JPH0676881A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH0676881A
JPH0676881A JP5018740A JP1874093A JPH0676881A JP H0676881 A JPH0676881 A JP H0676881A JP 5018740 A JP5018740 A JP 5018740A JP 1874093 A JP1874093 A JP 1874093A JP H0676881 A JPH0676881 A JP H0676881A
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connector housing
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male connector
locking
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JP5018740A
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Takahiro Yoneda
米田隆浩
Eiji Yamatani
山谷栄次
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Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】雄型コネクタハウジングに設けた保護カバー
は、その雄型コネクタハウジングを相手コネクタに嵌入
操作する動作時以外の時は、その保護カバーは開放しな
いようにロックする。 【構成】雄型コネクタハウジング21の搬送時等におい
ては、その保護カバー127が開放しないように係止爪
130と突起130との間に部分137をロックして、
雄型コネクタハウジング21内に装着されている端子2
4の保護を確保せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタハウジングに
おいて、コネクタが嵌合される前にあっては、そのコネ
クタハウジングから露出されている接続端子を保護せし
めるためのカバーを具備せしめている電気コネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気コネクタの従来例として
は、実公昭57−10470号がある。これは図1乃至
図3に示す如き構造のものがある。すなわち1は雄型コ
ネクタハウジングであって、この雄型コネクタハウジン
グ1に形成されている各端子収容室2内には、電線3を
接続する端子4が嵌入されている。また上記雄型コネク
タハウジング1の側面には、前記端子収容室2内に嵌入
されている端子4を露出せしめるための窓5が形成され
ているが、この窓5には、該コネクタハウジング1を搬
送等の取扱いを行なうとき、端子4を損傷しないように
するため、この端子4を保護する保護カバー6が図面お
いて上下方向に摺動可能に嵌合保持されている。7は上
記雄型コネクタハウジング1が嵌合される嵌合孔8を有
する相手コネクタケースであって、その嵌合孔8内に
は、該ケース7の壁面に添設されているフレキシブルプ
リント配線板9の舌片部10が入り込まれている。
【0003】従ってその相手コネクタケース7の嵌合孔
8内に、雄型コネクタハウジング1を挿入するとき、図
3で示すように、保護カバー6の下縁がケース7の壁
面、正確にはフレキシブルプリントと配線板9の表面に
当接されて、その挿入と同時に保護カバー27は押し上
げられて窓5が開口し、それと同時に各端子収容室2内
の各端子4がプリント配線板9の表面に露出されている
各回路パターン11と接続される構造となっているもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
構造の電気コネクタにあっては、その雄型コネクタハウ
ジング1の窓5に設けられている保護カバー6は、その
保護カバー6の両側辺縁がハウジング1に形成されてい
る溝内に遊嵌されている構造であるからその保護カバー
の下縁が単純に押し上げられたり、またその雄型コネク
タハウジングの上下向きが逆になるという動作で保護カ
バー6が動作して、窓5が不用意に開いてしまって端子
を損傷したり変形させてしまうことがある。
【0005】従ってこの雄型コネクタハウジングの搬送
時や取付作業時に、窓5が不用意に開いてしまって、こ
れが原因で雄型コネクタハウジング1内の端子4が完全
に保護することができなくなるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するするための手段】本発明は、かかる従
来の問題点に着目してなされたもので、雄型コネクタハ
ウジングに設けた保護カバーは、その雄型コネクタハウ
ジングを相手コネクタに嵌入操作する動作時以外の時
は、その保護カバーは開放しないようにロックされてい
て、該雄型コネクタハウジングの搬送時等においては、
その保護カバーが開放しないようにして、雄型コネクタ
ハウジング内に装着されている端子の保護を確保せしめ
ることができる電気コネクタを提供することにある。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図4乃至図8に示す実施例に
基いて詳細に説明する。
【0008】図4乃至図8において、21は雄型コネク
タハウジングであって、この雄型コネクタハウジング2
1に形成されている各端子収容室22内には、電線23
を接続する端子24が嵌入されている。また上記雄型コ
ネクタハウジング21の側面には、前記端子収容室22
内に嵌入されている端子24を露出せしめるための窓2
5が形成されており、さらにこの窓25の両側辺縁には
ガイド溝126が形成されている。そのガイド溝126
内にそれに沿って摺動可能に保護カバー127が嵌合さ
れており上記の窓25を開閉するようになっている。こ
の保護カバー127による窓25の閉塞によって、コネ
クタハウジング21を搬送等の取扱いを行なうとき、前
記端子24を損傷しないための保護がなされるものであ
る。
【0009】また上記保護カバー127にはその保護カ
バー127の閉塞状態を維持せしめるための係止孔12
8が形成されており、この係止孔128は、コネクタハ
ウジング21の内部に、そのコネクタハウジング21と
一体に形成されている弾性アーム129の途中に突設さ
れている係止爪130が係止されるように形成されてい
る。さらに先端が弾性変位可能な係止アーム129の先
端には、楔状をした突起35が設けられ、この突起13
5と係止爪130との間の凹部136内に保護カバー1
27の部分137が係入して図4に示す矢印B、矢印C
の両方向に保護カバー127が移動しないように保持さ
れている。
【0010】また、138は保護カバー127に設けら
れたストッパーであり、このストッパー138は、保護
カバー127の部分137が凹部136内に係入する前
の位置、すなわち図8に示すように部分137が係止爪
130より係止アーム129の基端側(係止爪130を
中心として突起135と反対側)に位置しているとき、
コネクタハウジング21と係合し、保護カバー127が
コネクタハウジング21から離脱することを防止してい
る。
【0011】31は上記雄型コネクタハウジング21が
嵌合される嵌合孔32を有する雌型コネクタハウジング
であって、その嵌合孔32内には、該雌型コネクタハウ
ジング31の壁面に添設されているフレキシブルプリン
ト配線板33の回路パターンが露出した舌片部34が入
り込まれていて、雌型コネクタハウジング31と舌片部
34とが雄型コネクタハウジング21と接続する雌コネ
クタを構成している。以上が本実施例の構造であるが、
次にその作用について述べると、本実施例の雄型コネク
タハウジング21に設けられている保護カバー127は
通常、窓25を閉塞し内装されている端子24の露出を
阻止し、その保護を行なっている。そしてこの保護カバ
ー127は、その部分137が係止孔128と係止爪1
30との間の凹部136内に係入していることにより雄
型コネクタハウジング21内において図4の矢印B及び
矢印Cの両方向に移動することが無く、このため窓25
を閉塞し続けるように構成されているものである(図
4、図5参照)。なお139は雄コネクタハウジング2
1を雌型コネクタハウジング31にロックさせるロック
機構である。
【0012】そしてこの雄型コネクタハウジング21を
ケース31の嵌合孔32内に挿入するため、その雄型コ
ネクタハウジング21の先端部を嵌合孔32の孔縁に嵌
入する。これによって雄型コネクタハウジング21に設
けられている係止アーム129の先端の突部135が嵌
合孔132の孔縁に押されて係止アーム129が図7に
示すように撓む。この係止アーム129の撓みにより保
護カバー127の部分137が凹部136内から離脱す
るとともに、係止アーム129の係止爪130が係止孔
128から離脱し、部分137は係止爪130の先端か
ら離れる。さらに、その雄型コネクタハウジング21を
嵌合孔32内に挿入すると、図8に示すように、保護カ
バー127の下端が雌型コネクタハウジング31の壁
面、正確にはフレキシブルプリント配線板33の表面に
当接して、その挿入と同時に保護カバー127は押し上
げられて窓25が開口する。それと同時に各端子収容室
22内の各端子24がプリント配線板33の表面に露出
されている各回路パターンからなる舌片部34に接続
し、雄雌コネクタの接続がなされるものである。
【0013】このように本実施例によれば、雄型コネク
タハウジング21において開閉可能に設けられている保
護カバー127は、その保護カバー127による窓25
の閉塞時にあっては、係止孔128と係止爪130との
係止作用、及び部分137と突起135との係止作用に
よって、その保護カバー127は移動せず窓25を閉塞
し続けるようにロックされている。このことから、この
雄型コネクタハウジング21の搬送作業時等において、
保護カバー27が他の雄型コネクタハウジング21等と
衝突すること等により窓25の閉塞を解除されることが
なく、端子24の保護を確実に行なえる。またこの雄型
コネクタハウジング21を雌型コネクタハウジング31
に嵌合するときには、その雄型コネクタハウジング21
の嵌合動作によって上記係止孔128と係止爪130と
の係止、及び部分137と突起135との係止が解除さ
れて保護カバー127が上昇して窓25の開口がなされ
ることから、該雄型コネクタハウジング21のワンタッ
チ嵌合操作で端子24と舌片部134の回路パターンと
の接続が確実に行なえるものである。
【0014】この実施例には前記のように、コネクタハ
ウジングに係止アームを設け、この係止アームと保護カ
バーとの間に互いに係止する係止部を設け、この係止部
の係止を、前記コネクタハウジングを相手方コネクタハ
ウジングに嵌合したとき解除するものである限り、前記
のものに限定されないのは云うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、コネクタハウジ
ング21に設けた端子を露出し閉鎖する保護カバー27
を設けてなる電気コネクタにおいて、前記コネクタハウ
ジング1に係止アーム29を設け、この係止アーム29
と前記保護カバー27との間に互いに係止する係止部を
設け、前記コネクタハウジング1を相手方コネクタハウ
ジング1に嵌合したとき前記係止アームの変位によって
前記係止部の係止が解除されて前記保護カバー27が変
位するようにしたことを特徴とする電気コネクタである
から、これによれば、コネクタハウジング21において
開閉可能に設けられている保護カバー27は、そのカバ
ーの閉塞時にあっては、係止部の係止作用によって、そ
のカバーが開放されることがないようにロックされてい
る。このためこのコネクタハウジング21の例えば搬送
作業時等において、保護カバーが不用意に開放されるこ
とがなく、端子24の保護が確実である。またこの雄型
コネクタハウジング21を相手コネクタと嵌合するとき
は、そのコネクタハウジングの嵌合動作によって上記係
止部の係止が開放されて保護カバーの開放がなされるこ
とから、該雄型コネクタハウジングのワンタッチ嵌入操
作で端子と回路パターンとの接続が確実に行なえるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の構造説明図。
【図2】従来例の断面説明図。
【図3】従来例の作用説明図。
【図4】本発明実施例の半裁斜視図。
【図5】図4における切断端面図。
【図6】図4におけるA−A線断面図。
【図7】本発明実施例のコネクタ嵌入初期時の動作説明
図。
【図8】本発明実施例のコネクタ嵌入終了時の動作説明
図。
【符号の説明】
21…コネクタハウジング 22…端子収容室 23…電線 24…端子 25…窓 26…ガイド溝 27…保護カバー 28…係止孔 29…係止アーム 30…係止爪 31…相手コネクタ 32…嵌合孔 33…フレキシブルプリント配線板 34…舌片部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング(21)に設けた端
    子を露出し閉鎖する保護カバー(27)を設けてなる電
    気コネクタにおいて、前記コネクタハウジング(1)に
    係止アーム(29)を設け、この係止アーム(29)と
    前記保護カバー(27)との間に互いに係止する係止部
    を設け、前記コネクタハウジング(1)を相手方コネク
    タハウジング(1)に嵌合したとき前記係止アームの変
    位によって前記係止部の係止が解除されて前記保護カバ
    ー(27)が変位するようにしたことを特徴とする電気
    コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238523A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Yazaki Corp コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009238523A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Yazaki Corp コネクタ

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