JPH0677616U - 陳列台用フック装置 - Google Patents

陳列台用フック装置

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JPH0677616U
JPH0677616U JP018940U JP1894093U JPH0677616U JP H0677616 U JPH0677616 U JP H0677616U JP 018940 U JP018940 U JP 018940U JP 1894093 U JP1894093 U JP 1894093U JP H0677616 U JPH0677616 U JP H0677616U
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JP
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product
bar
hook
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JP018940U
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English (en)
Inventor
定章 奥村
Original Assignee
若井産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フックバーに商品収納容器を吊下げて陳列販
売する場合に、商品の種類や寸法・色柄等を直接確認で
き、商品収納容器が破損されることのないようにする。 【構成】 陳列台の取付部材12に取付金具13を用い
て固定したフックバー11の横に補助バー21を平行状
に配置し、この補助バー21の先端に商品と同じ実物見
本23を取付け、フックバー11に吊下げた商品収納容
器25を破ることなく商品の種類や寸法等を直接確認す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、収納容器に入った商品を吊下げて陳列及び販売するために用いる フック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
収納容器に入った商品を吊下げて陳列及び販売するために用いられている従来 のフック装置は、図8に示すように、陳列台の角パイプ等を用いた取付部材1に 固定した取付金具2と、この取付金具2に後端を固定し、前方に向けて水平状に 突出する円軸状のフックバー3とからなり、商品の入った収納容器4の上部中央 にフックバー3への挿通孔5を設け、上記フックバー3に挿通孔5を挿入するこ とにより、多数の収納容器4を吊下げて商品の陳列及び販売を行なうようになっ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のフック装置は、収納容器4に商品を収納し、これを吊下げて 陳列及び販売するため、収納容器4内の商品を直接手にとって見ることができず 、例えば、ナットやビス、ボルト等のように、相手と組合せて使用すると共に、 ねじの寸法や長さに種類の多い商品の場合、収納容器に寸法等が表示されていて も、手持のねじ部品の寸法がわからないと適合する商品の選択が非常に困難であ り、このため、収納容器を破って商品を取り出す者がおり、収納容器の破損によ り商品の陳列及び販売に支障をきたすという事態が多々発生している。
【0004】 そこでこの考案の課題は、収納容器内の商品を取り出すことなく商品の確認が 行なえ、収納容器を破損するような事態の発生を防止することができる陳列台用 フック装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記のような課題を解決するため、第1の考案は、後端を陳列台の取付部材に 取付金具で固定するフックバーの先端に商品の実物見本を取付けた構成を採用し たものである。
【0006】 同第2の考案は、後端を陳列台の取付部材に取付金具で固定するフックバーの 略横位置に、このフックバーと平行する補助バーを前記取付金具に後端を取付け て配置し、この補助バーの先端に商品の実物見本を取付けた構成を採用したもの である。
【0007】 同第3の考案は、後端を陳列台の取付部材に取付金具で固定するフックバーの 略横位置に、このフックバーと平行する補助バーを、前記取付金具上に着脱でき る別の取付金具に取付けて配置し、この補助バーの先端に商品の実物見本を取付 けた構成を採用したものである。
【0008】
【作用】
商品収納容器を吊下げるフックバーの先端に容器内商品と同じ商品見本を取付 けたので、商品の購入時に商品の実物見本で商品の寸法等を直接確認でき、商品 収納容器を破損されるというようなことがなくなる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面の図1乃至図7に基づいて説明する。
【0010】 図1に示す第1の例は、フックバーの先端に商品の実物見本を直接取付けたタ イプであり、フックバー11は円軸材を用い、陳列台の取付部材12に固定する 取付金具13に後端が溶接等によって固定され、取付金具13から前方に向けて 突出し、その先端が少し上向きに屈曲している。
【0011】 上記フックバー11の先端に取付けられる商品の実物見本14は、このフック バー11に吊下げて陳列及び販売する商品と等しいものを用い、フックバー11 の先端に溶接等で直接固定するか、図示のように、フックバー11の先端に挿入 して取付けるホルダー15を介して取付るようにしてもよい。
【0012】 上記フックバー11に吊下げて販売する商品は、上部にフック16を有する収 納容器17内に収納され、フック16をフックバー11に係止することによって 吊り下げられる。このようなフック16による吊り下げ式の収納容器17であれ ば、フックバー11の先端に商品の実物見本14が取付けてあっても、フックバ ー11に対して支障なく着脱できる。
【0013】 次に、図2乃至7に示す第2の例は、フックバー11の略横位置にこのフック バー11と平行する補助バー21を配置し、補助バー21の先端に表示板22を 取付け、この表示板22に商品の実物見本23を取付けたタイプである。
【0014】 図2と図3のように、陳列台の取付部材12に固定する取付金具13にフック バー11の後端が溶接等によって固定され、取付金具13に補助バー21の後端 が溶接等によって固定され、補助バー21は、円軸材を用い、フックバー11よ りも少し長い平面コ字状に折り曲げて形成し、両側平行部21a、21bの後端 を取付金具13に固定することにより、両側平行部21a、21bがフックバー 21の両横で少し上部寄りの位置に配置されている。
【0015】 表示板22は、逆L字状となり、その背面に設けた枢止フック24が補助バー 21の先端部21cに外嵌し、先端部21cを中心に回動自在となり、背面の下 部がフックバー11の先端に当接することにより、少し後方に傾斜した状態が保 持され、前面に表記した商品の品名、定価、品質、用途等の説明書きが読みやす いようになっていると共に、フックバー11に対する収納容器25の出し入れ時 は表示板22を上方に回動させ、フックバー11の先端から表示板22を上方に 逃がすようにすればよい。
【0016】 この表示板22に取付けた商品の実物見本23は、フックバー11に吊下げる 収納容器25内の商品と同じ物を前面等の見やすい位置に取付け、収納容器25 内の商品を触ったり取り出すことなく、商品の種類や寸法、色柄等を確認するこ とができるよにしている。
【0017】 図4(A)、(B)は上記フックバー11に吊下げ状に取付ける商品収納容器 25の一例を示し、袋26の上部開口を二つ折りの蓋紙27で封止し、蓋紙27 の上部中央にフックバー11への挿通孔28を設けると共に、蓋紙27の上縁で 両端部寄りの位置に補助バー21の下面に対する係合凹欠部29を設けた構造に なっている。
【0018】 図5は補助バー21の他の取付構造を示し、フックバー11は取付金具13で 陳列台の取付部材12に固定され、補助バー21は、上記取付金具13上に外嵌 状に固定する別の取付金具30に固定されている。
【0019】 別の取付金具30は、図示の場合、取付金具13に上部から外嵌挿して弾力的 に固定したりビス止する下向きコ字状に形成し、その前壁にフックバー11を逃 がすための切欠31を設けた構造になっている。
【0020】 この別の取付金具30は、天板を横長にしてその両端を下向きコ字状とし、取 付金具13上をまたいで取付部材12に直接固定化するようにしてもよく、何れ にしても取付部材12に固定したフックバー11の取付金具13に対して別の取 付金具30を固定すれば、フックバー11の両側に補助バー21が平行状態で配 置されることになる。
【0021】 上記した第2の例において、補助バー21の取付けは、前後に位置調整が自在 となるようにしてもよく、図6に示す位置調整手段は、取付金具30上に、補助 バー21の後端を抜差自在に挿入するホルダー32を固定し、このホルダー32 上に装着した締付ねじ33により、ホルダー32内に挿入した補助バー21の後 端を固定している。
【0022】 図7に示す位置調整手段は、取付金具30の上部を厚肉にし、この厚肉部分に 前面側で開口する補助バー21の横長挿入孔34と、この挿入孔34の側方に挿 入孔34と直角の配置で連通する複数の係止孔35とを設け、補助バー21の後 端には係止孔35に対して抜差しする屈曲片36を設け、横長挿入孔34に挿入 した補助バー21の屈曲片36を係止する係止孔35を選ぶことにより、係止孔 35のピッチで補助バー21の前後位置調整を可能にしている。
【0023】 このように、補助バー21の前後位置調整を自在とすることにより、フックバ ー11に対する補助バー21の組み合せ時に、フックバー11の長さが異なる場 合に便利であり、既成のフックバー11に対する補助バー21の組み合せが支障 なく行なえる。
【0024】 なお、補助バー21は、両側平行部21a、21bと先端部で平面コ字状に形 成したが、一方の平行部21a又は21bと先端部21cで平面L字状に形成し 、先端部21cに表示板22を取付けた構造としててもよいと共に、商品収納容 器25は袋26を用いたものを例示したが紙や合成樹脂等の箱であってもよく、 また、上端縁の凹欠部29を省き、紙蓋27の上端直線縁を補助バー21に直接 当接させることにより、横振れの防止効果を得るようにしてもよい。
【0025】 また、商品の実物見本23は表示板22に取り付けたが、表示板22を省き、 補助バー21の先端部21cに直接取付けるようにしてもよい。
【0026】 この考案の第2の例は上記のような構成であり、フックバー11に先端から挿 入孔28を挿入することにより、商品収納容器25を吊下げ状に取付け、該容器 25に収納した商品の陳列を行なうと共に、購売者はフックバー11に沿って商 品収納容器25を手前にスライドさせて抜取れば購入できる。
【0027】 フックバー11に対する商品収納容器25の取り付け及び取り外し時には、表 示板22を上方に回動させ、フックバー11の先端から表示板22を上方に逃が すようにすればよい。
【0028】 フックバー11に対して商品収納容器25を吊下げた状態では、図4(B)に 示すように、該容器25の上縁に設けた凹欠部29が補助バー21の平行部21 a、21bの下面に係合当接し、これによって商品収納容器25は、フックバー 11を支点とする左右の横振れ発生が阻止され、従って収納した商品が片寄って いるような場合等においても、該容器25は一定の姿勢に保持され、吊下げた全 ての容器25はフックバー11の長さ方向に沿って外形が揃うことになり、美し い陳列姿勢が維持できる。
【0029】
【考案の効果】
以上のように、この考案によると、商品収納容器を吊下げるフックバーの先端 に商品の実物見本を取付けたので、商品の種類や寸法等を直接確認することがで き、商品収納容器を破って商品を取り出す必要性が全くなくなり、商品収納容器 が破損されて販売が不能になるという事態の発生を確実に防止できる。
【0030】 また、補助バーの先端に表示板を回動可能に取付け、この表示板に商品の実物 見本を取付けることにより、商品の実物見本と商品の各種条件の表示が同時に行 なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るフック装置の第1の例を示す斜
視図
【図2】フック装置の第2の例を示す斜視図
【図3】同上の縦断側面図
【図4】(A)は商品収納容器の斜視図、(B)は同上
の吊下げ状態を示す縦断面図
【図5】(A)はフック装置における補助バーの他の取
付例を示す分解斜視図、(B)は同上の縦断面図
【図6】補助バーの前後位置調整の構造を示す斜視図
【図7】補助バーの前後位置調整の他の構造を示す斜視
【図8】従来のフック装置を示す斜視図
【符号の説明】
11 フックバー 12 取付部材 13 取付金具 14、23 商品の実物見本 17、25 商品収納容器 21 補助バー 22 表示板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端を陳列台の取付部材に取付金具で固
    定するフックバーの先端に商品の実物見本を取付けた陳
    列台用フック装置。
  2. 【請求項2】 後端を陳列台の取付部材に取付金具で固
    定するフックバーの略横位置に、このフックバーと平行
    する補助バーを前記取付金具に後端を取付けて配置し、
    この補助バーの先端に商品の実物見本を取付けた陳列台
    用フック装置。
  3. 【請求項3】 後端を陳列台の取付部材に取付金具で固
    定するフックバーの略横位置に、このフックバーと平行
    する補助バーを、前記取付金具上に着脱できる別の取付
    金具に取付けて配置し、この補助バーの先端に商品の実
    物見本を取付けた陳列台用フック装置。
  4. 【請求項4】 補助バーの先端に表示板を回動可能に取
    付け、この表示板に商品の実物見本を取付けた請求項2
    又は3の何れかに記載の陳列台用フック装置。
  5. 【請求項5】 補助バーは、前後に位置調整が可能とな
    るよう取付けられている請求項2乃至4の何れかに記載
    の陳列台用フック装置。
JP018940U 1993-04-14 1993-04-14 陳列台用フック装置 Pending JPH0677616U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677615U (ja) * 1993-04-14 1994-11-01 若井産業株式会社 陳列台用フック装置
JP2020058595A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 ワヨー株式会社 サンプルホルダ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677615B2 (ja) * 1989-04-03 1994-10-05 株式会社シントミゴルフ 繊維強化プラスチック製ゴルフクラブ用シャフト及び同シャフトの製造方法

Patent Citations (1)

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