ラムの開始(START)ルーチンの流れ図である。
第17図は,本発明用の移動ユニットコンピュータプログ
ラムのEXTルーチンの流れ図である。
第18図は,本発明用の移動ユニットコンピュータプログ
ラムのTRANS-EMERGルーチンの流れ図である。
第19図は,本発明用の移動ユニットコンピュータプログ
ラムのPICHK-HUBCHKルーチンの流れ図である。
第20図は,本発明用の移動ユニットコンピュータプログ
ラムのTIMCHKルーチンの流れ図である。
第21図は,本発明用の移動ユニットコンピュータプログ
ラムのEMRMONルーチンの流れ図である。
第22図は,本発明用の移動ユニットコンピュータプログ
ラムのトーン(TONES)ルーチンの流れ図である。
好ましい実施例の簡単な説明 第1図には本発明の信号方式を利用する1次局50,52
(即ち,基地局)と2次無線機(即ち,好ましい実施例
における移動ユニット)におけるディスパッチャ間でデ
ータ信号と音声信号の両方を通信する多重ユニット通信
システムの好ましい実施例が示されている。図示されて
いる無線システムは通常の音声RFシステムを強化する
が,本発明はRFシステムに限定されるものではない。こ
のシステムはプロセッサに基づいているので,すべての
制御動作および発振(signalling)はソフトウエアにお
いて行われ,このため融通性があり,信頼性が高く,安
価に製造できる携帯式モジュラーシステムを可にしてい
る。
第1図の好ましい実施例に示される如く,このシステム
構成はきわめて融通性に富んでいる。各局は,ディスパ
ッチャ制御卓44,46,48及び基地データ制御装置40,38,36
及び34を含み,その各々は12鍵の鍵盤および4桁表示装
置(図示されていない)を有する。基地データ制御装置
40,38,36,34は,図示するように各々の制御卓44,46,48,
32に結合されている。データ及び音声信号は制御卓44,4
6,48,32から基地局50,52にワイヤラインによって結合さ
れる。基地局50,52はそれぞれ無線送受信機を含み,無
線周波(RF)チャネルを介して遠隔(移動)無線機60,6
2及び64と通信する。移動無線機60,62及び64は本発明に
よる移動データ制御装置(図示されていない)と組合せ
られたFMラジオなどの任意の従来の無線機でさしつかえ
ない。
移動無線機60,62,64による音声通信はディスパッチャ制
御卓44,46,48,32によって始められるが,データ通信は
基地データ制御装置40,38,36,34によって始められる。
受信したデータ信号は基地制御装置の4桁表示装置上に
表示することができる。基地データ制御装置40,38,36お
よび32によって送信される信号は鍵盤から入るか,又は
例えば自動肯定応答信号の場合のように自動的に発生す
る。
基地データ制御装置は,多数の構成に利用できる。図示
されているように,データ制御装置40は第2のデータ制
御装置38に結合されており,これらの制御装置はそれぞ
れ個々にディスパッチャ制御卓44およびディスパッチャ
制御卓46に結合されている。制御卓44,46は図示されて
いるようにいづれも基地局50に結合されている。従っ
て,いくつかの基地データ制御装置は1つの基地局を用
いるいくつかの制御卓を具えた構成で機能することがで
きる。代わりの構成は基地局52に結合した1つの制御卓
48に結合したデータ制御装置36によって示されている。
3つのデータ制御装置はすべてバス42を介して図示され
ているように主制御卓に結合されており,各基地データ
制御装置および基地局を主制御卓32とそれに結合した基
地データ制御装置34によって監視できるようになってい
る。従来のプリンク30が具えられていて所望するデータ
情報はどれでもロギング(logging)できるようになっ
ている。
第1図の無線通信システムのディスパッチ形応用例に特
によく適合しており,そこで基地局のディスパッチャは
1群の移動無線機のオペレータと通信する。そのような
ディスパッチ無線通信システムにおいては,数百の移動
無線機によって共有される1つ又は複数のRFチャネルが
存在する。従って,中央局(central station)にいる
ディスパッチャと移動無線機オペレータとの間の通信の
一部をデータ通信で行って各RFチャネルをより効率的に
用いることが望ましい。
基地局50および52と移動無線機60,62,64との間で通信さ
れるデータ信号はビット同期部分,同期語および情報語
を含む。ビット同期部分は受信機がクロック同期を行え
るようにするために1と0の交番パターンからなる。同
期語は任意の適当な相関可能なビットパターンからな
る。情報語はアドレス,指令および/又は情況情報から
なる。コーディング技術が誤り訂正および検出のために
用いられ,低誤り率(falsing rate)と高感度を与え
る。この信号方式の好ましい実施例はコヒーレント検波
を用いて1500Hz搬送波による600ビット/秒でのPSK変調
を用いる。データ転送は第2図に示してあるように32ビ
ットデータパケットを用いて行われる。この32ビットデ
ータパケットは第3図に示すように送信前に176ビット
符号化データパケットに符号化される。この符号化デー
タパケットは第3図のブロック74に示してあるようにク
ロック回復同期を可能にするために変調されたデータの
24ビットを含み,交互の1と0からなる。更に,第3図
のブロック74に示すように40ビット固定同期符号語が追
加されている。32ビットデータパケットは,第3図の72
に示すように16ビット同期冗長検査符号を32ビットデー
タパケットに追加して48ビット内側(inner)符号語を
先ず発生させて符号化する。この48ビット内側符号語は
速度が1/2のコンボルーションエンコーダを用して更に
符号化される。この結果112ビット符号語が発生する。
従って,176ビット符号化データパケットが第3図に示す
ように発生する。
受信されると,もとの32ビットデータパケットの正確な
写しが,従来の復号法を用いて176ビット符号化データ
パケットから抽出される。符号の構造は,たとえ符号化
データパケットの一部がチャネル妨害によって原形がそ
こなわれていたとしても情報を正確に抽出しうることを
保証する。ビット同期は24ビットプリアンブルを用いて
得られ,ビットクロック情報の抽出を可能にするパター
ンを与える。語同期は,最後の40の受信した同期ビット
と固定同期符号語とを連続的に比較することによって行
われ,40ビットの所定数(好ましい実施例では35)が同
期符号語ビットと一致すると,同期が検出される。同期
語の検出は符号化データ語の112ビットがそのすぐ後に
続くことを意味する。符号化データの次の112ビットが
記憶され,その後に復号される。基本的な176ビット符
号化データパケットの送信時間は好ましい実施例では29
0ミリ秒である。
情報語(即ち指令データパケット)の一般形式(forma
t)が第2図に示されており,これは各フィールドの一
般的説明を含む。この基本的指令パケットは使用しうる
いくつかの形式のうちの1つにすぎず,例えば簡単なデ
ータブロックは最初の31ビットが自由形式化されるもう
1つの可能な形式である。指令パケットについては,ビ
ット31(第2図参照)はそのパケットを指令又は制御形
式又は自由形式データパケットとして識別するのに用い
られるデータ指令インジケータビットである。そのビッ
トが零であれば,そのパケットは指令又は制御パケット
と考えられ,第2図の形式に従う。そのビットが1であ
れば,そのパケットは自由形式データパケットである。
自由形式データの前には指令形の“ヘッダ(header)”
パケットがあり,自由形式パケットの源又は宛先を識別
し,後に続くパケットのための適当なOP符号および形式
を含む。従って,31データビットを有するデータパケッ
トはテキストのような強力な(intense)情報転送のた
めに連結される。
第2図にビット30として示されているビットは肯定応答
必要/肯定応答不必要ビットである。このビットは肯定
応答のために宛先ユニットによって用いられ,OP符号に
依存する。肯定応答必要/肯定応答不必要ビットの零に
等しいと,宛先ユニットは指令に対して肯定応答しない
が,肯定応答必要/肯定応答不必要ビットが1に等しい
と,宛先ユニットはOP符号が要求又は質問形指令を示さ
ない限り肯定応答する。従って,好ましい実施例の基地
ユニット又は移動ユニットから伝送された一部の指令は
受信ユニットによって自動的に肯定応答される。更に,
好ましい実施例においては,肯定応答が受信されていな
い状態においてはプログラムされた回数だけ自動伝送が
行われる。
第2図にビット19として示されている次のインジケータ
ビットはデータパケットの方向に向けるのに用いられる
出/入ビット(0/I)である。0/Iビットが零であれば,
データパケットは入方向に向けられ,0/Iビットが1であ
れば,データパケットは出方向に向けられる。好ましい
実施例の移動ユニット及び基地ユニットはいづれも0/I
ビットの両方の状態を用いる。
第2図のビット24〜28として示されている指令パケット
のOP符号フィールドは,宛先アドレスの特定の内部レジ
スタをアドレスしそれによって特定の指令又は制御動作
を指定できるようにするために用いられる。任意の特定
の1組の命令を最高64まで定義できる。好ましい実施例
においては,定義されたいくつかの指令命令信号(comm
and instruction codes)といくつかのデータ形符号が
ある。
各指令データパケットはさらに、第2図のビット16〜23
で示すように、引き数フィールド(argument field)を
含む。この引き数フィールドは主として、データ伝送に
用いられる。たとえば、好ましい実施例においては、状
態、データまたは制御情報が引き数フィールドにおいて
伝送される。引き数フィールドはまた、OP符号フィール
ドと組合せて特定の指令/制御動作としても用いられ、
各OP符号について最高256個の単一(unique)指令を実
行できる。
指令データパケットの残りの16ビット,即ち第2図のビ
ット、0〜15は32ビットパケットのアドレスフィールド
である。このアドレスフィールドは図示されているよう
に4つの16進数字に区分されている。これは65,536の単
一アドレスを与え,入パケットのための送信ユニット
(ending unit)を識別し,出パケットのための宛先ユ
ニットを識別する。好ましい実施例では,10,000の単一
ユニット識別符号が用いられ,システムは1フリート
(fleet)あたり最高100の単一符号を有する10フリート
に区分できる。各移動ユニットは単一ユニット,グルー
プおよびフリート識別符号を含むように予めプログラム
されている。
OP符号フィールド、引き数フィールドおよびアドレスフ
ィールドについてさらに具体的に説明する。OP符号と引
き数の数学的一般表現は、次のように記述される。
OP符号(引き数) OP符号は、引き数に対して施すべき演算/動作を表す命
令である。たとえば、本実施例において GO TO (Xチャネル)、遠隔無線機Y という指令信号は、「Yというアドレスを有する遠隔無
線機はXチャネルに移れ」を意味する。ここで、「GO T
O」がOP符号であり、「Xチャネル」が引き数で「遠隔
無線機Y」がアドレスである。より一般的には、引き数
は、数値または論理値のいずれでも取り得る変数であ
る。
出ワイルドカード(wild card)アドレッシングモード
は動的に構成されるグループ,フリートおよびすべての
アドレッシングの融通性のある方法を可能にする。この
モードでは,16進数Fは任意のアドレス区分に用いられ
整合(match)又はワイルドカードを示す。4つの16進
数の任意の位置のうちのいずれかにおいてワイルドカー
ドに出会うと,ユニット復号器はその位置と予め割り当
てられたユニット識別アドレスの同じ位置とを突き合わ
せる。従って,例えばZFFFのアドレスはフリート2に対
するフリート呼出しとなり,FFFFは全呼出し(all cal
l)となる。
出直接アドレッシングモードはグループおよびフリート
をアドレスすることを可能にする一方でユニットか任意
グループ又はフリートの一員となることができるように
する。このモードでは,16進数Eはアドレスフィールド
(デジット3)の最上位の数字の位置に置かれ,フリー
トアドレスがその次のデジット位置(デジット2)に置
かれ,その後に2桁のBCDグループ数字が続いてグルー
プをアドレスする。16進数Fをグループ位置に置いてフ
リートをアドレスすることができ,FFFFはすべてのフリ
ートをアドレスするのに用いることができる。
好ましい実施例においては,基地ユニットはいつでも移
動ユニットを再グループ化する能力を有するので,その
グループ符号は実際にはソフト(soft)識別数字とな
る。例えば,ディスパッチャが特定のグループと話した
いと思うが,そのグループのなかに1人だけ話したくな
い者がいたとする。この場合ディスパッチャはその話し
たくない相手を別のグループに一時的に移し,話しをす
ませてからその相手を再びそのグループに戻すことがで
きる。各移動ユニットはパワーオン(power on)してい
る時に予めプログラムされたグループ符号に対してデフ
ォルト(default)する。
好ましい実施例では,引き数フィールドは状況(statu
s)情報の伝送のためにしばしば用いられ,そこでは2
レベルの状況が用いられる。第1レベルは一般に移動ユ
ニットのオペレータに関連しているのでオペレータ状況
と呼ばれる。第2レベルは代替(alternate)状況(sta
tus)と呼ばれ,移動ユニットにおいてオプションのイ
ンタフェース回路を必要とする。オペレータ状況は種々
の方法により移動ユニットから開始できる。状況スイッ
チが排他的であり連動している場合には,1組の状況スイ
ッチの変化は状況の伝送を開始する。現在の状況もまた
すべての音声伝送および優先警報(alert)伝送ととも
に送られる。各基地ユニットには状況キーイング(keyi
ng)が具えられており,これは移動ユニットの受信した
状況に基づいて表示および音声(audio)選択を可能に
する。このキーは基地オペレータが動的に構成できるの
で,例えば基地音声を特定の移動状況に対してアンミュ
ート(通話;unmute)するために選択することができ
る。状況スイッチはまたメッセージ伝送を表わし,そこ
ではメッセージ伝送は過渡状態を示すのに瞬間スイッチ
を用いるが,状況伝達は保持状態を示すのにインターロ
ックスイッチを用いる。ベースオペレータはまた回路オ
ペレータ状態について任意の移動ユニットに質問でき
る。
全部で8つの独立したオペレータ状況ビットが移動ユニ
ットに対して利用でき,従って,全部で128オペレータ
状況状態が可能になる。代替状況オプションは基地ユニ
ットから読み出すことができセットすることができる最
高7ビットの独立した代替状況を与える。
このシステムはまた増強された選択呼出しおよびページ
ングを与え,これは自動にすることができる。この特徴
によりユニット,グールプ又はフリートに対する各呼出
しはアンミュート(unmute)およびリミュート(remut
e)するためのそれぞれブリアンブル符号おらびポスト
アンブル符号を含む。従って,基地オペレータは単に識
別符号を入れるだけで,それからいつものように移動ユ
ニットに話し,この移動ユニットは会話後自動的にリセ
ットする。或いは,移動オペレータは音声メッセージを
伝送し,このメッセージは制御卓にユニット番号を表示
し,制御卓では基地オペレータが次にただ伝送スイッチ
を押すだけで呼出し移動ユニットに選択的に応答する。
この動作モードは自動選択呼出し(AUTO SEL CALL)と
呼ばれる。ページングは光,ホーンおよびトーンなどの
移動ユニットにおける内部および外部警報装置によって
与えられる。
他のいかなる無線機能にも優先する外部スイッチにより
移動ユニットが優先順序に起動される優先警報能力が存
在する。優先警報はチャネル上の活動に関係なく起動さ
れると直ちに伝わり,移動ユニットが肯定応答を受信し
ないと最高20回のデータパケット伝達が起きる。基地ユ
ニットはこの優先警報伝送に特別な処置をする。優先警
報伝送が起きると,開始ユニットの現在のオペレータ状
況は自動的に基地ユニットに送られる。更に,優先警報
とともに用いることができる2つの可能性のある肯定応
答パケットがある。第1はもとのユニットとハンドシェ
ーク(handshake)するだけの通常の肯定応答である。
第2もまたもとのユニットとハンドシェークするが,そ
のほかに予めセットされた時間の間移動送信機をイネー
ブル(enable)して基地オペレータがそのユニットを監
視できるようにする。
この特徴は緊急監視と呼ばれる。緊急監視肯定応答もま
た予めセットされた時間の間チャネル上のいかなる他の
移動ユニットをも音声伝送からデイスエーブル(disabl
e)する。
上述した信号方式に基づいた好ましい実施例において可
能な多数の主要なオプションおよび構成がある。これら
のオプションおよび構成は基地ユニットおよび移動ユニ
ットの両方にあるPROMコードプラグによって選択され
る。いろいろなシステム周辺装置(perimeters)もまた
コードプラグに含まれる。
さて第4図を参照すると,基地ユニットデータ制御装置
が示されている。第4図のこの基地ユニットはシステム
ファームウエアおよび周辺デバイスとともにマイクロコ
ンピュータ(MPU)システムを用いて,移動携帯式応用
例用の端末システムを与える。マイクロコンピュータ
(MPU)100は変調および復調,符号化および復号,表示
制御,鍵盤の取り扱い,プリンタインタフェーシングお
よび移動コードプラグプログラミングをすべての信号機
能とともに必要な制御およびインタフェース論理のすべ
てを行う。
第4図に示すように,基地ユニットはMPU 100を含み,
このMPU 100は好ましい実施例においては8ビットマイ
クロコンピュータ(例えばモトローラ社製MC6803)であ
る。MPU100の内部には図示するようにMPU100に結合され
た水晶120を用いたクロックがあり,好ましい実施例で
は,4.9152メガヘルツのシステムクロック周波数を与
え,この周波数は内部で分周されて1.2288メガヘルツの
MPU周波数を発生させる。図示されているようにアドレ
スバス108およびデータバス106に結合された鍵エンコー
ダ104に結合された12鍵の鍵盤102を含む鍵盤システムが
MPUに結合されている。この鍵エンコーダ104は記憶機能
を含み,プロセッサに割り込みを行う一方で鍵デバウン
シング回路を含む。システムファームウエアは,図示さ
れているようにアドレスバス108およびデータバス106に
結合した固定メモリ(ROM)112に記憶されているシステ
ム動作に必要なすべてのソフトウエアを含む。ランダム
アクセスメモリ(RAM)114は,逐次インタフェースバッ
ファとして用いるため,また識別メモリ用として図示さ
れているようにデータバス106およびアドレスバス108を
介してMPU100に結合されている。システムコードプラグ
110はアドレスバス108およびデータバス106を介してMPU
100に結合されていて,システム変数および個々のユニ
ットの特定の動作特性およびオプションを記憶する。実
時間クロック86は図示されているように水晶クロック88
とともに出力ポート96,92および入力ホート94に結合さ
れ,主としてロッギングのための時間情報を与える。PS
K 帯域フィルタ126,リミッタ124,オーディオミューティ
ングリレー132,マイク(mic)ミューティングリレー13
4,オーディオ警報発生器136,多端子制御論理140および
外部インタフェータ論理130からなるインタフェース回
路は,図示されているようにMPU100に結合されている。
追加のインタフェース回路は,電圧変換器82および電源
80とともに図示されているようにMPU100に結合されてい
るRS232逐次インタフェース84によって具えられてい
る。PROMプログラマインタフェース90は移動ユニットの
識別符号のプログラミングを可能にするために具えられ
ており,図示されているように出力ポート92および入力
ポート94に結合されている。7セクメントLED表示用制
御装置および8つのLED状況インジケータ(図示されて
いない)からなる表示回路98も具えられている。第4図
に示してあるこの基地ユニット構造は多くの種類のRF通
信システムとインタフェースを直接とる能力を具えてい
る。
表示システム98は4桁LED表示装置と8つの個々のLEDイ
ンジケータからなる。この表示装置はユニット,グルー
プおよびフリートを含むすべての入および出識別符号の
データ表示に用いられる。この表示装置は入データの表
示とともに編集,データ入力,コードプログプログラミ
ング,状況検索及びセッティングにも用いられる。この
表示装置はマイクロプロセッサによりドライブされ,制
御卓に応用するため多くの制御装置を収めている。
鍵盤システムはデータ入力,表示(ディスプレイ)編
集,指令入力および実行に用いられる。あらゆる端末制
御は,鍵盤システムおよびマイクロホン押しボタン通信
スイッチ(push-to-talk)スイッチを介して行われる。
鍵盤102は2つの基本的な鍵盤入力モード,即ち大文字
モードと小文字モードを有する。小文字モードは識別符
号番号および指令データの入力に用いられる。大文字モ
ードは指令入力および最終的な実行に用いられる。基地
オペレータは鍵盤システムを通じてデータシステムを完
全に制御する。
実時間データクロック86はシステムに発生するあらゆる
トランザクションの時間およびデータの表示を可能にす
るため時間とデータを与える。このクロックは主として
ロギングシステムにおいて用いられるが,クロック又は
事象スケジューラとしても用いられる。各個々のシステ
ムの具体的特性を定義するのに必要な具体的プログラム
はPROMコードプラグ90に含まれている。このコードプラ
グにおけるデータによって定義される特定のシステムに
関連した多くの変数がある。このシステムに用いられる
すべての鍵指令定義は使用前にプログラムされなければ
ならないコードプラグにおけるデータによって定義され
る。コードプラグデータによって定義される機能につい
ては更に詳しく後述する。
データ伝送のオーディオ(audio)をブランクするため
にこのシステムにはデータスケルチ回路が具えられてい
る。データミューティング機能はMPU100内のソフトウエ
アおよびオーディオミューティングリレー132によって
与えられる。データスケルチ回路のほかにオーディオミ
ューティングを行うために用いられる。ミュートおよび
アンミュート動作は特定の状態又は識別符号で調整(ke
y off)される。
各基地ユニットは0から9999までのユニットID符号をア
ドレスできる。更に,その範囲が0から999までの共用
システムが構成され,そこでは最上位の数字がフリート
識別として用いられ最高10フリート又は1つの信号チャ
ネルを可能にする。多数のディスパッチャを扱うために
多数の基地ユニットを用いるシステムにおいては,各基
地ユニットはアクセス可能なID符号の鍵盤プログラマブ
ル上限および下限を有することができ,符号範囲は動的
に割り当てられる。従って基地オペレータは現在の範囲
セッティング外の符号をアクセスすることは許されず,
いかなる入データもその範囲外では処理されない。更
に,特定のオペレータが選択された範囲内のID符号によ
る伝送だけを聞くようにするためにオーディオミューテ
ィングを用いてもよい。
多くの多重ユニット通信システムは必ずしも常に同じ場
所に配置されるとは限らない多くの送信機を有する。基
地ユニットは音声又はデータ伝送の始めおよび/又は終
りにPTT 識別を与える。システムコードプラグは所望の
モードを決定し,また4桁ID符号を含む。従って,特定
の基地ユニットはすべての移動および基地伝送を識別す
ることができ,ID符号はどのユニットがデータを受信又
は送信したかを示すためのロギングに用いることができ
る。多重ユニットが同じRFチャネルで用いられるシステ
ムにおいては,移動ユニットへの多重同時肯定応答伝送
を防止するために,コードプラグデータによって制御が
与えられる。1つのユニットは主ユニットと指定され,
残りのユニットは従ユニットと指定され,主ユニットは
すべての肯定応答データパケットを伝送するようにプロ
グラムされる。肯定応答された伝送はまた鍵盤が定めた
ユニットコード限界(bound)および状態キーに依存す
るようにプログラムすることができる。基地ユニット指
令に対する通常の動作モードは再伝送を伴う自動肯定応
答特徴を用いる。しかし,このシステムは一方向モード
でも用いられ,その場合には基地ユニットは辞令を1回
だけ伝送しシステムの移動ユニットが同じ構成モードで
セットされている場合には肯定応答を除外しないように
コードプラグによって構成される。
基地データパケットの伝送時間は送信機ターンオン遅延
に備えて約325ミリ秒である。しかし,大部分のシステ
ムは実際にデータパケットを伝送することができる前に
予期しなければならない中継器トーンリモート(tone r
emote)その他に関連した固有の遅延を有する。これら
の可変遅延を考慮に入れるために,基地ユニットはコー
ドプラグ情報に基づいて100ミリ秒の増分で100〜1500ミ
リ秒の伝送遅延を発生される。送信機はその遅延時間中
にサイレント搬送波を送って,チャネル上のデータ雑音
を最小にし,トーンリモートシステム内への容易なイン
タフェーシングを可能にする。一定のシステム内のすべ
ての移動ユニットと基地ユニットは同じシステムを有し
なければならない。
基地ユニットはすべての入PTT 識別符号および状況識別
を表示する。状況インジケータは特定のユニットの現在
の状況を反映する。PTT ID伝送は進行中のいかなる指令
についても表示優先順位を有する。例えば,基地オペレ
ータが数字入力を進めていてPTT IDが受信されると,表
示装置はそのIDを表示する。指令についても同じであ
る。PTT IDが受信されると進行中のいかなる指令も打ち
切られる。この動作モードはPTT ID受信オプションがコ
ードプラグにおいて選択された場合のみ起きる。IDが受
信され適当に復号されると,それは現在の境界に対して
試験される。その符号がその境界内にあると,IDは表示
されメモリに入力され,更に処理され,プリントアウト
するためにロギングシステムに送られる。
いかなる端末トランザクションに対しても絶対的優先順
位を有する優先警報伝送モードが具えられている。基地
ユニットは警報を発生させる移動ユニットのユニット符
号を表示する。表示装置はオーデオトーンを出すととも
にID符号および状態標識を点滅させる。システムから優
先順位符号をクリアするためには,基地オペレータはク
リアスイツチを押さなければならない。優先警報はLIFO
メモリにスタックされ再呼出し(recall)指令によって
再呼出しされるので,データの損失なしに多くの優先警
報が同時に起きる。しかし,基地ユニットが現在優先モ
ードにあって新たな優先順位が受信されると,新たな優
先順位IDが表示される。優先警報が表示装置をロックア
ウトしてそれ以上使用されようにようにしても,データ
ットを受信し肯定応答することができる。すべてのデー
タはまたロギングシステムに送られ続ける。
基地ユニットはコードプラグで選択される緊急監視特徴
を含むことができる。優先警報パッケットが受信される
と,基地ユニットは直ちに優先モードに入り,移動ユニ
ットに肯定応答し,いかなるリトランザクションシーケ
ンスを終了させる。次に基地オペレータは緊急監視シー
ケンスを起動させ,この緊急監視シーケンスはデータパ
ケットを移動ユニットに伝送し,この移動ユニットは10
秒間無線送信機をイネーブルさせる。10秒間の終りに,
移動ユニットはもう1つの優先警報パケットを送る。基
地ユニットは肯定応答パケットを送り続け,このパケッ
トは受信機をイネーブルさせる。この同期は基地ユニッ
トのオペレータがクリアキーによって緊急監視特徴をク
リアするまで続く。従って,基地オペレータは優先モー
ドにおける移動ユニットの活動を音声監視できる。
基地ユニットは最高64の移動ユニット開始入データパケ
ットを記憶できる。入データパケットが受信され適当に
復号されると,ユニット符号および状況情報はメモリ低
におかれる。記憶方法は後入れ先出し方法(LIFO)で,
これは本質的にはスタッキング動作である。新たなIDが
受信さると,それはスタッフの一番上に置かれ,現在メ
モリ内にあるID符号はスタックのなかで押し下げられ
る。オペレータは再呼出しキーを用いてスタックポイン
タを進め,次のエントリを表示する。クリアキーは最も
最近のIDおよび状況を表示するスタックのトップにポイ
ンタを位置させるのに用いられる。この特徴はいくつか
のデータパケットが急速に連続して受信されオペレータ
がすべてのユニット番号を追跡しつづけることができる
場合における検討(review)機構として具えられてい
る。
基地ユニットは,オペレータ状況パケットが時間内に最
高128のオペレータ状況データパケットに達するのにつ
れてオペレータ状況パケットを待ち合わせる(queue u
p)能力を具えている。記憶方法は本質的には先入れ先
出し(FIFO)の待ち行列動作である。待ち行列中にデー
タパケットがあると,オペレータは次のID符号および状
況を表示し,前の表示を除去する。8つの状況インジケ
ータのうちの1つはアクティブまたはインアクティブ待
ち行列を示すのに用いられる。待ち行列がアクティブで
あれば,オペレータはまたクリアキーを押して待ち行列
中の第1パケットを表示する。更に,状況待ち行列制御
は端末オペレータが待ち行列へのエントリを可能にさせ
る。オペレータ状況パケットのみが待ち合せられる。PT
T ID伝送および優先警報はそれが発生すると表示される
が,待ち行列の動作には影響を与えない。待ち行列がデ
ィスエーブルされると,受信されたオペレータ状況パケ
ットは直ちに表示されるが,又は端末がLIFOスタックを
含むとそれはLIFOスタック上に置かれる。待ち行列制御
がイネーブルされると,オペレータ状況パケットは表示
装置を含む端末動作に影響を与えずに待ち合せられる。
しかし,短いピーッという音が聞えてオペレータに到着
する状況を知らせる。
オペレータ状況および代替状況に対する限られた数の移
動ユニットのポーリングは基地ユニットによって行われ
る。この特徴によりオペレータはシステムを走査し,移
動ユニットの選択されたグループの状況表を作ることが
できる。オペレータはまた鍵盤から開始ユニット番号を
入力し,次にポーリングを開始し,ボーリングを中止す
る単一の(unique)状況を入力することによって特定の
状況を選択してもよい。ポーリングは入力番号で開始
し,逐次状況について移動ユニットに質問する。状況パ
ケットが受信される度毎に,ユニットは整合(match)
動作を行い,整合があるとポーリングは中止される。し
かし整合がないと,ポーリングはID上限に達するまで,
又は例えば10などの所望の値に予めプラグラムされてい
るポーリングカウントがなくなるまで続く。
すべての基地ユニットには,並列で接続された多重ユニ
ットによる同時チャネルアクセスを防止するために制御
論理が具わっている。この同じ論理はRFチャネルが使用
中の場合に入伝送を抑止するのに用いられる。各ユニッ
トは通常は一緒に接続されている使用中入力と抑止入力
を有し,外部インタフェース130に結合した単一の線を
形成し,このインタフェースはセンスライン,制御線の
両方になる。指令がユニットによって実行される前に,
抑止線が活動しているかどうか検査する。抑止線がクリ
アであれば,指令は伝送され,ユニットは使用中の線に
高レベルを実行し(assert),そのチャネルが使用中で
あることを示す。その線は肯定応答が受信されるまで,
又は再伝送サイクルが完了するまで使用中のままになっ
ている。チャネルが指令時に使用中であれば,ユニット
は線がクリアになるまで待ち,待機中であることが表示
され,オペレータに線が使用中であることを示す。抑止
線がクリアになると,ユニットは直ちに送信をやめる。
多重端末システムにおける各端末はそのコードプラグに
0から254までの優先順位番号を含む。この番号は優先
順位番号に比例する遅延を発生させるのに用いられる。
端末はこの遅延時間を待機し,次に抑止線を再びサンプ
ルする。線がまだ使用中であれば,アクセスが得られる
まで待機プロセスが続く。もし簡単なデータ指令が実行
されつつあると,ランダムパケット遅延サイクルもまた
遅延プロセスに用いられる。線がクリアであれば,ユニ
ットは上述のように伝送する。抑止入力線は使用中の出
力線に接続される。というのは各ユニットはそれが使用
中であるかどうかを知っているからである。従って,多
重端末を接続するのに必要なのは簡単なツイストペアだ
けである。同じチャネルにおける多重端末に関連したも
う1つの特徴は指令オーバラップに関する。特定のユニ
ットによって実行されるすべての指令はそのユニットだ
けに影響を与える。例えばユニットが特定の移動ユニッ
トに状況を質問すると,その移動ユニットが戻る状況パ
ケットはそのユニットにのみ表示され,チャネル上の他
のユニットには影響を与えない。この特徴は多くのオペ
レータによる独立した制御を可能にするが,出指令にの
み適用する。オペレータ状況および優先警報などの入デ
ータはそのチャネルのすべての端末に表示される。この
点は下記に述べる状況整合技術又は動的範囲選択を用い
ることにより,又はコードプラグを介して特定の受信機
機能を単に打破することによって打破される。
選択音声呼出し(AUTO SEL CALL)モードはコードプラ
グを符号化することによって選択可能なすべての基地ユ
ニットに利用できる。この特徴によって選択的方法での
簡単なディスパッチングが可能になる。オペレータが所
望のID符号を入力すると,システムはマイクロホンPTT
スイッチが押されるのを待つ。それが押されると,アン
ミュート(unmute)データパケットが伝送され,選択さ
れた移動ユニットに信号が送られてそれらの受信機オー
ディオをアンミュートする。PTTスイッチが開放される
と,ミュート(mute)データパケットが送られる。選択
音声呼出し(AUTO SEL CALL)伝送のこの期間中に,基
地ユニット表示装置は呼出し(CALL)を読み,オペレー
タにSELL CALL(選択呼出し)が行われつつあることを
示す。鍵盤によってAUTO SEL CALLモードはイネーブル
され,又はディスエチが押されている時には選択呼出し
は行われない。ロギングシステムはSEL CALLと通常の音
声伝送の両方を記録できる。移動ユニットが基地に音声
伝送を行うと,ユニットID符号が基地ユニットに表示さ
れる。基地オペレータはマイクロホンPTTスイッチを押
し話すだけでよい。他のキー入力は不要であり,移動ユ
ニットが選択的に呼出される。
指令伝送が基地オペレータによって行われる度毎に,受
信する移動ユニットは肯定応答パケットを送る。復号さ
れたデータパケットが正確で,ハンドシェークガ成功し
たことを示す基地ユニットは移動ユニットが指令を受信
したという肯定応答標識を表示する。指令がオペレータ
状況などのデータについての質問でありハンドシェーク
が成功すると,表示装置は受信したデータを示し,肯定
応答は表示されない。ハンドシェークが最初の伝送で完
了しないと,ユニットは肯定応答がその時間内に受信さ
れない限りコードプラグによって決定された回数だけラ
ンダム方式で指令を自動的に再伝送する。肯定応答はそ
のシーケンスを終了させる。許された全部の回数だけの
伝送が行われた後に肯定応答が受信されないと,表示装
置は故障(fail)標識を示し,オペレータは指令を再び
開始する。基地ユニットコードプラグは,チャネルセン
スが伝送および再伝送前にそのチャネルを自動的に監視
するのに用いられるようにプログラムすることができ
る。同じ抑止制御線が多重端末制御に用いたのと同じよ
うに用いられる。チャネルが使用中であれば,データは
抑止される。しかしチャネルがクリアであれば,ランダ
ムクロックはそのクロックがタイムアウトした時に活動
させるためチャネルをサンプルし始める。チャネルがな
おも使用中であれば,ランダムサイクル/サンプルプロ
セスが続行する。しかし,チャネルがクリアであれば,
指令データパケットが移動ユニットに伝送され,肯定応
答が受信される。
閉ループ信号方式試験を選択された移動ユニットについ
てすべての基地ユニットにより行うことができる。この
試験は移動ユニット肯定応答を含む一連の無線チェック
指令を実施する。それは通常はシステム開始において用
いられるか,システム診断試験に用いてもよい。オペレ
ータが試験モードをイネーブルさせると,端末は速やか
にオペレータに移動ユニットのユニットID符号を検査さ
せ,個々の試験回数(最高9,999)を試験させる。試験
が完了すると,表示装置は成功した閉ループ試験回数を
示す。ロギングシステムもまた個々の一連の試験に関連
した全データを示すのに用いられる。試験結果はRFパス
移動および基地無線機などの統計を反映し,システム問
題を是正するのに用いられる。
基地ユニットが移動ユニット,グループおよびフリート
ID符号,選択呼出しミューティングモードおよびシステ
ム遅延のプログラミングができるようにするために,オ
プションのコードプラグモジュールが利用できる。基地
ユニットコードプラグに含まれるシステム遅延はまた共
用又は専用構成には関係なくすべての移動ユニットのた
めに自動的に挿入される。このモジュールが基地ユニッ
トに接続されると,そのユニットは自動的にプログラム
モードに置かれる。プログラムは読取り指令及びプログ
ラム指令の両方を与える。読取り指令が実行されると,
端末はすべての関連データをオペレータに表示する。誤
り制御装置が適当な値かどうかID符号を試験するために
具えられており,不適当なコードプラグをオペレータに
知らせる。プログラム指令が実行されると,端末はオペ
レータを促して必要なデータを求めさせ,コードプラグ
のプログラミングを試み,その内容を表示する。誤り制
御装置は無効な符号のプログラミングを防止するためプ
ログラムモードにも具えられている。
基地ユニットはオンパワーのハードウェア,ソフトウェ
アの限られた診断試験を行う。実時間クロック,ランダ
ムアクセスメモリ,コードプラグ,制御ポートおよびそ
の他の種々の回路が試験され,いかなる誤りも表示シス
テムおよびオーディオ警報を介して報告される。また,4
桁表示装置および8つの状況インジケータを試験するの
に指令キーが利用できる。
さて第5図を参照すると,移動トランシーバとともに用
いるための移動ユニット制御回路のブロック図が示され
ており,この回路は本発明とともに有利に用いられる。
第5図の移動ユニットは主としてマイクロコンピュータ
150(例えばモトローラ社製MC3870)および関連周辺回
路からなる。プロセッサはこの信号システムのPSK変
調,復調,符号化および復号のすべてを行う。プロセッ
サはまた移動システムのすべての制御論理および管理機
能を行う。
入データはアナログ形で受信機検波器から弁別器入力18
6に印加される。その後そのデータは帯域フィルタ190に
よって帯域ろ波され望まない信号および受信機雑音を除
去する。この信号は次にリミッタ192を介して制限さ
れ,次にMPU150によって処理される。コンピュータは信
号の検波を行い,種々のデータパケットはユニットのた
めの指令および制御情報を与える。
伝送されるデータはMPU150内のデータパケットにおいて
準備され,出力178においてPSK変調パケットとして提出
される。次にそのデータパケットは受信モードにおける
のと同じ帯域フィルタ190を用いてろ波され,PSKデータ
から望ましくない低周波エネルギーを除去する。次にそ
の信号は無線送信機へのマイクロホン出力188に結合さ
れる。このマイクロホンはデータ伝送期間中にミュート
され音声干渉を防止する。伝送制御,オーディオミュー
ティング,トーン発生およびチャネルセンシングのすべ
てはMPU150によって行われる。コードプラグ152は図示
されているようにMPU150に結合されており,すべてのシ
ステム情報およびユニットの選択されたオプションを含
む。コードプラグ152内のデータはプロセッサ150によっ
て読取られ,次にユニットの動作の制御に用いられる。
ウオッチドッグタイマ156はMPU150に結合されて,プロ
セッサからの既知の信号を監視し,プロセッサの故障又
は過渡状態の場合にその機能をリセットする。緊急スイ
ツチ158は1組8つの状況スイツチ162と同様に図示され
ているように直接にMPU150に結合されている。多数の入
力および出力スイツチおよびホーンおよび光のようなイ
ンジケータは図示されているようにインタフェース回路
164および導線172を介してMPU150に結合されている。デ
ータサイクル出力160,ミューティング入力および2つの
トーン出力も図示されているように具えられている。移
動ユニットシステムはまた5ボルト電源170および9.6ボ
ルト電源168を必要とする。
各ユニットのユニット,グループおよびフリートID符号
は,ID,状況,優先警報および選択呼出しなどの個々のシ
ステム機能とともにコードプラグに記憶される。
単一ユニット識別符号がすべての音声伝送とともに伝送
され,第5図の入力180におけるMPU150への入力である
マイクロホンPTTスイツチからトリガされる。システム
は,IDがキーアップ又はキーダウン,又はその両方で送
れるように,又はIDも例えばハングアップボックスから
マイクロホンを取り除いた後に単一の伝送だけが起きる
ようにメッセージ配向(message oriented)となるよ
うにプログラムすることができる。移動ユニットデータ
パケットの伝送時間は無線送信機ターンオン遅延を含め
て約325ミリ秒である。しかし,可変システム遅延を考
慮に入れるため,移動ユニットはまたコードプラグデー
タに基づいてシステムのための伝送遅延をも発生させ
る。PTT ID伝送はまた音声伝送とともに開始/終了状況
を送るようにコードプラグを介してプログラムされるの
で,基地ユニットは自動音声アンミューティングおよび
ミューティング制御,能動(active)伝送の標識および
伝送持続時間のロギングを与える。
非常に融通性のある状況オプションをコードプラグを介
してシステムにプログラムすることができ,これは状態
およびメッセージの種々の配列をシステム内に備えさせ
ることができる。2レベルの状況,即ちオペレータ状況
および代替状況が利用できる。代替状況は外部バスを介
してコードプラグ152に結合している第5図のオプショ
ンの外部インタフェースカード154を必要とする。
移動ユニットにおいて利用できる3つの明確な形のオペ
レータ状況,即ち新らしいオペレータ状況,現在のオペ
レータ状況およびメッセージが存在する。新しいオペレ
ータ状況は,移動ユニットオペレータによる積極的行動
を必要とする。これは状況の変化かも知れず,その場合
にはオペレータは1組のスイッチセッティングを物理的
に変え,新しい状況を基地ユニットに送り出す。移動ユ
ニットは最高9つのスイッチを有し,これらのスイッチ
は具体的システムの要求に応じて瞬間,プッシュプッシ
ュ形,インターロック又はサムホイール(thumb whee
l)形スイッチとしてよい。現在のオペレータ状況は状
況スイッチの最も最近のセッティングを常に反映し,移
動ユニットオペレータによる行動を必要としない。基地
ユニットは移動ユニットオペレータの行動なしに移動ユ
ニットの現在のオペレータ状況をうることができる。更
に,現在の状況はPTT ID伝送の度毎に基地に自動的に伝
送できる。メッセージは過度的性質の状況である。メッ
セージを送るためには,移動ユニットオペレータはスイ
ツチを起動させねばならず,基地ユニットはメッセージ
が送られる度毎にそれを自動的に表示する。しかし,基
地ユニットはメッセージを移動ユニットからうることは
できず,いかなるメッセージも音声伝送と一緒に送られ
ない。新たなオペレータ状況およびメッセージ伝送は,
伝送前に受信したチャネルを監視するオペレータにより
手動により送られるか,又は伝送前に交信(traffic)
に対し感知されたチャネルにより自動的に送られる。
手動により状況伝送は一連の簡単な動作を含む。この形
の状況は,チャネル活動を感知するのに無線信号が利用
できない無線システムにおけるようにチャネル感知が実
際的ではないか又は不可能なシステムに用いられる。移
動ユニットオペレータが状況を基地ユニットオペレータ
に状況を基地ユニットに伝送することを決定すると,そ
のオペレータは適当な状況スイッチをセットし,無線機
は自動的に監視モードにおかれる。オペレータはチャネ
ルが使用中であればそれがクリアになるのを待ち,それ
から瞬間送信スイッチを押すが,この時点において状況
情報を含むデータパケットは直ちに伝送され,基地ユニ
ットは肯定応答する。ロックアウト装置が具えられてい
るので,送信スイッチが開放されなければ多重シーケン
スは起きない。
自動状態では,オペレータによるチャネル監視は必要な
い。という訳は,そのチャネルは進行中の(ongoing)
交信,データまたは音声について感知されるからであ
る。チャネルが使用中であれば,データ伝送はチャネル
がクリアになるまで抑止され,クリアされた時にランダ
ムロックが開始し,チャネルはそのクロックがタイムア
ウトした時に活動についてサンプルされる。チャネルが
なおも使用中であると,ランダムクロックサイクルは続
行する。チャネルがクリアになっていると,状態を含む
データパケットと基地ユニットに伝送され,肯定応答は
移動ユニットに送り返される。これは伝送している間の
いくつかのユニットのオーバラップを防止する。オプシ
ョンの自動監視モードはいかなる状況構成にも使用でき
る。メッセージはオペレータ状況と同じ方法で送られる
が,但し瞬間スイッチが用いられる。
移動ユニットには3つのコードプラグが選択可能状態/
メッセージ伝送モード,即ち肯定応答のない単モード,
肯定応答のある単モードおよび肯定応答のある多重モー
ドである。肯定応答のない単モードは受信能力のない一
方向システムを意図したものである。状況又はメッセー
ジ伝送が移動ユニットオペレータによって開始されると
データパケットは1回伝送され,基地ユニットにより肯
定応答伝送はない。これは移動ユニットすべてのオプシ
ョンに適用できる汎用(global)モードである。従って
状況モードに対して肯定応答が選択されないと,すべて
のデータパケットに対して肯定応答がない。データトラ
ンザクションに対して肯定応答が送られないので,連続
伝送のオペレータ帰還はありえない。
肯定応答のなる単モードは肯定応答されるすべての状況
およびメッセージ伝送を考慮している。ハンドシェーク
が成功すると,移動ユニットは,その状況又はメッセー
ジが基地において受信されたことを示す短いオーディオ
トーンを出す。ハンドシェークが完了しないと,即ち移
動ユニットが肯定応答を受信しないと,無肯定応答(no
-acknowledgement)インジケータは点滅して移動ユニッ
トオペレータに伝送シーケンスが不良であることを示
し,オペレータが次の別のシーケンスを開始できるよう
にする。従って,移動ユニットオペレータは状況および
メッセージ伝送に関して正帰還と負帰還の両方を与えら
れる。
肯定応答のある多重モードは,肯定応答のある単モード
と同じであるが,但し,最初の伝送が不成功に終ると再
伝送が自動的に起きる。これはきわめて信頼度の高い動
作モードである。従って,基地ユニットからの肯定応答
がランダムタイムの間に受信されないと,移動ユニット
は自動的に状況データパケットを感知し再受信する。こ
のプロセスは肯定応答が受信されるか,又はプログラム
された再伝送回数が起きるまで続行する。肯定応答のあ
る単モードにおける場合と同様に,短いオーディオトー
ンが移動ユニットオペレータに成功したシーケンスを知
らせる。
移動ユニットには8つの可能性のある状態(况)スイッ
チ入力がある。普通の構成は7ボタン状況システムであ
り,そこでは7つの状況スイッチのすべてが機械的にイ
ンターロックされている。状況変化が所望される度毎
に,オペレータは所望のスイッチを押し,このスイッチ
は所定の位置にロックし,以前のセッティングを取り除
く。状況はその時点において自動的に伝送されるが,又
は9番目のスイッチ,瞬間送信スイッチによって開始さ
れる。同じ状況を送るためにオペレータは手動又は自動
伝送には関係なく送信スイッチを用いなければならな
い。状況といろいろな選択呼出しスイッチとの組合せを
含む他の多数の構成が可能である。状況システムはまた
インターロック状況スイッチとともに瞬間メッセージス
イッチを支援(support)することができる。瞬間スイ
ッチであるメッセージスイッチは過渡的メッセージを伝
送する。2つ又はそれ以上のメッセージスイッチを含む
システムが必要な場合には,移動ユニットは最高8つの
単一(unique)メッセージを有することができる。メッ
セージースイッチはすべて瞬間スイッチであるので,送
信スイッチは不必要である。移動ユニット状況システム
の有力な特徴は,状況位置の各々が独立していることで
ある。
第5図の移動ユニットの状況システムのもう1つの重要
な特徴は,基地ユニットオペレータが移動ユニットオペ
レータに知らせてそのオペレータ状況を更新する(upda
te)能力である。これは基地ユニットにおいて指令を用
いることによって行われ,この指令は移動ユニットにお
いて無肯定応答インジケータを起動させ,移動ユニット
オペレータに信号を送ってそのオペレータ状況スイッチ
を更新する。
代替状況はオペレータ状況に代替物(alternative)又
はその延長(extension)を与える汎用状況機能であ
る。その動作はオペレータ状況と次の点において異な
る。即ち,移動ユニットオペレータは基本システムにお
いて代替状況伝送を開始しない。優先警報オプションを
含むシステムにおいては,優先警報データ伝送はまた現
在の代替状況を送る。代替状況は優先警報とともに送ら
れるので,この状況は位置情報,拡張優先レベル,ビー
クル(vehicle)スイッチなどとして用いられる。これ
らの場合には,代替状況は移動ユニットによって開始さ
れる。代替状況オプションは第5図のオプションのイン
タフェース154を必要とする。移動コードプラグ移動ユ
ニットから取り除かれ,外部インターフェース154に挿
入される。リボンケーブルコネクタは移動ユニットのコ
ードプラグとインタフェースカードの同様なソケットと
の間に置かれている。次のコードプラグのデータおよび
アドレスバスが代替状況により多重化される。いくつか
の並列入力および7つの独立した並列出力が代替状況オ
プションにより具えられている。
基地ユニットは代替状況について移動ユニットに質問す
る。基地ユニットはまた移動ユニット代替状況出力のい
かなる組合せもセットできる。7つの状況入力はオペレ
ータ状況におけるようにスイッチに接続され,それによ
り拡張状況能力を与える。7つの状況スイッチおよび7
つのメッセージスイッチを用いてた構成においては,メ
ッセージスイッチは瞬間スイッチであり,状況スイッチ
はプッシュボタン形またはインターロックスイッチであ
る。メッセージが伝送される場合に,状況は一緒に送ら
れない。その代りに,基地ユニットオペレータは手動で
移動ユニットに質問し,又は基地ユニットはメッセージ
が受信された時に代替状況を自動的に検索するようにプ
ログラムすることができる。代替状況出力が同じシステ
ムにおいてインジケータとして用いられる場合には,そ
れらのインジケータは基地状況として用いられる。代替
状況がビークル状況を表すのに用いられる場合には,7つ
の入力はビークルのセンサ,例えば油圧,燃料,温度な
どのセンサに接続することができる。
優先警報オプションは他のオプションから独立してお
り,いかなる移動システム構成においてもイネーブルさ
れる。優先警報は第5図の緊急スイッチ158などの外部
スイッチにより通常起動される。起動されると,この通
常は閉じているスイッチは,他の如何なる移動ユニット
機能にも絶対的優先順位を有する一連の特別なデータパ
ケット伝送をトリガする。最初の優先データパケットは
チャネル感知論理には関係なく直ちに伝送される。肯定
応答がランダムタイムの間に受信されていと,移動ユニ
ットは優先データパケットを直ちに再伝送する。肯定応
答が受信されてないと全部で20回の伝送が行なわれ,そ
の場合にはオペレータは別のシーケンスを再び開始す
る。一連の伝送は肯定応答を受信すると直ちに終了す
る。秘密保護のため移動ユニットオペレータは肯定応答
又は否定応答は知らされない。優先警報装置の起動は,
肯定応答が受信されるが又はそのシーケンスが終了する
までは他の全てのデータ機能をロックアウトする。優先
警報が基地ユニットによって受信されると,移動ユニッ
ト番号を示す表示装置が点滅して警報が鳴る。基地ユニ
ットはコードプラグのプログラミングで決定される肯定
応答パケットの2つの形のうちの任意の1つを伝送す
る。第1の形は移動ユニットにおける優先シーケンスを
終了させる通常の肯定応答である。第2の形は移動ユニ
ットにおける優先シーケンスを終了させ,次に一定時間
の間(好ましい実施例では10秒間)無線送信機をキーア
ップ(key up)する緊急監視パケットである。この時間
の終了時に移動ユニットは別の優先データパケットを基
地ユニットに送り受信モードに切りかえる。基地ユニッ
トオペレータがクリアリング動作を行なうまで,この循
環方式で緊急監視データパケットを送り続ける。これに
より基地ユニットオペレータは優先警報の場合に移動ビ
ークルの活動を音声監視することが可能になる。優先警
報モードにおいて移動ユニットの送信機をイネーブルす
るのに用いられる同じ緊急監視データパケットは,移動
ユニット制御システムを具えたシステムにおける他のす
べての移動送信機をデイスエーブルするのに用いられ
る。この特徴は優先モードにおいてユニットにクリアチ
ャネルを与える。更に,移動ユニットがオペレータ状況
を有すると,その状況は優先状態とともに基地ユニット
に送られ,優先パケットはオペレータ状況を含む。移動
ユニットが代替状況を有すると,その状況もまた送られ
る。この特徴により種々の優先レベルがシステム内に設
けられる。更に,移動ユニットは単一指令に応答して優
先警報シーケンスを開始させる。この指令は基地ユニッ
ト又は携帯式送信機によって発せられ,移動ユニットが
レピータとして用いられる遠隔緊急システムを可能にす
る。
選択呼出オプションは移動ユニットとともに利用でき,
動作および選択に関しては他の特徴から完全に独立して
いる。選択呼出しシステムの目的は,私用および/又は
安全な(secure)音声通信およびページング動作を可能
にすることである。選択音声呼出しは移動無線機音声
(audio)をミューティングおよびアンミューティング
することによって移動ユニットにおいて行なわれる。こ
れらの動作は,移動ユニットおよび基地ユニットから発
生する種々のデータパケットによって制御される。基地
ユニットは音声呼出しのいくつかの同時呼出しを支援す
ることができる。
自動選択呼出し動作モードが具えられており,それによ
り基地ユニットオペレータは単に端末においてユニッ
ト,グループ又はフリート識別符号を入力するだけであ
り,マイクロホンは通常のように用いる。移動ユニット
の選択されたユニット,グループ又はフリート音声伝送
の期間中自動的にオーディオをアンミュートし,次に再
びミュートする。自動選択呼出しモードは送信機キーを
保持している間音声がアンミュートデータパケットに続
くという事実により肯定応答を与えない。このシステム
は自動であり,即ち基地オペレータは各伝送に対して呼
出しスイッチを押す必要はない。
選択呼出し移動ユニットのための基本的スイッチ構成は
音声呼出しおよびページングに用いられる呼出し光線を
含む基地ユニットがそのユニットに信号を送ったことを
示すが,但し呼出し光線が影響をうけない自動選択呼出
しモードにおける場合は例外とする。瞬間形スイッチで
あるリセットスイッチを呼出し光線をクリアし自動ミュ
ーティングが故障した場合に再びミュートするために具
えることができる。ホーン及び光スイッチが具えられて
おり,これらのスイッチはプッシュプッシュ形スイッチ
であり,外部警報のためのホーンおよび光を係合させる
(engage)のに用いられる。基地グループおよびフリー
トスイッチは移動ユニットに符号化能力を与えるために
具えられており,自動選択呼出しモードの一部である。
これらのスイッチは機械的にインターロックされている
ことが好ましい。これら3つのスイッチにより移動ユニ
ットオペレータは彼の現在のグループ又は彼のフリート
の基地,その他のメンバーを音声呼出しする。基地スイ
ッチが選択されると,そのユニットからのすべての音声
伝送は基地ユニットに向けられる。基地ユニットはPTT
IDオプションにおけるようにユニット識別符号を表示
し,そのシステム内の他の移動ユニットはその伝送を聞
かない。グループスイッチが選択されると,そのユニッ
トからのすべての音声伝送は同じグループのメンバーに
よってのみ聞かれる。基地ユニットはグループ識別符号
を表示し,そのシステム内の他の移動ユニットはその伝
送を聞かない。フリートスイッチが選択されると,その
ユニットからすべての音声伝送は同じフリートのメンバ
ーによって聞かれ,基地ユニットはフリート識別符号を
表示する。グループ又はフリートスイッチが選択される
と,移動ユニットによる音声伝送は基地ユニットにおい
てグループ又はフリートID符号を表示する。しかし,移
動ユニットコードプラグは,連結されたデータパケット
があらゆるグループまたはフリート音声伝送の終りに送
られて基地ユニットが伝送している移動ユニットのユニ
ット符号を表示できるようにプログラムされている。こ
の特徴がコードプラグにプログラムされているので,基
地ユニットはグループ又はフリート符号を逐次表示しそ
の後にユニット符号が続く。音声呼出しの肯定応答のあ
る呼出しモードを基地ユニットオペレータが利用でき,
オペレータは呼出されるユニットのユニット,グループ
又はフリート識別符号を入力する。次にそのオペレータ
は呼出しスイッチを押し,応答する移動ユニットは無線
機オーディオをアンミュートし,呼出しランプをつけ,
具えられている外部警報装置を起動させ,短いオーディ
オトーンによって移動ユニットオペレータに警告し,基
地ユニットに肯定応答パケットを送る。肯定応答パケッ
トがないと指令がグループ又はフリートに出される。こ
のモードはオーディオの自動リミューティングを行なわ
ない。移動ユニットオペレータはリセットスイッチを押
すか,オフフック(off hook)とするか,又は音声伝送
を開始することによって手動でミューティングをセット
しなければならない。
移動ユニットの選択呼出しオプションが私設回線システ
ムに用いられる場合には,3つの主なミューティングモー
ド,即ちアンドミューティングモード,オアミューテイ
ングモードおよびミューティングのないモードが利用で
きる。DPL又はPLミューティングがシステムに用いられ
移動ユニットがアンドミューティングモードにある場合
には,受信機オーディオをアンミュートするには適当な
PL又はDPLと正しい識別符号が存在しなければならな
い。マイクロホンがハンドアップボックスから取り除か
れ,又は監視動作スイッチが監視位置におかれると,す
べてのミューティングがデイスエーブルされる。しか
し,システム内の他の移動ユニットを妨害せずに,しか
も一方では一般の移動ユニットから移動ユニットへの通
信および移動ユニットから基地ユニットへの通信にはPL
動作を保って,基地ユニットから移動ユニットへの個別
又はグループ呼出しが所望されるならば,ミューティン
グはオアモードとして選択される。オアモードにおいて
は,オーディオは選択呼出し又は適当なPLまたはDPL符
号に応答する。システムが外部警報および呼出し光線動
作(call light operation)のために用いられれるすべ
てのユニットが適当なPLまたはDPL符号によってすべて
の伝送を聞く場合には,ミューティングのないモードが
選択される。
基地オペレータは移動ユニットが応答できる2つのペー
ジングモードが利用できる。第1のページングは一連の
オーディオトーンによって移動ユニットオペレータに警
報を発し,外部警報装置を起動させ,又は呼出しランプ
をイネーブルさせる。オーディオミューティングまたは
アンミューティングは行なわれない。基地オペレータは
ページされるユニットのユニット,グループ又はフリー
ト識別符号を入力する。オペレータは次にページスイッ
チを押し,アドレスされた移動ユニットは上記の動作を
行ない基地に肯定応答中(on-acknowledge)を伝送して
戻す。グループおよびフリートページ動作は肯定応答さ
れない。第2のページングの動作は第1のページングと
同じであるが,但しオーディオトーンは発生しない。
すべての移動ユニットは基地ユニットオペレータによる
グループ割当てを行なう。基地ユニットオペレータはユ
ニットに対しその現在のグループ識別を質問し,また動
的にその符号を変更する。グループ符号は動的に変更さ
れるので,グループ符号は一部のシステムにおいては可
変識別符号として用いられる。ひとたび移動オペレータ
のグループIDが変更されると,そのグループのいかなる
グループアドレッシングも新しいID番号によって行なわ
れる。移動ユニットがパワーアップされると,ユニット
コードプラグに含まれるグループIDはランダムアクセス
メモリに入れられる。基地ユニットは再グループ化指令
を用いてRAM内のこの符号を変更できる。移動ユニット
はグループ動作のためにRAMの現在のグループ符号を常
に用いる。
すべての移動ユニットには“無線機チェック”機能が具
えられている。これはチェックされる移動ユニットのユ
ニットID符号を基地オペレータが入力することによって
起動され,その後に無線機チェック指令が続く。移動ユ
ニットは次に通常の肯定応答で応答する。この特徴はシ
ステム診断に用いられ,又は移動ユニットオペレータの
利用可能度(availability)を試験するのに用いられ
る。
選択呼出し特徴の一部により基地ユニットは移動ユニッ
トの音声伝送制御を選択的にイネーブル又はデイスエー
ブルすることができる。基地ユニットオペレータはイネ
ーブル又はデイスエーブルされるユニットのユニットグ
ループ又はフリート識別符号を入力する。次にオペレー
タは,デイスエーブル指令を実行し,選択された1つ又
は複数のユニットはそれ以上音声伝送を行なうことを阻
止される。この指令はデータ伝送には影響を与えない。
オプションの外部インタフェース154はすべての論理お
よびインタフェーシングを与え,代替状況特徴およびデ
ータチャネル選択論理をイネーブルさせる。データチャ
ネル選択論理は移動ユニットが特定の指定したチャネル
でいかなるデータも伝送できるようにする。その論理は
移動ユニット制御ヘッドの周波数選択スイッチによって
このことを行なう。データ伝送が無効な(invalid)チ
ャネルで開始されるとオペレータに無効チャネルを選択
したことを知らせるために,オーディオ警報機構が具え
られている。この論理は選択されたデータチャネルを自
動的にもどることができる。
第6図は本発明を実施するための第4図のマイクロコン
ピュータ100用の基地ユニットコンピュータプログラム
の再開始(RESTART)ルーチンの流れ図である。このプ
ログラムはパワーアップされるとブロック200において
入り,202に図示されているように初期設定が起きる。RA
M,クロック,ポートおよびコードプラグが204において
試験され,誤りが検出されると,206において示すように
誤り符号が表示され,その後208において示すようにシ
ステムはオペレータによって始められる再開始を待つ。
誤りが検出されないと,その代わりにルーチンはブロッ
ク210に続いて表示装置98に開始メッセージを表示し,21
2に進みプログラマモジュールの存在を試験する。プロ
グラマモジュールオプションが存在すればプログラムの
流れはブロック214に進み,次にPROMプログラマハンド
ラルーチンに進む。PROMプログラマオプションが存在し
ないと,ルーチンはブロック216および218に進み,プリ
ンタを起動させて所定の先触れ(harald)およびログオ
ン情報をプリントする。次にルーチンは制御をPSK受信
ルーチンへ転送する。
PSK受信ルーチンの流れ図は第7図に示すされており,
この図はブロック230においてルーチンに入ることを示
している。232においてPSK復調器に直ちに入る。PSK復
調器は,チモシーバーク(Timothy Burke)およびスコ
ットノーブル(Scott Noble)によって1981年12月7日
に出願され,出願第328,322号を保有しモトローラ社に
譲渡された継続中の米国出願に記述されているようなPS
K変調信号の復調および検出用の別個のルーチンであ
る。鍵盤割込みが発生すると,プログラムの流れはブロ
ック234に示すように236に示してある鍵盤ハンドラに進
む。さもなければ,ルーチンはブロック238に進み,PROM
モジュールの存在を試験し,もしそれが存在すれば,プ
ログラムの流れをブロック240に,PROMプログラマに進ま
せる。もし存在しなければ,プログラムの流れはブロッ
ク242に進みプッシュツートーク(PTT)伝送スイッチを
試験する。プッシュツートーク伝送スイッチが起動され
ると,プログラムの流れは244に示すように伝送ハンド
ラルーチンに進み,もし起動されないと,プログラムの
流れはブロック246に進み計時ベクタリング(timed vec
taring)を試験する。246における試験結果がYESであれ
ば,プログラムの流れはブロック248に進み,エキシッ
トベクトル(exit vector)を得,それからベクトル化
ルーチンに進むが,試験結果がNOであれば,プログラム
の流れは図示するようにブロック252に進み,112ビット
が検出された完全なデータパケットを示すかどうかを決
定する。112ビットがないと,プログラムの流れはプロ
グラム254に進み,ブロック230においてPSK受信に戻
る。112ビットが検出されると,プログラムの流れはブ
ロック256,コンボルーショナルデコーダに進み,112ビッ
ト符号化信号を復号し,次にブロック258に進み,そこ
で周期冗長検査符号が計算され,更に260に進みそこで
は計算されたCRCと検出されたCRCとが比較される。CRC
検査経過が否定であれば,プログラムの流れはブロック
262から264に,230におけるPSK受信ルーチンの始めに進
む。CRC検査結果が肯定であれば,プログラムの流れは2
66に示すようにパケットパーシングルーチンに進む。
パケットパーシングルーチンは第8図Aのブロック270
において入り,プログラムの流れはブロック272に進み,
IDアドレスの境界を試験する。アドレスが境界の外にあ
ると,ブロックの流れは図示するように進み,274におい
てPSK受信ルーチンに戻る。しかし,IDアドレスがメモリ
に記憶された所定の境界内にあると,プログラムの流れ
はブロック276に進み,そこでプログラムは有効なオペ
レーショナルコード(OPコード)を対して試験をし,も
しそのコードが有効でなければ,ルーチンは278は示さ
れているようにPSK受信ルーチンに戻る。オペレーショ
ナルコードが有効であれば,プログラムはブロック280
に進み,そのプログラムはオペレーショナルコードによ
って決定される適当なモードに進む。OPコードが選択呼
出しモードをアドレスするは,プログラムの流れはブロ
ック282に進み,次には284において示されているように
プログラムはPSK受信ルーチンに転送される。優先警報
モードがOPコードによってアドレスされると,プログラ
ムはブロック286に進み,そこで優先警報機能が起動さ
れ,288に示されているように状況キー整合試験が行なわ
れる。状況キーの整合がないと,プログラムは290に示
すようにPSK受信ルーチンに進み,状況キーが整合する
と,292に示すように優先警報ルーチンが行なわれ,次に
ルーチンは進んで294に示すように制御をPSK受信ルーチ
ンに転送して戻す。肯定応答OPコードはプログラムをブ
ロック296に進め肯定応答機能を実行させる。プログラ
ムの流れは298に進み,そこでプログラムはそれが肯定
応答を待つかどうかを決定する試験を行ない,もし行な
わなければルーチンは直ちに進んで300に示されている
ようにPSK受信ルーチンを転送するが、それが肯定応答
を待っていると,プログラムはブロック302に進む。ブ
ロック302において肯定応答機能が行なわれ,304に示さ
れているように制御は,PSK受信ルーチンに転送される。
現在のグループOPコードはプログラムの流れを306に進
め,308に示されているように再び待機するかどうかの試
験が行なわれ,もし待機がなければプログラムの流れは
310に示すように直接にPSK受信ルーチンに転送される。
さもなければプログラムの流れは312に進み,このブロ
ックはグループ機能を行ない,次に314に示すように制
御を,PSK受信ルーチンに転送する。パケットパーシング
ルーチンは第8図Aから第8図Bの316に続く。第8図
Bは318において,PTT ID機能がOPコードによってアドレ
スされると,プログラムの流れは318から320に進み,も
しポーリングが起きていればポーリングを止め,次にブ
ロック322に進んで状況キー整合を試験する。整合が存
在しないと,プログラムの流れは324に示すように直ち
にPSK受信ルーチンに進み,整合が起きると,326におい
てID機能が行なわれ,次にプログラムは328に示すよう
に制御をPSK受信ルーチンに転送する。代替状況機能がO
Pコードによってアドレスされると,プログラムは330に
進み,次に332に進んでプログラムが待機しつつあるか
どうかを試験し,待機中でなければ,プログラムは334
に示すように直接にPSK受信ルーチンに進み,さもなけ
ればブロック336に進んでポーリングが進行中かどうか
を試験する。ポーリングが進行中であればプログラムは
338に示すようにポーリングエキシットルーチンに進
み,さもなければブロック340に進んで代替状況機能を
行ない,その点からプログラム制御は342に示すようにP
SK受信ルーチンに転送される。OPコードが現在のオペレ
ータ状況をアドレスすると,プログラムの流れは直接に
ブロック344に進み,そこからブロック346に進んでプロ
グラムが待機中かどうかを試験する。待機中でなけれ
ば,プログラム348に示すようにPSK受信ルーチンに進
み,さもなければ,ブロック350に進んでポーリングが
進行中かどうかを試験する。ポーリングが進行中であれ
ば,プログラムの流れは352に示すようにポーリングエ
キシットに転送され,さもなければブロック354に進ん
で現在のオペレータ状況機能を行い,次に356に示すよ
うにプログラム制御をPSK受信ルーチンに転送して戻
す。最後に,新しいオペレータ状況機能(又はメッセー
ジ)に対するOPコード呼出しは制御を直接に358に転送
し,次にブロック360に転送し,もしポーリングが起き
ていればポーリングを止める。次にプログラムの流れは
ブロック362に進み,そこで状況キーの整合が試験され
る。状況キーの整合がないと,プログラムの流れは,368
に示すようにPSK受信ルーチンに転送され,もし整合が
起きると,新しいオペレータ状況機能が366に示すよう
に行われ,その後で364に示すようにプログラム制御がP
SK受信ルーチンに転送される。
鍵盤ハンドラルーチンは第9図A,第9図Bおよび第9図
Cに示されており,ブロック370に示されている鍵盤割
込みにより入る。372における鍵盤ハンドラルーチンは
直ちに進んで374に示すように起動されたキーを得て,
更に進んで376においてPROMプログラムの試験をする。Y
ESであれば,プログラムは進んで382に示すように割込
みから戻る。更に,プログラムの流れは,396から進んで
378における結果が否定であればクロック開始を試験
し,その結果が肯定であればプログラムは進んで再び38
2に示すように割込みから戻る。378における試験結果が
否定であれば,プログラムの流れは380に進み,そこで
“システム試験”機能が調べられる。その結果が肯定で
あれば,再びプログラム制御は382に示すように割込み
から戻り,さもなければブロック384に進み,ブロック3
84に示すように起動されたキーを決定する。ブロック38
6においてクリアキーが試験され,その結果が肯定であ
れば,388に示すように表示装置がクリアされ,390に示す
ようにプログラム制御はPSK受信ルーチンに転送され
る。さもなければプログラムの流れはブロック392に進
む。この点において,表示ペンディング試験が行われ、
その結果が肯定であれば,プログラム制御は394に示す
ようにPSK受信ルーチンに転送され,さもなければブロ
ック396に進みPTT指令が進行中かどうかを試験する。そ
の結果が肯定であれば,ルーチンは398に示すようにPSK
受信ルーチンに戻り,さもなければブロック400に進み
ポーリングが進行中かどうかを試験する。ポーリングが
進行中であれば,ブロック402に示すようにルーチンは
制御をPSK受信ルーチンに転送し,さもなければプログ
ラムの流れはブロック404に進み,そこから第9図Bに
示すようにブロック406に進む。ブロック406においてプ
ログラムは“システム試験”が進行中かどうかを知るた
めに試験を行い,その結果が肯定であれば,プログラム
の流れは408に示すようにPSK受信ルーチンに転送され,
さもなければプログラムはブロック410に進む。410にお
いてプログラムは図示してあるように進行中の優先警報
について試験をし,その結果が肯定であれば,プログラ
ムの流れはブロック412に進み,機能キーが起動された
かどうかを決めるために試験する。その結果が否定であ
れば,プログラムの流れは414に示すようにPSK受信ルー
チンに転送され,その結果が肯定であればプログラムの
流れはブロック416に進む。416においてプログラムは緊
急監視オプションについて試験し,その結果が否定であ
れば,プログラムは,418に示すようにPSK受信ルーチン
に転送され,さもなければブロック420に進み,第2機
能キーについての試験を行う(緊急監視指令を起動する
には2つの機能キーが必要である)。その結果が否定で
あれば,プログラムはブロック422に進み,緊急監視カ
ウントが増分され,次に424に示すようにPSK受信ルーチ
ンに進む。420における試験の結果が肯定であれば,プ
ログラムは緊急監視伝送に進み,426に示すように緊急監
視パケットを伝送する。ブロック410における進行中の
優先警報についての試験の結果が否定であれば,プログ
ラムの流れは直接にブロック428に進み,そこでプログ
ラムは端末が肯定応答を待っているかどうかを試験す
る。端末が待機中であれば,プログラムは430に示すよ
うにPSK受信ルーチンに進み,さもなければ432に示すよ
うに第第9図Cに示すブロック434に進む。ブロック434
においてプログラムは進行中の指令について試験し,も
し進行中の指令があればプログラムは448に進み,そこ
で(指令実行に用いられる)機能キーについての試験が
行われる。試験結果が否定であれば,プログラムの流れ
は450に示すように直接にPSK受信ルーチンに転送され,
さもなければブロック452に進みシステムがポーリング
するのを待っているかどうかを決定する。その結果が否
定であれば,プログラムの流れは,ブロック454に進み
ポーリングシーケンスの開始を伝送し,さもなければブ
ロック456に進み,“システム試験”が進行中かどうか
を決定する。“システム試験”の指令が存在すると,プ
ログラムの流れはブロック458に進んで“システム試
験”を開始させ,さもなければブロック460に示すよう
に通常の指令伝送に進む。ブロック434における進行中
の指令試験が否定であれば,プログラムの流れはブロッ
ク436に進みペンディング機能のための試験をする。結
果が肯定であれば鮮魚ベクタリングのためのプログラム
試験が438に示されており,その結果が陽性であればプ
ログラムは440に示すようにベルトルを得て,次に442に
示すようにベクトル化アドレスへ出る。さもなければブ
ロック438においてプログラムの流れはブロック444に進
み起動されたキーを指令ベクトルに翻訳し,次に446に
示すように指令ベルトルを通ってプログラムを出す。43
6において機能ペンディング試験結果が否定であれば,
プログラムの流れはブロック462に進み,そこでキーは
機能キーかどうか試験され,その結果が肯定であれば,
プログラムは464に示すように機能ペンディグフラグを
セットする。この機能は466において表示され,次にプ
ログラムの流れは468に示すようにPSK受信ルーチンに戻
る。462における試験結果が否定であれば,プログラム
の流れはブロック470に進み,そこで表示バッフアが得
られ(という訳は,この点ではキーは数字入力であるか
らである),新たなキーが474に示すように表示にロー
テイトする。プログラムは476に進んで3桁共用システ
ム構成かどうか試験し,3桁モードが存在すれば,プログ
ラムの流れは478に進みコードをフリートコード表示バ
ッフア内に移動させ,480に進み表示バッフアから最上位
の桁をマスクし,次に482に進んでペンディングフラグ
をクリアする。次にプログラムの流れは484に進み,そ
こで表示は更新され,次に486に示すようにプログラム
制御をPSK受信ルーチンに転送する。
第10図A,第10図Bおよび第10図Cは基地ユニットコンピ
ュータプログラム用の指令ルーチンの流れ図を示し,492
に示すように490における指令ベクトルを介して入る。
入口点490からプログラムは図示するようにいくつかの
可能性のある指令モードのうちの1つのモードに進む。
指令がグループモード指令であれば,プログラムの流れ
は494におけるグループモード選択に進み,496に示すよ
うに表示バッフアを得る。次にプログラムの流れは,498
に進み,そこで表示バッフアは有効なグループかどうか
試験され,その結果が否定であれば,500に示すように誤
りエキシットが行われる。さもなければグループモード
が502に示すようにセットされ,プログラムの流れは504
に示すようにPSK受信ルーチンに進む。フリート選択モ
ードが呼出されると,プログラムの流れは直接に506に
進み,次に508に進んで表示バッフアを得て,次にブロ
ック510に進んで有効なフリートコードが有効かどうか
試験する。試験結果が否定であれば,プログラムは512
に示すように誤りエキシットを行い,さもなければブロ
ック514に進んでフリートモードをセットし,次に516に
示すようにプログラム制御をPSK受信ルーチンに転送す
る。伝送指令はプログラム制御を直接にブロック518に
進め,そこから520に進め,そこで表示バッフアを得て,
522に示すようにIDが有効かどうか試験する。試験結果
が否定であれば,誤りエキシットが524に示すように実
行され,さもなければプログラムの流れはブロック526
に進み補助データを得る。次にプログラムはブロック52
8に進んで指令コードを得,530に進んでOPコードとデー
タを組合せ,更に進んで532に示すようにその結果を伝
送パケットバッフアに記憶する。システムフラグを534
に示すように必要に応じてセット又はクリアし,536に示
すようにPL又はOPLおよびオーディオミューティングを
デイスエーブルさせる。次に538に示すように指令ロゴ
を表示装置に表示し,プログラムの流れは540に示すよ
うにPS受信ルーチンに進む(指令実行を待つ)。
指令サブルーチンは第10図Aからブロック542に示すよ
うに第10図Bに続く。再呼出し又は待ち行列の次の指令
(nextin queue command)起きると,プログラムの流れ
は546に進み,ブロック544および548によって示される
ように次のメモリアドレスを得る。ひとたび次のメモリ
アドレスが得られると,プログラムは550に進みメモリ
の終りについて試験する。結果が否定であれば,プログ
ラムはブロック554に進みスタック又は待ち行列位置を
表示し,次に556に進んで戻りアドレスを得る。次にプ
ログラムは計時ベクタリングのために558に進み,次に5
60に示すようにPSK受信ルーチンに出る。550における試
験結果が肯定であれば,プログラムは552に示すように
無し(none)を表示させ,図示するようにブロック566
に進む。ブロック566はまた562に示すようにベクトル戻
りによって入り,その後564に示すようにユニットIDを
表示する。更に,ブロック566は578に示すように先入れ
先出し待ち行列制御トグル指令の結果として入てもよ
く,その結果580に示すように制御フラグをトグルし,58
2に示すようにフラグ状態を表示し,その後ブロック566
に転送されて戻りアドレスを得る。次にプログラムは計
時ベクタリングのためにブロック568に進み,次に570に
示すようにプログラム制御をPSK受信ルーチンに転送す
る。指令ルーチンはブロック584によって示されている
ように第10図Cにおいて続く。そこではもし二次指令が
起きと,586において入り,プログラムは588に示すよう
に機能2表示に進み,次にブロック590に示すように鍵
盤ベクトルフラグをセットする。次に戻りアドレスが59
2において得られ,594における計時されていないベクト
ルによりキー入力を待つ。ひとたびキー入力が起きる
と,プログラムの流れは596に示すようにPSK受信ルーチ
ンに転送される。ブロック598にはベクトルに戻りを介
して入り,プログラムの流れは,ブロック600に進み,
入力したキー値を得て翻訳し,次にブロック602に進み
二次指令の方向に向かい(vector),604に進んで必要と
される二次指令又は機能を行う。次にプログラムの流れ
は608に示すようにPSK受信ルーチンに転送される。
基地ユニットコンピュータプログラムのための指令伝送
ルーチンの流れ図が第11図Aおよび第11図Bに示されて
いる。プログラムは610において入り,ブロック612にす
すみ,そこでオーディオおよびPL又はDPLがデイスエー
ブルされる。次にプログラムの流れは,システム試験に
進み614に示すようにそれが使用中かどうか決定され,
その結果が肯定であれば,プログラムは616に示すよう
に表示装置に“保持(hold)”を表示し,次に618にお
いてランダム遅延を計算し,620に示すように使用中がク
リアになるのを待つ。プログラムの流れはブロック622
に続き使用中の戻りアドレスを得て,次には計時ベクタ
リングのための624に進み,更に進んで626に示すように
PSK受信ルーチンにプログラム制御を転送する。ブロッ
ク614における試験結果が否定ならば,プログラムの流
れはブロック628に進み使用中の線および表示装置をセ
ットする。次にプログラムの流れはブロック630に進
み,鍵盤をイネーブルさせ伝送線をデイスエーブルさ
せ,632に示すように予めプログラムされたシステム遅延
を持つ。次にプログラムの流れはブロック640に続き,
そこで伝送サブルーチンが呼出され,次に642に進み,
プリンタに伝送をログし使用中の線をクリアする。次に
644においてポーリングのための試験を行い,その結果
が否定であれば,646に示すように肯定応答のための試験
が行われる。その試験の結果が否定であれば,プログラ
ムの流れはブロック648に進んで伝送フラグをクリア
し,次に第11図Bのブロック660および668によって表示
されているようにプログラムの流れはPSK受信ルーチン
に転送される。しかし,ブロック646における肯定応答
のための試験結果が肯定であれば,プログラムの流れは
ブロック650に進んでこれが最初の伝送かどうかを試験
する。644における試験結果が肯定であれば,プログラ
ムの流れはブロック650に進む点にも注目すべきであ
る。ブロック650における試験結果が否定であれば,プ
ログラムの流れはブロック654に進み,再伝送カウント
を減分し,次に656に示すようにシステムフラグをセッ
トする。ブロック650における試験結果が肯定であれ
ば,再伝送カウンタは652に示すようにプリセットされ
る。プログラムの流れは次にブロック656に進んでシス
テムフラグをセットし,そこからはブロック658によっ
て示されるようにブロック662に進む。ランダムパケッ
ケ遅延が662において計算され,次に664に示すように戻
りアドレスが得られる。次にプログラムの流れは計時ベ
クタリングのためにブロック666に続き,更にブロック6
68に進み,そこでプログラム制御はPSK受信ルーチンに
転送される。
第12図は基地ユニットコンピュータプログラムの再伝送
ルーチンの流れ図を示す。再伝送ルーチンは670で入
り,そこで戻り(return)アドレスを得てブロック672
に進み零に等しい再伝送カウントについて試験する。そ
れが零でなければ,プログラム制御は674に進み,そこ
で再伝送カウントは減分され,次にプログラムの流れは
676に示すように指令伝送ルーチンに伝送される。しか
し672における試験結果が肯定であれば,プログラム制
御は678に転送され,そこで無肯定応答フラグおよびシ
ステムフラグがセットされ,ブロック680に進みそこで
“故障”標識が表示される。プログラムの流れは,ブロ
ック682に続き,そこで無肯定応答がプリンクにログさ
れ,プログラムは684に進みポーリングが進行中かどう
か試験する。その結果が否定であれば,プログラムの流
れは690に示するようにPSK受信ルーチンに進む。684に
おける試験結果が肯定であれば,686に示すようにポーリ
ングカウントは進められ688に示すようにポーリングエ
キシットルーチンへのエキシットが実行される。
基地ユニットコンピュータプログラムのためのポーリン
グエキシットルーチンの流れ図が第13図に示されてい
る。ポーリングエキシットルーチンは図示するように69
2において入り,プログラムの流れは直ちにブロック694
に進み,そこでポーリングカウントが試験されそれが予
めプログラムされた最大値に等しいかどうか決定され
る。その結果が肯定であれば,696に示すようにポーリン
グは中止され,698に示すようにプログラム制御はPSK受
信ルーチンに転送される。694におけるポーリング試験
の結果が否定であれば,プログラム流れはブロック700
に続いてポーリングID番号を進め,次に702に進んでデ
ータパケットをセットアップし,更に704に進んでシス
テムフラグをセットする。次にプログラムの流れはブロ
ック706又は計時ベクタリングに進み,708に示すように
指令伝送ルーチンに出る。
データ伝送サブルーチン流れ図が第14図に示されてお
り,図示されているようにこのサブルーチンは710にお
いて入る。プログラムの流れは直ちにブロック712に進
め,そこで32ビットデータパケットが得られ,次にブロ
ック714においてCRCコードが計算される。次にデータパ
ケットは716に示すように伝送バッフアに符号化され
る。次にプログラムの流れはブロック718に進み,プリ
アンブルコートおよび同期コードを得て,ブロック720
に示すように伝送バッフアに付加する。全体のデータパ
ケットは722に示すようにPSK変調を用いて送信機によっ
て伝送され,プログラム制御724に示すようにサブルー
チンから戻る。
第15図は基地ユニットコンピュータプログラムのための
PROMプログラムハンドラルーチンの流れ図を示す。PROM
プログラムハンドラは図示するように730において入
り,プログラム制御は直ちに732に進み示されたオプシ
ョンについて試験する。その結果が否定であれば,誤り
エキシットが734に示されるように実行され,試験結果
が肯定であれは,プログラムの流れはブロック736に進
み鍵盤キーを得る。次にプログラムの流れはブロック73
8に進み,そこでプログラマが接続されているかどうか
を決定する試験が行われ,その結果が肯定であれば,プ
ログラムの流れは740に示すようにPSK受信ルーチンに転
送される。しかし試験結果が肯定であれば,プログラム
の流れは742に進み,そこでキーがクリアキーがどうか
を決めるためにキーが試験される。その結果が肯定であ
れば,表示は744に示すように表示はクリアされ,プロ
グラム制御はブロック736に転送されて戻る。しかし,74
2における試験結果が否定であれば,プログラムの流れ
はブロック746に進み,そこでキーは機能キーかどうか
を決めるためにキーが試験される。その結果それが機能
キーであれば,プログラムの流れはブロック748に進
み,そこで機能モードがセットされ,750に進んでそこで
機能3標識が表示される。次にプログラムの流れは,738
に転送されて戻される。機能キー試験の結果が否定であ
れば,プログラムはブロック752に進み,1又は3キーが
起動されたかどうかを決めるために試験する。その結果
が否定であれば,754に示すように誤り標識が表示され,
プログラムの流れは図示されているようにブロック736
に転送されて戻る。752における試験結果が肯定であれ
ば,その1キーが起動されたかどうかを決める試験が75
6において行われ,結果が否定であれば(3キーが押さ
れてことを意味する),758に示すようにコードプラグが
プログラムされ,プログラムの流れはブロック760に進
みコードプラグを読み取り表示する。756における試験
結果が肯定であれば,760に示すようにコードプラグが読
み取られ,プログラムはブロック736に戻る。
さて16図を参照すると,移動ユニットコンピュータプロ
グラムの開始ルーチンの流れ図が示されている。開始ル
ーチンはブロック780においてSTARTとして,ブロック78
4においてPSKRECとして,ブロック788においてPSKとし
て,ブロック792においてMAINとして示されている4つ
の入口点で入ることができることが直ちに認められる。
ブロック780において開始(START)ルーチンに入ると,
プログラムの流れは直接に782に進み,そこでポートお
よび外部バスはクリアされコードプラグが読み取られ
る。この点でPSK REC入口点はブロック786に入ることを
可能にし,そこでプログラムの流れは進んで必要なミュ
ーティングをセットアップする。 ブロック786の後に,
788に示されている入口点PSKは790における次の流れ図
位置に入ることを可能にし,そこではPSK受信機および
開始割込みをセットアップする。次にプログラムの流れ
はブロック794に進み,これは792に示されているMAIN入
口点から入ることができ,ここではPSK受信ルーチンを
用いてチャネル監視が行われる。プログラムの流れはブ
ロック796に続き,そこでPTTスイツチがオンになってい
るかどうかを決めるためにチェックが行われ,その結果
が肯定であれば,プログラムは798に示されているよう
にエキシットルーチンに出る。796における試験結果が
否定であれば,プログラムの流れはブロック800に進
み,そこでプログラムはスイッチ変化について試験し,
ブロック802に示すようにどの形のスイッチ変化が起き
たかによって決定されるTRANSルーチン,EMERGルーチン,
P1CHKルーチン又はHUBCHKルーチンにプログラム制御を
転送する。試験がスイツチ変化が起きていないことを示
すと,804に示すようにタイムアウトタイマがタイムアウ
トしたかどうかを知るためにタイムアウトタイマがチェ
ックされ,その結果が肯定であれば,プログラム制御は
806に示すようにTIMCHKルーチンに転送される。タイム
アウトが起きていないと,プログラムの流れは808に進
み,そこで語同期について試験が行われる。語同期が存
在すれば,プログラムの流れはブロック812に進み,そ
こで位相不明確さがデータバッフアにおいて是正され
る。次にプログラムの流れはブロック814に進み,そこ
で受信されたデータ語がチェックされ,全部の112ビッ
トが受信されたかどうかが決定され,その結果が否定で
あれば,プログラムの流れはブロック820に進み,そこ
でデータオペレーテッドスケルチはミューティングを与
える。更に,ブロック808における試験結果が否定であ
れば,プログラムの流れはブロック810に進み,そこで
(スコットノーブルによって1981年12月7日に出願され
モトローラ社に譲渡された係属中の米国出願第328,359
号に記述されているような)データオペレータスケルチ
がデータの存在について試験し,データが検出される
と,プログラムの流れはブロック820に進んでオーディ
オをミュートし制御をルーチンのMAIN入口点であるブロ
ック792に戻す。810における試験結果が否定であれば,
プログラムの流れは図示するように直接にブロック792
に進み,次に直接にブロック794に進む。ブロック814に
おける試験結果が肯定であれば,プログラムの流れはブ
ロック822に進みルーチンの復号セクションに進む。次
にプログラムの流れはブロック824に直接に進み,すべ
ての割込みはデイスエーブルされ,112ビットデータは復
号される。次にプログラムの流れは826に進み,そこで
周期冗長検査はデータの有効性を決定する。そしてもし
その結果が否定であれば,プログラム制御はブロック82
7から788におけるルーチンのPSK入力に転送される。826
における試験結果が肯定であれば,プログラムの流れは
828に続き,そこでシステム緊急モードにあるかどうか
を決めるために試験が行われる。その結果が肯定であれ
ば,プログラムの流れはブロック830に進み,そこで緊
急監視OPモードについてチェックが行われる。その結果
が肯定であれば,プログラム制御は834に示すようにEMP
ROMルーチンに転送され,さもなければ832に示すように
ルーチンのPSK入力に転送される。ブロック828における
チェックの結果が否定であれば,プログラムの流れはブ
ロック836に移り,IDアドレスの有効性がチェックされ,
その結果が否定であればプログラムの流れはブロック83
8に示すようにルーチンのPSK入力に転送される。836に
おける試験結果が肯定であれば,プログラムの流れはブ
ロック840に進み,コードプラグを用いてOPコードおよ
び引き数のチェックが行われたユニットが示されている
オプションを扱うようにプログラムされていることを証
明する。842においてプログラムは示されいる機能が可
能かどうかをチェックし,その結果が否定であれば,プ
ログラムの流れは844に示すようにルーチンのPSK入力に
向かう。結果が肯定であれば,プログラムの流れはブロ
ック846に進み,そこで機能が行われ,844に示すように
データ肯定応答の必要性がチェックされる。848におけ
る結果が否定であれば,プログラムの流れは示されてい
るようにミューティングに応じてルーチンのPSK又はPSK
REC入力に転送される。848における試験結果が肯定で
あれば,850に示すように肯定応答又はデータを基地に伝
送して戻す前に0.25秒待機する。
第17図は移動ユニットコンピュータプログラムのEXTル
ーチンの流れ図を示し,図示するように854において入
る。プログラムの流れは直接に856に進み,そこで割り
込みがディスエーブルされ,コードプラグが読み取ら
れ,次においてユニットがPTT制御を有するかどうかを
決めるためにプログラムはコードプラグを試験する。そ
の結果が肯定であれば,プログラムの流れは860に進
み,そこでPTTがターンオンされ862に進む。858におけ
る試験結果が否定であれば,プログラムの流れは直接に
ブロック862に進み,そこでデータ抑止線のチェックが
できるようにするために約36ミリ秒待機する。次に864
に示すように,データ抑止線がチェックされ,その結果
が肯定であれば,プログラムの流れは図示されているよ
うにブロック882に転送され,そこでプログラムは180ミ
リ秒の間PTT信号を待ち,一方受信機はミュートされ
る。しかし,864におけるチェックの結果が否定であれ
ば,ブロック870に示すようにトークアラウンドオプシ
ョンのチェックが行われる。870における試験結果が否
定であれば,プログラムの流れはブロック868および872
に進み,そこでPTTワンショットがセットされているか
どうかを決定するためにPTTワンショットがチェックさ
れ,その結果が肯定であれば,プログラムの流れは図示
するようにブロック882に進む。結果が否定であれば,
プログラムの流れはブロック874に進み,そこでPTT ID
が始めに発生するかどうかを決定するためにコードプラ
グが試験され,その結果が肯定であれば,876に示すよう
に必要な状況スイッチがえられ,システム遅延が開始さ
れ,その後にIDが伝送の始めに送られる。次にプログラ
ムの流れはブロック878に続き,そこでPTT IDが転送の
終りに送られるかどうかを決定するためにコードプラグ
がチェックされる。更に,ブロック874における試験結
果が否定であれば,プログラムの流れはブロック878に
進み,ブロック878における試験結果が肯定であれば,88
0に示すようにスイッチの値が決定され,システムはPTT
スイッチが非活動化(deactivate)されるのを待ち,伝
送IDの終りを送る。次にプログラムの流れが図示するよ
うに882に進み,その後プログラムは開始ルーチンのPSK
REC入力に戻る。870における試験結果が肯定であれば,
888においてベース,グループ,及びフリートIDおよび
スイッチがチェックされ,システム遅延が加えられる。
その後でパケットが送られ,PTTからの伝送信号の終りを
待つ。次にプログラムの流れはブロック890に進み,そ
こでシステム遅延なしにミュートパケットが送られ,892
に示すようにグループ又はフリート呼出しについて試験
が行われる。892における結果が否定であれば,プログ
ラムの流れは直接にブロック882に進み,その結果が肯
定であれば,プログラムの流れはブロック878に移って
伝送IDの終りが送られるかどうか決定される。次にプロ
グラムの流れは884に示すようにブロック882から開始ル
ーチンのRSK REC入口点に転送される。
移動ユニットコンピュータプログラムのTRANS/EMARGEル
ーチンの流れ図が第18図に示されている。このルーチン
には894においてTRANSとして,924においてEMARGとして,
904においてRETRANとして,932においてEMREPTとして示
されている4点から入ることができる。894に示されて
いるTRANSでプログラムが入ると,プログラムの流れは
直接にブロック896に進み,そこで割り込みがディスエ
ーブルされ,コードプラグが読出され,次に898に示す
ように状況オプションが許されるかどうかを決定するた
めに試験が行われる。その結果が否定であれば,プログ
ラムの流れは900に示すように開始ルーチンのPSK入力に
移り,結果が肯定であれば,プログラムの流れは902に
進む。902においてデータサイクルが開始され,そこで
低(low)がデータサイクル線におかれて状況が送られ
つつあることを示し,伝送カウントがセットされ又は待
機期間が設定されてチャネル走査を可能にする。その後
プログラムの流れはブロック906に進むが,ブロック906
にはブロック904RETRAN入口点から入ることができる。
ブロック906においてカウントが零に等しいかどうかを
決定するためにカウントが試験され,その結果が肯定で
あれば,908に示すように無肯定応答光が点滅しプログラ
ムの流れは910に示すように開始ルーチンのPSK REC入力
に移る。906における試験結果が否定であれば,912に示
すようにランダムタイムアウト期間が得られ,その後91
4におけるデータ抑止線の試験が行われる。データ抑止
線がオンであると,プログラムの流れは916に示すよう
に開始ルーチンのPSK入力に移り,線がオンでないと,
ブロック918に示すように状況パケットがセットアップ
される。次にプログラムの流れは920に続き,そこでカ
ウントが減分されパケットが伝送され,プログラムの流
れは922に示すように開始ルーチンのPSK REC入力に転送
される。しかし,ルーチンが924に示すEMERG入口点で入
ると,プログラムの流れは直接にブロック926に進み,
そこで割込みがディスエーブルされコードプラグが読み
取られる。次にプログラムはブロック928に続き,そこ
で優先モードが開始され,その後930に示すようにデー
タサイクルを開始し,伝送カウントをセットし必要な待
機期間を設定する。プログラムの流れは次にブロック93
4に進むが,プログラムのこの点は932に示すように入口
点EMREPTにおいて入ることができる。ブロック934にお
いてカウントは零に等しいかどうかを決定するためにカ
ウントが試験され,もし零に等しいと,936に示すように
優先モードが中止され,プログラムの流れは910に示す
ように開始ルーチンのPSK REC入力に転送される。カウ
ントが零に等しくないと,プログラムの流れはブロック
938に進み,そこでランダムタイムアウト期間が得ら
れ,その後940に示すように優先パケットがセットアッ
プされる。次にプログラムの流れはブロック920に進
み,そこでカウントが減分されパケットが伝送され,そ
の後プログラム制御は922に示すように開始ルーチンのP
SK REC入力に転送される。
第19図を参照すると,移動ユニットコンピュータプログ
ラムのPICHK/HUBCHKルーチンの流れ図が示されている。
このルーチンは2点,即ち942に示されているPICHK入口
点および966に示されているHUBCHK入口点から入ること
ができる。ルーチンが942において入ると,プログラム
の流れは直接にブロック944および946に進み,そこでス
イッチが零から1に変化したかどうかを決定するために
スイッチが試験される。946におけるスイッチの試験結
果が否定であれば,プログラムの流れは948に示すよう
に開始ルーチンのMAIN入力に転送され,試験結果が肯定
であれば,プログラムの流れはブロック950に進み,そ
こで割込みがディスエーブルされ,コードプラグが読み
取られる。次にプログラムの流れはブロック952に進
み,呼出しリセットスイツチがオンかどうか決定するた
めに呼出しリセットスイツチを試験する。呼出しリセッ
トスイツチがオンであれば,974に示すように中継器およ
び呼出し光(call light)がクリアされ,次にプログラ
ム制御は976に示すように開始ルーチンのPSK REC入力に
転送される。しかし952における試験結果が否定であれ
ば,プログラムの流れはブロック954および956に進み,
そこでは変化があったかどうかを決定するために状況ス
イッチがチェックされる。変化がなければ,図示するよ
うにプログラムの流れは964に進み,結果が肯定であれ
ば,プログラムはブロック958に続き,自動状況スイッ
チが利用できるかどうかを決定するために試験が行われ
る。結果が肯定であれば,プログラム制御は960に示す
ようにTRANSルーチンに転送される。958における試験結
果が否定であれば,プログラム制御はブロック962に進
み,ミューティングが開かれチャネル監視が可能にな
る。次にプログラムの流れは964に示すように開始ルー
チンのPSK入力に転送される。ルーチンが966に示されて
いるHUBCHK入口点において入ると,プログラムの流れは
直接に968に進み,そこで割込みがディスエーブルされ
る。次に972に示すようにハングアップボックスがオフ
フックになっているかどうかを決定するためにハングア
ップボックスが試験される。972における試験結果が否
定であれば,プログラムの流れは直接に976に進み,結
果が肯定であれば,974に示すように中継器及び呼出し光
がクリアされる。次にプログラム制御は開始ルーチンの
PSK REC入力に移送される。
第20図は移動ユニットコンピュータプログラムのTIMCHK
ルーチンる流れ図であり,図示されているように978に
おいて入る。プログラムの流れはブロック980に進み,
そこで割込みがディスエーブルされ,次にプログラムは
ブロック982,984,986および988によって示されているよ
うにプログラム制御を適当なルーチンに運ぶ。第21図は
移動ユニットコンピュータプログラムのEMR MONルーチ
ンの流れ図を示し,図示されているようにブロック990
で入る。プログラムの流れは直接にブロック992に進
み,引き数が零に等しいかどうかを決定するために引き
数がチェックされ,その結果が肯定であれば,プログラ
ムの流れは直接にブロック994に進み,そこで優先モー
ドがオンであればそれを止め,次にブロック996に進み
そこでプログラム制御は開始ルーチンのPSK REC入力に
転送される。992における試験結果が否定であれば,998
に示されているように優先モードがオンであるかどうか
を決定するためにそれがチェックされる。優先モードが
オンでなければ,PTTは1002に示すようにPTTはディスエ
ーブルされ,それがオンであればPTTは1000に示すよう
にオンされる。次にプログラム制御はブロック1004に進
み,可変カウントは引き数に等しくなるようにセットさ
れ,その後1008において減分される。更に,このルーチ
ンはこの点においてブロック1006に示されている入口点
MONRPTで入れる。プログラムの流れはブロック1008から
ブロック1010に進み,そこでカウントが零に等しいかど
うかを決定するためにカウントを試験する。零に等しく
なければ,プログラムの流れは直接にブロック1014に移
り,零に等しいとプログラムの流れはブロック1012に続
き,そこでPTTはオフになる。次にプログラムの流れは
ブロック1014に示すように開始ルーチンのPSK入力に移
る。
移動ユニットコンピュータプログラムのトーンルーチン
の流れが第22図に示されている。このルーチンは図示さ
れているようにブロック1020で入り,プログラムの流れ
は直接にブロック1022に進みそこでトーンカウントが減
分される。次にカウントが零に等しいかどうかを決定す
るためにカウントが試験され,その結果が肯定であれ
ば,プログラム制御は1026に示すように開始ルーチンの
PSK入力に転送される。1024における試験が否定であれ
ば,プログラムの流れはブロック1028に進み,そこでタ
イムアウトタイマがセットされ,その後1030に示すよう
に警報トーンが発生する。次にプログラムの流れはブロ
ック1032に続き,そこで伝送スイツチがオンかどうか決
定するために伝送スイツチがチェックされ,それがオン
であればプログラムの流れはブロック1030にジャンプ
し,そこでトーンが発生する。伝送スイツチがオンでな
いと,プログラムの流れは1034に進み,そこで開始ルー
チンのPSK又はPSK REC入力に戻る前に300ミリ秒待機す
る。
要約すると,多重ユニット無線通信システムに特によく
適合し音声通信,データ通信の両方が可能な改良された
データ信号方式について説明した。
本発明の好ましい実施例を詳細に説明したがそのすべて
が本発明の真の精神および範囲に入る多くの本発明の変
形および変更が可能であることが明らかなはずである。
附属書類I 下記は本発明による基地ユニットMC6803マイクロコンピ
ュータプログラムのメモリダンプ(dump)である。
付属書類II 下記は本発明による移動ユニットMC3870用コンピュータ
プログラムのメッセージダンプである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリ−バ−グ・ト−マス・ア−サ− アメリカ合衆国イリノイ州60004ア−リン トン・ハイツ・エヌ・ベルモント・アベニ ユ−416番 (72)発明者 クレブス・ジエイ・ロバ−ト アメリカ合衆国イリノイ州60014クリスタ ル・レイク・バ−・レイン6008番 (56)参考文献 特開 昭56−169945(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの一次局(30−52)と複数
    の遠隔局(60、62、64)とを備えた無線通信システムで
    あって、少なくとも一つの遠隔局が、局アドレス(15
    2)を有し、その局アドレスを示すアドレスフィールド
    (ビット0−15)を含む指令パケット(第2図)により
    アドレス可能であり、該指令パケットを含む通信を受信
    するところの、無線通信システムにおいて: 前記指令パケットが、前記アドレスされた局により実行
    されるべき動作を少なくとも部分的に特定する符号を含
    むOP符号フィールド(ビット24−28)と; 前記OP符号が前記動作を部分的にしか特定しないときに
    当該動作をさらに特定するために用いられる引き数を含
    み、前記OP符号が前記動作を完全に特定するときにデー
    タまたは状態情報を伝送する引き数フィールド(ビット
    16−23)と; を備え、 それにより前記動作は前記OP符号と前記引き数との結合
    によって決定され、以てOP符号を拡張せずに各OP符号に
    つき多数の指令が設定可能となる、無線通信システム。
  2. 【請求項2】前記アドレスされた遠隔局のアドレスの一
    部が、受信されたアドレス(ビット0−15)内に示され
    た対応する部分に一致したときのみに、前記特定された
    動作が実行される、ことを特徴とする請求項1記載の無
    線通信システム。
  3. 【請求項3】前記引き数が、前記アドレスされた局内の
    アドレス可能なレジスタを指定するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】前記引き数が、前記アドレスされた局内の
    記憶レジスタへと、あるいはそこから、データを通信す
    るために用いられる、ことを特徴とする請求項1記載の
    無線通信システム。
  5. 【請求項5】前記データが、前記局の状態を表わすか、
    あるいは局の状態を設定するために用いられる、ことを
    特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】前記記憶レジスタが局の仮想的状態を表わ
    し、以て前記局がレジスタによりモデル化される、こと
    を特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】前記の記憶された引き数が、実行されるべ
    き動作をさらに特定するために、OP符号と共に用いられ
    る、ことを特徴とする請求項4記載の無線通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記指令パケットの後にデータまたは音声
    の伝送が続く、ことを特徴とする請求項1記載の無線通
    信システム。
  9. 【請求項9】前記指令パケットの後に音声伝送が続く場
    合において、前記指令パケットが、前記アドレスされた
    局を無声化したり有声化したりするために用いられる、
    ことを特徴とする請求項8記載の無線通信システム。
  10. 【請求項10】前記指令パケットの送信の際に所望の通
    信の残部を付加し、前記指令パケットの受信の際に前記
    通信を分離して処理する、ことを特徴とする請求項1記
    載の無線通信システム。
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