JPH0679584U - インキタンクの尾栓取付構造 - Google Patents

インキタンクの尾栓取付構造

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JPH0679584U
JPH0679584U JP2719993U JP2719993U JPH0679584U JP H0679584 U JPH0679584 U JP H0679584U JP 2719993 U JP2719993 U JP 2719993U JP 2719993 U JP2719993 U JP 2719993U JP H0679584 U JPH0679584 U JP H0679584U
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JP
Japan
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tail plug
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ink
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welding
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幹夫 小島
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パイロットプレシジョン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 インキペンあるいはインキカートリッジにお
けるインキタンク1に尾栓3を溶着によって気密に取り
付けるインキタンク1の尾栓取付構造。インキタンク1
の溶着部をテーパー部1Aと段部1Bで形成する。 【効果】 インキタンク1の段部1Bに尾栓3を当接し
てホーン2の前進を停止するので、インキタンク1ある
いは尾栓3の寸法がばらついても尾栓3の取付け位置が
変化せず、尾栓3をインキタンク1に確実に気密を有し
て溶着できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インキペンあるいはインキカートリッジにおけるインキタンクに溶 着により尾栓を気密に取り付けるインキタンクの尾栓取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は図7に示したように、インキタンク41の溶着部がテーパー部41Aに より形成されていた。この理由はインキタンク41に押圧される尾栓43の端部 を溶融しやすくする為である。しかも上記した従来のものは、ホーン2の位置を 管理することによってインキタンク41に取り付けられる尾栓43の溶着位置を 決定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って部品の寸法がばらつくと尾栓43の溶着位置が変化してしまい気密不良 が発生する恐れがあった。 本考案は、上記課題を解消したインキタンクの尾栓取付構造を提供することを 目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、インキペンあるいはインキカートリッジにおけるインキタンクに溶 着により尾栓を気密に取り付けるインキタンクの尾栓取付構造において、インキ タンクの溶着部をテーパー部と段部により形成したものである。
【0005】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示したもので、インキタンク1の後部内側にテーパー 部1Aと段部1Bからなる溶着部を形成する。次に、ホーン2により押圧された 尾栓3の外段部3Aを前記インキタンク1のテーパー部1Aに超音波振動を与え て当接し、外段部3Aを溶融して超音波溶着を行う。そして尾栓3の外段部3A がインキタンク1の段部1Bに当接することにより溶着パワーが急激に増加し、 ホーン2の前進が停止する。そして溶着時間を予め設定しておけば溶着が終了す る。従って、インキタンク1の溶着部を形成する段部1Bにより尾栓3の取付位 置を決定するのでインキタンク1あるいは尾栓3の寸法がばらついても尾栓3の 取付位置は変化せず、図2に示したように尾栓3の位置は常にインキタンク1の 段部1Bによって決定され、インキタンク1に尾栓3を確実に気密を有して溶着 することができる。
【0006】 図3は本考案の他の実施例を示したもので、インキタンク11の後部外側にテ ーパー部11Aと段部11Bからなる溶着部を形成したものである。そしてホー ン2により超音波振動を与えて押圧された尾栓13の外側端部13Bをテーパー 部11Aに当接し、外側端部13Bを溶融して超音波溶着を行う。そして尾栓1 3の外側端部13Bをインキタンク11の段部11Bに当接させてホーン2の前 進を停止させるものである。従って、図4に示したように尾栓13の位置は常に インキタンク11の段部11Bによって決定され、インキタンク11に尾栓13 を確実に気密を有して溶着することができる。
【0007】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、図5に示したように尾栓 23の溶着部をテーパー部23Cと段部23Dにより形成し、テーパー部23C をインキタンク21の内段部21Cに押圧して内段部21Cを溶融し溶着しても よいし、図6に示したように尾栓33の外側に設けた溶着部をテーパー部33C と段部33Dにより形成し、インキタンク31の外段部31Dに押圧して溶着し てもよい。
【0008】
【考案の効果】
以上説明した本考案のインキタンクの尾栓取付構造は、インキタンクの段部に 尾栓を当接することによりホーンの前進を停止するので、インキタンクあるいは 尾栓の寸法がばらついても尾栓の取付け位置が変化せず、インキタンクに尾栓を 確実に気密を有して溶着できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるインキタンクに尾栓を取り付け
る状態を示す主要部断面図である。
【図2】図1の実施例におけるインキタンクに尾栓を取
り付けたインキペンを示す部分断面図である。
【図3】本考案の他の実施例におけるインキタンクに尾
栓を取り付ける状態を示す主要部断面図である。
【図4】図3の実施例におけるインキタンクに尾栓を取
り付けたインキペンを示す主要部断面図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例におけるインキタン
クに尾栓を取り付ける状態を示す主要部断面図である。
【図6】本考案のさらに他の実施例におけるインキタン
クに尾栓を取り付ける状態を示す主要部断面図である。
【図7】従来のインキタンクに尾栓を取り付ける状態を
示す主要部断面図である。
【符号の説明】
1 インキタンク 1A インキタンク1のテーパー部 1B インキタンク1の段部 3 尾栓 11 インキタンク 11A インキタンク11のテーパー部 11B インキタンク11の段部 13 尾栓 21 インキタンク 23 尾栓 23C インキタンク23のテーパー部 23D インキタンク23の段部 31 インキタンク 33 尾栓 33C 尾栓33のテーパー部 33D 尾栓33の段部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキペンあるいはインキカートリッジ
    におけるインキタンクに尾栓を溶着によって気密に取り
    付けるインキタンクの尾栓取付構造において、インキタ
    ンクの溶着部をテーパー部と段部により形成したことを
    特徴とするインキタンクの尾栓取付構造。
  2. 【請求項2】 インキペンあるいはインキカートリッジ
    におけるインキタンクに尾栓を溶着によって気密に取り
    付けるインキタンクの尾栓取付構造において、尾栓の溶
    着部をテーパー部と段部により形成したことを特徴とす
    るインキタンクの尾栓取付構造。
JP1993027199U 1993-04-27 1993-04-27 インキタンクの尾栓取付構造 Expired - Lifetime JP2588005Y2 (ja)

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JPH0679584U true JPH0679584U (ja) 1994-11-08
JP2588005Y2 JP2588005Y2 (ja) 1999-01-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000921A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Pentel Corp 内容物を配置した容器

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JP2013000921A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Pentel Corp 内容物を配置した容器

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JP2588005Y2 (ja) 1999-01-06

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