JPH0678021A - トランスポートプロトコルマシン実装方式 - Google Patents
トランスポートプロトコルマシン実装方式Info
- Publication number
- JPH0678021A JPH0678021A JP4128383A JP12838392A JPH0678021A JP H0678021 A JPH0678021 A JP H0678021A JP 4128383 A JP4128383 A JP 4128383A JP 12838392 A JP12838392 A JP 12838392A JP H0678021 A JPH0678021 A JP H0678021A
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- JP
- Japan
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- transport
- execution number
- processing
- execution
- transport protocol
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Abstract
(57)【要約】
【目的】トランスポートの状態遷移表における各処理に
実行番号を与え、各処理を番号毎に閉じたものとし、ト
ランスポート内部のトレース情報を取ることにより、開
発/保守の効率化を図る。 【構成】トランスポートコネクションの制御情報を格納
するトランスポートコネクション制御構造体1と、トラ
ンスポートコネクションの状態とセション/ネットワー
クからの受信イベントによりトランスポートの処理内容
を決定しその時の各情報をトレース領域に書き込む実行
番号決定部2と、実行番号で表されるトランスポートプ
ロトコル実行部3から構成されている。
実行番号を与え、各処理を番号毎に閉じたものとし、ト
ランスポート内部のトレース情報を取ることにより、開
発/保守の効率化を図る。 【構成】トランスポートコネクションの制御情報を格納
するトランスポートコネクション制御構造体1と、トラ
ンスポートコネクションの状態とセション/ネットワー
クからの受信イベントによりトランスポートの処理内容
を決定しその時の各情報をトレース領域に書き込む実行
番号決定部2と、実行番号で表されるトランスポートプ
ロトコル実行部3から構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトランスポートプロトコ
ルマシンの実装方式、特に、状態遷移表に割り当てた実
行番号により、トランスポートプロトコル実行部の処理
内容を決定することができ、障害発生時には容易に発生
箇所を判断できるトランスポートプロトコルマシンの実
装方式に関する。
ルマシンの実装方式、特に、状態遷移表に割り当てた実
行番号により、トランスポートプロトコル実行部の処理
内容を決定することができ、障害発生時には容易に発生
箇所を判断できるトランスポートプロトコルマシンの実
装方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランスポートプロトコルマシン
の実装方式は、状態遷移表における前部の処理を一つの
モジュールにて行っていた。又、トランスポート内部の
処理に対するトレース機能を備えていなかった。
の実装方式は、状態遷移表における前部の処理を一つの
モジュールにて行っていた。又、トランスポート内部の
処理に対するトレース機能を備えていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトラン
スポートプトロコルマシン実装方式では、モジュール構
成が状態遷移表の1マス単位に分割されていなかった為
に、ある一つのトランスポートコネクションの状態の追
加/削除、又ある一つの受信イベントの追加/削除等の
改造を行う時でも、トランスポートプロトコルマシン全
体で処理を調査/検討しなければならず、時間が多くか
かってしまうという欠点がある。また、障害発生におけ
る解析は、回線上のトレース情報により行わなければな
らず、トランスポートプロトコルマシンのどの部分で障
害が起きたかの判別するのに時間が多くかかってしまう
という欠点がある。
スポートプトロコルマシン実装方式では、モジュール構
成が状態遷移表の1マス単位に分割されていなかった為
に、ある一つのトランスポートコネクションの状態の追
加/削除、又ある一つの受信イベントの追加/削除等の
改造を行う時でも、トランスポートプロトコルマシン全
体で処理を調査/検討しなければならず、時間が多くか
かってしまうという欠点がある。また、障害発生におけ
る解析は、回線上のトレース情報により行わなければな
らず、トランスポートプロトコルマシンのどの部分で障
害が起きたかの判別するのに時間が多くかかってしまう
という欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のトランスポート
プロトコルマシン実装方式は、トランスポートコネクシ
ョンを制御する為の様々な情報を格納するトランスポー
トコネクション制御構造体と、トランスポートコネクシ
ョンの状態とセション層又はネットワーク層からの受信
イベントにより、トランスポート層の処理内容を決定
し、その時の各情報(トランスポートコネクション識別
子,トランスポートコネクションの状態,受信イベン
ト,実行番号)を編集してトレース領域に書き込む実行
番号決定部と、実行番号で表される状態遷移表の1マス
毎に閉じたトランスポートプロトコル実行部とを有す
る。
プロトコルマシン実装方式は、トランスポートコネクシ
ョンを制御する為の様々な情報を格納するトランスポー
トコネクション制御構造体と、トランスポートコネクシ
ョンの状態とセション層又はネットワーク層からの受信
イベントにより、トランスポート層の処理内容を決定
し、その時の各情報(トランスポートコネクション識別
子,トランスポートコネクションの状態,受信イベン
ト,実行番号)を編集してトレース領域に書き込む実行
番号決定部と、実行番号で表される状態遷移表の1マス
毎に閉じたトランスポートプロトコル実行部とを有す
る。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を示す模式図であ
る。トランスポートコネクション制御構造体1には、各
トランスポートコネクションを制御する為の様々な情報
が格納されている。例えば、“トランスポートコネクシ
ョンの状態”,トランスポートコネクション識別子”,
“トランスポートコネクションを使用するトランスポー
トサービス利用者ジョブのジョブ番号”等の情報が格納
されている。実行番号決定部2は、セション制御構造体
1の中のトランスポートコネクションの状態と受信イベ
ントの種類により、トランスポート層として処理すべき
内容の実行番号を決定し、その時の各情報(トランスポ
ートコネクション識別子,トランスポートコネクション
の状態,受信イベント,実行番号)を編集しトレース領
域に書き込んでから、実行番号をトランスポートプロト
コル実行部3に通知する。トランスポートプロトコル実
行部3は、通知された実行番号の処理を行う。各番号の
処理は、番号毎に閉じており、他の番号の処理に対し影
響を及ぼさない。
る。トランスポートコネクション制御構造体1には、各
トランスポートコネクションを制御する為の様々な情報
が格納されている。例えば、“トランスポートコネクシ
ョンの状態”,トランスポートコネクション識別子”,
“トランスポートコネクションを使用するトランスポー
トサービス利用者ジョブのジョブ番号”等の情報が格納
されている。実行番号決定部2は、セション制御構造体
1の中のトランスポートコネクションの状態と受信イベ
ントの種類により、トランスポート層として処理すべき
内容の実行番号を決定し、その時の各情報(トランスポ
ートコネクション識別子,トランスポートコネクション
の状態,受信イベント,実行番号)を編集しトレース領
域に書き込んでから、実行番号をトランスポートプロト
コル実行部3に通知する。トランスポートプロトコル実
行部3は、通知された実行番号の処理を行う。各番号の
処理は、番号毎に閉じており、他の番号の処理に対し影
響を及ぼさない。
【0007】図2(a),(b)は実行番号決定するた
めの方式を示す図である。
めの方式を示す図である。
【0008】 イベント識別子“E0”x OR 状態識別子“00”x → “E0”x (式1) “E0”x …… CR−TPDUイベント識別子 “00”x …… トランスポートコネクション解放済
み状態識別子 イベント識別子“04”x / 2x * 10x → “20”x (式2) “04”x …… T−CONreqイベント識別子 式1の結果“20”x OR 状態識別子“04”x → “24”x (式3) “04”x …… トランスポートコネクション設定済
み状態識別子 変換番号を算出する為の式1,式2,式3,及び変換番
号から実行番号を得る為の実行番号変換テーブル4/5
は、イベントの種別(セション層からの要求イベント
か、ネットワーク層からの受信イベントか)により別々
に定める。
み状態識別子 イベント識別子“04”x / 2x * 10x → “20”x (式2) “04”x …… T−CONreqイベント識別子 式1の結果“20”x OR 状態識別子“04”x → “24”x (式3) “04”x …… トランスポートコネクション設定済
み状態識別子 変換番号を算出する為の式1,式2,式3,及び変換番
号から実行番号を得る為の実行番号変換テーブル4/5
は、イベントの種別(セション層からの要求イベント
か、ネットワーク層からの受信イベントか)により別々
に定める。
【0009】図3は実行番号決定部2により編集された
トレース情報を表す図である。次にネットワーク層より
イベントを受信した時の具体例を挙げて説明する。実行
番号決定部2は、トランスポートコネクションの状態が
CLOSED(トランスポートコネクション開放済み,
識別子=“00”x)の時に、ネットワーク層よりCR
−TPDU(接続要求トランスポートプロトコルデータ
ユニット,イベント識別子=“E0”x)を受信する
と、図2の式1より変換番号“E0”xを算出し、変換
番号と実行番号変換テーブル4とを用いて“26”xと
いう実行番号を得る。これをトランスポートプロトコル
実行部3に通知する。また、図3の(1)に示す様に各
情報を編集し、トレース領域に書き込む。
トレース情報を表す図である。次にネットワーク層より
イベントを受信した時の具体例を挙げて説明する。実行
番号決定部2は、トランスポートコネクションの状態が
CLOSED(トランスポートコネクション開放済み,
識別子=“00”x)の時に、ネットワーク層よりCR
−TPDU(接続要求トランスポートプロトコルデータ
ユニット,イベント識別子=“E0”x)を受信する
と、図2の式1より変換番号“E0”xを算出し、変換
番号と実行番号変換テーブル4とを用いて“26”xと
いう実行番号を得る。これをトランスポートプロトコル
実行部3に通知する。また、図3の(1)に示す様に各
情報を編集し、トレース領域に書き込む。
【0010】トランスポートプロトコル実行部3は、実
行番号“26”xの処理を行い制御をネットワークに返
す。次にセション層より要求イベントを受信した時の具
体例を挙げて説明する。実行番号決定部2は、トランス
ポートコネクションの状態がOPEN(トランスポート
コネクション設定済み,状態識別子=“04”x)の時
に、セション層よりT−DATAreq(データ転送要
求イベント,イベント識別子=“04”x)を受信する
と、図2の式2,式3より変換番号“24”xを算出
し、変換番号と実行番号変換テーブル5とを用いて“0
3”xという実行番号を得る。これをトランスポートプ
ロトコル実行部3に通知する。また、図3の(2)に示
す様に各情報を編集し、トレース領域に書き込む。トラ
ンスポートプロトコル実行部3は、実行番号“03”x
の処理を行い、処理結果をセション層に送信する。
行番号“26”xの処理を行い制御をネットワークに返
す。次にセション層より要求イベントを受信した時の具
体例を挙げて説明する。実行番号決定部2は、トランス
ポートコネクションの状態がOPEN(トランスポート
コネクション設定済み,状態識別子=“04”x)の時
に、セション層よりT−DATAreq(データ転送要
求イベント,イベント識別子=“04”x)を受信する
と、図2の式2,式3より変換番号“24”xを算出
し、変換番号と実行番号変換テーブル5とを用いて“0
3”xという実行番号を得る。これをトランスポートプ
ロトコル実行部3に通知する。また、図3の(2)に示
す様に各情報を編集し、トレース領域に書き込む。トラ
ンスポートプロトコル実行部3は、実行番号“03”x
の処理を行い、処理結果をセション層に送信する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、トランス
ポートコネクション制御構造体と実行番号決定部とトラ
ンスポートプロトコル実行部とを用いて、トランスポー
トプロトコルマシンを状態遷移表の1マス単位のモジュ
ール構成で実装することにより、トランスポートコネク
ションの状態の追加/削除、又は受信イベントの追加/
削除などの改造を実行番号で表されるモジュール単位に
容易に行うことができる。また、実行番号決定部内のト
レース情報により、障害の解析を容易に行うことができ
るという効果がある。
ポートコネクション制御構造体と実行番号決定部とトラ
ンスポートプロトコル実行部とを用いて、トランスポー
トプロトコルマシンを状態遷移表の1マス単位のモジュ
ール構成で実装することにより、トランスポートコネク
ションの状態の追加/削除、又は受信イベントの追加/
削除などの改造を実行番号で表されるモジュール単位に
容易に行うことができる。また、実行番号決定部内のト
レース情報により、障害の解析を容易に行うことができ
るという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】(a),(b)は図1の実行番号決定部2にお
ける実行番号の算出方式を示す図である。
ける実行番号の算出方式を示す図である。
【図3】図1の実行番号決定部2内のトレース情報を示
す図である。
す図である。
1 トランスポートコネクション制御構造体 2 実行番号決定部 3 トランスポートプロトコル実行部 4 ネットワーク層からの受信イベントに対する実行
番号変換テーブル 5 セション層からの要求イベントに対する実行番号
変換テーブル 6 トレース情報
番号変換テーブル 5 セション層からの要求イベントに対する実行番号
変換テーブル 6 トレース情報
Claims (1)
- 【請求項1】 OSI第4層トランスポート層における
通信規約(トランスポートプロトコル)に基づき、デー
タの送受信を行い処理するトランスポートプロトコルマ
シンの実装方式において、トランスポートコネクション
を制御する為の様々な情報を格納するトランスポートコ
ネクション制御構造体と、トランスポートコネクション
制御構造体中のトランスポートコネクションの状態と、
セション層又はネットワーク層からの受信イベントによ
り、トランスポートの処理内容を決定し、その時の各情
報(トランスポートコネクション識別子,トランスポー
トコネクションの状態,受信イベント,実行番号)を編
集してトレース領域に書き込む実行番号決定部と、実行
番号毎にトランスポート層の処理を分割して実行するト
ランスポートプロトコル実行部とを含むことを特徴とす
るトランスポートプロトコルマシン実装方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128383A JPH0678021A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | トランスポートプロトコルマシン実装方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128383A JPH0678021A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | トランスポートプロトコルマシン実装方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678021A true JPH0678021A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=14983462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4128383A Pending JPH0678021A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | トランスポートプロトコルマシン実装方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678021A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014115264A1 (ja) * | 2013-01-23 | 2014-07-31 | 富士通株式会社 | トレース方法、プログラムおよび情報処理装置 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP4128383A patent/JPH0678021A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014115264A1 (ja) * | 2013-01-23 | 2014-07-31 | 富士通株式会社 | トレース方法、プログラムおよび情報処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981013 |