JPH0679317U - 袋 物 - Google Patents

袋 物

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JPH0679317U
JPH0679317U JP2300093U JP2300093U JPH0679317U JP H0679317 U JPH0679317 U JP H0679317U JP 2300093 U JP2300093 U JP 2300093U JP 2300093 U JP2300093 U JP 2300093U JP H0679317 U JPH0679317 U JP H0679317U
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opening
fastener
pseudo
bag
closable
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JP2300093U
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JP2500598Y2 (ja
Inventor
修一郎 川口
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株式会社丸信バッグ工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抜き取り盗難に対して、抜き取り難い抑止力
を有するものにすること。 【構成】 収容部の開口部をファスナーで開閉自在に形
成すると共に、この開口部の外側または内側にファスナ
ーで開閉自在な開口部を形成し、収容部側の開口部に対
して外側の開口部が擬開口部である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ウエストバッグ、ボストンバッグ、ショルダーバッグ等の袋物に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来の例えばウエストバッグの場合、外側面の開口部をファスナーで開閉自在 に形成してあり、ファスナーを開け閉め操作して、収容部に物を出し入れ可能に してある。
【0003】 ところで、抜き取り等の盗難に対しては、収容部の開口部が一つで、同開口部 のファスナーを開ける一操作で開口してしまうため、抜き取られ易いという構造 上の問題がある。また、開口部が閉じた状態にファスナーを錠でロック可能にし てあるものでも、キー操作が面倒である等の理由により、錠をかけないで使用す るのが殆どで、結局、抜き取られ易いという問題がある。
【0004】 そして、このような盗難に対処するには、現状では、本人が精々気を付ける程 度の方策しかなく、袋物としての構造的な解決が望まれていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、開口部を開口するためのファスナーの開け操作が容 易で、抜き取り盗難を阻止する抑止力が殆どないに等しいという点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の袋物では、収容部の開口部をファスナーで開閉自在に形成すると共に 、この開口部の外側または内側にファスナーで開閉自在な開口部を形成し、収容 部側の開口部に対して外側の開口部が擬開口部であることを特徴とする。
【0007】 また、前記擬開口部におけるファスナーの一部を、開口部のファスナーと非平 行状に配設してあることを特徴とする。
【0008】
【作用】
収容部の開口部をファスナーで開閉自在に形成すると共に、この開口部の外側 または内側にファスナーで開閉自在な開口部を形成し、収容部側の開口部に対し て外側の開口部を擬開口部としてあるため、収容部に物を出し入れするには、擬 開口部のファスナーの開け操作と、開口部のファスナーの開け操作との二操作を 必要とし、擬開口部のファスナーを開け操作しただけでは、収容部への出し入れ が不可能で、悪意の抜き取りを止めさせたりする等の抑止力として働いて、抜き 取り盗難の防止に有効である。
【0009】 前記擬開口部におけるファスナーの一部を、開口部のファスナーと非平行状に 配設してあるため、擬開口部を閉じた状態で、開口部の形態から擬開口部の形態 に変化させることができ、外観のデザインを二通りに変化させて使い分けするこ とができる。
【0010】
【実施例】
図1乃至図3には本考案の袋物としてウエストバッグの一実施例を例示してお り、1は収容部、2はバンドであり、収容部1は外側面1aに擬開口部3をファス ナー4で開閉自在に形成すると共に、この擬開口部3の内側には開口部5をファ スナー6で開閉自在に形成してある。
【0011】 擬開口部3のファスナー4の開け方向は図面上で左方向に、開口部5のファス ナー6の開け方向は図面上で右方向にしてある。
【0012】 これにより、擬開口部3のファスナー4を開け操作しただけでは、収容部1へ の出し入れが不可能であるため、悪意の抜き取りを止めさせたりする等の抑止力 として働いて、抜き取り盗難の防止に有効である。
【0013】 さらに、擬開口部3のファスナー4の開け方向と、開口部5のファスナー6の 開け方向を、相反する方向にしてあるため、擬開口部3を途中まで開け操作して も、開口部5のファスナー6が出ないので開け操作できず、抑止力が高い。そし て、本人が開け閉めする際には、擬開口部3を最後まで開け操作した状態で、開 口部5のファスナー6が出るため、同端側から引き続き開け操作して開口部5を 開口することができるし、閉じる時には、逆に閉じ操作して、開口部5そして擬 開口部3をスムーズに閉じることができる。
【0014】 図4乃至図7には本考案の袋物としてボストンバッグの一実施例を例示してお り、1は収容部、7は手提げ部であり、収容部1は上面1bに開口部5をファスナ ー6で開閉自在に形成すると共に、この開口部5の外側の外側面1aには擬開口部 3をファスナー4で開閉自在に形成してある。
【0015】 擬開口部3におけるファスナー4は、開口部5のファスナー6途中部分と平行 状の中央部4aと、同中央部4aから斜め下方に向けて傾斜状の端部4bとで構成して あり、この擬開口部3の閉じ時には、開口部5が二重に閉じられると同時に、収 容部1における上面の両端部が斜面状に形態変化するようにしてある。
【0016】 擬開口部3のファスナー4の開け方向は図面上で左方向に、開口部5のファス ナー6の開け方向は図面上で右方向にしてある。
【0017】 これにより、前記ウエストバッグと同様の効果があり、さらに、擬開口部3に おけるファスナー4を、開口部5のファスナー6途中部分と平行状の中央部4aと 、同中央部4aから斜め下方に向けて傾斜状の端部4bとで構成してあるため、擬開 口部3を閉じた状態で、開口部5の形態から擬開口部3の形態すなわち収容部1 上面の両端部が斜面状のものに変化させることができ、外観のデザインを二通り に変化させて使い分けすることができる。
【0018】
【考案の効果】
A.請求項1により、収容部の開口部をファスナーで開閉自在に形成すると共 に、この開口部の外側または内側にファスナーで開閉自在な開口部を形成し、収 容部側の開口部に対して外側の開口部を擬開口部としてあるため、収容部に物を 出し入れするには、擬開口部のファスナーの開け操作と、開口部のファスナーの 開け操作との二操作を必要とし、擬開口部のファスナーを開け操作しただけでは 、収容部への出し入れが不可能で、悪意の抜き取りを止めさせたりする等の抑止 力として働いて、抜き取り盗難の防止に有効である。
【0019】 B.請求項2により、擬開口部におけるファスナーの一部を、開口部のファス ナーと非平行状に配設してあるため、擬開口部を閉じた状態で、開口部の形態か ら擬開口部の形態に変化させることができ、外観のデザインを二通りに変化させ て使い分けすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の袋物としてのウエストバッグの一実
施例を例示した側面図。
【図2】 要部の部分拡大正面図で擬開口部を開口した
状態を示す。
【図3】 要部の部分拡大縦断面図で擬開口部および開
口部を開口した状態を示す。
【図4】 本考案の袋物としてボストンバッグの一実施
例を例示した斜視図。
【図5】 図4の拡大縦断面図。
【図6】 擬開口部を開口した状態の斜視図。
【図7】 図6の拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 収容部 1a 収容部の外側面 1b 収容部の上面 2 バンド 3 擬開口部 4,6 ファスナー 4a ファスナーの中央部 4b ファスナーの端部 5 開口部 7 手提げ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容部の開口部をファスナーで開閉自在
    に形成すると共に、この開口部の外側または内側にファ
    スナーで開閉自在な開口部を形成し、収容部側の開口部
    に対して外側の開口部が擬開口部であることを特徴とす
    る袋物。
  2. 【請求項2】 前記擬開口部におけるファスナーの一部
    を、開口部のファスナーと非平行状に配設してあること
    を特徴とする請求項1記載の袋物。
JP1993023000U 1993-04-30 1993-04-30 袋 物 Expired - Fee Related JP2500598Y2 (ja)

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JP2500598Y2 JP2500598Y2 (ja) 1996-06-05

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622013U (ja) * 1979-07-28 1981-02-27
JPS60140424U (ja) * 1983-07-02 1985-09-17 戸塚物産株式会社 レジヤ−用肩掛式かばん

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622013U (ja) * 1979-07-28 1981-02-27
JPS60140424U (ja) * 1983-07-02 1985-09-17 戸塚物産株式会社 レジヤ−用肩掛式かばん

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JP2500598Y2 (ja) 1996-06-05

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