JPH0676030B2 - 自動車のリヤシ−ト構造 - Google Patents

自動車のリヤシ−ト構造

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JPH0676030B2
JPH0676030B2 JP61011780A JP1178086A JPH0676030B2 JP H0676030 B2 JPH0676030 B2 JP H0676030B2 JP 61011780 A JP61011780 A JP 61011780A JP 1178086 A JP1178086 A JP 1178086A JP H0676030 B2 JPH0676030 B2 JP H0676030B2
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automobile
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光 春原
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、バックレストをリクライニングさせてなる
自動車のリヤシートの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の自動車のリヤシートにおいては、第8図
に例示するように、車室内に突出する車体側エプロン部
1の対応位置にシートクッション2及びバックレスト本
体3を隣接配置し、かつこのバックレスト本体3を後方
へリクライニング可能にしてなるとともに、前記車体側
エプロン部1とバックレスト本体3との間に形成される
空隙部分にバックレストサイド4を互いの着座面3a,4a
が面一になるように配設し、かつこのバックレストサイ
ド4を車体側に固定したり、あるいは、実開昭58−1780
26号公報に開示されているように、バックレストサイド
4をバックレスト本体3の上端側部に回動自在に軸着さ
せることにり、前記空隙部分を閉塞し得るように構成し
たものが周知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来構造のものでは、いずれ
もバックレストサイド4を車体側あるいはバックレスト
本体3側に固定的に取付けられていることから、バック
レスト本体3を後方へリクライニングさせたとき、前者
の場合、バックレストサイド4が車体側エプロン部1と
干渉しないようにバックレスト本体3側のみをリクライ
ニングさせており、また後者の場合、バックレストサイ
ド4の下端面が車体側エプロン部の上面と干渉し合って
回動してその着座面4aがバックレスト本体3の着座面3a
より前方に突出するために、着座面の幅Wが狭くなり、
特に二人掛けのときには乗員同士の肩が触れ合って不快
感を与え、居住性が悪いばかりでなく、リクライニング
状態での三人掛けができないといった問題があった。
この発明は、上記の事情のもとでなされたもので、その
目的とするところは、リクライニング時の車体側エプロ
ン部とバックレストサイドとの干渉をなくし、かつ広い
着座面を確保して居住性を高め得るようにした自動車の
リヤシート構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した問題点を解決するために、この発明は、車室内
に突出する車体側リヤエプロン部の対応位置に、バック
レストサイドを介してリクライニング機構によりリクラ
イニング可能なバックレスト本体を隣接させて配置した
自動車のリヤシートにおいて、前記バックレストサイド
を、バックレスト本体のリクライニング動作に追従させ
て前記車体側エプロン部上に沿い相対的に昇降可能にし
てなる構成としたものである。
〔作用〕
この発明は、上記の構成とすることによって、バックレ
スト本体のリクライニング動作と共にバックレストサイ
ドが上下方向に摺動して相対的に昇降することから、バ
ックレストサイドと車体側エプロン部とが干渉せず、バ
ックレストサイドの着座面が常にバックレスト本体の着
座面に対して面一に維持せることができるため、リクラ
イニングしても広い着座面が確保することができ、居住
性を高めるとともに、二人掛け三人掛けも可能になる。
〔実施例〕
以下、この発明を第1図から第7図に示す一実施例に基
づいて説明する。
第1図に示すように、図中10は車室内に突出する車体側
エプロン部で、その対応位置には、リヤシート11が設置
されている。このリヤシート11は、車体のフロア10aに
固定されたシートクッション12と、このシートクッショ
ン12にレバー13の操作で作動するリクライニング機構14
を介して後傾回動調整可能に装着されたバックレスト本
体15と、このバックレスト本体15の側面部に取付けたバ
ックレストサイド16とで構成され、このバックレストサ
イド16は、第2図から第4図に示すように、スライド機
構17を介して前記バックレスト本体15の側面部に沿って
上下方向に移動自在に取付けられているとともに、その
着座面16aを前記バックレスト本体15の着座面15aに対し
て面一になるように配設されている。そして、前記スラ
イド機構17は、バックレスト本体15とバックレストサイ
ド16の互いに対接面にそれぞれ固着したインナーレール
18とアウターレール19とがスライダ20を介して摺動し、
かつ両レール18,19の下方の可動範囲をストッパ21によ
って規制してなるとともに、前記アウターレール19はリ
ターンスプリング22によって常に下方に向け付勢されて
いる。
また、上記バックレストサイド16の上端外側部には、転
動ローラ23が取着され、この転動ローラ23は、第5図及
び第6図に示すように、前記車体側エプロン部10の上方
に車体前後方向に沿って水平状態で固定したガイドレー
ル24上を前記リターンスプリング22の付勢力で常に圧接
状態を維持させたまま転動可能に係着してなるもので、
前記バックレスト本体15のリクライニング動作に追従さ
せてバックレストサイド16の上端部を水平移動させるこ
とにより、バックレストサイド16がバックレスト本体15
の後傾角度αの範囲に対応する移動量Xでもって、第7
図に示すような相対的な昇降動作を行ない得るようにな
っている。さらに、図中25は前記バックレスト本体15の
頂部に取着したヘッドレストである。
すなわち、上記バックレストサイド16は、リクライニン
グ機構14のレバー13の操作によりバックレスト本体15を
後方に回動させると、バックレストサイド16の上端外側
部に設けた転動ローラ23がバックレスト本体15の後傾動
作に追従して後方に水平移動し、これによってバックレ
スト本体15の降下に伴いバックレストサイド16のリター
ンスプリング22の付勢力に抗して相対的に上方に引き上
げることから、バックレストサイド16の下端部が車体側
エプロン部10の上面と干渉するのを防止し、バックレス
ト本体15とバックレストサイド16の着座面15a,16aを常
に面一状態ににして着座面の幅Wを広く維持することが
できるようになっている。
ところで、上記したバックレスト本体15の後傾角度αに
よるバックレストサイド16のスライド可能範囲は、例え
ば転動ローラ23とガイドレール24間の摩擦係数μとす
る一方、スライドレール18,19の摩擦係数μとする
と、 のときスライド可能であり、通常、μが0.1、μ
0.5程度として計算すると、α≧33゜が得られる。
なお、上記実施例において、バックレストサイド16が上
方に移動し得るようになっているため、バツクレスト本
体15の頂部に取着されるヘッドレスト25は、シート幅全
体に亘って取着形成することが可能になり、このように
ヘッドレストをシート幅全体に配置すれば、乗員の頭の
左右移動が楽になることから居住性を一層高めることが
できる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、バ
ックレスト本体の側面部にバックレストサイドを設け、
このバックレストサイドをバックレスト本体のリクライ
ニング動作に追従させて昇降させることによりバックレ
ストサイドを車体側エプロン部とが干渉しないようにし
たリヤシート構造を有することから、リクライニング時
に広い着座面を維持することができ、居住性を向上させ
ることができるというすぐれた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明に係る自動車のリヤシート構造の一実
施例を示す概略的要部斜視図、第2図は同じくバックレ
ストの正面図、第3図は第2図III−III線における横断
面図、第4図は同じくスライド部分の拡大断面図、第5
図は車体側エプロン部分のガイドレールの取付状態を示
す概略的要部斜視図、第6図はバックレスト本体のリク
ライニングによるバックレストサイドの動作状態を示す
説明図、第7図は同じく斜視図、第8図は従来例のリヤ
シート構造の一実施例を示す概略的要部斜視図である。 10……車体側エプロン部、 11……リヤシート、 12……シートクッション 14……リクライニング機構 15……バックレスト本体 15a……着座面 16……バックレストサイド 16a……着座面 17……スライド機構 23……転動ローラ 24……ガイドレール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内に突出する車体側リヤエプロン部の
    対応位置に、バックレストサイドを介してリクライニン
    グ機構によりリクライニング可能なバックレスト本体を
    隣接させて配置した自動車のリヤシートにおいて、前記
    バックレストサイドを、バックレスト本体のリクライニ
    ング動作に追従させて前記車体側エプロン部上に沿い相
    対的に昇降可能にしたことを特徴とする自動車のリヤシ
    ート構造。
  2. 【請求項2】前記バックレストサイドを、バックレスト
    本体の側面に上下方向に移動自在に取付け、かつその上
    端部を車体側に固定したガイドレールに沿い転動ローラ
    を介して水平移動可能に係着させたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の自動車のリヤシート構造。
  3. 【請求項3】前記バックレストサイドは、リターンスプ
    リングを介して常に下方に向け付勢させたことを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載の自動車のリヤシート
    構造。
JP61011780A 1986-01-22 1986-01-22 自動車のリヤシ−ト構造 Expired - Fee Related JPH0676030B2 (ja)

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JPS62168738A JPS62168738A (ja) 1987-07-25
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JP3416329B2 (ja) * 1994-10-20 2003-06-16 アップリカ▲葛▼西株式会社 子供用座席装置
DE102005045207B4 (de) 2005-09-21 2011-09-01 Johnson Controls Gmbh Fahrzeugsitz

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JPS62168738A (ja) 1987-07-25

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