JPH0677850U - 塗装ロボット用ティーチング治具 - Google Patents
塗装ロボット用ティーチング治具Info
- Publication number
- JPH0677850U JPH0677850U JP1641893U JP1641893U JPH0677850U JP H0677850 U JPH0677850 U JP H0677850U JP 1641893 U JP1641893 U JP 1641893U JP 1641893 U JP1641893 U JP 1641893U JP H0677850 U JPH0677850 U JP H0677850U
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- JP
- Japan
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- teaching
- jig
- painting
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- robot
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- Withdrawn
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、例えば自動車の塗装工程に使用さ
れる塗装ロボットのハンドリングを、塗装を一切伴わな
いオフラインティーチングブースで事前に教示をする際
のティーチング治具の改良に関する。 【構成】 ロボットアーム2の塗装ガン3に着脱可能な
取付具4と、この取付具4に取り付けられる照明具5を
備えたティーチング治具1を設け、照明具5の照射幅を
塗装ガンの塗装パターンと見立ててティーチングする。
そして、この照明具5の照明幅を調整自在とする。又、
照明具5を撮影具7にしてオフラインティーチングする
ようにしてもよい。
れる塗装ロボットのハンドリングを、塗装を一切伴わな
いオフラインティーチングブースで事前に教示をする際
のティーチング治具の改良に関する。 【構成】 ロボットアーム2の塗装ガン3に着脱可能な
取付具4と、この取付具4に取り付けられる照明具5を
備えたティーチング治具1を設け、照明具5の照射幅を
塗装ガンの塗装パターンと見立ててティーチングする。
そして、この照明具5の照明幅を調整自在とする。又、
照明具5を撮影具7にしてオフラインティーチングする
ようにしてもよい。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車の塗装工程に使用される塗装ロボットのハンドリング を、塗装を一切伴わないオフラインティーチングブースで事前に教示をする際の ティーチング治具の改良に関する。
【0002】
従来、例えば自動車の塗装工程において塗装ロボットによる自動塗装が行われ ている。この場合、車体を所定の位置に位置決めし、ロボットが操作する塗装ガ ンを予め設定した軌跡に沿って移動させながら塗装する訳であるが、ロボットに 対して塗装ガンの移動軌跡等を教示する際、例えば図6に示すようなティーチン グ治具51を使用している。 このティーチング治具51は、ロボットアーム52先端の塗装ガン53に取り 付けられる間隔設定治具であり、例えば弾性体等の軟質材によって形成されると ともに、基端側の円形部を塗装ガン53の先端に嵌着し、先細りとなった先端側 の当接部51aを車体Wの塗装表面に接触させることで、塗装表面から一定の距 離を保った移動軌跡を教示する。
【0003】
しかしながら、このような従来のティーチング治具51では、塗装表面からの 間隔設定に重点が置かれていることから、実際に塗布した場合にどの範囲まで塗 布パターンが拡がるのか、或いは形状が複雑に変化する箇所での軌跡が適切なの かどうか等が必ずしも解明できなかった。 従って、ティーチング作業そのものも時間を要する等の不具合があった。
【0004】
かかる課題を解決するため、本考案はロボットに着脱可能な取付具と、この取 付具に取り付けられる照明具を備えたティーチング治具を設けた。 そして、この照明具の照明幅を調整自在とした。 又、ロボットに着脱可能な取付具に撮影具を取り付けるようにした。
【0005】
照明具の照明パターンを塗料の塗着パターンに想定してティーチングする。 そして、照明具の照明幅を調整して塗料の拡散パターンに合せることで、塗料 の塗着パターンが容易に判断出来、ティーチング作業がスピーディーに行える。 又、撮影具を使用して例えば映像をモニター器に写しながらオフラインティー チングするようにすれば、外部から視認することの出来ない例えばインナパネル の袋孔内部にワックスを塗布するような作業のティーチングも可能となる。
【0006】
本考案のティーチング治具の実施例について添付した図面に基づき説明する。 図1は本考案のティーチング治具の使用状態の説明図、図2はティーチング治 具の分解斜視図である。
【0007】 塗装ロボットのティーチングは、例えば塗装ガンを把持するロボットアームを 人間が動かして、位置情報、姿勢情報、塗布手順等を順次教示するような手順で 行われ、この情報等を記憶したロボットはそれを再生することで同じ作業を繰り 返す。
【0008】 そして、本考案のティーチング治具1は、塗装時の塗料の塗着パターンを適切 にしつつ教示しようとするものであり、図1、図2に示すように、ロボットアー ム2の先端に取り付けられた塗装ガン3に着脱自在である。
【0009】 つまり、ロボットアーム2の先端には塗装ガン3が取り付けられており、ティ ーチング治具1は、塗装ガン3の先端に着脱可能な取付具4と、この取付具4に 着脱可能な照明具5を備えている。
【0010】 そして、取付具4は円形状のリング部4aと、このリング部4aから前方に向 けて張り出すアーム部4bと、このアーム部4bに固着される筒部4cからなり 、前記照明具5はこの筒部4c内に前方から差込み可能とされている。
【0011】 又、照明具5は例えば市販の小型のライトであり、照射幅が調整可能なものと している。
【0012】 従って、この照明具5の照明幅を塗装ガンの塗布パターンに合せ、図1のよう に前方を照射しながらロボットアーム2の位置、姿勢を変化させれば、車体Wに 対する照射範囲sが塗料の塗着範囲に一致し、塗料の塗着範囲が立ちどころに判 明する。
【0013】 次に図3から図5は、撮影具7を使用するようにしたティーチング治具6であ る。
【0014】 すなわち、この撮影具7は例えば撮像管或いは撮像素子等の小型カメラであり 、ロボットアーム2に取り付けられたアダプタ8に取り付けられるとともに、こ の撮影具7によって撮影した映像を図4に示すようなモニターテレビ9でモニタ ー出来るようにしている。
【0015】 そして、ロボットアーム2の動きを遠隔制御器10によって操作し、モニター テレビ9でモニターしながらティーチングする。
【0016】 かかる撮影具7は、例えば図5に示すような車体WフードのインナパネルP内 にワックスを塗布するような場合に有効である。
【0017】 つまり、インナパネルPには複数の袋孔hが設けられており、ワックスを袋孔 hから内部に向けて塗布する必要があるが、この袋孔hの内部は外部から視認で きないため、撮影具7を使用して塗布範囲を確認しながらティーチングする。
【0018】 そして、以上のような照明具5、或いは撮影具7によって塗布範囲を明らかに しつつティーチングすることで、ティーチング作業がスムーズとなる。
【0019】 尚、本実施例では塗装を一切伴わないオフラインティーチングブースにおける 事前教示に関して説明したが、照明具5を耐圧防爆型のものに変更する事や、撮 影具7をファイバーケーブルを利用して塗装の伴う塗装ブース外に出す事で、実 際の塗装ブースの中で本案のティーチング治具を利用することも可能である。
【0020】
以上のように、本考案のティーチング治具は、照明具によって照射しながらテ ィーチングするようにしたため、塗布範囲が同時に確認出来、ティーチング作業 がスピーディーに行える。そしてこの際、照明具の照明幅が調整出来れば、塗布 範囲の確認は一層容易である。 又、撮影具を使用してティーチングすれば、外部から視認出来ない箇所でも迅 速に作業出来る。
【図1】照明具を使用したティーチング治具の使用状態
の説明図
の説明図
【図2】同ティーチング治具の分解斜視図
【図3】撮影具を使用したティーチング治具の説明図
【図4】同治具に使用されるモニターテレビ
【図5】同ティーチング治具の使用状態の説明図
【図6】従来のティーチング治具の説明図
1、6 ティーチング治具 2 ロボットアーム 4 取付具 5 照明具 7 撮影具
Claims (3)
- 【請求項1】 塗装ロボットのハンドリングを教示する
ためのティーチング治具において、この治具はロボット
に着脱可能な取付具と、この取付具に取り付けられる照
明具からなることを特徴とする塗装ロボット用ティーチ
ング治具。 - 【請求項2】 前記照明具の照明幅を調整自在としたこ
とを特徴とする請求項1に記載の塗装ロボット用ティー
チング治具。 - 【請求項3】 塗装ロボットのハンドリングを教示する
ためのティーチング治具において、この治具はロボット
に着脱可能な取付具と、この取付具に取り付けられる撮
影具からなることを特徴とする塗装ロボット用ティーチ
ング治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1641893U JPH0677850U (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 塗装ロボット用ティーチング治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1641893U JPH0677850U (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 塗装ロボット用ティーチング治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677850U true JPH0677850U (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=11915694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1641893U Withdrawn JPH0677850U (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 塗装ロボット用ティーチング治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0677850U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002079481A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Anest Iwata Corp | ロボットティーチング棒 |
JP2020116697A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | 本田技研工業株式会社 | ノズル距離確認装置及びノズル距離確認方法 |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP1641893U patent/JPH0677850U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002079481A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Anest Iwata Corp | ロボットティーチング棒 |
JP2020116697A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | 本田技研工業株式会社 | ノズル距離確認装置及びノズル距離確認方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970703 |