JPH0679593U - 鉛筆削り用カッター - Google Patents

鉛筆削り用カッター

Info

Publication number
JPH0679593U
JPH0679593U JP2142093U JP2142093U JPH0679593U JP H0679593 U JPH0679593 U JP H0679593U JP 2142093 U JP2142093 U JP 2142093U JP 2142093 U JP2142093 U JP 2142093U JP H0679593 U JPH0679593 U JP H0679593U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
pencil
knife
pencil sharpener
fingers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2142093U
Other languages
English (en)
Inventor
澄江 森田
Original Assignee
澄江 森田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 澄江 森田 filed Critical 澄江 森田
Priority to JP2142093U priority Critical patent/JPH0679593U/ja
Publication of JPH0679593U publication Critical patent/JPH0679593U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 子供用に安全な鉛筆削り用カッター(ナイ
フ)を提供し、手指の操作を通じて器用性と知能の発達
を促進することを目的とする。 【構成】 薄鋼板製刃物をインサート成形した鉛筆削り
用カッターにおいて、カッターの先端近くに設けた幅8
ないし12mmの切欠き湾入部に下端面より若干上端寄
りにその切り刃部が位置するようにインサートするとと
もに、その切り欠き部の両側端に手指をガードするリブ
を立設したカッター(ナイフ)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、幼児、小学生を対象とする鉛筆削り用のカッター、あるいはナイフ と称されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、鉛筆削りはナイフにより丁寧になされていたものであるが、幼児や 小学生にこのような鋭利な刃物を使用させることにより、手指に怪我をする危険 性を伴う結果となり、むしろ、親がこのようなナイフを与えたがらず、その代わ りとして操作が簡単で安全な電動回転式鉛筆削り機の使用に頼っているのが殆ど である。
【0003】 しかし、最近になって再びナイフによる鉛筆削りの良さが見直されつつある。 ナイフを使っての鉛筆削りは、先ずナイフの柄を一方の手のひらで保持し、次い で他方の手で鉛筆を握り、その鉛筆の先端部分にナイフの切り刃部をあてがい、 さらに鉛筆を持っている手の親指をそのナイフ先端の背の部分に当て、主として この親指がナイフを押し鉛筆を引いてナイフと鉛筆に相対運動を与えることによ って行われる。しかも、ナイフの切り刃部と鉛筆との角度、親指の力加減等によ って深くも、あるいは浅くも、さらに美麗にも削られるのである。このように、 ナイフを使って鉛筆を削ることは微妙な指先の動き、力加減を体験することであ り、その動きをコントロールする脳の働きが子供自身の知能の発達を促し、生活 適応能力、器用性を身につけさせることになる。このようなナイフの使用による 知的効用が幼稚園、小学校などの先生の間で再認識されて来た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、ナイフによる鉛筆削り操作が子供の知的発育に有効であるにもか かわらず使用されていないのは、前記にようにナイフ使用による怪我の発生が危 惧されることが唯一の理由である。このようなことから、構造的に危険性の少な い鉛筆削り用カッター(ナイフ)の開発が必要とされているのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、カッターを鉛筆削り専用として切り刃の幅を必要最小限度にして、 かつ、その切り刃をカッター端面より後退させ、さらに切り刃部の両側端にリブ を凸設することによって、鉛筆削り操作中に手指が切り刃に接近し接触すること を防止し、負傷の危険性をなくしたものである。
【0006】
【実施例】
本考案に係る鉛筆削り用カッターの実施例を図面に従って詳しく説明する。カ ッター本体1はプラスチック製であって、その先端近くに鉛筆の直径よりやや大 きな幅(8〜12mm)の切欠き状湾入部2を形成し、その湾入部2に焼入れ硬 化処理を施した薄鋼板製刃物3をその切り刃部3aおよびその近傍を露出したじ ょうたいで本体1中に埋設固定したものである。しかも、その切り刃部3aはカ ッター本体1の下端面1aより若干上端側に後退せしめている。また、湾入部2 の両側面に沿って下端面1aから上端面に向かってリブ1b、1b、1b、1b を立設形成している。
【0007】 図面に示した本考案カッターは、以上のような構造を持つもので、刃物が切れ 止むことによって廃棄される使い捨てタイプであるが、刃物3を前記の湾入部2 にネジなどにより着脱できる長期使用タイプとすることも可能である。なお、本 体1側面に目盛り4を刻みスケールとして使用することも可能である。
【0008】
【考案の効果】
本考案に係る鉛筆削り用カッターは、切り刃部3aが本体1の下端部1aより 後退して設けられ、その幅も鉛筆がようやく入る程度(8〜12mm)に制限さ れており、さらに湾入部2の両側面にリブ1b、1bを立設したので鉛筆削り操 作中に手指が入る余地はなく、したがって手指を切るといった事故は発生しなく なった。したがって、知育用道具として、あるいは器用性を身につける指の訓練 用道具として広く利用される可能性が生じた。なお、このカッターの切り刃3a は両刃タイプであり、また、リブ1b、1bをカッターの両側面に凸設している ので、左右いずれの手で使用しても削れ、安全性も確保されているのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鉛筆削り用カッターの斜視図である。
【図2】 その正面図である。
【符号の説明】
1 カッター本体 1a 下端面 1b リブ 2 湾入部 3 薄鋼板製刃物 3a 切り刃部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬化処理された薄鋼板製刃物をインサー
    ト成形した鉛筆削り用カッターにおいて、カッターの先
    端近くに設けた幅8ないし12mmの切欠き湾入部に下
    端面より若干上端寄りに切り刃部が位置するように薄鋼
    板製刃物をインサートするとともに、その切欠き湾入部
    の両側端にガード用リブを立設したことを特徴とする鉛
    筆削り用カッター。
JP2142093U 1993-04-23 1993-04-23 鉛筆削り用カッター Pending JPH0679593U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2142093U JPH0679593U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 鉛筆削り用カッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2142093U JPH0679593U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 鉛筆削り用カッター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0679593U true JPH0679593U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12054514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2142093U Pending JPH0679593U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 鉛筆削り用カッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0679593U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4037322A (en) Razor adapted for surgical preparation
US20130327348A1 (en) Safe trimming apparatus
US5555892A (en) Biopsy shaver
US20130036616A1 (en) Dual point hobby knife blade
US2591740A (en) Child's safety scissors
JPH0679593U (ja) 鉛筆削り用カッター
US3456340A (en) Straight razor guard
JP3036695B2 (ja) 安全ナイフ
JPH0223437Y2 (ja)
WO2004069558A1 (en) Pencil shaving device
JP3057303U (ja) 鉛筆削り具
US4140123A (en) Lancets
JP2006000604A (ja) 三次元曲線形状刃先のつめ切り
JP3070421U (ja) ナイフ
JP2005253946A (ja) 爪削り器
CN2102205U (zh) 削铅笔安全刀具
JPH0223434Y2 (ja)
JPH0223436Y2 (ja)
KR102569557B1 (ko) 기능성 안전 손톱깎이
JPH0223435Y2 (ja)
JPS5845654Y2 (ja) カツタ−
AU2018236846B2 (en) A biopsy device
DE4130580A1 (de) Rasiergeraet
JPH1057640A (ja) 紙等の中央部を裁断できるハサミ
WO2005092578A1 (en) Cutter apparatus