JPH0676202U - 生ごみ処理容器 - Google Patents
生ごみ処理容器Info
- Publication number
- JPH0676202U JPH0676202U JP5310392U JP5310392U JPH0676202U JP H0676202 U JPH0676202 U JP H0676202U JP 5310392 U JP5310392 U JP 5310392U JP 5310392 U JP5310392 U JP 5310392U JP H0676202 U JPH0676202 U JP H0676202U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- lid
- ground
- bag
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refuse Receptacles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
目的 生活上排出する生ごみを、自然に腐熟・肥料
化し、且つ、それを簡単・衛生的に取り出し処理でき、
又、地面のない、例えばアパートのベランダ等でも地面
があるところと同じように使用できるようにする。 構成 両端を開口した筒状の下方周囲を通気状にし
た容器本体1の内面上端部に、開閉自在の網状の袋3を
開口して着脱自在に取りつけ、容器本体1上端にふた2
をもうける。
化し、且つ、それを簡単・衛生的に取り出し処理でき、
又、地面のない、例えばアパートのベランダ等でも地面
があるところと同じように使用できるようにする。 構成 両端を開口した筒状の下方周囲を通気状にし
た容器本体1の内面上端部に、開閉自在の網状の袋3を
開口して着脱自在に取りつけ、容器本体1上端にふた2
をもうける。
Description
【0001】
本案は、主に生活上排出する生ごみ等を投入れ、これを腐熟・肥料化するに便 利な、生ごみ処理容器に関するものである。
【0002】
従来、生ごみ処理には主に二つの方法があり、一つは、地面がある場合にできる コンポスターと称する、下方を開口し上端に蓋のある容器を地面に埋設して、こ れに生ごみを投入し、土壌の働きも利用して生ごみを腐熟・肥料化するもの。 他の方法は、街路等の指定場所に出し、これを主に行政側が集め一般の可燃ご みと共に焼却処理するものであった。
【0003】
従来のコンポスターはこれを埋設できる地面が必要で、密集市街や共同住宅等 では使用できなかった。 又、従来品は、下端の開口部だけが土に面し、土壌内の有益バクテリヤ類の働 きが少なく腐熟・肥料化の時間がかかり効率がよくなかった。 コンポスターを使用しても、内で腐熟・肥料化したものを取り出したい場合に は、コンポスターを地面から掘り起こさなければならず、その作業がたいへんで この間、悪臭が広がり腐乱した生ごみが衣服や手元等につき不衛生であった。 又、腐熟生ごみが周囲の土にへばりつき、これを取り去る作業がたいへんで、 土をスコップ等で削るために埋設用の穴が次第に大きくなってしまう。 上記、行政側が行なう焼却処理も、一緒に処理されるビニール袋等から有害物 質が排出し又、灰にも有害物質が残り、大気や土壌・地下水を汚染する。 生ごみの発生は増加の傾向にあるといわれている現在、深刻な問題となってい 本案は、以上のことに着目して考案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 筒状の両端を開口し下方の周囲を通気状とした容器本体1の内面上方に開閉自 在の網状の袋3を開口して着脱自在に取り付け、容器本体1上端にふた2をもう ける。 上記通気状とは、孔を複数もうけたり網状とする等により、容器本体1 の側壁を内外に通気や通水できる状態をいう。 容器本体1・ふた2は不蝕質で十分な強度をもたせる。 網状の袋3は不蝕質 で、腐熟・肥料化した生ごみを収容し且つ多くは漏れることのないような網目に する。 本案は、以上のような構成によりなるものである。
【0005】
地面に本案を埋設して使用の際、容器本体1の下部は周囲の土が容器本体1内 に崩れ落ちるのを防止しながらも通気状になっているために、周囲の土壌内の有 益バクテリヤ類や有益細虫類が容器本体1内の生ごみ9に通れる場所が従来品よ りも甚だしく多くなり生ごみ9の腐熟・肥料化もより促進される。 網状の袋3は生ゴミ9を十分に収容し、腐熟・肥料化したものを取りだす際も 周囲の土8と混じることなく容易に取り出せ、したがって悪臭の広がる時間を少 なくできる。この場合、容器本体1は最初に埋設した状態のままですみ、網状の 袋3は何回も使用できる。 地面のない、例えばコンクリートの床等で使用する場合は、図4に示すように 床7に、別に用意の桶状の外箱6を置き、その底に土8を敷き、その上に本案を 置き、外箱6との隙間に土8を、通気状としたところが隠れるまで入れれば、地 面に埋設と同様に使用でき、その作用も同様であるばかりでなく、土8には、小 植物などを植栽することもでき、生ごみを投げ入れる容器でありながら植木鉢の 働きもでき、しかも、この容器内には肥料分も水分も豊富であり、植物の植栽が 生ごみの有益処理の働きを自然に行なう作用がある。 又、この場合の土8には、生ごみ9から発生する悪臭を外へ漏らさぬ働きもあ り、細虫類の出入りを防止する働きもある。 又、土8は、生ごみ9の水分を吸収したり、補給する働きもある。 更に、本案の使用により自然に肥土をつくることもできる。
【0006】
ふた2を外すと、容器本体1は、概ね筒状であるが、丸筒状でも角筒状でもよ く、限定しない。 下方の通気状は孔1aを多数あけるのがよい。 ただし、周 囲の土8が多くは入らない程度の孔1aにする。 筒状のものの下端に通気状とした筒状のものを取り付けても、孔1aに替えて 格子状・網状としても、通気状に変わりはなく、本案の要旨を変えない。 容器本体1・ふた2はプラスチック質がよく、網状の袋3はナイロン繊維がよ いが、限定するものではなく、例えば、容器本体1を陶器としてもよい。 容器本体1とふた2との接するところは、細虫類の出入りや悪臭の防止・防水 性をもたせるためにパッキング10等をもうける。 ふた2をいちいち開閉しな くともよいように、ふた2に開閉自在の、生ごみ投入口をもうけることもよい。 ふた2は風などに煽られて外れることがないように、ふた2にストッパー11 、又、ストッパー受け11aを容器本体1の上端部にもうけるとよく、これらの 技術は従来技術でよい。 網状の袋3を開閉自在にするには、開口の端に、ひも3aを通し、これをしご いて袋を開閉する。 この、ひも3aを通した部分を、容器本体1内面周囲上端 部にもうけた、取り付けて縦断面が引掛け具状になる、袋掛け12に引掛け、更 に、緩まぬようにゴム輪3c等で押さえる。 これらは従来技術でよい。 網状の袋3の他端も開閉自在にして、袋内の生ごみの取り出しの便利をはかる とよい。 網状の袋3の形状・寸法等は限定するものではないが、収納し腐熟・ 肥料化した生ごみを袋ごと取り出せる範囲で大きいのがよい。 地面のない、例えばコンクリトの床等で使用する場合に用いる外箱6は、不必 要に場所を取らず又なるべく軽量の物がよく、例えば、プラスチック等がよい。 プラスチック類は、長く全天候に晒すすと弱体化するので、その防止策を構ず るとよく、その技術も従来よりある。 本案は、以上のように使用するが、容器本体1が生ごみで満杯になっても、腐 熟・肥料化するには時間がかかるので、その間、同様に本案を設置して、これら を交互に使用するとよい。
【0007】
以上により、本案は、従来品より勝れた以下の効果がある。 ・地面に堀った穴の土が崩れない。 ・土が生こみに不必要に混じらない。 ・土壌内の有益なバクテリヤや細虫類が生ごみ内に入れる場所が従来品より甚だ しく拡大し、生ごみの腐熟・肥料化がより促進される。 ・容器本体1を埋設のまま、腐熟・肥料化したものを容易に短時間に取り出すこ とができ、したがって、悪臭が広がるのを少なくできる。 ・上記により、衣服や手元が汚れず衛生的である。 ・網状の袋3は繰返して何回も使用できる。 ・地面のない、例えばベランダの床等でも、外箱6を用いることで地面に埋設す るのと同様に使用できる。 本案は、以上のように有益なものであり、ごみを有益処理するに便利であり、 社会公共に益すること大なるものである。
【図1】 本案の一部縦断面分解斜視図。
【図2】 網状の袋の引掛部及び容器本体1とふた2と
の取り合せ部分の例の一部切欠き拡大縦断面図。
の取り合せ部分の例の一部切欠き拡大縦断面図。
【図3】 ふた2を外して埋設状態の本案の一部切欠き
縦断面図。
縦断面図。
【図4】 ふた2を外してベランダ等の床等に使用例の
一部切欠き縦断面図。
一部切欠き縦断面図。
1は、容器本体。 1aは、孔。2は、ふた。3は、網
状の袋。 3aは、ひも。 3cは、ゴム輪。4は、地
面。5は、6は、外箱。7は、床。8は、土。9は、生
ごみ。10は、パッキング。11は、ストッパー。
11aは、ストッパー受け。12は、袋掛け。
状の袋。 3aは、ひも。 3cは、ゴム輪。4は、地
面。5は、6は、外箱。7は、床。8は、土。9は、生
ごみ。10は、パッキング。11は、ストッパー。
11aは、ストッパー受け。12は、袋掛け。
Claims (1)
- 【請求項1】 設置状態において、筒状の両端を開口し
下方の周囲を内外に通じる通気状とした容器本体1の内
面上方に、開閉自在の網状の袋3を開口して着脱自在に
取り付け、容器本体1上端にふた2をもうけてなる生ご
み処理容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310392U JPH0676202U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 生ごみ処理容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310392U JPH0676202U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 生ごみ処理容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0676202U true JPH0676202U (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=12933461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5310392U Pending JPH0676202U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 生ごみ処理容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676202U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4887681A (ja) * | 1972-02-19 | 1973-11-17 | ||
JPS60228301A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-13 | 株式会社 菅野実務研究所 | 生ゴミ処理器 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP5310392U patent/JPH0676202U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4887681A (ja) * | 1972-02-19 | 1973-11-17 | ||
JPS60228301A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-13 | 株式会社 菅野実務研究所 | 生ゴミ処理器 |
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