JPH0679797U

JPH0679797U - 簡易書類処理再生装置

Info

Publication number: JPH0679797U
Application number: JP028192U
Authority: JP
Inventors: 博堀端; 房一高橋
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-04-16
Filing date: 1993-04-16
Publication date: 1994-11-08

Abstract

(57)【要約】【目的】本考案の簡易書類処理再生装置は、
少なくとも各事業所、各事務所に設置出来る小型の書類
処理再生装置を提供して、紙ごみ発生の現場で処理し、
再生して、ごみ処理の労力を減少させ、環境汚染を防止
し、企業秘密の保持に役立てる事を目的とする。【構成】本考案の簡易書類処理再生装置は、
古紙溶解攪拌槽と、溶解した古紙繊維を圧搾脱水するス
クリュープレス手段と、動力源と、古紙繊維脱水排液貯
槽と、此の排液を前記溶解攪拌槽にリサイクルする循環
手段とより成り、必要に応じて前記脱水古紙再生繊維を
板状化する付属設備を付設して成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、古紙繊維を切断する事なく溶解して脱水し、此の脱水繊維物質を適当に処理して梱包材、填材、農業又は園芸資材に再生する簡単な装置を提供する事を目的とする。

【０００２】

【従来の技術】

従来、新聞紙、雑誌、事務用古紙を再生する装置或は方法は、例えば特開公昭５８−９８４９２号、同昭５１−７８８０６号、同５１−９２７０１号等に多数提案されている。

【０００３】

【考案が解決せんとする課題】

此等諸特許出願の装置は、アート紙、コート塗工紙等の高級紙を含む古紙の処理装置に係り、其の構造が複雑且つ高価であるので、古紙発生現場で手軽に利用する事が出来ない欠点がある。

【０００４】更に又、近年の大量消費及び情報化社会に於て、各事務所、事業所より排出される事務用古紙、古新聞、古雑誌等は移しい量と成ると同時に、其の処理が法律的に義務付けられんとしており、競争の激しい近年には秘密保持の為、シュレッダー等の裁断機を設備して処理せねば成らない時代と成って来ている。従って、大量の此の種古紙又はごみの発生する現場では、其の処理が火急の問題となりつつあるのが実情である。本考案は、此の様な問題を解決する為に、少なくとも各事業所単位で簡単に古紙又は紙ごみをリサイクルし得る装置を提供する事を目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の此の種装置は、処理されるべき古紙又は紙ごみの攪拌溶解槽と、此の槽で溶解した古紙繊維を脱水するスクリュープレス手段と、脱水された古紙繊維を回収する容器又は貯槽と、脱水排液を再循環する循環手段と、その電力源とより成る事を特徴とし、少なくとも各事業所又は事務所で排出する古紙又は紙ごみを現場単位で処理し、梱包材、建築補助材、園芸用助材等としてリサイクルし得る如く構成した事を特徴とする少容量の装置である。

【０００６】

【考案の作用】

上記の如き本考案の装置は、例えば家庭用洗濯機型に形成され、各事業所又は事務所単位に設置し得るので、シュレッダー等の如き機密保持用の付帯設備必要とせず、しかも再生された紙繊維は、そのままで又は圧縮して梱包材、建築補助材、園芸用助材等に使用されるので、天然資源の節約に役立つ一方、此の種装置に付き纒う廃液の環境汚染の問題も、反復使用して廃出される事がないので、考慮外の事として片付ける事が出来る。

【０００７】

【実施例】

本考案の簡易古紙再生装置（１）は、主として古紙原料（Ｍ）を攪拌槽（２）と、此の槽の底部に設けられた開閉自在の開口（Ｏ）を介して連通するスクリュープレス手段（３）と、此のスクリュープレス手段より絞り出される溶解液（Ｗ’）を貯蔵するタンク（４）と、此の溶解液（Ｗ”）をポンプ（７）を介して再循環させると同時に、前記攪拌槽底部に設けられた攪拌翼（９）をも回転させる動力源（６）とより成り、前記スクリュープレス手段（３）より排出される脱水古紙繊維（Ｍ”）用の網籠（２０）を、スクリュープレス手段排出口側の（１３）に併設した構造より成る。

【０００８】此の様な古紙再生装置（１）に導入される原料（Ｍ）は、古新聞紙、古雑誌、事務用古紙等の如く樹脂加工されていない普通の印刷紙が好ましく、徒に細断されない原料であるのが有利である。

【０００９】此の様な原料（Ｍ）は、一応水に溶解し易い程度にほぐされ、例えば籠（２１）内に蓄えられ、必要に応じて所要量ずつ前記再生装置内に（ｆ）方向から導入される。

【００１０】又、前記再生装置の攪拌槽（２）には、（１１）で示す如く、攪拌される湿潤古紙（Ｍ’）の繊維を解きほぐす為の解離手段が設けられ、更にその底部には、隔壁を隔てて動力源（６）に連結されている攪拌翼（９）と、適当な手段（図示せず）で開閉される古紙繊維溶解液排出弁（Ｏ）とを備えている。

【００１１】一方、前記攪拌槽の上部には、水供給手段（Ｓ）と、古紙溶解ろ液（Ｗ”）を循環さす為のパイプ（１８）とが付設されており、所定量の新しい仕込み水を前者から供給した後は、不足水を補給する場合を除き、後者からリサイクルされるろ液を繰り返し利用して、環境汚染を極力防止する如く構成する。

【００１２】更に、上記したスクリュープレス手段（３）は、主軸（１２）に依って前記再生装置に軸支され、動力室（５）内で、動力源（６）の軸（１７）に設けられた伝導ギヤー（８）と、自動的又は手動的に連結される如く構成されている。

【００１３】此のスクリュープレス手段（３）は、後述する様に、古紙繊維溶解液排出弁（Ｏ）を開いて送り込まれた古紙繊維溶解液（Ｍ’）を圧搾して脱水し、再生繊維（Ｍ”）を排出孔（１３）方向に矢印（ｆ”）に沿って排出し、例えば網籠（２０）内に放出し、２、３日乾燥させて水分１０％以下の紙繊維を形成させる。

【００１４】一方、前記スクリュープレス手段（３）底部から圧搾ろ過された排液（Ｗ’）は、本再生装置の底部の排液槽（４）に（Ｗ”）で示す如く溜められ、必要に応じてポンプ（７）に依り、吸出パイプ（１９）から循環ポンプ（１８）を経て、攪拌槽（２）内に補給水（Ｗ”’）として再循環される。

【００１５】今、此の装置の操作を説明すると、古紙原料（Ｍ）を投入した後、本装置（１）の蓋（２２）は閉塞され、適当量の水が供給手段（Ｓ）から導入され、動力源（６）を介して攪拌翼（９）を回転させ、槽内の湿潤原料（Ｍ’）を攪拌して、解離手段（１１）と矢印方向の噴流の作用で古紙繊維を解きほぐす。

【００１６】その後、自動又は手動のギヤー切り替え手段（１５）に依って、プレススクリュー手段（３）を動力源歯車（８）と噛み合わせ、それと同時に前記排出弁（Ｏ）を開いて古紙繊維溶解液を（ｆ’）方向から流入させ、圧搾脱水させながら、古紙再生繊維取り出し口（１３）を経て（ｆ”）方向に排出させる。

【００１７】一方、脱水された古紙排液（Ｗ’）は、スクリュープレス手段の底部を通過して排液貯蔵タンク（４）に貯蔵され、必要に応じて循環ポンプ（７）に依って前記攪拌槽（２）内に再循環される。尚、動力源（６）は、導体（２３）を介して電源に接続され、適当は手段に依って、前記攪拌翼（９）及び循環ポンプ（７）の作動を切り替え得る様に構成されている。

【００１８】斯の如く再生された古紙繊維（Ｍ”）は、必要に応じて、ローラー（２４）（２５）に依って運転される無端コンベヤー（２６）で搬出され、此の上に設けられた一対の圧縮ローラー（２７）（２７）に依って板状繊維（２８）に圧縮形成され、カッター（２９）（３０）に依って適当寸法（３１）に裁断され、梱包材、建築助材、（３１’）（３１’）として保存される。

【００１９】更に又、上記と同様に古紙再生繊維は、（２８）の板状繊維に圧縮形成された後、前記無端コンベヤー（２６）の延長上で、例えば種子供給装置（３２）から各種植物種子（３３）を整然と撒布し、増設された回転ローラー（３４）（３４）で（Ｆ’）方向に誘導して、例えば再生古紙繊維溶液コーティング材（３６）を、添加手段（３５）から加え、乾燥炉（３８）で乾燥固着して、古紙繊維でコーティングされた種子板（３９）を形成し、更に一対の圧縮ローラー（４０）（４０）で圧縮板状化し、カッター手段（４１）（４２）で所定寸法（４３）に切断して、（４３’）（４３’）の如く保管し、適当な時期に此の板状のままで耕作地に播種される。

【００２０】

【考案の効果】

上記の如き構成及び作用の為に、本考案の装置は、安価且つ取扱い容易な小型装置として提供する事が出来、少なくとも一事業所、一事務所単位のごみ発生現場に設備する事が出来る。

【００２１】更に又、古紙繊維を細断する事がないので、再生物が丈夫で、板状化、塊状化が容易であると同時に、再生中の処理排液を繰り返し使用して廃棄しないので、環境を汚染しない利益がある。

【００２２】又、必要に応じて、簡単な設備を付設して、前記古紙再生繊維を板状化し、梱包材、建築助材、農業−園芸助材等を形成し、比較的広範囲な分野で再使用する事が出来ると同時に、最終的に土に還元出来るので地球環境を汚染せず、しかも装置自体が事務所、事業所単位に設置出来るので、企業秘密の漏洩を防止する事も可能となる。

【提出日】平成５年９月１日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、古紙を細く切断する事なく溶解して脱水し、此の脱水繊維物質を適当に処理して梱包材、填材、農業又は園芸資材に再生する簡単な装置を提供する事を目的とする。

【０００２】

【従来の技術】

【０００３】

【考案が解決せんとする課題】

【０００４】更に又、近年の大量消費及び情報化社会に於て、各事務所、事業所より排出される事務用古紙、古新聞、古雑誌等は夥しい量と成ると同時に、其の処理が法律的に義務付けられんとしており、競争の激しい近年には秘密保持の為、シュレッダー等の裁断機を設備して処理せねば成らない時代と成って来ている。従って、大量の此の種古紙又はごみの発生する現場では、其の処理が火急の問題となりつつあるのが実情である。本考案は、此の様な問題を解決する為に、少なくとも各事業所単位で簡単に古紙又は紙ごみをリサイクルし得る装置を提供する事を目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の此の種装置は、処理されるべき古紙又は紙ごみの攪拌溶解槽と、此の槽で溶解した古紙繊維を脱水するスクリュープレス手段と、脱水された古紙繊維を回収する容器又は貯槽と、脱水排液を再循環する循環手段と、その電力源とより成る事を特徴とし、少なくとも各事業所又は事務所で排出する古紙又は紙ごみを現場単位で処理し、梱包材、建築補助材、園芸用助材等としてリサイクルし得る如く構成した事を特徴とする小容量且つ簡便安価な装置である。

【０００６】

【考案の作用】

上記の如き本考案の装置は、例えば家庭用洗濯機型に形成され、各事業所又は事務所単位に設置し得るので、シュレッダー等の如き機密保持用の付帯設備を必要とせず、しかも再生された紙繊維は、そのままで又は圧縮して梱包材、建築補助材、園芸用助材等に使用されるので、天然資源の節約に役立つ一方、此の種装置に付き纏う廃液の環境汚染の問題も、反復使用して排出される事がないので、考慮外の事として片付ける事が出来る。

【０００７】

【実施例】

本考案の簡易古紙再生装置（１）は、主として古紙原料（Ｍ）を攪拌槽（２）と、此の槽の底部に設けられた開閉自在の開口（０）を介して連通するスクリュープレス手段（３）と、此のスクリュウプレス手段より絞り出される溶解液（Ｗ”）を貯蔵するタンク（４）と、此の溶解液（Ｗ”）をポンプ（７）を介して再循環させると同時に、前記攪拌槽底部に設けられた攪拌翼（９）をも回転させる動力源（６）とより成り、前記スクリュープレス手段（３）より排出される脱水古紙繊維（Ｍ”）用の網籠（２０）を、スクリュープレス手段排出口の（１３）に併設した構造より成る。

【００１０】又、前記再生装置の攪拌槽（２）には、（１１）で示す如く、攪拌される湿潤古紙（Ｍ’）を溶解し且つ解きほぐす為の解離手段が設けられ、更にその底部には、隔壁を隔てて動力源（６）に連結されている攪拌翼（９）と、適当な手段（図示せず）で開閉される古紙繊維溶解液排出弁（０）とを備えている。

【００１２】更に、上記したスクリュープレス手段（３）は、主軸（１２）に依って前記再生装置に軸支され、動力室（５）内で、動力源（６）の軸（１７）に設けられた伝導ギャー（８）と、自動的又は手動的に連結される如く構成されている。

【００１３】此のスクリュープレス手段（３）は、後述する様に、古紙繊維溶解液排出弁（０）を開いて送り込まれた古紙繊維溶解液（Ｍ’）を圧搾して脱水し、再生繊維（Ｍ”）を排出孔（１３）方向に矢印（ｆ”）に沿って排出し、例えば網籠（２０）内に放出し、２、３日乾燥させて水分１０％以下の紙繊維を形成させる。

【００１４】一方、前記スクリュープレス手段（３）底部から圧搾ろ過された排液（Ｗ’）は、本再生装置の底部の排液槽（４）に（Ｗ”）で示す如く溜められ、必要に応じてポンプ（７）に依り、吸出パイプ（１９）から循環パイプ（１８）を経て、攪拌槽（２）内に補給水（Ｗ”’）として再循環される。

【００１６】その後、自動又は手動のギヤー切り替え手段（１５）に依って、プレススクリュー手段（３）を動力源歯車（８）と噛み合わせ、それと同時に前記排出弁（０）を開いて古紙繊維溶解液を（ｆ’）方向から流入させ、圧搾脱水させながら、古紙再生繊維取り出し口（１３）を経て（ｆ”）方向に排出させる。

【００１７】一方、脱水された古紙排液（Ｗ’）は、スクリュープレス手段の底部を通過して排液貯蔵タンク（４）に貯蔵され、必要に応じて循環ポンプ（７）に依って前記攪拌槽（２）内に再循環される。尚、動力源（６）は、導体（２３）を介して電源に接続され、適当な手段に依って、前記攪拌翼（９）及び循環ポンプ（７）の作動を切り替え得る様に構成されている。

【００１９】更に又、上記と同様に古紙再生繊維は、（２８）の板状繊維に圧縮形成された後、前記無端コンベヤー（２６）の延長上で、例えば種子供給装置（３２）から各種植物種子（３３）を整然と撒布され、増設された回転ローラー（３４）（３４）で（Ｆ’）方向に誘導されて、例えば再生古紙繊維溶液コーティング材（３６）を、添加手段（３５）から加え、乾燥炉（３８）で乾燥固着して、古紙繊維でコーティングされた種子板（３９）を形成し、更に一対の圧縮ローラー（４０）（４０）で圧縮板状化し、カッター手段（４１）（４２）で所定寸法（４３）に切断して、（４３’）（４３’）の如く保管し、適当な時期に此の板状のままで耕作地に播種される。

【００２０】

【考案の効果】

【００２１】更に又、古紙繊維を裁断する事がないので、再生物が丈夫で、板状化、塊状化が容易であると同時に、排棄、収集の際、容量が十分の一程度にコンパクト化され、再生中の処理排液を繰り返し使用して廃棄しないので、環境を汚染しない利益がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の簡易古紙再生装置を説明する為の
正面断面図である。

【図２】本考案装置付設の再生繊維板状化装置の説
明図である。

【図３】本考案装置に更に付設される植物種子内蔵
の再生繊維板状化装置の説明図である。

【符号の説明】

（１）簡易古紙再生装置（２）古紙溶解攪拌槽（３）スクリュープレス手段（４）排液貯蔵タンク（５）動力室（６）動力源（７）循環ポンプ（９）攪拌翼（１９）ろ液循環ポンプ

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【手続補正書】

【提出日】平成５年９月１日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】明細書

【考案の名称】簡易書類処理再生装置

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の簡易書類処理再生装置を説明する為の
正面断面図である。

【図２】本考案装置付設の再生繊維板状化装置の説明図
である。

【図３】本考案装置に更に付設される植物種子内蔵の再
生繊維板状化装置の説明図である。

【符号の説明】（１）簡易書類処理再生装置（２）古紙溶解攪拌槽（３）スクリュープレス手段（４）排液貯蔵タンク（５）動力室（６）動力源（７）循環ポンプ（９）攪拌翼（１９）ろ液循環ポンプ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】膨潤化した古紙繊維剥離用手段を内壁に、
攪拌翼と排出弁とを内側底部に夫々備えた攪拌槽と、前
記攪拌槽に前記排出弁を介して連通したスクリュープレ
ス手段と、前記スクリュープレス手段よりの古紙処理液
を受け入れる処理液槽と、前記攪拌翼、スクリュープレ
ス手段及びポンプ手段とに夫々連結する動力源と、前記
処理液槽と攪拌槽とに連結する処理液再循環用手段とよ
り成る事を特徴とする簡易古紙再生装置。
【請求項２】膨潤化した古紙繊維剥離用手段を内壁に、
攪拌翼と排出弁とを内側底部に夫々備えた攪拌槽と、前
記攪拌槽に前記排出弁を介して連通したスクリュープレ
ス手段と、前記スクリュープレス手段よりの古紙処理液
を受け入れる処理液槽と、前記攪拌翼、スクリュープレ
ス手段及びポンプ手段とに夫々連結する動力源と、前記
処理液槽と攪拌槽とに連結する処理液再循環用手段と、
前記スクリュープレス手段で脱水回収された古紙繊維を
加圧板状化するローラー圧延手段と、板状化された古紙
繊維を切断するカッター手段とより成る事を特徴とする
簡易古紙再生装置。
【請求項３】膨潤化した古紙繊維剥離用手段を内壁に、
攪拌翼と排出弁とを内側底部に夫々備えた攪拌槽と、前
記攪拌槽に前記排出弁を介して連通したスクリュープレ
ス手段と、前記スクリュープレス手段よりの古紙処理液
を受け入れる処理液槽と、前記攪拌翼、スクリュープレ
ス手段及びポンプ手段とに夫々連結する動力源と、前記
処理液槽と攪拌槽とに連結する処理液再循環用手段と、
前記スクリュープレス手段で脱水回収された古紙繊維を
加圧坂状化するローラー圧延手段と、栽培種子等を此の
坂状化された古紙繊維上に散布する散布手段と、前記散
布種子上に皮膜形成材を供給する皮膜形成手段と、乾燥
手段と、第二圧延手段と、前記播種−圧延古紙再生繊維
を所定寸法に切断するカッター手段とより成る事を特徴
とする簡易古紙再生装置。