JPH0680404U - 磁気共鳴断層撮像装置 - Google Patents

磁気共鳴断層撮像装置

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JPH0680404U
JPH0680404U JP2794593U JP2794593U JPH0680404U JP H0680404 U JPH0680404 U JP H0680404U JP 2794593 U JP2794593 U JP 2794593U JP 2794593 U JP2794593 U JP 2794593U JP H0680404 U JPH0680404 U JP H0680404U
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JP
Japan
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surface coil
imaging surface
gantry
top plate
coupler
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Pending
Application number
JP2794593U
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English (en)
Inventor
啓史 井上
広嗣 三俣
雅己 杉江
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガントリ内の所定位置に撮像用表面コイルを
容易に設置することができるMRI装置を提供する。 【構成】 移動天板34aに備えられた着脱自在な凹形
連結器5が、撮像用表面コイル30aに備えられた着脱
自在な凸形連結器1に連結し、撮像用表面コイル30a
がガントリ内へ移動天板34aに伴って送り込まれる。
移動天板34aに連結され、これに伴って移動する撮像
用表面コイル30aは、ガントリ内に設けられた開放器
6によって、ガントリの静磁場中心Cとその感度中心が
一致する位置で開放され、設置される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、磁気共鳴断層撮像装置(以下、MRI装置と略称する)に係り、 特に、撮像用表面コイルをガントリ内の所定位置に設置する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のMRI装置による撮像用表面コイルを用いた撮像手順を、図8のMRI 装置の構成を示す全体側面図を参照して説明する。 まず、操作者が撮像用表面コイル30を、ガントリ33に設けられた円筒状の 被検体挿入口32の底面に移動して設置する。このとき、その感度中心が、被検 体挿入口32の内方(例えば、ガントリ開口部35から1mの距離)にある静磁 場の磁場中心Cに一致するように設置する。次に、被検体Mを載せた移動天板3 4が、設置された撮像用表面コイル30の上部に、被検体Mの撮像部位を位置す るように寝台31から被検体挿入口32に送り込まれる。そして、操作者は撮像 を行ない、撮像終了後、被検体Mを載せた移動天板34をガントリ33の被検体 挿入口32から寝台31に引き戻して、移動天板34から被検体Mを降ろす。そ の後、ガントリ33の被検体挿入口32の底面に設置した撮像用表面コイル30 を取り出す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題が ある。 すなわち、撮像用表面コイルを使用するには、ガントリのガントリ開口部から 例えば1m離れた距離にある静磁場の磁場中心に、この感度中心を一致させて設 置する必要がある。このとき、操作者は、ガントリ開口部から手を伸ばして撮像 用表面コイルを設置することになるので、困難を伴うという問題点がある。
【0004】 また、上述の問題点を解決するため、ガントリ開口部から磁場中心にまで達す る長いハンドルを設けると、撮像用表面コイルが大きくなるので、取扱いが煩雑 になるという問題点がある。
【0005】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ガントリ内の所 定位置に撮像用表面コイルを容易に設置することができるMRI装置を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。 すなわち、この考案に係るMRI装置は、ガントリ内に撮像用表面コイルを設 置し、前記撮像用表面コイル上部に被検体の撮像部位が位置するように被検体を 載せた移動天板を移動した後に撮像を行なう磁気共鳴断層撮像装置において、前 記移動天板と前記撮像用表面コイルとは、相互に着脱自在な連結機構を備え、か つ前記連結機構により連結されて移動天板に伴って移動している撮像用表面コイ ルに作用して、前記連結をガントリ内の所定位置で開放する開放機構をガントリ 内に備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
この考案の作用は次のとおりである。 すなわち、移動天板と撮像用表面コイルとを着脱自在な連結機構を介して連結 し、撮像用表面コイルがガントリ内に移動天板に伴って送り込まれる。移動天板 に連結されこれに伴って移動する撮像用表面コイルは、ガントリ内に設けられた 開放機構によって移動天板との連結が解除され、ガントリ内の所定位置に設置さ れる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
【0009】 <第1実施例> 図1は、この考案の一実施例に係る撮像用表面コイルの構成を示す斜視図であ る。図2は、ガントリの背面図である。図3は、撮像用表面コイルと移動天板と の連結動作を示す図である(図2のA−A矢視断面図)。
【0010】 図中、符号1は、撮像用表面コイル30aのガントリ側の側面に固着された凸 形連結器であり、球体を半割りに分割して構成された弾性変位可能な部材を備え ている。この凸形連結器1は、プラスチック,アルミニウム,ステンレス等の非 磁性体によって構成される。撮像用表面コイル30aの同じ側面に、後述する移 動天板に設けられる凹形連結器と前記凸形連結器1とを連結する際に、操作者が 引くハンドル2がある。さらに、撮像用表面コイル30aに内蔵されるコイル本 体4に電気信号を送受するためのケーブル36を接続するコネクタ3がある。
【0011】 一方、移動天板34aの前端内側面には、撮像用表面コイル30aに固着され た凸形連結器1を受入れ、嵌合する形状に形成された凹形連結器5がある。この 凹形連結器5は、凸形連結器1と同様の非磁性体で形成される。
【0012】 以上のように構成された装置において、撮像用表面コイル30aに固着された 凸形連結器1と移動天板34aに固着された凹形連結器5との連結は、寝台31 上で行なわれる。すなわち、操作者がハンドル2を持ち、これを凹形連結器5の 方向に引くことにより、凸形連結器1が凹形連結器5に当接し、さらに弾性変形 することによって、両者が嵌合連結される。
【0013】 次に、撮像用表面コイル30aの開放動作について、図4を参照して説明する 。 移動天板34aに連結された撮像用表面コイル30aは、移動天板34aの移 動に伴いガントリ33の被検体挿入口32上を移動する。そして、撮像用表面コ イル30aの移動経路の途中に、この撮像用表面コイル30aを、ガントリ33 の静磁場中心Cに撮像用表面コイル30aの感度中心が一致するように開放する 開放器6が配設される。この開放器6が撮像用表面コイル30aの移動を、前面 下部をおさえることにより抑止し、また、移動天板34aがさらに移動すること により、凸形連結器1が弾性変形して凹形連結器5から抜け出して、撮像用表面 コイル30aが移動天板34aから開放される。
【0014】 なお、上述の凸形連結器1と凹形連結器5は、入れ替えた構成にしてもよい。
【0015】 <第2実施例> この実施例は、第1実施例における連結機構および開放機構の変形例である。 図5は、この考案の一実施例に係る撮像用表面コイルの構成を示す斜視図であ る。図6は、撮像用表面コイルと移動天板との連結動作を示す図である(図2の A−A矢視断面図)。
【0016】 図中、符号1bは、撮像用表面コイル30bの前端上面に形成された凹形連結 器であり、後述する移動天板に設けられるフック状連結器の先端部が引っ掛かる 凹溝で構成される。撮像用表面コイル30bの前側面には、後述する移動天板に 設けられるフック状連結器と前記凹形連結器1bとを連結する際に、操作者が引 くハンドル2bがある。
【0017】 一方、移動天板34bの前端下面に、撮像用表面コイル30bに形成された凹 形連結器1bに先端部が引っ掛かるフック状連結器5bがある。これは、移動天 板34bに配設された支持部材7に揺動自在に支持されている。フック状連結器 5bは、アルミニウム,ステンレス等の非磁性体によって形成される。また、撮 像用表面コイル30bに設けられた凹形連結器1bと連結動作がし易いように頭 頂部を円弧状に形成し、この頭頂部は、揺動支点に対して反対側の部材と比較し て肉厚を厚く形成し、通常は頭頂部を下方に向けた状態で支持部材7に支持され る。
【0018】 以上のように構成された装置において、撮像用表面コイル30bに形成された 凹形連結器1bと移動天板34bに設けられたフック状連結器5bとの連結は、 寝台31上において、操作者がハンドル2bを持ち、これをフック状連結器5b の方向に引くことにより、撮像用表面コイル30bの前端部がフック状連結器5 bの頭頂部に当接してこれを持ち上げ、さらにハンドル2bが引かれることによ り、フック状連結器5bが凹形連結器1bと係合することにより行なわれる。
【0019】 次に、撮像用表面コイル30bの開放動作について、図7を参照して説明する 。 移動天板34bに連結された撮像用表面コイル30bは、移動天板34bの移 動に伴いガントリ33の被検体挿入口32上を移動する。そして、撮像用表面コ イル30bの移動経路の途中に、ガントリ33の静磁場中心Cに撮像用表面コイ ル30bの感度中心が一致するように開放する開放器6bが配設される。これの 上部角に、フック状連結器5bの一端部が、移動天板34bの移動に伴い接触し 、フック状連結器5bの頭頂部を持ち上げる。さらに移動するとフック状連結器 5bの頭頂部は、それに伴って持ち上がり、これの先端部が撮像用表面コイル3 0bに設けられた凹形連結器1bから外れ、撮像用表面コイル30bを開放する 。
【0020】 以上のようにして、撮像用表面コイル30a(30b)がガントリ33内に設 置された後、操作者は、被検体Mの撮像部位が、設置された撮像用表面コイル3 0a(30b)上部に位置するように移動天板34a(34b)を移動する。 そして、操作者は撮像を行ない、撮像終了後、被検体Mを載せた移動天板34 a(34b)をガントリ33の被検体挿入口32から寝台31に引出して移動す る。このとき、第1実施例では、撮像用表面コイル30aの凸形連結器1の先端 ボール状部は、凹形連結器5と嵌合することなく、押されて移動し、撮像用表面 コイル30aは寝台31上に回収される。また、第2実施例では、フック状連結 器5bの頭頂部で撮像用表面コイル30bが押されて移動することによって回収 される。次に、移動天板34a(34b)から被検体Mを降ろす。
【0021】 なお、上述の連結器は種々変形実施可能であり、例えば、非磁性体である面状 ファスナー等によって構成してもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、移動天板と撮像用表面コ イルは、それらに設けられた連結機構により相互に連結され、移動天板の移動に 伴って撮像用表面コイルも移動する。そして、撮像用表面コイルは、ガントリ内 に設けられた開放機構により、ガントリ内の所定位置で開放されるので、操作者 を煩わせることなくガントリ内に撮像用表面コイルを正確かつ容易に設置するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るMRI装置の撮像用
表面コイルの構成を示す斜視図である。
【図2】ガントリの背面図である。
【図3】撮像用表面コイルと移動天板との連結動作の説
明に供する図である。
【図4】撮像用表面コイルの開放動作の説明に供する図
である。
【図5】第2実施例の撮像用表面コイルの構成を示す斜
視図である。
【図6】第2実施例の撮像用表面コイルと移動天板との
連結動作を示す図である。
【図7】第2実施例の撮像用表面コイルの開放動作の説
明に供する図である。
【図8】従来装置に係る全体側面図である。
【符号の説明】
1 … 凸形連結器 1b … 凹形連結器 2,2b … ハンドル 5 … 凹形連結器 5b … フック状連結器 6,6b … 開放器 30,30a,30b … 撮像用表面コイル 34,34a,34b … 移動天板 33 … ガントリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9219−2J 24/04 A

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガントリ内に撮像用表面コイルを設置
    し、前記撮像用表面コイル上部に被検体の撮像部位が位
    置するように被検体を載せた移動天板を移動した後に撮
    像を行なう磁気共鳴断層撮像装置において、前記移動天
    板と前記撮像用表面コイルとは、相互に着脱自在な連結
    機構を備え、かつ前記連結機構により連結されて移動天
    板に伴って移動している撮像用表面コイルに作用して、
    前記連結をガントリ内の所定位置で開放する開放機構を
    ガントリ内に備えたことを特徴とする磁気共鳴断層撮像
    装置。
JP2794593U 1993-04-28 1993-04-28 磁気共鳴断層撮像装置 Pending JPH0680404U (ja)

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JP2794593U JPH0680404U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 磁気共鳴断層撮像装置

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JP2794593U JPH0680404U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 磁気共鳴断層撮像装置

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JPH0680404U true JPH0680404U (ja) 1994-11-15

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JP2794593U Pending JPH0680404U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 磁気共鳴断層撮像装置

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JP (1) JPH0680404U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006527050A (ja) * 2003-06-13 2006-11-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 分割トップ型rfコイル用の接続システム
JP2011206230A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴イメージング装置

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