JPH0679646A - スパイクガン - Google Patents

スパイクガン

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Publication number
JPH0679646A
JPH0679646A JP4263221A JP26322192A JPH0679646A JP H0679646 A JPH0679646 A JP H0679646A JP 4263221 A JP4263221 A JP 4263221A JP 26322192 A JP26322192 A JP 26322192A JP H0679646 A JPH0679646 A JP H0679646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spike
push rod
rubber
tip
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP4263221A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Masuda
田 光 次 増
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUEMU SANGYO KK
Original Assignee
MARUEMU SANGYO KK
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Publication date
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 氷点下では硬化するが常温では軟質のゴムス
パイクをタイヤに打ち込むためのスパイクガンを開発し
た。 【構成】 スパイクガンの軸心と平行にゴムスパイク4
00を供給する円筒パイプ300を設け、供給されたゴ
ムスパイク400を円板形の回転供給部500で1個づ
つプッシュロッド210先端と板状バルブ600との間
に供給し、板状バルブ600でゴムスパイク400のフ
ランジを受けた状態で、プッシュロッド210を前進さ
せ、プッシュロッド210先端にゴムスパイク400の
シャンクを嵌合させ、スパイクガン先端のガイドロッド
800にそってプッシュロッド210を突出させてスパ
イクゴム400をタイヤのトレッド面に打ち込む構造で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴムスパイクをタイヤに
打つためのスパイクガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来冬期積雪し、路面が氷結する地方で
は金属製のスパイク(スタッド)をタイヤのトレッド面
に打ち込んで走行していた。しかも、氷結していない路
面もそのまま走行するので、路面が削られて粉塵が発生
し公害問題となり、最近ではスパイクタイヤは使用され
なくなった。
【0003】しかるに、氷点以下の温度で硬化してハー
ドなスパイクに変化するゴムスパイクが最近市販されて
いる。ただし、前記ゴムスパイクは常温ではゴムのよう
に柔らかいので従来のスパイクガンではタイヤに打つこ
とができなかった。
【0004】図4に従来のスパイクガンの断面を示す。
図において10はシリンダー、20はピストン、21は
ピストン20に立設しされたプッシュロッド、22はこ
れに外挿されたコイルスプリング、30は金属スパイク
を外部から供給するためシリンダー10に斜めに取付け
られた円筒パイプである。
【0005】この図は外部から圧気がシリンダ10に供
給され、斜めに装着された円筒パイプ30に供給された
金属スパイク40のフランジを鎖線の位置において3本
(図面では1本のみ見えている)の内爪50で保持し、
これを外爪60の位置まで押出してタイヤに打つ状態を
示している。
【0006】前記内爪50と外爪60とは断面円形のゴ
ムリング51,61でそれぞれ軸心方向へ弾発付勢され
ている。円筒パイプ30には上方に図示しない可撓パイ
プが接続され金属スパイク40を1個づつ供給する供給
装置がついている。供給装置を使用しない場合には手で
円形パイプ30に1個づつ投入する。
【0007】従来のスパイクガンを使用するには、円筒
パイプ30に1この金属スパイク40を供給すると金属
スパイク40は鎖線で示す3本の内爪50でフランジが
支持される。次に図示しないトリガーバルブを引くと圧
気がピストン20背部に作用してピストン20はコイル
スプリング22を図4に示すように圧縮して前進するの
で、プッシュロッド21が金属スパイク40に嵌合して
これを押し出し、外爪61にそって突出し、金属スパイ
ク40をタイヤに打ち込む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図4に示す
従来のスパイクガンは常温では軟らかいゴムスパイクを
タイヤに打つには不適当であった。すなわち、先ずゴム
スパイクを斜めになった円筒パイプ30から投入しても
貫通孔の軸方向にうまく納まらない。次にゴムスパイク
のフランジは軟らかいので、内爪50でうまく保持する
ことができない。従って、プッシュロッド21先端にシ
ャンクがうまく嵌合してタイヤに打ち込めない。
【0009】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、スパイクガンの軸心と平行にゴムスパイクを供給
する円筒パイプを設け、供給されたゴムスパイクを円板
形の回転供給部で1個づつプッシュロッド先端と板状バ
ルブとの間に供給し、板状バルブでゴムスパイクのフラ
ンジを受けた状態でプッシュロッドを前進させて、プッ
シュロッド先端の凹孔にゴムスパイクのシャンクを嵌合
させた後、スパイクガン先端のガイドロッドにそってプ
ッシュロッドを突出させてゴムスパイクをタイヤのトレ
ッド面に打ち込む構造となっている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダー
と、該シリンダーに摺動自在に内装され、中心にプッシ
ュロッドが立設されたピストンと、前記プッシュロッド
に外挿されたコイルスプリングと、前記シリンダーへの
圧気を給・排するトリガーバルブと、ゴムスパイクを供
給する円筒パイプと、該円筒パイプより回転する円板の
孔にゴムスパイクを受けて1個づつプッシュロッド先端
へ供給する回転供給部と、前記プッシュロッドが出入す
る貫通孔に位置し、ゴムスパイクのフランジ下面に当接
すると共に、プッシュロッドの通過に伴い開閉する板状
のバルブと、ゴムリングで内側に弾発付勢され、プッシ
ュロッドが突き出た位置で該プッシュロッド先端を周囲
からガイドする複数のガイドロッドとを具備したことを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】回転供給部は、円筒パイプに供給されたゴムス
パイクを1個づつプッシュロッド先端と板状バルブとの
間に供給する。
【0012】板状バルブは、ゴムスパイクのフランジ下
面を下方から受けて、プッシュロッドが前進してきた際
に、ゴムスパイクのシャンクがプッシュロッド先端に正
確に嵌合するようにする。
【0013】
【実施例】以下、添付図に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すスパイク
ガン前部の断面図、図2は同後部の断面図、図3は本発
明の一実施例を示す回転供給部の分解斜視図である。
【0014】図において、100はシリンダー、200
はピストン、210はピストン200に立設されたプッ
シュロッドで、先端にはゴムスパイク400のシャンク
が嵌入する凹孔211が穿設されている。500は図3
に分解して示された回転供給部、300はこれに設けら
れたストック孔511にゴムスパイク400を供給する
円筒パイプ、210はプッシュロッド、600は板バル
ブである。
【0015】シリンダー100へはトリガーバルブ11
0を経て図示しないコンプレッサーからホース接手12
0を経て圧気が給・排される。すなわちトリガーバルブ
110を引くと圧気がシリンダー100に供給されて、
ピストン200はコイルスプリング220の弾発力に抗
して前進し、放すとシリンダー100内の圧気が排気孔
130から大気中へ逃げるので、ピストン200はコイ
ルスプリング220の弾発力により後退する。
【0016】回転供給部500は、略ゴムスパイク40
0の高さの厚さに形成されたホルダー510と、これを
両側から摺動自在にはさむ入口プレート520と、出口
プレート530と、軸心を通る支持軸540とより構成
され、ホルダー510は、図1に示すようにゴムスパイ
ク400がはいる貫通したストック孔511が外周に近
い位置の同心円上に8個設けられ、軸心の軸孔512の
外周には図1に示すように、スプリング720で弾発付
勢されたラチェットボール710の先端が係合する係止
孔513が前記ストック孔511と同数設けられ、外周
には指先で回すときのすべり止めとしてローレット目5
14が加工されている。
【0017】入口プレート520は薄板で形成され、軸
心に軸孔522と、前記ラチェットボール710の先端
が通る貫通孔523が1個と両側の対称の位置にそれぞ
れゴムスパイク400が通る円形の貫通孔521aと外
周解放の長孔521bとが設けられている。
【0018】出口プレート530は入口プレート520
と同じ材料の薄板で形成され、入口プレート520と同
じ軸孔532と長孔531bが設けられている。図1に
示す板状のバルブ600にはピン610を支点にした片
持梁の先端にスプリング620が取付けられ、舌片63
0がプッシュロッド210により軸方向に押されると開
くが、通常は図に示す閉状態になるよう構成されてい
る。
【0019】800は3本のガイドロッドで、先端の溝
にそれぞれ嵌入され、ゴムリング810により内側に弾
発付勢されている。
【0020】次に、本発明のスパイクガンの作動につい
て説明する。先ず、図示しないコンプレッサーからはホ
ースを通りホース接手120からシリンダー100に圧
気が導入されている。円筒パイプ300からゴムスパイ
ク400が1個ホルダー510のストック孔511に投
入されホルダー510を指先で図3に矢印aで示すよう
にまわすと、図1に示すスプリング720で弾発付勢さ
れたラチェットボール710が次の係止孔513に係合
するまでホルダー510がまわるが、入口プレート52
0と出口プレート530とは回転せず、ホルダー510
の手前の空のストック孔511が円筒パイプ300と入
口プレート520の円形の貫通孔521aと合致する位
置へくる。前記ストック孔511の1個宛の回転操作を
4回繰り返すとストック孔511aからストック孔51
1e(ストック孔511の個別に符号を付す)までゴム
スパイク400が充填され、ストック孔511eの位置
にプッシュロッド210の軸心が合致する。
【0021】この状態以降トリガーバルブ110を引く
とプッシュロッド210が前進し、板状のバルブ600
でフランジが受けられたゴムスパイク400(鎖線で示
す)のシャンクがプッシュロッド210先端の凹孔21
1に嵌入し、この状態で板状のバルブ600の舌片63
0が開き、プッシュロッド210はさらに前進し、先端
のガイドロッド800を押し開き突出し(従来例の図4
の状態参照)、ゴムスパイク400はタイヤのトレッド
面に打ち込まれる。
【0022】次にトリガーバルブ110を放すと、シリ
ンダー100の圧気はトリガーバルブ110を経て排気
孔130から大気中に放出されるので、ピストン200
とこれに立設されたプッシュロッド210は後退し、図
1の状態となる。さらに、ゴムスパイク400を打つに
は、ホルダー510を指先にて回動させて、円筒パイプ
300からゴムスパイク400を1個供給し、スパイク
ガンの先端をトレッド面に当てがってトリガーバルブを
引く。上記の動作を繰り返すことにより、次々にゴムス
パイク400がタイヤのトレッド面に打ち込まれる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によれば、軟
質のゴムスパイクが回転供給部により、プッシュロッド
の先端と板状のバルブとの間に供給され、ゴムスパイク
のフランジが板状のバルブで受けられた状態でプッシュ
ロッドが前進するので、常温でも軟質のゴムスパイクを
容易にタイヤに打ち込むことができる。従って、従来の
金属製スパイクタイヤでの粉塵公害をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すスパイクガン前部の断
面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すスパイクガン後部の断
面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す、回転供給部の分解斜
視図である。
【図4】従来のスパイクガンの部分断面図である。
【符号の説明】
100 シリンダー 110 トリガーバルブ 120 ホース接手 130 排気孔 200 ピストン 210 プッシュロッド 211 凹孔 220 コイルスプリング 300 円筒パイプ 400 ゴムスパイク 500 回転供給部 510 ホルダー 511 ストック孔 512 軸孔 513 係止孔 514 ローレット目 520 入口プレート 521a 貫通孔 521b 長孔 522 軸孔 523 貫通孔 530 出口プレート 531b 長孔 532 軸孔 540 支持軸 600 板状のバルブ 610 ピン 620 スプリング 630 舌片 710 ラチェットボール 720 スプリング 800 ガイドロッド 810 ゴムリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーと、 該シリンダーに摺動自在に内装され、中心にプッシュロ
    ッドが立設されたピストンと、 前記プッシュロッドに外挿されたコイルスプリングと、 前記シリンダーへの圧気を給・排するトリガーバルブ
    と、 ゴムスパイクを供給する円筒パイプと、 該円筒パイプより回転する円板の孔にゴムスパイクを受
    けて1個づつプッシュロッド先端へ供給する回転供給部
    と、 前記プッシュロッドが出入する貫通孔に位置し、ゴムス
    パイクのフランジ下面に当接すると共に、プッシュロッ
    ドの通過に伴い開閉する板状のバルブと、 ゴムリングで内側に弾発付勢され、プッシュロッドが突
    き出た位置で該プッシュロッド先端を周囲からガイドす
    る複数のガイドロッドとを具備したことを特徴とするス
    パイクガン。
JP4263221A 1992-09-04 1992-09-04 スパイクガン Pending JPH0679646A (ja)

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JP4263221A JPH0679646A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 スパイクガン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018062307A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 横浜ゴム株式会社 スタッドピンの打込み装置およびスタッドタイヤの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018062307A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 横浜ゴム株式会社 スタッドピンの打込み装置およびスタッドタイヤの製造方法
WO2018070378A1 (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 横浜ゴム株式会社 スタッドピンの打込み装置およびスタッドタイヤの製造方法

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