JPH0679574U - 心電図記録紙保存台紙 - Google Patents

心電図記録紙保存台紙

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JPH0679574U
JPH0679574U JP2501093U JP2501093U JPH0679574U JP H0679574 U JPH0679574 U JP H0679574U JP 2501093 U JP2501093 U JP 2501093U JP 2501093 U JP2501093 U JP 2501093U JP H0679574 U JPH0679574 U JP H0679574U
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JP2501093U
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English (en)
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良男 別府
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良男 別府
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙を貼付する際に一枚一枚記録紙もしく
は台紙に糊を塗布する煩わしさから解放され、よって糊
等のはみ出しや接着部分の形崩れ等の問題を生ずること
がない心電図記録紙保存台紙を提供することにある。 【構成】 表表紙と裏表紙とを連続化した矩形状の見開
き型心電図記録紙保存台紙1であって、個人の複数の心
電図の記録紙2が貼付できるように横線3で等間隔に仕
切られた複数の記録紙貼付領域を見開いたときの左右両
頁に有する心電図記録紙保存台紙1において、上記記録
紙貼付領域の一部に、剥離紙を有する粘着部4が存在す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、表表紙と裏表紙とを連続化した矩形状の見開き型心電図記録紙保存 台紙であって、個人の複数の心電図の記録紙が貼付できるように横線で等間隔に 仕切られた複数の記録紙貼付領域を有する心電図記録紙保存台紙に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
心電計を用いて心臓の活動によって起こる電流を記録した心電図を採る場合、 患者の四肢に四か所、胸部に六か所、計十か所に電極を取り付け、その内の任意 複数の電極を選択し、その電極の間の電位差を測定する。それを通常、「誘導」 と称し、一人の患者について一回に12の誘導について記録する必要がある。
【0003】 一方、かかる誘導を記録する心電計には種々のものがあり、あるものは一度に 1誘導しか記録できない。これは1チャンネルの心電計と称されるが、これを使 用する場合、12誘導を記録するために心電計のスイッチを次々に切り換えてい く必要がある。すなわち、一人の患者の記録は一枚の細長い記録紙に連続して記 録されていくことになる。従って、かかる記録紙を保存するには、各誘導の境で 記録紙を切断し、その後に一枚づつ心電図記録紙保存台紙の各記録紙貼付領域に 糊等により貼り付けていかなければならない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
心電計の機種によっては2チャンネルや3チャンネルあるいは6チャンネルを 一度に記録するものも存在するが、いずれにしても記録紙を台紙に一枚一枚貼り 付ける作業は手間がかかり、煩わしい作業である。また、糊がはみ出したりした 場合には体裁が悪いのみならず、心電図記録紙保存台紙をその後に開こうとした ときに、開くことができなくなってしまう等の問題を引き起こし、このような場 合に無理に開くと記録紙の破損を招きかねないという問題があった。
【0005】 一方、誘導の切り換えは、ある誘導を何秒間か記録した後、自動的に行われる ことが大部分であるが、各誘導の記録時間は機種によって異なる。すなわち、貼 り付ける記録紙の長さは必ずしも一定とは限らない。従って、これまでは貼り付 ける記録紙の長さに応じて糊の量および糊を塗布する箇所を調整しなければなら なかった。
【0006】 そこで、本考案の目的は、上記問題点を解決し、記録紙を貼付する際に一枚一 枚記録紙もしくは台紙に糊を塗布する煩わしさから解放され、よって糊等のはみ 出しや接着部分の形崩れ等の問題を生ずることがない心電図記録紙保存台紙を提 供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の心電図記録紙保存台紙は、表表紙と裏表 紙とを連続化した矩形状の見開き型であって、個人の複数の心電図の記録紙が貼 付できるように横線で等間隔に仕切られた複数の記録紙貼付領域を見開いたとき の左右両頁に有する心電図記録紙保存台紙において、上記記録紙貼付領域の一部 に、剥離紙を有する粘着部が存在することを特徴とするものである。
【0008】 上記剥離紙を有する粘着部は、記録紙の折れ曲がり防止等の観点から上記各記 録紙貼付領域の左端だけでなく、左端とそれ以外の箇所の二か所に設けることが 好ましい。
【0009】 かかる剥離紙を有する粘着部の形状および大きさは特に限定されるべきもので はなく、各記録紙貼付領域の一部に円形状にもしくは矩形状に設けることができ る。また、粘着糊の種類も特に制限されるべきものではなく、一度接着した記録 紙が剥れない様な種類のものなら如何なる種類のものでもよい。
【0010】 一方、心電図記録紙保存台紙を二つ折りに閉じたときに一方の頁における上記 粘着部に対向する他方の頁上に、ビニール等のコーティング処理を施す等によっ て直接紙面上に剥離紙としての機能を持たせた、いわゆる剥離紙領域を設けるこ とができる。
【0011】 また、両頁の記録紙貼付領域の左端以外の箇所に設ける粘着部は、例えば今日 広く使用されている「ポスト・イット」(住友スリーエム(株)の登録商標)に 使用されている如き仮止め粘着剤により形成された粘着部(以下「仮止め粘着部 」と称する)とすることが好ましい。
【0012】
【作用】
本考案の作用を好適例に基づき図1〜2に従い説明する。
【0013】 本考案の一好適例においては、図1に示すように、二つ折りにされた心電図記 録紙保存台紙1を開くと、一方の頁の粘着部4と、これと対向する他方の頁上に 形成された剥離紙領域6とが引き離され、両頁の粘着部4が同時に露出される。 また、この例では、両頁の記録紙貼付領域の略中央部に、仮止め粘着部5が形成 されているが、これら仮止め粘着部も台紙1を開くと同時に引き離され、仮止め 粘着部5が露出される。かかる仮止め粘着部5は上述のように粘着部4に比べる と粘着力が小さいが、記録紙2を接着させるための本来の機能は粘着部4が十分 に有するため、該仮止め粘着部5は記録紙2の折れ曲がり防止としての一時的な 接着力を有すれば十分である。
【0014】 上述のように、二つ折りになっている台紙1は、粘着部4は剥離領域6に、ま た仮止め粘着部5は同じく仮止め粘着部5に面しているために、容易に開くこと ができる。
【0015】 図2に示す一好適例においては、図1の場合と同様に、心電図記録紙保存台紙 1に矩形状の粘着部4と、剥離紙領域6と、仮止め粘着部5とが形成されており 、心電図記録紙保存台紙1を二つ折りに閉じたときに剥離紙領域6が粘着部4を 完全に覆うようになっている。また、台紙1を見開いたときの左頁における剥離 紙領域6の直左側に、例えばミシン目のような筋7が設けられており、台紙1を 開いたときに、容易にその部分で台紙1が折れ曲がるようになっている。
【0016】 台紙1を開く場合、表表紙をすべて開いてしまわずに、先ず、図2の(b)に 示すように一旦筋7のところで表表紙が折れ曲がった状態にする。この状態は右 頁の粘着部4と左頁の剥離紙領域6とが未だ接着状態にあり、この接着状態があ る程度の粘着力で保持されるので、かかる状態が容易に維持されることになる。
【0017】 次いで、この状態で記録紙を台紙1に張り付ける。張り付ける場合、先ず位置 決めをすることが大切である。そこで先ず、記録紙を左頁の仮止め粘着部5の部 分に張り付け、修正しつつ、正しい位置にしてから、記録紙の左端を粘着部4に 張り付ける。この場合、右頁の粘着部4は露出されていないので、記録紙が誤っ てかかる粘着部に張り付いてしまう心配はない。
【0018】 記録紙の長さは必ずしも一定ではないが、記録紙の左端は左頁の粘着部4の部 分で強固に台紙1に固着され、また記録紙の略中央部は仮止め粘着部5によって 台紙1に固着される。仮に記録紙が短く、仮止め粘着部5の部分が一部露出して いたとしても、その糊の性質から、何ら差し支えない。
【0019】 上述のようにして見開きの左頁に記録紙を張り終えたら、台紙1の左右両頁の 側縁部を持って外側に引き、右頁の粘着部4から剥離紙領域6を剥して、台紙1 を完全に見開き状態とする。しかる後、右頁に記録紙を左頁の場合と同様にして 張り付ける。
【0020】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に基づきより詳細に説明する。実施例1 本実施例を図1に基づき説明する。 心電図記録紙保存台紙1には夫々の頁に、番号の直右側に約1cm程度の幅を 有しかつ心電図記録紙保存台紙1の縦幅より若干短い長さのテープ状の粘着部4 と、該粘着部と同じ大きさの剥離紙領域6とが形成されており、心電図記録紙保 存台紙1を二つ折りに閉じたときには両頁の粘着部4と剥離紙領域6とが完全に 重なり合う位置関係にある。
【0021】 また、この例では、横線3で仕切られた記録紙貼付領域の略中央部に、仮止め 粘着部5が形成されている。
【0022】実施例2 本実施例を図2の(a)および(b)に基づき説明する。 図2の(a)に示すように、本実施例の心電図記録紙保存台紙1においては、 横線3で仕切られた記録紙貼付領域内であって番号の直右側に矩形状の粘着部4 と、心電図記録紙保存台紙1を二つ折りに閉じたときにこの粘着部4を完全に覆 うテープ状の剥離紙領域6とが形成されている。また、実施例1の場合と同様に 、横線3で仕切られた記録紙貼付領域の略中央部に、横長の仮止め粘着部5が形 成されている。
【0023】 またこの例では、台紙1の左頁におけるの剥離紙領域6の直左側に該剥離紙領 域に沿って筋が設けられており、表表紙を開いたときに、台紙1が容易にその部 分で折れ曲がるようになっている。
【0024】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の心電図記録紙保存台紙においては、記録紙 貼付領域の一部に、剥離紙もしくは剥離紙として機能する領域を他方の頁に有す る粘着部が存在することにより、記録紙を貼付する際に糊等の使用に伴う煩わし さから解放され、また糊等のはみ出しや接着部分の形崩れ、変色等の問題を生ず ることがなく、より簡単に、しかも効果的に記録紙を貼付することが可能である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例心電図記録紙保存台紙の斜視図で
ある。
【図2】(a)は、本考案の他の一例心電図記録紙保存
台紙の斜視図である。(b)は、上記(a)の心電図記
録紙保存台紙の断面図である。
【符号の説明】
1 心電図記録紙保存台 2 記録紙 3 横線 4 粘着部 5 仮止め粘着部 6 剥離紙 7 筋

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表表紙と裏表紙とを連続化した矩形状の
    見開き型心電図記録紙保存台紙であって、個人の複数の
    心電図の記録紙が貼付できるように横線で等間隔に仕切
    られた複数の記録紙貼付領域を見開いたときの左右両頁
    に有する心電図記録紙保存台紙において、上記記録紙貼
    付領域の一部に、剥離紙を有する粘着部が存在すること
    を特徴とする心電図記録紙保存台紙。
  2. 【請求項2】 上記粘着部が、上記各記録紙貼付領域の
    左端のみ、または左端とそれ以外の箇所の二か所に存在
    する請求項1記載の心電図記録紙保存台紙。
  3. 【請求項3】 両頁の各記録紙貼付領域の左端以外に存
    在する粘着部が、剥離紙を要しない仮止め粘着部である
    請求項2記載の心電図記録紙保存台紙。
  4. 【請求項4】 上記剥離紙が、心電図記録紙保存台紙を
    二つ折りに閉じたときに一方の頁における上記粘着部に
    対向する他方の頁上に剥離紙領域として直接形成されて
    いる請求項1記載の心電図記録紙保存台紙。
  5. 【請求項5】 心電図記録紙保存台紙を見開いたときの
    左頁に形成された剥離紙領域の直左側に該剥離紙領域に
    平行に筋が設けられている請求項4記載の心電図記録紙
    保存台紙。
JP2501093U 1993-04-16 1993-04-16 心電図記録紙保存台紙 Pending JPH0679574U (ja)

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JP2501093U JPH0679574U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 心電図記録紙保存台紙

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JP2501093U JPH0679574U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 心電図記録紙保存台紙

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JPH0679574U true JPH0679574U (ja) 1994-11-08

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ID=12153960

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224067A (ja) * 2001-02-02 2002-08-13 Fukuda Denshi Co Ltd 心電図情報処理装置及び心電図情報の出力制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224067A (ja) * 2001-02-02 2002-08-13 Fukuda Denshi Co Ltd 心電図情報処理装置及び心電図情報の出力制御方法

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